JP2006321503A - 納豆用容器 - Google Patents

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Kohei Yamamoto
浩平 山本
Masakazu Yamamoto
正和 山本
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Abstract

【課題】 容器内に入れた納豆の攪拌を容易に行なうことができるとともに、容器内に入れた納豆に添加するタレや薬味が、簡単に容器に収容でき、衛生的にも汚染されるおそれのない納豆用容器の提供。
【解決手段】 胴部11と底部12が一体に形成され、胴部11に縦条の波形形状の凹凸13aが形成された納豆用容器10に、底部12の中央に容器内に突出する突起14を設ける。突起14が円筒形であり、突起の周囲にも波形形状の凹凸13bが形成される。また、突起14の上面にタレや薬味の置き場となる凹部15を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、納豆用容器に関するものであり、特に納豆をかき混ぜやすい構造を持つ納豆用容器にかかるものである。
納豆は健康食品として称揚されており、うま味の主成分であるグルタミン酸や、血をさらさらにするといわれるナットウキナーゼなどの健康によい酵素やたんぱく質、ビタミンE、B2、K2、アミノ酸やミネラルなど栄養素をたくさん含んでいる。納豆の有効成分はその粘りにあり、粘り気が多いほど、多くの栄養素が含まれているといわれる。そのため、よく混ぜれば混ぜるほど納豆に豊富に含まれる酵素が活性化し、また、うま味が増すことになるので食べる前に攪拌が行われる。
従来の納豆用容器も納豆を捏ねたり混ぜたりするのが容易になるように、側壁面に波形の凹凸を設けているものがあった。例えば、図5に示すような、筒状の胴部101と底部102とが波型形状に形成されたカップ状の納豆用容器100が下記特許文献1に開示されており、同様に下記特許文献2にも、図6に示すように、容器120の納豆収納部121の周壁面に縦条の凹凸124を形成し、底面部123にも凹凸125が連続形成されたものが開示されている。
また、従来、納豆に添加するタレや辛子などの薬味は、容器の中に入れた納豆の上に薄い合成樹脂性のフィルムを敷いて、その上にタレ入り及び薬味入りの小袋を乗せ、さらに容器周辺にシールした蓋をするか、あるいは下記特許文献2に開示された納豆用容器のように、容器120の上部開口部122を開閉可能な蓋体126の平面部に容器120の中に窪む凹部127を形成して、タレや薬味の封入された小袋を剥離できるように貼り付けて収納するものがあった。
特開2004−168376号公報(図2、段落[0013]) 特開2002−284215号公報(図1、段落[0015])
これらの従来例においては、容器内に入れた納豆を捏ねたり混ぜたりする場合に、納豆の壁面に接触している部分は、壁面の縦状の凹凸によって抵抗が生じ、納豆がよく混ぜられることになるが、納豆容器の中央部においては、かき混ぜる箸に合わせて回転してしまい、納豆の攪拌が十分に行き渡らない。よって十分な粘りを出すためには攪拌回数を増やさなければならないという問題があった。
また、タレや薬味用の小袋の収納は、容器の中に入れた納豆の上に薄い合成樹脂性のフィルムを敷いて、その上にタレ入り及び薬味入りの小袋を乗せ、さらに容器周辺にシールした蓋をする場合には、フィルムの敷設と撤去が納豆の粘りのために面倒であるし、食べるときに、蓋を開けて各袋を取り出した後にフィルムを取り除き次にタレと辛子の袋を開封して納豆に掛けて攪拌し、捏ねたり混ぜたりするが、フィルムについた粘り気が手に付着したりして不快な場合があった。また、上記特許文献2に開示されたような手段を用いて小袋を収納する場合は、容器の外面に置くだけでなく貼り付けなければならず、その手間がかかり、さらに、タレと薬味の小袋は容器の外面に露出しているため、衛生面では汚染されるという可能性があった。
本願の発明者は、前記の問題点を解消すべく種々検討を行った結果、納豆用容器の構造に着目して、容器内部に円筒状の突起を設けることによって攪拌が容易になり、併せてタレや薬味の置き場の問題も解決できることを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は、容器内に入れた納豆の捏ね及び混ぜ作業を容易かつ効率的に行なうことができる構造を有する納豆用容器を提供しようとするものである。
また本発明は、容器内に入れた納豆に添加するタレや薬味が、簡単に容器に収容でき、衛生的にも汚染されるおそれのない納豆用容器を提供しようとするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発明は、胴部と底部が一体に形成され、前記胴部に縦条の波形形状の凹凸が形成された箱型の納豆用容器において、前記底部中央に容器内に向かって突出する突起を設けたことを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の納豆用容器において、前記突起が円筒形であることを特徴とする。
また、本願の請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の納豆用容器において、前記突起の側壁には波形形状の凹凸が形成されていることを特徴とする。
また、本願の請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の納豆用容器において、前記突起の上面には所定深さを備える凹部が形成されていることを特徴とする。
また、本願の請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の納豆用容器において、前記底部には波形形状の凹凸が形成されていることを特徴とする。
また、本願の請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の納豆用容器において、前記胴部の上端部に一部には開閉可能な蓋体が一体に設けられていることを特徴とする。
本発明は上記構成を備えることにより以下に示す優れた効果を奏するものである。すなわち、請求項1に係る発明によれば、納豆用容器の底部中央に容器内に突出する突起を設けたことにより、納豆の攪拌が容易かつ効率的にできるようになる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、中央の突起が円筒形であることにより、納豆のかき混ぜが容易であり、箸などのかき混ぜ具の移動が円滑であるとともに箸などとともに回転する納豆の量も減少するため攪拌が効率的に行うことができる。また、かき混ぜが突起の側壁に沿って箸などを回転させて攪拌するため、かき混ぜに死角が生じないので好ましい。
また、本願の請求項3に係る発明によれば、突起の周囲にも縦条の波形形状の凹凸が形成されたことにより凹凸に接触する納豆の量が飛躍的に多くなり、かき混ぜの効率をあげることができる。
また、本願の請求項4に係る発明によれば、納豆用容器において突起の上面にタレや薬味の置き場となる凹部を形成したことにより、手を汚すことなくタレや薬味を取り出すことができる。また、タレや薬味は容器内に収容されているので、汚染されることがなく衛生的である。
また、本願の請求項5に係る発明は、納豆用容器の底部にも波形形状の凹凸を形成したことにより、凹凸に接触する納豆の量が飛躍的に多くなり、かき混ぜの効率をあげることができる。
また、本願の請求項6に係る発明は、納豆用容器において、前記胴部に一体に開閉可能な蓋部を設けたことによって、納豆の収納が容易になる。
以下、本発明に係る納豆用容器について、具体的実施例を添付の図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下に示す実施例は本発明の技術思想を具体化するための納豆用容器を例示するものであって、本発明をこの納豆用容器に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他のものにも等しく適用し得るものである。
図1は本発明の実施例1に係る納豆用容器の斜視図、図2は図1の納豆用容器の平面図、図3は図2の納豆用容器のA−A断面図である。これらの図に示すように、実施例1の納豆用容器10は胴部11と底部12が一体に形成され、胴部11に縦条の波形形状の凹凸13aが形成された箱型の容器において、容器の底部12の中央に容器内に向かって突出する突起14が設けられたものである。このように、底部12の中央に容器10内に突出する突起14を設けたことにより、納豆の攪拌が容易にできるようになる。容器10には、胴部11から張り出した補強用の縁16が設けてある。
納豆用容器10の底部12の中央に設ける突起14は円筒形をなしている。なおこの突起14としては角型その他任意の形であってもよいが、中央の突起が円筒形である場合には、納豆のかき混ぜが円運動によって容易に行なうことができ、箸などのかき混ぜ具の回転移動が円滑で、かき混ぜに死角が生じない、従って突起が円筒形であることが好ましい。そして好ましくは、円筒状突起14の周囲にも波形形状の凹凸13bが形成されるのがよい。このようにすれば、突起14の周囲にも縦条の波形形状の凹凸13bが形成されたことにより、胴部11内側の凹凸13a及び突起側壁の凹凸13bに納豆が衝突するため、かき混ぜの効率をあげることができる。このことによって、納豆の粘り気を手早く増大させることができる。さらに、納豆用容器は底部12にも波形形状の凹凸13cを形成すると、かき混ぜ効率は一層増大される。
また、円筒状の突起14の上面には、タレや薬味の置き場となる凹部15を形成すると、納豆用容器10から手を汚すことなくタレや薬味を取り出すことができる。また、タレや薬味は容器内に収容され、その上に蓋18が覆われているので、タレや薬味が外面に貼り付けられている場合に比較すると汚染されることがなく衛生的である。
この容器は、発泡スチロールなどによって、図3に示した断面図のように成形される。容器の材料としては、発泡スチロールのほかにはポリエチレンテレフタレート及びポリプロピレンや、紙の内外に、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレンビニルアルコール、エチレン‐酢酸ビニル共重合体などを積層した積層材料のバイオポリマー、生分解性ポリマー等が用いられる。また、縁16の一辺にはヒンジ部17を介して蓋18が開閉自在に取り付けられ、この蓋18には納豆が容器内でも発酵を継続できるように微小な通気口を複数個形成するとよい。
図4は実施例2に係る納豆用容器の斜視図である。この納豆用容器20は胴部21と底部22が一体に形成され、胴部21に縦条の波形形状の凹凸23aが形成されたカップ型の容器であり、容器の底部22の中央に容器20内に向かって突出する円筒形の突起24を設けたものである。またこの円筒状突起24の周囲にも波形形状の凹凸23bが形成されている。このように突起24の周囲にも縦条の波形形状の凹凸23bが形成されたことにより、胴部21内側の凹凸23a及び突起24の側壁の凹凸23bに納豆が衝突するため、かき混ぜの効率をあげることができると共に容器内での発酵を継続するのに有用である。
以上に示した実施例のような納豆容器を使用すれば、納豆の攪拌混合が容易、かつ効率よく行なわれ、粘り気が多く健康によい美味な納豆を食することができる。
図1は本発明の実施例1に係る納豆用容器の斜視図である。 図2は図1の納豆用容器の平面図である。 図3は図2の納豆用容器のA−A断面図である。 図4は本発明の実施例2に係る納豆用容器の斜視図である。 図5は従来の納豆用容器の斜視図である。 図6は従来の他の納豆用容器の斜視図である。
符号の説明
10、20 納豆用容器
11 胴部
12 底部
13a、13b、13c 凹凸
14 突起
15 凹部
16 縁
17 ヒンジ部
18 蓋
21 胴部
22 底部
23a、23b、23c 凹凸
24 突起
25 凹部
26 縁

Claims (6)

  1. 胴部と底部が一体に形成され、前記胴部に縦条の波形形状の凹凸が形成された箱型の納豆用容器において、前記底部中央に容器内に向かって突出する突起を設けたことを特徴とする納豆用容器。
  2. 前記突起が円筒形であることを特徴とする請求項1に記載の納豆用容器。
  3. 前記突起の側壁には波形形状の凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の納豆用容器。
  4. 前記突起の上面には所定深さを備える凹部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の納豆用容器。
  5. 前記底部には波形形状の凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の納豆用容器。
  6. 前記胴部の上端部に一部には開閉可能な蓋体が一体に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の納豆用容器。
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