JP2011058695A - 床置式空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、コンパクトな構造であって消費エネルギーをさらに改善した床置式空気調和機を提供することを課題とする。
【解決手段】上記課題を解決するために本発明に係る床置式空気調和機は、吸込グリル及び吹出部を有する本体と、本体内に配置された熱交換器と、熱交換器と熱交換した室内空気を吹出部より送風する室内ファンと、を備え、熱交換器の上部を本体の前面側,熱交換器の下部を本体の背面側に傾斜するように熱交換器を配置し、熱交換器の傾斜角度を水平面に対して51度から80度とする。本発明によれば、コンパクトな構造であって消費エネルギーをさらに改善した床置式空気調和機を提供することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】上記課題を解決するために本発明に係る床置式空気調和機は、吸込グリル及び吹出部を有する本体と、本体内に配置された熱交換器と、熱交換器と熱交換した室内空気を吹出部より送風する室内ファンと、を備え、熱交換器の上部を本体の前面側,熱交換器の下部を本体の背面側に傾斜するように熱交換器を配置し、熱交換器の傾斜角度を水平面に対して51度から80度とする。本発明によれば、コンパクトな構造であって消費エネルギーをさらに改善した床置式空気調和機を提供することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は床置式空気調和機の室内機に係り、特に室内機に搭載される熱交換器の構成に関する。
従来の床置式空気調和機の室内機として、垂直に配置した熱交換器とその熱交換器の背面側に配置される室内ファンとの組み合わせにより構成されるものがある(例えば、特許文献1(第1図)参照)。特許文献1に記載のように熱交換器を垂直に配置すると、熱交換器上部近傍に配置されるファンによる空気の流動に対して、熱交換器下部近傍の空気の流動の追従性が悪く、熱交換効率低下の原因となる。
これらを改善する方策として、ファンの有効外径を大きくすることやファンモータの回転数を増加させることで熱交換器に対する風速を増大させることが可能であるが、これらの方策は、室内機の外径寸法を大きくする必要が生じるとともに、消費エネルギーの増大という問題がある。
他の従来技術として、傾斜配置した熱交換器とその熱交換器の背面側に配置される室内ファンとの組み合わせにより空気調和機を構成することにより、吸込面積を増大させるものがある(例えば、特許文献2(第1図)参照)。
しかしながら、特許文献2に示すように傾斜配置した熱交換器の構成であっても、空気流動の追従性が完全には改良されていない。また、熱交換器と送風機が上下方向に配置されることにより、室内機が大型化してしまう。
本発明の課題は、コンパクトな構造であって、消費エネルギーをさらに改善した床置式空気調和機を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る床置式空気調和機は、吸込グリル及び吹出部を有する本体と、本体内に配置された熱交換器と、熱交換器と熱交換した室内空気を吹出部より送風する室内ファンと、を備え、熱交換器の上部を本体の前面側,熱交換器の下部を本体の背面側に傾斜するように熱交換器を配置し、熱交換器の傾斜角度を水平面に対して51度から80度とする。
本発明によれば、コンパクトな構造であって消費エネルギーをさらに改善した床置式空気調和機を提供することができる。
以下本発明に係る第1の実施例を図1及び図3に基づいて説明する。図1は本実施例の室内機の断面図であり、図3は従来技術の室内機の断面図である。
本実施例の床置式空気調和機は、図1に示す室内機と図示しない室外機とから構成される。図1に示すように、室内機は、主として、室内機の前面側下部に配置された吸込グリル12(空気吸込口),室内機の上部に配置された吹出部7(空気吹出口),風向を指定の角度で調整可能とする導風板8,吸込グリル12から吸い込まれた室内空気を熱交換する熱交換器2,熱交換器の風上側に配置された吸込側のフィルター6,熱交換器2よりも室内機背面側で且つ風下側に位置し熱交換器2により熱交換された室内空気を吹出部7から送風する室内ファン3,冷房運転時に熱交換器2にて発生した凝縮水を導き排出するための凝縮水受皿5及び凝縮水受皿の排水口5a、並びに本体の剛性を確保する背面シャーシ1を備え、これら室内機の構成要素は、意匠面を構成する前面カバーを含めた筐体(室内熱交換器本体)に内包される。ここで、熱交換器2は、上部が室内機前面側に、下部が室内機背面側に傾斜して配置される。尚、4は室内ファン回転中心であり、θは熱交換器と水平基準線10との鋭角方向角度である。また、吸込グリル12の開口面積に対応して熱交換器への風速が変動し、吹出部7は風路において静圧の回収を行い風量の大小に関与する。
このように、上部が室内機前面側に下部が室内機背面側に傾斜するように熱交換器2を配置させることで、図3の従来技術よりも優れた効果を得ることができる。
まず、上部が室内機前面側に下部が室内機背面側に傾斜するように熱交換器2を配置させることで、フィルター6に対する通風抵抗が低減される。従って、熱交換器に対する風速が増大し、省エネルギー性の向上が可能となる。さらに、上部が室内機前面側に下部が室内機背面側に傾斜するように熱交換器2を配置させることで、吸込グリル12の上部を本体の前面側に下部を本体の背面側に傾斜するように吸込グリル12を配置することができるので、吸込グリル12の総面積が増大し、さらなる風速増大が可能となる。
また、上部が室内機前面側に下部が室内機背面側に傾斜するように熱交換器2を配置させ、且つ、室内空気を室内機下部から吸込み室内機上部から吹き出すことで、図3に示すような吸込空気の滞留箇所11が小さくなるので、さらなる省エネルギー性の向上が可能となる。
さらに、上部が室内機前面側に下部が室内機背面側に傾斜するように熱交換器2を配置させることで、室内機前面側に傾斜することにより形成された熱交換器2上部の背面側(室内機背面側)の空間に室内ファンを配置することができるので、室内機全体としてコンパクトな構造となる。また、室内ファン3を下側に移動可能であるので、吹出部7の容積を大きくとることができる。これにより吹出部7による風路の形成が容易になるとともに、室内ファン3による静圧の回収も容易となり、風速の増大、結果として省エネルギー性の向上が可能となる。
熱交換器2を傾斜配置することで構造設計的な自由度として熱交換器の高さを増加可能である。これは室内機本体に対して断面対角線方向に近く配置できるためである。
逆に性能に余裕があり熱交換器の高さを増加する必要がない場合は、熱交換器2を傾斜配置することで、凝縮水受皿の排水口5aの床面からの高さを増加することが可能である。これにより凝縮水排出の際に必要な排水角度を改善し、ヘドロや埃などによる凝縮水受皿の排水口5aのつまりなどに由来する故障の発生を低減することができる。
ここで、発明者による検討結果から、熱交換器2と水平基準線10との鋭角方向角度θは51度から80度が最適である。51度よりも小さい場合は親水性の熱交換フィンを使用したとしても凝縮水が熱交換器2の下部に配置される凝縮水受皿の排水口5aに滴下せずに、熱交換フィンを伝う過程で中途滴下してしまうおそれがある。80度よりも大きい場合は、吸込空気の滞留箇所11の容積が有意に減少しない。
次に、本発明に係る第2の実施例を図2に基づいて説明する。図2は本実施例の室内機の断面図である。本実施例に係る空気調和機の基本的な構成は第1の実施例と同様であるため詳細な説明は省略し、相違点についてのみ説明する。
吸込グリル12の開口面積が一定の場合、熱交換器に対する風速は吸込グリル12から室内ファン回転中心4までの距離に相関する。すなわち、回転中心4との距離が小さい吸込グリル12a,12bでの風速が大きく、回転中心4との距離が大きい吸込グリル12h,12iでの風速が小さくなる。そのため、熱交換器に対する風速分布が不均一となり、熱交換器の効率が面積増加率に対し比例しないという問題点がある。
そこで本実施例においては、回転中心からの距離が近いほど吸込グリルのピッチを密にし、回転中心からの距離が遠いほど吸込グリルのピッチを疎にする(つまり、吸込グリルのピッチを回転中心からの距離に比例させる)。具体的には、図2に示すように、吸込グリル12a〜12eのピッチを密に、12h〜12iのピッチを疎として、吸込グリルの開口面積を変化させる。その結果、熱交換器に風速分布の不均一が緩和され、熱交換器効率の向上が可能となる。
1 背面シャーシ
2 熱交換器
3 室内ファン
4 室内ファン回転中心
5 凝縮水受皿
5a 凝縮水受皿の排水口
6 フィルター
7 吹出部
8 導風板
9 前面カバー
10 水平基準線
11 吸込空気の滞留箇所
12 吸込グリル
θ 熱交換器と水平面との鋭角方向角度
2 熱交換器
3 室内ファン
4 室内ファン回転中心
5 凝縮水受皿
5a 凝縮水受皿の排水口
6 フィルター
7 吹出部
8 導風板
9 前面カバー
10 水平基準線
11 吸込空気の滞留箇所
12 吸込グリル
θ 熱交換器と水平面との鋭角方向角度
Claims (3)
- 吸込グリル及び吹出部を有する本体と、前記本体内に配置された熱交換器と、前記熱交換器と熱交換した室内空気を前記吹出部より送風する室内ファンと、を備え、
前記熱交換器の上部を前記本体の前面側,前記熱交換器の下部を前記本体の背面側に傾斜するように前記熱交換器を配置し、
前記熱交換器の傾斜角度が水平面に対して51度から80度である床置式空気調和機。 - 請求項1において、前記室内ファンの回転中心からの距離が近いほど前記吸込グリルのピッチを密にし、前記室内ファンの回転中心からの距離が遠いほど前記吸込グリルのピッチを疎にする床置式空気調和機。
- 請求項1又は2において、前記吸込グリルを前記本体の前面下部に、前記吹出部を前記本体の上部に配置し、
前記吸込グリルの上部を前記本体の前面側,前記吸込グリルの下部を前記本体の背面側に傾斜するように前記吸込グリルを配置し、
前記室内ファンを、前記本体の前面側に配置された前記熱交換器の上部と前記本体の背面側との間に配置する床置式空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009207656A JP2011058695A (ja) | 2009-09-09 | 2009-09-09 | 床置式空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009207656A JP2011058695A (ja) | 2009-09-09 | 2009-09-09 | 床置式空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011058695A true JP2011058695A (ja) | 2011-03-24 |
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ID=43946543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009207656A Withdrawn JP2011058695A (ja) | 2009-09-09 | 2009-09-09 | 床置式空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011058695A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013150568A1 (ja) | 2012-04-06 | 2013-10-10 | 三菱電機株式会社 | 床置き型空気調和機 |
CN106247604A (zh) * | 2016-08-15 | 2016-12-21 | 安徽天祥空调科技有限公司 | 一种易拆装空调换热器 |
JP2019178828A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
CN112880021A (zh) * | 2021-01-25 | 2021-06-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调的控制装置、方法和空调 |
CN114264062A (zh) * | 2020-09-16 | 2022-04-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 整流格栅、离心风机及壁挂式空调器 |
-
2009
- 2009-09-09 JP JP2009207656A patent/JP2011058695A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013150568A1 (ja) | 2012-04-06 | 2013-10-10 | 三菱電機株式会社 | 床置き型空気調和機 |
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JP7093501B2 (ja) | 2018-03-30 | 2022-06-30 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
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