JP2007028293A - Ofdm復調装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 移動環境下においても、正しい遅延プロファイルに基づいてFFTウィンドウのトリガーを発生する。
【解決手段】 シンボルタイミング調整回路43は、整合フィルタ42及びIFFT演算回路から遅延プロファイルを入力し、IFFT演算回路20から供給された遅延プロファイル中のパスのうち、メインパスの位置から所定の位置に存在するパスにフラグを付加する。その後、パス毎にAND演算を行い、フラグが付加されていないパスについては、検出回数が閾値α未満である場合に除去し、フラグが付加されているパスについては、検出回数が閾値β(α<β)未満である場合に除去することにより、FFTウィンドウ設定用遅延プロファイルを生成する。FFTトリガー発生部44は、最先に到達したパスのタイミングでFFTウィンドウのトリガーを発生する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、直交周波数分割多重(OFDM)信号を復調するOFDM復調装置及びその方法に関する。
近年、デジタルデータを変調する方式として、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;OFDM)方式(以下、OFDM方式という。)と呼ばれる変調方式が提案されている。このOFDM方式は、伝送帯域内に多数の直交する副搬送波(サブキャリア)を設け、各サブキャリアの振幅及び位相にPSK(Phase Shift Keying)やQAM(Quadrature Amplitude Modulation)によりデータを割り当てて、デジタル変調する方式である。
OFDM方式は、マルチパス妨害の影響を強く受ける地上波デジタル放送に適用することが広く検討されている。
OFDM方式による送信信号は、図14に示すように、OFDMシンボルと呼ばれるシンボル単位で伝送される。このOFDMシンボルは、送信時にIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)演算が行われる信号期間である有効シンボルと、この有効シンボルの後半の一部分の波形がそのままコピーされたガードインターバルとから構成されている。このガードインターバルは、OFDMシンボルの前半部分に設けられており、例えば、有効シンボルの1/4や1/8の時間長の信号とされている。
このようなOFDM信号を受信するOFDM受信装置では、FFT(Fast Fourier Transform)演算回路によりFFT演算が行われることによって、受信したOFDM信号の復調が行われる。OFDM受信装置は、有効シンボルとガードインターバルとから構成されるOFDMシンボルに対して、OFDMシンボルの境界位置を検出し、検出したシンボル境界位置から有効シンボルと同一の長さの演算範囲(FFTウィンドウ)を定め、このFFTウィンドウにより定められた部分のデータをOFDMシンボルから特定してFFT演算を行う。
ところで、地上波放送は、マルチパス環境下の伝送路である。つまり、受信位置の周囲の地形や建物等の周辺環境によって、遅延波による妨害を強く受け、OFDM受信装置により受信された信号は、複数の遅延波が合成された合成波となってしまう。
このように、マルチパス環境下の伝送路では、複数のパスが存在するために複数のシンボル境界が存在することになるが、通常、最先に到達したパスのシンボル境界位置に基づきFFTウィンドウ位置を設定することによって、シンボル間干渉が存在しないようにする。
ここで、このFFT演算位置を定めるFFTウィンドウの位置の設定方法について説明する(特許文献1,2参照)。
FFTウィンドウを設定する第1の方法としては、FFT演算が行われる前のOFDM信号を遅延させて、ガードインターバル部分の波形とOFDMシンボルの後半の波形(すなわち、ガードインターバルのコピー元の信号波形)との相関性を求め、OFDMシンボルの境界を求める方法がある。この方法では、自己相関関数のピーク値が示す時間が、各パスのOFDMシンボルの境界となる。
また、第2の方法としては、OFDMシンボルの特定の位置に散在されている特定レベル且つ特定位相のスキャッタードパイロット信号(SP信号)を利用する方法がある。この方法では、OFDM信号からSP信号を抽出して変調成分を取り除いた後、時間方向補間フィルタで補間することにより、全てのOFDMシンボルに対して伝送路特性を推定する。そして、推定された伝送路特性に対してIFFT演算を行うことにより、各パスの信号強度が表された遅延プロファイルを生成し、最先に到達したパスに基づいて、OFDMシンボルの境界を求める。なお、SP信号を時間方向補間するのは、擬似的にSP信号の間隔を狭めることにより、遅延プロファイルの検出範囲を広げるためである。
通常、FFTウィンドウを設定する場合、受信開始時には第1の方法で粗いFFTウィンドウのトリガーを発生し、一定時間継続すると、第2の方法でFFTウィンドウのトリガーを発生する。つまり、粗い同期が確立した後に、より正確なシンボル同期が行われ、安定した再生状態となる。
また、FFTウィンドウを設定する第3の方法として、FFT演算が行われる前のOFDM信号からガードインターバル部分の波形を抽出し、この波形とOFDMシンボルの後半の波形との整合性を求めることによりOFDMシンボルの境界を求める方法も知られるようになっている。この方法では、整合性を求めることにより各パスの信号強度が表された遅延プロファイルを生成し、最先に到達したパスに基づいて、OFDMシンボルの境界を求める。
さらに近年、上述した第2の方法と第3の方法とを組み合わせた方法も提案されている(特許文献3参照)。この方法では、遅延プロファイル中にノイズによる偽パスが存在する場合であっても、2つの方法で生成された遅延プロファイルを組み合わせることにより、偽パスを除去することができる。
特開2002−368717号公報 特開2001−292125号公報 特開2004−153831号公報
ところで、上述した第2の方法では、SP信号を時間方向補間するため、補間値が実際の伝送路特性と一致している必要がある。しかしながら、移動環境下において、伝送路特性が高いドップラー周波数で変動し、時間方向補間処理がサンプリング定理を満たさなくなる場合には、誤った遅延プロファイルを生成してしまうことがある。
伝送路特性の時間変動がサンプリング定理を満たす場合と、サンプリング定理を満たさない場合とにおける時間方向補間フィルタ出力の一例をそれぞれ図15(A)、(B)に示す。図15(A)に示すように、伝送路特性の時間変動がサンプリング定理を満たす場合には、SP信号(黒丸)の補間値(白丸)は、実際の伝送路特性と一致しているが、図15(B)に示すように、伝送路特性の時間変動がサンプリング定理を満たさない場合には、SP信号(黒丸)の補間値(白丸)は、実際の伝送路特性と一致しておらず、図中破線で示すような誤った伝送路特性が推定されることとなる。
伝送路特性の時間変動がサンプリング定理を満たさない場合にIFFT演算を行った結果得られる遅延プロファイルを図16に示す。図16に示すように、伝送路特性の時間変動がサンプリング定理を満たさない場合には、時間方向補間によって、実際に存在する実在パスの他に、実際には存在しない擬似パスが発生することがある。なお、擬似パスの発生箇所には規則性があり、実在パスの位置から正規化周波数でπ/2、π、3π/2の位置に発生する。
このように、SP信号を時間方向補間する場合には、遅延プロファイル中に擬似パスが含まれることがあるため、FFTウィンドウを設定する場合には、実在パスであるか擬似パスであるかを判別し、擬似パスに基づいてOFDMシンボルの境界を求めないようにする必要がある。
しかしながら、ノイズによる偽パスがランダムな位置に発生するのに対し、上述の擬似パスは同じ位置に発生し続けるため、第2の方法で生成された遅延プロファイル中の擬似パスの位置と、第3の方法で生成された遅延プロファイル中の偽パスの位置とが一致した場合には、両者の遅延プロファイルを用いたとしても、その擬似パスを実在パスと誤って判断してしまい、遅延プロファイルの推定精度が悪くなってしまう。
さらに、移動環境下では、信号電力が落ち込む等の要因によりSNR(Signal to Noise Ratio)が悪くなった場合にも、遅延プロファイルの推定精度が悪くなってしまう。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、移動環境下においても、正しい遅延プロファイルに基づいてFFTウィンドウのトリガーを発生することが可能なOFDM復調装置及びその方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係るOFDM復調装置は、情報が分割されて複数のサブキャリアに変調されることにより生成された有効シンボルと、この有効シンボルの一部の信号波形が複写されることにより生成されたガードインターバルとが含まれた伝送シンボルを伝送単位とし、特定の電力であって且つ特定の位相とされたパイロット信号が上記伝送シンボル内の所定のサブキャリアに離散的に挿入された直交周波数分割多重(OFDM)信号を復調するOFDM復調装置であって、上記OFDM信号から時間領域の所定の手法により遅延プロファイルを生成する遅延プロファイル生成手段と、上記OFDM信号の各伝送シンボルから有効シンボル期間分の演算範囲を設定し、設定した演算範囲をフーリエ変換するフーリエ変換手段と、上記フーリエ変換手段によりフーリエ変換された信号から上記伝送シンボル毎に上記パイロット信号を抽出するパイロット信号抽出手段と、上記パイロット信号抽出手段により抽出された上記パイロット信号を時間方向補間フィルタを用いて補間することにより全ての上記伝送シンボルに対して伝送路特性を推定する伝送路特性推定手段と、上記伝送路特性推定手段により推定された上記伝送路特性を上記伝送シンボル毎に逆フーリエ変換することにより遅延プロファイルを生成する逆フーリエ変換手段と、上記遅延プロファイル生成手段により生成された遅延プロファイルと、上記逆フーリエ変換手段により生成された遅延プロファイルとに基づいて演算範囲設定用の遅延プロファイルを生成し、該演算範囲設定用の遅延プロファイルに基づき上記演算範囲を制御するウィンドウ制御手段とを備え、上記ウィンドウ制御手段は、上記遅延プロファイル生成手段により生成された遅延プロファイルと、上記逆フーリエ変換手段により生成された遅延プロファイルとの双方について同じ位置に存在し、且つ、検出回数が閾値以上であるパスを残して上記演算範囲設定用の遅延プロファイルを生成し、上記逆フーリエ変換手段により生成された遅延プロファイル中のメインパスの位置から所定の位置にあるパスについては、他の位置のパスよりも上記閾値を大きく設定することを特徴とする。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係るOFDM復調装置は、情報が分割されて複数のサブキャリアに変調されることにより生成された有効シンボルと、この有効シンボルの一部の信号波形が複写されることにより生成されたガードインターバルとが含まれた伝送シンボルを伝送単位とし、特定の電力であって且つ特定の位相とされたパイロット信号が上記伝送シンボル内の所定のサブキャリアに離散的に挿入された直交周波数分割多重(OFDM)信号を復調するOFDM復調装置であって、上記OFDM信号から時間領域の所定の手法により遅延プロファイルを生成する遅延プロファイル生成手段と、上記OFDM信号の各伝送シンボルから有効シンボル期間分の演算範囲を設定し、設定した演算範囲をフーリエ変換するフーリエ変換手段と、上記フーリエ変換手段によりフーリエ変換された信号から上記伝送シンボル毎に上記パイロット信号を抽出するパイロット信号抽出手段と、上記パイロット信号抽出手段により抽出された上記パイロット信号を時間方向補間フィルタを用いて補間することにより全ての上記伝送シンボルに対して伝送路特性を推定する伝送路特性推定手段と、上記伝送路特性推定手段により推定された伝送路特性に基づき、上記フーリエ変換手段によりフーリエ変換された信号を波形等化すると共に、CSI(Channel State Information)を求める波形等化手段と、上記伝送路特性推定手段により推定された上記伝送路特性を上記伝送シンボル毎に逆フーリエ変換することにより遅延プロファイルを生成する逆フーリエ変換手段と、上記遅延プロファイル生成手段により生成された遅延プロファイルと、上記逆フーリエ変換手段により生成された遅延プロファイルとに基づいて演算範囲設定用の遅延プロファイルを生成し、該演算範囲設定用の遅延プロファイルに基づき上記演算範囲を制御するウィンドウ制御手段とを備え、上記ウィンドウ制御手段は、CSIレベルが閾値未満である伝送シンボルについては、前の伝送シンボルで生成された上記演算範囲設定用の遅延プロファイルを用いることを特徴とする。
本発明に係るOFDM復調装置及びその方法によれば、移動環境下においても、正しい遅延プロファイルに基づいてFFTウィンドウのトリガーを発生することが可能とされる。
以下、本発明の実施の形態として、本発明を適用したISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting -Terrestrial)規格のOFDM受信装置について説明する。
図1に、本発明の実施の形態のOFDM受信装置1のブロック構成図を示す。本明細書では、ブロック間で伝達される信号が複素信号の場合には太線で信号成分を表現し、ブロック間で伝達される信号が実数信号の場合には細線で信号成分を表現している。
OFDM受信装置1は、図1に示すように、アンテナ11と、周波数変換回路12と、局部発振器13と、A/D変換回路14と、直交復調回路15と、搬送波同期回路16と、局部発振器17と、FFT演算回路18と、伝送路特性推定回路19と、IFFT演算回路20と、ウィンドウ再生回路21と、伝送路特性補償回路22とを備えている。
放送局から放送されたデジタル放送の放送波は、OFDM受信装置1のアンテナ11により受信され、キャリア周波数fのRF信号として周波数変換回路12に供給される。
アンテナ11により受信されたRF信号は、局部発振器13で発振されたキャリア周波数f+fIFのキャリア信号と周波数変換回路12において乗算されることにより中間周波数fIFのIF信号に周波数変換され、A/D変換回路14に供給される。IF信号は、A/D変換回路14によりデジタル化され、直交復調回路15に供給される。
直交復調回路15は、搬送波同期回路16により制御された局部発振器17で発振された中間周波数fIFのキャリア信号を用いて、デジタル化されたIF信号を直交復調し、ベースバンドのOFDM信号を出力する。この直交復調回路15から出力されるベースバンドのOFDM信号は、FFT演算が行われる前のいわゆる時間領域の信号である。このことから、以下、直交復調後でFFT演算が行われる前のベースバンド信号をOFDM時間領域信号と呼ぶ。OFDM時間領域信号は、直交復調された結果、実軸成分(Iチャンネル信号)と、虚軸成分(Qチャネル信号)とを含んだ複素信号となる。直交復調回路15により出力されるOFDM時間領域信号は、搬送波同期回路16、FFT演算回路18、及び、ウィンドウ再生回路21に供給される。
FFT演算回路18は、OFDM時間領域信号に対してFFT演算を行い、各サブキャリアに直交変調されているデータを抽出して出力する。このFFT演算回路18から出力される信号は、FFT演算が行われた後のいわゆる周波数領域の信号である。このことから、以下、FFT演算が行われた後の信号をOFDM周波数領域信号と呼ぶ。
FFT演算回路18は、1つのOFDMシンボルから有効シンボル長の範囲(例えば2048サンプル)の信号を抜き出し、すなわち、1つのOFDMシンボルからガードインターバル分の範囲を除き、抜き出した2048サンプルのOFDM時間領域信号に対してFFT演算を行う。具体的にその演算開始位置は、OFDMシンボルの境界から、ガードインターバルの終了位置までの間のいずれかの位置となる。この演算範囲のことをFFTウィンドウと呼ぶ。
このように、FFT演算回路18から出力されたOFDM周波数領域信号は、OFDM時間領域信号と同様に、実軸成分(Iチャンネル信号)と、虚軸成分(Qチャネル信号)とからなる複素信号となっている。この複素信号は、例えば、16QAM方式や64QAM方式等で直交振幅変調された信号である。OFDM周波数領域信号は、伝送路特性推定回路19及び伝送特性路補償回路22に供給される。
伝送路特性推定回路19は、OFDM周波数領域信号から抽出したSP信号に基づき、伝送路特性を推定する。
ここで、ISDB−T規格で採用されているSP信号のOFDMシンボル内における配置パターンを図2に示す。
ISDB−T規格では、サブキャリア方向(周波数方向)に12本のサブキャリアに1本の割合でBPSK変調されたSP信号が挿入されている。さらに、ISDB−T規格では、SP信号の挿入位置をOFDMシンボル毎に3サブキャリアずつ周波数方向にシフトさせている。その結果、OFDMシンボル方向(時間方向)の同一のサブキャリアに対して、4OFDMシンボルに1回の割合でSP信号が挿入されることとなる。このように、ISDB−T規格では、SP信号を空間的に散在させた状態でOFDMシンボルに挿入し、本来の情報に対するSP信号の冗長度を低くしている。
伝送路特性推定回路19のブロック構成図を図3に示す。
伝送路特性推定回路19は、図3に示すように、SP信号抽出回路31と、基準SP信号発生回路32と、変調位相除去回路33と、時間方向補間フィルタ34とを有している。
SP信号抽出回路31は、OFDM周波数領域信号から情報成分を取り除き、SP信号のみを抽出する。
変調位相除去回路33は、基準SP信号発生回路32で発生された基準SP信号を用いて、抽出されたSP信号の変調成分を取り除く。変調成分が取り除かれたSP信号は、SP信号が挿入されたサブキャリアの伝送路特性を表している。
時間方向補間フィルタ34は、変調成分が取り除かれたSP信号に対して時間方向補間処理を行い、OFDMシンボル毎に、SP信号が配置されているサブキャリアの伝送路特性を推定する。その結果、図4に示すように、全てのOFDMシンボルに対して、周波数方向に3サブキャリア毎、伝送路特性を推定することができる。
伝送路特性推定回路19は、このようにして推定された伝送路特性をIFFT演算回路20及び伝送特性路補償回路22に供給する。
IFFT演算回路20は、伝送路特性推定回路19で推定された伝送路特性に対してIFFT演算を行うことにより、各パスの信号強度が表された遅延プロファイルを生成し、生成した遅延プロファイルをウィンドウ再生回路21に供給する。
ウィンドウ再生回路21は、OFDM周波数領域信号のうち、最先に到達したパスのシンボル境界を検出し、検出したシンボル境界位置に基づき、FFT演算回路18に対してFFT演算範囲を特定する。ウィンドウ再生回路21は、OFDM周波数領域信号と、IFFT演算回路20から供給された遅延プロファイルとを用いて、最先に到達したパスのシンボル境界を検出する。ウィンドウ再生回路21は、FFT演算範囲に基づいて演算開始タイミングを示すトリガーを発生し、発生したトリガーをFFT演算回路18に供給する。
伝送特性路補償回路22は、伝送路特性推定回路19で推定された伝送路特性を用いて、OFDM周波数領域信号の位相等化及び振幅等化を行う。伝送特性路補償回路22は、位相等化及び振幅等化がされたOFDM周波数領域信号と、推定したSNRであるCSI(Channel State Information)を外部に出力する。
つぎに、ウィンドウ再生回路21についてさらに説明する。図5に、ウィンドウ再生回路21のブロック構成図を示す。
ウィンドウ再生回路21は、図5に示すように、ガードインターバル相関回路41と、整合フィルタ42と、シンボルタイミング調整回路43と、FFTトリガー発生部44とを有している。
ウィンドウ再生回路21では、OFDMシンボルの同期引き込み時には、ガードインターバル相関回路41の出力を用いて粗いFFTウィンドウのトリガーを発生し、同期引き込み後には、整合フィルタ42の出力とIFFT演算回路20から供給された遅延プロファイルとを用いてFFTウィンドウのトリガーを発生する。つまり、粗い同期が確立した後に、より正確なシンボル同期が行われ、安定した再生状態となる。
以下、ウィンドウ再生回路21内の各ブロックについて説明する。
ガードインターバル相関回路41は、OFDM時間領域信号を有効シンボル期間分遅延させて、ガードインターバル部分とこのガードインターバルのコピー元となる信号との相関性を求める。そして、ガードインターバル相関回路41は、この相関を示した相関信号をFFTトリガー発生部44に供給する。
整合フィルタ42は、OFDM時間領域信号からガードインターバル部分の波形を抽出し、この波形とOFDMシンボルの後半の波形との整合性を求めることにより、各パスの信号強度が表された遅延プロファイルを生成する。
この整合フィルタ42の動作について、図6を用いて説明する。図6では、主信号の他にプリエコー信号が存在する状況を想定する。
先ず、整合フィルタ42は、図6(A)に示すように、主信号の各OFDMシンボルからガードインターバル部分の信号を抽出する。この際、同じ時間区間のプリエコー信号も同時に抽出される。整合フィルタ42は、抽出された信号の各サンプルを整合フィルタ係数とする。このフィルタ係数は、各OFDMシンボルの処理が終了するまで固定される。なお、主信号からガードインターバル部分の信号を抽出するには、その位置が既知である必要がある。そこで、整合フィルタ42は、ガードインターバル相関回路41の出力や、IFFT演算回路20から供給された遅延プロファイルに基づいて、予め主信号のガードインターバルの位置を求めておく。
続いて、整合フィルタ42は、図6(B)に示すように、OFDMシンボルの後半の波形に対して、整合フィルタを1サンプルずつシフトさせながら、整合性を求める。すなわち、OFDMシンボルの後半の波形のサンプルと整合フィルタ係数とが略々一致するか否かをサンプル毎に判別し、この判別結果を全てのサンプルについて総合することにより、当該位置における整合性を求める。図6(B)の場合、aの位置では、プリエコー信号が整合フィルタ係数のうち主信号のサンプル部分と一致する。また、bの位置では、プリエコー信号の一部が整合フィルタ係数のうちプリエコー信号のサンプル部分の一部と一致し、主信号が整合フィルタ係数のうち主信号のサンプル部分と一致する。また、cの位置では、主信号の一部が整合フィルタ係数のうちプリエコー信号のサンプル部分の一部と一致する。この結果、図6(C)に示すような遅延プロファイルが得られる。
続いて、整合フィルタ42は、この遅延プロファイルからノイズやゴーストを除去する。ここで、ゴーストは、メインパスを挟んでプリエコーと左右対称に現れ、且つ、プリエコーよりも信号強度が弱いため、整合フィルタ42は、メインパスを挟んで左右対称に現れたパスのうち、信号強度が弱い方をゴーストと見なして除去する。この結果、図6(D)に示すような遅延プロファイルが得られる。
整合フィルタ42は、このようにして生成された遅延プロファイルをシンボルタイミング調整回路43に供給する。
シンボルタイミング調整回路43には、整合フィルタ42とIFFT演算回路20との両者から遅延プロファイルが供給される。シンボルタイミング調整回路43は、2つの遅延プロファイルを組み合わせて擬似パスが除去された遅延プロファイルを生成し、この遅延プロファイルをFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルとしてFFTトリガー発生部44に供給する。
FFTトリガー発生部44は、ガードインターバル相関回路41から相関信号が供給されると、相関値のピークで“H”(ハイ)となるパルス(粗いFFTウィンドウのトリガー)を発生する。また、FFTトリガー発生部44は、シンボルタイミング調整回路43からFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルが供給されると、最先に到達したパスのタイミングでFFTウィンドウのトリガーを発生する。FFTトリガー発生部44は、発生したトリガーをFFT演算回路18に供給する。
つぎに、シンボルタイミング調整回路43についてさらに説明する。
上述したように、シンボルタイミング調整回路43は、整合フィルタ42及びIFFT演算回路20から供給された2つの遅延プロファイルを組み合わせてFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルを生成する。
以下では、シンボルタイミング調整回路43における実際のFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルの生成方法について説明する前に、整合フィルタ42及びIFFT演算回路20から供給された2つの遅延プロファイルを単純に組み合わせてFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルを生成する場合について説明する。
2つの遅延プロファイルを単純に組み合わせる方法としては、2つの遅延プロファイルについてパス毎にAND演算を行い、両者に存在するパスのみを実在パスとする方法や、2つの遅延プロファイル中のパスを信号強度や出現頻度でスコア化し、そのスコアで実在パスか否かを判断する方法がある。さらに、2つの遅延プロファイルについてパス毎にAND演算を行う場合には、AND演算後の遅延プロファイル中でパスが検出された回数が閾値α以上となった場合にのみ、その位置にパスが存在すると判断することにより、ノイズによる偽パスを確実に除去することができる。
2つの遅延プロファイルについてパス毎にAND演算を行う場合のシンボルタイミング調整回路43の動作手順について、図7のフローチャートを用いて説明する。
先ずステップS1において、2つの遅延プロファイルを入力し、ステップS2において、2つの遅延プロファイルについてパス毎にAND演算を行う。続いてステップS3において、各パスの検出回数をカウントし、ステップS4において、各パスの検出回数を閾値αと比較する。そしてステップS5において、検出回数が閾値α未満であるパスを除去し、ステップS6において、得られた遅延プロファイルをFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルとして出力する。
整合フィルタ42及びIFFT演算回路20から供給される2つの遅延プロファイルと、閾値α=2である場合に生成されるFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルとの一例を図8に示す。図8に示すように、整合フィルタ42及びIFFT演算回路20から供給された2つの遅延プロファイルにはノイズによる偽パスが存在するが、パス毎にAND演算を行うことにより、偽パスを除去することができる。
ところで、伝送路特性が高いドップラー周波数で変動し、SP信号の時間方向補間処理がサンプリング定理を満たさなくなるような状況下では、IFFT演算回路20から供給される遅延プロファイル中に実際には存在しない擬似パスが発生することがある。この擬似パスは、毎回同じ位置(実在パスの位置から正規化周波数でπ/2、π、3π/2の位置)に発生し続けるため、IFFT演算回路20から供給される遅延プロファイル中の擬似パスの位置と、整合フィルタ42から供給される遅延プロファイル中の偽パスの位置とが一致した場合には、2つの遅延プロファイルについてパス毎にAND演算を行ったとしても擬似パスを除去することはできず、擬似パスを実在パスと誤って判断してしまうことになる。実際、図8の時刻t+2で得られるFFTウィンドウ設定用遅延プロファイル中には、擬似パスが残っている。
このような擬似パスは、閾値αの値を大きくすることにより除去することは可能であるが、閾値αの値を大きくすると、移動環境下での変化する遅延プロファイルへの追従が遅れることになる。
そこで、シンボルタイミング調整回路43は、実際には閾値αとは別に閾値β(α<β)を設け、擬似パスの可能性があるパスについては、AND演算後の遅延プロファイル中でパスが検出された回数が閾値β以上となった場合にのみ、その位置にパスが存在すると判断することにより、擬似パスを確実に除去する。
この場合のシンボルタイミング調整回路43の動作手順について、図9のフローチャートを用いて説明する。
先ずステップS11において、2つの遅延プロファイルを入力し、ステップS12において、IFFT演算回路20から供給された遅延プロファイル中のパスのうち、メインパスの位置からπ/2、π、3π/2の位置に存在するパスは、擬似パスの可能性があるとして、擬似パスフラグを付加する。続いてステップS13において、2つの遅延プロファイルについてパス毎にAND演算を行い、ステップS14において、各パスの検出回数をカウントする。続いてステップS15において、各パスに擬似パスフラグが付加されているか否かを判別し、擬似パスフラグが付加されていない場合には、ステップS16において各パスの検出回数を閾値αと比較し、ステップS17において検出回数が閾値α未満であるパスを除去する。一方、擬似パスフラグが付加されている場合には、ステップS18において各パスの検出回数を閾値βと比較し、ステップS19において検出回数が閾値β未満であるパスを除去する。そしてステップS20において、得られた遅延プロファイルをFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルとして出力する。
整合フィルタ42及びIFFT演算回路20から供給される2つの遅延プロファイルと、閾値α=2、β=4である場合に生成されるFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルとの一例を図10に示す。図10に示すように、整合フィルタ42及びIFFT演算回路20から供給された2つの遅延プロファイルには、ノイズによる偽パスの他に擬似パスが存在するが、図中破線で示す擬似パスの可能性があるパスについては、閾値αではなく閾値βと比較することにより、擬似パスを確実に除去することができる。
なお、図9,図10では、2つの遅延プロファイルについてパス毎にAND演算を行う場合について説明したが、2つの遅延プロファイル中のパスを信号強度や出現頻度でスコア化し、そのスコアで実在パスか否かを判断する場合であっても、擬似パスの可能性があるパスとそれ以外のパスとでスコアに傾斜を付けることにより、擬似パスを確実に除去することができる。
つぎに、シンボルタイミング調整回路43の変形例について説明する。
この変形例では、シンボルタイミング調整回路43は、伝送特性路補償回路22から出力されたCSIのレベルに応じて、遅延プロファイルを破棄するか否かを判断する。すなわち、シンボルタイミング調整回路43は、CSIレベルが閾値γ未満である場合(SNRが悪い場合)には、遅延プロファイルの信頼性が低いものとしてその遅延プロファイルを破棄し、前のOFDMシンボルについて生成されたFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルをそのまま用いる。
この場合のシンボルタイミング調整回路43の動作手順について、図11のフローチャートを用いて説明する。
先ずステップS31において、2つの遅延プロファイルを入力し、ステップS32において、2つの遅延プロファイルについてパス毎にAND演算を行う。続いてステップS33において、CSIレベルが閾値γ未満であるか否かを判別する。CSIレベルが閾値γ未満である場合には、ステップS34において、遅延プロファイルを破棄し、前のOFDMシンボルについて生成されたFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルを保持してステップS38に進む。一方、CSIレベルが閾値γ以上である場合には、ステップS35において、各パスの検出回数をカウントする。続いて、ステップS36において、各パスの検出回数を閾値αと比較し、ステップS37において、検出回数が閾値α未満であるパスを除去する。そしてステップS38では、得られた遅延プロファイルをFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルとして出力する。
整合フィルタ42及びIFFT演算回路20から供給される2つの遅延プロファイルと、閾値α=2、γ=10である場合に生成されるFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルとの一例を図12に示す。図12に示すように、時刻t+2におけるCSIレベルは8であり閾値γ(=10)未満であるため、時刻t+1におけるFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルをそのまま用いている。このように、CSIレベルが閾値γ未満である場合には前のOFDMシンボルについて生成されたFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルを用いることにより、移動環境下においても、信頼性の低い遅延プロファイルに基づいてFFTウィンドウのトリガーを発生することが防止される。
なお、この変形例においても、上述と同様に、例えば閾値αとは別に閾値β(α<β)を設け、擬似パスの可能性があるパスについては、AND演算後の遅延プロファイル中でパスが検出された回数が閾値β以上となった場合にのみ、その位置にパスが存在すると判断するようにしても構わない。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態では、整合フィルタ42で生成された遅延プロファイルと、IFFT演算回路20で生成された遅延プロファイルとを組み合わせるものとして説明したが、整合フィルタ42で遅延プロファイルを生成するのではなく、ガードインターバル相関回路41における相関結果から遅延プロファイルを生成するようにしても構わない。この場合、図13(A)、(B)に示すように、相関値のピークタイミングでパスを発生させることにより、遅延プロファイルを生成することができる。
本発明の実施の形態のOFDM受信装置のブロック構成図である。 OFDM信号のSP信号の挿入位置について説明するための図である。 上記OFDM受信装置内の伝送路特性推定回路のブロック構成図である。 時間方向補間フィルタにより伝送路特性を推定されたサブキャリアについて説明するための図である。 上記OFDM受信装置内のウィンドウ再生回路のブロック構成図である。 上記ウィンドウ再生回路内の整合フィルタの動作を説明する図である。 2つの遅延プロファイルを単純に組み合わせてFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルを生成する場合の、上記ウィンドウ再生回路内のシンボルタイミング調整回路の動作手順を説明するフローチャートである。 2つの遅延プロファイルと、生成されるFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルとの一例を示す図である。 実際のシンボルタイミング調整回路の動作手順を説明するフローチャートである。 2つの遅延プロファイルと、生成されるFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルとの一例を示す図である。 CSIレベルに応じて遅延プロファイルを破棄する場合の、上記シンボルタイミング調整回路の動作手順を説明するフローチャートである。 2つの遅延プロファイルと、生成されるFFTウィンドウ設定用遅延プロファイルとの一例を示す図である。 上記ウィンドウ再生回路内のガードインターバル相関回路における相関結果から遅延プロファイルを生成する例を示す図である。 OFDM信号、OFDMシンボル、有効シンボル、ガードインターバル、及び、FFTウィンドウを示す図である。 伝送路特性の時間変動がサンプリング定理を満たす場合と、サンプリング定理を満たさない場合とにおける時間方向補間フィルタ出力の一例を示す図である。 伝送路特性の時間変動がサンプリング定理を満たさない場合にIFFT演算を行った結果得られる遅延プロファイルを示す図である。
符号の説明
1 OFDM受信装置、18 FFT演算回路、19 伝送路特性推定回路、20 IFFT演算回路、21 ウィンドウ再生回路、41 ガードインターバル相関回路、42 整合フィルタ、43 シンボルタイミング調整回路、44 FFTトリガー発生部

Claims (6)

  1. 情報が分割されて複数のサブキャリアに変調されることにより生成された有効シンボルと、この有効シンボルの一部の信号波形が複写されることにより生成されたガードインターバルとが含まれた伝送シンボルを伝送単位とし、特定の電力であって且つ特定の位相とされたパイロット信号が上記伝送シンボル内の所定のサブキャリアに離散的に挿入された直交周波数分割多重(OFDM)信号を復調するOFDM復調装置であって、
    上記OFDM信号から時間領域の所定の手法により遅延プロファイルを生成する遅延プロファイル生成手段と、
    上記OFDM信号の各伝送シンボルから有効シンボル期間分の演算範囲を設定し、設定した演算範囲をフーリエ変換するフーリエ変換手段と、
    上記フーリエ変換手段によりフーリエ変換された信号から上記伝送シンボル毎に上記パイロット信号を抽出するパイロット信号抽出手段と、
    上記パイロット信号抽出手段により抽出された上記パイロット信号を時間方向補間フィルタを用いて補間することにより全ての上記伝送シンボルに対して伝送路特性を推定する伝送路特性推定手段と、
    上記伝送路特性推定手段により推定された上記伝送路特性を上記伝送シンボル毎に逆フーリエ変換することにより遅延プロファイルを生成する逆フーリエ変換手段と、
    上記遅延プロファイル生成手段により生成された遅延プロファイルと、上記逆フーリエ変換手段により生成された遅延プロファイルとに基づいて演算範囲設定用の遅延プロファイルを生成し、該演算範囲設定用の遅延プロファイルに基づき上記演算範囲を制御するウィンドウ制御手段とを備え、
    上記ウィンドウ制御手段は、上記遅延プロファイル生成手段により生成された遅延プロファイルと、上記逆フーリエ変換手段により生成された遅延プロファイルとの双方について同じ位置に存在し、且つ、検出回数が閾値以上であるパスを残して上記演算範囲設定用の遅延プロファイルを生成し、上記逆フーリエ変換手段により生成された遅延プロファイル中のメインパスの位置から所定の位置にあるパスについては、他の位置のパスよりも上記閾値を大きく設定する
    ことを特徴とするOFDM復調装置。
  2. 上記遅延プロファイル生成手段は、上記OFDM信号の各伝送シンボルからメインパスのガードインターバル部分の信号波形を抽出し、このガードインターバル部分と該伝送シンボルの他の部分との整合性を求めることにより、上記遅延プロファイルを生成することを特徴とする請求項1記載のOFDM復調装置。
  3. 上記伝送路特性推定手段により推定された伝送路特性に基づき、上記フーリエ変換手段によりフーリエ変換された信号を波形等化すると共に、CSI(Channel State Information)を求める波形等化手段をさらに備え、
    上記ウィンドウ制御手段は、CSIレベルが閾値未満である伝送シンボルについては、前の伝送シンボルで生成された上記演算範囲設定用の遅延プロファイルを用いる
    ことを特徴とする請求項1記載のOFDM復調装置。
  4. 情報が分割されて複数のサブキャリアに変調されることにより生成された有効シンボルと、この有効シンボルの一部の信号波形が複写されることにより生成されたガードインターバルとが含まれた伝送シンボルを伝送単位とし、特定の電力であって且つ特定の位相とされたパイロット信号が上記伝送シンボル内の所定のサブキャリアに離散的に挿入された直交周波数分割多重(OFDM)信号を復調するOFDM復調方法であって、
    上記OFDM信号から時間領域の所定の手法により遅延プロファイルを生成する遅延プロファイル生成工程と、
    上記OFDM信号の各伝送シンボルから有効シンボル期間分の演算範囲を設定し、設定した演算範囲をフーリエ変換するフーリエ変換工程と、
    上記フーリエ変換工程にてフーリエ変換された信号から上記伝送シンボル毎に上記パイロット信号を抽出するパイロット信号抽出工程と、
    上記パイロット信号抽出工程にて抽出された上記パイロット信号を時間方向補間フィルタを用いて補間することにより全ての上記伝送シンボルに対して伝送路特性を推定する伝送路特性推定工程と、
    上記伝送路特性推定工程にて推定された上記伝送路特性を上記伝送シンボル毎に逆フーリエ変換することにより遅延プロファイルを生成する逆フーリエ変換工程と、
    上記遅延プロファイル生成工程にて生成された遅延プロファイルと、上記逆フーリエ変換工程にて生成された遅延プロファイルとに基づいて演算範囲設定用の遅延プロファイルを生成し、該演算範囲設定用の遅延プロファイルに基づき上記演算範囲を制御するウィンドウ制御工程とを有し、
    上記ウィンドウ制御工程では、上記遅延プロファイル生成工程にて生成された遅延プロファイルと、上記逆フーリエ変換工程にて生成された遅延プロファイルとの双方について同じ位置に存在し、且つ、検出回数が閾値以上であるパスを残して上記演算範囲設定用の遅延プロファイルを生成し、上記逆フーリエ変換工程にて生成された遅延プロファイル中のメインパスの位置から所定の位置にあるパスについては、他の位置のパスよりも上記閾値を大きく設定する
    ことを特徴とするOFDM復調方法。
  5. 情報が分割されて複数のサブキャリアに変調されることにより生成された有効シンボルと、この有効シンボルの一部の信号波形が複写されることにより生成されたガードインターバルとが含まれた伝送シンボルを伝送単位とし、特定の電力であって且つ特定の位相とされたパイロット信号が上記伝送シンボル内の所定のサブキャリアに離散的に挿入された直交周波数分割多重(OFDM)信号を復調するOFDM復調装置であって、
    上記OFDM信号から時間領域の所定の手法により遅延プロファイルを生成する遅延プロファイル生成手段と、
    上記OFDM信号の各伝送シンボルから有効シンボル期間分の演算範囲を設定し、設定した演算範囲をフーリエ変換するフーリエ変換手段と、
    上記フーリエ変換手段によりフーリエ変換された信号から上記伝送シンボル毎に上記パイロット信号を抽出するパイロット信号抽出手段と、
    上記パイロット信号抽出手段により抽出された上記パイロット信号を時間方向補間フィルタを用いて補間することにより全ての上記伝送シンボルに対して伝送路特性を推定する伝送路特性推定手段と、
    上記伝送路特性推定手段により推定された伝送路特性に基づき、上記フーリエ変換手段によりフーリエ変換された信号を波形等化すると共に、CSI(Channel State Information)を求める波形等化手段と、
    上記伝送路特性推定手段により推定された上記伝送路特性を上記伝送シンボル毎に逆フーリエ変換することにより遅延プロファイルを生成する逆フーリエ変換手段と、
    上記遅延プロファイル生成手段により生成された遅延プロファイルと、上記逆フーリエ変換手段により生成された遅延プロファイルとに基づいて演算範囲設定用の遅延プロファイルを生成し、該演算範囲設定用の遅延プロファイルに基づき上記演算範囲を制御するウィンドウ制御手段とを備え、
    上記ウィンドウ制御手段は、CSIレベルが閾値未満である伝送シンボルについては、前の伝送シンボルで生成された上記演算範囲設定用の遅延プロファイルを用いる
    ことを特徴とするOFDM復調装置。
  6. 情報が分割されて複数のサブキャリアに変調されることにより生成された有効シンボルと、この有効シンボルの一部の信号波形が複写されることにより生成されたガードインターバルとが含まれた伝送シンボルを伝送単位とし、特定の電力であって且つ特定の位相とされたパイロット信号が上記伝送シンボル内の所定のサブキャリアに離散的に挿入された直交周波数分割多重(OFDM)信号を復調するOFDM復調方法であって、
    上記OFDM信号から時間領域の所定の手法により遅延プロファイルを生成する遅延プロファイル生成工程と、
    上記OFDM信号の各伝送シンボルから有効シンボル期間分の演算範囲を設定し、設定した演算範囲をフーリエ変換するフーリエ変換工程と、
    上記フーリエ変換工程にてフーリエ変換された信号から上記伝送シンボル毎に上記パイロット信号を抽出するパイロット信号抽出工程と、
    上記パイロット信号抽出工程にて抽出された上記パイロット信号を時間方向補間フィルタを用いて補間することにより全ての上記伝送シンボルに対して伝送路特性を推定する伝送路特性推定工程と、
    上記伝送路特性推定工程にて推定された伝送路特性に基づき、上記フーリエ変換工程にてフーリエ変換された信号を波形等化すると共に、CSI(Channel State Information)を求める波形等化工程と、
    上記伝送路特性推定工程にて推定された上記伝送路特性を上記伝送シンボル毎に逆フーリエ変換することにより遅延プロファイルを生成する逆フーリエ変換工程と、
    上記遅延プロファイル生成工程にて生成された遅延プロファイルと、上記逆フーリエ変換工程にて生成された遅延プロファイルとに基づいて演算範囲設定用の遅延プロファイルを生成し、該演算範囲設定用の遅延プロファイルに基づき上記演算範囲を制御するウィンドウ制御工程とを有し、
    上記ウィンドウ制御工程では、CSIレベルが閾値未満である伝送シンボルについては、前の伝送シンボルで生成された上記演算範囲設定用の遅延プロファイルを用いる
    ことを特徴とするOFDM復調方法。
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