JP2008066615A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】導体材料がキャパシタ電極材料に到達するのを抑制可能な半導体装置及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の第1の態様に係る半導体装置は、半導体基板と;前記半導体基板上に形成される下部電極と、前記下部電極上に形成される容量絶縁膜と、前記容量絶縁膜上に形成される上部電極より構成されるキャパシタと;前記上部電極及び下部電極上に形成されるコンタクトホールと;前記コンタクトホール内に形成される、酸素を含有したバリア層と;内面に前記バリア層が形成された前記コンタクトホールに充填される導体層とを備える。
【選択図】図8

Description

この発明は、半導体素子における配線構造とその形成方法に関する。
強誘電体メモリ(Ferroelectric random access memory:FeRAM)は強誘電体材料の持つヒステリシス特性を利用した高速・不揮発性メモリである。DRAM(Dynamic Random Access Memory)並みの高速書き込み・読み出しが可能であり、かつ不揮発性、低消費電力であるなど、優れた特長を持つ。そのため、EEPROM、SRAMやなどの既存メモリを置換しうるポテンシャルを有しており、開発が進められている。
図1には、従来の強誘電体メモリセルの断面構造を示す。強誘電体工程をCMOS工程と配線工程の間に数枚のマスクを追加挿入することで形成している。理想的には、CMOS部や配線部のプロセスをなんら変更することなく単にメモリ部を付加することによりメモリ混載LSIを実現する。
しかしながら、現実には、強誘電体の導入に伴い新たな対策・材料が必要になる。例えば、強誘電体は還元性雰囲気に極めて弱く、特性の劣化を生じるため、TaOxなどの水素(H2)拡散防止膜118や、あるいはSiNなどの水素拡散を防止するパッシベーション膜114が導入されている。SiN膜はスパッタ法で形成される。これは、プラズマCVD (chemical vapor deposition)
で形成すると、還元性雰囲気で形成され、かつ膜中に大量の水素を含有してしまうためである。また、SiN 膜に代わってAl2O3
膜が使われる場合もある。
強誘電体キャパシタにおいては、強誘電体の焼結やエッチング後の特性回復のために高温、かつ酸素雰囲気中での熱処理が必要になる。そのため、下部電極、あるいは上部電極には酸化されにくい金属、あるいは酸化されても導電性であるような金属、あるいは導電性酸化物を選択する必要がある。そのような要求を満たす材料の一つとして、既存のLSIでは経験に乏しい材料であるが、酸化されにくく安定な元素である白金(Pt)が用いられる。
図1に示す従来の強誘電体メモリセルの製造に際しては、公知の製造方法によってトランジスタ(102a、102b、102c)が形成された半導体基板201上に、CVD法により絶縁層を堆積する。続いて、平坦化を目的としてBPSG膜をフローする。さらに、スピンオングラス(spin-on glass:SOG)からなる絶縁層をスピン塗布し、エッチバックを行うことにより第1の絶縁層103を形成する。
次に、ホトリソグラフィー及びエッチングにより、コンタクトホール形成予定領域に複数の孔を形成する。次に、コンタクト材料のインプラ工程を行い、熱処理を実施する。熱処理後には、CVD法によりメタル膜(Ti膜)を堆積する。Ti堆積後、同一チャンバーにて、窒化処理を行う。次に、CVD法によりW膜を堆積する。符号104は、メタルプラグを示す。
次に、スパッタ法により容量絶縁膜の下部電極の密着層として第2の絶縁層105を堆積する。続いて、容量絶縁膜の下部電極106、容量絶縁膜107、容量絶縁膜の上部電極108を順次堆積する。下部電極106、および上部電極108は、Ptをスパッタ法で形成する。
次に、ホトリソグラフィー及びエッチングにより、Ptからなる上部電極108を加工する。次に、ホトリソグラフィー及びエッチングにより、SBTからなる容量絶縁膜107、およびPtからなる下部電極106を加工する。エッチング後は、強誘電体特性の回復を目的として、熱処理を行う。次に、CVD法により第3の絶縁膜110を堆積する。
次に、キャパシタ109の上部電極108、および下部電極106上にコンタクトホールを形成する。コンタクトホール形成後は、強誘電体特性の回復を目的として、熱処理を行う。その後、メタルプラグ104上にコンタクトホール112を形成する。次に、窒化チタン(TiN)からなるバリア膜120を堆積する。
次に、Al合金からなる主導体膜113、その上に反射防止膜としての役割を担うTiNからなる導電膜114を形成する。最後に、ホトリソグラフィー及びエッチングにより、バリア膜120、主導体膜113、導電膜114を加工し、配線パターンを形成する。なお、符号117,118,119は、各々、第2の配線、水素拡散防止膜、パッシベーション膜を示す。
なお、関連する技術を開示した文献として、以下の文献がある。
特開平8−181212号公報 特開平6−151815号公報
電極材料であるPtは、一般的に配線材料に用いられているアルミニウム(Al)合金と高い反応性を示す。Al合金配線形成後は、強誘電体キャパシタ特性の回復のため、例えば、O雰囲気中で400℃、30分の熱処理を行う。この時に、AlがバリアメタルであるTiN結晶粒を通して拡散し、AlとPtの反応が起こる。その結果、Al2Pt化合物が形成され、コンタクト部は体積膨張を起こし、破壊にまで至ることもある。図2にその様子を示す。
TiNは柱状結晶構造となっており、TiNの結晶粒間を通ってAl原子が拡散する。したがって、TiN膜厚を厚くすることでAlの拡散経路を長くし、バリア性を向上させる方法が一つには考えられる。しかしながら、スパッタ法で形成したTiN膜厚の厚膜化は、コンタクト上部におけるTiNのオーバーハング形状を促進する。そのため、強誘電体電極とのコンタクト、あるいは他のコンタクトにおいてもAl合金膜の埋め込み性が低下し、電気特性の劣化を引き起こす。また、コンタクトに十分なAl合金が埋め込まれていない場合、コンタクト形状の変動などにより、ロット間あるいはウエハ内において電気特性のばらつきを生じる懸念がある。
本発明は上記のような状況に鑑みて成されたものであり、導体材料がキャパシタ電極材料に到達するのを抑制可能な半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る半導体装置は、半導体基板と;前記半導体基板上に形成される下部電極と、前記下部電極上に形成される容量絶縁膜と、前記容量絶縁膜上に形成される上部電極より構成されるキャパシタと;前記上部電極及び下部電極上に形成されるコンタクトホールと;前記コンタクトホール内に形成される、酸素を含有したバリア層と;内面に前記バリア層が形成された前記コンタクトホールに充填される導体層とを備える。
また、本発明の第2の態様に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板上にPtからなるキャパシタ用の下部電極を形成する工程と;前記下部電極上にキャパシタ用の容量絶縁膜を形成する工程と;前記容量絶縁膜上にPtからなるキャパシタ用の上部電極を形成する工程と;前記キャパシタを覆うように第1絶縁膜を形成する工程と;前記上部電極及び下部電極上の前記第1絶縁膜にコンタクトホールを形成する工程と;前記コンタクトホール内に第1バリア層を形成する工程と;前記第1バリア層上に第2バリア層を形成する工程と;前記第1及び第2バリア層で内部を覆われたコンタクトホールにAl又はAl合金からなる導体層を充填する工程とを含む。そして、前記第1バリア層を、成膜圧10〜15mTorrのスパッタリングで形成する。
なお、前記第1バリア層の成膜圧は、更に好ましくは、12mTorr以上とする。
本発明によれば、酸素取り込み量の多い圧縮応力を低減した第バリア層を下層、下層よりも圧縮応力の大きい第2バリア層を上層とした積層バリアを適用することにより、熱処理中に導体層がキャパシタ電極に到達するのを抑制出来る。特に、第1バリア層の酸素取り込み量を増大させることがAl等の導体層の拡散抑制に大きな効果を生じる。
以下、本発明を実施するための形態について実施例を用いて詳細に説明する。図3(A)〜図7(J)は、本発明の第1実施例に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。先ず、公知の製造方法によってトランジスタ(202a,202b,202c)が形成された半導体基板201上に、CVD法でO-TEOS BPSG からなる膜厚1200nmの絶縁層を堆積する。続いて、平坦化を目的としてN雰囲気中で850℃、20分の熱処理を行い、BPSG膜をフローする。さらに、スピンオングラス(spin-on glass:SOG)からなる膜厚470nmの絶縁層をスピン塗布した後にエッチバックを行い、膜厚850nmの第1の絶縁層203を形成する(図3(A))。エッチングに使用するガスは、例えば、C4F8、Ar、O2、一酸化炭素(CO)を使用する。エッチングの条件は、ガス流量C4F8/Ar/O2/CO=14/100/150/5sccm、RFパワー1500W、チャンバー圧力50mTorrとする。
次に、ホトリソグラフィー及びエッチングにより、コンタクトホール形成予定領域に複数の孔を形成する。孔のエッチングに使用するガスは、例えば、トリフルオロメタン(CHF3)、四フッ化炭素(CF4)、Ar等を使用する。エッチングの条件は、ガス流量CHF3/CF4/Ar=40/15/400sccm、RFパワー800W、チャンバー圧力500mTorrとする。次に、P+、BF2+などのコンタクトインプラを行い、1000℃10秒の熱処理を実施する。
熱処理後には、CVD法によりTi、およびTiNからなる膜厚15nmと20nmのメタル膜を堆積する。Ti膜の成膜には、例えば、四塩化チタニウム(TiCl4)、アルゴン(Ar)、H2を使用する。成膜条件は、例えば、TiCl4/Ar/H2=5/350/1500sccm、チャンバー圧力5Torr、RFパワー350W、ステージ温度630℃とする。Ti堆積後、同一チャンバーにて、窒化処理を行う。処理条件は、例えば、NH3/N2/Ar=500/250/350sccm、チャンバー圧力5Torr、RFパワー500W、ステージ温度630℃とする。一方、TiN膜の成膜には、例えば、TiCl4、アンモニア(NH3)、Arを使用する。成膜条件は、例えば、TiCl4/NH3/N2=35/400/350sccm、チャンバー圧力300mTorr、ステージ温度680℃とする。
TiN堆積後、TiN膜中の塩素除去、および抵抗低減を目的として、同一チャンバーで熱処理を行う。熱処理条件は、NH3/N2=4000/400sccm、チャンバー圧力8Torr、ステージ温度680℃とする。
次に、CVD法により膜厚600nm のW膜を堆積する。W膜の成膜には、例えば、6フッ化タングステン(WF6)、モノシラン(SiH4)、H2を使用する。成膜条件は、2ステップから構成される。例えば、W核生成のための1stステップは、WF6/SiH4=300/100sccm、チャンバー圧力300mTorr、ステージ温度400℃とする。次に、2ndステップは、WF6/H2=500/6500sccm、チャンバー圧力30Torr、ステージ温度400℃とする。Ti、TiN、およびW膜をエッチバックすることにより、メタルプラグ204が形成される(図3(B))。エッチングに使用するガスは、例えば、6フッ化硫黄(SF6)、O2を使用する。エッチングの条件は、ガス流量SF6/O2=250/50sccm、RFパワー300W、チャンバー圧力150mTorrとする。
次に、スパッタ法により容量絶縁膜の下部電極の密着層として第2の絶縁層205を堆積する(図3(B))。例えば、密着層205は酸化タンタル(TaxOy)とする。ターゲットにはTa、プロセスガスにAr/O2混合ガスを用い、スパッタリング雰囲気の圧力を9.5mTorr、RFパワーを1.6kW、成膜温度を200℃の条件で堆積する。
続いて、容量絶縁膜の下部電極206、容量絶縁膜207、容量絶縁膜の上部電極208を順次堆積する(図3(C))。下部電極206、および上部電極208は、それぞれ膜厚150nm、および200nmのPtをスパッタ法で形成する。Ptの形成では、例えば、ターゲットにはPt、プロセスガスにArを用い、スパッタリング雰囲気の圧力を10mTorr、RFパワーを1kW、成膜温度を200℃の条件で堆積する。強誘電体よりなる容量絶縁膜207は、膜厚120nmのタンタル酸ビスマスストロンチウム(SrBi2Ta2O9:SBT)を形成する。
具体的には、容量絶縁膜207は以下のようにして形成する。初めに、SBTの溶解した前駆体溶液をスピン塗布する。そして、150〜200℃に保持したホットプレート上で5分間乾燥させ、溶液を揮発除去した後に、焼成炉にて800℃30分の酸素中熱処理を行うことにより、結晶化したSBT膜を得る。次に、ホトリソグラフィー及びエッチングにより、Ptからなる上部電極208を加工する。エッチングに使用するガスは、例えば、塩素(Cl2)とArを使用する。エッチングの条件は、ガス流量Cl2/Ar=10/10sccm、RFパワー120〜500W、チャンバー圧力5mTorrとする。
次に、ホトリソグラフィー及びエッチングにより、SBTからなる容量絶縁膜207、およびPtからなる下部電極206を加工して、キャパシタ209が完成する。SBTエッチングに使用するガスは、例えば、Cl2、Ar、臭化水素(HBr)、O2を使用する。エッチングの条件は、ガス流量Cl2/Ar/HBr/O2=5/12/3/3sccm、RFパワー100〜800W、チャンバー圧力2mTorrとする。Pt下部電極206のエッチングガスおよび条件は上部電極208と同様である。
前記エッチング後は、強誘電体特性の回復を目的として、600〜750℃で1時間の熱処理をO2雰囲気中で行う。
次に、CVD法によりP-TEOS-SiO2膜からなる第3の絶縁膜210を堆積し、図3(C)に示す構造となる。
次に、図4(D)に示すように、キャパシタ209の上部電極208、および下部電極206上にコンタクトホール211を形成する。コンタクトホール211の形成後は、強誘電体特性の回復を目的として、600〜750℃で1時間の熱処理をO2雰囲気中で行う。
次に、図4(E)に示すように、メタルプラグ204上にコンタクトホール212を形成する。エッチングに使用するガスは、例えば、CHF3、CF4、Arを使用する。エッチングの条件は、ガス流量CHF3/CF4/Ar=80/15/400sccm、RFパワー800W、チャンバー圧力500mTorrとする。
次に、図5(F)に示すように、窒化チタン(TiN)からなる厚さ75nmの第1バリア膜213を堆積する。例えば、ターゲットにはTi、プロセスガスにN2ガスを用い、ガス流量N2=165sccm、スパッタリング雰囲気の圧力を14mTorr、DCパワーを5000W、成膜温度を150℃の条件で、スパッタリング法によりTiNを堆積する。
次に、一度ウエハを大気暴露することで前述のように第1バリア膜213に酸素を取り込ませ、その後、図5(G)に示すように窒化チタン(TiN)からなる厚さ75nmの第2バリア膜214を形成する。例えば、ターゲットにはTi、プロセスガスにN2ガスを用い、ガス流量N2=80sccm、スパッタリング雰囲気の圧力を6mTorr、DCパワーを5000W、成膜温度を150℃の条件で、スパッタリング法によりTiNを堆積する。この第2バリア膜214は、大気暴露することなくAl合金と真空中で連続成膜されるため、Al原子の拡散を抑制する目的で第1バリア膜213よりも圧縮応力が大きく緻密な膜が好ましい。
次に、図6(H)及び(I)に示すように、Al合金からなる主導体膜215、その上に反射防止膜としての役割を担うTiNからなる導電膜216を形成する。Al合金の堆積には、例えば、ターゲットにはAl合金、プロセスガスにArガスを用い、2ステップで形成を行う。第1ステップではスパッタリング雰囲気の圧力を3mTorr、DCパワーを9kW、成膜温度を400℃とする。第2ステップでは、スパッタリング雰囲気の圧力を3mTorr、DCパワーを2kW、成膜温度を400℃の条件とする。TiNの堆積条件は、導電性バリア213と同様である。また、ここでは主導体膜215はAl合金の例を説明したが、Al、Cu、あるいはCuを主成分とする合金を用いても良い。
最後に、ホトリソグラフィー及びエッチングにより、第1バリア膜213、第2バリア膜214、主導体膜215、導電膜216を加工し、配線パターンを形成する(図7(J))。エッチングに使用するガスは、例えば、三塩化ホウ素(BCl3)、Cl2とする。エッチングの条件は、ガス流量BCl3/Cl2=40/60sccm、圧力1Pa、RFパワー70Wとする。
図8は、本発明の第1実施例に係る半導体装置の作用、原理を説明するためのグラフであり、第1バリア膜の成膜圧力と応力との関係を示す。以下、TiNストレス(応力)の成膜圧力依存性を用いて、本発明に係る第1バリア膜213の特徴について説明する。TiN堆積膜厚は75nmであり、マイナスの表記は圧縮応力を意味する。成膜圧力約6mTorrでは、およそ1.2×1010dyne/cm以上の圧縮応力を示すのに対して、成膜圧力10数mTorrを超える圧力では、圧縮応力が約4×10dyne/cmと約1桁低下していることがわかる。この圧縮応力の緩和は、大気暴露したTiN膜中(粒界)に取り込まれる酸素量を増大させるのに効果的である。
図9は、本発明の第1実施例に係る半導体装置の作用、原理を説明するためのグラフであり、第1バリア膜の成膜圧力と抵抗変化との関係を示す。図9のグラフでは、成膜直後に対して10日間放置後のシート抵抗変化(増加)をプロットしている。成膜圧力約6mTorrでは5%程度の抵抗増加に対して、成膜圧力10数mTorrを超える圧力では10%程度と約2倍の抵抗増加を示している。つまり、図8及び図9から、成膜圧力を高くすることで圧縮応力を低減し、放置後にシート抵抗が増加しやすい膜が形成できることが明らかである。
シート抵抗増加がTiN膜中に取り込まれる酸素量に起因することを明らかにするため、膜中の酸素を測定した結果を図10及び図11に示す。図10及び図11は、オージェ電子分光法(以下はAES)による各元素の深さプロファイルを示す。バリア膜であるTiNを2度に分けて形成しており、第1のTiN(213)形成後に大気暴露(5分以内)をしている。第1のTiNは10数mTorr(図10)、あるいは約6mTorr(図11)で形成した。中程の点線が、2度に分けて形成した第1バリア膜213、第2バリア膜214の境界を示している。酸素(O)のピーク高さを比較すると、第1バリア膜(TiN)を10数mTorrで形成した場合(図10)には、酸素量が約2倍に増加している。つまり、シート抵抗が増加しやすい膜とは、取り込み酸素量が多い膜である。第1バリア膜213は粒界に酸素を含む特徴があり、より酸素を多く取り込める膜であるのが好ましい。
以上示したように、酸素取り込み量の多い(圧縮応力を低減した)第1バリア膜213を下層、下層よりも圧縮応力の大きい第2バリア膜214を上層とした積層バリアを適用することにより、熱処理中にAlがPtに到達するのを抑制出来る。特に、第1バリア膜213の酸素取り込み量を増大させることがAl拡散抑制に大きな効果を生じる。
本発明の効果は、次に示すデータにより実証されている。図12は、リーク歩留まり(良品率)の第1バリア成膜圧力依存を示す。64k規模のキャパシタアレイリークを測定し、リーク電流1e-6A以上を不良と判断している。Al-Pt反応を生じるとパターンが破壊され、リーク電流が増大する。図12から明らかなように、第1のTiNバリア(213)を10数mTorrで成膜することにより、各種プロセスの熱処理工程を経ても高い歩留まりが得られている。
図13(A)〜図17(K)は、本発明の第2実施例に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。上述した第1実施例と比較した場合、第1バリア膜(213,313)を形成するまでの工程は、概ね同じである。先ず、公知の製造方法によってトランジスタ(302a,302b,302c)が形成された半導体基板301上に、CVD法でO-TEOS BPSGからなる膜厚1200nmの絶縁層を堆積する。続いて、平坦化を目的としてN雰囲気中で850℃、20分の熱処理を行い、BPSG膜をフローする。さらに、スピンオングラス(spin-on glass:SOG)からなる膜厚470nmの絶縁層をスピン塗布した後にエッチバックを行い、膜厚850nmの第1の絶縁層303を形成する(図13(A))。エッチングに使用するガスは、例えば、C4F8、Ar、O2、一酸化炭素(CO)を使用する。エッチングの条件は、ガス流量C4F8/Ar/O2/CO=14/100/150/5sccm、RFパワー1500W、チャンバー圧力50mTorrとする。
次に、ホトリソグラフィー及びエッチングにより、コンタクトホール形成予定領域に複数の孔を形成する。孔のエッチングに使用するガスは、例えば、トリフルオロメタン(CHF3)、四フッ化炭素(CF4)、Ar等を使用する。エッチングの条件は、ガス流量CHF3/CF4/Ar=40/15/400sccm、RFパワー800W、チャンバー圧力500mTorrとする。次に、P+、BF2+などのコンタクトインプラを行い、1000℃10秒の熱処理を実施する。
熱処理後には、CVD法によりTi、およびTiNからなる膜厚15nmと20nmのメタル膜を堆積する。Ti膜の成膜には、例えば、四塩化チタニウム(TiCl4)、アルゴン(Ar)、H2を使用する。成膜条件は、例えば、TiCl4/Ar/H2=5/350/1500sccm、チャンバー圧力5Torr、RFパワー350W、ステージ温度630℃とする。Ti堆積後、同一チャンバーにて、窒化処理を行う。処理条件は、例えば、NH3/N2/Ar=500/250/350sccm、チャンバー圧力5Torr、RFパワー500W、ステージ温度630℃とする。一方、TiN膜の成膜には、例えば、TiCl4、アンモニア(NH3)、Arを使用する。成膜条件は、例えば、TiCl4/NH3/N2=35/400/350sccm、チャンバー圧力300mTorr、ステージ温度680℃とする。
TiN堆積後、TiN膜中の塩素除去、および抵抗低減を目的として、同一チャンバーで熱処理を行う。熱処理条件は、NH3/N2=4000/400sccm、チャンバー圧力8Torr、ステージ温度680℃とする。
次に、CVD法により膜厚600nm のW膜を堆積する。W膜の成膜には、例えば、6フッ化タングステン(WF6)、モノシラン(SiH4)、H2を使用する。成膜条件は、2ステップから構成される。例えば、W核生成のための1stステップは、WF6/SiH4
=300/100sccm、チャンバー圧力300mTorr、ステージ温度400℃とする。次に、2ndステップは、WF6/H2=500/6500sccm、チャンバー圧力30Torr、ステージ温度400℃とする。Ti、TiN、およびW膜をエッチバックすることにより、メタルプラグ304が形成される(図13(B))。エッチングに使用するガスは、例えば、6フッ化硫黄(SF6)、O2を使用する。エッチングの条件は、ガス流量SF6/O2=250/50sccm、RFパワー300W、チャンバー圧力150mTorrとする。
次に、スパッタ法により容量絶縁膜の下部電極の密着層として第2の絶縁層305を堆積する(図13(B))。例えば、密着層305は酸化タンタル(TaxOy)とする。ターゲットにはTa、プロセスガスにAr/O2混合ガスを用い、スパッタリング雰囲気の圧力を9.5mTorr、RFパワーを1.6kW、成膜温度を200℃の条件で堆積する。
続いて、容量絶縁膜の下部電極306、容量絶縁膜307、容量絶縁膜の上部電極308を順次堆積する(図13(C))。下部電極306、および上部電極308は、それぞれ膜厚150nm、および200nmのPtをスパッタ法で形成する。Ptの形成では、例えば、ターゲットにはPt、プロセスガスにArを用い、スパッタリング雰囲気の圧力を10mTorr、RFパワーを1kW、成膜温度を200℃の条件で堆積する。強誘電体よりなる容量絶縁膜207は、膜厚120nmのタンタル酸ビスマスストロンチウム(SrBi2Ta2O9:SBT)を形成する。
具体的には、容量絶縁膜307は以下のようにして形成する。初めに、SBTの溶解した前駆体溶液をスピン塗布する。そして、150〜200℃に保持したホットプレート上で5分間乾燥させ、溶液を揮発除去した後に、焼成炉にて800℃30分の酸素中熱処理を行うことにより、結晶化したSBT膜を得る。次に、ホトリソグラフィー及びエッチングにより、Ptからなる上部電極308を加工する。エッチングに使用するガスは、例えば、塩素(Cl2)とArを使用する。エッチングの条件は、ガス流量Cl2/Ar=10/10sccm、RFパワー120〜500W、チャンバー圧力5mTorrとする。
次に、ホトリソグラフィー及びエッチングにより、SBTからなる容量絶縁膜307、およびPtからなる下部電極306を加工して、キャパシタ309が完成する。SBTエッチングに使用するガスは、例えば、Cl2、Ar、臭化水素(HBr)、O2を使用する。エッチングの条件は、ガス流量Cl2/Ar/HBr/O2=5/12/3/3sccm、RFパワー100〜800W、チャンバー圧力2mTorrとする。Pt下部電極306のエッチングガスおよび条件は上部電極308と同様である。
前記エッチング後は、強誘電体特性の回復を目的として、600〜750℃で1時間の熱処理をO2雰囲気中で行う。
次に、CVD法によりP-TEOS-SiO2膜からなる第3の絶縁膜310を堆積し、図13(C)に示す構造となる。
次に、図14(D)に示すように、キャパシタ309の上部電極308、および下部電極306上にコンタクトホール311を形成する。コンタクトホール311の形成後は、強誘電体特性の回復を目的として、600〜750℃で1時間の熱処理をO2雰囲気中で行う。
次に、図14(E)に示すように、メタルプラグ304上にコンタクトホール312を形成する。エッチングに使用するガスは、例えば、CHF3、CF4、Arを使用する。エッチングの条件は、ガス流量CHF3/CF4/Ar=80/15/400sccm、RFパワー800W、チャンバー圧力500mTorrとする。
次に、図15(F)に示すように、窒化チタン(TiN)からなる厚さ50nmの第1バリア膜313を堆積する。例えば、ターゲットにはTi、プロセスガスにN2ガスを用い、ガス流量N2=165sccm、スパッタリング雰囲気の圧力を14mTorr、DCパワーを5000W、成膜温度を150℃の条件で、スパッタリング法によりTiNを堆積する。
ここからのプロセスが、第1実施例と大きく異なる。図15(G)に示すように、チタンアルミ窒化物(TiAlN)からなる厚さ50nmの第2のバリア膜314を堆積する。例えば、ターゲットにはTiAl、プロセスガスにAr/N2混合ガスを用い、ガス流量比Ar/N2=40/100sccm、スパッタリング雰囲気の圧力を12mTorr、DCパワーを2000W、成膜温度を150℃の条件で、スパッタリング法によりTiAlNを堆積する。TiNバリア間に異種材料であるTiAlNを挿入することにより、バリア粒界の連続性を低減する役割を担っている。第1バリア膜313、第2バリア膜314形成後はそれぞれ大気曝露を行うことも可能であるが、真空中での連続成膜を行えば、より高いスループットで処理が可能である。
次に、図16(H)に示すように、窒化チタン(TiN)からなる厚さ50nmの第3バリア膜315を堆積する。例えば、ターゲットにはTi、プロセスガスにN2ガスを用い、ガス流量N2=165sccm、スパッタリング雰囲気の圧力を14mTorr、DCパワーを5000W、成膜温度を150℃の条件で、スパッタリング法によりTiNを堆積する。
次に、図16(I)及び図17(J)に示すように、Al合金からなる主導体膜316、その上に反射防止膜としての役割を担うTiNからなる導電膜317を形成する。Al合金の堆積には、例えば、ターゲットにはAl合金、プロセスガスにArガスを用い、2ステップで形成を行う。第1ステップでは、スパッタリング雰囲気の圧力を3mTorr、DCパワーを9kW、成膜温度を400℃とする。第2ステップでは、スパッタリング雰囲気の圧力を3mTorr、DCパワーを2kW、成膜温度を400℃の条件とする。TiNの堆積条件は、導電性バリア313と同様である。また、ここでは主導体膜はAl合金の例を説明したが、Al、Cu、あるいはCuを主成分とする合金を用いても良い。
最後に、図17(K)に示すように、ホトリソグラフィー及びエッチングにより、第1バリア膜313、第2バリア膜314、第3バリア膜315,主導体膜316、導電膜317を加工し、配線パターンを形成する。エッチングに使用するガスは、例えば、三塩化ホウ素(BCl3)、Cl2を使用する。エッチングの条件は、ガス流量BCl3/Cl2=40/60sccm、圧力1Pa、RFパワー70Wとする。
以上示したように、バリア膜(313,315)間に異種材料(314)を挿入することにより、Al原子の拡散経路であるバリア粒界の連続性を低減してAl拡散抑制に大きな効果を生じる。また、各バリアを真空中で連続堆積してウエハのベント、真空引きなどを排除することで高いスループットでの処理が実現できる。
図1は、従来の半導体装置の構造を示す断面図である。 図2は、図1の円で囲んだ部分の拡大図である。 図3(A)〜(C)は、本発明の第1実施例に係る半導体装置の製造工程の一部を示す断面図である。 図4(D),(E)は、本発明の第1実施例に係る半導体装置の製造工程の一部を示す断面図である。 図5(F),(G)は、本発明の第1実施例に係る半導体装置の製造工程の一部を示す断面図である。 図6(H),(I)は、本発明の第1実施例に係る半導体装置の製造工程の一部を示す断面図である。 図7(J)は、本発明の第1実施例に係る半導体装置の製造工程の一部を示す断面図である。 図8は、本発明の第1実施例に係る半導体装置の作用、原理を説明するためのグラフであり、第1バリア膜の成膜圧力と応力との関係を示す。 図9は、本発明の第1実施例に係る半導体装置の作用、原理を説明するためのグラフであり、第1バリア膜の成膜圧力と抵抗変化との関係を示す。 図10は、本発明の第1実施例に係る半導体装置の作用を説明するためのグラフであり、AESによる各種元素の深さプロファイルを示す。 図11は、従来の半導体装置の作用を説明するためのグラフであり、AESによる各種元素の深さプロファイルを示す。 図12は、本発明の第1実施例に係る半導体装置の効果を示すグラフであり、成膜圧力とキャパシタアレイリーク歩留まりとの関係を示す。 図13(A)〜(C)は、本発明の第2実施例に係る半導体装置の製造工程の一部を示す断面図である。 図14(D),(E)は、本発明の第2実施例に係る半導体装置の製造工程の一部を示す断面図である。 図15(F),(G)は、本発明の第2実施例に係る半導体装置の製造工程の一部を示す断面図である。 図15(H),(I)は、本発明の第2実施例に係る半導体装置の製造工程の一部を示す断面図である。 図17(J),(K)は、本発明の第2実施例に係る半導体装置の製造工程の一部を示す断面図である。
符号の説明
201,301 半導体基板
206,306 キャパシタ下部電極
207,307 キャパシタ容量絶縁膜
208,308 キャパシタ上部電極
211,212,311,312 コンタクトホール
213,313,214,314,315 バリア層
215,316 導電層

Claims (13)

  1. 半導体基板と;
    前記半導体基板上に形成される下部電極と、前記下部電極上に形成される容量絶縁膜と、前記容量絶縁膜上に形成される上部電極より構成されるキャパシタと;
    前記上部電極及び下部電極上に形成されるコンタクトホールと;
    前記コンタクトホール内に形成される、酸素を含有したバリア層と;
    内面に前記バリア層が形成された前記コンタクトホールに充填される導体層とを備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記バリア層は、複数の層からなる積層構造を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記バリア層は、前記電極側の第1バリア層とその上に形成された同一材料の第2バリア層からなることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1及び第2のバリア層は、TiNからなることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1バリア層の圧縮応力が前記第2バリア層の圧縮応力よりも小さいことを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の半導体装置。
  6. 前記バリア層は、前記電極側の第1バリア層とその上に形成される第3バリア層及び、これら第1及び第3バリア層に挟まれた第2バリア層とからなり、
    前記第1及び第3バリア層が同一材料からなり、前記第2バリア層が異種材料からなることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  7. 前記第1バリア層及び第3バリア層がTiNからなり、前記第2バリア層がTiAlNからなることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記導体層は、Al又はAl合金からなることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,又は7に記載の半導体装置。
  9. 前記上部電極及び下部電極は、Ptからなることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7又は8に記載の半導体装置。
  10. 前記第1バリア層の圧縮応力が5×10dyne/cmよりも小さいことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9に記載の半導体装置。
  11. 半導体基板と;
    前記半導体基板上に形成されるPtからなる下部電極と、前記下部電極上に形成される容量絶縁膜と、前記容量絶縁膜上に形成されるPtからなる上部電極より構成されるキャパシタと;
    前記上部電極及び下部電極上に形成されるコンタクトホールと;
    前記コンタクトホール内に形成される、酸素を含有したバリア層と;
    内面に前記バリア層が形成された前記コンタクトホールに充填されるAl又はAl合金からなる導体層とを備えることを特徴とする半導体装置。
  12. 半導体基板上にPtからなるキャパシタ用の下部電極を形成する工程と;
    前記下部電極上にキャパシタ用の容量絶縁膜を形成する工程と;
    前記容量絶縁膜上にPtからなるキャパシタ用の上部電極を形成する工程と;
    前記キャパシタを覆うように第1絶縁膜を形成する工程と;
    前記上部電極及び下部電極上の前記第1絶縁膜にコンタクトホールを形成する工程と;
    前記コンタクトホール内に第1バリア層を形成する工程と;
    前記第1バリア層上に第2バリア層を形成する工程と;
    前記第1及び第2バリア層で内部を覆われたコンタクトホールにAl又はAl合金からなる導体層を充填する工程とを含み、
    前記第1バリア層を、成膜圧10〜15mTorrのスパッタリングで形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 前記第1バリア層を形成後に、大気暴露する工程を更に含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
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