JP2009299850A - クリップ取付座 - Google Patents

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Osamu Yoshizaki
理 吉崎
Shinji Ishii
真治 石井
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Abstract

【課題】クリップのクリップ取付座への取付けを容易にしつつクリップのクリップ取付座からの抜けを防止する。
【解決手段】クリップ取付座3の切欠部33に対応する脚部21先端には、可撓性のストッパー片部35が挿入孔29へ向けて前上がりに傾斜して一体に突設されている。ストッパー片部35は、クリップ1の首部11を係止孔27に案内する過程では、挿入基部13との摺接により脚部21基端側に押し倒されて挿入基部13の移動を許容する。そして、首部11が係止孔27に案内されると、ストッパー片部35は、挿入基部13との摺接解除により脚部21先端側に起き上がって挿入基部13外周縁と対峙し、クリップ1が座面部25から抜け出るのを阻止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、クリップを取り付けるクリップ取付座に関するものである。
特許文献1には、筒状の脚部が被取付体に一体に突設され、円形の係止孔と矩形の挿入孔とが連続して開口する座面部が上記脚部先端に一体に形成されたクリップ取付座が開示されている。このクリップ取付座では、挿入孔の開口領域が上記座面部の端部にまで広がって切欠部が上記脚部先端に対応して形成されている。そして、上記クリップの挿入基部を切欠部から挿入孔に挿入して座面部裏面に摺接させながら首部を係止孔に案内することにより、クリップをクリップ取付座に取り付ける。この際、座面部に切欠部が脚部先端に対応して形成されているので、挿入基部を座面部に干渉することなくスムーズに係止孔に案内できる。
実開平4−101813号公報
しかし、上記特許文献1のように、切欠部が脚部先端に対応して形成されていると、クリップをクリップ取付座に容易に取り付けることができる反面、クリップの取付けが完了した被取付体を取付体に取り付けるべく製造ラインに搬入する過程で、被取付体に振動等の外力が作用すると、クリップが切欠部を通過して座面部から脱落するおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、クリップのクリップ取付座への取付けを容易にしつつクリップの座面部からの脱落を防止することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、切欠部に対応する脚部先端側の構造を工夫したことを特徴とする。
具体的には、本発明は、樹脂製の被取付体に一体に突設された脚部と、上記被取付体の脚部突設面との間に空間部を有して上記脚部先端に一体に形成された座面部とを備え、該座面部には、取付体の取付孔に挿入係止されるクリップ本体を備えた樹脂製のクリップを係止する係止孔と、上記クリップ本体に首部を介して一体に形成された略板状の挿入基部を挿入する挿入孔とが連通孔を介して連続して開口され、該挿入孔の開口領域は上記連通孔に対向する上記脚部の先端にまで広がって切欠部が形成され、上記挿入基部を上記切欠部から挿入孔に挿入して座面部裏面に摺接させながら首部を係止孔に案内することにより、クリップ本体と挿入基部とで座面部の係止孔周りを挟持して上記クリップを座面部に取り付けるクリップ取付座を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、本発明は、上記切欠部に対応する脚部先端近傍には、可撓性のストッパー片部が上記挿入孔へ向けて先端が上方に傾斜するように一体に突設され、上記ストッパー片部は、上記クリップの首部を係止孔に案内する過程では、上記挿入基部裏面との摺接により脚部基端側に押し倒されて挿入基部の移動を許容し、上記首部が係止孔に案内されると、上記挿入基部裏面との摺接解除により復元して挿入基部外周縁と対峙し、上記クリップが上記係止孔から抜け出るのを阻止するように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、上述の如く首部が係止孔に案内されると、ストッパー片部の先端が挿入基部裏面との摺接解除により脚部先端側に起き上がって挿入基部外周縁と対峙するため、クリップが外力の作用で切欠部側に移動しようとしても、その移動が上記ストッパー片部で規制され、座面部から脱落しない。
また、クリップの挿入基部を切欠部に対応する脚部先端に載せてストッパー片部を押し倒してスライドさせることにより、挿入基部を挿入孔に挿入し、その後首部を係止孔に挿入できるので、クリップ取付作業を容易に行える。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図2(c)中19は、自動車のピラートリム、サイドトリム等の樹脂製被取付体であり、該被取付体19に、本発明の実施形態に係るクリップ取付座3が一体に突設され、該クリップ取付座3に、樹脂製のクリップ1が取り付けられている。
上記クリップ1は、自動車のインナーパネル等の取付体5(図2(c)に示す)の取付孔7に挿入係止されるクリップ本体9を備え、該クリップ本体9は、基端側に、上記取付体5側に張り出して該取付体5に当接するテーパー板状の当接片部17、該当接片部17のさらに基端側に、該クリップ本体9の軸方向に対して略垂直に一体に張り出す板状張出部15を備えている。また、該板状張出部15の略中央の上記基端側には、円柱状の首部11が一体に取り付けられ、該首部11の反板状張出部15側には、略円板状の挿入基部13が板状張出部15と略平行に張り出すように一体に形成されている。その結果、上記クリップ本体9には、首部11を介して挿入基部13が一体に形成されている。
一方、クリップ取付座3は、図1及び図3にも示すように、上記被取付体19に一体に突設された横断面略U字状の脚部21を備え、該脚部21は、互いに対向する側壁部21aと、該側壁部21aの一端側を連結する連結壁部21bを有し、該連結壁部21bの対向側が開放している。また、脚部21先端には、上記被取付体19の脚部21突設面19aと略平行になるように座面部25が一体に形成されている。その結果、該座面部25と被取付体19の脚部21突設面19aとの間に空間部23が形成される。また、座面部25の略中央には、上記クリップ1を係止する円形の係止孔27が開口されている。さらに、座面部25における上記脚部21反開放側には、上記クリップ1の挿入基部13を挿入する挿入孔29が、上記クリップ1の首部11の直径よりも幅狭の連通孔31を介して上記係止孔27と連続して開口されている。上記係止孔27の直径は、上記クリップ1の首部11の直径よりも若干大きく、かつ上記挿入基部13及び板状張出部15の直径よりも小さく設定されている。また、上記挿入孔29における上記クリップ1の挿入基部13の挿入方向と直交する方向(側壁部21aに直交する方向)の寸法は、上記挿入基部13の直径よりも大きく、かつ板状張出部15の直径よりも小さく設定されている。
また、上記挿入孔29は連通孔31から両側壁部21a側に広がり、該挿入孔29の開口領域は上記座面部25の連結壁部21b側端部、即ち連通孔31に対向する脚部21の先端にまで広がって切欠部33が形成されている。該切欠部33に対応する脚部21の上記脚部21突設面19aからの突出寸法hは、上記座面部25裏面の脚部21突設面19aからの寸法hよりも上記挿入基部13の厚みtだけ短く設定され、上記切欠部33に対応する脚部21先端と上記座面部25裏面との間に隙間cが形成されている。上記切欠部33に対応する脚部21先端中程(上記連通孔31に対向する位置)には、可撓性のストッパー片部35が上記挿入孔29へ向けて詳しくは、上記連通孔31へ向けて前上がりに傾斜して一体に突設されている。
上記のように構成されたクリップ1をクリップ取付座3に取り付けるには、まず、図2(a)及び図2(b)に示すように、クリップ1の挿入基部13をクリップ取付座3の切欠部33に対応する脚部21(上記連結壁部21b)先端に載せると、ストッパー片部35の先端が上記空間部23側に押し倒されてその先端を係止孔27方向に向けた状態となる。そして、挿入基部13を上記座面部25と略平行にスライドさせると、挿入基部13が、切欠部33が形成された脚部21先端(連結壁部21b)に支えられながら表面(上面)が座面部25裏面に摺接して挿入孔29に挿入される。このように、切欠部33に対応する脚部21の突出寸法hが、被取付体19の脚部21突設面19aから上記座面部25裏面までの寸法hよりも上記挿入基部13の厚みtだけ短く設定されているので、クリップ1を傾けることなく、挿入基部13をクリップ取付座3の切欠部33に対応する脚部21先端に載せることによって挿入孔29に挿入できるので、クリップ取付作業を容易に行える。
そして、挿入基部13を上記座面部25と略平行に係止孔27方向にさらにスライドさせると、該挿入基部13との摺接によりストッパー片部35が先端を上記係止孔27方向に向けた状態で挿入基部13の移動を許容するとともに、上記首部11が連通孔31を広げるように変位して、該連通孔31を通過した後、図2(c)に示すように係止孔27に挿入案内される。この挿入された状態では、ストッパー片部35は、上記挿入基部13による押圧力が解除されて、反空間部23側(上方)へ弾性復元し、ストッパー片部35の先端が上記挿入基部13の裏面よりも上方に位置するようになる。また、この挿入された状態では、クリップ本体9の板状張出部15と挿入基部13とで座面部25の係止孔27周りが挟持される。そして、連通孔31が上記クリップ1における首部11の直径よりも若干幅狭になっているので、首部11が連通孔31を介して挿入孔29側に抜け出ることが阻止される。また、搬送中等に、クリップ1に、クリップ1の反挿入方向の外力が作用した場合、上記のように、ストッパー片部35が挿入基部13外周縁とわずかな隙間を空けて対峙しているので、挿入基部13がストッパー片部35に当接し、クリップ1が座面部25から抜け出るのを阻止する。
このようにしてクリップ取付座3に取り付けられたクリップ1が、図2(c)に示すように、クリップ本体9を取付体5の取付孔7に挿入して取付体5に取り付けられる。
なお、クリップ1をクリップ取付座3に取り付けた状態でストッパー片部35の先端が挿入基部13の裏面より上方に位置するようにすれば、ストッパー片部35の基端は、上記切欠部33に対応する脚部21の先端よりも下方に設けてもよい。また、ストッパー片部35は、必ずしも、図2(b)のように挿入方向に沿う形状とせず、挿入方向と交差するように、つまりストッパー片部35の先端が連通孔31に対向しないように形成してもよい。
また、クリップ1をクリップ取付座3に取り付けた状態でストッパー片部35先端が挿入基部13の裏面より上方に位置するよう該ストッパー片部35を長く形成していれば、切欠部33に対応する脚部21の突出寸法hは、上記実施形態より短く設定してもよい。
また、ストッパー片部35は、クリップ1をクリップ取付座3に取り付けた状態でクリップ1の抜けを阻止できれば、切欠部33に対応する脚部21先端中程ではなく、切欠部33に対応する脚部21先端近傍に突設してもよい。
本発明は、クリップを取り付けるクリップ取付座として有用である。
本発明の実施形態に係るクリップ取付座の平面図である。 クリップをクリップ取付座に取り付ける手順を示すもので、(a)は、クリップをクリップ取付座に取り付ける前の状態を示す図1のA−A線相当断面図、(b)は、クリップをクリップ取付座に取り付ける取付過程を示す図1のA−A線相当断面図、(c)は、クリップをクリップ取付座に取り付けた状態を示す図1のA−A線断面図である。 クリップ取付座に取り付けられるクリップを仮想線で示す図1相当図である。
符号の説明
1 クリップ
3 クリップ取付座
5 取付体
7 取付孔
9 クリップ本体
11 首部
13 挿入基部
19 被取付体
19a 脚部突設面
21 脚部
23 空間部
25 座面部
27 係止孔
29 挿入孔
31 連通孔
33 切欠部
35 ストッパー片部

Claims (1)

  1. 樹脂製の被取付体に一体に突設された脚部と、上記被取付体の脚部突設面との間に空間部を有して上記脚部先端に一体に形成された座面部とを備え、
    該座面部には、取付体の取付孔に挿入係止されるクリップ本体を備えた樹脂製のクリップを係止する係止孔と、上記クリップ本体に首部を介して一体に形成された略板状の挿入基部を挿入する挿入孔とが連通孔を介して連続して開口され、該挿入孔の開口領域は上記連通孔に対向する上記脚部の先端にまで広がって切欠部が形成され、
    上記挿入基部を上記切欠部から挿入孔に挿入して座面部裏面に摺接させながら首部を係止孔に案内することにより、クリップ本体と挿入基部とで座面部の係止孔周りを挟持して上記クリップを座面部に取り付けるクリップ取付座であって、
    上記切欠部に対応する脚部先端近傍には、可撓性のストッパー片部が上記挿入孔へ向けて先端が上方に傾斜するように一体に突設され、
    上記ストッパー片部は、上記クリップの首部を係止孔に案内する過程では、上記挿入基部裏面との摺接により脚部基端側に押し倒されて挿入基部の移動を許容し、上記首部が係止孔に案内されると、上記挿入基部裏面との摺接解除により復元して挿入基部外周縁と対峙し、上記クリップが上記係止孔から抜け出るのを阻止するように構成されていることを特徴とするクリップ取付座。
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