JP2006275229A - 電磁クラッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】従動側回転体と板バネとの組立てにおける寸法誤差を少なくすることができるとともに、アーマチュア板の内径を小さくすることにより吸着面積を拡大することのできる電磁クラッチを提供する。
【解決手段】各第1リベット51によってハブ40に各板バネ50のみが連結されるので、第1リベット51の外径と各板バネ50及びハブ40に設けられた各挿通孔50a,40bの内径とを同等の大きさに形成することができ、ハブ40と各板バネ50との組立てにおける寸法誤差を少なくすることができる。また、ハブ40の径方向延設部42がアーマチュア板20の他端面と軸方向に所定の間隔をおいて対向するように形成され、アーマチュア板20の内径を径方向延設部42の外径によらず小さく形成することができるので、アーマチュア板20の内径を小さくすることにより吸着面積を拡大することができる。
【選択図】図2
【解決手段】各第1リベット51によってハブ40に各板バネ50のみが連結されるので、第1リベット51の外径と各板バネ50及びハブ40に設けられた各挿通孔50a,40bの内径とを同等の大きさに形成することができ、ハブ40と各板バネ50との組立てにおける寸法誤差を少なくすることができる。また、ハブ40の径方向延設部42がアーマチュア板20の他端面と軸方向に所定の間隔をおいて対向するように形成され、アーマチュア板20の内径を径方向延設部42の外径によらず小さく形成することができるので、アーマチュア板20の内径を小さくすることにより吸着面積を拡大することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば車両用空気調和装置に用いられる圧縮機に車両の駆動源からの動力を伝達するための電磁クラッチに関するものである。
従来、この種の電磁クラッチとしては、外部からの動力によって回転するロータと、ロータと軸方向に対向して配置され、一端面がロータに当接可能なアーマチュア板と、アーマチュア板をロータ側に吸引する電磁コイルと、外周面がアーマチュア板の内周面と対向するように形成され、アーマチュア板側から伝達される回転力を従動側シャフトに伝達する従動側回転体と、アーマチュア板と従動側回転体との間に配置された複数の板バネと、各板バネの一端側を従動側回転体の外周部にロータと反対の方向からそれぞれ連結する複数の第1リベットと、各板バネの他端側をアーマチュア板の他端面にそれぞれ連結する複数の第2リベットと、各板バネの一端側とともに各第1リベットによって従動側回転体に共締めされるとともに、アーマチュア板の他端面と軸方向に所定の間隔をおいて対向するように配置され、アーマチュア板の他端面側への移動を規制可能なストッパ−プレートとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−42765号公報
ところで、前記電磁クラッチでは、従動側回転体に各第1リベットをそれぞれ挿通可能な複数の第1挿通孔が設けらるとともに、ストッパープレートには各第1リベットをそれぞれ挿通可能な複数の第2挿通孔が設けられ、また、各板バネの一端側にも各第1リベットを挿通可能な第3挿通孔が設けられ、第1リベットを各挿通孔に挿通して加締めることにより組立てられる。しかしながら、各第1挿通孔は互いの位置が加工によって誤差を生ずる可能性があり、また、各第2挿通孔も互いの位置が加工によって誤差を生ずる可能性があるので、各第1挿通孔及び各第2挿通孔の内周面と第1リベットの外周面との間に寸法誤差を考慮した隙間を設ける必要がある。このため、第1リベットを各挿通孔に挿通した後でも第1リベットを加締めるまでは従動側回転体、アーマチュア板及び各板バネが前記隙間の分だけ互いに移動することができるので、従動側回転体に対する各板バネのガタツキを生ずるという問題点があった。
また、前記電磁クラッチでは、電磁コイルによってアーマチュア板をロータに吸着することにより、外部からの動力を従動側シャフトに伝達するようになっているので、アーマチュア板とロータとの吸着面積を拡大することにより、従動側シャフトに伝達可能な許容トルクを大きくすることができる。しかしながら、従動側回転体の外周面がアーマチュア板の内周面と径方向に対向しており、また、従動側回転体は各板バネを取付ける必要があるため外径を小さくすることができず、吸着面積を拡大するためにアーマチュア板の内径を小さくすることができないという問題点があった。また、アーマチュア板の外径の拡大や電磁コイルの吸引力の強化を行うと、電磁クラッチの大型化及び消費電力の増加を来たすという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、従動側回転体と板バネとの組立てをにおける寸法誤差を少なくすることができるとともに、アーマチュア板の内径を小さくすることにより吸着面積を拡大することのできる電磁クラッチを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、外部からの動力によって回転するロータと、ロータと軸方向に対向して配置され、一端面がロータに当接可能なアーマチュア板と、アーマチュア板をロータ側に吸引する電磁コイルと、アーマチュア板側から伝達される回転力を従動側の回転軸に伝達する従動側回転体と、アーマチュア板と従動側回転体との間に配置された板バネと、板バネの一端側を従動側回転体に連結する第1連結部材と、板バネの他端側をアーマチュア板の他端面に連結する第2連結部材とを備えた電磁クラッチにおいて、前記従動側回転体を、従動側の回転軸に連結される連結部と、連結部と一体に形成され、アーマチュア板の他端面と軸方向に所定の間隔をおいて対向するように形成された径方向延設部とから形成し、板バネの一端側を従動側回転体の径方向延設部におけるアーマチュア板との対向面に第1連結部材によって連結している。
これにより、従動側回転体の径方向延設部がアーマチュア板の他端面と軸方向に所定の間隔をおいて対向するように形成されていることから、アーマチュア板の他端面側への移動を規制するための別部品を第1連結部材によって共締めする必要がなく、第1連結部材によって従動側回転体に板バネのみが連結される。また、従動側回転体の径方向延設部がアーマチュア板の他端面と軸方向に所定の間隔をおいて対向するように形成されていることから、アーマチュア板の内径を小さく形成しても従動側回転体の径方向延設部と干渉することがない。
本発明の電磁クラッチによれば、第1連結部材によって従動側回転体に板バネのみが連結されるので、従動側回転体における第1連結部材を挿通する挿通孔の内周面と第1連結部材の外周面との間に無用な隙間を設ける必要がなく、従動側回転体と各板バネとの組立てにおける寸法誤差を少なくすることができる。また、アーマチュア板の内径を小さく形成しても従動側回転体の径方向延設部と干渉することがないので、アーマチュア板の内径を小さくすることにより吸着面積を拡大することができ、アーマチュア板の外径の拡大や電磁コイルの吸引力の強化を行うことなく、従動側の回転軸に伝達可能な許容トルクを大きくすることができる。
図1乃至図4は本発明の一実施形態を示すもので、図1は電磁クラッチの正面図、図2は図1におけるA−A線断面図、図3はアーマチュア板、ハブ及び各板バネの組立て前の状態を示す側面断面図、図4は内径の小さいアーマチュア板とハブ及び各板バネとを組付けた状態を示す側面断面図である。
本実施形態の電磁クラッチは、図示しないエンジンからの動力が伝達されるロータとしてのプーリ10と、プーリ10と軸方向に対向して配置され、一端面がプーリ10に当接可能なアーマチュア板20と、アーマチュア板20をプーリ側に吸引する電磁コイル30と、アーマチュア板20から伝達される回転力を圧縮機1のシャフト2に伝達する従動側回転体としてのハブ40と、アーマチュア板20とハブ40との間に設けられた複数の板バネ50とを備えている。
プーリ10は外周面に図示しないVベルトが巻掛けられるようになっており、ベアリング10aを介して圧縮機1に回転可能に支持されている。プーリ10の圧縮機1側の端面には周方向に延びる環状の溝部10bが設けられ、溝部10b内に電磁コイル30が配置されている。
アーマチュア板20は鉄鋼材料から形成され、円板状に形成されている。
電磁コイル30はロータ10の溝部10bと所定の隙間が設けられるように形成され、圧縮機1に取付板30aを介して取付けられている。
ハブ40は、圧縮機1のシャフト2と連結される円筒状の連結部41と、連結部41と一体に形成され、連結部41におけるプーリ10と反対方向の端部側から径方向外側に延びるように形成された径方向延設部42とから構成されている。
連結部41の内周面はシャフト2の先端部側に設けられたスプライン2aと回転方向に係合し、連結部41はシャフト2の先端部に螺合するナット2bによってシャフト2に固定されている。
径方向延設部42は円板状に形成され、アーマチュア板20の他端面と軸方向に所定の間隔をおいて対向するように形成されている。また、径方向延設部42には互いに周方向に間隔をおいて複数の防振ゴム60が設けられるとともに、互いに周方向に間隔をおいて複数のサービス孔42aが設けられている。ここで、サービス孔42aはハブ40をシャフト2に着脱する際に図示しない治具を取付けるようになっている。
各板バネ50はバネ鋼から形成され、互いにプーリ10の周方向に間隔をおいて配置されている。また、各板バネ50の一端側はハブ40に第1リベット51によってそれぞれ連結され、各板バネ50の他端側はアーマチュア板20に第2リベット52によってそれぞれ連結されている。詳しくは、各板バネ50の一端側にはそれぞれ第1挿通孔50aが設けられるとともに、ハブ40の径方向延設部42には周方向に間隔をおいて複数の第2挿通孔42bが設けられ、各挿通孔50a,42bにそれぞれ第1連結部材としての第1リベット51が挿通するようになっている。また、各板バネ50の他端側にはそれぞれ第3挿通孔50bが設けられるとともに、アーマチュア板20には周方向に間隔をおいて複数の第4挿通孔20aが設けられ、各挿通孔50b,20aにそれぞれ第2連結部材としての第2リベット52が挿通するようになっている。さらに、各板バネ50は回転方向に所定の角度だけ傾斜して配置され、シャフト2に回転力を伝達する際に各板バネ50に圧縮力が加わるようになっている。
以上の構成においては、アーマチュア板20、ハブ40及び各板バネ50は、図3に示すように、各挿通孔50a,42bにそれぞれ第1リベット51を挿通するとともに、各挿通孔50b,20aにそれぞれ第2リベット52を挿通した後、各リベット51,52を加締めることにより組立てられる。ここで、加締めた後の各第1リベット51はアーマチュア板20の他端面よりもプーリ10側に突出しないようになっている。
また、第1リベット51によってハブ40に板バネ50のみが連結されるので、ハブ40に対して各板バネ50を位置合わせすることにより、各第1挿通孔50aと各第2挿通孔42bとの位置を確実に合わせることができる。このため、第1リベット51の外径と各挿通孔50a,42bの内径とを同等の大きさに形成することができ、第1リベット51の外周面と各挿通孔50a,42bとの間に無用な隙間を設ける必要がない。
また、ハブ40に対して各板バネ50が正確に位置決めされることにより、各第3挿通孔50bと各第4挿通孔20aとを確実に位置決めすることができる。即ち、第2リベット52の外周面と各挿通孔50b,20aの内周面とを同等の大きさに形成することができ、各第2リベット52の外周面と各挿通孔50b,20aの内周面との間に無用な隙間を設ける必要がない。
また、アーマチュア板20、ハブ40及び各板バネ50を互いに確実に連結するために、各リベット51,52はその外周面が各挿通孔50a,42b,50b,20aの内周面に当接するまで加締められるが、各リベット51,52の外周面と各挿通孔50a,42b,50b,20aの内周面との間に無用な隙間を設ける必要がないので、各リベット51,52を加締める荷重を小さくすることができる。
このように組立てられた電磁クラッチは、電磁コイル30に所定の電流が通電されると、アーマチュア板20が各板バネ50の付勢力に抗してプーリ10に吸着し、プーリ10とアーマチュア板20とが一体に回転する。これにより、アーマチュア板20から各板バネ50を介してハブ40に回転力が伝達され、圧縮機1のシャフト2が回転する。
ここで、アーマチュア板20とプーリ10との吸着面積を拡大することにより、シャフト2に伝達可能な許容トルクを大きくすることができるが、ハブ40の径方向延設部42がアーマチュア板20の他端面と軸方向に所定の間隔をおいて対向するように形成されていることから、アーマチュア板20の内径を径方向延設部42の外径によらず小さく形成することができる。また、加締めた後の各第1リベット51はアーマチュア板20の他端面よりもプーリ10側に突出しないようになっていることから、アーマチュア板20の内径を各第1リベット51の位置によらず小さく形成することができる。
このように、本実施形態によれば、各第1リベット51によってハブ40に各板バネ50のみが連結されるので、第1リベット51の外径と各板バネ50及びハブ40に設けられた各挿通孔50a,40bの内径とを同等の大きさに形成しても、ハブ40に対して各板バネ50をそれぞれ位置決めすることにより、各挿通孔50a,42bに各第1リベット51を確実に挿通することができる。即ち、各第1リベット51の外周面と各挿通孔50a,42bの内周面との間に無用な隙間を設ける必要がなく、ハブ40と各板バネ50との組立てにおける寸法誤差を少なくすることができる。
また、各板バネ50がハブ40に対して正確に位置決めされることにより、各第3挿通孔50bと各第4挿通孔20aとを確実に位置決めすることができるので、第2リベット52の外周面と各挿通孔50b,20aの内周面とを同等の大きさに形成することができ、各第2リベット52の外周面と各挿通孔50b,20aの内周面との間に無用な隙間を設ける必要がない。即ち、各板バネ50とアーマチュア板20との組立てにおける寸法誤差を少なくすることができる。
さらに、各第1リベット51の外周面と各挿通孔50a,42bの内周面との間に無用な隙間を設ける必要がないので、各第1リベット51を加締める荷重を小さくすることができる。即ち、各第1リベット51を加締める際にハブ40及び各板バネ50に大きな力が加わることがなく、ハブ40及び各板バネ50の変形を防止できる。
また、各第2リベット52外周面と各挿通孔50b,20aの内周面との間に無用な隙間を設ける必要がないので、各第2リベット52を加締める荷重を小さくすることができる。即ち、各第2リベット52を加締める際にアーマチュア板20及び各板バネ50に大きな力が加わることがなく、アーマチュア板20及び各板バネ50の変形を防止できる。
さらに、ハブ40の径方向延設部42がアーマチュア板20の他端面と軸方向に所定の間隔をおいて対向するように形成され、アーマチュア板20の内径を径方向延設部42の外径によらず小さく形成することができるので、図4に示すように、アーマチュア板20の内径を小さくすることにより吸着面積を拡大することができ、アーマチュア板20の外径の拡大や電磁コイル30の吸引力の強化を行うことなく、シャフト2に伝達可能な許容トルクを大きくすることができる。
また、加締めた後の各第1リベット51はアーマチュア板20の他端面よりもプーリ10側に突出しないようになっており、アーマチュア板20の内径を各第1リベット51の位置によらず小さく形成することができるので、アーマチュア板20の内径を小さくすることによる吸着面積の拡大を行う上で極めて有利である。
さらに、加締めた後の各第1リベット51はアーマチュア板20の他端面よりもプーリ10側に突出しないようになっているので、第1リベット51をアーマチュア20の内径よりも外側に配置することができ、各板バネ50の回転方向への傾斜角度の設定範囲が広くなる。即ち、図5及び図6に示すように、板バネ50の一端と他端との間にプーリ10側に傾斜する傾斜部50cを設け、板バネ50に加わる圧縮力の一部をアーマチュア板20をプーリ10側に押付ける押付力として作用させる場合には、前記押付力の調整範囲が広くなる点において極めて有利である。
尚、本実施形態では、各板バネ50を回転方向に所定の角度だけ傾斜するように配置し、シャフト2に回転力を伝達する際に各板バネ50に圧縮力が加わるようにしたものを示したが、プーリ10側に向かって傾斜する部分のない平坦な板バネを回転方向と反対の方向に所定の角度だけ傾斜するように配置することも可能である。
また、本実施形態では、アーマチュア板20及びハブ40と各板バネ50とを各リベット51,52によって連結したものを示したが、各リベット51,52の代わりに周知のボルトやその他の締結部材によって連結することも可能である。
尚、本実施形態では、ハブ40の径方向延設部42を円板状に形成したものを示したが、図7に示すように、径方向延設部43を略三角形の板状に形成するとともに、その頂点の近傍に各板バネ50の一端側を連結することも可能である。これにより、円板状の径方向延設部42に比べて重量を小さくすることができ、電磁クラッチの軽量化を図る上で極めて有利である。
また、図8に示すように、径方向延設部44を径方向延設部42よりも小さな円板状に形成するとともに、その外周部に互いに周方向に間隔をおいて複数の突出部44aを設け、各突出部44aに各板バネ50の一端側をそれぞれ連結することも可能である。これにより、単に円板状の径方向延設部42に比べて重量を小さくすることができ、電磁クラッチの軽量化を図る上で極めて有利である。
さらに、図9に示すように、径方向延設部45を円板状に形成するとともに、その一部に複数の肉抜き部45aを設けることも可能である。これにより、単に円板状の径方向延設部42に比べて重量を小さくすることができ、電磁クラッチの軽量化を図る上で極めて有利である。
また、図10に示すように、径方向延設部46を円板状に形成するとともに、径方向延設部46の外周部における周方向所定位置に径方向に突出するカウンターウェイト46aを一体に形成することも可能である。これにより、圧縮機1内のアンバランス量を別途カウンターウェイトを設けることなく低減することができ、製造コストの低減を図る上で極めて有利である。
1…圧縮機、2…シャフト、10…プーリ、20…アーマチュア板、20a…第4挿通孔、30…電磁コイル、40…ハブ、41…連結部、42…径方向延設部、42a…サービス孔、42b…第2挿通孔、43…径方向延設部、44…径方向延設部、44a…突出部、45…径方向延設部、45a…肉抜き部、46…径方向延設部、46a…カウンターウェイト、50…板バネ、50a…第1挿通孔、50b…第2挿通孔、50c…傾斜部、51…第1リベット、52…第2リベット、60…防振ゴム。
Claims (6)
- 外部からの動力によって回転するロータと、ロータと軸方向に対向して配置され、一端面がロータに当接可能なアーマチュア板と、アーマチュア板をロータ側に吸引する電磁コイルと、アーマチュア板側から伝達される回転力を従動側の回転軸に伝達する従動側回転体と、アーマチュア板と従動側回転体との間に配置された板バネと、板バネの一端側を従動側回転体に連結する第1連結部材と、板バネの他端側をアーマチュア板の他端面に連結する第2連結部材とを備えた電磁クラッチにおいて、
前記従動側回転体を、従動側の回転軸に連結される連結部と、連結部と一体に形成され、アーマチュア板の他端面と軸方向に所定の間隔をおいて対向するように形成された径方向延設部とから形成し、
板バネの一端側を従動側回転体の径方向延設部におけるアーマチュア板との対向面に第1連結部材によって連結した
ことを特徴とする電磁クラッチ。 - 前記第1連結部材をアーマチュア板の他端面よりもロータ側に突出しないように形成した
ことを特徴とする請求項1記載の電磁クラッチ。 - 前記径方向延設部を多角形の板状に形成するとともに、その頂点の近傍に板バネの一端側を連結するように構成した
ことを特徴とする請求項1または2記載の電磁クラッチ。 - 前記径方向延設部の外周部に互いに周方向に間隔をおいて径方向に突出する複数の突出部を設け、各突出部に板バネの一端側を連結するように構成した
ことを特徴とする請求項1または2記載の電磁クラッチ。 - 前記径方向延設部に肉抜き部を設けた
ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の電磁クラッチ。 - 前記径方向延設部の周方向所定位置にカウンターウェイトを一体に形成した
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の電磁クラッチ。
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