JPH05190320A - 電磁継手用アーマチュア・アセンブリ - Google Patents
電磁継手用アーマチュア・アセンブリInfo
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- JPH05190320A JPH05190320A JP4147947A JP14794792A JPH05190320A JP H05190320 A JPH05190320 A JP H05190320A JP 4147947 A JP4147947 A JP 4147947A JP 14794792 A JP14794792 A JP 14794792A JP H05190320 A JPH05190320 A JP H05190320A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/121—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D27/10—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
- F16D27/108—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
- F16D27/112—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D2027/007—Bias of an armature of an electromagnetic clutch by flexing of substantially flat springs, e.g. leaf springs
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 緩衝器又は類似物のような付加的な部品の利
用及び取付けを必要としないで磁束障壁を確立する。 【構成】 電磁継手１０用アーマチュア・アセンブリ３
５は、低磁気抵抗材料で作ったアーマチュア板４０と、
このアーマチュア板４０を支える取付けアーム４２を持
つ出力ハブ３７を備えており、角度的に互いに間隔を置
いた板ばね部分５０により、アーマチュア板４０を取付
けアーム４２に連結する。板ばね部分５０は、アーマチ
ュア板４０と出力ハブ３７とを一緒に回転するように結
合すると共に、電磁継手１０の係合又は係合離脱の際
に、アーマチュア板４０を取付けアーム４２に対して軸
線方向に移動させる。また、高磁気抵抗材料で作った板
ばね部分５０をもって、アーマチュア板４０と取付アー
ム４２との間に挟むようにした一体の舌状片又は指片を
形成し、それによりアーマチュア板４０を磁気的に隔離
する構造とする。
用及び取付けを必要としないで磁束障壁を確立する。 【構成】 電磁継手１０用アーマチュア・アセンブリ３
５は、低磁気抵抗材料で作ったアーマチュア板４０と、
このアーマチュア板４０を支える取付けアーム４２を持
つ出力ハブ３７を備えており、角度的に互いに間隔を置
いた板ばね部分５０により、アーマチュア板４０を取付
けアーム４２に連結する。板ばね部分５０は、アーマチ
ュア板４０と出力ハブ３７とを一緒に回転するように結
合すると共に、電磁継手１０の係合又は係合離脱の際
に、アーマチュア板４０を取付けアーム４２に対して軸
線方向に移動させる。また、高磁気抵抗材料で作った板
ばね部分５０をもって、アーマチュア板４０と取付アー
ム４２との間に挟むようにした一体の舌状片又は指片を
形成し、それによりアーマチュア板４０を磁気的に隔離
する構造とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にクラッチ又はブ
レーキのような電磁継手、ことにこのような継手に対す
るアーマチュア・アセンブリ（ａｒｍａｔｕｒｅ ａｓ
ｓｅｍｂｌｙ）に関する。
レーキのような電磁継手、ことにこのような継手に対す
るアーマチュア・アセンブリ（ａｒｍａｔｕｒｅ ａｓ
ｓｅｍｂｌｙ）に関する。
【０００２】ニュートン（Ｎｅｗｔｏｎ）を発明者とす
る米国特許第４，４９３，４０７号明細書には、アーマ
チュアが取付板により従動ハブに連結され、電磁クラッ
チを係合させるように電磁石を付勢したときに駆動回転
子に摩擦を介して連結するようにした代表的な電磁クラ
ッチが記載されている。電磁石の付勢時に磁束が回転子
及びアーマチュア間のエアギャップを横切り、アーマチ
ュアを引付けて回転子に係合させる。アーマチュアは、
回転子により回転させられ、取付板を介して作用し従動
ハブを回転する。
る米国特許第４，４９３，４０７号明細書には、アーマ
チュアが取付板により従動ハブに連結され、電磁クラッ
チを係合させるように電磁石を付勢したときに駆動回転
子に摩擦を介して連結するようにした代表的な電磁クラ
ッチが記載されている。電磁石の付勢時に磁束が回転子
及びアーマチュア間のエアギャップを横切り、アーマチ
ュアを引付けて回転子に係合させる。アーマチュアは、
回転子により回転させられ、取付板を介して作用し従動
ハブを回転する。
【０００３】ニュートンの特許明細書に記載してあるよ
うなクラッチでは、アーマチュアは、１連の板ばねによ
り取付板に連結してある。これ等の板ばねは、アーマチ
ュア及び取付板を一緒に回転するように結合すると共
に、電磁石を付勢し又消勢したときにアーマチュアを回
転子に向かい又これから遠ざかる向きに動かす。各板ば
ねは通常一端部をアーマチュアに又他端部を取付板にリ
ベット止めしてある。ゴム緩衝体は、取付板に支えら
れ、アーマチュアに接触して取付板及びアーマチュアを
相互に係合のはずれた状態に保持することにより、これ
等両者間に磁束障壁（ｆｌｕｘ ｂａｒｒｉｅｒ）を確
立する。
うなクラッチでは、アーマチュアは、１連の板ばねによ
り取付板に連結してある。これ等の板ばねは、アーマチ
ュア及び取付板を一緒に回転するように結合すると共
に、電磁石を付勢し又消勢したときにアーマチュアを回
転子に向かい又これから遠ざかる向きに動かす。各板ば
ねは通常一端部をアーマチュアに又他端部を取付板にリ
ベット止めしてある。ゴム緩衝体は、取付板に支えら
れ、アーマチュアに接触して取付板及びアーマチュアを
相互に係合のはずれた状態に保持することにより、これ
等両者間に磁束障壁（ｆｌｕｘ ｂａｒｒｉｅｒ）を確
立する。
【０００４】このクラッチを先ず係合させるときは、ね
じり衝撃が生じ又このクラッチの定常状態の作動中にね
じりスパイク（ｔｏｒｓｉｏｎａｌ ｓｐｉｋｅ）が生
ずる。ねじり衝撃を減衰させねじりスパイクを平滑にす
るようにニュートンの特許明細書によるクラッチは取付
板及び被駆動ハブの間にエラストマー質のスパイダ（ｅ
ｌａｓｔｏｍｅｒｉｃ ｓｐｉｄｅｒ）を利用する。
じり衝撃が生じ又このクラッチの定常状態の作動中にね
じりスパイク（ｔｏｒｓｉｏｎａｌ ｓｐｉｋｅ）が生
ずる。ねじり衝撃を減衰させねじりスパイクを平滑にす
るようにニュートンの特許明細書によるクラッチは取付
板及び被駆動ハブの間にエラストマー質のスパイダ（ｅ
ｌａｓｔｏｍｅｒｉｃ ｓｐｉｄｅｒ）を利用する。
【０００５】一層安価で軸線方向に一層密実なアーマチ
ュア・アセンブリは、アーマチュアと従動ハブの取付け
領域との間にいわゆる環状ばねを使用する。この環状ば
ねは実際上、それぞれの形状及び場所によって或る制限
されたねじり減衰作用を生ずる。この種のアーマチュア
・アセンブリでは各別の非磁性の緩衝器（ｂｕｍｐｅ
ｒ）又はスペーサは、アーマチュアをハブから磁気的に
隔離するのに従動ハブの取付け区域とアーマチュアとの
間に設けなければならない。
ュア・アセンブリは、アーマチュアと従動ハブの取付け
領域との間にいわゆる環状ばねを使用する。この環状ば
ねは実際上、それぞれの形状及び場所によって或る制限
されたねじり減衰作用を生ずる。この種のアーマチュア
・アセンブリでは各別の非磁性の緩衝器（ｂｕｍｐｅ
ｒ）又はスペーサは、アーマチュアをハブから磁気的に
隔離するのに従動ハブの取付け区域とアーマチュアとの
間に設けなければならない。
【０００６】
【発明の概要】本発明の主な目的は、緩衝器又は類似物
のような付加的な部品を利用し取付けることを必要とし
ないで磁束障壁を確立するために、アーマチュアを従動
ハブから磁気的に隔離するように、板ばね自体を独得な
構造にした、改良したアーマチュア・アセンブリを提供
することにある。
のような付加的な部品を利用し取付けることを必要とし
ないで磁束障壁を確立するために、アーマチュアを従動
ハブから磁気的に隔離するように、板ばね自体を独得な
構造にした、改良したアーマチュア・アセンブリを提供
することにある。
【０００７】本発明のなお詳しい目的は、磁束障壁を確
立するように、アーマチュアと従動ハブの取付け区域と
の間に挾むようにした一体の突出舌状片又は指片を形成
した非磁性体から成る板ばねの使用により前記目的を達
成することにある。
立するように、アーマチュアと従動ハブの取付け区域と
の間に挾むようにした一体の突出舌状片又は指片を形成
した非磁性体から成る板ばねの使用により前記目的を達
成することにある。
【０００８】本発明は又、板ばねの主要部分に対する、
また従動ハブの取付け区域に対する各舌状片又は指片の
独特の場所にある。
また従動ハブの取付け区域に対する各舌状片又は指片の
独特の場所にある。
【０００９】本発明のこれ等の又その他の目的及び利点
は添付図面についての以下の説明から明らかである。
は添付図面についての以下の説明から明らかである。
【００１０】
【実施例】本発明を例示のために、ブレーキでもよいが
電磁クラッチの形の電磁継手１０として示してある。電
磁継手１０は、これを取付ける管状の鼻部１３を持ち、
又鼻部１３を貫いて延びる駆動軸１４を持つ自動車空調
用圧縮機１１に使うものとして示す。
電磁クラッチの形の電磁継手１０として示してある。電
磁継手１０は、これを取付ける管状の鼻部１３を持ち、
又鼻部１３を貫いて延びる駆動軸１４を持つ自動車空調
用圧縮機１１に使うものとして示す。
【００１１】クラッチ１０は、実質的にＪ字形の半径方
向断面を持ち又内側極環１６及び外側の極環１７を持つ
環状の磁心（ｍａｇｎｅｔ ｃｏｒｅ）１５により一部
を形成した電磁石を備えている。２つの極環の後端部に
一体にブリッジ１９が形成され、これ等の後端部間に半
径方向に延びている。ブリッジ１９は、圧縮機１１の端
部に固定してある。多重巻きの巻線２０は、内側の極環
１６の外側部に固定したＵ字形みぞ２１内に固定してあ
る。磁心１５のなお詳しい説明はニュートン等による米
国特許第４，１６０，４９８号明細書を参照すればよ
い。
向断面を持ち又内側極環１６及び外側の極環１７を持つ
環状の磁心（ｍａｇｎｅｔ ｃｏｒｅ）１５により一部
を形成した電磁石を備えている。２つの極環の後端部に
一体にブリッジ１９が形成され、これ等の後端部間に半
径方向に延びている。ブリッジ１９は、圧縮機１１の端
部に固定してある。多重巻きの巻線２０は、内側の極環
１６の外側部に固定したＵ字形みぞ２１内に固定してあ
る。磁心１５のなお詳しい説明はニュートン等による米
国特許第４，１６０，４９８号明細書を参照すればよ
い。
【００１２】環状の回転子２２は、軸受２３により圧縮
機１１の鼻部１３に回転可能に軸架されエンドレスベル
ト２４により車両のエンジンから駆動するようにしてあ
る。回転子２２は、半径方向断面がほぼＵ字形であり、
磁気抵抗の低い材料から成る内側及び外側の同心の環状
の極片２５，２６を備えている。内側の極片は軸受の外
レースに固定してある。軸線方向に互いに間隔を置いた
複数条のみぞは、外側の極片２６の外側のまわりに円周
方向に延び駆動ベルトの内側の補形的リブとはまる。従
って外側の極片はベルトのプーリを形成する。
機１１の鼻部１３に回転可能に軸架されエンドレスベル
ト２４により車両のエンジンから駆動するようにしてあ
る。回転子２２は、半径方向断面がほぼＵ字形であり、
磁気抵抗の低い材料から成る内側及び外側の同心の環状
の極片２５，２６を備えている。内側の極片は軸受の外
レースに固定してある。軸線方向に互いに間隔を置いた
複数条のみぞは、外側の極片２６の外側のまわりに円周
方向に延び駆動ベルトの内側の補形的リブとはまる。従
って外側の極片はベルトのプーリを形成する。
【００１３】回転子２２の内側の極片２５は磁心１５の
内側の極環１６から内方に間隔を置いているが、回転子
２２の外側の極片２６は、巻線２０と磁心の外側の極環
１７との間に位置し、これ等から間隔を置いている。巻
線２０を電源により励磁するときは、磁束が生じ、磁心
及び回転子を通り各極環及び各極片の間の種種のすきま
を横切る。コア及び回転子の間に制御された磁束伝達の
性質は前記したニュートン等の特許明細書に詳細に説明
されている。
内側の極環１６から内方に間隔を置いているが、回転子
２２の外側の極片２６は、巻線２０と磁心の外側の極環
１７との間に位置し、これ等から間隔を置いている。巻
線２０を電源により励磁するときは、磁束が生じ、磁心
及び回転子を通り各極環及び各極片の間の種種のすきま
を横切る。コア及び回転子の間に制御された磁束伝達の
性質は前記したニュートン等の特許明細書に詳細に説明
されている。
【００１４】回転子２２の極片２５，２６には軸線方向
に向いた摩擦面３０が連結されこれ等の間に延びてい
る。摩擦面３０は多重磁極を形成するように普通の方法
で円周方向にスロットを形成してある。巻線２０を付勢
すると、摩擦面は回転可能な磁界部材を形成する。
に向いた摩擦面３０が連結されこれ等の間に延びてい
る。摩擦面３０は多重磁極を形成するように普通の方法
で円周方向にスロットを形成してある。巻線２０を付勢
すると、摩擦面は回転可能な磁界部材を形成する。
【００１５】回転子面３０に対し対向する関係にアーマ
チュア・アセンブリ３５を位置させてある。巻線２０を
励磁すると、磁束がアーマチュア・アセンブリ３５の一
部を引付け、回転子面３０に摩擦を伴って接触させ、ア
ーマチュア・アセンブリ３５及び回転子を一緒に回転す
るように結合する。アーマチュア・アセンブリ３５の回
転は、圧縮機１１を駆動するように駆動軸１４に伝え
る。
チュア・アセンブリ３５を位置させてある。巻線２０を
励磁すると、磁束がアーマチュア・アセンブリ３５の一
部を引付け、回転子面３０に摩擦を伴って接触させ、ア
ーマチュア・アセンブリ３５及び回転子を一緒に回転す
るように結合する。アーマチュア・アセンブリ３５の回
転は、圧縮機１１を駆動するように駆動軸１４に伝え
る。
【００１６】とくにアーマチュア・アセンブリ３５は、
管状のハブ３７を備えている。ハブ３７は、圧縮機の駆
動軸１４に差込まれこれにキー止めし、駆動軸の自由端
部部分にねじ込んだねじ３８により、駆動軸１４に軸線
方向に固定の位置で締付けてある。
管状のハブ３７を備えている。ハブ３７は、圧縮機の駆
動軸１４に差込まれこれにキー止めし、駆動軸の自由端
部部分にねじ込んだねじ３８により、駆動軸１４に軸線
方向に固定の位置で締付けてある。
【００１７】ハブ３７は、アーマチュア板４０を取付け
て支える区域を備えている。この例では各取付け区域
は、ハブ３７の前端部部分に一体に形成した角度方向に
互いに間隔を置いて半径方向に延びるアームすなわち取
付けアーム４２（図３）により仕切ってある。すなわち
ハブ３７の前端部部分はスパイダの形を持つ。
て支える区域を備えている。この例では各取付け区域
は、ハブ３７の前端部部分に一体に形成した角度方向に
互いに間隔を置いて半径方向に延びるアームすなわち取
付けアーム４２（図３）により仕切ってある。すなわち
ハブ３７の前端部部分はスパイダの形を持つ。
【００１８】この場合アーマチュア板４０は、磁束を保
持できるＡＩＳＩ鋼のような磁気抵抗の低い材料で作っ
た環状円板又は環状板により形成してある。アーマチュ
ア板４０は、角度的に互いに間隔を置いたスロットの半
径方向に互いに間隔を置いた２列４３，４４（図３）を
形成してある。各スロットによりアーマチュア板に、回
転子２２の摩擦面３０の極と協働する磁極を形成する。
持できるＡＩＳＩ鋼のような磁気抵抗の低い材料で作っ
た環状円板又は環状板により形成してある。アーマチュ
ア板４０は、角度的に互いに間隔を置いたスロットの半
径方向に互いに間隔を置いた２列４３，４４（図３）を
形成してある。各スロットによりアーマチュア板に、回
転子２２の摩擦面３０の極と協働する磁極を形成する。
【００１９】図１に示すようにアーマチュア板４０は、
回転子２２の摩擦面３０に対し軸線方向に対向する関係
に配置してある。巻線２０を消勢すると、アーマチュア
板４０は回転子面から間隔を置いて、回転子の各極面
と、アーマチュア板の各極面との間に軸線方向のエアギ
ャップ４５が存在する。巻線の付勢時に経路４６に沿っ
て通る磁束は、エアギャップ４５を切り、アーマチュア
板４０を引付け回転子に摩擦を伴って接触させることに
よりアーマチュア板４０を回転子２２と一緒に回転する
ように結合する。
回転子２２の摩擦面３０に対し軸線方向に対向する関係
に配置してある。巻線２０を消勢すると、アーマチュア
板４０は回転子面から間隔を置いて、回転子の各極面
と、アーマチュア板の各極面との間に軸線方向のエアギ
ャップ４５が存在する。巻線の付勢時に経路４６に沿っ
て通る磁束は、エアギャップ４５を切り、アーマチュア
板４０を引付け回転子に摩擦を伴って接触させることに
よりアーマチュア板４０を回転子２２と一緒に回転する
ように結合する。
【００２０】アーマチュア板４０は、板ばね手段によ
り、とくにこの場合相互に別個に形成した角度的に互い
に間隔を置いた板ばね部分５０（図３及び５）によりハ
ブ３７の取付けアーム４２に連結してある。図１ないし
５に示したアーマチュア・アセンブリ３５の実施例では
角度的に互いに間隔を置いた板ばね部分５０を設けてあ
る。各板ばね部分５０は一般に形状が円形であり、ばね
の半径方向の最も内方の部分が涙滴形状の部分までテー
パを付けてある。各板ばね部分の半径方向の最も内方の
縁部５１（図５）は、凹入した丸みを持ちハブ３７の管
状部分を受入れるようにしてある。比較的大きく軸線方
向に延びる穴５３は、各ばねの中央部分を置いて形成さ
れ、そのたわみ性を増しばねの内方部分及び外方部分を
互いに異なる面に位置させる。
り、とくにこの場合相互に別個に形成した角度的に互い
に間隔を置いた板ばね部分５０（図３及び５）によりハ
ブ３７の取付けアーム４２に連結してある。図１ないし
５に示したアーマチュア・アセンブリ３５の実施例では
角度的に互いに間隔を置いた板ばね部分５０を設けてあ
る。各板ばね部分５０は一般に形状が円形であり、ばね
の半径方向の最も内方の部分が涙滴形状の部分までテー
パを付けてある。各板ばね部分の半径方向の最も内方の
縁部５１（図５）は、凹入した丸みを持ちハブ３７の管
状部分を受入れるようにしてある。比較的大きく軸線方
向に延びる穴５３は、各ばねの中央部分を置いて形成さ
れ、そのたわみ性を増しばねの内方部分及び外方部分を
互いに異なる面に位置させる。
【００２１】図２ないし４に示すように３個の板ばね部
分５０は、ハブ３７の３個の取付けアーム４２に角度的
に整合し、各取付けアーム及びアーマチュア板４０間に
挿入してある。各板ばね部分５０の内端部部分は、取付
けアーム４２に連結してあるが、各ばねの外端部部分は
アーマチュア板４０に連結してある。このために内部リ
ベット５５（図４）は各ばねの内方部分の穴５６と隣接
する取付けアーム４２の穴５７とを貫いて延びている。
外部リベット５８は各板ばね部分の外方部分の穴５９と
アーマチュア板４０の穴６０とを貫いて延び、板ばね部
分アーマチュア板に締付けける。２個のリベット５５，
５８は、取付けアーム４２及び板ばね部分５０を二等分
する半径方向に延びる線に沿って位置する。
分５０は、ハブ３７の３個の取付けアーム４２に角度的
に整合し、各取付けアーム及びアーマチュア板４０間に
挿入してある。各板ばね部分５０の内端部部分は、取付
けアーム４２に連結してあるが、各ばねの外端部部分は
アーマチュア板４０に連結してある。このために内部リ
ベット５５（図４）は各ばねの内方部分の穴５６と隣接
する取付けアーム４２の穴５７とを貫いて延びている。
外部リベット５８は各板ばね部分の外方部分の穴５９と
アーマチュア板４０の穴６０とを貫いて延び、板ばね部
分アーマチュア板に締付けける。２個のリベット５５，
５８は、取付けアーム４２及び板ばね部分５０を二等分
する半径方向に延びる線に沿って位置する。
【００２２】各板ばね部分５０は、アーマチュア板４０
をハブ３７の取付けアーム４２に向い正常位置に付勢す
るようにそらされ又は付勢される。この位置では、アー
マチュア板４０は回転子２２の面３０から軸線方向に間
隔を置いて従って電磁継手１０は係合がはずれる。コイ
ル２０を励磁するときは、板ばね部分５０はたわみ、磁
束によりアーマチュア板をエアギャップ４５を横切って
軸線方向に引付け、回転面に接触させてアーマチュア板
を回転子と共に回転させる。アーマチュア板の回転は、
板ばね部分５０により取付けアーム４２に伝えられ、ハ
ブ３７及び圧縮機の駆動軸１４を回転させる。各板ばね
部分の形状及び場所によって、各板ばね部分は、アーマ
チュア板４０からハブ３７にトルクを伝える際に若干の
ねじり減衰作用が生ずる。
をハブ３７の取付けアーム４２に向い正常位置に付勢す
るようにそらされ又は付勢される。この位置では、アー
マチュア板４０は回転子２２の面３０から軸線方向に間
隔を置いて従って電磁継手１０は係合がはずれる。コイ
ル２０を励磁するときは、板ばね部分５０はたわみ、磁
束によりアーマチュア板をエアギャップ４５を横切って
軸線方向に引付け、回転面に接触させてアーマチュア板
を回転子と共に回転させる。アーマチュア板の回転は、
板ばね部分５０により取付けアーム４２に伝えられ、ハ
ブ３７及び圧縮機の駆動軸１４を回転させる。各板ばね
部分の形状及び場所によって、各板ばね部分は、アーマ
チュア板４０からハブ３７にトルクを伝える際に若干の
ねじり減衰作用が生ずる。
【００２３】コイル２０の消勢時に負荷された板ばね部
分５０がゆがみアーマチュア板４０を回転子２２の摩擦
面３０から軸線方向に遠ざかる向きに引付ける作用をす
る。このようにして電磁継手は解放され、出力軸すなわ
ち、駆動軸１４へのトルクの伝達を遮断する。
分５０がゆがみアーマチュア板４０を回転子２２の摩擦
面３０から軸線方向に遠ざかる向きに引付ける作用をす
る。このようにして電磁継手は解放され、出力軸すなわ
ち、駆動軸１４へのトルクの伝達を遮断する。
【００２４】磁束によりアーマチュア板４０を比較的広
いエアギャップ４５を横切って引付け、電磁継手１０に
比較的高いトルクを生じさせるようにするには、アーマ
チュア板と、ハブ３７の取付けアーム４２との間に磁束
障壁を確立し、アーマチュア板を取付けアーム及びハブ
から磁気的に隔離する必要がある。本発明によれば板ば
ね部分５０自体は独特の構成を持ち磁気アイソレータ
（ｍａｇｎｅｔｉｃ ｉｓｏｌａｔｏｒ）として作用す
る。従ってアーマチュア板及び取付けアームの間に各別
のアイソレータ部品を取付ける必要がなく、従ってこれ
等の部品の費用及びアセンブリの費用が共に減る。
いエアギャップ４５を横切って引付け、電磁継手１０に
比較的高いトルクを生じさせるようにするには、アーマ
チュア板と、ハブ３７の取付けアーム４２との間に磁束
障壁を確立し、アーマチュア板を取付けアーム及びハブ
から磁気的に隔離する必要がある。本発明によれば板ば
ね部分５０自体は独特の構成を持ち磁気アイソレータ
（ｍａｇｎｅｔｉｃ ｉｓｏｌａｔｏｒ）として作用す
る。従ってアーマチュア板及び取付けアームの間に各別
のアイソレータ部品を取付ける必要がなく、従ってこれ
等の部品の費用及びアセンブリの費用が共に減る。
【００２５】本発明を実施するには板ばね部分５０は、
高い磁気抵抗を持ち、従って磁束の通過に抵抗を持つ材
料で作る。たとえば各板ばね部はステンレス鋼で作れば
よい。
高い磁気抵抗を持ち、従って磁束の通過に抵抗を持つ材
料で作る。たとえば各板ばね部はステンレス鋼で作れば
よい。
【００２６】アーマチュア板４０と、取付けアーム４２
との間に磁束障壁を設けるには、各板ばね部分５０に短
い舌状片６５を形成する（図３ないし５）。図１ないし
５の実施例では、各舌状片６５は、板ばね部分５０を貫
いて穴５３内に半径方向に延び、協働する取付けアーム
４２及びリベット５５，５８に角度的に整合し、取付け
アームに対して半径方向に延びるようにする。本発明に
よれば各舌状片６５は、図４に明らかなように、アーマ
チュア板４０と協働する取付けアーム４２との間に挾ん
である。フランジ又は出張り６７は、各取付けアーム４
２の自由端部に一体に形成され、この自由端部から軸線
方向に突出し舌状片６５に係合する。出張り６７によっ
て、取付けアームの残りの部分は、アーマチュア板４０
に対し軸線方向に間隔を置いた関係に保持される。
との間に磁束障壁を設けるには、各板ばね部分５０に短
い舌状片６５を形成する（図３ないし５）。図１ないし
５の実施例では、各舌状片６５は、板ばね部分５０を貫
いて穴５３内に半径方向に延び、協働する取付けアーム
４２及びリベット５５，５８に角度的に整合し、取付け
アームに対して半径方向に延びるようにする。本発明に
よれば各舌状片６５は、図４に明らかなように、アーマ
チュア板４０と協働する取付けアーム４２との間に挾ん
である。フランジ又は出張り６７は、各取付けアーム４
２の自由端部に一体に形成され、この自由端部から軸線
方向に突出し舌状片６５に係合する。出張り６７によっ
て、取付けアームの残りの部分は、アーマチュア板４０
に対し軸線方向に間隔を置いた関係に保持される。
【００２７】コイル２０を消勢し、クラッチすなわち電
磁継手１０を係合を離脱するときは、アーマチュア板４
０と取付けアーム４２との間に作用する板ばね部分５０
により、板ばね部分の舌状片６５を、各アームの出張り
６７に押付ける。各舌状片６５が、磁気抵抗の高い材料
で作ってあるから、これ等の舌状片は、アーマチュア板
を取付けアームから磁気的に隔離（ｉｓｏｌａｔｅ）す
る。すなわちコイル２０を付勢すると、舌状片が取付け
アーム４２及びハブ３７に漂遊する磁束に対し、障壁を
生成するから磁束が経路４６に沿って移動させられる。
従ってアーマチュア板をエアギャップ４５を横切って引
付け、回転子２２に係合させるのに高い１００分率の全
磁束を利用できる。板ばね部分５０自体に舌状片６５に
より磁束障壁が生成するから、別個の磁束アイソレータ
（ｆｌｕｘ ｉｓｏｌａｔｏｒ）を設ける費用が全くな
くなる。
磁継手１０を係合を離脱するときは、アーマチュア板４
０と取付けアーム４２との間に作用する板ばね部分５０
により、板ばね部分の舌状片６５を、各アームの出張り
６７に押付ける。各舌状片６５が、磁気抵抗の高い材料
で作ってあるから、これ等の舌状片は、アーマチュア板
を取付けアームから磁気的に隔離（ｉｓｏｌａｔｅ）す
る。すなわちコイル２０を付勢すると、舌状片が取付け
アーム４２及びハブ３７に漂遊する磁束に対し、障壁を
生成するから磁束が経路４６に沿って移動させられる。
従ってアーマチュア板をエアギャップ４５を横切って引
付け、回転子２２に係合させるのに高い１００分率の全
磁束を利用できる。板ばね部分５０自体に舌状片６５に
より磁束障壁が生成するから、別個の磁束アイソレータ
（ｆｌｕｘ ｉｓｏｌａｔｏｒ）を設ける費用が全くな
くなる。
【００２８】本発明の特徴を備えた他の実施例によるア
ーマチュア・アセンブリ３５′を図６に示してある。図
６では第１実施例の部品に対応する部品は同じ参照数字
にプライム符号をつけて示してある。この例では、板ば
ね５０′は、それぞれリベット５５′により取付けアー
ム４２′に、又リベット５８′によりアーマチュア板４
０′に取付けたまっすくな部分７０を備えた点で比較的
普通のものである。
ーマチュア・アセンブリ３５′を図６に示してある。図
６では第１実施例の部品に対応する部品は同じ参照数字
にプライム符号をつけて示してある。この例では、板ば
ね５０′は、それぞれリベット５５′により取付けアー
ム４２′に、又リベット５８′によりアーマチュア板４
０′に取付けたまっすくな部分７０を備えた点で比較的
普通のものである。
【００２９】各板ばね５０′のまっすぐな部分７０に対
し細長い指片７５が一体に形成され或る角度を挾んで延
びている。指片７５により板ばね５０′は全体が大体Ｌ
字形でありリベット５８′はこのＬ字のかど部に位置さ
せてある。
し細長い指片７５が一体に形成され或る角度を挾んで延
びている。指片７５により板ばね５０′は全体が大体Ｌ
字形でありリベット５８′はこのＬ字のかど部に位置さ
せてある。
【００３０】各指片７５は、アーマチュア板４０′と取
付けアーム４２′の出張り６７′との間に挾んである。
出張り６７′は各ばね５０′のまっすぐな部分７０′に
対しリベット５５′を支える取付けアームに隣接する。
磁気抵抗の高い指片７５を、アーマチュア板４０′と出
張り６７′との間に挿入してあるので、アーマチュア板
と取付けアーム４２′との間に磁束障壁が確立される。
付けアーム４２′の出張り６７′との間に挾んである。
出張り６７′は各ばね５０′のまっすぐな部分７０′に
対しリベット５５′を支える取付けアームに隣接する。
磁気抵抗の高い指片７５を、アーマチュア板４０′と出
張り６７′との間に挿入してあるので、アーマチュア板
と取付けアーム４２′との間に磁束障壁が確立される。
【図１】本発明による新規な改良されたアーマチュア・
アセンブリの１実施例を備えた電磁継手の軸断面図であ
る。
アセンブリの１実施例を備えた電磁継手の軸断面図であ
る。
【図２】図１に示したアーマチュア・アセンブリの拡大
軸断面図である。
軸断面図である。
【図３】図１に示したアーマチュア・アセンブリの正面
図である。
図である。
【図４】図２に示したアーマチュア・アセンブリの若干
の部品の拡大軸断面図である。
の部品の拡大軸断面図である。
【図５】図３に示した板ばねの正面図である。
【図６】本発明のアーマチュア・アセンブリの他の実施
例の図３と同様な正面図である。
例の図３と同様な正面図である。
１０ 電磁継手 ３５ アーマチュア・アセンブリ ３７ ハブ ４０ アーマチュア板 ４２ 取付け区域 ５０ 板ばね部分 ５３ 穴 ６５ 舌状片（一体部品）
Claims (16)
- 【請求項１】 （イ）磁気抵抗の低い材料で作られ、磁
束を保持するのに適する、大体において円形のアーマチ
ュア板と、（ロ）このアーマチュア板に対し軸線方向に
対向する関係に配置したアーマチュア板取付け区域を持
つハブと、（ハ）前記アーマチュア板を前記取付け区域
に固定し、前記アーマチュア板と前記ハブとを一緒に回
転するように連結すると共に、前記アーマチュア板が、
前記取付け区域の方へ近ずき又前記取付け区域から遠ざ
かる向きに軸線方向に移動するように前記アーマチュア
板を支えるばね手段とを備え、このばね手段を、前記ア
ーマチュア板に連結した第１の部分と、前記取付け区域
に連結した第２の部分とをそれぞれ持つ１連の角度的に
互いに間隔を置いた板ばね部分により構成し、これ等の
板ばね部分を付勢して前記アーマチュア板を前記取付け
区域に向かい軸線方向に正常位置に付勢し、前記板ばね
部分がたわむことにより、前記アーマチュア板を前記取
付け区域から遠ざかる向きに軸線方向に移動させること
ができるようにし、前記板ばね部分を磁気抵抗の高い材
料で作り、前記取付け区域を前記アーマチュア板内の磁
束から隔離するように、前記アーマチュア板と前記取付
け区域との間に挾んだ一体部品を、前記各板ばね部分に
設けた、電磁継手用アーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項２】 前記各一体部品に、前記各板ばね部分と
一体に形成した舌状片を設け、前記アーマチュア板が前
記正常位置にあるときに、前記舌状片が前記アーマチュ
ア板と前記取付け区域とに接触するようにした、請求項
１の電磁継手用アーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項３】 前記各板ばね部分を、大体において円形
にし、角度的に相互に間隔を置いた少なくとも３つの前
記板ばね部分を設け、こら等の各板ばね区分を貫いて大
きい軸線方向に延びる穴を形成し、前記舌状片が、前記
板ばね部分から半径方向内方に前記穴内に突出するよう
にした、請求項２の電磁継手用アーマチュア・アセンブ
リ。 - 【請求項４】 前記取付け区域を、（ｉ）前記板ばね部
分に角度的に整合した３個の角度的に互いに間隔を置い
て半径方向に延びるアームを持つスパイダと、（ｉｉ）
前記各アームの自由端部と一体に形成されこの自由端部
から軸線方向に突出し、前記アーマチュア板が前記正常
位置にあるときに、前記各舌状片に接触する手段とによ
り構成した、請求項１３の電磁継手用アーマチュア・ア
センブリ。 - 【請求項５】 前記各舌状片が前記各アームから半径方
向外方に延ばした、請求項５の電磁継手用アーマチュア
・アセンブリ。 - 【請求項６】 前記各板ばね部分の第１及び第２の部分
を、前記アームの中心と、これと協働する前記舌状片と
に沿い半径方向に延びる線に沿って位置する点において
前記アーマチュア板及びこれと協働する前記アームにそ
れぞれ連結した、請求項５の電磁継手用アーマチュア・
アセンブリ。 - 【請求項７】 前記各板ばね部分に実質的にまっすぐな
部分を設け、前記各一体部品を、前記各板ばね部分のま
っすぐな部分に一体に形成されかつこのまっすぐな部分
に対して或る角度をなして延びる指片により構成した、
請求項１の電磁継手用アーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項８】 前記各板ばね部分の前記まっすぐな部分
及び指片により実質的にＬ字形の形状を形成した、請求
項７の電磁継手用アーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項９】 相互に角度的に間隔を置いた少なくとも
３つの前記板ばね部分を設け、前記取付け区域を、角度
的に間隔を置いて半径方向に延びるアームにより構成
し、前記各板ばね部分のまっすぐな部分を、前記アーム
の１つに連結し、前記板ばね部分の指片を、前記アーム
のうちの隣接するアームと、前記アーマチュア板との間
に挾んだ、請求項７の電磁継手用アーマチュア・アセン
ブリ。 - 【請求項１０】 前記アームの自由端部に一体に形成さ
れ、前記自由端部から軸線方向に突出し、前記アーマチ
ュア板が前記正常位置にあるときに、前記各指片に接触
する手段をさらに備えた、請求項９の電磁継手用アーマ
チュア・アセンブリ。 - 【請求項１１】 前記各板ばね部分の第１の部分を、こ
の板ばね部分のまっすぐな部分のかど部で前記指片によ
り前記アーマチュア板に連結した、請求項８の電磁継手
用アーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項１２】 （イ）磁気抵抗の低い材料で作られ、
磁束を保持できる大体において円形のアーマチュア板
と、（ロ）このアーマチュア板に対し軸線方向に対向す
る関係に配置した、３個の角度的に互いに間隔を置いて
軸線方向に延びる取付けアームを持つハブと、（ハ）前
記アーマチュア板を前記取付けアームに固定し、前記ア
ーマチュア板と前記ハブとを一緒に回転するように連結
すると共に、前記アーマチュア板が、前記取付けアーム
の方へ軸線方向に近づき又前記取付けアームから遠ざか
る向きに移動するように前記アーマチュア板を支えるば
ね手段とを備え、このばね手段を、前記アーマチュア板
に連結した第１の部分と、前記取付けアームの１つに連
結した第２の部分とをそれぞれ持つ１連の３個の角度的
に互いに間隔を置いた大体において円形の板ばね部分に
より構成し、前記板ばね区分を付勢して前記アーマチュ
ア板を軸線方向に前記取付けアームに向かい正常位置に
付勢し前記板ばね部分がたわむことにより、前記アーマ
チュア板を前記各取付けアームから遠ざかる向きに軸線
方向に移動させることができるようにし、前記各板ばね
部分を貫いてその前記第１の部分と前記第２の部分との
間に軸線方向に形成した大きい穴を設け、前記板ばね部
分を、磁気抵抗の高い試料で作り、前記各板ばね部分と
一体に形成され、その前記穴内に大体において半径方向
に突出する舌状片を設け、前記アーマチュア板を前記取
付けアームと接触しない状態に保持することにより、前
記アーマチュア板と前記取付けアームとの間に磁束障壁
を確立するよう、前記舌状片を、前記アーマチュア板と
前記取付けアームとの間に挾んだ電磁継手用アーマチュ
ア・アセンブリ。 - 【請求項１３】 前記各取付けアームの自由端部に一体
に形成され、この自由端部から軸線方向に突出し、前記
アーマチュア板が前記正常位置にあるときに、前記各舌
状片に係合する手段をさらに備えた、請求項１２の電磁
継手用アーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項１４】 前記各舌状片を、前記各取付けアーム
から半径方向外方に延ばした、請求項１２の電磁継手用
アーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項１５】 前記各板ばね部分の第１及び第２の部
分を、前記取付けアームの中心と、これと協働する前記
舌状片とに沿い半径方向に延びる線に沿って位置する点
において前記アーマチュア板及びこれと協働する前記取
付けアームにそれぞれ連結した、請求項１４の電磁継手
用アーマチュア・アセンブリ。 - 【請求項１６】 （イ）磁気抵抗の低い材料で作られ、
磁束を保持できる大体において円形のアーマチュア板
と、（ロ）このアーマチュア板に対し軸線方向に対向す
る関係に配置した、３個の角度的に互いに間隔を置いて
半径方向に延びる取付けアームを持つハブと、（ハ）前
記アーマチュア板を前記取付けアームに固定し、前記ア
ーマチュア板と前記ハブとを一緒に回転するように連結
すると共に、前記アーマチュア板が、前記取付けアーム
に対し近づき又前記取付けアームから遠ざかる向きに軸
線方向に移動するように、前記アーマチュア板を支える
ばね手段とを備え、このばね手段を、前記アーマチュア
板に連結した第１の端部部分と、前記取付けアームの１
つに連結した第２の端部部分とを持つ、実質的にまっす
ぐな部分をそれぞれ備えた、角度的に互いに間隔を置い
た１連の３個の板ばねにより構成し、これ等の板ばねを
付勢し前記アーマチュア板を軸線方向に前記各取付けア
ームに向かい正常位置に付勢し、前記板ばねがたわむこ
とにより、前記アーマチュア板を前記取付けアームから
遠ざかる向きに軸線方向に移動させることができるよう
にし、前記板ばねを、磁気抵抗の高い材料で作り、前記
各板ばねのまっすぐな部分と一体に形成され、前記まっ
すぐな部分に対して或る角度をなして延びる指片を設
け、前記アーマチュア板を前記取付けアームと接触しな
い状態に保持することにより、前記アーマチュア板と前
記取付けアームとの間に磁束障壁を確立するように、前
記指片を、前記アーマチュア板と前記取付けアームとの
間に挾んだ電磁継手用アーマチュア・アセンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/700,439 US5119915A (en) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | Electromagnetic coupling armature assembly with flux isolator springs |
| US700439 | 1991-05-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05190320A true JPH05190320A (ja) | 1993-07-30 |
| JP3125160B2 JP3125160B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=24813512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04147947A Expired - Fee Related JP3125160B2 (ja) | 1991-05-15 | 1992-05-15 | 電磁継手用アーマチュア・アセンブリ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5119915A (ja) |
| JP (1) | JP3125160B2 (ja) |
| DE (1) | DE4215528A1 (ja) |
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| JP6945471B2 (ja) | 2018-02-27 | 2021-10-06 | 小倉クラッチ株式会社 | 電磁連結装置 |
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