JP2005306289A - 自動車用内装部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられ、略中央部にアームレストを備えた自動車用内装部品であって、特に、アームレスト取付部分の衝撃吸収性能を高める。
【解決手段】ドアトリム(内装部品)10は、ドアトリム本体20のアームレスト支持部30の取付座32に開設した取付孔33内にアームレスト40の係止片44を係着することで取り付けられる。そして、この取付孔33に対峙するように、アームレスト支持部30の内面に押圧用リブ34を突設し、側突時、この押圧用リブ34が係止片44を外れ方向に押圧することで側突時におけるアームレスト40の離脱を促進し、アームレスト芯材41の突っ張りや、アームレストパット42の潰れ残りを解消するとともに、アームレスト支持部30が有効に撓み変形することで衝撃荷重を有効に吸収する。
【選択図】図3

Description

この発明は、ドアトリム、リヤサイドトリム、ラゲージサイドトリム等、車両の側壁パネルの室内面側に内装される自動車用内装部品に係り、特に、側突時における衝撃吸収性能を高めた自動車用内装部品に関する。
通常、車両の側壁パネルの室内面側には、ドアトリム、リヤサイドトリム、ラゲージサイドトリム等の内装部品が装着され、車室内の美観を高めるとともに、側突時等、車両に側方からの衝撃荷重が加わった際、内装部品自体が撓み変形することで衝撃荷重の一部を吸収し、乗員に加わる負荷を軽減している。
図10は、従来のドアトリム1を示すもので、ドアトリム1は、ポリプロピレン樹脂等、汎用の合成樹脂のモールドプレス成形体、あるいは射出成形体等からなるドアトリム本体2と、このドアトリム本体2の肘掛け部付近に膨出形成されるアームレスト支持部3の上面に装着されるアームレスト4とから構成されている。
そして、従来では、図11に示すように、アームレスト4としては、アームレスト芯材4aにクッション性能に優れたアームレストパット4bを積層し、更に、その外表面に手触り感や外観意匠性に優れたアームレスト表皮4cを被包して構成されている。また、ドアトリム本体2に対してアームレスト4を取り付けるには、アームレスト4の下面に下方に向け突出する係止片5をアームレスト芯材4aと一体成形し、この係止片5をアームレスト支持部3の上面プレート3aに開設されている取付孔6内に係着することでアームレスト4を取り付けているのが実情である(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−175242号公報(第2頁、図3,図10)
しかしながら、従来のドアトリム1においては、アームレスト4の下面に設けた係止片5をアームレスト支持部3の上面に開設した取付孔6内に係着固定するという構成であるため、例えば、側突時や車両横転時等、車両の側方から衝撃が加わった際、アームレスト4におけるアームレストパット4bが圧縮変形するが、アームレストパット4bの潰れ残りが生じたり、また、アームレスト芯材4aや、アームレスト支持部3における上面プレート3a等が突っ張るため、乗員に加わる反力が大きく、理想的な衝撃吸収性能が得られないという欠点があった。
また、衝撃吸収性能を高めるために、アームレスト4におけるアームレスト芯材4aやアームレスト支持部3の剛性を低下させた場合、あるいはアームレストパット4bにおける潰れ残りを回避するために、パット厚みを薄くした場合、アームレスト4の取付強度や肘をついた時の緩衝性が犠牲になるざるを得ず、この点、アームレスト4の取付強度、クッション性能、衝撃吸収性能の3者を満足させるような自動車用内装部品の実現が望まれていた。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ドアトリム、リヤサイドトリム等、車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられる内装部品であって、乗員の肘掛け部分にアームレストを備えた内装部品において、側突時における衝撃吸収性能に優れるとともに、アームレストの取付強度並びにクッション性能を充分確保できる自動車用内装部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられる内装部品であって、所要形状に成形され、室内面側に膨出するアームレスト支持部を有する内装トリム本体と、該内装トリム本体のアームレスト支持部に取り付けられるアームレストとからなる自動車用内装部品において、前記内装トリム本体におけるアームレスト支持部には、アームレストの手前側縁部及び内奥側縁部の少なくとも一方側縁部に沿って鉛直方向に延びる取付座が形成され、この取付座の取付孔内にアームレストの係止片が係着固定されてアームレストがアームレスト支持部に取り付けられるとともに、上記取付孔に対峙するようにアームレスト支持部の内面に押圧用リブが突設され、側突時、アームレスト支持部に加わる外力により押圧用リブが取付孔内の係止片を外れ方向に押圧し、アームレストがアームレスト支持部から外れることにより、アームレスト支持部を撓み変形させて衝撃荷重を吸収するようにしたことを特徴とする。
ここで、内装部品としては、車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられるドアトリム、リヤサイドトリム、また、ワゴン車等のラゲージサイドトリム等に適用できる。更に、内装部品は、内装トリム本体とは別体のアームレストとから構成されるが、内装トリム本体は、合成樹脂のモールドプレス成形体、射出成形体等を使用でき、この内装トリム本体には、アームレストを支持するアームレスト支持部が車室内側に向けて膨出状に形成されている。
一方、アームレストは、アームレスト芯材の表面にポリウレタンフォーム等のアームレストパットを積層してクッション性能を高め、かつアームレストパットの外表面をクロス、不織布、合成樹脂シート等のアームレスト表皮により被包して構成した積層構造のものを使用できるが、合成樹脂成形体単体構造や合成樹脂成形体の表面に表皮のみを貼付した構造のものを使用することもできる。
そして、内装トリム本体にアームレストを取り付ける取付構造としては、アームレストの手前側縁部及び内奥側縁部に沿ってアームレストの下面に複数の係止片が下方向に向けて突設形成され、これら複数の係止片は、アームレスト支持部の内面に形成されている鉛直方向に延びるプレート状の取付座の取付孔、あるいはアームレスト支持部のフランジに係着される。
更に、内装トリム本体のアームレスト支持部には、取付座の取付孔に対峙する押圧用リブが突設形成されている。すなわち、アームレスト下面の内奥側縁部に沿う係止片を係着する取付座に対しては押圧用リブはその内奥側に位置し、アームレスト下面の手前側縁部に沿う係止片を係着する取付座に対しては、押圧用リブはその手前側に位置する。その結果、側突時等、アームレスト支持部に外力が加わった際、この押圧用リブが係止片を外れ方向に押圧して係止片が取付孔から抜け落ちることで、アームレスト支持部からアームレストが外れる。
従って、アームレストにおけるアームレスト芯材が突っ張ることがなく、また、アームレストパットの潰れ残りという問題も解消できるとともに、アームレスト支持部は、有効に撓み変形することで大きな衝撃荷重を吸収することができる。
また、本発明の好ましい実施の態様としては、前記アームレスト支持部には、アームレストの手前側縁部と内奥側縁部の双方に取付座が形成され、該取付座の取付孔内に係着するアームレストの係止片と、取付孔に対峙する押圧用リブがそれぞれ設定されていることにより、側突時、アームレスト支持部に加わる外力により、双方の押圧用リブが対応する係止片を押圧し、アームレストが迅速に外れるようにしたことを特徴とする。
そして、この実施の態様によれば、側突時等、アームレストの手前側縁部及び内奥側縁部に設けた係止片は、対応する押圧用リブに押圧され、容易にアームレスト支持部から外れることで、初期の反力を大幅に軽減できる。
更に、本発明の好ましい実施の態様としては、前記アームレスト支持部には、アームレストの内奥側縁部に沿って設けられる取付座のみに対応する押圧用リブが形成されていることにより、側突時、上記押圧用リブが対応する係止片を外れ方向に押圧し、アームレストの内奥側縁部のみがアームレスト支持部から最初に外れることで、アームレストは、上面の緩衝部が室内面側に向く傾斜姿勢を保ちつつアームレスト支持部から外れることを特徴とする。
そして、この実施の態様によれば、側突等、外部から車両の側方に衝撃が加わった際、アームレストにおける内奥側の係止片のみが押圧用リブにより押し込まれ、アームレストは、手前側の係止片が取付孔への係止状態を保った状態で内奥側の係止片のみ外れることで、アームレストは緩衝面が室内面側(乗員側)を向く傾斜姿勢を維持しながら外れるため、緩衝性がより優れたものとなる。
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品によれば、側突時等、車両の側方に外部から衝撃が加わった際、内装トリム本体におけるアームレスト支持部内面に設けた押圧用リブが取付座の取付孔内に係着している係止片を外れ方向に押しやり、アームレスト支持部からアームレストが離脱することで、アームレスト芯材が突っ張ることがなく、かつアームレストパットの潰れ残りという問題も解消でき、加えて、アームレスト支持部が容易に撓み変形することから、衝撃荷重を有効に吸収でき、乗員に加わる負荷を大幅に軽減できるという効果を有する。
更に、本発明に係る自動車用内装部品によれば、側突時、内装トリム本体側に設けられた押圧用リブがアームレストの係止片を外れ方向に押圧し、アームレストが内装トリム本体から容易に外れることでアームレスト支持部を有効に撓み変形させるというものであるから、アームレストの構成として、取付強度を確保できるアームレスト芯材を適宜肉厚に設定できるとともに、アームレストパットを増厚仕様とすることもでき、アームレストの取付強度及びクッション性能を良好に維持できるという効果を有する。
以下、本発明に係る自動車用内装部品の好適な実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1乃至図5は本発明の第1実施例を示すもので、図1は本発明に係る自動車用内装部品を適用したドアトリムを示す外観図、図2は同ドアトリムの構成を示す断面図、図3は同ドアトリムにおけるアームレスト及びアームレスト支持部の構成を示す拡大断面図、図4乃至図5はアームレスト及びアームレスト支持部における衝撃吸収作用を示す説明図である。
図1,図2において、自動車用ドアトリム10は、所要の曲面形状に成形され、ドアパネルの室内面側に図示しないクリップ等の固着手段を介して取り付けられるドアトリム本体20と、このドアトリム本体20の表面略中央部に車室内側に向けて膨出状に形成されるアームレスト支持部30に取り付けられるアームレスト40とから大略構成されている。
更に詳しくは、ドアトリム本体20は、PP樹脂、ABS樹脂等、汎用の合成樹脂の射出成形体、モールドプレス成形体等から構成され、所望ならば、合成樹脂成形体の表面にクロス、不織布等の表皮を直接、あるいはクッション層を介して貼付して、クッション性や外観見栄え、手触り感を高めることもできる。
上記ドアトリム本体20は、アームレスト40の上部側(中接部)に装飾性を更に高める布地シート等の中接シート21を貼付しても良い。また、アームレスト支持部30の下方には、備品を収容できるドアポケット用開口22が開設され、ドアポケット用開口22のフロント側にスピーカグリル23がドアトリム本体20と一体、あるいは別体に設けられている。
ところで、本発明に係る自動車用ドアトリム10は、アームレスト40の取付構造に工夫を加え、特に、アームレスト40の取付強度並びにクッション性能を良好に維持しつつ、側突等、衝撃荷重が加わった際の衝撃吸収性能を高めることを課題としている。
第1実施例に係るアームレスト40の構成並びにアームレスト40の取付構造について、図3を基に説明すると、アームレスト40は、合成樹脂板からなるアームレスト芯材41の表面にポリウレタンフォーム等のクッション材を素材としたアームレストパット42を積層し、更に、製品表面に沿ってアームレスト表皮43(織布、不織布、合成樹脂シート等を素材とする)を被包することにより構成されており、このアームレスト40における取付部として、アームレストの内奥側縁部並びに手前側縁部に沿って、アームレスト芯材41下面に複数の係止片44(内奥側に位置する係止片44A、手前側に位置する係止片44Bとする)が下方向に向け突設形成されている。
一方、アームレスト支持部30は、フランジ31がアームレスト支持部30内部で水平面状に延びるように設けられ、このフランジ31の上面に鉛直方向に延びる取付座32A,32Bがアームレスト40の係止片44A,44Bに対応する箇所にプレート状に形成され、この取付座32A,32Bに取付孔33A,33Bが開設されている。尚、フランジ31には、アームレスト支持部30に対して水平方向の外力が加わった際、容易に撓み変形が生じるように開口31aが開設されている。
更に、本発明においては、この取付座32の近傍部分、すなわち、内奥側の取付座32Aについてはその外側(奥側)に押圧用リブ34Aが取付孔33Aに対峙するように突設形成され、手前側の取付座32Bについては、取付孔33Bの手前側にこれと対峙するように押圧用リブ34Bが突設形成されている。
従って、図3に示すアームレスト40の取付構造にあっては、アームレスト芯材41を薄肉化、あるいはアームレスト芯材41に溝部を形成する必要がなく、充分な取付強度が得られるとともに、後述する理由によりアームレストパット42を増厚でき、アームレスト40の取付強度並びにクッション性能を良好に維持できる。
次いで、図3に示すアームレスト40の取付構造における作用について、図4,図5を基に説明する。例えば、側突時等、車両の側方に衝撃が加わった際、図4に示すように、乗員は矢印方向にアームレスト支持部30に適宜荷重で接触するが、初期荷重によりアームレスト支持部30がパネル側に撓み、その際、押圧用リブ34A,34Bが取付孔33A,33B内に係止している係止片44A,44Bをそれぞれ内方に向けて押圧するため、係止片44A,44Bは内側に撓み、取付孔33A,33Bから外れ、アームレスト40は、アームレスト支持部30から外れることになり、更に、継続する衝撃荷重については、図5に示すように、アームレスト40と別体となったアームレスト支持部30が容易に撓み変形することで、衝撃荷重を有効に吸収することができる。
このように、アームレスト支持部30が容易に撓み変形し、衝撃荷重を有効に吸収できることに加えて、アームレスト40におけるアームレスト芯材41が突っ張ることがなく、また、アームレストパット42の潰れ残りという問題も解消できるため、トータルな意味で良好な衝撃吸収性能が得られることになる。
図6乃至図9は本発明に係る自動車用内装部品をドアトリム10に適用した第2実施例を示すもので、図6はアームレスト40とアームレスト支持部30のそれぞれの構成を示す要部断面図、図7,図8は第2実施例の作用を示す各説明図、図9は第2実施例の変形例を示す断面図である。尚、実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この第2実施例では、アームレスト40における係止片44に対して内奥側の係止片44Aにのみ押圧用リブ34Aが設けられている。従って、側突初期時には、図7に示すように、アームレスト支持部30がパネル側に撓み変形すれば、押圧用リブ34Aのみが内奥側の係止片44Aを内方に押しやり、係止片44Aが取付孔33Aから外れる。
そして、内奥側の係止片44Aが外れた状態ではまだ手前側の係止片44Bは取付孔33Bに係止した状態であるため、アームレスト40は、図7に示すように、車室内側に傾斜した状態である。更に、衝撃荷重が加われば、図8に示すように、手前側の係止片44Bも取付孔33Bから外れ、アームレスト40はその緩衝面40aを車室内側に向けた傾斜状態でアームレスト支持部30から外れることになる。
従って、この第2実施例においても、側突時、アームレスト40がアームレスト支持部30から外れることにより、アームレスト40のアームレスト芯材41が突っ張ることがなく、かつアームレストパット42の潰れ残りもなく、加えて、アームレスト支持部30が容易に撓み変形することで、優れた衝撃吸収性能が得られる。特に、アームレスト40の外れ姿勢を緩衝面40aが室内面側に向く傾斜状態で外れるようにしたため、乗員に接触する部分がクッション性を持っていることから、緩衝作用により優れたものとなる。
図9は、上述した第2実施例の変形例を示す断面図であり、アームレスト40の内奥側縁部の構造において、取付座32Aの取付孔33Aに係止片44Aが係着し、それと対峙するように押圧用リブ34Aが配設されているため、第2実施例と同様の作用効果が期待できる。
そして、第2実施例と相違する点は、アームレスト40の手前側縁部の係止片45がアームレスト支持部30の手前縁部側フランジ30aに係止された簡易構成が採用されていることにある。すなわち、アームレスト支持部30における手前側の取付座32Bを廃止でき、成形金型等の型加工コストを低減できるとともに、特に、この変形例においては、アームレスト40をアームレスト支持部30に取り付ける際、まず、アームレスト支持部30の手前縁部側フランジ30aにアームレスト40の係止片45をフック状に係止し、この係止ポイントを基にアームレスト40を旋回式に回動させて、アームレスト40の内奥側縁部に沿う係止片44Aを対応する取付座32Aに係着することにより取り付けるという方式を採用している。従って、アームレスト40を下方向に押し下げて取り付けるという方式でないため、ドアトリム本体20との干渉を未然に防止でき、アームレスト40の円滑な取り付けが期待できるという利点がある。
実施例1、実施例2で説明したドアトリム10の他に、リヤサイドトリム、あるいはワゴン車等のラゲージサイドトリム等に設けられるアームレストの取付構造に本発明を適用することができる。更に、アームレストの構造としては、実施例1、実施例2では、アームレスト芯材41の表面にアームレストパット42を積層し、更にその表面をアームレスト表皮43で被包した構成のものを使用したが、例えば、合成樹脂成形体単体や、合成樹脂成形体の表面に厚手仕様のアームレスト表皮のみを貼付する構成を採用することもできる。
本発明に係る自動車用内装部品をドアトリムに適用した第1実施例を示す外観図である。 図1中II−II線断面図である。 図2に示すドアトリムにおけるアームレスト及びアームレスト支持部の構成を示す要部拡大断面図である。 図2に示すドアトリムの衝撃荷重初期時の状態を示す説明図である。 図2に示すドアトリムにおける衝撃荷重時、アームレストが外れた状態を示す説明図である。 本発明に係る自動車用内装部品をドアトリムに適用した第2実施例を示すアームレスト及びアームレスト支持部を示す要部拡大断面図である。 図6に示すアームレストへの衝撃荷重初期時の状態を示す説明図である。 図6に示すアームレストへの衝撃荷重時、アームレストが外れた状態を示す説明図である。 本発明に係る自動車用内装部品をドアトリムに適用した第2実施例の変形例を示す断面図である。 従来のドアトリムを示す外観図である。 従来のドアトリムにおけるアームレストの取付構造を示す説明図である。
符号の説明
10 ドアトリム
20 ドアトリム本体
30 アームレスト支持部
30a 手前縁部側フランジ
31 フランジ
31a 開口
32(32A,32B) 取付座
33(33A,33B) 取付孔
34(34A,34B) 押圧用リブ
40 アームレスト
40a 緩衝面
41 アームレスト芯材
42 アームレストパット
43 アームレスト表皮
44(44A,44B) 係止片
45 係止片

Claims (3)

  1. 車両の側壁パネルの室内面側に取り付けられる内装部品(10)であって、所要形状に成形され、室内面側に膨出するアームレスト支持部(30)を有する内装トリム本体(20)と、該内装トリム本体(20)のアームレスト支持部(30)に取り付けられるアームレスト(40)とからなる自動車用内装部品(10)において、
    前記内装トリム本体(20)におけるアームレスト支持部(30)には、アームレスト(40)の手前側縁部及び内奥側縁部の少なくとも一方側縁部に沿って鉛直方向に延びる取付座(32)が形成され、この取付座(32)の取付孔(33)内にアームレスト(40)の係止片(44)が係着固定されてアームレスト(40)がアームレスト支持部(30)に取り付けられるとともに、上記取付孔(33)に対峙するようにアームレスト支持部(30)の内面に押圧用リブ(34)が突設され、側突時、アームレスト支持部(30)に加わる外力により押圧用リブ(34)が取付孔(33)内の係止片(44)を外れ方向に押圧し、アームレスト(40)がアームレスト支持部(30)から外れることにより、アームレスト支持部(30)を撓み変形させて衝撃荷重を吸収するようにしたことを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 前記アームレスト支持部(30)には、アームレスト(40)の手前側縁部と内奥側縁部の双方に取付座(32A,32B)が形成され、該取付座(32A,32B)の取付孔(33A,33B)内に係着するアームレスト(40)の係止片(40A,40B)と、取付孔(33A,33B)に対峙する押圧用リブ(34A,34B)がそれぞれ設定されていることにより、側突時、アームレスト支持部(30)に加わる外力により、双方の押圧用リブ(34A,34B)が対応する係止片(44A,44B)を押圧し、アームレスト(40)が迅速に外れるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。
  3. 前記アームレスト支持部(30)には、アームレスト(40)の内奥側縁部に沿って設けられる取付座(32A)のみに対応する押圧用リブ(34A)が形成されていることにより、側突時、上記押圧用リブ(34A)が対応する係止片(44A)を外れ方向に押圧し、アームレスト(40)の内奥側縁部のみがアームレスト支持部(30)から最初に外れることで、アームレスト(40)は、上面の緩衝部(40a)が室内面側に向く傾斜姿勢を保ちつつアームレスト支持部(30)から外れることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。
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