JP2006319846A - 無線通信システム及び無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性の高いキーレスエントリシステムを実現することができる無線通信システム及び無線通信装置を提供する。
【解決手段】第1の無線通信装置1と第2の無線通信装置2とを含んで構成される無線通信システムにおいて、第1の無線通信装置1が第1の無線信号を送信し、第2の無線通信装置2が、第1の無線信号を受信し、第2の無線通信装置1が第1の無線信号の信号強度を測定し、第2の無線通信装置2が信号強度測定部により測定された信号強度を含む第2の無線信号を送信し、第1の無線通信装置1が第2の無線信号を受信し、第1の無線通信装置1が、受信した第2の無線信号に含まれる信号強度に基づいて、第1の無線信号と第2の無線信号との間の距離を判断する。
【選択図】図6

Description

本発明は、安全性の高いキーレスエントリシステムを実現することが可能な無線通信システム及び無線通信装置に関する。
自動車のドアの施錠または解錠を、自動車のユーザ等の携帯者によって携帯される携帯機から遠隔操作によって行うことを可能とするキーレスエントリシステムがある。さらに携帯機を操作することなく、ドアの施錠や解錠を行うスマートエントリシステムがある。特許文献1には、車載無線装置(以下、車載機という)と携帯無線装置(以下、携帯機という)とを有するキーレスエントリシステムにおいて、車載機から所定の時間間隔でコード要求信号を送信し、携帯機が上記コード要求信号を受信して返送コードを返送し、車載機は上記返送コードを受信すると自動車のドアをアンロックするための信号を出力し、返送コードを受信できない場合には所定時間経過後に自動車のドアをロックする信号を出力することが記載されている。また特許文献2には、携帯機に呼出信号を送信して携帯機から暗証コード信号を受信し、この暗証コード信号を内部コードと照合することによりステアリングロック機構の解錠やイグニッションスイッチのスイッチング動作、アクセサリスイッチのスイッチング動作等を許可する技術が記載されている。
特開平5−106376号公報 特開昭63−1765号公報 特開2004−19381号公報
ところで、上記コード要求信号を送信する電波としては、携帯者が自動車から離れている隙に自動車のドアが解錠されてしまうことの無いように、比較的到達範囲の狭い電波(例えば長波帯(LF帯))が用いられている。
しかしながら、昨今、自動車の窃盗手口として、図19に示すように、別途用意した無線通信装置(以下、中継機Xという)を車載機1のそばに設置するとともに、他の無線通信装置(以下、中継機Yという)を携帯機2のそばに設置し、中継機Xと中継機Yとの間の通信によって車載機1と携帯機2との間の通信を中継することにより、携帯者が自動車から離れている隙にドアを解錠したりエンジンをスタートさせたりする、いわゆるリレーアタックと呼ばれる手口が知られている。このため、スマートエントリシステムにはこのような手口を防ぐための仕組みを設ける必要があり、例えば特許文献3では、携帯機が返送コードを送った事を携帯機のブザーにより携帯者に知らせるようにしている。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたもので、安全性の高いキーレスエントリシステムを実現することができる無線通信システム及び無線通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のうちの主たる発明のうちの一つは、第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とを含んで構成される無線通信システムであって、前記第1の無線通信装置は、CPU及びメモリと、第1の無線信号を送信する送信部と、第2の無線信号を受信する受信部と、を有し、前記第2の無線通信装置は、CPU及びメモリと、前記第2の無線信号を送信する送信部と、前記第1の無線信号を受信する受信部と、前記第1の無線信号の信号強度を測定する信号強度測定部と、を有し、前記第1の無線通信装置は、前記第1の無線信号を送信し、前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線信号を受信し、前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線信号の信号強度を測定し、前記第2の無線通信装置は、前記信号強度を含む第2の無線信号を送信し、前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線信号を受信し、前記第1の無線通信装置は、受信した前記第2の無線信号に含まれる前記信号強度に基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第1の判断を行うこととする。
このように本発明では第1の無線通信装置から送信されてくる第1の無線信号の信号強度を第2の無線通信装置において測定し、測定した信号強度に基づいて第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間の距離を判断するようにしたため、第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間の距離を確実に判断することができる。またこのような判断が行われることで、リレーアタックに対する安全性を向上させることができる。
また本発明のうちの主たる発明のうちの他の一つは、第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とを含んで構成される無線通信システムであって、前記第1の無線通信装置は、CPU及びメモリと、第1の無線信号を送信する送信部と、第2の無線信号を受信する受信部と、を有し、前記第2の無線通信装置は、CPU及びメモリと、前記第2の無線信号を送信する送信部と、前記第1の無線信号を受信する受信部と、前記第1の無線信号の信号強度を測定する信号強度測定部と、を有し、前記第1の無線通信装置は、第1の無線信号を送信し、前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線信号を受信し、前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線信号の信号強度を測定し、前記第2の無線通信装置は、前記信号強度を含む第2の無線信号を送信し、前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線信号を受信し、前記第1の無線通信装置は、受信した前記第2の無線信号に含まれる前記信号強度に基づいて、前記第1の無線信号と前記第2の無線信号との間の距離を判断する第1の判断を行い、前記第1の無線通信装置は、第3の無線信号を送信し、前記第2の無線通信装置は、前記第3の無線信号を受信し、前記第2の無線通信装置は、前記第3の無線信号を受信したのに応じて第4の無線信号を送信し、前記第1の無線通信装置は、前記第4の無線信号を受信し、前記第1の無線通信装置は、前記第3の無線信号を送信してから前記第4の無線信号を受信するまでに要した時間に基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第2の判断を行い、前記第1の無線通信装置が、前記第1の判断による判断の結果と、前記第2の判断による判断の結果とに基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第3の判断を行うこととする。
このように本発明では、第1の無線通信装置(例えば車載機)から送信されてくる第1の無線信号の信号強度を第2の無線通信装置(例えば携帯機)において測定し、測定した信号強度に基づいて第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間の距離を判断する第1の判断を行うとともに、第1の無線通信装置が、第3の無線信号を送信してから第2の無線通信装置によって返信されてくる第4の無線信号を受信するまでに要した時間に基づいて第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間の距離を判断し、第1の判断による判断の結果と第2の判断による判断の結果とに基づいて、第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間の距離を最終的に判断するようにしている。このため、第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間の距離を確実に判断することができる。またこのような判断が行われることで、リレーアタックに対する安全性を向上させることができる。
本発明によれば、安全性の高いキーレスエントリシステムを実現することができる。
以下、本発明のいくつかの実施形態につき詳細に説明する。以下の説明では、本発明の無線通信システムの一例として、スマートキーレスエントリシステム100について説明する。
図1に本実施形態で説明するスマートキーレスエントリシステム100の概略的な構成を示している。スマートキーレスエントリシステム100は、自動車に搭載されている第1の無線通信装置(以下、車載機1という)と、自動車のユーザ等の携帯者によって携帯される例えば鍵(キー)に組み込み込まれている第2の無線通信装置(以下、携帯機2という)と、を含んで構成されている。車載機1は、自動車のドアのロック又はアンロックを制御する装置(以下、制御部50という)に接続している。本実施形態のスマートキーレスエントリシステム100では、携帯機2から送られてくる信号を車載機1が受信し、車載機1が受信した上記信号に応じて制御部50を制御することにより、自動車のドアがロック又はアンロックされるようになっている。
なお、以下に説明する実施形態では、車載機1から携帯機2への通信はASK変調された信号によって行われるものとする。このように車載機1から携帯機2への通信にASK変調を用いることで、回路構成を簡素化することができる。また携帯機2から車載機1への通信はFSK変調された信号によって行われるものとする。このように携帯機2から車載機1への通信にFSK変調を用いることで、ノイズの影響を抑えて携帯機2から車載機1に高品質で情報を伝えることができる。なお、車載機1から携帯機2への通信、又は携帯機2から車載機1への通信に用いる変調方式は、これに限られるわけではなく、例えばスペクトラム拡散変調等の他の変調方式を用いることもできる。
以下に説明する実施形態において、車載機1から携帯機2への通信は強度が距離の3乗に逆比例する低周波数帯(例えば125kHz等の長波帯(LF帯)の信号)の搬送波を用いて行われるものとし、その通信距離は1m前後であるものとする。また携帯機2から車載機1への通信は、高周波数(例えば312MHz等の極超短波帯(UHF帯)の信号)の搬送波を用いて行われるものとし、その通信距離は5〜20m程度であるものとする。
=第一実施形態=
図2に本発明の第一実施形態として説明する車載機1のハードウエア構成を示している。車載機1は、CPU3、フラッシュメモリ等からなる不揮発性メモリ6、送信部7、受信部8、送信アンテナ9、及び受信アンテナ10を含んで構成されている。
CPU3は、車載機1の各構成要素についての統括的な制御を行う。またCPU3は、不揮発性メモリ6に記憶されているプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
不揮発性メモリ6には、CPU3により実行される上記プログラムの一つとして、携帯機2から受信した暗号化された個人データを解読するための復号化プログラム63が記憶されている。また不揮発性メモリ6には、携帯機2から送信されてくるデータを認証する際に用いられるデータであるコード61及び個人データ62、車載機1と携帯機2の間の距離を判断する際に用いられるデータである第1のS値の閾値64(第1の閾値)が記憶されている。
送信部7は、CPU3から送られてくる信号を低周波(例えば125kHz)の搬送波でASK変調(振幅偏移変調:Amplitude Shift Keying Modulation)した送信信号を生成するASK変調回路71と、送信信号を増幅する増幅回路72と、増幅された送信信号を無線送信する送信アンテナ9とを含む。
受信部8は、無線信号を受信する受信アンテナ10と、受信アンテナ10から入力される受信信号を増幅する増幅回路82と、FSK変調(周波数偏移変調:Frequency Shift Keying Modulation)された受信信号を復調することにより生成される復調信号をCPU3に入力するFSK復調回路81とを含む。
図3に本発明の第一実施形態として説明する携帯機2のハードウエア構成を示している。携帯機2は、CPU11、入力部12、フラッシュメモリ等からなる不揮発性メモリ13、受信部24、送信部25、受信アンテナ18、送信アンテナ19、RSSI回路28、A/Dコンバータ29を含んで構成されている。
CPU11は、携帯機2の各構成要素についての統括的な制御を行う。またCPU11は、不揮発性メモリ13に記憶されているプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
不揮発性メモリ13には、車載機1における認証に際して車載機1に送信されるデータである、コード131、暗号化された個人データ132、及び後述する入力部12に対して行われた操作入力の内容を示すデータであるフラグ133が記憶されている。
送信部25は、CPU11から送られてくる信号を高周波数帯(例えば312MHz等の極超短波帯(UHF帯)の信号)の搬送波でFSK変調した送信信号を生成するFSK変調回路15と、送信信号を増幅する増幅回路17と、増幅された送信信号を無線送信する送信アンテナ19とを含む。
受信部24は、無線信号を受信する受信アンテナ18と、受信アンテナ18から入力される受信信号を増幅する増幅回路16と、ASK変調された受信信号を復調することにより生成される復調信号をCPU11に入力するASK復調回路14とを含む。
入力部12は、自動車の特定のドアをロック又はアンロックするための操作や、自動車の全てのドアをロック又はアンロックするための操作等の携帯者の操作入力を受け付けて、上記操作入力に応じた信号をCPU11に入力する。
RSSI(Received Signal Strength Indicator)回路28(信号強度測定部)は、受信アンテナ18から入力される受信信号強度(以下、S値という)をアナログ電圧として出力する。RSSI回路28には、例えばASK復調回路14のAGC(Automatic Gain Control)電圧が入力される。図4にRSSI回路28の一例を示している。同図に示すRSSI回路は、複数段のリミッタアンプ41と、各リミッタアンプ41の出力を検波する複数の検波器42、各検波器42の出力電圧を加算する加算回路43、及びアンプ44とを含んで構成されている。このRSSI回路では、各検波器42からの出力電圧の加算値が信号強度を示すアナログ電圧として出力される。
RSSI回路28から出力された信号強度を示すアナログ電圧は、A/Dコンバータ29によってデジタル値に変換されてCPU11に供給される。
次に、図5A,図5Bに示すフローチャート、及び図6に示すタイミングチャートとともに、本発明の第一実施形態によるスマートキーレスエントリシステム100の具体的な動作について説明する。なお、図5A及び図5Bに示すフローチャートは、携帯者が自動車のエンジンをストップした後、携帯機2とともに自動車から降りてドアを閉めた場面から開始される処理を説明している。
まず自動車のドアが閉められると、そのことが制御部50によって検知され、その旨を示す信号が制御部50によって車載機1のCPU3に入力される。車載機1のCPU3は、上記信号が入力されると、送信部7を制御して、携帯機2が所定のエリア内に存在するかどうかを確認するための無線信号(第5の無線信号)(以下、圏内確認信号という)を繰り返し送信する(S511)。なお、この圏内確認信号は、以後所定間隔で繰り返し送信される。圏内確認信号(第5の無線信号)は、低周波数帯(例えば125kHz等の長波帯(LF帯)の信号)の搬送波をASK変調した信号である。
ここで携帯機2が圏内確認信号を受信できる範囲(以下、通信圏という)内に存在する場合には、車載機1から送信された圏内確認信号(第5の無線信号)が携帯機2によって受信されることになる。携帯機2によって受信された圏内確認信号(第5の無線信号)は、携帯機2の増幅回路16によって増幅されるとともにASK復調回路14によって復調され、その復調信号がCPU11に入力される。
携帯機2のCPU11は、圏内確認信号(第5の無線信号)が入力されたかどうかをリアルタイムに監視している(S512)。携帯機2のCPU11は、上記復調信号が入力されたことを検知すると(S512:YES)、送信部25を制御して、圏内確認信号(第5の無線信号)に対する無線信号(第6の無線信号)(以下、圏内確認応答信号という)を送信する(S513)。なお、圏内確認応答信号(第6の無線信号)は、高周波数帯(例えば312MHz等の極超短波帯(UHF帯)の信号)の搬送波をFSK変調した信号である。
携帯機2が通信圏内にある場合、携帯機2から送信された圏内確認応答信号(第6の無線信号)は車載機1によって受信される。受信された圏内確認応答信号(第6の無線信号)は、車載機1の増幅回路82によって増幅された後、FSK復調回路81によって復調され、その復調信号がCPU3に入力される。車載機1のCPU3は、圏内確認応答信号(第6の無線信号)が入力されたかどうかをリアルタイムに監視している(S514)。車載機1のCPU3は、上記復調信号が入力されたことを検知すると(S514:YES)、送信部7を制御して、再び圏内確認信号(第5の無線信号)を送信する(S511)。
このように、車載機1は、送信した圏内確認信号(第5の無線信号)に対する応答として圏内確認応答信号(第6の無線信号)が返信されてきたことをもって携帯機2が通信圏内に存在するかどうかをリアルタイムに監視している。なお、携帯機2が通信圏内に存在すると判断される間は自動車のドアはアンロックの状態である。
車載機1は、圏内確認信号(第5の無線信号)を送信した後、所定時間待っても圏内確認応答信号(第6の無線信号)を受信できない場合には(S514:NO)、自動車の全てのドアをロックする旨を指示する信号を制御部50に入力する(S515)。なお、このように所定時間待っても圏内確認応答信号(第6の無線信号)を受信できないと判断した場合に直ちにドアをロックしてしまうのではなく、所定回数だけ圏内確認信号(第5の無線信号)を送信しても圏内確認応答信号(第6の無線信号)を受信できなかった場合に初めてドアをロックするようにしてもよい。これにより車載機1は携帯機2が通信圏内に存在しないことを確実に判断することができる。また携帯者が通信圏外に一旦出たものの、その後直ぐに通信圏内に戻ってくるようなこともあるので、携帯者にこのような場合にまでいちいちドアをアンロックする操作を強いることも無くなる。
次に、車載機1のCPU3は、送信部7を制御して、受信信号強度(S値)を要求する信号(以下、S値要求信号という)を送信する(S516)。なお、S値要求信号の送信は、所定時間間隔ごとに行われる。またS値要求信号は、低周波数帯(例えば125kHz等の長波帯(LF帯)の信号)の搬送波をASK変調した信号である。
次に携帯者が再び自動車に近づくことにより携帯機2が通信圏内に入ると、携帯機2は車載機1から送信されているS値要求信号を受信する(S518)。携帯機2によって受信されたS値要求信号は、携帯機2の受信部24によって復調され、その復調信号がCPU11に入力される。またこのとき、S値要求信号の復調に際してASK復調回路14から出力されるAGC電圧がRSSI回路28に入力され、A/Dコンバータ29からS値要求信号の信号強度を示すデジタルデータがCPU11に入力される。
携帯機2のCPU11は、圏内確認信号(第5の無線信号)を受信することができなくなった後は(S512:NO)、S値要求信号が入力されたかどうかのリアルタイムな監視を開始する(S518)。携帯機2のCPU11は、S値要求信号が入力されたことを検知すると(S518:YES)、送信部25を制御し、S値要求信号の信号強度を示すデータをのせた信号(以下、S値応答信号という)を送信する(S519)。なお、S値応答信号は、高周波数帯(例えば312MHz等の極超短波帯(UHF帯)の信号)の搬送波をFSK変調した信号である。
次に、S値応答信号は、車載機1によって受信され、車載機1の増幅回路82によって増幅された後、FSK復調回路81によって復調されて、その復調信号がCPU3に入力される。車載機1のCPU3は、S値要求信号が入力されたかどうかをリアルタイムに監視している(S520)。車載機1のCPU3は、S値要求信号が入力されたことを検知すると(S520:YES)、復調信号に含まれているS値と不揮発性メモリ6に記憶されている第1のS値の閾値64(第1の閾値)とを比較する(S521)。ここで第1のS値の閾値64(第1の閾値)は、実際に測定を行うことにより求めた、S値と車載機1と携帯機2との間の距離の関係から定められる所定値(例えば車載機1と携帯機2との間の距離が1mであるときに測定されるS値)に設定されている。
車載機1のCPU3は、復調信号に含まれているS値が第1のS値の閾値64(第1の閾値)未満であるならば(S521:閾値未満)、S516に戻る。一方、復調信号に含まれているS値が第1のS値の閾値64(第1の閾値)以上であるならば(S521:閾値以上)、CPU3は送信部7を制御して、携帯機2にコードの送信を要求する信号(以下、コード要求信号という)を送信する(S522)。なお、このとき送信されるコード要求信号は、低周波数帯(例えば125kHz等の長波帯(LF帯)の信号)の搬送波をASK変調した信号である。
次に、車載機1から送信されたコード要求信号が携帯機2によって受信される。携帯機2によって受信されたコード要求信号は、携帯機2の増幅回路16によって増幅されるとともに、ASK復調回路14によって復調される。そしてその復調信号がCPU11に入力される。携帯機2のCPU11は、コード要求信号が入力されたかどうかをリアルタイムに監視している(S523)。携帯機2のCPU11は、上記復調信号が入力されたことを検知すると(S523:YES)、送信部25を制御して、不揮発性メモリ13に記憶されているコード61をのせた信号(以下、コード応答信号という)を送信する(S524)。なお、コード応答信号は、高周波数帯(例えば312MHz等の極超短波帯(UHF帯)の信号)の搬送波をFSK変調した信号である。
コード応答信号は、車載機1によって受信され、車載機1の増幅回路82によって増幅された後、FSK復調回路81によって復調されて、その復調信号がCPU3に入力される。車載機1のCPU3は、コード応答信号が入力されたかどうかをリアルタイムに監視している(S525)。車載機1のCPU3は、コード応答信号が入力されたことを検知すると(S525:YES)、復調信号に含まれているコードと車載機1の不揮発性メモリ6に記憶されているコード61とが所定の関係を有しているかどうか(例えば両者が一致するかどうか、又は所定の関数によって一方の値から他方の値が算出される関係になっているかどうか)を判断する(S526)。ここで両者が所定の関係を有している場合には(S526:YES)、車載機1のCPU3は、送信部7を制御して、個人データを要求する信号(以下、個人データ要求信号という)を送信する(S527)。一方、両者が所定の関係を有していない場合には(S526:NO)、S516に戻って再びS値要求信号を送信する。
次に個人データ要求信号が携帯機2によって受信される。受信された個人データ要求信号は、携帯機2の増幅回路16によって増幅されるとともに、ASK復調回路14によって復調され、その復調信号がCPU11に入力される。携帯機2のCPU11は、個人データ要求信号が入力されたかどうかをリアルタイムに監視している(S528)。携帯機2のCPU11は、上記復調信号が入力されたことを検知すると(S528:YES)、送信部25を制御して、不揮発性メモリ13に記憶されている暗号化個人データ132をのせた信号(以下、個人データ応答信号という)を送信する(S529)。なお、個人データ応答信号は、高周波数帯(例えば312MHz等の極超短波帯(UHF帯)の信号)の搬送波をFSK変調した信号である。
次に個人データ応答信号が車載機1によって受信される。受信された個人データ応答信号は、車載機1の増幅回路82によって増幅された後、FSK復調回路81によって復調され、その復調信号がCPU3に入力される。車載機1のCPU3は、個人データ応答信号が入力されたかどうかをリアルタイムに監視している(S530)。車載機1のCPU3は、コード応答信号が入力されたことを検知すると(S530:YES)、復調信号に含まれている暗号化個人データ132を復号し、これにより復号された個人データと車載機1の不揮発性メモリ6に記憶されている個人データ62とが一致しているかどうかを判断する(S531)。ここで復号された個人データと車載機1の不揮発性メモリ6に記憶されている個人データ62とが一致する場合には(S531:YES)、車載機1のCPU3は、送信部7を制御して、携帯者によって行われた操作の内容を示す信号(以下、操作内容要求信号という)を送信する(S532)。一方、復号された個人データと車載機1の不揮発性メモリ6に記憶されている個人データ62とが一致しない場合には(S531:NO)、S516に戻って再びS値要求信号を送信する。
次に操作内容要求信号が携帯機2によって受信される。受信された操作内容要求信号は、携帯機2の増幅回路16によって増幅されるとともにASK復調回路14によって復調され、その復調信号がCPU11に入力される。携帯機2のCPU11は、操作内容要求信号が入力されたかどうかをリアルタイムに監視している(S533)。携帯機2のCPU11は、上記復調信号が入力されたことを検知すると(S533:YES)、送信部25を制御して、不揮発性メモリ13に記憶されているフラグ133の値をのせた信号(以下、操作内容応答信号という)を送信する(S534)。
なお、操作内容応答信号は、高周波数帯(例えば312MHz等の極超短波帯(UHF帯)の信号)の搬送波をFSK変調した信号である。また上記フラグ133には、その値として、携帯者が入力部12に対して運転席のドアをアンロックさせるための操作を行った場合には「1」が、携帯者が入力部12に対して全てのドアをアンロックさせるための操作を行った場合には例えば「0」が設定されているものとする。
操作内容応答信号は、車載機1によって受信される。受信された操作内容応答信号は、車載機1の増幅回路82によって増幅された後、FSK復調回路81によって復調され、その復調信号がCPU3に入力される。車載機1のCPU3は、操作内容応答信号が入力されたかどうかをリアルタイムに監視している(S535)。車載機1のCPU3は、操作内容応答信号が入力されたことを検知すると(S535:YES)、復調信号に含まれているフラグ133の値を調べる(S536)。フラグ133の値が「1」であった場合(S536:1)には、車載機1のCPU3は、運転席側のドアのみをアンロックする旨の信号を制御部50に入力する。これにより自動車の運転席側のドアのみがアンロックされる(S537)。フラグ133の値が「0」であった場合(S536:0)には、車載機1のCPU3は、全てのドアをアンロックする旨の信号を制御部50に入力する。これにより自動車の全てのドアがアンロックされる(S538)。
このように、本実施形態のスマートキーレスエントリシステム100にあっては、携帯機2側で測定したS値要求信号のS値に基づいて車載機1と携帯機2との間の距離を判断するようにしたため、車載機1と携帯機2との間の距離を確実に判断することができる。またこのようにS値に基づいて車載機1と携帯機2との間の距離を判断するようにしたことで、リレーアタックに対する安全性が向上する。例えば、図19に示すように、携帯機2が車載機1から充分離れた位置に存在しており、リレーアタックの中継機Xが通信圏内に置かれており、一方、中継機Yが通信圏外の携帯機2のそばに置かれており、車載機1から送信されるS値要求信号が中継機Xを経由して携帯機2に届けられ、携帯機2から返信されるS値要求信号が中継機Yを経由して車載機1に届けられることによりリレーアタックが行われる場合を想定する。この場合、例えば、車載機1において、携帯機2が中継機Yから受信したS値要求信号の電界強度(S値)が第1のS値の閾値64(第1の閾値)未満であると判断された場合は自動車のドアはアンロックされず、結局、中継機Yがアンロックするための上記条件を満たすように使用されない限り、リレーアタックを行うことはできないことになる。
=第二実施形態=
図7に本発明の第二実施形態として説明する車載機1のハードウエア構成を示している。車載機1は、CPU3、カウンタ4、タイマ5、フラッシュメモリ等からなる不揮発性メモリ6、送信部7、受信部8、送信アンテナ9、及び受信アンテナ10、OSC(Oscillator:発振回路)26を含んで構成されている。CPU3、フラッシュメモリ等からなる不揮発性メモリ6、送信部7、受信部8、送信アンテナ9、及び受信アンテナ10の構成は第一実施形態の場合と同様である。なお、不揮発性メモリ6には、車載機1と携帯機2の間の距離を判断する際に用いられるデータであるカウンタ値の閾値65(第2の閾値)が更に記憶されている。
OSC26は、所定周波数のクロック信号(CLK0)をCPU3に供給する。
カウンタ4は、CPU3からの指示に応じてOSC26から供給されるクロック信号の立ち上り数をカウントする。タイマ5は、CPU3からの指示に応じて時間測定を行う。
図8に本発明の第二実施形態として説明する携帯機2のハードウエア構成を示している。携帯機2は、CPU11、入力部12、フラッシュメモリ等からなる不揮発性メモリ13、受信部24、送信部25、受信アンテナ18、送信アンテナ19、インバータ20,21,22、タイマ27、RSSI回路28、及びA/Dコンバータ29を含んで構成されている。同図に示す構成のうち、CPU11、入力部12、フラッシュメモリ等からなる不揮発性メモリ13、受信部24、送信部25、受信アンテナ18、送信アンテナ19、RSSI回路28、及びA/Dコンバータ29の構成は、第一実施形態の場合と同様である。
インバータ21はCPU11によって制御(オンオフ)される。インバータ21が制御されることにより携帯機2の動作モードが、受信部24から供給される復調信号をCPU11のみに供給する動作モード(以下、「通常モード」という)と、受信部24から供給される復調信号をCPU11に供給するとともに前記復調信号をCPU11を介さずにインバータ21をバイパスして送信部25にも供給し、供給された復調信号を送信部25が増幅して返信する動作モード(以下、「返信モード」という)と、のいずれかのモードに切り換えられる。タイマ27は、CPU11からの指示に応じて時間測定を行う。
次に、図9A,図9B,図9Cに示すフローチャート、及び図10に示すタイミングチャートとともに、本発明の第二実施形態によるスマートキーレスエントリシステム100の動作について説明する。図9A乃至図9Cに示すフローチャートのうち、S911〜S915までの処理については上述した第一実施形態におけるS511〜S515の処理と同様である。第二実施形態においては、圏内確認信号(第5の無線信号)を受信できなくなると、携帯機2のCPU11は、インバータ21を制御して、携帯機2の動作モードを「返信モード」に設定する(S916)。
次に、車載機1のCPU3は、タイマ5をリセットする(S917)。これによりタイマ5による時間測定が開始される。またCPU3は、送信部7を制御して車載機1から携帯機2までの距離を算出するための無線信号(第3の無線信号)(以下、距離算出信号という)を送信する(S918)。なお、距離算出信号の送信は、所定時間間隔おきに行われる。またCPU3は、距離算出信号(第3の無線信号)の送信と同時にカウンタ4をリセットしてスタートさせ(S919)。これによりカウンタ4によるクロック信号の立ち上り数の計測が開始される。距離算出信号(第3の無線信号)は、低周波数帯(例えば125kHz等の長波帯(LF帯)の信号)の搬送波をASK変調した信号である。
次に、携帯者が再び自動車に近づくことにより携帯機2が通信圏内に入ると、車載機1から送信されている距離算出信号(第3の無線信号)が携帯機2に受信される(S920)。この時、携帯機2の動作モードは「返信モード」になっているため、携帯機2によって受信された距離算出信号(第3の無線信号)は、インバータ21をバイパスして送信部25に供給されて返信される(S921)。なお、このときに返信される距離算出信号(第4の無線信号)は、高周波数帯(例えば312MHz等の極超短波帯(UHF帯)の信号)の搬送波をFSK変調した信号として返信される。
携帯機2から返信されて車載機1に受信された距離算出信号(第4の無線信号)は、車載機1の増幅回路82によって増幅された後、FSK復調回路81によって復調されて、その復調信号がCPU3に入力される。
車載機1のCPU3は、距離算出信号(第4の無線信号)が入力されたかどうかをリアルタイムに監視している(S922)。車載機1のCPU3は、距離算出信号(第4の無線信号)が入力されたことを検知すると(S922:YES)、その時のカウンタ4のカウンタ値を読み出して、読み出したカウンタ値と不揮発性メモリ6に記憶されているカウンタ値の閾値65(第2の閾値)とを比較する(S923)。なお、カウンタ値の閾値65(第2の閾値)は、実際に測定を行うことにより求めた、カウンタ値と車載機1と携帯機2との間の距離の関係から定められる所定値(例えば車載機1と携帯機2との間の距離が1mであるときに対応するカウンタ値)に設定されている。
ここでこのようにカウンタ4から読み出したカウンタ値をカウンタ値の閾値65(第2の閾値)と比較することにより、車載機1が受信した距離算出信号が真の携帯機2から送信されたものであるのか、リレーアタックの中継機から送信されたものであるのか、を判定することができる。すなわち、車載機1から中継機Xに送信される距離算出信号(第3の無線信号)、及び中継機Xから携帯機2に中継送信される距離算出信号(第3の無線信号)は低周波数帯の搬送波を変調したものであるため通信速度が遅く、また車載機1と携帯機2との間に充分な距離があるため、車載機1から携帯機2への距離算出信号(第3の無線信号)の伝送には所定の時間を要することとなる。また車載機1と携帯機2との間に距離があるため、携帯機2から返信される距離算出信号(第4の無線信号)、及び中継機Yから車載機1に中継送信される距離算出信号(第4の無線信号)の伝送には、所定の伝送時間を要することとなる。このため、車載機1から距離算出信号が送信されてから携帯機2から距離算出信号が返信されてくるまでには、中継機X,Yが介在しない通常の通信が行われる場合に比べて長い時間を要することになる。従って、カウンタ4から読み出したカウンタ値をカウンタ値の閾値65(第2の閾値)と比較することにより、車載機1が受信した距離算出信号(第4の無線信号)が、真の携帯機2から返信されてきたものであるのか、中継機X,Yを介して返信されてきたものであるのかを判別することができる。
車載機1のCPU3は、カウンタ値がカウンタ値の閾値65(第2の閾値)以上(つまり通信圏外)であれば(S923:閾値以上)、次にタイマの値がタイマの閾値66以上であるかどうかを調べる(S924)。タイマの値が閾値未満であれば(S924:閾値未満)、S918に戻って再び距離算出信号(第3の無線信号)を送信する。
一方、タイマの値が閾値以上であれば(S924:閾値以上)、車載機1のCPU3は、距離算出信号(第3の無線信号)の送信を停止し(S925)、通信開始信号の受信待機状態となる(S926)。なお、通信開始信号は、例えば携帯者が正規の携帯機2の入力部12に対して所定の操作を行うことにより携帯機2から送信される信号である。車載機1のCPU3が通信開始信号を受信した場合には(S926:YES)、S911に戻る。
S923において、カウンタ値がカウンタ値の閾値65(第2の閾値)未満(つまり通信圏内)である場合には(S923:閾値未満)、車載機1のCPU3は、送信部7を制御して、携帯機2の動作モードを「通常モード」とするための信号(以下、モード切換信号という)を送信する(S927)。なお、モード切換信号は、低周波数帯(例えば125kHz等の長波帯(LF帯)の信号)の搬送波をASK変調した信号である。
車載機1から送信されたモード切換信号は、携帯機2によって受信される。携帯機2によって受信されたモード切換信号は、携帯機2の増幅回路16によって増幅されるとともにASK復調回路14によって復調され、その復調信号がCPU11に入力される。携帯機2のCPU11は、モード切換信号が入力されたかどうかをリアルタイムに監視している(S928)。携帯機2のCPU11は、上記復調信号が入力されたことを検知すると(S928:YES)、携帯機2の動作モードを「通常モード」に設定する(S929)。
次に携帯機2のCPU11は、送信部25を制御して、A/Dコンバータ29からS値要求信号の信号強度を示すデータをのせた信号(以下、S値通知信号という)を送信する(S930)。なお、S値通知信号は、このようにモード切換信号を受信したのに応じて返信するのではなく、車載機1から送信されてくるS値要求信号を受信したのに応じて返信するようにしてもよい。S値通知信号は、高周波数帯(例えば312MHz等の極超短波帯(UHF帯)の信号)の搬送波をFSK変調した信号である。
S値通知信号は、車載機1によって受信される。車載機1に受信されたS値通知信号は、車載機1の増幅回路82によって増幅された後、FSK復調回路81によって復調され、その復調信号がCPU3に入力される。車載機1のCPU3は、S値通知信号が入力されたかどうかをリアルタイムに監視している(S931)。車載機1のCPU3は、S値通知信号が入力されたことを検知すると(S931:YES)、復調信号に含まれているS値と不揮発性メモリ6に記憶されている第1のS値の閾値64(第1の閾値)とを比較する(S932)。ここで第1のS値の閾値64(第1の閾値)は、実際に測定を行うことにより求めた、S値と車載機1と携帯機2との間の距離の関係から定められる所定値(例えば車載機1と携帯機2との間の距離が1mであるときに測定されるS値)に設定されている。
車載機1のCPU3は、復調信号に含まれているS値が第1のS値の閾値64(第1の閾値)未満であれば(S932:閾値未満)、S917に戻る。一方、復調信号に含まれているS値が第1のS値の閾値64(第1の閾値)以上であれば(S932:閾値以上)、CPU3は送信部7を制御して、携帯機2にコードの送信を要求する信号(以下、コード要求信号という)を送信する(S933)。なお、コード要求信号は、低周波数帯(例えば125kHz等の長波帯(LF帯)の信号)の搬送波をASK変調した信号である。
以降、携帯機2がコード要求信号を受信してから自動車のドアがアンロックされるまでに車載機1又は携帯機2によって行われる処理(S934以降の処理)は、第一実施形態におけるS525以降の処理と同様である。
このように、本実施形態のスマートキーレスエントリシステム100にあっては、S値によって計測された距離に基づく判断(以下、第1の判断という)に加えて、距離算出信号(第3の無線信号)が送信されてから、距離算出信号(第4の無線信号)を受信するまでかかった時間に基づいて求められる距離に基づく判断を行うことにより、携帯機2が車載機1から所定距離以内にあるかどうかを判断(以下、第2の判断という)し、第1の判断と第2の判断の結果とに基づいて、車載機1と携帯機2との間の距離を判断するようにしている。このため、S値のみで判断する場合(第1の判断のみの場合)に比べて、より確実に車載機1と携帯機2との間の距離を判断することができる。このため、車載機1が受信した距離算出信号(第4の無線信号)が、真の携帯機2から返信されてきたものであるのか、リレーアタックにおける中継機X,Yを介して返信されてきたものであるのかを確実に判断することができる。
=第三実施形態=
図11に本発明の第三実施形態として説明する車載機1のハードウエア構成を示している。車載機1は、CPU3、フラッシュメモリ等からなる不揮発性メモリ6、送信部7、受信部8、送信アンテナ9、受信アンテナ10、RSSI回路30(信号強度測定部)、及びA/Dコンバータ31を含んで構成されている。CPU3、フラッシュメモリ等からなる不揮発性メモリ6、送信部7、受信部8、送信アンテナ9、及び受信アンテナ10の構成は第一実施形態の場合と同様である。またRSSI回路30としては、例えば図4に示したものが用いられる。なお、不揮発性メモリ6には、車載機1と携帯機2の間の距離を判断する際に用いられるデータである第2のS値の閾値67が記憶されている。
図12に本発明の第三実施形態として説明する携帯機2のハードウエア構成を示している。携帯機2は、CPU11、入力部12、フラッシュメモリ等からなる不揮発性メモリ13、受信部24、送信部25、受信アンテナ18、送信アンテナ19、RSSI回路28、A/Dコンバータ29を含んで構成されている。これらの構成は第一実施形態の場合と同様である。
次に、図13A,図13Bに示すフローチャート、及び図14に示すタイミングチャートとともに、本発明の第三実施形態によるスマートキーレスエントリシステム100の動作について説明する。図13A及び図13Bに示すフローチャートのうち、S1311〜S1321までの処理については上述した第一実施形態におけるS511〜S521の処理と同様である。なお、第一実施形態では、携帯機2から送信されてくるS値応答信号に含まれる、車載機1から携帯機2に送信されたS値要求信号の電界強度(S値)を第1のS値の閾値64(第1の閾値)と比較することにより、車載機1と携帯機2との間の距離を判断するようにしていたが(S521)、第三実施形態では、さらに携帯機2から送信されてくるS値応答信号についてその電界強度(S値)を車載機1側で測定し、このS値を不揮発性メモリ6に記憶している第2のS値の閾値67(第3の閾値)と比較することにより、車載機1と携帯機2との間の距離を判断するようにしている(S1322)。なお、第2のS値の閾値67(第3の閾値)は、実際に測定を行うことにより求めた、S値と車載機1と携帯機2との間の距離の関係から定められる所定値(例えば車載機1と携帯機2との間の距離が1mであるときに測定されるS値)に設定されている。
本実施形態のように、携帯機2側で測定されるS値要求信号のS値に基づいて行われる判断(以下、第1の判断という)と、車載機1側で測定される値応答信号のS値に基づいて行われる判断(以下、第2の判断という)との双方によって車載機1と携帯機2との間の距離を判断するようにしたことで、車載機1と携帯機2との間の距離をより確実に判断することができる。またこのように2本立てで車載機1と携帯機2との間の距離を判断するようにしたことで、リレーアタックに対する安全性が向上する。例えば携帯機2が中継機Yから受信したS値要求信号の電界強度(S値)が、第1のS値の閾値64以上であるならば自動車のドアはアンロックされることはなく、また車載機1が中継機Xから受信したS値応答信号の電界強度(S値)が、第2のS値の閾値67以上であるならば自動車のドアはアンロックされることはない。つまり、中継機Xと中継機Yとの双方が、上記2つの条件を満たすように使用されない限り、リレーアタックを行うことができなくなり、より確実にリレーアタックを回避することができる。
なお、他の処理、すなわち携帯機2がコード要求信号を受信してから自動車のドアがアンロックされるまでに車載機1又は携帯機2によって行われる処理(S1323以降の処理)については第一実施形態におけるS525以降の処理と同様である。
=第四実施形態=
図15に本発明の第四実施形態として説明する車載機1のハードウエア構成を示している。車載機1は、CPU3、カウンタ4、タイマ5、フラッシュメモリ等からなる不揮発性メモリ6、送信部7、受信部8、送信アンテナ9、受信アンテナ10、OSC26、RSSI回路30、及びA/Dコンバータ31を含んで構成されている。これらの構成は第一乃至第三実施形態の場合と同様である。
図16に本発明の第四実施形態として説明する携帯機2のハードウエア構成を示している。携帯機2は、CPU11、入力部12、フラッシュメモリ等からなる不揮発性メモリ13、受信部24、送信部25、受信アンテナ18、送信アンテナ19、インバータ20,21,22、タイマ27、RSSI回路28、及びA/Dコンバータ29を含んで構成されている。これらの構成は第一乃至第三実施形態の場合と同様である。
次に、図17A,図17B,図17Cに示すフローチャート、及び図18に示すタイミングチャートとともに、本発明の第四実施形態によるスマートキーレスエントリシステム100の動作について説明する。図17A乃至図17Cに示すフローチャートのうち、S1711〜S1715までの処理については上述した第一実施形態におけるS511〜S515の処理と同様である。第四実施形態では、第三実施形態の構成に加えて、さらに第二実施形態として示した、車載機1から距離算出信号が送信されてから返信されてくるまでの時間に基づく距離の判断も行うようにしている(S1733)。
このように携帯機2側で測定したS値要求信号のS値に基づく判断(以下、第1の判断という)と、車載機1側で測定したS値応答信号のS値に基づく判断(以下、第2の判断という)と、車載機1から距離算出信号が送信されてから返信されてくるまでの時間に基づく判断(以下、第3の判断という)とを行うことにより車載機1と携帯機2との間の距離を判断するようにしたことで、車載機1と携帯機2との間の距離をより確実に判断することができる。またこのように3本立てで車載機1と携帯機2との間の距離を判断するようにしたことで、より確実にリレーアタックを回避することができる。
なお、以降の処理、すなわち、携帯機2がコード要求信号を受信してから自動車のドアがアンロックされるまでに車載機1又は携帯機2によって行われる処理(S1734以降の処理)は、第一実施形態におけるS525以降の処理と同様である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、以上の実施形態の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
例えば、以上の実施形態では、本発明を自動車のドアのロックやアンロックの制御に適用した事例について説明したが、本発明は自動車のエンジンの始動又は停止を制御する場合(イグニッションスイッチの制御)にも応用することもできる。すなわち、車載機1を自動車のエンジンの始動又は停止を制御する装置に接続し、携帯機2から送られてくる信号を車載機1が受信し、S値によって計測された距離に基づく判断(第1の判断)を行うことにより車載機1が受信した上記信号に応じて上記装置に自動車のエンジンの始動又は停止を指示する信号を送信し、これにより自動車のエンジンの始動又は停止を制御するようにすることもできる。また同様に自動車のステアリングロック機構の解錠やアクセサリスイッチのスイッチング動作等の制御に応用することもできる。
本発明の一実施形態によるスマートキーレスエントリシステム100の概略的な構成を示す図である。 本発明の第一実施形態として説明する車載機1のハードウエア構成を示す図である。 本発明の第一実施形態として説明する携帯機2のハードウエア構成を示す図である。 本発明の一実施形態として説明するRSSI回路28の一例を示す図である。 本発明の第一実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第一実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第一実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第二実施形態として説明する車載機1のハードウエア構成を示す図である。 本発明の第二実施形態として説明する本発明の第一実施形態として説明する携帯機2のハードウエア構成を示す図である。 本発明の第二実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第二実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第二実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第二実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第三実施形態として説明する車載機1のハードウエア構成を示す図である。 本発明の第三実施形態として説明する携帯機2のハードウエア構成を示す図である。 本発明の第三実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第三実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第三実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第四実施形態として説明する車載機1のハードウエア構成を示す図である。 本発明の第四実施形態として説明する携帯機2のソフトウエア構成を示す図である。 本発明の第四実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第四実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第四実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第四実施形態として説明するスマートキーレスエントリシステム100の動作を説明するタイミングチャートである。 リレーアタックの手口を説明する図である。
符号の説明
1 車載機 2 携帯機
3 CPU 7 送信部
71 ASK変調回路 8 受信部
81 FSK変調回路 11 CPU
14 ASK変調回路 15 FSK変調回路
24 受信部 25 送信部
28 RSSI回路 29 A/Dコンバータ
30 RSSI回路 31 A/Dコンバータ
64 第1のS値の閾値 65 カウンタ値の閾値
67 第2のS値の閾値

Claims (30)

  1. 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とを含んで構成される無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、CPU及びメモリと、第1の無線信号を送信する送信部と、第2の無線信号を受信する受信部と、を有し、
    前記第2の無線通信装置は、CPU及びメモリと、前記第2の無線信号を送信する送信部と、前記第1の無線信号を受信する受信部と、前記第1の無線信号の信号強度を測定する信号強度測定部と、を有し、
    前記第1の無線通信装置は、前記第1の無線信号を送信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線信号を受信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線信号の信号強度を測定し、
    前記第2の無線通信装置は、前記信号強度を含む第2の無線信号を送信し、
    前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線信号を受信し、
    前記第1の無線通信装置は、受信した前記第2の無線信号に含まれる前記信号強度に基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第1の判断を行うこと
    を特徴とする無線通信システム。
  2. 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とを含んで構成される無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、CPU及びメモリと、第1の無線信号を送信する送信部と、 第2の無線信号を受信する受信部と、を有し、
    前記第2の無線通信装置は、CPU及びメモリと、前記第2の無線信号を送信する送信部と、前記第1の無線信号を受信する受信部と、前記第1の無線信号の信号強度を測定する信号強度測定部と、を有し、
    前記第1の無線通信装置は、第1の無線信号を送信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線信号を受信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線信号の信号強度を測定し、
    前記第2の無線通信装置は、前記信号強度を含む第2の無線信号を送信し、
    前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線信号を受信し、
    前記第1の無線通信装置は、受信した前記第2の無線信号に含まれる前記信号強度に基づいて、前記第1の無線信号と前記第2の無線信号との間の距離を判断する第1の判断を行い、
    前記第1の無線通信装置は、第3の無線信号を送信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第3の無線信号を受信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第3の無線信号を受信したのに応じて第4の無線信号を送信し、
    前記第1の無線通信装置は、前記第4の無線信号を受信し、
    前記第1の無線通信装置は、前記第3の無線信号を送信してから前記第4の無線信号を受信するまでに要した時間に基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第2の判断を行い、
    前記第1の無線通信装置は、前記第1の判断による判断の結果と、前記第2の判断による判断の結果とに基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第3の判断を行うこと、
    を特徴とする無線通信システム。
  3. 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とを含んで構成される無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、CPU及びメモリと、第1の無線信号を送信する送信部と、 第2の無線信号を受信する受信部と、第2の無線信号の信号強度を測定する信号強度測定部と、を有し、
    前記第2の無線通信装置は、CPU及びメモリと、前記第2の無線信号を送信する送信部と、前記第1の無線信号を受信する受信部と、前記第1の無線信号の信号強度を測定する信号強度測定部と、を有し、
    前記第1の無線通信装置は、第1の無線信号を送信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線信号を受信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線信号の信号強度を測定し、
    前記第2の無線通信装置は、前記信号強度を含む第2の無線信号を送信し、
    前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線信号を受信し、
    前記第1の無線通信装置は、受信した前記第2の無線信号に含まれる信号強度に基づいて、前記第1の無線信号と前記第2の無線信号との間の距離を判断する第1の判断を行い、
    前記第1の無線通信装置は、受信した前記第2の無線信号の信号強度を測定し、
    前記第1の無線通信装置は、測定した前記第2の無線信号の信号強度に基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第4の判断を行い、
    前記第1の無線通信装置は、前記第1の判断による判断の結果と、前記第4の判断による判断の結果とに基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第5の判断を行うこと、
    を特徴とする無線通信システム。
  4. 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とを含んで構成される無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、CPU及びメモリと、第1の無線信号を送信する送信部と、 第2の無線信号を受信する受信部と、第2の無線信号の信号強度を測定する信号強度測定部と、を有し、
    前記第2の無線通信装置は、CPU及びメモリと、前記第2の無線信号を送信する送信部と、前記第1の無線信号を受信する受信部と、前記第1の無線信号の信号強度を測定する信号強度測定部と、を有し、
    前記第1の無線通信装置は、第1の無線信号を送信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線信号を受信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線信号の信号強度を測定し、
    前記第2の無線通信装置は、前記信号強度を含む第2の無線信号を送信し、
    前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線信号を受信し、
    前記第1の無線通信装置は、受信した前記第2の無線信号に含まれる前記信号強度に基づいて、前記第1の無線信号と前記第2の無線信号との間の距離を判断する第1の判断を行い、
    前記第1の無線通信装置は、第3の無線信号を送信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第3の無線信号を受信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第3の無線信号を受信したのに応じて第4の無線信号を送信し、
    前記第1の無線通信装置は、前記第4の無線信号を受信し、
    前記第1の無線通信装置は、前記第3の無線信号を送信してから前記第4の無線信号を受信するまでに要した時間に基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第2の判断を行い、
    前記第1の無線通信装置は、受信した前記第2の無線信号の信号強度を測定し、
    前記第1の無線通信装置は、測定した前記第2の無線信号の信号強度に基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第4の判断を行い、
    前記第1の無線通信装置は、前記第1の判断による判断の結果と、前記第2の判断による判断の結果と、前記第4の判断による判断の結果とに基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第6の判断を行うこと、
    を特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項1乃至4に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、前記信号強度と比較するための第1の閾値を前記メモリに記憶し、
    前記第1の判断は、前記第1の無線通信装置が、受信した前記第2の無線信号に含まれる前記信号強度と前記第1の閾値とを比較することにより前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断することにより行われること
    を特徴とする無線通信システム。
  6. 請求項2または4に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、前記第1の無線信号を送信してから前記第2の無線信号を受信するまでに要した前記時間と比較するための第2の閾値を前記メモリに記憶し、
    前記第2の判断は、前記第1の無線通信装置が、前記時間を前記第2の閾値と比較することにより、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断することにより行われること、
    を特徴とする無線通信システム。
  7. 請求項3に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線信号の信号強度と比較するための第3の閾値を前記メモリに記憶し、
    前記第4の判断は、前記第1の無線通信装置が、測定した前記第2の無線信号の信号強度と前記第3の閾値とを比較することにより前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断することにより行われること
    を特徴とする無線通信システム。
  8. 請求項6に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置はカウンタを有し、
    前記第1の無線通信装置は、前記第1の無線信号を送信する際にカウンタをスタートし、
    前記第2の判断は、前記第1の無線通信装置が、前記第2の無線信号を受信した時のカウンタ値を、前記第2の閾値として記憶しているカウンタ値と比較することにより、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断することにより行われること、
    を特徴とする無線通信システム。
  9. 請求項1乃至4に記載の無線通信システムであって、
    前記信号強度測定部はRSSI回路を用いて構成されること
    を特徴とする無線通信システム。
  10. 請求項2または4に記載の無線通信システムであって、
    前記第3の無線信号は、長波帯の搬送波をASK変調した信号であること
    を特徴とする無線通信システム。
  11. 請求項2または4に記載の無線通信システムであって、
    前記第4の無線信号は、超短波帯の搬送波をFSK変調した信号であること
    を特徴とする無線通信システム。
  12. 請求項2または4に記載の無線通信システムであって、
    前記第3の無線信号は、前記第1の無線信号であり、
    前記第4の無線信号は、前記第2の無線信号であること
    を特徴とする無線通信システム。
  13. 請求項2または4に記載の無線通信システムであって、
    前記第2の無線通信装置が、受信した前記第3の無線信号を前記第4の無線信号として返信すること
    を特徴とする無線通信システム。
  14. 請求項2または4に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、第5の無線信号を繰り返し送信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第5の無線信号を受信し、
    前記第2の無線通信装置は、前記第5の無線信号を受信できない場合にのみ、前記第3の無線信号を受信したのに応じて前記第4の無線信号を送信すること、
    を特徴とする無線通信システム。
  15. 請求項14に記載の無線通信システムであって、
    前記第2の無線通信装置は、前記第5の無線信号を受信したのに応じて、第6の無線信号を送信し、
    前記第1の無線通信装置は、前記第6の無線信号を受信し、
    前記第1の無線通信装置は、前記第6の無線信号を受信したのに応じて前記第5の無線信号を送信すること
    を特徴とする無線通信システム。
  16. 請求項2または4に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、前記第2の判断によって、前記第2の無線通信装置が前記第1の無線通信装置から所定の距離以内に存在しないと判断した場合には、前記第3の無線信号の送信を停止すること
    を特徴とする無線通信システム。
  17. 請求項1に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、ドアのロック又はアンロックを制御する装置に接続され、
    前記第1の無線通信装置が、前記第1の判断の結果に応じて、前記装置に前記ドアのロックまたはアンロックを指示する信号を送信すること
    を特徴とする無線通信システム。
  18. 請求項2に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、ドアのロック又はアンロックを制御する装置に接続され、
    前記第1の無線通信装置が、前記第3の判断の結果に応じて、前記装置に前記ドアのロックまたはアンロックを指示する信号を送信すること
    を特徴とする無線通信システム。
  19. 請求項3に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、ドアのロック又はアンロックを制御する装置に接続され、
    前記第1の無線通信装置が、前記第5の判断の結果に応じて、前記装置に前記ドアのロックまたはアンロックを指示する信号を送信すること
    を特徴とする無線通信システム。
  20. 請求項4に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、ドアのロック又はアンロックを制御する装置に接続され、
    前記第1の無線通信装置は、前記第6の判断の結果に応じて、前記装置に前記ドアのロックまたはアンロックを指示する信号を送信すること
    を特徴とする無線通信システム。
  21. 請求項1に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、自動車のエンジンの始動又は停止を制御する装置に接続され、
    前記第1の無線通信装置が、前記第1の判断の結果に応じて、前記装置に自動車のエンジンの始動又は停止を指示する信号を送信すること
    を特徴とする無線通信システム。
  22. 請求項2に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、自動車のエンジンの始動又は停止を制御する装置に接続され、
    前記第1の無線通信装置が、前記第3の判断の結果に応じて、前記装置に自動車のエンジンの始動又は停止を指示する信号を送信すること
    を特徴とする無線通信システム。
  23. 請求項3に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、自動車のエンジンの始動又は停止を制御する装置に接続され、
    前記第1の無線通信装置が、前記第5の判断の結果に応じて、前記装置に自動車のエンジンの始動又は停止を指示する信号を送信すること
    を特徴とする無線通信システム。
  24. 請求項4に記載の無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、自動車のエンジンの始動又は停止を制御する装置に接続され、
    前記第1の無線通信装置は、前記第6の判断の結果に応じて、前記装置に自動車のエンジンの始動又は停止を指示する信号を送信すること
    を特徴とする無線通信システム。
  25. 請求項1に記載の無線通信システムにおける前記第1の無線通信装置であって、
    CPU及びメモリと、第1の無線信号を送信する送信部と、第2の無線信号を受信する受信部と、を有し、
    前記第1の無線信号を送信し、
    前記第2の無線信号を受信し、
    受信した前記第2の無線信号に含まれる前記信号強度に基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第1の判断を行うこと
    を特徴とする無線通信装置。
  26. 請求項1に記載の無線通信システムにおける前記第2の無線通信装置であって、
    CPU及びメモリと、前記第2の無線信号を送信する送信部と、前記第1の無線信号を受信する受信部と、前記第1の無線信号の信号強度を測定する信号強度測定部と、を有し、
    前記第1の無線信号を受信し、
    前記第1の無線信号の信号強度を測定し、
    前記信号強度を含む第2の無線信号を送信すること
    を特徴とする無線通信装置。
  27. 請求項2に記載の無線通信システムにおける前記第1の無線通信装置であって、
    CPU及びメモリと、前記第1の無線信号を送信する送信部と、前記第2の無線信号を受信する受信部と、を有し、
    前記第1の無線信号を送信し、
    前記第2の無線信号を受信し、
    受信した前記第2の無線信号に含まれる前記信号強度に基づいて、前記第1の無線信号と前記第2の無線信号との間の距離を判断する第1の判断を行い、
    前記第3の無線信号を送信し、
    前記第4の無線信号を受信し、
    前記第3の無線信号を送信してから前記第4の無線信号を受信するまでに要した時間に基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第2の判断を行い、
    前記第1の判断による判断の結果と、前記第2の判断による判断の結果とに基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第3の判断を行うこと、
    を特徴とする無線通信装置。
  28. 請求項2に記載の無線通信システムにおける前記第2の無線通信装置であって、
    CPU及びメモリと、前記第2の無線信号を送信する送信部と、前記第1の無線信号を受信する受信部と、前記第1の無線信号の信号強度を測定する信号強度測定部と、を有し、
    前記第1の無線信号を受信し、
    前記第1の無線信号の信号強度を測定し、
    前記信号強度を含む第2の無線信号を送信し、
    前記第3の無線信号を受信し、
    前記第3の無線信号を受信したのに応じて第4の無線信号を送信すること、
    を特徴とする無線通信装置。
  29. 請求項3に記載の無線通信システムにおける前記第1の無線通信装置であって、
    CPU及びメモリと、前記第1の無線信号を送信する送信部と、前記第2の無線信号を受信する受信部と、第2の無線信号の信号強度を測定する信号強度測定部と、を有し、
    前記第1の無線信号を送信し、
    前記第2の無線信号を受信し、
    受信した前記第2の無線信号に含まれる信号強度に基づいて、前記第1の無線信号と前記第2の無線信号との間の距離を判断する第1の判断を行い、
    受信した前記第2の無線信号の信号強度を測定し、
    測定した前記第2の無線信号の信号強度に基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第4の判断を行い、
    前記第1の判断による判断の結果と、前記第4の判断による判断の結果とに基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第5の判断を行うこと、
    を特徴とする無線通信装置。
  30. 請求項4に記載の無線通信システムにおける前記第1の無線通信装置であって、
    CPU及びメモリと、前記第1の無線信号を送信する送信部と、前記第2の無線信号を受信する受信部と、第2の無線信号の信号強度を測定する信号強度測定部と、を有し、
    前記第1の無線信号を送信し、
    前記第2の無線信号を受信し、
    受信した前記第2の無線信号に含まれる前記信号強度に基づいて、前記第1の無線信号と前記第2の無線信号との間の距離を判断する第1の判断を行い、
    前記第3の無線信号を送信し、
    前記第4の無線信号を受信し、
    前記第3の無線信号を送信してから前記第4の無線信号を受信するまでに要した時間に基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第2の判断を行い、
    受信した前記第2の無線信号の信号強度を測定し、
    測定した前記第2の無線信号の信号強度に基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第4の判断を行い、
    前記第1の判断による判断の結果と、前記第2の判断による判断の結果と、前記第4の判断による判断の結果とに基づいて、前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置との間の距離を判断する第6の判断を行うこと、
    を特徴とする無線通信装置。

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