JP2006515653A - ドア停止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドアを確実且つ安全に保持し廉価に製作し得るように、一般的なドア停止具を改良すること。
【解決手段】 ドア又はドアフレームに固定可能であって互いに連結可能な第一ハウジングハーフ(3)と第二ハウジングハーフ(4)とからなるハウジング(2)と、ハウジング(2)の開口(23)を貫きドア又はドアフレーム上に回転可能に据え付けられた保持ロッド(24)と、からなるドア停止具であって、ハウジング(2)と保持ロッド(24)とは同一の部位に固定/据え付けをされていない。第一ハウジングハーフ(3)と第二ハウジングハーフ(4)は、それぞれ開口(23)の縁の一部をなす。確実且つ安全に保持するドア停止具を廉価に作製し得るために、バネ部材(20)により保持ロッド(24)の方向へ偏向されたブレーキ部材(14)は2つのハウジングハーフ(3、4)の少なくとも1つに配置される。

Description

本発明は、請求項1の前提部分において予め特徴づけられたドア停止具に関する。
特許文献1は、第一ハウジングハーフと第二ハウジングハーフを有するハウジングからなる、自動車のドア停止具を示している。第一ハウジングハーフと第二ハウジングハーフはそれぞれにおいて開口の周縁を構成し、2つのハウジングハーフは開口を規定する。開口はドア組立部上に回転可能に配置された保持ロッドにより貫かれ、その保持ロッドは相互に外端部において連結され、中央部において、保持ロッドのためのキャビティを形成する金属製の2枚の弾性羽根から形成されている。各々のハウジングハーフには、2つのガイドローラーが独立して回転可能にはめ込まれた円筒形のくぼみが形成されており、そのガイドローラーは保持ロッドのキャビティに配置され、そして、ガイドローラーの1つはそれぞれにおいて、2枚の羽根のうちの1つのそれぞれの平坦な側面に接する。さらに第二に、独立して回転可能なガイドローラーはハウジングに備えられ、ガイドローラーに対して垂直に一列に並べられ、2枚の羽根の外側の平坦な側面に軽く接触する。その軸は同時にハウジングの対称軸であるため、2枚の羽根はその軸の長さ方向に対して対称な波形の断面を有している。2つのガイドローラーはその波形の合間で固定され、停止具の好ましい位置を規定する。この型のドア停止具の欠点は、保持ロッドがキャビティを形成する2枚の羽根からなることであり、このため、例えば、ドアの頻繁な使用により保持ロッドがわずかに変形し得る。2枚の羽根のうち1枚、または両方に変形が生じた場合には、波形の断面が非対称に変形され、規定された係止位置は移動または消失してしまい、ドアは確実に、または十分にすぐ動かなくる。更なる欠点は、一方において、ガイドローラーと固定のための羽根とが相対的に高摩擦で接触しなければならず、他方において、ドアの容易な作動のために、羽根上におけるガイドローラーの滑動を生じさせなければならないため、保持ロッドが固定と案内動作の両方をしなければならないことであり、このため、必然的にドアの固定または動作に対し不利となることを妥協することになる。
特許文献2は、保持ロッドにより貫かれた開口を有する単一のハウジングからなるドア停止具を示している。ハウジングはネジ止めまたはリベットによりドアまたはドアフレーム上に固定され、それぞれがガイド部とバネ部材からなる2つのブレーキ部材はハウジング内に配置され、そのバネ部材はガイド部を保持ロッドとは反対の方向へ加圧する。2つのガイド部は各々において、保持ロッドと噛合い、接触面が保持ロッドとラインを形成するように形成された接触部を有する。保持ロッドは2つの接触面の間に配置され、その幅広の側面は2つのブレーキ部材の接触部と噛合う。保持ロッドの幅広の側面は上りの傾斜を有しており、ドアの開放中、傾斜の上りは2つのバネ部材とは反対に作用し、ブレーキ部材はこの力を超えなければならず、こうしてドアの開放動作は妨げられる。また保持ロッドの傾斜は急激であるため、閉鎖動作においても、ドアの動作は妨げられる。保持ロッドはハウジング内へ位置し、ブレーキ部材は保持ロッドの周囲に、且つ同時にハウジングの内部に配置しなければならないため、ドア停止具のハウジングが単一であるという設計は、複雑化された組立作業に帰着し、またドアまたはドアフレームへのドア停止具の取付けは複雑となる。
特許文献3は、ハウジングとハウジングを覆うカバーからなるドア停止具を示している。ハウジングとカバーはそれぞれ、相互に一列に並べられた開口を有している。ハウジングとカバーは、ドアまたはドアフレームに2つのネジにより固定される。2つの開口は上部と下部に平坦な側面を有する保持ロッドにより貫かれ、平坦な側面はそれぞれ保持ロッドの長さ方向に溝を有している。それぞれのブレーキ部材が固定され得るくぼみは、2つの溝の内部に設けられている。2つのブレーキ部材はそれぞれ、保持ロッドの溝に接する球とバネ部材により保持ロッドの方向へ加圧されたプラスチック部材とからなり、その球はバネ部材から離れた側面に据付けられている。ドアの開閉動作中、保持ロッドはハウジングによって導かれ、溝のくぼみはドアの動作のための係止位置を構成するので、2つのブレーキ部材の球は溝に沿って運ばれる。この型のドア停止具の欠点は、はじめにブレーキ部材を保持ロッドの周囲に配置しなければならず、その後に、ハウジングをカバーで閉じ得るように、保持ロッドと2つのブレーキ部材を同時にハウジング内へ導かれなければならないため、ドア停止具の組立てが複雑となることである。
特許文献4はドア停止具を示しており、そのドア停止具は一体的に設計されたハウジングが開口において保持ロッドにより貫かれており、ハウジングには2つの軸に沿って移動可能なブレーキ部材が備えられているため、ブレーキ部材はそれぞれのバネ部材により保持ロッドの方向に加圧されており、また側面において保持ロッドに面する球形の係止用凸部を有する。その係止用凸部は保持ロッドに接触している。保持ロッドは2つのブレーキ部材の係止用凸部の間に配置され、保持ロッドは球形の係止用凸部に合うような球形に設計された係止用凹部を有する。ハウジングはネジ止めによりハウジングを自動車に固定するための2つの取付け穴を備えている。その2つの取付け穴は、保持ロッドから等間隔にあり、それらの取付け穴はブレーキ部材の移動する面と自動車へハウジングを固定する面との間に配置される。この型のドア停止具の欠点は、ブレーキ部材の係止用凸部が球形に設計されているため、係止が限定された位置でのみ可能であると共に支持力が限定されるので、保持ロッド上に配置された係止用凹部を相対的に大きく設計しなければならないことである。さらなる欠点として、取付け穴が自動車とブレーキ部材の移動平面との間に配置されており、このため相対的にハウジングの全高が相対的に大きくなり、さらに、対応するドア組立部上におけるハウジングの支持面から離れているため、ブレーキ部材に大きなモーメントが作用することにより保持ロッド上、特にハウジングの固定のためのネジ上に力が作用することである。さらに、まず2つのブレーキ部材をハウジング内へ配置し、その後に保持ロッドは開口を貫くように導かれなければならず、また、2つの圧縮バネの圧力に反し、ハウジングを通じて最後に自動車にネジ止めされるため、自動車へのドア停止具の取付けは複雑である。
FR 2 666 616 A1 US 6,446,305 B1 US 5,173,991 A WO 01 90 518 A1
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、確実且つ安全に保持させることができ、効率的に生産され得るドア停止具を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明によるドア停止具は、互いに連結可能な第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)からなりドア又はドア停止具のいずれかに固定され得るハウジング(2;2’)と、前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)とがそれぞれ縁の一部をなす前記ハウジング(2;2’)の開口(23)を貫きドア又はドアフレームとは別の部品にそれぞれ回転可能に取付けられ得る保持ロッド(24)と、を備えたドア停止具において、バネ要素(20)により前記保持ロッド(24)の方向へ加圧されているブレーキ部材(14)が前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)の少なくとも一方に備えられていることを特徴とする。
また、前記保持ロッド(24)は、該保持ロッド(24)の幅広の側面に作用する前記ブレーキ部材(14)により前記開口(23)に固定されていると好ましい。
また、前記ブレーキ部材(14)は、前記開口(23)に対して垂直に調整され得るように配置されていると好ましい。
また、前記ブレーキ部材(14)は、前記2つのハウジングハーフ(3、4;3’、4’)の内部において、軸方向に移動可能なケーシング面部を有していると好ましい。
また、前記ブレーキ部材(14)の少なくとも一方は、前記保持ロッド(24)に対面する前側端面部(15)を有し、該前側端面部(15)は前記保持ロッド(24)の移動方向を横断するように作動する係合突起(18)を有していると好ましい。
また、前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)には、前記ブレーキ部材(14)がそれぞれ設けられており、摺接部材の前側端面部は対面していると好ましい。
また、前記バネ要素(20)は圧縮バネであり、この圧縮バネは、前記ブレーキ部材(14)内に少なくとも一部が配置されていると好ましい。
また、前記開口(23)は、前記保持ロッド(24)の両端部(24a、24b)より小さく、ハウジング(2;2’)は、前記開口(23)を形成するために適合している前記保持ロッド(24)の中央部により連結され得るようになっていると好ましい。
また、前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)は、リベットにより互いに連結されていると好ましい。
また、前記2つのハウジングハーフ(3、4;3’、4’)は、射出成形部品として製作されていると好ましい。
また、前記ブレーキ部材(14)は、貫通孔を穿たれたケーシング面部(16)を有していると好ましい。
また、前記保持ロッド(24)から離れて対面している前記ブレーキ部材(14)の端面部(17)は中心孔を有していると好ましい。
また、前記バネ要素(20)は、少なくとも一部が前記ケーシング面部(16)の内部に収容されていると好ましい。
また、前記バネ要素(20)は、円盤バネとして設計されていると好ましい。
また、前記バネ要素(20)は、螺旋バネとして設計されていると好ましい。
また、前記ケーシング面部(16)の貫通孔は、前記保持ロッド(24)から離れて対面している端面部(17)内に切り込まれていると好ましい。
また、前記ケーシング面部(16)の貫通孔は、分離している切通しとして設けられていると好ましい。
また、前記ケーシング面部(16)の貫通孔は、切欠き(27)として設計されていると好ましい。
また、前記切欠き(27)は、少なくともある部分が丸い円周外形を有していると好ましい。
また、前記ブレーキ部材(14)の前記ケーシング面部(16)には、軸方向に延びたガイド溝(16a)が配列されていると好ましい。
また、前記ブレーキ部材(14)の前記ケーシング面部(16)には、少なくとも一つの回転止め手段(28)が設けられていると好ましい。
また、前記ブレーキ部材(14)の前記保持ロッド(24)に対面する端面部(15)には、係合突起(18)が配置されていると好ましい。
また、前記係合突起(18)は、前記保持ロッド(24)の移動方向に対して横向きに揃えられた球形であることと好ましい。
また、前記保持ロッド(24)には、少なくとも一つの係止用凹部(25)が設けられていると好ましい。
また、前記ブレーキ部材(14)は、射出成形により製作されたプラスチック部品として設計されていると好ましい。
また、2つのブレーキ部材(14)は、前記保持ロッド(24)に対して鏡像の関係となるように配置されていると好ましい。
また、前記ハウジング(2)の支持面に対して横断するように整列して設けられた少なくとも2つの取付け穴(9)を備え、一方の取付け穴(9)は前記ハウジング(2)の支持面に対して垂直な2つの主平面の両側面に配置されていると好ましい。
また、前記ハウジング(2)は前記保持ロッド(24)に対して垂直に延びている軸(S)を有しており、少なくとも2つの取付け穴(9)はハウジング(2)の軸(S)と角度をなす接続面を有していると好ましい。
また、前記取付け穴(9)には、雌ネジが切られていると好ましい。
また、前記雌ネジは、金属製の雌ネジ部材(9a)により構成されていると好ましい。
また、前記金属製の雌ネジ部材(9a)は、前記取付け穴(9)の一部分のみを充足していると好ましい。
また、前記取付け穴(9)は、支持面に対して傾斜していると好ましい。
また、前記取付け穴(9)は、ブレーキ部材(14)から離れた位置にあると好ましい。
また、前記ハウジング(2)は、少なくとも前記取付け穴(9)を超えた高さを有していると好ましい。
また、前記各取付け穴(9)は、前記ブレーキ部材(14)に対して垂直に設定された軸線を定めていると好ましい。
また、2つのブレーキ部材(14)は、前記ハウジング(2)の開口(23)に対して対称であると好ましい。
また、前記取付け穴(9)は、射出成形により自立の前記ハウジング(2)と一体に作られており、その一方の穴(9)はブレーキ部材(14)を受け入れるハウジング(2)の領域の範囲から離れた位置にあると好ましい。
また、前記支持面は、前記ハウジング(2)の外側の支持面(3a)により形成されていると好ましい。
また、前記取付け穴(9)の端側面は、前記ハウジング(2)の支持面(3a)と一致していると好ましい。
また、前記支持平面から離れた側の前記取付け穴(9)の端側面は、前記ハウジング(2)の開口(23)を堅くするリベットジョインにより形成される整列線より下方の位置にあると好ましい。
また、前記ハウジング(2)を固定するため、前記取付け穴(9)には、ネジを備えていると好ましい。
また、前記ネジは、自ら締まるように設計をされていると好ましい。
また、前記ハウジング(2)にはガイド部(40)が設けられ、該ガイド部(40)は、ドア組立部とともに前記ハウジング(2)の支持面上に突出しており、且つ前記ガイド部(40)は、ドア又はドアフレームのいずれかに象嵌式に嵌め込まれていると好ましい。
また、前記ガイド部(40)はリブ(40a)を有していると好ましい。
また、前記ハウジング(2)に設けられた前記リブ(40a)は、前記開口(23)の縁をなしていると好ましい。
また、前記リブ(40a)は溝(41)を有し、該溝(41)は漸進的な設計のものであると好ましい。
また、前記ガイド部(40)は、前記第一ハウジングハーフ(3)と前記第二ハウジングハーフ(4)にそれぞれ設けられていると好ましい。
また、上記の目的を達成するために、本発明によるドア停止具のハウジングは、前記第一ハウジングハーフ(3、3’)と前記第二ハウジングハーフ(4、4’)は前記保持ロッド(24)の伸長方向に対して垂直に位置する交差面(2a)を有し、前記2つのハウジングハーフ(3、4;3’、4’)は互いに該交差面(2a)において連結されることを特徴とする。
また、整列部(11)は前記交差面(2a)に設けられ、それぞれの該整列部(11)に対応するガイド部材(12)は前記ハウジングハーフの前記交差面(2a)に割り当てられていると好ましい。
また、前記整列部(11)は突出物として設計され、前記ガイド部(12)は凹部として設計されていると好ましい。
また、前記第一ハウジングハーフ(3、3’)と前記第二ハウジングハーフ(4、4’)は、同一の設計であると好ましい。
また、上記の目的を達成するために、本発明によるドア停止具の製造方法は、開口(23)を規定しドアとドアフレームの一方に固定され得るハウジング(2;2’)は他方のドア組立部に取付けられた保持ロッド(24)により貫かれ、該ハウジング(2;2’)は第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)からなり、該第一ハウジングハーフ(3;3’)と該第二ハウジングハーフ(4;4’)とはそれぞれ開口部(23)の縁の一部をなし、少なくとも一つのブレーキ部材(14)を設けられた、ドア停止具の製造方法において、前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と前記第二ハウジングハーフ(4;4’)は保持ロッド(24)の挿入された後にのみ互いに組みつけられ、前記少なくとも一つのブレーキ部材(14)のために加圧手段が設けられ、前記加圧手段は前記2つのハウジングハーフ(3、4;3’、4’)の組立時に前記保持ロッド(24)によって加圧されていることを特徴とする。
また、前記ブレーキ部材(14)は前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と前記第二ハウジングハーフ(4;4’)に配置されたバネ部材(20)として設計された加圧手段により前記保持ロッド(24)の方向に加圧され、前記ブレーキ部材(14)は前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と前記第二ハウジングハーフ(4;4’)のいずれか一方に前記2つのハウジングハーフ(3、4;3’、4’)の組立前に挿入されると好ましい。
また、前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)は、リベットにより互いに組つけられていると好ましい。
また、上記の目的を達成するために、本発明によるドア停止具の組立方法は、開口(23)を規定しドアとドアフレームの一方に固定され得るハウジング(2;2’)は他方のドア又はドアフレームに取付けられた保持ロッド(24)により貫かれ、該ハウジング(2;2’)は第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)からなり、該第一ハウジングハーフ(3;3’)と該第二ハウジングハーフ(4;4’)とはそれぞれ開口部(23)の縁の一部をなし、該第一ハウジングハーフ(3;3’)と該第二ハウジングハーフ(4;4’)はそれぞれ交差面(2a)を有している、自動車のドア停止具の組立方法において、前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と前記第二ハウジングハーフ(4;4’)は、前記保持ロッド(24)が挿入された後にのみ前記ドア又はドアフレームへ組みつけられ、前記交差面(2a)は組立時に前記ドア又はドアフレームに対して垂直に位置することを特徴とする。
また、前記ドア停止具の前記ハウジング(2;2’)は、回転動作により前記ドア又はドアフレームに対して組みつけられると好ましい。
また、前記ドア停止具の前記ハウジング(2;2’)は、バヨネット接続を用いて前記ドア又はドアフレームに対して組みつけられると好ましい。
また、前記ドア停止具の前記ハウジング(2;2’)は、ネジが切られたボルトを用いて前記ドア又はドアフレームに対して組みつけられると好ましい。
本発明によれば、本発明の目的は請求項1の前提部分において予め特徴づけられ、確実且つ安全に保持させることができ、効率的に生産され得るドア停止具を得ることができる。
上記の効果は、相互に連結された2つのハウジングハーフによるドア停止具のハウジングの設計により達成されており、ハウジングの開口を保持ロッドで貫きつつハウジングを組立てることは容易であり、特に、2つのハウジングハーフの各々が開口の縁の一部をなすため、保持ロッドの挿入が容易である。
ドア停止具が2つのハウジングハーフを有している場合、2つのハウジングハーフのうち少なくとも1つにおけるバネ部材により保持ロッドの方向へブレーキ部材が加圧される配置は、保持ロッドの軸方向へ保持ロッド上に働く力がブレーキ部材により伝達されるようにするため、ドアはそれゆえ確実に保持される。
ブレーキ部材による保持ロッドの保持は、ブレーキ部材の接触面と保持ロッドとの接触が相応じて大きく、ブレーキ部材から保持ロッドへ伝達される力が十分に利用されるため、保持ロッドの幅広の側面に沿って成されるのが好ましい。ブレーキ部材は、開口の端部に対して垂直に調整され得るように適切に配置されるため、ブレーキ部材の移動とブレーキ部材と保持ロッドとの接触とは直線上において成される。その結果、ブレーキ部材の調整中の傾きがより避けやすく、保持するための力は保持ロッド上に直接働く。
ブレーキ部材は、保持ロッドの作動方向を横断するように動く球形に設計された好ましい係合突起を有しており、このためブレーキ部材と保持ロッドの接触面は変形している。それにより、固定する力はより小さな接触面に集中し強められるため、保持ロッドの固定は確実となる。
ブレーキ部材の各々が係合突起を有しているため、各ブレーキ部材は2つのハウジングハーフにそれぞれ好ましく配置される。2つのブレーキ部材は、係合突起が向かい合うように、ハウジングハーフ内に適切に挿入される。その結果、ブレーキ部材による保持を目的とした保持力は保持ロッドの両面に働くため、保持ロッドに働く保持力は増大する。さらに、保持ロッドの両面において働くことにより、作動中の保持位置において好ましくない傾きを避けられる。バネ部材は好ましくはブレーキ部材の内部に配置される部位を有する圧縮バネからなり、ブレーキ部材はキャビティを有している。その結果、圧縮バネはブレーキ部材に確実に導かれるため、圧縮バネは保持ロッドが保持されている間に軸方向への伸長のみを経験し、圧縮バネによりブレーキ部材上に働く力は保持ロッドの方向へ向けられるため、好ましくない方向へバネを縮ませることはできない。
好ましい改良点として、ハウジングの開口は保持ロッドの両端部よりも寸法が小さいため、保持ロッドを挟み込んで連結され得る。これはハウジングの開口を保持ロッドのサイズに一致させることを可能とする。開口のサイズはまた同時に2つのハウジングハーフのサイズを確定する、つまり、ハウジングハーフはよりコンパクト化に対して有利に設計され得るため、ドア停止具はコンパクトな設計を有する。
ドアの作動時、保持ロッドによりハウジングハーフを横切るような力が加えられ、2つのハウジングハーフが動かされる。その横切る力を相殺するために、2つのハウジングハーフは相互にリベットにより好ましく連結され、このようにして好ましく堅く、強くされたハウジングはその力に対抗する。リベットによりその力は相殺されるため、2つのハウジングハーフは、軽量の素材、例えばプラスチックから作製することが可能となる。
ブレーキ部材は好ましくは切欠きを有するケーシング面を有しており、このような利点がブレーキ部材を弾性的な設計とする効果を達成している。ブレーキ部材の弾力は、ハウジングハーフへの挿入時におけるブレーキ部材の傾きを無くしつつブレーキ部材を好ましい軸上において挿入されるようにし得る。
ハウジングはハウジングの支持面を横断するように並べられた2つの有利な取付け穴を有し、その取付け穴はハウジングの2つの主平面の両側面に配置されており、このため主平面は支持面に対して垂直となり、このようにしてハウジングの確実な固定が達成される。さらに、2つの取付け穴は有利にブレーキ部材の隣に配置され得るため、ハウジングの全高の低減に有利である。
ガイド部はハウジング上に設けられ、そのガイド部はドア組立部材−ドアまたはドアの柱−と共にハウジングの支持面から突出しており、対応するドア組立部と適合するように形成された場所において固定され得る。ガイド部の突出によりドア組立部に対するドア停止具の明確な配置が予め決められるため、ドア停止具をドア組立部に容易に接続させ得る。さらにドア組立部材とドア停止具は相互に離れることが避けられる結果、ドア停止具はドア組立部材上に省スペースで配置され、ドアの使用者に視覚的に目障りにならない、または、保持ロッドが視覚的に邪魔にならない。
ガイド部は好ましく適切にハウジングの開口の縁をなすリブを有しており、進歩的に設計された溝を有している。ドア停止具のハウジングが配置されたときに、ドア組立部材のハウジングの方向は溝により予め決定される。これはハウジングが好ましく接続されることを確保する。
2つのハウジングハーフの1つにおける各々のリブの好ましい配置は、ハウジングとドア組立部材との間の固定する力を2つのハウジングに均一に分布させ、それ故、ドア停止具の強固な取付けが確保される。さらに、傾きと傾いた取付けを避けることができる。
ドア停止具の取付けを強固で確実にするため、ネジ止めのための取付け穴が、2つのハウジングハーフのそれぞれにドア停止具を固定するために好ましく設けられる。ネジ止めによりドア停止具は固定され、また、他の補助的な固定としてガイド部により固定が補助される。補助的な固定の場合、まずハウジングはガイド部によりドア組立部材へ取付けられ、その後、補助のためネジ止めにより固定される。
保持ロッドの長手方向に対して垂直に並べられた交差面は2つハウジングハーフ上にそれぞれ好ましく備えられている。2つのハウジングハーフは、交差面において有利に相互に連結される。2つのハウジングハーフは誤って組立てられることがなく、交差面は2つのハウジングハーフの明確な接続面により規定される。1つの整列部は好適に1つのガイド部へ割り当てられるため、交差面上におけるガイド部と整列により組立てを容易に行うことに対して有利である。
ドア停止具の製造と生産をより効果的に行うために、ハウジングハーフは有利な単一の設計とされている。それゆえ要求される生産ラインも単一であり、大量生産が可能となる。
2つのハウジングハーフは射出成形部品として好ましくはプラスチックにより形成され、
同時に金属の雌ネジ部材が取付け穴へ挿入され、その結果、複雑なその後のネジ止めが省略される。
第一ハウジングハーフと第二ハウジングハーフが保持ロッドにより貫かれる開口の縁の一部をなし、ブレーキ部材が2つのハウジングハーフの少なくとも1つに備えられ、2つの部品により設計されるハウジングを有するドア停止具の生産方法により、保持ロッドが挿入後に加圧されている間、すなわち、保持ロッドによりブレーキ部材が加圧されている場合にのみ2つのハウジングハーフは連結されるため、容易で確実な組立てが成される。これは、保持ロッドの挿入とブレーキ部材の加圧が一工程により成されることにより達成される。さらに、ドア停止具は一工程によって予め組立てられ、その後、設計されたドア組立部上に固定されることにより達成される。
より有利な手法の1つとしては、ブレーキ部材は2つのハウジングハーフの1つにおいて加圧されたバネ部材により保持ロッドの方向へ加圧される。バネ部材とブレーキ部材はそれぞれハウジングハーフの連結前にハウジングハーフに挿入されている。そのため、ドア停止具が組立てられたときに、ブレーキ部材とバネ部材の両方がハウジングハーフ単独で保持され、保持ロッドが挿入されている間にブレーキ部材を特別に保持する必要が無い。加えて、ブレーキ部材と保持ロッドの好ましい配置が予め定められ、保持ロッドの挿入により生じるブレーキ部材及び/又はバネ部材の傾きを避けることができる。
第一ハウジングハーフと第二ハウジングハーフが保持ロッドの挿入された後にのみドアまたはドアフレームの何れかに連結され、交差面がドアまたはドアフレームに対して垂直に連結されるように配置されるドア停止具の取付け方法は、2つのハウジングハーフの交差面がドアまたはドアフレームに対して有利な垂直に配置されるため、保持ロッドが挿入された後にドアまたはドアフレームへ取付けられることにより、容易に設置することが可能となる。配列を常にチェックすることができ、ハウジングが好ましい位置に確実に固定されるため、交差面の垂直な配置はハウジングを自動車に設置する際の明確な位置を規定する。
より有利な手法の1つとしては、ハウジングはドアまたはドアフレームの何れかに回動可能に連結され、好ましくはバヨネット接続を備える。バヨネット接続は単純な回転のみによって2つの部品を連結できるようにさせ、固定作業の複雑化を避けることができる。
本発明は、以下の本発明に係るドア停止具の好ましい実施例を用いて添付された図面を参照しつつ、より詳細に説明される。
図1乃至4は、ドア停止具1の第一の実施例を示しており、これらの図面において、方形の断面を有し、保持ロッド24によって貫かれた開口23を有する1つのドア組立部材−ドアやドアフレーム上に固定され得るハウジング2は、他のドア組立部材上に配置されている。ブレーキ部材14は、ハウジング2に適応しており、方形の開口23の方向に保持ロッド24の軸上において加圧されており、このような場合、保持ロッド24の2つの平坦な側面の1つにおいて、係止用凹部が形成されるため、保持ロッド24の位置に依存して、ブレーキ部材14は係止用凹部25内へ突入するか、もしくはそこから押し返される。
ハウジング2は、同一の設計の第一ハウジングハーフ3と第二ハウジングハーフ4により構成されている。そこで、第二ハウジングハーフ4は同一の形状であり、多数の説明と共にあるため、両ハウジングハーフ3、4の例として第一ハウジングハーフ3の構造をはじめに説明する。
ハウジングハーフ3は、一端が開いている中空シリンダーとして設計されており、開口23から離れた位置にある閉じた底面部5、ケーシング6、及び中空シリンダーの円形に開放された開口13が形成された前面7からなり、円形に開放された開口13は、多角形の開口23を横切って合流している。
前面7は、第一端面7a、第二端面7b、第三端面7c、及びハウジングハーフ3の円形に開放された開口13を有する第四端面7dからなる。第一端面7a及び第二端面7bと、第三端面7c及び第四端面7dは2つ一組となって互いに対向する位置に配置されている。第一端面7a及び第二端面7bは、第三端面7c及び第四端面7dに対して距離aだけ突出している。方形の空所10は、前面7の中央部に配置され、前面7を左右対称に分割する軸Sを考慮して釣り合うように、製造されている。(図2参照)。第三端面7c及び第四端面7dは、距離aだけ突出した第一端面7a及び第二端面7bと異なり、ハウジングハーフ3の円形に開放された開口13と同一の平面にある。
突出物として設計された整列部11は第二端部7b上に配置されている。凹部として設計されているガイド部12は第一端部7aに配置されている(図3参照)。2つのハウジングハーフ3、4が組立てられたとき、第一ハウジングハーフ3の整列部11またはガイド部12は、第二ハウジングハーフ4のガイド部12または整列部11に係合せしめられ、2つのハウジングハーフ3、4は相互に望ましく整列した方向に向けられ、互いに同軸的にはめ込まれ得る。
さらに、端面7a、7bの上半分には、これらの端面を中空シリンダーと平行して貫く穴29が設けられている。ハウジングハーフ3、4を連結するため、リベット30が穴29へ差し込まれ固定される。
支持面3aから離れた面において、ケーシング6により外面の上部に配置されたやわらかいプラスチックの減衰片26は、穴29を横断し、開口23の2つの対向する周縁部に沿うように取付けられている。
半円形の断面を有する(図2参照)突出部8は、ケーシング6の全高のほぼ半分を超えてケーシング6と一体であり、一側面のほぼ中央部にあり、軸Sから側方に離れて配置される。
その突出部8には、支持面3aに対して垂直に取付け穴9が形成されており、また、突出部8は側方へ離れて配置されているため、取付け穴9はハウジングハーフ3のキャビティ内へは貫通していない、また、下から支えられていない。取付け穴9の端部は、ハウジングハーフ3の平坦な側面3aに整列されており、その端部側の側面はドアまたはドアフレームとハウジング2の支持面を形成する。
金属製の雌ネジ部材9aは取付け穴9の内部に配置され、ハウジングハーフ3をネジ止めによって固定するために備えられている。リベット30のための穴29は、支持面3aから離れた側のハウジングハーフの半分に配置されているため、突出部8は平坦な側面である支持面3aに面する側からハウジングハーフの全高のほぼ半分を超えて広がる。
図1は、ドア停止具1の断面図を示しており、ハウジングハーフ3はU字型の断面を有している。この場合、底面部5はU字の基部を形成し、2つのU字のリム6a、6bはケーシング6の切片から形成される。
ブレーキ部材14は、ハウジングハーフ3に形成された中空シリンダーへ円形に開放された開口13を通して挿入され、前述の中空シリンダーの軸に沿って導かれ、その長さは中空シリンダーの深さよりも短いため、ハウジングハーフ3の内部においてブレーキ部材14の軸方向に移動することが可能である。
射出成形によりプラスチックから中空の部材として製造されるブレーキ部材14は、前側端面部15、ケーシング面部16、及び前側端面部から離れて位置する後側端面部17からなり、ケーシング面部により縁をなされた中央通路を有している。ブレーキ部材14の内部において、ケーシング面部16は中空シリンダー型の内部空間の縁をなしている。
前側端面部15は、ブレーキ部材14の直径方向にケーシング面部16を横断して広がり、横断面図において丸く設計された(図5)係合突起18を有し、縦断面図において長く引き伸ばされた設計である。係合突起18は、保持ロッド24上に設けられた係止用凹部25を補完するように形成されており、ハウジング2において規定される開口23を横切っている。
係合突起18は、ハウジングハーフ3の前側端面部7よりも距離aだけ突出しており、ブレーキ部材14の係合突起18の最も前面の端部から距離aの総計よりも短い距離cだけ突出した第一端部7a及び第二端部7bにより寸法が定められる。
前側端面部15の内部空間側の面には、ブレーキ部材と14と共通の軸上に配置された中央リング22が備えられており、そのリングは、第一端部20aがハウジングハーフ3の底面部5にぶつかり、第二端部20bがリング22とケーシング面部16とにより縁をなされた環状部に軸上でぶつかり、少なくともその隣接する領域においてケーシング面部16により放射状に囲まれているらせん状のバネとして設計されたバネ部材20を、内部空間に面する前側端面部15の表面上において内部から放射状に支持している。バネ部材20は、自動車のドアの作動により係止用凹部25の位置に従って押し返され、圧力を加えられるため、バネ部材20によりブレーキ部材14上に、上述のブレーキ部材の前側端面部15を保持ロッド24の方向に加圧する力が加えられる。底面部5の内側の端面は、リング21がリング22と同一の軸上に同じように配置されており、そのリングはらせん状バネ20の中央に位置するとともに、内側から軸上でリング21よりも広い範囲で放射状に案内している。
ケーシング面部16は、後部からブレーキ部材14の軸に沿う方向へ広がる3つの貫通孔を有していて、それらは切欠き27として設計されており(図4参考)、その切欠き27は、2つの隣接した切欠き27がケーシング面部16の周面に沿ってそれぞれ互いに120°ずつ離れるようにして、配置されている。
切欠き27はブレーキ部材14の長さのほぼ半分以上に及ぶ。開口を有するブレーキ部材14の後側端面部17は、切抜き27を構成する領域である領域27aの形状に切り取られ開放されている。ブレーキ部材14の前側端面部15に面する領域、つまり切抜き27を有する筒状の領域において、切抜き27は側面から見て筒状の領域から後側端面部17へ広がっている。切抜き27はブレーキ部材14に適切な弾性または柔軟性を持たせ得るため、もしブレーキ部材14が傾斜しても、上述の作動部材を多少変形させるようなドアの動作により、保持ロッド24からブレーキ部材14上に力が働き、その後、動作可能な位置へ押し戻す。
ケーシング面部16は、その外部に、軸を覆うように、それぞれが曲線的な溝の外部ガイド溝16aと、択一的な方法によって備えられたリブを有しており、そのガイド溝は、ハウジングハーフ3の中空シリンダー内における好ましい設計の内部ガイド溝と噛合い、対応する部位の素材は摺接に関して最適化されているため、ブレーキ部材14を直線的な動作を規定する。
また、ブレーキ部材14のケーシング面部16の軸に沿いガイド溝に対して高く形成されている2つのリブは、相互に180°離れた位置に設けられており、それらのリブはハウジングハーフ3、4のケーシング6において軸に沿って形成された(図5参照)溝28aと相互に対応しており、対応するハウジングハーフ3、4におけるブレーキ部材14の適切な位置への取付けを確保するため回転止め手段28を構成している。
ブレーキ部材14の長さは中空シリンダーの深さよりも短いため、後側端面部17は常にハウジングハーフ3の底面部5から距離bだけ離れており、ブレーキ部材14はハウジングハーフ3の内部で移動することができ、バネ部材20を圧縮し得る。
バネ部材20が緩められたとき、ケーシング面部16と隣接し、係合突起18が突出している領域は、中空シリンダーの円形に開放された開口13とほぼ一列に並ぶ。
ドア停止具1は、各々の前側端面部7で連結された2つの同一のハウジングハーフ3、4からなり、2つのハウジングハーフ3、4の突出した第一端部7a及び第二端部7bは端を揃えて相互に接触し、2つのハウジングハーフ3、4の各々の交差面2aを規定している。2つの交差面2aは、ハウジング2の接続面Vを規定し(図2参照)、2つのハウジングハーフ3、4は交差面Vにおいて対称となるように相互に連結されている。特に、2つのハウジングハーフ3、4は各々がブレーキ部材14を有している。
2つのハウジングハーフ3、4のそれぞれに規定された空所10は、保持ロッド24のための開口23を構成する。開口23は方形をしており、開口23の周縁を構成する特有の端部7a、7b、7c及び7dにより縁をなされ、個々のハウジングハーフ3、4の端部7a、7b、7c及び7d−構成部品のように見える−はそれぞれにおいて、ハウジング2の開口23の、そのハウジングハーフにおける縁の一部となっている。
ハウジング2の開口23は保持ロッド24の中央部により貫かれている。保持ロッド24は方形の外部側面を有しており、強固な材料、例えば金属等の中心部と硬質ゴムといった材料により形成されている。保持ロッド24は、第一端部7a、第二端部7bからのブレーキ部材14の距離cの2倍よりも広い幅を有しており、その中間部は、対向するブレーキ部材14の軸上において距離cにより規定されている。開口23の寸法は、保持ロッド24の中間部の寸法に合わせられており、特にドア組立部材上に保持ロッド24を回転可能に固定するために備えられた端部24a、24bよりも小さく、また、端部24bはボルト24cにより保持ロッド24上に回転可能に配置されている。
2つの係止用凹部25は、保持ロッド24の湾曲部として設計されて、保持ロッド24の外周に設けられており、1つの係止用凹部25が保持ロッド24の側面に1つずつ配置されている。湾曲の形状は、ブレーキ部材14上に配置された係合突起18の球面に合わせられている。ブレーキ部材14は、保持ロッド24の方向へバネ部材20により加圧されており、保持ロッド24の係止用凹部25と摩擦して接触している。係止用凹部25は、好ましいドアの固定位置を規定する。つまり、複数のドアの好ましい固定位置を規定するため、複数の係止用凹部25を保持ロッド24上に配置してもよい。
ドアの開放時、保持ロッド24は開口23を通って移動し、バネ部材20により加圧されたブレーキ部材14はハウジングハーフ3、4の後部へ移動し、ブレーキ部材14と保持ロッド24の摩擦接触は摺接となるため、保持ロッド24はハウジング2の開口を大きな力を要せずに通り導かれ得る。もしドアの動作が停止された場合には、摺接は再び摩擦接触となり、ブレーキ部材14は保持ロッド24の係止用凹部25に係止し、保持ロッド24の両面の係止用凹部25において、ブレーキ部材14をバネ部材20により伝えられた力が作用して固定するため、ドアが固定して保持される。
ドア停止具1の組立時、まず初めにバネ部材20がキャビティに挿入されると共に、ブレーキ部材14がハウジングハーフ3、4に挿入される。保持ロッド24は、ハウジング2の開口23によりその中央部の周囲を噛み合わせられるようにハウジングハーフ3、4の間へと運ばれる。リベット30により2つのハウジングハーフ3、4が連結される時、整列部11は、2つのハウジングハーフ3、4を相互に好ましく整列させるために、ガイド部材12と対応するように運ばれる。
2つのハウジングハーフ3、4は、交差面2aにより規定される接続面Vに沿うように、突出した端部7a、7bにおいてリベット30により相互に連結される。2つのブレーキ部材14の間の距離は距離cの2倍に一致し、保持ロッド24の幅はその幅よりも広いため、ブレーキ部材14は保持ロッド24に接触する。その結果、ブレーキ部材14はバネ部材20により保持ロッド24の方向へ加圧され、ブレーキ部材14は、同時にハウジングハーフ3、4内においてバネ部材20の力が作用する方向と反する方向へ移動される。ドア停止具1は、その後、取付け穴9をネジ止めされて自動車へ取付けることが可能となる。
図5は第二の実施例に係るドア停止具1’を示している。同様または構造的に類似する部品には第一の実施例と同じ符号を用いている。本発明の両実施例は本質的に類似したものであるため、以下に2つの実施例の差を述べる。
図1乃至4に示された第一の実施例と比較して、第二の実施例は、図5に示されるように、ハウジング2’を構成するハウジングハーフ3’、4’が、ハウジング2’を固定するための取付け穴9を有していない。一方、ガイド部40は、ハウジングハーフ3’、4’の端部7aに対して垂直となるように備えられている。ガイド部40は、ハウジングハーフ3’、4’の前面7と整列している。ガイド部40は、端部7bの方向へハウジングハーフ3’の対称軸Sに対して側方に偏っている。
ガイド部40はリブ40aと溝41を有している。溝41は、長手方向がハウジングハーフ3’の前面7と平行であり、寸法が側面からみて端部7aから端部7bの方向へ大きくなる。溝41は漸進的な設計である。
第一の実施例と比較して、ドア停止具1’は、以下のように自動車へ取付けられる。ドア停止具1’の固定位置に自動車は開口を有しており、その開口の寸法はハウジング2’の開口23の寸法と一致している。前面7から最も近い溝41により、ドア停止具1’は開口へと導かれる。溝41は自動車の開口へと挿入され得る。リブ40aを開口内へと導かれるためドア停止具1’は時計回りに回転され、漸進的な設計である溝41と自動車の開口の端部はマウント結合を形成する。
また、また溝41の特徴を逆方向に、つまり、寸法が側面からみて端部7aから端部7bの方向へ距離が減少するように変更しても良い。その場合、ドア停止具1’を固定するためには、自動車の開口へ挿入した後、反時計回りに回転することが要求される。
上述の両実施例は、ドア停止具は最初に回転動作により自動車に連結され、その後、ハウジングハーフ上に設けられた取付け穴にネジ止めにより固定するよりも強固に固定されて結合され得ると解する。
本発明の第一の実施例に係るドア停止具の断面図である。 図1に示すドア停止具におけるハウジングのハウジングハーフの平面図 である。 図2に示すハウジングハーフの正面図である。 図1に示すドア停止具の分解斜視図である 図1に示すドア停止具の要部拡大図である。 本発明の第二の実施例に係るドア停止具のハウジングの斜視図である。
符号の説明
1 ドア停止具
2 ハウジング
3 第一ハウジングハーフ
3a 支持面
4 第二ハウジングハーフ
5 底面部
6 ケーシング
6a、6b リム
7 前面
7a 第一端面
7b 第二端面
7c 第三端面
7d 第四端面
8 突出部
9 取付け穴
9a 雌ネジ部材
10 空所
11 整列部
12、40 ガイド部
13、23 開口
14 ブレーキ部材
15 前側端面部
16 ケーシング面部
16a ガイド溝
17 後側端面部
18 係合突起
20 バネ部材
20a 第一端部
20b 第二端部
21、22 リング
24 保持ロッド
24a、24b 端部
24c ボルト
25 係止用凹部
26 減衰片
28a、41 溝
29 穴
27 切欠き
27a 領域
28 回転止め手段
30 リベット
40a リブ

Claims (58)

  1. 互いに連結可能な第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)からなり、ドア又はドア停止具のいずれかに固定され得るハウジング(2;2’)と、
    前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)とがそれぞれ縁の一部をなす前記ハウジング(2;2’)の開口(23)を貫き、ドア又はドアフレームとは別の部品にそれぞれ回転可能に取付けられ得る保持ロッド(24)と、
    を備えたドア停止具において、
    バネ要素(20)により前記保持ロッド(24)の方向へ加圧されているブレーキ部材(14)が、前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)の少なくとも一方に備えられていることを特徴とするドア停止具。
  2. 前記保持ロッド(24)は、該保持ロッド(24)の幅広の側面に作用する前記ブレーキ部材(14)により前記開口(23)に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のドア停止具。
  3. 前記ブレーキ部材(14)は、前記開口(23)に対して垂直に調整され得るように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のドア停止具。
  4. 前記ブレーキ部材(14)は、前記2つのハウジングハーフ(3、4;3’、4’)の内部において、軸方向に移動可能なケーシング面部を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のドア停止具。
  5. 前記ブレーキ部材(14)の少なくとも一方は、前記保持ロッド(24)に対面する前側に端面部(15)を有し、該端面部(15)は前記保持ロッド(24)の移動方向を横断するように作動する係合突起(18)を有していることを特徴とする請求項4に記載のドア停止具。
  6. 前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)には、前記ブレーキ部材(14)がそれぞれ設けられており、摺接部材の前側の前記端面部は対面していることを特徴とする請求項5に記載のドア停止具。
  7. 前記バネ要素(20)は圧縮バネであり、この圧縮バネは、前記ブレーキ部材(14)内に少なくとも一部が配置されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のドア停止具。
  8. 前記開口(23)は、前記保持ロッド(24)の両端部(24a、24b)より小さく、ハウジング(2;2’)は、前記開口(23)を形成するために適合している前記保持ロッド(24)の中央部により連結され得るようになっていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のドア停止具。
  9. 前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)は、リベットにより互いに連結されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のドア停止具。
  10. 前記2つのハウジングハーフ(3、4;3’、4’)は、射出成形部品として製作されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のドア停止具。
  11. 前記ブレーキ部材(14)は、貫通孔を穿たれたケーシング面部(16)を有していることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のドア停止具。
  12. 前記保持ロッド(24)から離れて対面している前記ブレーキ部材(14)の端面部(17)は中心孔を有していることを特徴とする請求項11に記載のドア停止具。
  13. 前記バネ要素(20)は、少なくとも一部が前記ケーシング面部(16)の内部に収容されていることを特徴とする請求項11又は12に記載のドア停止具。
  14. 前記バネ要素(20)は、円盤バネとして設計されていることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載のドア停止具。
  15. 前記バネ要素(20)は、螺旋バネとして設計されていることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載のドア停止具。
  16. 前記ケーシング面部(16)の貫通孔は、前記保持ロッド(24)から離れて対面している端面部(17)内に切り込まれていることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載のドア停止具。
  17. 前記ケーシング面部(16)の貫通孔は、分離している切通しとして設けられていることを特徴とする請求項16に記載のドア停止具。
  18. 前記ケーシング面部(16)の貫通孔は、切欠き(27)として設計されていることを特徴とする請求項16に記載のドア停止具。
  19. 前記切欠き(27)は、少なくともある部分が丸い円周外形を有していることを特徴とする請求項18に記載のドア停止具。
  20. 前記ブレーキ部材(14)の前記ケーシング面部(16)には、軸方向に延びたガイド溝(16a)が配列されていることを特徴とする請求項11乃至20のいずれか1項に記載のドア停止具。
  21. 前記ブレーキ部材(14)の前記ケーシング面部(16)には、少なくとも一つの回転止め手段(28)が設けられていることを特徴とする請求項11乃至20のいずれか1項に記載のドア停止具。
  22. 前記ブレーキ部材(14)の前記保持ロッド(24)に対面する端面部(15)には、係合突起(18)が配置されていることを特徴とする請求項1乃至21のいずれか1項に記載のドア停止具。
  23. 前記係合突起(18)は、前記保持ロッド(24)の移動方向に対して横向きに揃えられた球形であることを特徴とする請求項22に記載のドア停止具。
  24. 前記保持ロッド(24)には、少なくとも一つの係止用凹部(25)が設けられていることを特徴とする請求項1乃至23のいずれか1項に記載のドア停止具。
  25. 前記ブレーキ部材(14)は、射出成形により製作されたプラスチック部品として設計されていることを特徴とする請求項1乃至24のいずれか1項に記載のドア停止具。
  26. 2つのブレーキ部材(14)は、前記保持ロッド(24)に対して鏡像の関係となるように配置されたことを特徴する請求項1乃至25のいずれか1項に記載のドア停止具。
  27. 前記ハウジング(2)の支持面に対して横断するように整列して設けられた少なくとも2つの取付け穴(9)を備え、一方の取付け穴(9)は前記ハウジング(2)の支持面に対して垂直な2つの主平面の両側面に配置されていることを特徴とする請求項1乃至26のいずれか1項に記載のドア停止具。
  28. 前記ハウジング(2)は前記保持ロッド(24)に対して垂直に延びている軸(S)を有しており、少なくとも2つの取付け穴(9)はハウジング(2)の軸(S)と角度をなす接続面を有していることを特徴とする請求項27に記載のドア停止具。
  29. 前記取付け穴(9)には、雌ネジが切られていることを特徴とする請求項27又は28に記載のドア停止具。
  30. 前記雌ネジは、金属製の雌ネジ部材(9a)により構成されていることを特徴とする請求項29に記載のドア停止具。
  31. 前記金属製の雌ネジ部材(9a)は、前記取付け穴(9)の一部分のみを充足していることを特徴とする請求項30に記載のドア停止具。
  32. 前記取付け穴(9)は、支持面に対して傾斜していることを特徴とする請求項27乃至31のいずれか1項に記載のドア停止具。
  33. 前記取付け穴(9)は、ブレーキ部材(14)から離れた位置にあることを特徴とする請求項27乃至32のいずれか1項に記載のドア停止具。
  34. 前記ハウジング(2)は、少なくとも前記取付け穴(9)を超えた高さを有していることを特徴とする請求項27乃至33のいずれか1項に記載のドア停止具。
  35. 前記各取付け穴(9)は、前記ブレーキ部材(14)に対して垂直に設定された軸線を定めていることを特徴とする請求項27乃至34のいずれか1項に記載のドア停止具。
  36. 2つのブレーキ部材(14)は、前記ハウジング(2)の開口(23)に対して対称であることを特徴とする請求項27乃至35のいずれか1項に記載のドア停止具。
  37. 前記取付け穴(9)は、射出成形により自立の前記ハウジング(2)と一体に作られており、その一方の穴(9)はブレーキ部材(14)を受け入れるハウジング(2)の領域の範囲から離れた位置にあることを特徴とする請求項27乃至36のいずれか1項に記載のドア停止具。
  38. 前記支持面は、前記ハウジング(2)の外側の支持面(3a)により形成されていることを特徴とする請求項27乃至37のいずれか1項に記載のドア停止具。
  39. 前記取付け穴(9)の端側面は、前記ハウジング(2)の支持面(3a)と一致していることを特徴とする請求項38に記載のドア停止具。
  40. 前記支持平面から離れた側の前記取付け穴(9)の端側面は、前記ハウジング(2)の開口(23)を堅くするリベットジョインにより形成される整列線より下方の位置にあることを特徴とする請求項27乃至39のいずれか1項に記載のドア停止具。
  41. 前記ハウジング(2)を固定するため、前記取付け穴(9)には、ネジを備えていることを特徴とする請求項27乃至40のいずれか1項に記載のドア停止具。
  42. 前記ネジは、自ら締まるように設計をされていることを特徴とする請求項41に記載のドア停止具。
  43. 前記ハウジング(2)にはガイド部(40)が設けられ、該ガイド部(40)は、ドア組立部とともに前記ハウジング(2)の支持面上に突出しており、且つ前記ガイド部(40)は、ドア又はドアフレームのいずれかに象嵌式に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1乃至42のいずれか1項に記載のドア停止具。
  44. 前記ガイド部(40)はリブ(40a)を有していることを特徴とする請求項43に記載のドア停止具。
  45. 前記ハウジング(2)に設けられた前記リブ(40a)は、前記開口(23)の縁をなしていることを特徴とする請求項44に記載のドア停止具。
  46. 前記リブ(40a)は溝(41)を有し、該溝(41)は漸進的な設計のものであることを特徴とする請求項44又は45に記載のドア停止具。
  47. 前記ガイド部(40)は、前記第一ハウジングハーフ(3)と前記第二ハウジングハーフ(4)にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項43乃至46のいずれか1項に記載のドア停止具。
  48. 前記第一ハウジングハーフ(3、3’)と前記第二ハウジングハーフ(4、4’)は前記保持ロッド(24)の伸長方向に対して垂直に位置する交差面(2a)を有し、前記2つのハウジングハーフ(3、4;3’、4’)は互いに該交差面(2a)において連結されることを特徴とする請求項1乃至47のいずれか1項に記載のドア停止具のハウジング。
  49. 整列部(11)は前記交差面(2a)に設けられ、それぞれの該整列部(11)に対応するガイド部材(12)は前記ハウジングハーフの前記交差面(2a)に割り当てられていることを特徴とする請求項48に記載のドア停止具のハウジング。
  50. 前記整列部(11)は突出物として設計され、前記ガイド部(12)は凹部として設計されていることを特徴とする請求項49に記載のドア停止具のハウジング。
  51. 前記第一ハウジングハーフ(3、3’)と前記第二ハウジングハーフ(4、4’)は、同一の設計であることを特徴とする請求項49又は50に記載のドア停止具のハウジング。
  52. 開口(23)を規定しドアとドアフレームの一方に固定され得るハウジング(2;2’)は他方のドア組立部に取付けられた保持ロッド(24)により貫かれ、該ハウジング(2;2’)は第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)からなり、該第一ハウジングハーフ(3;3’)と該第二ハウジングハーフ(4;4’)とはそれぞれ開口部(23)の縁の一部をなし、少なくとも一つのブレーキ部材(14)を設けられた、
    ドア停止具の製造方法において、
    前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と前記第二ハウジングハーフ(4;4’)は、保持ロッド(24)の挿入された後にのみ互いに組みつけられ、
    前記少なくとも一つのブレーキ部材(14)のために加圧手段が設けられ、
    前記加圧手段は、前記2つのハウジングハーフ(3、4;3’、4’)の組立時に、前記保持ロッド(24)によって加圧されていることを特徴とするドア停止具の製造方法。
  53. 前記ブレーキ部材(14)は前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と前記第二ハウジングハーフ(4;4’)に配置されたバネ部材(20)として設計された加圧手段により前記保持ロッド(24)の方向に加圧され、前記ブレーキ部材(14)は前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と前記第二ハウジングハーフ(4;4’)のいずれか一方に前記2つのハウジングハーフ(3、4;3’、4’)の組立前に挿入されることを特徴とする請求項52に記載のドア停止具の製造方法。
  54. 前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)は、リベットにより互いに組つけられていることを特徴とする請求項52又は53に記載のドア停止具の製造方法。
  55. 開口(23)を規定しドアとドアフレームの一方に固定され得るハウジング(2;2’)は他方のドア又はドアフレームに取付けられた保持ロッド(24)により貫かれ、該ハウジング(2;2’)は第一ハウジングハーフ(3;3’)と第二ハウジングハーフ(4;4’)からなり、該第一ハウジングハーフ(3;3’)と該第二ハウジングハーフ(4;4’)とはそれぞれ開口部(23)の縁の一部をなし、該第一ハウジングハーフ(3;3’)と該第二ハウジングハーフ(4;4’)はそれぞれ交差面(2a)を有している、
    自動車のドア停止具の組立方法において、
    前記第一ハウジングハーフ(3;3’)と前記第二ハウジングハーフ(4;4’)は、前記保持ロッド(24)が挿入された後にのみ前記ドア又はドアフレームへ組みつけられ、
    前記交差面(2a)は、組立時に、前記ドア又はドアフレームに対して垂直に位置することを特徴とする自動車のドア停止具の組立方法。
  56. 前記ドア停止具の前記ハウジング(2;2’)は、回転動作により前記ドア又はドアフレームに対して組みつけられることを特徴とする請求項55に記載の自動車のドア停止具の組立方法。
  57. 前記ドア停止具の前記ハウジング(2;2’)は、バヨネット接続を用いて前記ドア又はドアフレームに対して組みつけられることを特徴とする請求項55又は25に記載の自動車のドア停止具の組立方法。
  58. 前記ドア停止具の前記ハウジング(2;2’)は、ネジが切られたボルトを用いて前記ドア又はドアフレームに対して組みつけられることを特徴とする請求項55又は56に記載の自動車のドア停止具の組立方法。
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