JPH08270683A - 電磁連結装置 - Google Patents

電磁連結装置

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JPH08270683A
JPH08270683A JP7239174A JP23917495A JPH08270683A JP H08270683 A JPH08270683 A JP H08270683A JP 7239174 A JP7239174 A JP 7239174A JP 23917495 A JP23917495 A JP 23917495A JP H08270683 A JPH08270683 A JP H08270683A
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rubber
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gap
head
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Tomoya Hasegawa
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • F16D27/108Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
    • F16D27/112Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の軸線方向の寸法が大きくなる。防振ゴ
ムの耐久性が悪い。 【解決手段】 アーマチュアハブ9のフランジ部に固定
されたストッパプレート12には貫通孔12aが形成さ
れており、この貫通孔12aに挿通された有頭部材15
が、アーマチュアハブ9のフランジ部に板ばねを介して
支持されたアーマチュア14に固定されている。アーマ
チュア14とストッパプレート12の間と、有頭部材1
5の頭部15bとストッパプレート12の間には、有頭
部材15の胴部15aに嵌合されたストッパゴム16と
防振ゴム17が介在されている。有頭部材15の頭部1
5bには、遠心力による防振ゴム17の脱落を防止する
ための壁部15dが一体に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アーマチュアが
ロータに磁気吸着され摩擦係合された際に発生する吸着
音や鳴き音を防止する防振ゴムが設けられた電磁連結装
置に関するものであり、特に、前記防振ゴムの脱落防止
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁連結装置のうち、カーエアコ
ン用電磁クラッチにおいては、圧縮機の回転軸に装着さ
れるアーマチュアハブのフランジ部に、板ばねの基端部
とともに、アーマチュアハブのフランジ部の延長部とし
て構成されたストッパプレートが、かしめ加工されたリ
ベットで一体に固定されている。またストッパプレート
には、板ばねの初期の撓みを設定するための複数個のス
トッパゴムが円周方向に間隔をおいて設けられ、板ばね
の自由端部が固定されたアーマチュアが、板ばねのばね
力(復帰力)によりストッパゴムに当打する構造となっ
ている。また更に、ストッパプレートには、複数個の凹
陥部が円周方向に間隔をおいて設けられ、これら凹陥部
内に収納された防振ゴムの中心に穿設された貫通孔と凹
陥部の底部に穿設された貫通孔に胴部が挿通された有頭
部材(リベット)の先端が、アーマチュアに穿設された
段付き形状の貫通孔内でかしめ加工されている。そし
て、アーマチュアと一体化された有頭部材の頭部とスト
ッパプレートの凹陥部底部との間に防振ゴムが介在され
た構造となっている。なお有頭部材の頭部側に、防振ゴ
ムを収納する凹陥部を設けてもよいと説明されている
(実開平1−136727号公報参照)。
【0003】このような構造とした電磁クラッチは、圧
縮機に支持されたフィールドコア内の電磁コイルに通電
すると、圧縮機に回転自在に支持されたロータにアーマ
チュアが磁気吸着されるので、エンジン側のプーリとベ
ルトで連結されたロータの回転が圧縮機の回転軸に伝達
される。また電磁コイルへの通電を断つと磁束が消滅す
るので、アーマチュアは板ばねのばね力によりロータか
ら離間されストッパゴムに当打されるまで後退する。よ
って、圧縮機の回転軸への回転伝達は遮断される。この
ような動作の繰り返えしにおいて従来の電磁クラッチ
は、アーマチュアがロータに磁気吸引される際に、その
アーマチュアに一体化された有頭部材により防振ゴムは
圧縮されるので、アーマチュアとロータの磁気吸着音や
アーマチュアとロータが一体回転するまでの摩擦係合に
よる鳴き音は防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁クラッチの
防振ゴムは、アーマチュアがロータに磁気吸着されるこ
とによりストッパプレートの凹陥部内で圧縮され、また
この防振ゴムが、遠心力によりその中心の貫通孔が拡径
されて有頭部材から脱落することを防止するために、ス
トッパプレートの凹陥部内周壁で防振ゴムの変形を抑制
している。しかしながら、ストッパプレートとアーマチ
ュアとの間の寸法は、板ばねの初期の撓みを得るための
ストッパゴムの肉厚寸法に等しく約2mm程度に設計され
ることが一般的であり、防振ゴムを収納するための十分
な深さからなる凹陥部を形成するためには、例えば、ア
ーマチュアハブのフランジ部に、板ばねの基端部と、ス
トッパプレートとアーマチュアとの間の前記寸法を大き
くするためのスペーサ、そしてストッパプレートを重ね
合わせて、これらをかしめ加工されるリベットで一体に
固定する構造となる。
【0005】このような構造では、板ばねでストッパゴ
ムに当打されるアーマチュアとストッパプレートの凹陥
部との間にギャップを設けなければならないため、ま
た、ストッパゴムの弾性変形を考慮して前記ギャップを
多少大きく設定しなければならないので、電磁連結装置
の軸線方向の寸法が大きくなる。しかも、ストッパゴム
の肉厚寸法も大きくなるなど、既存の電磁連結装置に対
して多くの設計変更が必要になり経済的ではない。
【0006】一方、アーマチュアとロータのエアギャッ
プは、0.3乃至0.6mm程度に設計されることが一般
的であり、アーマチュアをロータに磁気吸着するたびに
防振ゴムは圧縮され弾性変形をするので、従来の電磁ク
ラッチのように、円筒状の防振ゴムの内周面全体を有頭
部材の胴部に嵌合した構造であると、弾性変形をした防
振ゴムの外周面が、凹陥部の開口部周縁と有頭部材の頭
部との間に挾み込まれたり、また、防振ゴムの中心寄り
の端面が凹陥部の底部に穿設された貫通孔の開口部周縁
内に食い込んだりするので、亀裂が発生して防振ゴムの
耐久性が悪くなるなどの問題もある。
【0007】この発明では、有頭部材の頭部側に設けら
れる脱落防止手段により、装置の軸線方向の寸法を大き
くすることなく防振ゴムの脱落を防止するとともに、防
振ゴムの耐久性を向上することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、第1の発明の電磁連結装置では、アーマチ
ュアハブと、このアーマチュアハブのフランジ部に基端
部が固定された板ばねと、この板ばねの自由端部が固定
されたアーマチュアと、このアーマチュアと前記アーマ
チュアハブのフランジ部との間に介在されたストッパゴ
ムと、前記アーマチュアハブのフランジ部に穿設された
貫通孔に挿通された胴部と、前記アーマチュアハブのフ
ランジ部の前記アーマチュアとは反対側の側面と対向す
る頭部とを有し、前記アーマチュアに固定された有頭部
材と、この有頭部材の胴部に嵌合され前記アーマチュア
ハブのフランジ部の側面と前記有頭部材の頭部との間に
介在された防振ゴムと、前記アーマチュアと所定寸法の
第1のギャップをおいて対向するロータと、このロータ
に前記アーマチュアを磁気吸着する磁束が発生する電磁
コイルを収納したフィールドコアとを備え、前記有頭部
材の頭部の外周部に前記防振ゴムが嵌合される壁部を設
け、この壁部の先端と前記アーマチュアハブのフランジ
部との間に形成される第2のギャップを前記第1のギャ
ップより大きくするとともに、前記防振ゴムを、前記ア
ーマチュアハブのフランジ部の側面と前記有頭部材の頭
部との間に挾み込まれ外周面が前記有頭部材の壁部に嵌
合された円筒部と、この円筒部と一体に形成され前記有
頭部材の胴部に嵌合された円板部とからなる形状とし
て、前記防振ゴムの円板部の側面と前記アーマチュアハ
ブのフランジ部の側面との間に第3のギャップを形成し
たことを特徴とする。
【0009】このような構造とした第1の発明の電磁連
結装置は、アーマチュアハブのフランジ部とアーマチュ
アの間の寸法を大きくするためのスペーサを組込むよう
な設計の変更をせずに、既存の電磁連結装置に使用され
ている有頭部材のみの設計の変更とした。そして、有頭
部材の頭部に壁部を設け、この壁部により防振ゴムの脱
落を防止した。また、防振ゴムの円板部の側面とアーマ
チュアハブのフランジ部の側面との間にギャップを形成
して、アーマチュアがロータに磁気吸着されたときに、
防振ゴムの円板部が、アーマチュアハブのフランジ部に
穿設された貫通孔の開口部周縁内に食い込まないように
して、防振ゴムの耐久性を向上した。
【0010】また第2の発明の電磁連結装置では、アー
マチュアハブと、このアーマチュアハブのフランジ部に
基端部が固定された板ばねと、この板ばねの自由端部が
固定されたアーマチュアと、このアーマチュアと前記ア
ーマチュアハブのフランジ部との間に介在されたストッ
パゴムと、前記アーマチュアハブのフランジ部に穿設さ
れた貫通孔に挿通された胴部と、前記アーマチュアハブ
のフランジ部の前記アーマチュアとは反対側の側面と対
向する頭部とを有し、前記アーマチュアに固定された有
頭部材と、この有頭部材の胴部に嵌合され前記アーマチ
ュアハブのフランジ部の側面と前記有頭部材の頭部との
間に介在された防振ゴムと、前記アーマチュアと所定寸
法の第1のギャップをおいて対向するロータと、このロ
ータに前記アーマチュアを磁気吸着する磁束が発生する
電磁コイルを収納したフィールドコアとを備え、前記有
頭部材の頭部の外周部に、塑性加工により折り曲げられ
前記防振ゴムの外周面に嵌合される壁部を設け、この壁
部の先端と前記アーマチュアハブのフランジ部との間に
形成される第2のギャップを前記第1のギャップより大
きくするとともに、前記防振ゴムを、前記アーマチュア
ハブのフランジ部の側面と前記有頭部材の頭部との間に
挾み込まれ外周面が前記有頭部材の壁部に嵌合された円
筒部と、この円筒部と一体に形成され前記有頭部材の胴
部に嵌合された円板部とからなる形状として、前記防振
ゴムの円板部の側面と前記アーマチュアハブのフランジ
部の側面との間に第3のギャップを形成したことを特徴
とする。
【0011】このような構造とした第2の発明の電磁連
結装置は、第1の発明の電磁連結装置と同様に、既存の
電磁連結装置に使用されている有頭部材のみの設計の変
更とした。そして、金属材料からなる有頭部材の頭部
に、塑性加工による傘状に開かれた壁部を形成して、こ
の壁部の内側で、遠心力による拡径を抑制して防振ゴム
の脱落を防止した。また、防振ゴムの円板部の側面とア
ーマチュアハブのフランジ部の側面との間に第3のギャ
ップを形成して、アーマチュアがロータに磁気吸着され
たときに、防振ゴムの円板部が、アーマチュアハブのフ
ランジ部に穿設された貫通孔の開口部周縁内に食い込ま
ないようにして、防振ゴムの耐久性を向上した。
【0012】また第3の発明の電磁連結装置では、アー
マチュアハブと、このアーマチュアハブのフランジ部に
基端部が固定された板ばねと、この板ばねの自由端部が
固定されたアーマチュアと、このアーマチュアと前記ア
ーマチュアハブのフランジ部との間に介在された円板部
と、この円板部と一体に形成され前記アーマチュアハブ
のフランジ部に穿設された貫通孔内に挿入された円筒部
とからなるストッパゴムと、このストッパゴムの円筒部
に挿通された胴部と、前記アーマチュアハブのフランジ
部の前記アーマチュアとは反対側の側面と対向する頭部
とを有し、前記アーマチュアに固定された有頭部材と、
前記ストッパゴムの円筒部とは非接触状態に前記有頭部
材の胴部に嵌合され、前記アーマチュアハブのフランジ
部の側面と前記有頭部材の頭部との間に介在された防振
ゴムと、前記アーマチュアと所定寸法の第1のギャップ
をおいて対向するロータと、このロータに前記アーマチ
ュアを磁気吸着する磁束が発生する電磁コイルを収納し
たフィールドコアとを備え、前記有頭部材の頭部の外周
部に、塑性加工により折り曲げられ前記防振ゴムの外周
面に嵌合される壁部を設け、この壁部の先端と前記アー
マチュアハブのフランジ部との間に形成される第2のギ
ャップを前記第1のギャップより大きくするとともに、
前記防振ゴムを、前記アーマチュアハブのフランジ部の
側面と前記有頭部材の頭部との間に挾み込まれ外周面が
前記有頭部材の壁部に嵌合された円筒部と、この円筒部
と一体に形成され前記有頭部材の胴部に嵌合された円板
部とからなる形状として、前記防振ゴムの円板部の側面
と前記アーマチュアハブのフランジ部の側面との間に第
3のギャップを形成したことを特徴とする。
【0013】このような構造とした第3の発明の電磁連
結装置は、第2の発明の電磁連結装置と同様に、防振ゴ
ムの脱落を防止した。また、有頭部材の頭部とアーマチ
ュアハブのフランジ部との間に防振ゴムを介在するとと
もに、アーマチュアハブのフランジ部とアーマチュアと
の間にストッパゴムを介在した状態で、有頭部材の先端
をアーマチュアに固定することにより、分割されて非接
触状態に組込まれた防振ゴムとストッパゴムが、個々に
弾性変形が可能な構造として、各ゴムの耐久性を向上し
た。また、防振ゴムの円板部の側面とアーマチュアハブ
のフランジ部の側面との間に第3のギャップを形成し
て、アーマチュアがロータに磁気吸着されたときに、防
振ゴムの円板部が、アーマチュアハブのフランジ部に穿
設された貫通孔の開口部周縁内に食い込まないようにし
て、防振ゴムの耐久性を向上した。
【0014】また第4の発明の電磁連結装置は、第1・
2・3の発明の電磁連結装置において、前記防振ゴムの
円板部の一方の側面と前記アーマチュアハブのフランジ
部の側面との間に前記第3のギャップを形成するととも
に、前記防振ゴムの円板部の他方の側面と前記有頭部材
の頭部の側面との間に第4のギャップを形成したことを
特徴とする。
【0015】このような構造とした第4の発明の電磁連
結装置は、第1・2・3の発明の電磁連結装置と同様
に、防振ゴムの脱落を防止するとともに、経年的な亀裂
の発生を防止して防振ゴムの耐久性を向上した。また、
防振ゴムの円筒部が第4のギャップ内にも弾性変形をす
るようにして、アーマチュアをロータに磁気吸引すると
きの反力となる防振ゴムの圧縮応力を小さくした。
【0016】また第5の発明の電磁連結装置は、アーマ
チュアハブと、このアーマチュアハブのフランジ部に板
ばねの基端部とともに一体に固定され、かつ半径方向に
延びた複数のフランジ部が形成されたストッパプレート
と、前記板ばねの自由端部が固定されたアーマチュア
と、このアーマチュアと前記ストッパプレートのフラン
ジ部との間に介在された円板部と、この円板部と一体に
形成され前記ストッパプレートのフランジ部に穿設され
た貫通孔内に挿入された円筒部とからなるストッパゴム
と、このストッパゴムの円筒部に挿通された胴部と、前
記ストッパプレートのフランジ部の前記アーマチュアと
は反対側の側面と対向する頭部とを有し、前記アーマチ
ュアに固定された有頭部材と、前記ストッパゴムの円筒
部とは非接触状態に前記有頭部材の胴部に嵌合され、前
記ストッパプレートのフランジ部の側面と前記有頭部材
の頭部との間に介在された防振ゴムと、前記アーマチュ
アと所定寸法の第1のギャップをおいて対向するロータ
と、このロータに前記アーマチュアを磁気吸着する磁束
が発生する電磁コイルを収納したフィールドコアとを備
え、前記有頭部材の頭部の外周部に、塑性加工により折
り曲げられ前記防振ゴムの外周面に嵌合される壁部を設
け、この壁部の先端と前記ストッパプレートのフランジ
部との間に形成される第2のギャップを前記第1のギャ
ップより大きくするとともに、前記防振ゴムを、前記ス
トッパプレートのフランジ部の側面と前記有頭部材の頭
部との間に挾み込まれ外周面が前記有頭部材の壁部に嵌
合された円筒部と、この円筒部と一体に形成され前記有
頭部材の胴部に嵌合された円板部とからなる形状とし
て、前記防振ゴムの円板部の側面と前記ストッパプレー
トのフランジ部の側面との間に第3のギャップを形成し
たことを特徴とする。
【0017】このような構造とした第5の発明の電磁連
結装置は、第3の発明の電磁連結装置と同様に、防振ゴ
ムの脱落を防止した。また、分割されて非接触状態に組
込まれた防振ゴムとストッパゴムの耐久性を向上した。
【0018】また第6の発明の電磁連結装置は、第5の
発明の電磁連結装置において、前記防振ゴムの円板部の
一方の側面と前記ストッパプレートのフランジ部の側面
との間に前記第3のギャップを形成するとともに、前記
防振ゴムの円板部の他方の側面と前記有頭部材の頭部の
側面との間に第4のギャップを形成したことを特徴とす
る。
【0019】このような構造とした第6の発明の電磁連
結装置は、第5の発明の電磁連結装置と同様に、防振ゴ
ムの脱落を防止するとともに、分割されて非接触状態に
組込まれた防振ゴムとストッパゴムの耐久性を向上し
た。また、第4の発明の電磁連結装置と同様に、防振ゴ
ムの経年的な亀裂の発生を防止して耐久性を向上すると
ともに、防振ゴムの円筒部が第4のギャップ内にも弾性
変形をするようにして、アーマチュアをロータに磁気吸
引するときの反力となる防振ゴムの圧縮応力を小さくし
た。
【0020】また第7の発明の電磁連結装置は、第5・
6の発明の電磁連結装置において、前記ストッパプレー
トのフランジ部のうち少なくとも1つをバランスウエイ
ト部として設けたことを特徴とする。
【0021】このような構造とした第7の発明の電磁連
結装置は、駆動中にアンバランスが発生する揺動式圧縮
機などに装着することにより、ストッパプレートのバラ
ンスウエイト部で前記アンバランスを相殺して、電磁連
結装置や揺動式圧縮機の性能を維持して寿命を向上し
た。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明の電磁連結装置の実
施の形態であり、電磁クラッチの断面図である。図2は
図1の要部拡大図である。以下、これら図面の電磁クラ
ッチを説明する。電磁クラッチ1は、エンジン側の回転
をカーエアコン用圧縮機2に伝達したりその伝達を遮断
する装置であり、圧縮機2の円筒部2aに取付け板3の
円筒部と軸受が嵌合されスナップリングで抜け止めされ
ている。取付け板3は電磁コイル4が収納されたフィー
ルドコア5の背面に溶着されており、また軸受には、フ
ィールドコア5が挿入される環状溝6aと、ベルトが掛
けられるベルト溝6bと、電磁コイル4の磁束を迂回す
るために設けられた円弧状のスリット6cとが形成され
たロータ6が支持されている。一方、圧縮機2の回転軸
7には、アーマチュア組立体8が装着されている。
【0023】アーマチュア組立体8は、回転軸7の先端
にギャップ調整用シムを介してスプライン嵌合されたア
ーマチュアハブ9のフランジ部9aに、スペーサ10と
板ばね11の基端部とを挾み込んでストッパプレート1
2がリベット13により一体に固定されている。板ばね
11の自由端部は、ロータ6の摩擦面と所定寸法の第1
のギャップGをおいて対向する摩擦面が形成されたアー
マチュア14にリベットで固定されている。なお符号1
4aは、電磁コイル4の磁束を迂回するために設けられ
た円弧状のスリットである。
【0024】ストッパプレート12には、円周方向を3
等分する位置に貫通孔12aが穿設されており、これら
貫通孔12a内に円柱状の胴部15aが挿通された金属
材料からなる有頭部材15の先端が、アーマチュア14
に穿設された段付き形状の貫通孔14b内でかしめ加工
されている。有頭部材15の胴部15aには、ストッパ
ゴム16の円筒部16aが嵌合され、このストッパゴム
16の円板部16bが、アーマチュア14とストッパプ
レート12との間に挾み込まれており、このストッパゴ
ム16の円板部16bによりアーマチュア14の後退位
置が制限され、また板ばね11の初期の撓み量が設定さ
れている。また、有頭部材15の傘状の頭部15bとス
トッパプレート12との間には、防振ゴム17が介在さ
れている。なお、ストッパゴム16の円筒部16aの端
面は、ストッパプレート12の側面と略同一の平面上に
なる構造である。
【0025】有頭部材15の頭部15bの外周部は、内
側の折り曲げ部分15cが円弧状になるように、プレス
押圧力による塑性加工により折り曲げられた円錐形状の
壁部15dとなっており、また壁部15dの先端は、円
弧状に面取りされている。なお壁部15dの先端とスト
ッパプレート12との間に形成された第2のギャップS
1は、アーマチュア14とロータ6との間に形成された
第1のギャップGより大きな寸法である。
【0026】防振ゴム17は、有頭部材15の折り曲げ
部分15cの円弧面と同様な円弧面とした両端部を有す
る円筒部17aと、有頭部材15の胴部15aに圧入嵌
合される貫通孔が穿設された円板部17bとを有する形
状である。また、この防振ゴム17の円板部17bは、
ストッパプレート12の側面と有頭部材15の頭部15
bとは非接触状態に組込まれ、円板部17bの一方の側
面とストッパプレート12の側面との間と、円板部17
bの他方の側面と有頭部材15の頭部15bとの間に
は、第3のギャップS2と第4のギャップS3が形成さ
れている。これら第3のギャップS2と第4のギャップ
S3の寸法は、第1のギャップGの寸法と同等若しくは
わずかに大きな寸法であり、アーマチュア14がロータ
6に磁気吸着されたときに、防振ゴム17の円筒部17
aが、弾性変形により有頭部材15の壁部15dの先端
とストッパプレート12との間(第2のギャップS1)
に大きく突出しないように、また、防振ゴム17の円板
部17bが、ストッパプレート12の貫通孔12a内に
食い込まないようになっている。なお、図2の状態にお
いて、防振ゴム17の円筒部17aは圧縮されていな
い。
【0027】以上のような構造からなる電磁クラッチ1
は、電磁コイル4に通電すると、磁束がロータ6から第
1のギャップGを通りアーマチュア14に迂回されるダ
ブルフラックス形の磁気回路を流れるので、アーマチュ
ア14は板ばね11と防振ゴム17のばね力に抗してロ
ータ6に磁気吸着される。そして、エンジン側の回転が
ロータ6からアーマチュア組立体8を介して圧縮機2の
回転軸7に伝達される。また電磁コイル4への通電を断
てば磁束が消滅するので、アーマチュア14は板ばね1
1によりロータ6から離間されストッパゴム16に当打
されるまで後退する。そして、圧縮機2の回転軸7への
回転伝達は遮断される。
【0028】このような動作の繰り返えしにおいて、ア
ーマチュア14がロータ6に磁気吸着された際の吸着音
や、アーマチュア14とロータ6の摩擦面が摩擦係合し
た際の鳴き音は、アーマチュア14に発生する振動が防
振ゴム17により吸収されるので防止される。なお、ア
ーマチュア14の移動とともに有頭部材15で圧縮され
る防振ゴム17の円筒部17aや円板部17bが、スト
ッパプレート12の貫通孔12aの開口部分に食い込ん
だり、円筒部17aの外周面が、有頭部材15の壁部1
5dの先端とストッパプレート12との間に挾まれたり
することがない。
【0029】しかも、小さなゴム硬度からなる防振ゴム
17の円筒部17aは、第4のギャップS3内に弾性変
形ができるので、アーマチュア14をロータ6へ磁気吸
引するときの反力となる圧縮応力が小さく、防振ゴム1
7を設けていない電磁クラッチと同様なアーマチュア1
4の吸引特性が得られる。
【0030】また、電磁コイル14の磁気吸引力により
弾性変形をする防振ゴム17と、板ばね11のばね力に
より弾性変形をするストッパゴム16は、有頭部材15
の胴部15aに非接触状態で嵌合されているので、しか
もストッパゴム16の円筒部16aは、ストッパプレー
ト12の貫通孔12aから防振ゴム17の円板部17b
側に突出していないので、動作の繰り返しにおいてこれ
ら防振ゴム17とストッパゴム16は単独で弾性変形を
する。
【0031】即ち、回転しているロータ6にアーマチュ
ア14が磁気吸着されたとき、板ばね11で連結された
アーマチュア14とストッパプレート12は回転方向に
ずれて、ストッパゴム16の円筒部16aがストッパプ
レート12の貫通孔12aの内面に当打されるが、防振
ゴム17の圧縮応力を受けた状態で、ストッパゴム16
の円筒部16aに前記貫通孔12aの内面による押圧力
が加わることがないので、これらを一体に形成した場合
に比べて各ゴム16,17の耐久性は良い。
【0032】次に、この発明の電磁連結装置における別
の実施の形態を説明する。図3はアーマチュア組立体の
正面図であり、図4は図3のAA線断面図である。これ
ら図面に示されたアーマチュア組立体18は、揺動式圧
縮機の動アンバランスの作用方向とは180°逆方向の
動アンバランスの作用方向となるように、後ほど述べる
バランスウエイト部(20a)の位置調整を行ってか
ら、アーマチュアハブ19が、揺動式圧縮機の回転軸に
装着される。なお、アーマチュア組立体18以外の構造
は、電磁クラッチ1と同じであるから説明は省略する。
【0033】アーマチュアハブ19のフランジ部19a
には、一方の側面にストッパプレート20が、また他方
の側面に板ばね21の基端部が重ね合わされ、これら部
材は、リベット22をかしめ加工することにより一体に
固定されている。ストッパプレート20は、円周方向を
3等分する位置に半径方向に延びたフランジ部20a,
20b,20cが一体に形成されている。また、これら
フランジ部20a,20b,20cは、軸線方向(図1
において、ロータ6側)にプレス加工により押し出さ
れ、またその1つのフランジ部20aは、他のフランジ
部20b,20cより大きな正面視が扇形のバランスウ
エイト部として形成されている。
【0034】ストッパプレート20の各フランジ部20
a,20b,20cには、貫通孔20dが個々に穿設さ
れており、これら貫通孔20d内に円柱状の胴部23a
が挿入された金属材料からなる有頭部材23の先端が、
板ばね21の自由端部が固定されたアーマチュア24の
段付き形状の貫通孔24a内でかしめ加工されている。
また有頭部材23の胴部23aに円筒部25aが嵌合さ
れたストッパゴム25の円板部25bが、アーマチュア
24とストッパプレート20の各フランジ部20a,2
0b,20cとの間に挾み込まれており、このストッパ
ゴム25の円板部25bによりアーマチュア24の後退
量が設定されている。なお符号24bは、電磁コイルの
磁束を迂回するために設けられた円弧状のスリットであ
る(図3を参照)。
【0035】また有頭部材23の頭部23bの外周部
は、内側の折り曲げ部分23cが円弧状になるように、
プレス押圧力による塑性加工により折り曲げられた円錐
形状の壁部23dとなっており、壁部23dの先端は、
円弧状に面取りされている。また更には、壁部23dの
先端とストッパプレート20との間に形成された第2の
ギャップS4は、図1や図2に示した第1のギャップG
より大きな寸法である。
【0036】有頭部材23の頭部23bとストッパプレ
ート20のフランジ部20a,20b,20cとの間に
は防振ゴム26が挾み込まれており、この防振ゴム26
は、図1と図2に示した防振ゴム17と同様な形状から
なり、有頭部材23の折り曲げ部分23cの円弧面と同
様な円弧面とした両端部を有する円筒部26aと、有頭
部材23の胴部23aに圧入嵌合される貫通孔が穿設さ
れた円板部26bとを有する形状である。
【0037】また、この防振ゴム26の円板部26b
は、ストッパプレート20のフランジ部20a,20
b,20cの側面と有頭部材23の頭部23bとは非接
触状態に組込まれ、円板部26bの一方の側面とストッ
パプレート20のフランジ部20a,20b,20cの
側面との間と、円板部26bの他方の側面と有頭部材2
3の頭部23bとの間には、図1や図2に示した第1の
ギャップGと同等若しくはわずかに大きな寸法からなる
第3のギャップS5と第4のギャップS6が形成されて
いる。
【0038】即ち、アーマチュア24がロータに磁気吸
着されたときに、防振ゴム26の円筒部26aが、弾性
変形により有頭部材23の壁部23dの先端とストッパ
プレート20のフランジ部20a,20b,20cの側
面との間(第2のギャップS4)に挾まれないように、
また、防振ゴム26の円板部26bが、ストッパプレー
ト20のフランジ部20a,20b,20cの貫通孔2
0d内に食い込まないようになっており、電磁クラッチ
1と同様な作用が得られる構造である。
【0039】以上のような構造からなるアーマチュア組
立体18を備えた電磁クラッチは、エンジン側の回転を
揺動式圧縮機の回転軸に伝達したり、その回転伝達を遮
断したりする。また、揺動式圧縮機のアンバランスは、
アーマチュア組立体18のバランスウエイト部(ストッ
パプレート20のフランジ部20a)によるアンバラン
スで相殺される。
【0040】以上、この発明の電磁連結装置の実施の形
態では、電磁連結装置としてカーエアコン用電磁クラッ
チを例示したが、カーエアコン用圧縮機に装着される電
磁クラッチ以外の電磁連結装置にもこの発明は適用され
る。また、アーマチュアハブのフランジ部に板ばねの基
端部を介してストッパプレートをリベットで一体に固定
した構造や、アーマチュアハブのフランジ部を板ばねの
基端部とストッパプレートで挾んでリベットで一体に固
定した構造を説明したが、ストッパプレートはアーマチ
ュアハブのフランジ部の延長部として構成されるもので
あり、これらストッパプレートとアーマチュアハブのフ
ランジ部を一体形成した構造に設計を変更することがで
きる。即ち、第1・2・3の電磁連結装置おいて、アー
マチュアハブのフランジ部とは、アーマチュアハブのフ
ランジ部にリベットで一体に固定したストッパプレート
であっても良い。
【0041】また、ストッパゴムを有頭部材の胴部に嵌
合した構造を説明したが、ストッパプレートやアーマチ
ュアハブのフランジ部に別の貫通孔を穿設して、その貫
通孔に円板部と一体に形成されたストッパゴムの円柱部
を圧入嵌合する構造にしても良い。また更に、防振ゴム
の円板部の側面とアーマチュアハブのフランジ部の側面
(またはストッパプレートの側面)との間に第3のギャ
ップを形成するために、防振ゴムを、断面がH状になる
ように円筒部と一体に円板部を形成したが、換言すれ
ば、防振ゴムの円板部と有頭部材の頭部との間に第4の
ギャップを形成したが、第1・2・3・5の電磁連結装
置では、防振ゴムの断面をコ字状になるようにして、第
4のギャップを設けない構造としても良い。
【0042】また、壁部を一体に形成した有頭部材とし
たが、別にカップ状の部材を設けて有頭部材の頭部に固
定した構造にしても良い。また、金属材料からなる有頭
部材として説明したが、この発明の電磁連結装置におい
て、有頭部材は回転を伝達する動力伝達経路として構成
されないので、しかも、防振ゴムのゴム硬度はストッパ
ゴムのゴム硬度に比べて非常に小さいので、有頭部材を
非金属材料、例えば、合成樹脂材料で形成しても良い。
その場合、合成樹脂材料からなる有頭部材の先端は、塑
性加工ではなく、超音波溶着法によりアーマチュアの段
付き状の貫通孔内で熱変形させれば良い。
【0043】
【発明の効果】このように第1の発明の電磁連結装置で
は、有頭部材の頭部の外周部に防振ゴムが嵌合される壁
部を設け、この壁部の先端とアーマチュアハブのフラン
ジ部との間に形成される第2のギャップを、アーマチュ
アとロータの間に形成される第1のギャップより大きく
するとともに、防振ゴムは、アーマチュアハブのフラン
ジ部の側面と有頭部材の頭部との間に挾み込まれ外周面
が有頭部材の壁部に嵌合された円筒部と、この円筒部と
一体に形成され有頭部材の胴部に嵌合された円板部とか
らなる形状であり、防振ゴムの円板部の一方の側面とア
ーマチュアハブのフランジ部の側面との間に第3のギャ
ップが形成されているので、有頭部材の設計の変更だけ
で簡単に、防振ゴムの脱落は防止される。しかも、スト
ッパゴムで後退が制限されるアーマチュアと防振ゴムを
収納する凹陥部との間にギャップを設けた従来の構造が
なく、電磁連結装置の軸線方向の寸法を微小寸法ではあ
るが小さくすることができる。
【0044】また、アーマチュアがロータに磁気吸着さ
れたときに、防振ゴムの円板部が、アーマチュアハブの
フランジ部に穿設された貫通孔の開口部周縁内に食い込
まれないので、また更には、弾性変形をした防振ゴムの
円筒部が、有頭部材の壁部の先端とアーマチュアハブの
フランジ部との間(第2のギャップ)に挾まれないの
で、経年的な亀裂の発生は防止され防振ゴムの耐久性が
良い。
【0045】また第2の発明の電磁連結装置では、第1
の発明の電磁連結装置と同様な効果を得ることができ
る。特に第2の発明の電磁連結装置では、有頭部材の頭
部の外周部に、塑性加工により折り曲げられ防振ゴムの
外周面と当接する壁部を設け、この壁部の先端とアーマ
チュアハブのフランジ部との間に形成される第2のギャ
ップを、アーマチュアとロータの間に形成される第1の
ギャップより大きくしたので、装置の軸線方向の寸法を
大きくすることなく簡単に、防振ゴムの脱落防止が実施
でき、この種の産業上の利用分野においては非常に有効
である。しかも特別に壁部となる部品を用意する必要が
なく、またその部品を頭部に固定する工程も必要がなく
経済的である。
【0046】また第3の発明の電磁連結装置では、第2
の発明の電磁連結装置と同様な効果を得ることができ
る。特に第3の発明の電磁連結装置では、有頭部材の頭
部とアーマチュアハブのフランジ部との間に防振ゴムを
介在するとともに、アーマチュアハブのフランジ部とア
ーマチュアとの間にストッパゴムを介在した状態で、有
頭部材の先端をアーマチュアに固定することにより、分
割されて非接触状態に組込まれた防振ゴムとストッパゴ
ムが、個々に弾性変形が可能な構造としたので、各ゴム
の耐久性が向上された。
【0047】また第4の発明の電磁連結装置は、第1・
2・3の発明の電磁連結装置において、防振ゴムは、ア
ーマチュアハブのフランジ部の側面と有頭部材の頭部と
の間に挾み込まれ外周面が有頭部材の壁部に嵌合された
円筒部と、この円筒部と一体に形成され有頭部材の胴部
に嵌合された円板部とからなる形状であり、防振ゴムの
円板部の一方の側面とアーマチュアハブのフランジ部の
側面との間と、防振ゴムの円板部の他方の側面と有頭部
材の頭部の側面との間には、個々に第3・4のギャップ
が形成されている構造にしたので、防振ゴムの脱落が防
止されるとともに、経年的な亀裂の発生が防止され防振
ゴムの耐久性が向上された。また、防振ゴムの円筒部が
第4のギャップ内にも弾性変形をするので、アーマチュ
アをロータに磁気吸引するときの反力となる防振ゴムの
圧縮応力を小さくすることができた。
【0048】また第5の発明の電磁連結装置は、有頭部
材の頭部の外周部に、塑性加工により折り曲げられ防振
ゴムの外周面に嵌合される壁部を設け、この壁部の先端
と前記ストッパプレートのフランジ部との間に形成され
る第2のギャップをアーマチュアとロータの間に形成さ
れる第1のギャップより大きくしたので、装置の軸線方
向の寸法を大きくすることなく簡単に実施でき、この種
の産業上の利用分野においては非常に有効である。しか
も特別に壁部となる部品を用意する必要がなく、またそ
の部品を頭部に固定する工程も必要がなく経済的であ
る。
【0049】また、有頭部材の頭部とストッパプレート
のフランジ部との間に防振ゴムを介在するとともに、ス
トッパプレートのフランジ部とアーマチュアとの間にス
トッパゴムを介在した状態で、有頭部材の先端をアーマ
チュアに固定することにより、分割されて非接触状態に
組込まれた防振ゴムとストッパゴムが、個々に弾性変形
が可能な構造としたので、各ゴムの耐久性が向上され
た。
【0050】また第6の発明の電磁連結装置は、第5の
発明の電磁連結装置において、防振ゴムを、ストッパプ
レートのフランジ部の側面と有頭部材の頭部との間に挾
み込まれ外周面が有頭部材の壁部に嵌合された円筒部
と、この円筒部と一体に形成され有頭部材の胴部に嵌合
された円板部とからなる形状として、防振ゴムの円板部
の一方の側面とストッパプレートのフランジ部の側面と
の間と、防振ゴムの円板部の他方の側面と有頭部材の頭
部の側面との間に、個々に第3・4のギャップを形成し
た構造にしたので、防振ゴムの脱落が防止されるととも
に、経年的な亀裂の発生が防止され防振ゴムの耐久性が
向上された。また、防振ゴムの円筒部が第4のギャップ
内にも弾性変形をするので、アーマチュアをロータに磁
気吸引するときの反力となる防振ゴムの圧縮応力を小さ
くすることができた。
【0051】また第7の発明の電磁連結装置は、第5及
び第6の発明の電磁連結装置において、ストッパプレー
トのフランジ部のうち少なくとも1つをバランスウエイ
ト部として設けたので、カーエアコン用揺動式圧縮機の
アンバランスを相殺する電磁連結装置として使用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電磁連結装置の実施の形態を示した
電磁クラッチの断面図である。
【図2】図1の電磁クラッチの要部を拡大した断面図で
ある。
【図3】この発明の電磁連結装置の実施の形態を示した
アーマチュア組立体の正面図である。
【図4】図3のアーマチュア組立体のAA線断面図であ
る。
【符号の説明】
9…アーマチュアハブ、11…板ばね、12…ストッパ
プレート、14…アーマチュア、15…有頭部材、16
…ストッパゴム、17…防振ゴム、18…アーマチュア
組立体、19…アーマチュアハブ、20…ストッパプレ
ート、21…板ばね、23…有頭部材、24アーマチュ
ア、25…ストッパゴム、26…防振ゴム、G…第1の
ギャップ、S1…第2のギャップ、S2…第3のギャッ
プ、S3…第4のギャップ、S4…第2のギャップ、S
5…第3のギャップ、S6…第4のギャップ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーマチュアハブと、このアーマチュア
    ハブのフランジ部に基端部が固定された板ばねと、この
    板ばねの自由端部が固定されたアーマチュアと、このア
    ーマチュアと前記アーマチュアハブのフランジ部との間
    に介在されたストッパゴムと、前記アーマチュアハブの
    フランジ部に穿設された貫通孔に挿通された胴部と、前
    記アーマチュアハブのフランジ部の前記アーマチュアと
    は反対側の側面と対向する頭部とを有し、前記アーマチ
    ュアに固定された有頭部材と、この有頭部材の胴部に嵌
    合され前記アーマチュアハブのフランジ部の側面と前記
    有頭部材の頭部との間に介在された防振ゴムと、前記ア
    ーマチュアと所定寸法の第1のギャップをおいて対向す
    るロータと、このロータに前記アーマチュアを磁気吸着
    する磁束が発生する電磁コイルを収納したフィールドコ
    アとを備え、前記有頭部材の頭部の外周部に前記防振ゴ
    ムが嵌合される壁部を設け、この壁部の先端と前記アー
    マチュアハブのフランジ部との間に形成される第2のギ
    ャップを前記第1のギャップより大きくするとともに、
    前記防振ゴムを、前記アーマチュアハブのフランジ部の
    側面と前記有頭部材の頭部との間に挾み込まれ外周面が
    前記有頭部材の壁部に嵌合された円筒部と、この円筒部
    と一体に形成され前記有頭部材の胴部に嵌合された円板
    部とからなる形状として、前記防振ゴムの円板部の側面
    と前記アーマチュアハブのフランジ部の側面との間に第
    3のギャップを形成したことを特徴とする電磁連結装
    置。
  2. 【請求項2】 アーマチュアハブと、このアーマチュア
    ハブのフランジ部に基端部が固定された板ばねと、この
    板ばねの自由端部が固定されたアーマチュアと、このア
    ーマチュアと前記アーマチュアハブのフランジ部との間
    に介在されたストッパゴムと、前記アーマチュアハブの
    フランジ部に穿設された貫通孔に挿通された胴部と、前
    記アーマチュアハブのフランジ部の前記アーマチュアと
    は反対側の側面と対向する頭部とを有し、前記アーマチ
    ュアに固定された有頭部材と、この有頭部材の胴部に嵌
    合され前記アーマチュアハブのフランジ部の側面と前記
    有頭部材の頭部との間に介在された防振ゴムと、前記ア
    ーマチュアと所定寸法の第1のギャップをおいて対向す
    るロータと、このロータに前記アーマチュアを磁気吸着
    する磁束が発生する電磁コイルを収納したフィールドコ
    アとを備え、前記有頭部材の頭部の外周部に、塑性加工
    により折り曲げられ前記防振ゴムの外周面に嵌合される
    壁部を設け、この壁部の先端と前記アーマチュアハブの
    フランジ部との間に形成される第2のギャップを前記第
    1のギャップより大きくするとともに、前記防振ゴム
    を、前記アーマチュアハブのフランジ部の側面と前記有
    頭部材の頭部との間に挾み込まれ外周面が前記有頭部材
    の壁部に嵌合された円筒部と、この円筒部と一体に形成
    され前記有頭部材の胴部に嵌合された円板部とからなる
    形状として、前記防振ゴムの円板部の側面と前記アーマ
    チュアハブのフランジ部の側面との間に第3のギャップ
    を形成したことを特徴とする電磁連結装置。
  3. 【請求項3】 アーマチュアハブと、このアーマチュア
    ハブのフランジ部に基端部が固定された板ばねと、この
    板ばねの自由端部が固定されたアーマチュアと、このア
    ーマチュアと前記アーマチュアハブのフランジ部との間
    に介在された円板部と、この円板部と一体に形成され前
    記アーマチュアハブのフランジ部に穿設された貫通孔内
    に挿入された円筒部とからなるストッパゴムと、このス
    トッパゴムの円筒部に挿通された胴部と、前記アーマチ
    ュアハブのフランジ部の前記アーマチュアとは反対側の
    側面と対向する頭部とを有し、前記アーマチュアに固定
    された有頭部材と、前記ストッパゴムの円筒部とは非接
    触状態に前記有頭部材の胴部に嵌合され、前記アーマチ
    ュアハブのフランジ部の側面と前記有頭部材の頭部との
    間に介在された防振ゴムと、前記アーマチュアと所定寸
    法の第1のギャップをおいて対向するロータと、このロ
    ータに前記アーマチュアを磁気吸着する磁束が発生する
    電磁コイルを収納したフィールドコアとを備え、前記有
    頭部材の頭部の外周部に、塑性加工により折り曲げられ
    前記防振ゴムの外周面に嵌合される壁部を設け、この壁
    部の先端と前記アーマチュアハブのフランジ部との間に
    形成される第2のギャップを前記第1のギャップより大
    きくするとともに、前記防振ゴムを、前記アーマチュア
    ハブのフランジ部の側面と前記有頭部材の頭部との間に
    挾み込まれ外周面が前記有頭部材の壁部に嵌合された円
    筒部と、この円筒部と一体に形成され前記有頭部材の胴
    部に嵌合された円板部とからなる形状として、前記防振
    ゴムの円板部の側面と前記アーマチュアハブのフランジ
    部の側面との間に第3のギャップを形成したことを特徴
    とする電磁連結装置。
  4. 【請求項4】 請求項1・2・3記載の電磁連結装置に
    おいて、前記防振ゴムの円板部の一方の側面と前記アー
    マチュアハブのフランジ部の側面との間に前記第3のギ
    ャップを形成するとともに、前記防振ゴムの円板部の他
    方の側面と前記有頭部材の頭部の側面との間に第4のギ
    ャップを形成したことを特徴とする電磁連結装置。
  5. 【請求項5】 アーマチュアハブと、このアーマチュア
    ハブのフランジ部に板ばねの基端部とともに一体に固定
    され、かつ半径方向に延びた複数のフランジ部が形成さ
    れたストッパプレートと、前記板ばねの自由端部が固定
    されたアーマチュアと、このアーマチュアと前記ストッ
    パプレートのフランジ部との間に介在された円板部と、
    この円板部と一体に形成され前記ストッパプレートのフ
    ランジ部に穿設された貫通孔内に挿入された円筒部とか
    らなるストッパゴムと、このストッパゴムの円筒部に挿
    通された胴部と、前記ストッパプレートのフランジ部の
    前記アーマチュアとは反対側の側面と対向する頭部とを
    有し、前記アーマチュアに固定された有頭部材と、前記
    ストッパゴムの円筒部とは非接触状態に前記有頭部材の
    胴部に嵌合され、前記ストッパプレートのフランジ部の
    側面と前記有頭部材の頭部との間に介在された防振ゴム
    と、前記アーマチュアと所定寸法の第1のギャップをお
    いて対向するロータと、このロータに前記アーマチュア
    を磁気吸着する磁束が発生する電磁コイルを収納したフ
    ィールドコアとを備え、前記有頭部材の頭部の外周部
    に、塑性加工により折り曲げられ前記防振ゴムの外周面
    に嵌合される壁部を設け、この壁部の先端と前記ストッ
    パプレートのフランジ部との間に形成される第2のギャ
    ップを前記第1のギャップより大きくするとともに、前
    記防振ゴムを、前記ストッパプレートのフランジ部の側
    面と前記有頭部材の頭部との間に挾み込まれ外周面が前
    記有頭部材の壁部に嵌合された円筒部と、この円筒部と
    一体に形成され前記有頭部材の胴部に嵌合された円板部
    とからなる形状として、前記防振ゴムの円板部の側面と
    前記ストッパプレートのフランジ部の側面との間に第3
    のギャップを形成したことを特徴とする電磁連結装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電磁連結装置において、
    前記防振ゴムの円板部の一方の側面と前記ストッパプレ
    ートのフランジ部の側面との間に前記第3のギャップを
    形成するとともに、前記防振ゴムの円板部の他方の側面
    と前記有頭部材の頭部の側面との間に第4のギャップを
    形成したことを特徴とする電磁連結装置。
  7. 【請求項7】 請求項6・7記載の電磁連結装置におい
    て、前記ストッパプレートのフランジ部のうち少なくと
    も1つをバランスウエイト部として設けたことを特徴と
    する電磁連結装置。
JP7239174A 1995-01-30 1995-08-24 電磁連結装置 Expired - Fee Related JP2907382B2 (ja)

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