JP2007022241A - バンパ取付構造 - Google Patents

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JP2007022241A JP2005205337A JP2005205337A JP2007022241A JP 2007022241 A JP2007022241 A JP 2007022241A JP 2005205337 A JP2005205337 A JP 2005205337A JP 2005205337 A JP2005205337 A JP 2005205337A JP 2007022241 A JP2007022241 A JP 2007022241A
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Tomohiro Toida
智浩 樋田
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】 より円滑に取付作業を行うことができるバンパ取付構造を得る。
【解決手段】 凹部5の開口側位置から奥側位置に向けてスライド可能にブラケット3に支持されるスライダ4を設け、開口側位置でバンパ2を保持させたスライダを奥側位置に向けて移動させることにより、当該バンパ2を所定の取付位置に向けて移動案内するようにした。
【選択図】 図6

Description

本発明は、バンパ取付構造に関する。
従来のバンパ取付構造として、特許文献1に開示されるものが知られている。
この特許文献1に開示されるバンパ取付構造は、車体表面に形成された凹部内に設けた第一のクリップと、バンパ側に設けた第二のクリップとを係合させつつ、バンパを凹部奥側に向けて押し込み、当該凹部を覆うようにバンパを取り付けるものである。
実用新案登録第2588531号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されるバンパ取付構造では、第一のクリップが凹部の奥に設けられているため、取付作業の際にその位置を視認しづらく、一旦クリップ同士の位置合わせを行った後に差し込む必要があり、バンパの取付作業をスムーズに行うのが難しいという問題があった。
そこで、本発明は、より円滑に取付作業を行うことができるバンパ取付構造を得ることを目的とする。
本発明にあっては、車体表面に形成された凹部内に設けたブラケットを用いて当該凹部を覆うようにバンパを取り付けるバンパ取付構造であって、上記凹部の開口側位置から奥側位置に向けてスライド可能に上記ブラケットに支持されるスライダを設け、開口側位置でバンパを保持させたスライダを奥側位置に向けて移動させることにより、当該バンパを所定の取付位置に向けて移動案内するようにしたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、まず、凹部の開口側に配置したスライダを視認しながら当該スライダにバンパを保持させ、次に、そのスライダをバンパとともに凹部奥側に向けて押し込むことで、当該バンパを所定の取付位置に向けて移動させることができるため、バンパの取付作業を従来に比べてより円滑に行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、バンパを装着した車両前部の側面図、図2は、バンパ取付構造の断面図(図1のA−A断面図)、図3は、バンパ取付構造の分解斜視図、図4は、バンパ取付構造のスライダを各方向から見た図であって、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は背面図、図5は、スライダを下面側を見た斜視図、図6は、バンパ取付構造の断面図であって、スライダが開口側位置にある状態を示す図、図7は、スライダが外から視認できる開口側位置にある状態を示す斜視図である。
鋼板等からなるフロントフェンダパネル1の下縁部には凹部5が形成されており、この凹部5内に設けたブラケット3を用いて、当該凹部5を覆うように、樹脂等からなるバンパ2が取り付けられる。凹部5は、車体の外表面から内側に凹んだ領域であり、本実施形態では、フロントフェンダパネル1を段差状に折り曲げることで形成されている。なお、本実施形態では、図2に示すように、バンパ2を取り付けたときに当該バンパ2の外壁部2aの外表面とフロントフェンダパネル1の外表面とが連なるようにしているが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。
ブラケット3はクリップ部3cを備えており、このクリップ部3cを凹部5の奥壁部に設けた貫通孔(図示せず)に嵌挿することで、ブラケット3がフロントフェンダパネル1に固定されるようになっている。なお、ブラケット3は、一箇所のみではなく、凹部5内でフロントフェンダパネル1の下縁に沿って複数箇所配置し、バンパ2をより安定的に保持できるようにするのが好適である。
このブラケット3は、凹部5の奥側に配置される奥壁部3aと、当該奥壁部3aから凹部5の開口側に向けて突設されるガイド壁部3fと、を備える。
ガイド壁部3fの一部には、平面視で矩形状の切欠が形成されており、この切欠に略矩形板状のスライダ4が嵌め込まれる。
スライダ4は、バンパ2を保持する保持具として機能する。本実施形態では、スライダ4の上面に係合突起4b,4cを設ける一方、バンパ2の上壁部2bに係合凹部(貫通孔)2cを設け、当該係合突起4bを係合凹部2cに挿入し、かつ、係合突起4cを上壁部2bの端縁外側に当接させることで、スライダ4に対するバンパ2の保持位置が規定されるようにしてある。
そして、このスライダ4は、凹部5の開口側位置と奥側位置との間でスライド可能に、ブラケット3に支持される。本実施形態では、スライダ4の基板部4dの一対の側面に細長い突起4eを設ける一方、ブラケット3のガイド壁部3fに形成した切欠の側面に溝3eを形成し、突起4eが溝3eに沿って案内されるようにしている。ここで、溝3eは、ブラケット3が凹部5内に取り付けられた状態で、フロントフェンダパネル1の外表面に対して略直交する方向を指向するように設けられているため、この溝3eの延伸方向に沿ってガイドされるスライダ4は、凹部5の開口側位置と奥側位置との間で移動可能となる。
ただし、スライダ4が凹部5から抜け出さないよう、これらブラケット3およびスライダ4には、スライダ4の開口側から奥側への移動を許容する一方、奥側から開口側への移動を抑制する係止機構が設けられる。具体的には、スライダ4(アーム4a)の下面に、スライダ4の移動方向と直交する方向に伸びて下方かつ開口側に向けて開口するノッチ4fを、スライダ4の移動方向に沿って複数連続的に形成する一方、ブラケット3の奥壁部3aに、スライダ4の下面に沿って伸びる片持ち梁状のアーム3bを突設し、このアーム3bに、上方かつ奥側に向けて伸びてノッチ4fと係合する爪部3dを設け、スライダ4が開口側に移動しようとすると爪部3dとノッチ4fとが係止されてその移動が規制され、逆に、スライダ4が奥側に移動しようとすると爪部3dとノッチ4fとの係止が解除されて、スライダ4が移動できるようにしてある。
また、スライダ4の過剰な押し込みを抑制すべく、本実施形態では、ブラケット3に、スライダ4の凹部5奥側への移動を規制するストッパ3gを設けてある。
さらに、本実施形態では、スライダ4が凹部5の奥側に向かうにつれて、当該スライダ4がバンパ2を保持する部分を上方向に移動させ、バンパ2を凹部5の上壁部をなすフロントフェンダパネル1に突き当てるようにしている。具体的には、スライダ4に、凹部5の奥側から開口側に伸びる片持ち梁状の上下動可能なアーム4aを設けるとともに、このアーム4aをブラケット3のアーム3bの弾性力によって押し上げるように構成し、さらに、アーム4aの厚みを凹部5の奥側から開口側に向けて(すなわちアーム4aの根元側から先端側に向けて)漸増させている。こうすることで、スライダ4が凹部5の奥側に移動するにつれて、ブラケット3のアーム3bによってスライダ4のアーム4aが上方に押し上げられ、このアーム4aの先端に設けた係合突起4bを介してバンパ2が上方に押し上げられることになる。
そして、図6および図7に示すように、スライダ4が開口側に位置するとき、少なくともスライダ4の先端部、さらに好適には、バンパ2を係合するための構造(本実施形態では係合突起4b)が、斜め上方からの視線(作業者の立ち姿勢あるいはバンパ2の取付作業時の多少腰を折り曲げた姿勢からの視線)で視認できるように構成している。なお、この状態でも、爪部3dとノッチ4fとが係止するようにして、スライダ4が凹部5から抜け出さないようにするのが好適である。
以上の本実施形態において、バンパ2を車体側に取り付ける場合、まず、凹部5にブラケット3を取り付け、さらに、そのブラケット3にスライダ4を取り付けて、当該スライダ4を開口側に配置しておく。
このとき、図6および図7に示すように、作業者は、斜め上方からの視線で、開口側に配置したスライダ4の少なくとも先端部を視認することができる。したがって、作業者は、スライダ4を視認しながらバンパ2をより確実に所定位置に載せてスライダ4上に仮保持させることができる。
次に、作業者は、バンパ2を凹部5奥側に向けて押し込むことでスライダ4を所定経路に沿って凹部5奥側に移動させ、以て、バンパ2を所定の取付位置に向けて移動させることができる。
すなわち、本実施形態によれば、車体側部材に対するバンパ2の位置決めを極めて容易に行うことができ、従来に比べて、バンパ2の取付作業をより円滑に行うことができる。
さらに、本実施形態によれば、スライダ4の凹部5奥側への移動を規制するストッパ3gを設けてあるため、バンパ2の過剰な押し込みを抑制することができる。
さらに、本実施形態によれば、スライダ4が凹部5の奥側に向かうにつれて、当該スライダ4のうち少なくともバンパ2を保持している部分を上方向に移動させ、バンパ2を凹部5の上壁部をなすフロントフェンダパネル1に突き当てるようにしたため、フロントフェンダパネル1とバンパ2との隙間を詰めることができ、美観の向上を図ることができる。
特に、本実施形態では、ブラケット3のアーム3bによってスライダ4のアーム4aを下から上に押し上げるように構成するとともに、スライダ4のアーム4aの厚みを凹部5奥側から開口側に向けて漸増させることにより、スライダ4の凹部5奥側への移動に伴ってバンパ2が上方に押し上げられる構成を、比較的簡素な構成として具現化することができる。
さらにまた、本実施形態によれば、ブラケット3に、スライダ4が凹部5から抜け出すのを抑制する係止機構を設けたため、スライダ4ひいてはバンパ2が凹部5から離間するのを抑制することができる。
特に、本実施形態では、ブラケット3のアーム3bおよび当該アーム3bに設けた爪部3dを、スライダ4の係止機構として機能させるとともに、スライダ4のアーム4aを上方に押し上げる押圧機構としても機能させる構成としたため、これら機構をそれぞれ別個に設けた場合に比べて、構成の簡素化を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、ブラケットやスライダは、同様の作用および効果を奏することができるものであればよく、上記実施形態で開示した構成には限定されない。
また、ブラケットによってスライダを移動可能に案内する機構も、上記実施形態には限定されず、例えば、ブラケット側に突起を設け、スライダ側に溝を設けて、これらを嵌め込むようにしてもよい。
また、上記実施形態では、スライダの凹部奥側への移動を規制するストッパとして機能する突起をブラケットに設けたが、これをスライダ側に設けてもよい。
バンパを装着した車両前部の側面図。 本発明の実施形態にかかるバンパ取付構造の断面図(図1のA−A断面図)。 本発明の実施形態にかかるバンパ取付構造の分解斜視図。 本発明の実施形態にかかるバンパ取付構造のスライダを各方向から見た図であって、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は背面図。 本発明の実施形態にかかるバンパ取付構造のスライダを下面側を見た斜視図。 本発明の実施形態にかかるバンパ取付構造の断面図であって、スライダが開口側位置にある状態を示す図。 本発明の実施形態にかかるバンパ取付構造のスライダが外から視認できる位置(開口側位置)にある状態を示す斜視図。
符号の説明
1 フロントフェンダパネル
2 バンパ
3 ブラケット
3g ストッパ
4 スライダ
5 凹部

Claims (2)

  1. 車体表面に形成された凹部内に設けたブラケットを用いて当該凹部を覆うようにバンパを取り付けるバンパ取付構造であって、
    前記凹部の開口側位置から奥側位置に向けてスライド可能に前記ブラケットに支持されるスライダを設け、開口側位置でバンパを保持させたスライダを奥側位置に向けて移動させることにより、当該バンパを所定の取付位置に向けて移動案内するようにしたことを特徴とするバンパ取付構造。
  2. 前記スライダおよびブラケットのうち少なくともいずれか一方に、スライダの凹部奥側への移動を規制するストッパを設けたことを特徴とする請求項1に記載のバンパ取付構造。
JP2005205337A 2005-07-14 2005-07-14 バンパ取付構造 Pending JP2007022241A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007035494A1 (de) * 2007-07-28 2009-01-29 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit System zur Montage einer Stossfängerfrontpartie eines Kraftfahrzeugs an der Rohkarosserie des Kraftfahrzeugs
JP2012091655A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Honda Motor Co Ltd 車両用バンパフェース取付構造
JP2019038282A (ja) * 2017-08-22 2019-03-14 トヨタ自動車株式会社 部品組み付け部の構造

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