JP2006290113A - 自動車用内装部品 - Google Patents

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誠 沢田
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Abstract

【課題】車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられる自動車用内装部品であって、側突時における衝撃吸収機能を高める。
【解決手段】衝撃吸収パッド40,40Aは、ドアトリム本体20の表面に上載せ式に取り付けられるドアポケット30等の機能部品の内面に配置され、ドアトリム本体20の開口23を通して貫通するか、あるいはドアトリム本体20と一体に成形されるかして、ドアパネル11まで伸びており、衝撃吸収パッド40,40Aの有効長さストロークを確保することで、優れた衝撃吸収機能が得られるとともに、衝撃吸収パッド40にドアトリム本体20と同一系統の樹脂を使用することでリサイクル作業を簡素化する。
【選択図】図2

Description

この発明は、車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられる自動車用内装部品に係り、特に、側突時における衝撃吸収性能を高めた自動車用内装部品に関する。
通常、車両の側壁パネルの室内面側には、ドアトリム、リヤサイドトリム、ラゲージサイドトリム等の自動車用内装部品が装着されており、室内美観の向上を図るとともに、側突時等の安全保護の機能をも備えている。図9,図10を基にドアトリム1を例示して説明すると、このドアトリム1は、所望の曲面形状に成形されたドアトリム本体2の表面所定箇所に各種機能部品が取り付けられている。例えば、ドアトリム本体2の表面下側に備品を収容できるドアポケット3が装着されているとともに、ドアトリム本体2の表面やや上部の中接部分には装飾シート4が装着され、ドアポケット3と一体、あるいは別体にスピーカグリル5が付設されている。
そして、従来のドアトリム1においては、側突時の衝撃荷重を吸収して乗員に加わる負荷を軽減するために、図10に示すように、ドアトリム本体2の裏面にポリウレタンフォーム等の衝撃吸収パッド6が取り付けられており、この衝撃吸収パッド6は、ドアパネル7にその先端が当接するか、あるいは所定クリアランスで対峙するように取り付けられている。具体的には、ドアトリム本体2の裏面からパネル側に向けて取付用ボス2aが突設形成されており、この取付用ボス2aを衝撃吸収パッド6の貫通孔6a内に貫通させた後、取付用ボス2aの先端を超音波溶着、熱溶着等によりカシメ加工を施して固定していた。ドアトリム1に取り付けられる衝撃吸収パッド6の取付構造については、特許文献1に詳細に記載されている。
特開平6−270672号公報
このように、従来のドアトリム1に取り付けられる衝撃吸収パッド6は、モールドウレタンを使用し、ドアトリム本体2に設けた取付用ボス2aの超音波溶着加工により衝撃吸収パッド6を取り付けており、従来の構造においては、側突時に衝撃荷重を吸収するために衝撃吸収パッド6の機能としては、図10に示すように、衝撃吸収パッド6の厚み寸法(図中Hで示す)を長く確保できないため、衝撃吸収性能に限界があり、衝撃吸収構造を改善する必要があった。
また、ドアトリム本体2とドアポケット3の間は、空洞(図10中符号Cで示す)となっているため、側突時、荷重Fが加わって、ドアポケット3が変形し始めてから衝撃吸収パッド6に荷重が加わるまでの間は衝撃吸収が行なわれないことからも、衝撃吸収構造の対策が望まれていた。
更に、モールドウレタン製の衝撃吸収パッド6は、汎用樹脂の射出成形体等に比べ、コストが高価であるとともに、ドアトリム本体2は、熱可塑性樹脂の射出成形体、あるいはモールドプレス成形体等から構成されているため、リサイクル作業を行なうには、モールドウレタンからなる衝撃吸収パッド6とドアトリム本体2とを分離させる分別操作が面倒であり、作業性の著しい低下をもたらすという欠点が指摘されていた。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、車両の室内面側に装着される自動車用内装部品において、衝撃吸収機能を高めることを第1の目的とする。更に、本発明は、衝撃吸収パッドを取り付けたトリム本体の製作コストを引き下げるとともに、リサイクル時における分別作業も簡素化できる自動車用内装部品を提供することを更なる目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられる自動車用内装部品であって、所要形状に成形されたトリム本体の表面の一部にポケット等の機能部品が上載せ式に付設されるとともに、側突時において乗員と干渉する部位に衝撃吸収パッドが設けられた自動車用内装部品において、前記衝撃吸収パッドは、機能部品とトリム本体との間のスペースと、トリム本体と側壁パネルとの間のスペースとに配置されることで、側突時における変形ストローク量を大きく確保するようにしたことを特徴とする。
ここで、適用される自動車用内装部品としては、車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられるドアトリム、リヤサイドトリム、ラゲージサイドトリム等がある。また、本発明に係る自動車用内装部品において、衝撃吸収パッドの取付位置は、トリム本体の表面側に上載せ式に装着される機能部品、例えば、ドアポケットやアームレスト等が設定される部位であり、この部位は、側壁パネルから室内側に出っ張るが、このスペースを衝撃吸収性能に有効に利用できることを本発明の要旨としている。すなわち、衝撃吸収パッドは機能部品の内面側に位置し、トリム本体表面と機能部品裏面との間のデッドスペース内を占有するとともに、衝撃吸収パッドの先端側は、トリム本体と車体パネルとの間のスペース内を占有し、衝撃吸収パッドの先端部分は車体パネルと当接するか、わずかな距離で対峙している。従って、側突時における衝撃吸収パッドの変形ストローク量を大きく確保することができる。
トリム本体としては、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ABS樹脂等の汎用の合成樹脂の射出成形体、あるいはモールドプレス成形体から構成され、機能部品としては、ドアポケット、アームレスト等が考えられ、これらの機能部品についても、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂の射出成形体、あるいはモールドプレス成形体を適用できる。または、合成樹脂成形体の表面に表皮を貼付した積層構造体を適用しても良い。
そして、本発明によれば、衝撃吸収パッドは機能部品の裏面に位置しており、その先端部分は車体パネルに当接、あいるは微小間隙を隔てて対峙しているため、衝撃吸収パッドの長さ寸法が長く設定され、側突時における反力エネルギーの吸収許容量を大きく確保でき、衝撃吸収性能を向上させることができる。
また、本発明の好ましい実施の形態においては、前記衝撃吸収パッドは、側突時に破断して衝撃を吸収できるようにボックス状に成形された合成樹脂製射出成形体から構成されていることを特徴とする。
そして、この実施の形態によれば、従来のモールドウレタンに替えて、熱可塑性樹脂を素材とした樹脂成形体から構成したため、製作コストを引き下げることができるとともに、特に、トリム本体が熱可塑性樹脂の射出成形体、あるいはモールドプレス成形体から構成されるため、一括してリサイクル処理が可能となり、リサイクル処理における分別作業を廃止でき、リサイクル作業を大幅に簡素化できる。
次に、衝撃吸収パッドの取付構造については、例えば、モールドウレタンを使用する場合は機能部品の裏面から取付用ボスを立設し、この取付用ボスを衝撃吸収パッドの取付孔内に挿入した時、取付用ボスの先端を超音波溶着、熱溶着等によりカシメ加工することにより取り付けられる。
一方、合成樹脂を素材とした射出成形品を使用する場合には、衝撃吸収パッドをトリム本体側でも、また、機能部品側でもどちらに取り付けることもできる。例えば、一例を挙げれば、前記衝撃吸収パッドは、側壁に中間フランジが形成されるとともに、トリム本体には、衝撃吸収パッドを貫通させる開口が開設され、中間フランジをトリム本体の開口縁部に取り付けることでトリム本体に衝撃吸収パッドを固定することができる。
また、トリム本体の成形時に衝撃吸収パッドを一体成形することもできる。この場合は、トリム本体成形時に車体パネル側に向けて突設する凹部をエンボス成形するとともに、この凹部と対称状に周壁を機能部品の内面側に向くように一体化すれば良い。そして、このように衝撃吸収パッドをトリム本体と一体化すれば、別途衝撃吸収パッドをトリム本体、あるいは機能部品に取り付ける工程を廃止することができ、内装部品の製作コストをより低減することができる。
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品によれば、側突時に機能する衝撃吸収パッドは、トリム本体表面に上載せ式に装着される機能部品の内面側に位置し、この衝撃吸収パッドはトリム本体と車体パネルとの間のスペースと、トリム本体と機能部品内面との間のスペース内を占有しているため、側突時における反力エネルギーの吸収量が大きく、衝撃吸収性能を高めることができるという効果を有する。
更に、衝撃吸収パッドとして、トリム本体と同系統の樹脂材料をボックス状に成形してなる樹脂成形体を使用した場合には、優れた衝撃吸収機能が得られるばかりでなく、従来の高価なモールドウレタンに比べ製作コストを大幅に引き下げることができるとともに、リサイクル処理においても、分別作業を廃止でき、一括してリサイクル処理が可能となり、リサイクル費用も低減できるという効果を有する。
以下、本発明の好適な実施の一形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、念のため付言すれば、本発明の要旨は特許請求の範囲によってのみ特定されるものであり、以下の実施の形態は、本発明の一例を示すに過ぎない。
図1乃至図5は本発明の第1実施例を示すもので、図1は自動車用ドアトリムの正面図、図2は同自動車用ドアトリムにおける衝撃吸収パッド設置箇所の構成を示す断面図、図3は同自動車用ドアトリムにおける衝撃吸収パッドの取付工程を示す説明図、図4は同衝撃吸収パッドの機能を示す反力とストロークの相関関係を示すグラフ、図5は第1実施例の変形例を示す衝撃吸収パッドの断面図である。
図1,図2において、自動車用ドアトリム10は、所望の曲面形状に成形されたドアトリム本体20の表面側に各種機能部品が取り付けられている。例えば、ドアトリム本体20の表面下側には、備品を収容できるドアポケット30が取り付けられ、ドアトリム本体20の中接部分には、クロス等の中接シート21が装着されているとともに、ドアポケット30のフロント側にスピーカグリル22がドアポケット30と一体にドアトリム本体20に取り付けられている。
更に詳しくは、ドアトリム本体20は、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ABS系樹脂等、汎用の熱可塑性樹脂を射出成形工法、モールドプレス成形工法により所望の曲面形状に成形されており、ドアポケット30としては、図2に示すように、熱可塑性樹脂を射出成形工法により所要形状に成形してなるポケット基材31の表面に表皮32を貼付して構成されている。
ところで、本発明に係る自動車用ドアトリム10は、衝撃吸収機能を高めることを一つの特徴としている。すなわち、図2に示すように、衝撃吸収パッド40は、ドアトリム本体20と同系統の熱可塑性樹脂を使用してボックス状に成形されており、この実施例では、中空四角筒状に成形され、4面の側壁41のほぼ中間部分に中間フランジ42が形成され、この中間フランジ42を介してドアトリム本体20に溶着固定されている。詳しくは、図3に示すように、ドアトリム本体20に衝撃吸収パッド40を差し込むための開口23が開設されており、ドアトリム本体20の開口23の周縁に沿って所定ピッチ間隔で突設された取付用ボス24を中間フランジ42の取付孔42a内に挿入した後、先端を熱カシメ、あるいは超音波カシメ加工することで、衝撃吸収パッド40がドアトリム本体20に取り付けられる。尚、衝撃吸収パッド40をドアトリム本体20に溶着固定する場合は、ドアポケット30の基材31の裏面には、サポート用ボス33を立設しておく必要がある。
更に、図示はしないが、衝撃吸収パッド40をドアポケット30に固定する場合は、ドアポケット30に形成されているサポート用ボス33に替えて、それよりも長寸の取付用ボスを設定しておき、ドアトリム本体20の開口23周縁の対応する箇所に貫通孔を開設し、この貫通孔を挿通させた取付用ボスを衝撃吸収パッド40の中間フランジ42の取付孔42a内に挿入した後、先端を超音波溶着加工、あるいは熱溶着加工によりカシメ固定すれば、ドアポケット30をドアトリム本体20と衝撃吸収パッド40の双方に固定することができる。
本実施例における衝撃吸収パッド40は、以上のように構成されているため、図2中Lで示す有効寸法を備えており、衝撃吸収パッド40の先端部分は、ドアパネル11に対して当接しているか、もしくは微小間隙を介してドアパネル11と対峙しているため、側突時等、車両の側方から衝撃が加わった際、衝撃吸収パッド40は、図2中L寸法の有効長さが確保されているため、図4に示すように、反力エネルギーの衝撃吸収許容量が大きく確保され、従来の衝撃吸収パッドに比べ、衝撃吸収機能に優れたドアトリム10を提供することができる。更に、この衝撃吸収パッド40は、従来のモールドウレタンに比べ、材料費、並びに成形加工費が廉価で済み、製作コストを引き下げることが可能であり、特に、ドアトリム本体20と衝撃吸収パッド40に同一系統の熱可塑性樹脂を使用すれば、リサイクル時に分別する必要がなく、一括したリサイクル処理が可能となり、リサイクル費用も低減できる。
次いで、図5は、第1実施例の変形例を示すもので、上述した実施例のように、衝撃吸収パッド40を貫通させるためにドアトリム本体20に開口23を開設する構造ではなく、ドアトリム本体20の成形時に衝撃吸収パッド40を一体化する構成である。すなわち、この衝撃吸収パッド40は、ドアトリム本体20からドアパネル11側にエンボス状に形成される寸法L1で示す奥側部40aと、ドアトリム本体20とドアポケット30の内面との間に占有する長さ寸法L2で示す前側部40bとから構成されている。
そして、この変形例においても、側突等、衝撃が加わった際、奥側部40aの長さ寸法L1と前側部40bの長さ寸法L2のストローク寸法により、衝撃荷重を有効に吸収することができるため、衝撃吸収パッド40の衝撃吸収性能を高めることができるとともに、第1実施例に比べ、奥側部40aと前側部40bとをドアトリム本体20と一体成形するというものであるから、第1実施例のように、衝撃吸収パッド40をドアトリム本体20に取り付ける工程を廃止でき、製作コストをより低減できる。
図6は、第2実施例を示すドアトリムの正面図、図7は同ドアトリムにおける衝撃吸収パッド取付部分の構成を示す断面図、図8は同衝撃吸収パッドの衝撃吸収性能を示す反力/ストロークの相関関係を示すグラフである。
第1実施例における衝撃吸収パッド40は、ドアトリム本体20の樹脂材料と同系統の樹脂を射出成形することによってボックス状に成形されていたが、第2実施例では、モールド成形されたポリウレタンフォームを素材とした衝撃吸収パッド40Aが使用されている。
従って、衝撃吸収パッド40Aのコスト面並びにリサイクル面で第1実施例には劣るものの、衝撃吸収性能については、同等レベルの品質が期待できる。この第2実施例においては、衝撃吸収パッド40Aは、モールドウレタンから構成されているが、図7中H+Eで示す有効ストローク寸法に成形されている。すなわち、ドアポケット30の内面側において、ポケット基材31から立設した取付用ボス34を衝撃吸収パッド40Aに開設した貫通孔43内に挿通させ、取付用ボス34の先端を超音波溶着固定、あるいは熱溶着固定によりカシメることにより、衝撃吸収パッド40Aをドアポケット30の内面に固定することができる。この衝撃吸収パッド40Aは、ドアトリム本体20の開口23を通してドアパネル11に当接、あるいは微小間隙を介して対峙している。従って、この第2実施例においても、ドアトリム本体20の表面とドアポケット30の内面との間のデッドスペースを有効に利用することができるため、図8で示すグラフから明らかなように、H+Eで示す衝撃吸収パッド40Aの変形ストローク量を大きく確保することができ、優れた衝撃吸収機能が得られる。
実施例1、実施例2では、ドアパネル11の室内面側に取り付けられるドアトリム10に適用したが、リヤサイドトリム、ラゲージサイドトリム等、車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられる自動車用内装部品全般に適用できる。また、機能部品としてドアポケット30の内面に衝撃吸収パッド40,40Aを配置したが、機能部品としては、ドアポケット30の他にアームレスト等に適用することができる。
更に、本発明に係る衝撃吸収パッド40,40Aは、トリム本体20の内部スペース、及びトリム本体20とドアポケット30との間のスペースを占有する構成であれば、衝撃吸収パッド40,40Aをトリム本体20、あるいはドアポケット30のいずれに取り付けるか、あるいはどのような取付手段を適用するかについては、適宜選択することができる。
本発明に係る自動車用内装部品をドアトリムに適用した第1実施例を示す正面図である。 図1中II−II線断面図である。 図2に示す衝撃吸収パッドの取付工程を示す説明図である。 図2に示す衝撃吸収パッドの作用を示す反力/ストロークの相関関係を示すグラフである。 図2に示す衝撃吸収パッドの変形例を示す断面図である。 本発明に係る自動車用内装部品をドアトリムに適用した第2実施例を示す正面図である。 図6中VII −VII 線断面図である。 図7に示す衝撃吸収パッドの作用を示す反力/ストロークの相関関係を示すグラフである。 従来のドアトリムを示す正面図である。 図9中X −X 線断面図であり、衝撃吸収パッドの取付構造を示す説明図である。 従来の衝撃吸収パッドの衝撃吸収性能を示すグラフである。
符号の説明
10 自動車用ドアトリム
11 ドアパネル
20 ドアトリム本体
21 中接シート
22 スピーカグリル
23 開口
24 取付用ボス
30 ドアポケット
31 ポケット基材
32 表皮
33 サポート用ボス
34 取付用ボス
40,40A 衝撃吸収パッド
40a 奥側部
40b 前側部
41 側壁
42 中間フランジ
43 貫通孔

Claims (4)

  1. 車両の側壁パネル(11)の室内面側に取り付けられる自動車用内装部品(10)であって、所要形状に成形されたトリム本体(20)の表面の一部にポケット等の機能部品(30)が上載せ式に付設されるとともに、側突時において乗員と干渉する部位に衝撃吸収パッド(40)が設けられた自動車用内装部品(10)において、
    前記衝撃吸収パッド(40)は、機能部品(30)とトリム本体(20)との間のスペースと、トリム本体(20)と側壁パネル(11)との間のスペースとに配置されることで、側突時における変形ストローク量を大きく確保するようにしたことを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 前記衝撃吸収パッド(40)は、側突時に破断して衝撃を吸収できるようにボックス状に成形された合成樹脂製射出成形体から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。
  3. 前記衝撃吸収パッド(40)は、側壁(41)に中間フランジ(42)が形成されるとともに、トリム本体(20)には、衝撃吸収パッド(40)を貫通させる開口(23)が開設され、中間フランジ(42)をトリム本体(20)の開口(23)縁部に取り付けることでトリム本体(20)に衝撃吸収パッド(40)が固定されていることを特徴とする請求項2に記載の自動車用内装部品。
  4. 前記衝撃吸収パッド(40)は、トリム本体(20)と一体に成形され、トリム本体(20)から側壁パネル(11)側に向く奥側部(40a)と、トリム本体(20)と機能部品(30)との間に位置し、先端が機能部品(30)の内面に当接する前側部(40b)とからなることを特徴とする請求項2に記載の自動車用内装部品。
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