JP2007067066A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンタクトプラグ部も含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】上記の課題を解決した半導体装置は、半導体基板の上方に形成され、下部電極、強誘電体膜、及び上部電極を含む強誘電体キャパシタと、前記強誘電体キャパシタを覆って形成された絶縁膜と、前記絶縁膜中に設けられ、前記上部電極に接続するコンタクトプラグと、前記コンタクトプラグの側面を連続して覆う第1の水素バリア膜と、前記絶縁膜上に形成された第2の水素バリア膜と、前記コンタクトプラグに接続する配線とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に係わり、特に、強誘電体膜を使用する半導体装置及びその製造方法に係わる。
強誘電体膜を用いた強誘電体キャパシタを使用する強誘電体メモリ(FeRAM:ferro-electric random access memory)等の半導体装置では、強誘電体キャパシタを形成した後の製造プロセス等において、水素あるいは水分がキャパシタに侵入すると、強誘電体キャパシタの特性、特に強誘電体膜の分極特性を劣化させ、問題になる。
銅配線、低誘電率絶縁膜を用いた多層配線が、 微細化された強誘電体メモリにおいても用いられている。低誘電率絶縁膜には、例えば、有機シリコン酸化膜(SiOC膜)、フッ素添加シリコン酸化膜(SiOF膜)が用いられる。これらの膜は、CH系、CF系の成分を含む有機・無機材料を原料として、例えば、プラズマCVD(plasma assisted chemical vapor deposition)により形成される。プラズマ処理中には各種のラジカル、例えば、H、Fが、大量に発生する。低誘電率絶縁膜は、多孔質であるため、従来の層間絶縁膜、例えば、TEOS酸化膜に比べ、上記のラジカル及び水分を吸収・吸着し易い。
低誘電率絶縁膜は、形成後のプロセスにおいても、水素や水分を吸着する。この吸着の一例を挙げると、強誘電体キャパシタの上部電極は、低誘電率絶縁膜中に設けられたコンタクトプラグを介して銅配線に接続される。コンタクトプラグ及び銅配線の周囲は、銅の拡散を防止するバリアメタル膜、例えば、タンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN)で覆われる。これらのバリアメタル、銅配線等の形成プロセスにおいても、低誘電率絶縁膜は、水素や水分を含むプロセス雰囲気に曝され、水素や水分を吸収・吸着する。
上記のように低誘電率絶縁膜中に吸収・吸着された水素や水分が、強誘電体キャパシタに侵入するのを防止するために、一般に、強誘電体キャパシタは、水素バリア膜で覆われる。しかし、上記のようにコンタクトプラグは、水素バリア膜では覆われていないため、コンタクトプラグを介して、水素や水分が強誘電体キャパシタに侵入する可能性がある。
コンタクトプラグ部に水素バリア膜を形成した半導体装置が、特許文献1に開示されている。この半導体装置は、先ず、強誘電体キャパシタを形成する前に、強誘電体キャパシタを形成する第1の絶縁膜の表面に窒素をプラズマドーピングして、第1の絶縁膜の窒化物からなる第1の水素バリア膜を形成する。強誘電体キャパシタを形成後、全体を第2の絶縁膜で覆い、その表面に窒素をプラズマドーピングして、第2の絶縁膜の窒化物からなる第2の水素バリア膜を形成する。その後、強誘電体キャパシタを覆うように層間絶縁膜である第3の絶縁膜を形成する。第3及び第2の絶縁膜を貫通するようにコンタクトホールを形成し、コンタクトホールの内面に同様に窒素をプラズマドーピングして、第3の絶縁膜の窒化物からなる第3の水素バリア膜を形成する。
プラズマドーピングで形成できる水素バリア膜の厚さは、数原子層程度といわれており余り厚くない。そのため、コンタクトホール内面の第2の水素バリア膜と第3の水素バリア膜との接続部における水素のバリア性の問題がある。また、第3の絶縁膜として多孔質低誘電率絶縁膜を使用した場合に、複雑な形状をした気孔を含む低誘電率絶縁膜の表面に充分に水素バリア膜を形成できるかの問題もある。
したがって、コンタクトプラグ部も含む強誘電体キャパシタの周囲から水素や水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法に対するニーズがある。
特開2001−291843号公報
本発明は、上記の問題点に鑑み、コンタクトプラグ部も含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題は、以下の本発明に係る半導体装置及びその製造方法によって解決される。
本発明の1態様による半導体装置は、半導体基板の上方に形成され、下部電極、強誘電体膜、及び上部電極を含む強誘電体キャパシタと、前記強誘電体キャパシタを覆って形成された絶縁膜と、前記絶縁膜中に設けられ、前記上部電極に接続するコンタクトプラグと、前記コンタクトプラグの側面を連続して覆う第1の水素バリア膜と、前記絶縁膜上に形成された第2の水素バリア膜と、前記コンタクトプラグに接続する配線とを具備する。
本発明の他の1態様による半導体装置の製造方法は、半導体基板の上方に、下部電極、強誘電体膜、及び上部電極を含む強誘電体キャパシタを形成する工程と、前記強誘電体キャパシタを覆う絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜中に前記上部電極に達するコンタクトホールを形成する工程と、前記コンタクトホールの側面を連続して覆う第1の水素バリア膜を形成する工程と、前記絶縁膜表面に第2の水素バリア膜を形成する工程と、前記コンタクトホールを導電体で埋めて前記上部電極に接続するコンタクトプラグを形成する工程と、前記コンタクトプラグに接続する配線を形成する工程とを具備する。
本発明によって、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法が提供される。
本発明の実施形態を、添付した図面を参照して以下に詳細に説明する。図では、対応する部分は、対応する参照符号で示している。以下の実施形態は、一例として示されたもので、本発明の精神から逸脱しない範囲で種々の変形をして実施することが可能である。
本発明は、強誘電体キャパシタの上部電極に接続するコンタクトプラグの側面を連続した水素バリア膜で覆った構造の半導体装置及びその製造方法である。本発明によって、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法が提供される。以下に、本発明のいくつかの実施形態を半導体記憶装置を例に詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態の半導体記憶装置100の断面構造の一例を、図1に示す。本実施形態は、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58の側面及び配線60の側面及び底面が連続した第2の水素バリア膜54で覆われた構造の半導体装置である。第2の水素バリア膜54は、第2の層間絶縁膜52上に延伸して形成される。また、強誘電体キャパシタ40の上面(但し、第2のコンタクトプラグ58を除く)及び側面は第1の水素バリア膜50で囲まれている。このような構造とすることで、強誘電体キャパシタ40形成後に、第2のコンタクトプラグ58部も含む強誘電体キャパシタ40の周囲から水素、水分等が強誘電体キャパシタ40へ侵入することを防止でき、半導体装置の特性及び信頼性を向上できる。
本実施形態の半導体記憶装置の製造方法の一例を、図2から図4に示した工程断面図を参照して、以下に説明する。
(1)先ず、図2(a)に示したように、半導体基板10、例えば、シリコン基板10にMOSトランジスタ20を形成する。
図2(a)を参照して、シリコン基板10中にウェル(図示せず)及び素子分離12を形成する。そして、ゲート絶縁膜22をシリコン基板10の全面に形成する。ゲート絶縁膜としては、例えば、シリコン酸化膜(SiO)、シリコン窒化膜(SiN)、シリコン酸窒化膜(SiON)、若しくはSiOより高い誘電率を有する高誘電率絶縁膜等を使用することができる。ゲート絶縁膜22上にゲート電極24用の導電性材料、例えば、リン(P)を高濃度に添加した多結晶シリコン、あるいはタングステン(W)、モリブデン(Mo)等の高融点金属、若しくはこれらの金属のシリサイドを堆積する。このゲート電極用の導電性材料をリソグラフィ及びエッチングによってゲート電極24に加工する。ゲート電極24をマスクとして、例えば、高濃度のヒ素(As)をイオン注入により導入して、ソース/ドレイン26を形成する。このようにして、図2(a)に示したMOSトランジスタ20を半導体基板10上に形成できる。
(2)次に、図2(b)に示したように、MOSトランジスタ20の上方を第1の層間絶縁膜28で平坦化して、第1のコンタクトプラグ30を形成する。
図2(b)を参照して、MOSトランジスタ20上の全面に第1の層間絶縁膜28を堆積し、その後、表面を、例えば、CMP(chemical-mechanical polishing)により平坦化する。第1の層間絶縁膜28として、例えば、BPSG(boron phosphorous silicate glass)、P−TEOS(plasma-assisted tetra ethoxy silane)を使用することができる。
第1の層間絶縁膜28中に、ソース/ドレイン26に達する第1のコンタクトホール30hをリソグラフィ及びエッチングにより形成する。この第1のコンタクトホール30hを埋めるように、例えば、タングステン(W)若しくはリンドープ多結晶シリコンを堆積する。そして表面に堆積したタングステン若しくはリンドープ多結晶シリコンを、例えば、第1の層間絶縁膜28をストッパとしてCMPで除去して、第1のコンタクトプラグ30を形成する。
このようにして、図2(b)に示したように第1のコンタクトプラグ30を形成できる。
(3)次に、図2(c)に示したように、第1のコンタクトプラグ30上に強誘電体キャパシタ40を形成する。
図2(c)を参照して、第1の層間絶縁膜28上を含む全面に下部電極42、強誘電体膜44、及び上部電極46となる材料を順に堆積する。強誘電体キャパシタ40の下部電極42は、酸素の拡散防止効果を有する導電性膜が好ましく、例えば、白金(Pt)、イリジウム(Ir)、酸化イリジウム(IrO)、酸化ストロンチウム・ルテニウム(SrRuO)、ルテニウム(Ru)、酸化ルテニウム(RuO)、等を含む材料、若しくはこれらの積層膜を使用することができる。強誘電体膜44としては、ペロブスカイト構造を有する金属酸化物、例えば、チタン酸ジルコニウム鉛(PZT)、タンタル酸ストロンチウム・ビスマス(SBT)、を使用することができる。上部電極46としては、例えば、Pt,Ir,IrO,SrRuO,Ru,RuO若しくはこれらの積層膜を使用することができる。その後、上部電極材料、強誘電体膜材料及び下部電極材料をエッチングにより順に加工して、第1のコンタクトプラグ30に接続する強誘電体キャパシタ40を形成する。
このようにして、図2(c)に示したように、強誘電体キャパシタ40を形成することができる。
(4)次に、図3(a)に示したように、強誘電体キャパシタ40を覆うように第1の水素バリア膜50を形成する。
図3(a)を参照して、まず必要であれば、強誘電体キャパシタ40を覆うように第1の絶縁膜48を形成する。第1の絶縁膜48として、例えば、SiO2、窒化シリコン(SiN)を使用することができる。第1の絶縁膜48上の全面に第1の水素バリア膜50を堆積する。このような構造にすることにより、強誘電体キャパシタ40の側面にエッチングの残渣が形成された場合でも、第1の絶縁膜48上に形成された第1の水素拡散バリア膜50は、上記の残渣の影響を受けずに良好に強誘電体キャパシタ40を被覆できる。この第1の水素バリア膜50によって、この後の多層配線等の工程において、水素や水が強誘電体キャパシタ40に拡散して侵入することを防ぐことが出来る。第1の水素バリア膜として、例えば、酸化アルミニウム(Al)、SiN、酸窒化シリコン(SiON)、酸化チタン(TiO)等を使用することができる。
このようにして、図3(a)に示したように、強誘電体キャパシタ40の表面に第1の絶縁膜48及び第1の水素バリア膜50を形成することができる。なお、上に述べたように第1の絶縁膜48は、省略することができる。
(5)次に、図3(b)に示したように、強誘電体キャパシタ40の周囲を第2の層間絶縁膜52で埋めて平坦化する。
図3(b)を参照して、強誘電体キャパシタ40間の溝を埋めるように第2の層間絶縁膜52を厚く堆積し、例えば、CMPにより平坦化して強誘電体キャパシタ40を第2の層間絶縁膜52で埋める。第2の層間絶縁膜52の材料としては、例えば、P−TEOS、O−TEOS、SOG(spin on glass)、若しくはフッ素添加シリコン酸化膜(SiOF)、有機シリコン酸化膜(SiOC)のような低誘電率絶縁膜を使用することができる。配線を多層配線にする場合には、低誘電率絶縁膜を使用することが好ましい。
このようにして、図3(b)に示したように、強誘電体キャパシタ40の周囲を第2の層間絶縁膜52で埋めて平坦化することができる。
(6)次に、図4(a)に示したように、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に配線を接続するための第2のコンタクトホール58h及び配線溝60tを形成し、その内壁に第2の水素バリア膜54を形成する。
図4(a)を参照して、強誘電体キャパシタ40上に形成されている第2の層間絶縁膜52、第1の水素バリア膜50及び第1の絶縁膜48中に上部電極46に達する第2のコンタクトホール58h及び配線溝60tをリソグラフィ及びエッチングにより形成する。
そして、第2のコンタクトホール58h及び配線溝60tの内壁に連続した第2の水素バリア膜54を形成する。第2の水素バリア膜54として、第1の水素バリア膜50と同様に、例えば、Al、TiO、SiNを使用することができる。第2の水素バリア膜54は、例えば、ステップカバレッジの良いALD(atomic layer deposition)と堆積できる膜厚に選択性があるスパッタリングとの組合せにより形成することができる。すなわち、ALDにより第2のコンタクトホール58h及び配線溝60t側面及び底面にほぼ一様な厚みで第2の水素バリア膜54を形成する。さらにスパッタリングにより第2の水素バリア膜54の厚みを選択的に厚くして、第2のコンタクトホール58hの底面の第2の水素バリア膜54の厚さよりも、配線溝60tの底面及び第2の層間絶縁膜52の表面の厚さを厚くすることができる。
その後、第2のコンタクトホール58hの底面に形成された第2の水素バリア膜54を異方性エッチングにより除去して、強誘電体キャパシタ40の上部電極46を露出させる。この異方性エッチング時に、配線溝60t底面及び第2の層間絶縁膜52表面の第2の水素バリア膜54の厚さが、第2のコンタクトホール58h底面より厚いため、配線溝60t底面及び第2の層間絶縁膜52表面に第2の水素バリア膜54を残すことができる。その結果、第2のコンタクトホール58hの側面、配線溝60tの底面及び側面、さらに第2の層間絶縁膜52の表面に連続する第2の水素バリア膜54を形成できる。次に、高温の酸素を含む雰囲気中で、例えば、650℃の酸素雰囲気中で、1時間アニールを行う。
このようにして、図4(a)に示された強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続するための第2のコンタクトホール58h及び配線溝60tを形成し、その内壁に連続した第2の水素バリア膜54を形成することができる。
本実施形態によれば、第2の層間絶縁膜52に多孔質の低誘電率絶縁膜を使用した場合でも、上記のように第2のコンタクトホール58h及び配線溝60tの内壁に第2の水素バリア膜54を形成することにより、水素や水分がコンタクトプラグ及び配線に侵入することに対するバリア性を確保することができる。
(7)次に、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58及び配線60を形成する。
図4(b)を参照して、第2の水素バリア膜54が形成されている第2のコンタクトホール58h及び配線溝60tの内部にバリアメタル56を形成する。バリアメタル56は、配線材料が外へ拡散することを防止するためのものであり、例えば、タンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN)、窒化チタン(TiN)を使用することができる。
バリアメタル56上に第2のコンタクトプラグ58及び配線60になる配線材料を堆積する。配線材料としては、例えば、タングステン(W)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)、タンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN)若しくはこれらのいずれかを含む材料を使用することができる。配線材料は、例えば、有機金属CVD(metal organic chemical vapor deposition:MOCVD)、スパッタリング、メッキ、スパッタリフローなどの方法により形成できる。そして、表面に堆積した配線材料を、例えば、第2の水素バリア膜54をストッパとしてCMPにより除去することにより、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58及び配線60を形成できる。尚、配線材料としてCuを使用する場合には、例えば、デュアルダマシンプロセスにより第2のコンタクトプラグ58及び配線60を同時に形成することができる。
その後、多層配線等の半導体装置に必要な工程を行って、強誘電体メモリを含む半導体記憶装置100を完成する。
このようにして形成した半導体装置は、第2のコンタクトプラグ58及び配線60の側面が連続した第2の水素バリア膜54により覆われている。さらに、第2の層間絶縁膜52の表面及び強誘電体キャパシタ40の周囲も第1及び第2の水素バリア膜50、54で覆われている。これにより、水素、水分等が、配線60及び第2のコンタクトプラグ58を通して強誘電体キャパシタ40に侵入すること、及び強誘電体キャパシタ40の周囲から侵入することを防止できる。したがって、強誘電体キャパシタ40形成後のプロセスにおいて強誘電体キャパシタ40に与えられるダメージを抑制できる。
上記に説明したように、本実施形態によって、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の半導体記憶装置200の断面構造の一例を、図5に示す。本実施形態は、第2のコンタクトプラグ58側面を連続した第2の水素バリア膜54で覆い、さらに、第2の層間絶縁膜52上に形成された配線60を覆うように第4の水素バリア膜70を形成した半導体装置200である。このような構造とすることで、強誘電体キャパシタ40形成後に、第2のコンタクトプラグ58部も含む強誘電体キャパシタ40の周囲から水素、水分等が強誘電体キャパシタ40へ侵入することを防止でき、半導体記憶装置の特性及び信頼性を向上させることができる。
本実施形態の半導体記憶装置200の製造方法の一例を、図6から図7に示した工程断面図を参照して説明する。
強誘電体キャパシタ40の周囲に第2の層間絶縁膜52を形成して、平坦化するまでの工程は、第1の実施形態の工程(1)から(5)と同じであるため、説明を省略する。ただし、第2の層間絶縁膜52の厚さは、第1の実施形態の場合より薄くしている。図6(a)は、第2の層間絶縁膜52を平坦化した図であり、図3(b)とほぼ同じである。
(1)ここでは、図6(b)に示したように、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に配線を接続するための第2のコンタクトホール58hを形成し、その内壁に第2の水素バリア膜54を形成する。
図6(b)を参照して、強誘電体キャパシタ40上に形成されている第2の層間絶縁膜52、第1の水素バリア膜50及び第1の絶縁膜48中に上部電極46に達する第2のコンタクトホール58hをリソグラフィ及びエッチングにより形成する。
そして、第2のコンタクトホール58hの内壁に連続した第2の水素バリア膜54を形成する。本実施形態の第2の水素バリア膜54は、第2の層間絶縁膜52上には延伸して堆積されるが、後で説明されるように、第2の層間絶縁膜52表面の第2の水素バリア膜54は除去される。そのため、第2の水素バリア膜54として、第1の実施形態と同様に、例えば、Al、TiO、SiNを使用することができるほか、水素バリア性の高い導電性膜、例えば、TiAlN若しくはTiNを使用することができる。その後、第2のコンタクトホール58hの底面及び第2の層間絶縁膜52の表面に形成された第2の水素バリア膜54を異方性エッチングにより除去する。次に、高温の酸素を含む雰囲気中で、例えば、650℃の酸素雰囲気中で、1時間アニールを行う。
このようにして、図6(b)に示された強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続するための第2のコンタクトホール58hを形成し、その側面にだけ第2の水素バリア膜54を形成することができる。
(2)次に、図7(a)に示したように、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58を形成する。
図7(a)を参照して、第2の水素バリア膜54が形成されている第2のコンタクトホール58hの内部に、必要に応じて、バリアメタル56を形成する。バリアメタル56としては、第1の実施形態と同様に、例えば、Ta,TaN,TiNを使用することができる。
バリアメタル56上に第2のコンタクトプラグ58になる金属材料を堆積する。金属材料としては、例えば、W,Al、Cu,Ti,TiN,Ta,TaN若しくはこれらのいずれかを含む材料を使用することができる。金属材料は、例えば、MOCVD、スパッタリング、メッキ、スパッタリフローなどの方法により形成することができる。そして、表面に堆積した金属材料を、例えば、バリアメタル56をストッパとしてCMPにより除去する。さらに、第2の層間絶縁膜52上のバリアメタル56を除去する。
このようにして、図7(a)に示した、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58を形成できる。第2のコンタクトプラグ58は、その側面が連続した第2の水素バリア膜54により覆われている。
(3)次に、図7(b)に示したように、第2のコンタクトプラグ58に接続する配線60を形成し、さらに、配線60を覆う第4の水素バリア膜70を形成する。
図7(b)を参照して、第2のコンタクトプラグ58上を含む第2の層間絶縁膜52の全面に配線材料を堆積する。配線材料としては、上に述べた第2のコンタクトプラグ58の金属材料と同様のものを使用できる。配線材料をリソグラフィ及びエッチングにより加工して、配線60を形成する。
さらに、配線60を覆うように第4の水素バリア膜70を形成する。第4の水素バリア膜70としては、第1の水素バリア膜50と同様に、例えば、Al、TiO、SiNを使用することができる。
このようにして、第2のコンタクトプラグ58に接続する配線60を形成でき、さらに、図7(b)に示したように、配線60を覆う第4の水素バリア膜70を形成する。
その後、多層配線等の半導体装置に必要な工程を行って、強誘電体メモリを含む半導体記憶装置200を完成する。
このようにして形成した半導体装置は、第2のコンタクトプラグ58の側面が連続した第2の水素バリア膜54で覆われている。さらに、配線60の表面を含む第2の層間絶縁膜52の表面が第4の水素バリア膜70で覆われ、強誘電体キャパシタ40の周囲も第1の水素バリア膜50で覆われている。これにより、水素、水分等が、配線60及び第2のコンタクトプラグ58を通して強誘電体キャパシタ40に侵入すること、及び強誘電体キャパシタ40の周囲から侵入することを防止できる。したがって、強誘電体キャパシタ40形成後のプロセスにおいて強誘電体キャパシタ40に与えられるダメージを抑制できる。
上記に説明したように、本実施形態によって、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、配線材料としCuを使用する場合には、例えば、デュアルダマシンプロセスで形成する。しかし、第3の実施形態は、図8に示した断面図のように、シングルダマシンプロセスで第2のコンタクトプラグ58及び配線60を別々に形成する半導体記憶装置300及びその製造方法である。
本実施形態の製造工程の一例を、第1の実施形態との相違点を中心に図9及び図10に示した工程断面図を参照して下記に説明する。
図9(a)は、強誘電体キャパシタ40を覆って形成した第2の層間絶縁膜52を平坦化した図であり、図6(a)と同じである。
(1)ここでは、図9(b)に示したように、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に配線を接続するための第2のコンタクトプラグ58を形成する。本実施形態では、第2のコンタクトホール58hの内壁及び第2の層間絶縁膜52の表面に連続した第2の水素バリア膜54を形成する。
図9(b)を参照して、強誘電体キャパシタ40上に形成されている第2の層間絶縁膜52、第1の水素バリア膜50及び第1の絶縁膜48中に上部電極46に達する第2のコンタクトホール58hをリソグラフィ及びエッチングにより形成する。
そして、第2のコンタクトホール58hの内壁に連続した第2の水素バリア膜54を形成する。第2の水素バリア膜54は、第2の層間絶縁膜52の表面上にも延伸して形成される。第2の水素バリア膜54は、第1の実施形態と同様に、例えば、ALDとスパッタリングの組合せにより、第2のコンタクトホール58hの底面で薄く、第2の層間絶縁膜52の表面で厚くなるように形成される。そして、第2のコンタクトホール58hの底面に形成された第2の水素バリア膜54を異方性エッチングにより除去する。このようにして、第2のコンタクトプラグ58の側面及び第2の層間絶縁膜52の表面に連続する第2の水素バリア膜54を形成する。次に、高温の酸素を含む雰囲気中で、例えば、650℃の酸素雰囲気中で、1時間アニールを行う。
次に、第2の水素バリア膜54が形成されている第2のコンタクトホール58h及び配線溝60tの内部にバリアメタル56を形成する。そして、バリアメタル56上に第2のコンタクトプラグ58になるCuを、例えば、電解メッキにより堆積する。表面に形成されたCu及びバリアメタル56を、例えば、第2の水素バリア膜54をストッパとしてCMPにより平坦化して除去する。これにより、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58が形成される。
このようにして、図9(b)に示された強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58を形成することができる。
(2)次に、図10に示したように、第3の層間絶縁膜64を形成し、第2のコンタクトプラグ58に接続する配線60を形成する。
図10を参照して、第2のコンタクトプラグ58上を含む第2の層間絶縁膜52上の全面に第3の層間絶縁膜64を形成する。第3の層間絶縁膜64としては、第1及び第2の層間絶縁膜28、52と同様に、例えば、P−TEOS、O−TEOS、SOG、若しくはSiOF、SiOCのような低誘電率絶縁膜を使用することができる。配線を多層配線にする場合には、低誘電率絶縁膜を使用することが好ましい。第3の層間絶縁膜64中に第2のコンタクトプラグ58を露出させるように配線溝60tをリソグラフィ及びエッチングにより形成する。
そして、配線溝60tの内壁に連続した第3の水素バリア膜66を形成する。第3の水素バリア膜66は、第3の層間絶縁膜64の表面上にも延伸して形成される。第3の水素バリア膜66は、上記の第2の水素バリア膜54と同様に、例えば、ALDとスパッタリングとの組合せにより、配線溝60tの底面で薄く、第3の層間絶縁膜64の表面で厚くなるように形成される。ここで、配線溝60t底面では、第2のコンタクトプラグ58上には第3の水素バリア膜66が、それ以外の第2の層間絶縁膜52上には第2及び第3の水素バリア膜54、66が形成されている。したがって、第2のコンタクトプラグ58上では、その周囲より水素バリア膜の厚さが薄くなっている。その後、配線溝60t底面に形成された第3の水素バリア膜66を異方性エッチングにより除去して、第2のコンタクトプラグ58の上面を露出させる。このようにして、第2のコンタクトプラグ58の側面に形成された第2の水素バリア膜54に接続した連続する第3の水素バリア膜66を配線60の側面及び第3の層間絶縁膜64の表面に形成できる。
次に、配線溝60tの内部に第2のバリアメタル68を形成する。そして、第2のバリアメタル68上に配線60になるCuを、例えば、電解メッキにより堆積する。表面に形成されたCu及び第2のバリアメタル68を、例えば、第3の水素バリア膜66をストッパとしてCMPにより除去して平坦化する。これにより、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に第2のコンタクトプラグ58を介して接続する配線60を形成できる。
このようにして、図10に示された強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58及び配線60をシングルダマシンプロセスにより形成した半導体記憶装置300を形成することができる。
このようにして形成した半導体装置は、第2のコンタクトプラグ58及び配線60が連続した第2及び第3の水素バリア膜54、66で覆われている。さらに、第2の層間絶縁膜52と第3の層間絶縁膜64との界面に第2の水素バリア膜54が形成され、第3の層間絶縁膜64は第3の水素バリア膜66で覆われる。また、強誘電体キャパシタ40の周囲は、第1の水素バリア膜50で覆われている。これにより、水素、水分等が、配線60及び第2のコンタクトプラグ58を通して強誘電体キャパシタ40に侵入すること、及び強誘電体キャパシタ40の周囲から侵入することを防止できる。したがって、強誘電体キャパシタ40形成後のプロセスにおいて強誘電体キャパシタ40に与えられるダメージを抑制できる。
上記に説明したように、本実施形態によって、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
本発明は、様々な変形をして実施することができる。そのいくつかの変形例を下記に示すが、これらに限定されるものではない。
(第1の変形例)
本発明の第1の変形例は、第1の実施形態を変形して第2のコンタクトプラグ58及び配線60の周囲に形成する水素バリア膜を第3の実施形態のシングルダマシンプロセスのように形成した半導体記憶装置410である。
本変形例の半導体装置の断面構造の一例を図11に示す。強誘電体キャパシタ40は、第1の水素バリア膜50により周囲を囲まれる。第1の水素バリア膜50上に第2の層間絶縁膜52及び第3の層間絶縁膜64が形成される。デュアルダマシンにより第2の層間絶縁膜52中に第2のコンタクトプラグ58が、第3の層間絶縁膜64中に配線60が、第2又は第3の水素バリア膜66及びバリアメタル56を介して同時に形成され、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続される。第2のコンタクトプラグ58の側面と第2の層間絶縁膜52上には連続した第2の水素バリア膜54が形成される。配線60の底面の第2の水素バリア膜54に接続して第3の水素バリア膜66が、配線60の側面及び第3の層間絶縁膜64の表面に連続して形成される。
このように、本変形例によれば、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58及び配線60の周囲を水素バリア膜で連続して覆うことができる。さらに、強誘電体キャパシタ40の上方を2重の水素バリア膜54,66で覆うことができる。したがって、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
(第2の変形例)
本発明の第2の変形例は、第1の実施形態の配線60の上に第4の水素バリア膜70を形成した半導体記憶装置420である。
本変形例の半導体装置の断面構造の一例を図12に示す。第1の実施形態と同様に、強誘電体キャパシタ40上の第2の層間絶縁膜52中に上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58及び配線60が、第2の水素バリア膜54及びバリアメタル56を介してデュアルダマシンにより形成される。この第2のコンタクトプラグ及び配線60と第2の層間絶縁膜52との界面に連続して形成された第2の水素バリア膜54は、第2の層間絶縁膜52表面に延伸している。本変形例では、この第2の層間絶縁膜52上の第2の水素バリア膜54上に第4の水素バリア膜70が形成され、配線60上を連続して覆う。
このように、本変形例によれば、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58及び配線60の配線の上面を含む周囲を水素バリア膜54、70で連続して覆うことができる。さらに、強誘電体キャパシタ40の上方を2層の水素バリア膜54,70で覆うことができる。したがって、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
(第3の変形例)
本発明の第3の変形例は、第3の実施形態の配線60の上にさらに第4の水素バリア膜70を形成した半導体記憶装置430である。
本変形例の半導体装置の断面構造の一例を図13に示す。第3の実施形態と同様に、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58及び配線60が、それぞれシングルダマシンにより形成される。すなわち、強誘電体キャパシタ40上の第2の層間絶縁膜52中に、上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58が、第2の水素バリア膜54及びバリアメタル56を介して形成される。その後、第3の層間絶縁膜64中に第2のコンタクトプラグ58に接続する配線60が、第3の水素バリア膜66及び第2のバリアメタル68を介して形成される。この第2のコンタクトプラグ58の側面を覆う第2の水素バリア膜54は、連続しており、配線60の側面及び上面も、連続した第3の水素バリア膜66及び第4の水素バリア膜70により覆われる。なお、第2の水素バリア膜54は、第2の層間絶縁膜52上に延伸し、第3の水素バリア膜66は、第3の層間絶縁膜64上に延伸する。
このように、本変形例によれば、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58及び配線60の上面を含む周囲を水素バリア膜54、66、70で連続して覆うことができる。さらに、強誘電体キャパシタ40の上方を2層の水素バリア膜66,70と1層の水素バリア膜54とにより2重に覆うことができる。したがって、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
(第4の変形例)
本発明の第4の変形例は、第1の変形例の配線60の上にさらに第4の水素バリア膜70を形成した半導体記憶装置440である。
本変形例の半導体装置の断面構造の一例を図14に示す。第1の変形例と同様に、強誘電体キャパシタ40上に第2の層間絶縁膜52及び第3の層間絶縁膜64が形成される。例えば、デュアルダマシンにより第2の層間絶縁膜52中にバリアメタル68を介して第2のコンタクトプラグ58が、第3の層間絶縁膜64中にバリアメタル68を介して配線60が、同時に形成される。第2のコンタクトプラグ58の側面と第2の層間絶縁膜52上には連続した第2の水素バリア膜54が形成される。配線60の底面の第2の水素バリア膜54に接続して第3の水素バリア膜66が、配線60の側面及び第3の層間絶縁膜64の表面に連続して形成される。さらに、この第3の層間絶縁膜64上の第3の水素バリア膜66上に第4の水素バリア膜70が形成され、配線60上を連続して覆う。
このように、本変形例によれば、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58及び配線60の周囲を水素バリア膜54,66で連続して覆うことができる。さらに、強誘電体キャパシタ40の上方を2層の水素バリア膜66,70と1層の水素バリア膜54とにより2重に覆うことができる。したがって、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
(第5の変形例)
本発明の第5の変形例は、シングルダマシン、デュアルダマシン以外の配線プロセスでも形成できる半導体装置450である。
本変形例の半導体装置の断面構造の一例を図15に示す。第3の実施形態と同様に、強誘電体キャパシタ40上の第2の層間絶縁膜52中に上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58が形成される。この第2のコンタクトプラグ58の側面は、連続した第2の水素バリア膜54により覆われる。なお、第2の水素バリア膜54は、第2の層間絶縁膜52上に延伸して形成される。第2の水素バリア膜54上に第2のコンタクトプラグ58に接続する配線60が形成される。
このように、本変形例によれば、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58の側面を水素バリア膜54で連続して覆うことができる。さらに、強誘電体キャパシタ40の上方を水素バリア膜54で覆うことができる。したがって、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
(第6の変形例)
本発明の第6の変形例は、第5の変形例と同様に、シングルダマシン、デュアルダマシン以外の配線プロセスでも形成でき、配線60の上にさらに第4の水素バリア膜70を形成した半導体記憶装置460である。
本変形例の半導体装置の断面構造の一例を図16に示す。第5の変形例と同様に、強誘電体キャパシタ40上の第2の層間絶縁膜52中に上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58を形成する。この第2のコンタクトプラグ58の側面は、連続した第2の水素バリア膜54により覆われる。なお、第2の水素バリア膜54は、第2の層間絶縁膜52上に延伸して形成される。第2の水素バリア膜54上に第2のコンタクトプラグ58に接続する配線60が形成される。さらに、配線60の上面及び側面並びに第2の水素バリア膜54上の全面は、第4の水素バリア膜70により覆われる。
このように、本変形例によれば、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58の側面及び配線60の上面を含む周囲を水素バリア膜54、70で連続して覆うことができる。さらに、強誘電体キャパシタ40の上方を2層の水素バリア膜54,70で覆うことができる。したがって、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
(第7の変形例)
本発明は、上に述べてきたような強誘電体キャパシタ40に接続するコンタクトプラグ及び配線に対して適用できるだけでなく、多層配線に対しても適用することができる。
本変形例の半導体装置の断面構造の一例を図17に示す。本変形例は、図17に示したように、第1の実施形態の強誘電体キャパシタ40上に形成された2層配線に本発明を適用したものである。第1の配線60及び第2の層間絶縁膜52上に第1の配線金属拡散防止絶縁膜72を介して第4の層間絶縁膜74が形成される。第4の層間絶縁膜74に、第1の配線60に達する第3のコンタクトホール80h及び第2の配線溝82tが形成される。第3のコンタクトホール80h及び第2の配線溝82tの内面並びに第4の層間絶縁膜上に、第1の実施形態と同様の方法で第5の水素バリア膜76及び第3のバリアメタル78を形成する。その後、第3のコンタクトホール80h及び第2の配線溝82tを導電体で埋め、表面を、例えば、第5の水素バリア膜76をストッパとしてCMPで平坦化して第3のコンタクトプラグ80及び第2の配線82を形成する。さらに第2の配線82上を含む全面に第2の配線金属拡散防止絶縁膜84を形成する。配線金属拡散防止絶縁膜72、84として、水素のバリア効果を有する、例えば、SiN膜を使用することによって、配線金属の外方へ配線材料の拡散防止と水素等の内方への拡散防止との両者を同時に実現できる。
図17に示した構造にすることによって、多層配線の各配線層とコンタクトプラグの周囲を水素バリア膜で覆うことができる。したがって、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
(第8の変形例)
上記の全ての実施形態、及び変形例は、強誘電体キャパシタ40と第1の水素バリア膜50との間に第1の絶縁膜48を有する半導体装置で説明してきた。しかし、第1の実施形態において述べたように、本発明は、この第1の絶縁膜48を省略して適用することができる。
図18は、本発明の第8の変形例の一例を示す断面図であり、第1の実施形態から第1の絶縁膜48を省略した半導体記憶装置である。図18に示されたように、第1の水素バリア膜50は、強誘電体キャパシタ40の上面及び側面並びに第1の層間絶縁膜28上に接触して形成される。
第1の水素バリア膜50の上に第2の層間絶縁膜52が形成され、強誘電体キャパシタ40の上部電極46に接続する第2のコンタクトプラグ58及び配線60が形成される。第2のコンタクトプラグ58及び配線60の周囲及び第2の層間絶縁膜52表面には、連続した第2の水素バリア膜54が形成される。
したがって、本変形例によれば、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
このように、第1の絶縁膜48を省略しても、水素のバリア性能が低下することなく、半導体装置の製造プロセスの簡略化、及び製造コストの低減が可能になる。さらに、本変形例は、半導体装置の集積度を高める上でも有利である。本変形例は、上記に限定されることなく、これまでに説明してきた全ての実施形態及び変形例、並びにここでは説明されていないその他の変形例に対しても適用することができる。
上記に説明してきたように、本発明により強誘電体キャパシタの上部電極に接続するコンタクトプラグの側面を連続した水素バリア膜で覆い、さらに、コンタクトプラグを形成する層間絶縁膜の表面を水素バリア膜で覆った半導体装置を提供できる。これにより、コンタクトプラグ部を含む強誘電体キャパシタの周囲から水素及び水分等が強誘電体キャパシタへ侵入することを防止した半導体装置及びその製造方法を提供することができ、半導体装置の信頼性を向上することができる。
本発明は、強誘電体メモリだけでなく、強誘電体を機能素子として用いる半導体装置、例えば、MEMSなどにも応用できる。
本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の精神及び範囲から逸脱しないで、種々の変形を行って実施することができる。それゆえ、本発明は、ここに開示された実施形態に制限することを意図したものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において他の実施形態にも適用でき、広い範囲に適用されるものである。
図1は、本発明の第1の実施形態による半導体装置の一例を説明するための断面図である。 図2(a)から(c)は、第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面図である。 図3(a),(b)は、図2(c)に続く第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面図である。 図4(a),(b)は、図3(b)に続く第1の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面図である。 図5は、本発明の第2の実施形態による半導体装置の一例を説明するための断面図である。 図6(a)、(b)は、第2の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面図である。 図7(a)、(b)は、図6(b)に続く第2の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面図である。 図8は、本発明の第3の実施形態による半導体装置の一例を説明するための断面図である。 図9(a)、(b)は、第3の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面図である。 図10は、図9(b)に続く第3の実施形態による半導体装置の製造工程の一例を説明するための断面図である。 図11は、本発明の第1の変形例による半導体装置の一例を説明するための断面図である。 図12は、本発明の第2の変形例による半導体装置の一例を説明するための断面図である。 図13は、本発明の第3の変形例による半導体装置の一例を説明するための断面図である。 図14は、本発明の第4の変形例による半導体装置の一例を説明するための断面図である。 図15は、本発明の第5の変形例による半導体装置の一例を説明するための断面図である。 図16は、本発明の第6の変形例による半導体装置の一例を説明するための断面図である。 図17は、本発明の第7の変形例による半導体装置の一例を説明するための断面図である。 図18は、本発明の第8の変形例による半導体装置の一例を説明するための断面図である。
符号の説明
10…半導体基板(シリコン基板),12…素子分離,20…MOSトランジスタ,22…ゲート絶縁膜,24…ゲート電極,26…ソース/ドレイン,28…第1の層間絶縁膜,30…第1のコンタクトプラグ,40…強誘電体キャパシタ,42…下部電極,44…強誘電体膜,46…上部電極,48…第1の絶縁膜,50…第1の水素バリア膜,52…第2の層間絶縁膜,54…第2の水素バリア膜,56…バリアメタル,58…第2のコンタクトプラグ,60…配線,64…第3の層間絶縁膜,66…第3の水素バリア膜,68…第2のバリアメタル,70…第4の水素バリア膜,72…第1の配線金属拡散防止絶縁膜,74…第4の層間絶縁膜,76…第5の水素バリア膜,78…第3のバリアメタル,80…第3のコンタクトプラグ,82…第2の配線,84…第2の配線金属拡散防止絶縁膜,100,200,300,410,420,430,440,450,460,470,480…半導体装置。

Claims (5)

  1. 半導体基板の上方に形成され、下部電極、強誘電体膜、及び上部電極を含む強誘電体キャパシタと、
    前記強誘電体キャパシタを覆って形成された絶縁膜と、
    前記絶縁膜中に設けられ、前記上部電極に接続するコンタクトプラグと、
    前記コンタクトプラグの側面を連続して覆う第1の水素バリア膜と、
    前記絶縁膜上に形成された第2の水素バリア膜と、
    前記コンタクトプラグに接続する配線と
    を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記配線は、前記絶縁膜中に形成され、
    前記配線と前記絶縁膜との境界を連続して覆う第3の水素バリア膜をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1及び第2の水素バリア膜は、連続していることを特徴とする請求項1若しくは2に記載の半導体装置。
  4. 前記配線を覆う第4の水素バリア膜をさらに具備することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1に記載の半導体装置。
  5. 半導体基板の上方に、下部電極、強誘電体膜、及び上部電極を含む強誘電体キャパシタを形成する工程と、
    前記強誘電体キャパシタを覆う絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜中に前記上部電極に達するコンタクトホールを形成する工程と、
    前記コンタクトホールの側面を連続して覆う第1の水素バリア膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜表面に第2の水素バリア膜を形成する工程と、
    前記コンタクトホールを導電体で埋めて前記上部電極に接続するコンタクトプラグを形成する工程と、
    前記コンタクトプラグに接続する配線を形成する工程と
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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