JP2006226595A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006226595A
JP2006226595A JP2005040160A JP2005040160A JP2006226595A JP 2006226595 A JP2006226595 A JP 2006226595A JP 2005040160 A JP2005040160 A JP 2005040160A JP 2005040160 A JP2005040160 A JP 2005040160A JP 2006226595 A JP2006226595 A JP 2006226595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
plate
heat exchanger
air conditioner
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005040160A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Hisataka
悟 久高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005040160A priority Critical patent/JP2006226595A/ja
Publication of JP2006226595A publication Critical patent/JP2006226595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】天井埋込型空気調和機の風切音抑制整流板は、平行に成形された突起部や穴を有しているため、空気流に対し、抵抗となって、風切音抑制には限界があるという課題を有していた。
【解決手段】熱交換器の内周面側に配設され、ファン回転外周面との適切な距離まで先端が突出し、ファン回転軸に対し平行で同一方向に具備され、ファンから排出される空気流に対し適切な角度や湾曲面が施された、ファン近傍範囲にのみに位置する抵抗が少ない1枚板部を有する整流板を設けることで、空気流に対する抵抗面積を抑え、熱交換効率を維持させながら、装着性確保、軽量化、コスト合理化、水敵飛散防止を図りながら、確実なる風切音抑制が実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、風切音抑制構造を有する天井埋込型の空気調和機に関するものである。
従来、この種の天井埋込型の空気調和機は、略コ字状に形成された熱交換器の支持部と、取付後熱交換器の内側に突出る切起こし部2枚と、天井埋込型筐体への固定部を有する整流板を具備している(例えば、特許文献1参照)。
図7、図8、図9は、特許文献1に記載された従来の天井埋込型の空気調和機の風切音抑制構造を示すものである。図7は、従来例の天井埋込型空気調和機の風切音抑制構造概要図、図8は、従来例の風切音抑制の整流板の斜視図、図9は、従来例の整流板装着時の空気流概念図である。図7〜9において、同一部品については、同一番号を付し、説明を省略する。
図7に示すように、天井埋込型筐体101内は、天面部にモータ102を装着し、ファン103を駆動させ、その周囲を熱交換器104にて包囲するよう構成されている。ファン103によって吸込パネル106から吸込んだ空気流107は、ファン103の回転方向と同じ方向に吹出し、熱交換器104を通過して熱交換され、吹出口108から室内に吹出す。
熱交換器104の内周面にはファン103に向けて突出る整流板105が装着され、整流板105は図8のように、2箇所に突起105aを切り起こし、突起105aに挟まれる位置にある中央部は穴105bを有する形状をしている。ファン103にて吸い込まれた空気は、図9のような流れの空気流となる。ファン103にて吸込パネル106より吸い込まれた空気は、空気流107の経路に沿って流れ、吹出口108から排出されるが、その際、整流板105の突起105aに空気流を当てることで整流され、熱交換器104に対し、スムーズな流れを作り、風切音の抑制を図っている。
特開平5−187649号公報
しかしながら、前記従来の構成では、整流板は、2枚の切起こしからなる突起部が単に平行に具備されており、かつ、2枚の突起部に挟まれる位置となる中央部に熱交換器による熱交換効率維持のための穴をあけているため、流れの速い空気流に対しては、一部、抵抗となって、風切音の抑制には限界があるという基本的な課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、空気流に対する抵抗面積を少なくし、熱交換効率を維持させながら、流れの速い空気流に対しても一層の風切音抑制を実現させる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、熱交換器の内周面側に配設され、ファン回転軸に対し平行でかつファンから排出される空気流に対し所定の角度を持ちファン高さと同程度の長さの板部を有する整流板を設けることで、空気流に対する抵抗面積を少なくでき、熱交換効率を維持させながら、一層の風切音抑制を実現させるものである。
また、本発明の空気調和機は、整流板の板部の下方部を斜めカットあるいはRを施す形状とすることで、この付近を通過する空気流の流れをよりスムーズにさせることで空気流の更なるスムーズな流れを実現させ一層の風切音抑制を実現させるものである。
また、本発明の空気調和機は、整流板の熱交換器配設部の下方部は、棒状あるいは幅少板とすることで、通過する空気流の抵抗を抑え、更なるスムーズな流れを実現させるものである。
また、本発明の空気調和機は、整流板の板部のファンとの対向辺がほぼ鉛直面上にあり、板部を通過する空気流が平均して均一となるように整流板の対向辺とファンの回転外周面との距離を所定値としたことで、熱交換器面でバランスのとれた均一の風速、風量を確保しながら、効果的な風切音抑制を実現させるものである。
また、本発明の空気調和機は、整流板の板部のファンとの対向辺とファンの回転外周面との距離の所定値を上端と下端で変えたことで、異なる冷凍能力確保によるファン径およびファン速の変化時に、整流板の板部の上下がファンの回転外周面とそれぞれ所定の距離を適用させることで柔軟に対応しながら、効果的な風切音抑制を実現させるものである。
また、本発明の空気調和機は、整流板の板部はファンの回転外周面に対し、所定の距離、所定の角度を有し、整流板の熱交換器配設位置はファンセンターから所定のドリフト距離を確保させることで、ファン径および回転数変化による風速、風量および空気流の放射方向に見合った柔軟な対応ができ、かつ、より精度の高い一層の効果的な風切音抑制を実現させるものである。
また、本発明の空気調和機は、整流板の板部は熱交換器に向かって湾曲した形状とすることで、熱交換器からファン側への突出量を抑えることが可能となり、熱交換器からの距離も小さくなるため、湾曲部に付着した水滴が空気流によって熱交換器側に押されながら、整流板の湾曲部を伝わり、下方に位置する水受け皿へより確実に水滴が導かれながら、同時に空気流のスムーズな流れを実現させるものである。
本発明の空気調和機は、空気流に対する抵抗面積を少なくし、熱交換効率を維持させながら、流れの速い空気流に対しても一層の風切音抑制を実現し、更に軽量化およびさらなるコスト合理化をも実現することができる。また、能力の異なるファンに対しても共用可能で、かつ結露水処理を確実に行うことができる。
第1の発明は熱交換器の内周面側に配設され、ファン回転軸に対し平行でかつファンから排出される空気流に対し所定の角度を持ちファン高さと同程度の長さの板部を有する整流板を設けることにより、空気流に対する抵抗面積を少なくでき、熱交換効率を維持させながら、一層の風切音抑制を実現することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の整流板の板部の下方部を斜めカットあるいはRを施す形状とすることにより、この付近を通過する空気流の流れをよりスムーズにさせることで空気流の更なるスムーズな流れを実現させ、一層の風切音抑制を実現することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の整流板の熱交換器配設部の下方部を棒状あるいは幅少板とすることにより、通過する空気流の抵抗を抑え、更なるスムーズな流れを実現することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の整流板の板部のファンとの対向辺がほぼ鉛直面上にあって、板部を通過する空気流が平均して均一となるように整流板の対向辺とファンの回転外周面との距離を所定値とすることにより、熱交換器面でバランスのとれた均一の風速、風量を確保しながら、効果的な風切音抑制を実現することができる。
第5の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の整流板の板部のファンとの対向辺とファンの回転外周面との距離の所定値を、上端と下端で変えたことで、異なる冷凍能力確保によるファン径およびファン速の変化時に、整流板の板部の上下がファンの回転外周面とそれぞれ所定の距離を適用させることで柔軟に対応しながら、効果的な風切音抑制を実現することができる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明の整流板の板部をファンの回転外周面に対し、所定の距離、所定の角度を有し、整流板の熱交換器配設位置はファン中心から所定のドリフト距離を確保することにより、ファン径および回転数変化による風速、風量および空気流の放射方向に見合った柔軟な対応ができ、かつ、より精度の高い一層の効果的な風切音抑制を実現することができる。
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明の整流板の板部を熱交換器に向かって湾曲した形状とすることにより、熱交換器からファン側への突出量を抑えることが可能となり、熱交換器からの距離も小さくなるため、湾曲部に付着した水滴が空気流によって熱交換器側に押されながら、整流板の湾曲部を伝わり、下方に位置する水受け皿へより確実に水滴が導かれながら、同時に空気流のスムーズな流れを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の基本構成を表す正断面図、図2は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の基本構成を表す平断面図、図3は、本発明の第1の実施の形態における整流板の斜視図を示すものである。
図1、図2および図3において、天井埋込型室内ユニット筐体1(以下、筐体1)内にファン2とファン2を駆動させる筐体1の天井面に取り付けられたモータ3を囲むように熱交換器4が配設されている。また、熱交換器4の環状の少なくとも1箇所が、熱交換器4への冷凍サイクルの出入口部を送風回路部と仕切られた仕切板5で接合されている。
熱交換器4の内周面側には、ファン2の回転軸に対し平行で同一方向に具備され、かつファン2から排出される空気流6に対し所定の角度を持ちファン2の高さと同程度の長さでファン2の回転外周面との適切な距離までの幅の板部7aを有する整流板7を設けた構造となっている。この板部7aは空気流6を排出するファン2の近傍範囲8に配設されている。即ち、ファン2が排出する空気流6の影響が強い範囲にのみ位置するものである。ここで、板部7aは、1枚の樹脂製あるいは金属製を使用するものとするが、他の素材を使用しても構わない。
また、筐体1の下方面には、吸込パネル9と吸込パネル9の周囲には、吹出口10が構成される構造となっている。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
ファン2により吸込パネル9から筐体1内に吸込まれる空気は、熱交換器4を通過後、吹出口10から排出されるという空気流6となって筐体1内を導かれる。空気流6は、熱交換器4に対し、任意の角度と速度をもって入射することによる入射抵抗乱流11や仕切板5の表面を通過する空気の流れの速度差によって生じる仕切板乱流12や熱交換器4の熱交曲げ部13による熱交換器4のフィン密集部の空気抵抗差によって生じる曲げ部乱流14が発生しやすい構造となっているが、空気流6に対し適切な角度が施された1枚の板部7aで各乱流11、12、14を整流し、熱交換器4へスムーズに空気流6を導くことで乱流による風切音を抑制できる。その際、ファン2から主に放射線上に排出される空気流6はファン2の近傍範囲8で特に風量、風速が大きいため、その対向部にのみ板部7aが位置する整流板7形状とすることで、その対向部以外での空気流に対する抵抗面積を少なくし、熱交換効率を維持させながら、一層の風切音抑制が図ることができる。具体的にはファン2の近傍範囲8はファン8高さと同程度となる。
以上のように、本実施の形態においては熱交換器の内周面側に配設され、ファン回転軸に対し平行でかつファンから排出される空気流に対し所定の角度を持ちファン高さと同程度の長さの板部を有する整流板を設けることにより、空気流に対する抵抗面積を少なくでき、熱交換効率を維持させながら、一層の風切音抑制を実現することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2について、図1、図3、図4にて説明する。尚、実施の形態1で説明した同一内容については、同一番号を付して説明する。
図3において、整流板7の板部7a下方部15を斜めカットあるいはRを施した構造であり、整流板7の熱交換器4への配設部の下方部16は、棒状あるいは幅少板からなるコの字形状部17を施した構造となっている。
図4は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の要部断面図を示す。
図3、図4において、整流板7の板部7aのファン2との対向辺がほぼ鉛直面上にあり、板部7aを通過する空気流6が平均して均一となるように対向辺とファン2の回転外周面18との距離19が所定値となるような構造となっている。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、整流板7の板部7a下方部15を斜めカットあるいはRを施したことによって、空気流6は、整流板7の板部7a全体面で整流されるため、少しでも、空気の乱流を抑制できるため、板部7a下方部15付近を通過する空気流の流れをよりスムーズにさせることで空気流の更なるスムーズな流れを実現させ一層の風切音抑制を実現できる。
また、整流板7の熱交換器4への配設部の下方部16に、棒状あるいは幅少板からなるコの字形状部17を施したことによって、下方部16付近を通過する空気流の抵抗は少なくなり、更なるスムーズな流れが可能となり、さらに、コの字形状部17を熱交換器4下面を挟み込むような装着が可能なため確実な装着性を確保でき、同時に、熱交換器4への配設部の下方部16は、棒状あるいは幅少板であるため軽量化およびさらなるコスト合理化が実現できる。
更に、整流板7の板部7aのファン2との対向辺がほぼ鉛直面上にあり、板部7aを通過する空気流10が平均して均一となるように対向辺とファン2の回転外周面18との距離19が所定値とすることによって、板部7aを通過する空気流に対し、熱交換器4の内面側でのバランスのとれた均一の風速、風量を確保することで、熱交換効率を維持しながら、かつ、効果的な風切音抑制を実現できる。
以上のように、本実施の形態においては整流板の板部の下方部を斜めカットあるいはRを施す形状とすることにより、この付近を通過する空気流の流れをよりスムーズにさせることで空気流の更なるスムーズな流れを実現させ、一層の風切音抑制を実現することができる。
また、整流板の熱交換器配設部の下方部を棒状あるいは幅少板とすることにより、通過する空気流の抵抗を抑え、更なるスムーズな流れを実現することができる。
更に、整流板の板部のファンとの対向辺がほぼ鉛直面上にあって、板部を通過する空気流が平均して均一となるように整流板の対向辺とファンの回転外周面との距離を所定値とすることにより、熱交換器面でバランスのとれた均一の風速、風量を確保しながら、効果的な風切音抑制を実現することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3について、図5にて説明する。尚、実施の形態1、2で説明した同一内容については、同一番号を付して説明する。
図5は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機の要部断面図を示すものである。
図5において、整流板7の板部7aのファン2との対向辺の上下端とファン2の回転外周面18とをそれぞれ所定の距離19a、19bとした構成となっている。尚、本実施の形態では上端と下端とは直線で結ばれているが、曲線や多角線にしてもよい。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
異なる冷凍能力確保のためのファン2の径およびファン2の回転速の変化時に、整流板7の板部7aのファン2との対向辺の上下端がファン2の回転外周面18とそれぞれ所定の距離19a、19bを適用させることが可能となり、ファン2の径および回転数変化による風速、風量に見合った柔軟な対応ができ、より一層の効果的な風切音抑制を実現できる。
以上のように、本実施の形態においては整流板の板部のファンとの対向辺とファンの回転外周面との距離の所定値を、上端と下端で変えたことで、異なる冷凍能力確保によるファン径およびファン速の変化時に、整流板の板部の上下がファンの回転外周面とそれぞれ所定の距離を適用させることで柔軟に対応しながら、効果的な風切音抑制を実現することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4について、図1、図2、図3にて説明する。尚、実施の形態1〜3で説明した同一内容については、同一番号を付して説明する。
図1、図2、図3において、整流板7の板部7aはファン2の回転外周面17に対し、所定の距離19、所定の角度20を有し、整流板7の熱交換器配設位置21はファン2中心から所定のドリフト距離22を確保した構造となっている。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
異なる冷凍能力確保のためのファン2の径およびファン2の回転速の変化時に、整流板7の板部7aの先端がファン2の回転外周面18との所定の距離19に加え、所定の角度20および整流板7の熱交換器配設位置21の位置をファン2のセンターからのドリフト位置22を適用させることが可能となり、ファン2の径および回転数変化による風速、風量および空気流の放射方向に見合った柔軟な対応ができ、より一層の効果的な風切音抑制を実現できる。
以上のように、本実施の形態においては整流板の板部をファンの回転外周面に対し、所定の距離、所定の角度を有し、整流板の熱交換器配設位置はファン中心から所定のドリフト距離を確保することにより、ファン径および回転数変化による風速、風量および空気流の放射方向に見合った柔軟な対応ができ、かつ、より精度の高い一層の効果的な風切音抑制を実現することができる。
(実施の形態5)
実施の形態5について、図1、図6にて説明する。尚、実施の形態1〜4で説明した同一内容については、同一番号を付して説明する。
図6は、本発明の第5の実施の形態における整流板の斜視図を示すものである。
図6において、整流板7の板部7bは熱交換器4に向かって湾曲した形状を有する構造となっている。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
上記構造によれば、整流板7の板部7bの断面23が熱交換器4に向かって湾曲した形状となるため、熱交換器4からファン2側への突出量24を抑えることが可能となり、整流板7の板部7bが具備される位置も熱交換器4表面から近距離となるため、湾曲面部25に付着した温度差により発生しやすい水滴は、空気流6によって熱交換器4側に押されながら整流板7の湾曲面部25内面を伝わり、確実に下方に位置する水受け皿に水滴が導かれ、水受け皿以外への飛散を抑制しながら同時に空気流のスムーズな流れが作られるため、効果的な風切音抑制を実現できる。
以上のように、本実施の形態においては整流板の板部を熱交換器に向かって湾曲した形状とすることにより、熱交換器からファン側への突出量を抑えることが可能となり、熱交換器からの距離も小さくなるため、湾曲部に付着した水滴が空気流によって熱交換器側に押されながら、整流板の湾曲部を伝わり、下方に位置する水受け皿へより確実に水滴が導かれながら、同時に空気流のスムーズな流れを実現することができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、天井埋込型空気調和機の風切音抑制構造において、コンパクトな熱交換器レイアウト構造に対して、熱交換器の熱交換効率を低下させることなく、コスト合理化を図りながら、効果的かつ精度良く風切音抑制ができるため、大規模、小規模に関わらずファン有し、周囲に熱交換器などのフィンおよびそれに相当する形状からなる構造を有するプラント関連等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の基本構成を表す正断面図 本発明の実施の形態1における空気調和機の基本構成を表す平断面図 本発明の実施の形態2における整流板の斜視図 本発明の実施の形態2における空気調和機の要部断面図 本発明の実施の形態3における空気調和機の要部断面図 本発明の実施の形態5における整流板の斜視図 従来の空気調和機の風切音抑制構造概要図 従来の風切音抑制の整流板の斜視図 従来の整流板装着時の空気流概念図
符号の説明
1 天井埋込型室内ユニット筐体
2 ファン
3 モータ
4 熱交換器
5 仕切板
6 空気流
7 整流板
7a、7b 板部
8 ファンの近傍範囲
9 吸込パネル
10 吹出口
11 入射抵抗乱流
12 仕切板乱流
13 熱交曲げ部
14 曲げ部乱流
15 板部下方部
16 熱交換器への配設部の下方部
17 コの字形状部
18 ファンの回転外周面
19、19a、19b 所定の距離
20 所定の角度
21 板部の角度の頂点
22 ドリフト位置
23 断面
24 突出量
25 湾曲面部

Claims (7)

  1. ファンと、ファンを囲むように配設される熱交換器からなる天井埋込型室内ユニット筐体を有し、前記熱交換器の内周面側に配設され、前記ファン回転軸に対し平行でかつ前記ファンから排出される空気流に対し所定の角度を持ち前記ファン高さと同程度の長さの板部を有する整流板を設けた空気調和機。
  2. 整流板の板部の下方部を斜めカットあるいはRを施したことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 整流板の熱交換器配設部の下方部は、棒状あるいは幅少板であることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 整流板の板部のファンとの対向辺がほぼ鉛直面上にあり、前記板部を通過する空気流が平均して均一となるように前記対向辺と前記ファンの回転外周面との距離を所定値としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. 整流板の板部のファンとの対向辺と前記ファンの回転外周面との距離の所定値を上端と下端で変えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  6. 整流板の板部はファンの回転外周面に対し、所定の距離、所定の角度を有し、前記整流板の熱交換器配設位置はファン中心から所定のドリフト距離を確保したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和機。
  7. 整流板の板部は熱交換器に向かって湾曲した形状であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気調和機。
JP2005040160A 2005-02-17 2005-02-17 空気調和機 Pending JP2006226595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005040160A JP2006226595A (ja) 2005-02-17 2005-02-17 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005040160A JP2006226595A (ja) 2005-02-17 2005-02-17 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006226595A true JP2006226595A (ja) 2006-08-31

Family

ID=36988120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005040160A Pending JP2006226595A (ja) 2005-02-17 2005-02-17 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006226595A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315625A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ブラケット、室内機ユニットおよび空気調和機
KR100821733B1 (ko) * 2006-12-28 2008-04-14 엘지전자 주식회사 공기 조화기
JP2011012937A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空調用室内ユニット
JP2011106777A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2012083008A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内機
JP2012220163A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和機
WO2013047240A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 三洋電機株式会社 天井埋込型空気調和装置
JP2013164219A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Daikin Industries Ltd 室内機
CN105240941A (zh) * 2015-10-15 2016-01-13 珠海格力电器股份有限公司 一种空气调节装置及其控制方法
US20160223211A1 (en) * 2015-01-30 2016-08-04 Hitachi Appliances, Inc. Air Conditioning Unit
JP2016142450A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機
WO2017037556A1 (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン) リミテッド 空気調和機の室内機
JP2018204829A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 株式会社富士通ゼネラル ダクト型空気調和機
JP2018204827A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 株式会社富士通ゼネラル ダクト型空気調和機
EP3739268A4 (en) * 2018-01-19 2021-03-17 Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. AIR CONDITIONER
WO2022113283A1 (ja) * 2020-11-27 2022-06-02 三菱電機株式会社 空気調和機の室内機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09236277A (ja) * 1996-02-27 1997-09-09 Mitsubishi Electric Corp 熱交換装置
JPH11344237A (ja) * 1999-04-16 1999-12-14 Sanyo Electric Co Ltd 熱交換ユニット
JP2000121089A (ja) * 1998-10-20 2000-04-28 Hitachi Ltd 空気調和機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09236277A (ja) * 1996-02-27 1997-09-09 Mitsubishi Electric Corp 熱交換装置
JP2000121089A (ja) * 1998-10-20 2000-04-28 Hitachi Ltd 空気調和機
JPH11344237A (ja) * 1999-04-16 1999-12-14 Sanyo Electric Co Ltd 熱交換ユニット

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315625A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ブラケット、室内機ユニットおよび空気調和機
KR100821733B1 (ko) * 2006-12-28 2008-04-14 엘지전자 주식회사 공기 조화기
JP2011012937A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空調用室内ユニット
JP2011106777A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2012083008A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内機
JP2012220163A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和機
WO2013047240A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 三洋電機株式会社 天井埋込型空気調和装置
JPWO2013047240A1 (ja) * 2011-09-30 2015-03-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 天井埋込型空気調和装置
JP2013164219A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Daikin Industries Ltd 室内機
US20160223211A1 (en) * 2015-01-30 2016-08-04 Hitachi Appliances, Inc. Air Conditioning Unit
JP2016142431A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機
CN105864885A (zh) * 2015-01-30 2016-08-17 日立空调·家用电器株式会社 空气调节单元
JP2016142450A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機
WO2017037556A1 (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン) リミテッド 空気調和機の室内機
CN105240941A (zh) * 2015-10-15 2016-01-13 珠海格力电器股份有限公司 一种空气调节装置及其控制方法
JP2018204829A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 株式会社富士通ゼネラル ダクト型空気調和機
JP2018204827A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 株式会社富士通ゼネラル ダクト型空気調和機
JP7025682B2 (ja) 2017-05-31 2022-02-25 株式会社富士通ゼネラル ダクト型空気調和機
EP3739268A4 (en) * 2018-01-19 2021-03-17 Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. AIR CONDITIONER
WO2022113283A1 (ja) * 2020-11-27 2022-06-02 三菱電機株式会社 空気調和機の室内機
JPWO2022113283A1 (ja) * 2020-11-27 2022-06-02
JP7374345B2 (ja) 2020-11-27 2023-11-06 三菱電機株式会社 空気調和機の室内機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006226595A (ja) 空気調和機
JP6041895B2 (ja) 空気調和機
JP2016142431A (ja) 空気調和機
JP2007170331A (ja) ターボファン及びこれを用いた空気調和機の室内ユニット
WO2013150569A1 (ja) 空気調和装置の室内機
JP5322542B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP6578907B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JP5383628B2 (ja) 空気調和機
WO2013118497A1 (ja) 室内機
EP2472125A2 (en) Axial flow fan and outdoor unit for air conditioner
JP5837235B2 (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP2014016084A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP2008240590A (ja) ターボファン
JP2009127930A (ja) 空気調和機
JP5533969B2 (ja) 空気調和機
JP2014020235A (ja) 軸流送風機およびこれを用いた空気調和機の室内機
JP2006258344A (ja) 空気調和機
JP2014129994A (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2011058695A (ja) 床置式空気調和機
JP5128221B2 (ja) 室内熱交換器及び空気調和機
JP5287549B2 (ja) 空気調和装置の室内機
JP2016188578A (ja) 送風装置
WO2014097437A1 (ja) 空気調和装置の室内機
JP6390271B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP6399942B2 (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070828

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070912

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101109