JP2006119120A - カーナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 経路案内を実行ながら乗員の行き慣れた経路を通って目的地へ向かう場合であっても、乗員に不快感を与えないようにすること。
【解決手段】 交通関連情報と経路関連情報を画面表示と音声によって案内する通常モードと、交通関連情報を画面表示と音声とによって案内し、経路関連情報を画面表示のみによって案内する、若しくは、経路関連情報を画面表示と音声によって案内する際、通常モードにおける経路関連情報の音声案内に比べて簡略化した音声案内を行う経路音声案内簡略・省略モードの2つの案内モードが設定され、現在地(出発地)から目的地までの案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路であると判定された場合には、当該区間の案内モードとして、経路音声案内簡略・省略モードを選択し、当該区間で音声案内を行う場合には、この選択した案内モードに従う案内を実行する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、カーナビゲーション装置に関するものである。
従来、例えば、特許文献1に示されるように、経路案内機能を使用することなく、車両の進行方向の道路における交通情報を表示する車両用ナビゲーション装置がある。このナビゲーション装置では、車両の進行方向における道路を表示すべき交通情報の対象道路としているため、この進行方向における道路ではないものの、車両が進むであろう目的地までの道路における交通情報を表示することができない。
これに対し、例えば、特許文献2に示される車両用ナビゲーション装置では、目的地までの最適経路を設定し、この最適経路上に交通渋滞があるときは、その渋滞情報を最適経路とともに表示する。これにより、車両の進行方向の道路だけでなく、その進行方向とは異なる車両が進むであろう目的地までの経路における交通情報が表示可能となる。
特開2000−346664号公報 特許第2785528号公報
上述した渋滞情報等の交通情報は、乗員が今後進むべき道路を選択する際に影響を与える重要な情報であるため、乗員に対して確実に認識させる必要がある。従って、渋滞情報等の交通情報については、画面表示とともに音声で案内することが望ましい。
また、最適経路については、乗員の行き慣れていない目的地へ向かう場合、その目的地までの経路上における交差点や分岐地点等での案内は乗員にとって必要な情報であるため、交通情報と同様に、最適経路を画面表示とともに音声で案内することが望ましい。
しかしながら、乗員の行き慣れた目的地へ向かう場合、画面表示と音声による最適経路案内は必ずしも必要ではなく、例えば、画面表示から最適経路における車両の進行状況が確認できる程度であれば良いことが多い。従って、乗員の行き慣れた目的地へ向かう場合に画面表示とともに音声で最適経路を案内すると、乗員は音声による案内が煩わしく感じ、不快感を与えることがある。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたもので、経路案内を実行しながら乗員の行き慣れた経路など特別な経路を通って目的地へ向かう場合であっても、乗員に不快感を与えないようにすることができるカーナビゲーション装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載のカーナビゲーション装置は、
車両の交通に関わる交通関連情報を取得する交通関連情報取得手段と、
目的地を設定する設定手段と、
出発地から設定手段の設定した目的地までの案内経路を探索する経路探索手段と、
経路探索手段の探索した案内経路に関わる経路関連情報を画面表示と音声によって案内するとともに、案内経路の案内中に案内経路上、又は/及び案内経路近傍における交通関連情報を取得した場合に交通関連情報を画面表示と音声によって案内する経路案内手段と、を備えるカーナビゲーション装置であって、
案内経路の一部区間又は全区間が乗員にとって特別な経路であるか否かを判定する判定手段と、
判定手段が乗員にとって特別な経路であると判定した場合、経路関連情報のうち、当該乗員にとって特別な経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間に関わる経路関連情報を編集する経路関連情報編集手段と、を備え、
経路案内手段は、少なくとも乗員にとって特別な経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の音声案内について、経路関連情報編集手段が編集した経路関連情報を用いることを特徴とする。
これにより、乗員にとって特別な経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の音声案内については、編集後の経路関連情報を用いるため、編集前の経路関連情報を用いた音声案内に比べて、乗員の感じる煩わしさを低下させることが可能となる。その結果、乗員に不快感を与えないようにすることができる。
請求項2に記載のカーナビゲーション装置によれば、経路関連情報編集手段は、乗員にとって特別な経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の音声案内が省略されるように編集することを特徴とする。
このように、乗員にとって特別な経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の音声案内が省略されるように編集することで、当該区間においては、画面表示のみによって経路関連情報を案内するようになる。その結果、乗員は音声による案内が煩わしく感じることがなくなる。
請求項3に記載のカーナビゲーション装置によれば、経路関連情報編集手段は、編集前の経路関連情報を用いた音声案内に比べて簡略化した音声案内が行われるように編集することを特徴とする。
このように、乗員にとって特別な経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の音声案内については、簡略化した音声案内が行われるように編集することで、当該区間において、簡略化した音声案内が行われるようになる。その結果、乗員は音声による案内が煩わしく感じることが少なくなる。
請求項4に記載のカーナビゲーション装置によれば、経路関連情報編集手段は、編集前の経路関連情報の音声案内に比べて、その音声案内の回数が減るように編集することを特徴とする。これにより、経路関連情報の音声案内の回数を相対的に少なくすることができる。
請求項5に記載のカーナビゲーション装置によれば、経路関連情報編集手段は、編集前の経路関連情報の音声案内のうち、重要度の低い音声案内が省略されるように編集することを特徴とする。これにより、経路関連情報の音声案内を相対的に重要度の高い案内のみに変更することができる。
請求項6に記載のカーナビゲーション装置によれば、経路関連情報編集手段は、編集前の経路関連情報の音声案内の内容を簡略な内容に編集することを特徴とする。これにより、経路関連情報の音声案内を簡略な内容に変更することができる。
請求項7に記載のカーナビゲーション装置は、
車両の交通に関わる交通関連情報を取得する交通関連情報取得手段と、
目的地を設定する設定手段と、
出発地から設定手段の設定した目的地までの案内経路を探索する経路探索手段と、
経路探索手段の探索した案内経路に関わる経路関連情報を画面表示と音声によって案内するとともに、案内経路の案内中に案内経路上、又は/及び案内経路近傍における交通関連情報を取得した場合に交通関連情報を画面表示と音声によって案内する経路案内手段と、を備えるカーナビゲーション装置であって、
案内経路の一部区間又は全区間が乗員にとって特別な経路であるか否かを判定する判定手段と、
判定手段が乗員にとって特別な経路であると判定した場合、乗員にとって特別な経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間に関わる経路関連情報を新たに作成する経路関連情報作成手段と、を備え、
経路案内手段は、少なくとも乗員にとって特別な経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の音声案内について、経路関連情報作成手段が新たに作成した経路関連情報を用いることを特徴とする。
これにより、乗員にとって特別な経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の音声案内については、新たに作成した経路関連情報を用いるため、新たに作成する前の経路関連情報を用いた音声案内に比べて、乗員の感じる煩わしさを低下させることが可能となる。その結果、乗員に不快感を与えないようにすることができる。
請求項8に記載のカーナビゲーション装置によれば、経路関連情報作成手段は、新たに作成する前の経路関連情報を用いた音声案内に比べて簡略化した音声案内が行われるように作成することを特徴とする。
このように、乗員にとって特別な経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の経路関連情報を新たに作成する際、新たに作成する前の経路関連情報を用いた音声案内に比べて簡略化した音声案内が行われるように作成することで、当該区間において、簡略化した音声案内が行われるようになる。その結果、乗員は音声による案内が煩わしく感じることが少なくなる。
請求項9に記載のカーナビゲーション装置によれば、経路関連情報作成手段は、新たに作成する前の経路関連情報の音声案内に比べて、その音声案内の回数が減るように作成することを特徴とする。これにより、経路関連情報の音声案内の回数を相対的に少なくすることができる。
請求項10に記載のカーナビゲーション装置によれば、経路関連情報編集手段は、重要度の高い音声案内が行われるように作成することを特徴とする。これにより、経路関連情報の音声案内を相対的に重要度の高い案内のみにすることができる。
請求項11に記載のカーナビゲーション装置によれば、経路関連情報編集手段は、新たに作成する前の経路関連情報の音声案内の内容に比べて簡略な内容となるように作成することを特徴とする。これにより、経路関連情報の音声案内を簡略な内容にすることができる。
請求項12に記載のカーナビゲーション装置は、案内経路の出発地及び目的地の履歴、及び車両の走行軌跡の履歴の少なくとも一方を含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段を備え、判定手段は、履歴情報記憶手段の記憶する履歴情報に基づいて判定することを特徴とする。
案内経路の一部区間又は全区間が乗員が行き慣れた経路など、乗員にとって特別な経路であるどうかについては、これまでの案内経路の出発地と目的地の履歴や、車両の走行軌跡の履歴等の履歴情報を記憶しておけば、その履歴情報を基に判断することができる。従って、判定手段によって、履歴情報記憶手段の記憶する履歴情報に基づいて、案内経路の一部区間又は全区間が乗員にとって特別な経路であるか否かを判定することができる。
請求項13に記載のカーナビゲーション装置は、
車両の交通に関わる交通関連情報を取得する交通関連情報取得手段と、
目的地を設定する設定手段と、
出発地から設定手段の設定した目的地までの案内経路を探索する経路探索手段と、
経路探索手段の探索した案内経路に関わる経路関連情報を案内するとともに、案内経路の案内中に案内経路上、又は/及び案内経路近傍における交通関連情報を取得した場合に交通関連情報を案内する経路案内手段と、を備えるものであって、
交通関連情報、及び経路関連情報を画面表示と音声によって案内する通常モードと、交通関連情報を画面表示と音声によって案内し、経路関連情報を画面表示のみによって案内する、若しくは、経路関連情報を画面表示と音声によって案内する際、通常モードにおける経路関連情報の音声案内に比べて簡略化した音声案内を行う経路音声案内簡略・省略モードの2つの案内モードが設定され、通常モード、及び経路音声案内簡略・省略モードの何れか一方の案内モードを選択する案内モード選択手段を備え、
経路案内手段は、案内モード選択手段の選択した案内モードに従う案内を実行することを特徴とする。
上述したように、本発明のカーナビゲーション装置は、交通関連情報と経路関連情報を画面表示と音声によって案内する通常モードと、交通関連情報を画面表示と音声によって案内し、経路関連情報を画面表示のみによって案内する、若しくは、経路関連情報を画面表示と音声によって案内する際、通常モードにおける経路関連情報の音声案内に比べて簡略化した音声案内を行う経路音声案内簡略・省略モードの2つの案内モードが設定され、これら2つの案内モードを選択する案内モード選択手段を備える構成としている。
そして、例えば、乗員の行き慣れていない経路を通って目的地へ向かう場合には、案内モード選択手段によって通常モードを選択し、経路案内手段によって通常モードに従う案内を実行させるようにする。これにより、案内経路上における交差点、分岐地点等の経路関連情報や交通関連情報は、画面表示と音声によって案内されるため、乗員にとって必要な情報を確実に提供することができる。
これに対して、例えば、乗員の行き慣れた経路を通って目的地へ向かう場合には、案内モード選択手段によって経路音声案内簡略・省略モードを選択し、経路案内手段によって経路音声案内簡略・省略モードに従う案内を実行させるようにする。これにより、案内経路上における交差点、分岐地点等の経路関連情報は、画面表示のみによって案内されるようになる、若しくは、画面表示による案内とともに簡略化された音声案内が行われるようになるため、乗員は、画面表示から車両の進行状況が確認できるとともに、乗員に対して不快感を与えないようにすることができる。
請求項14に記載のカーナビゲーション装置は、
案内経路の出発地及び目的地の履歴、及び車両の走行軌跡の履歴の少なくとも一方を含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
履歴情報記憶手段の記憶する履歴情報に基づいて、案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路であるか否かを判定する判定手段と、を備え、
案内モード選択手段は、判定手段が乗員の行き慣れた経路であると判定した場合、乗員の行き慣れた経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の案内モードとして、経路音声案内簡略・省略モードを選択することを特徴とする。
案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路であるかどうかについては、これまでの案内経路の出発地及び目的地の履歴や、車両の走行軌跡の履歴等の履歴情報を記憶しておけば、その履歴情報を基に判断することができる。
従って、判定手段が案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路であると判定した場合に、当該区間の案内モードとして、経路音声案内簡略・省略モードを選択することで、乗員の行き慣れた経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の経路関連情報は、画面表示のみによって案内されるようになる、若しくは、画面表示による案内とともに簡略化された音声案内が行われるようになる。
請求項15に記載のカーナビゲーション装置によれば、判定手段は、規定回数以上のカウント数を示す出発地及び目的地が案内経路上の地点である場合に、出発地から目的地までの区間が乗員にとって特別な経路、若しくは、乗員の行き慣れた経路であると判定することを特徴とする。
案内経路の出発地及び目的地の履歴が規定回数以上のカウント数を示す場合、その出発地及び目的地は、過去に繰り返して案内経路の出発地及び目的地とされた地点であるため、その出発地から目的地までの区間は、乗員の行き慣れた経路など、乗員にとって特別な経路であると考えられる。従って、規定回数以上のカウント数を示す出発地及び目的地が案内経路上の地点である場合に、その出発地から目的地までの区間は、乗員にとって特別な経路、若しくは、乗員の行き慣れた経路であると判定することが可能となる。
請求項16に記載のカーナビゲーション装置によれば、判定手段は、規定回数以上のカウント数を示す車両の走行軌跡が案内経路に重なる場合に、その重なる区間が乗員にとって特別な経路、若しくは、乗員の行き慣れた経路であると判定することを特徴とする。
ある地点間の走行軌跡の履歴が規定回数以上のカウント数を示す場合、その地点間の区間は、過去に繰り返して走行した区間であるため、その地点間の区間は、乗員の行き慣れた経路など、乗員にとって特別な経路であると考えられる。従って、規定回数以上のカウント数を示す車両の走行軌跡が案内経路に重なる場合に、その重なる区間は、乗員にとって特別な経路、若しくは、乗員の行き慣れた経路であると判定することが可能となる。
請求項17に記載のカーナビゲーション装置は、車両の走行軌跡の履歴に基づいて、車両の走行頻度が高い経路を学習する経路学習手段を備え、
判定手段は、案内経路の一部区間又は全区間が経路学習手段の学習対象の経路である場合に、当該学習対象の経路が乗員にとって特別な経路、若しくは、乗員の行き慣れた経路であると判定することを特徴とする。
例えば、自宅近傍等では、乗員の行き慣れた経路を走行する場合が多いため、このような乗員がよく利用する経路を学習し、その学習した経路を含んで案内経路を設定する技術が提案されている(例えば、特開平9−287972号公報等。)。このような車両の走行頻度が高い経路を学習する経路学習手段を備える場合には、案内経路の一部区間又は全区間が学習対象の経路である場合に、当該学習対象の経路が乗員にとって特別な経路、若しくは、乗員の行き慣れた経路であると判定することが可能となる。
請求項18に記載のカーナビゲーション装置は、通常モード、及び経路音声案内簡略・省略モードの何れか一方を指定する案内モード指定手段を備え、
案内モード選択手段は、判定手段が乗員の行き慣れた経路でないと判定した、若しくは、学習対象の経路でないと判定した場合、案内モード指定手段によって指定された案内モードを選択することを特徴とする。
これにより、例えば、請求項15や請求項16に記載した規定回数に基づく判定の結果、乗員の行き慣れた経路ではないと判定される場合であっても、乗員自身の指定した案内モードを選択することができる。その結果、規定回数に基づく判定ではカバーしきれない、経路に対する乗員の認識度合いの違いをカバーすることができる。
請求項19に記載のカーナビゲーション装置は、通常モード、及び経路音声案内簡略・省略モードの何れか一方を指定する案内モード指定手段を備え、案内モード選択手段は、案内モード指定手段によって指定された案内モードを選択することを特徴とする。
これにより、案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路であるかどうかを乗員自ら判断して、案内モードを乗員自身が指定できるようになる。その結果、乗員の指定した案内モードに従う案内を実行することができる。
請求項20に記載のカーナビゲーション装置によれば、経路案内手段は、経路音声案内簡略・省略モードが選択された場合、経路関連情報を画面表示と音声によって案内する際、通常モードにおける経路関連情報の音声案内に比べて、その音声案内の回数を減らすことで、簡略化した音声案内を行うことを特徴とする。これにより、経路音声案内簡略・省略モードが選択された場合、通常モードが選択された場合の経路関連情報の音声案内に比べて、相対的に回数の少ない音声案内を行うことができる。
請求項21に記載のカーナビゲーション装置によれば、経路案内手段は、経路音声案内簡略・省略モードが選択された場合、経路関連情報を画面表示と音声によって案内する際、通常モードにおける経路関連情報の音声案内のうち、重要度の低い音声案内を省略することで、簡略化した音声案内を行うことを特徴とする。これにより、経路音声案内簡略・省略モードが選択された場合、通常モードが選択された場合の経路関連情報の音声案内に比べて相対的に重要度の高い音声案内のみ行うことができる。
請求項22に記載のカーナビゲーション装置によれば、経路案内手段は、経路音声案内簡略・省略モードが選択された場合、経路関連情報を画面表示と音声によって案内する際、通常モードにおける経路関連情報の音声案内の内容を簡略な内容とすることで、簡略化した音声案内を行うことを特徴とする。これにより、経路音声案内簡略・省略モードが選択された場合、通常モードが選択された場合の経路関連情報の音声案内に比べて簡略な内容の音声案内を行うことができる。
請求項23に記載のカーナビゲーション装置によれば、経路案内手段は、交通関連情報として渋滞情報を取得した場合、少なくとも渋滞発生場所、及び渋滞区間の長さを案内することを特徴とする。
例えば、案内経路上に渋滞が発生した場合、図2(b)に示すように、渋滞発生場所(現在位置からの距離「2km先渋滞」)と渋滞区間の長さ(渋滞の長さ「500m」)を画面表示と音声で案内することで、乗員は、今後進むべき道路を選択する際の重要な情報を確実に認識することができる。
請求項24に記載のカーナビゲーション装置は、
渋滞発生場所、及びその付近の詳細地図の画面表示を指示する詳細地図表示指示手段と、
詳細地図表示指示手段からの指示を受けた場合に、詳細地図を画面表示する表示制御を実行する詳細地図表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
例えば、図2(b)に示したように、渋滞発生場所と渋滞区間の長さを案内するとともに、その場所付近の詳細地図の画面表示するための「詳細」アイコンが指示された場合には、図2(c)に示すように、その場所付近の詳細地図を画面表示する。これにより、乗員は、その渋滞区間を迂回するか否かを画面表示に基づいて判断することができる。
請求項25に記載のカーナビゲーション装置は、
渋滞区間を迂回する迂回経路の探索を指示する迂回経路探索指示手段を備え、
経路案内手段は、迂回経路の探索に関する案内を画面表示と音声によって行い、
経路探索手段は、迂回経路の探索に関する案内を行った後、迂回経路探索指示手段によって迂回経路の探索が指示された場合に迂回経路を探索し、
経路案内手段は、迂回経路を案内することを特徴とする。
図2(c)に示したように、渋滞発生場所付近の詳細地図を画面表示するとともに、その渋滞区間を迂回して目的地へ向かう迂回経路の探索に関する案内を画面表示と音声によって行う。これにより、乗員に対して確実に、迂回経路の探索を促すことができる。
この迂回経路探索の案内後、同図(c)に示す迂回経路の探索を指示するための「迂回」アイコンが指示された場合には、上記迂回経路を探索し、そして、図2(d)に示すように、その探索した迂回経路を案内する。これにより、乗員は、迂回経路の探索を指示することができるようになり、その探索された迂回経路の案内を受けることが可能になる。
請求項26に記載のカーナビゲーション装置によれば、乗員にとって特別な経路とは、乗員にとって行き慣れた経路、又は、乗員の操作によって予め登録された経路を指すことを特徴とする。これにより、乗員を基準とした特別な経路とすることができる。
以下、本発明の実施の形態におけるカーナビゲーション装置について、図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、カーナビゲーション装置100の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、カーナビゲーション装置100は、位置検出器1、地図データ入力器6、操作スイッチ群7、外部メモリ8、制御回路9、VICS受信機10、表示装置11、音声出力装置12、リモコンセンサ13、及びリモコン14によって構成される。
なお、制御回路9は通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。ROMには、制御回路9が実行するためのプログラムが書き込まれており、このプログラムに従ってCPU等が所定の演算処理を実行する。
位置検出器1は、自車両の進行方向の方位を検出する地磁気センサ2、自車両の鉛直方向周りの角速度を検出するジャイロセンサ3、自車両の移動距離を検出する距離センサ4、及び衛星からの電波に基づいて、自車両の現在位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機5を有している。これらは、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。
なお、各センサの精度によっては位置検出器1を上述した内の一部で構成してもよく、更に、図示しないステアリングの回転センサ、各転動輪の回転速度から速度を検出する車速センサ等を用いてもよい。
地図データ入力器6は、道路データ、地点検索情報データベース(以下、地点検索情報DB)等によって構成される地図データを入力するための装置である。この地図データを記憶する記憶媒体としては、例えば、メモリカードやハードディスク等の書き込み可能な記憶媒体が用いられる。ここで、地図データを構成する道路データのリンクデータ及びノードデータについて説明する。
先ず、リンクとは、地図上の各道路を交差・分岐・合流する点等の複数のノードにて分割し、それぞれのノード間をリンクとして規定されるものであり、リンクを接続することにより道路が構成される。リンクデータは、リンクを特定する固有番号(リンクID)、リンクの長さを示すリンク長、リンクの始端と終端の座標(緯度・経度)、道路名称、道路種別、幅員、走行レーン数(車線数)等の各データから構成されている。
一方、ノードデータは、地図上の各道路が分岐、合流、交差するノード毎に固有の番号を付したノードID、ノード座標(緯度・経度)、ノード名称(交差点名称等)、ノードに接続する全てのリンクのリンクIDが記述される接続リンクID等の各データから構成されている。
地点検索情報DBは、施設の検索に用いられる索引データ、及び詳細データによって構成される。索引データは、例えば、施設の名称を検索のキーとして特定の施設を検索する名称検索、施設のカテゴリを検索のキーとして特定の施設を検索するカテゴリ検索、現在位置等の位置を検索のキーとして特定の施設を検索する周辺施設検索等、各検索方法毎に索引データが用意されている。
この索引データには、各検索方法に必要な情報のみが格納されており、その他の施設に関する詳細な情報は、詳細データに格納される。なお、各索引データには、この詳細データのアドレスが格納されており、索引データから詳細データを参照することができる。
詳細データは、例えば、名称、座標(緯度・経度)、住所、電話番号、座標精度等からなる施設の詳細なデータを格納している。この詳細データは、検索方法の異なる索引データから参照されるため、検索方法によらない独立した構成となっている。
操作スイッチ群7は、例えば、後述する表示装置11と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルなスイッチ等が用いられ、各種入力に使用される。
外部メモリ8は、書き換え可能な不揮発性の記憶媒体を備えるもので、この記憶媒体には、地点登録情報データベース(以下、地点登録情報DB)、及び履歴情報データベース(以下、履歴情報DB)、ユーザ登録経路データベース(以下、ユーザ登録経路DB)、及び学習経路データベース(以下、学習経路DB)の各種データベースが記憶される。地点登録情報DBは、地点検索情報DBを用いて乗員が検索した施設の情報を登録しておくためのもので、検索した施設の名称、座標(緯度・経度)等からなる登録情報を格納する。また、ユーザ登録経路DBは、乗員の行き慣れた経路が登録される。
一方、履歴情報DBは、図3及び図4に示すように、カーナビゲーション装置100が過去に経路案内機能を実行したときの、案内経路の出発地及び目的地の履歴を示す履歴情報(図3)や、車両の走行軌跡の履歴を示す履歴情報(図4)を記憶したものである。
出発地及び目的地の履歴情報は、図3に示すように、経路案内機能を実行した日付、案内経路の出発地及び目的地の緯度・経度からなる各種のデータから生成されるもので、出発地又は目的地の緯度(又は経度)の低い順にソートされ(並び替えられ)ている。なお、出発地又は目的地の緯度(又は経度)のデータは、近隣同一地域を含めるようにするため、詳細な緯度(又は経度)は切り捨てられている。また、図3に示すように、出発地と目的地が同じ地点である履歴については、カウント数を付することで集約される。
また、走行軌跡の履歴情報は、図4に示すように、カーナビゲーション装置100が作動しているときの車両の現在位置の移動軌跡(すなわち、走行軌跡)の始端地点、及び終端地点の緯度・経度のデータから生成されるもので、始端地点又は終端地点の緯度(又は経度)の低い順にソートされている。なお、始端地点又は終端地点の緯度(又は経度)のデータは、近隣同一地域を含めるようにするため、詳細な緯度(又は経度)は切り捨てられている。また、図4に示すように、始点と終端が同じ地点である履歴については、カウント数を付することで集約される。
VICS受信機10は、道路に敷設されたビーコンや各地のFM放送局を介して、VICS(Vehicle Information and Communication System)センタから配信される道路交通情報(以下、交通関連情報)を受信する装置である。
交通関連情報としては、例えば、渋滞発生場所、渋滞区間の長さ、この渋滞区間を構成するリンク毎の渋滞度やリンク毎の旅行時間(所要移動時間)等によって構成される渋滞情報、事故や工事による通行止めや高速道路等の出入り口閉鎖等の通行規制情報等である。ここで、渋滞度は、複数の評価段階(例えば、渋滞、混雑、空き等)で表されるものである。受信した交通関連情報は、制御回路9で処理され、例えば、渋滞情報や規制情報等は、表示装置11の画面に表示される地図に重ねて表示することができる。
また、交通関連情報として、例えば、図示しない車外との通信接続を行う通信装置を利用して、乾燥、湿潤、積雪、凍結等の路面状態情報や、豪雨や霧の発生等に伴う視界不良の情報を受信するようにしてもよい。
表示装置11は、例えば液晶ディスプレイによって構成され、表示装置11の画面には位置検出器1から入力された自車両の現在位置に対応する自車位置マークと、地図データ入力器6より入力された地図データによって生成される車両周辺の道路地図を表示することができる。音声出力装置12は、スピーカやオーディオアンプ等から構成されるもので、音声による案内等に利用される。
カーナビゲーション装置100は、リモートコントロール端末(以下、リモコンと称する)14を介してリモコンセンサ13から、あるいは操作スイッチ群7から目的地の位置を設定すると、現在地(或いは、乗員の設定した出発地)から目的地までの最適な経路を自動的に探索し、その探索した案内経路において右左折すべき交差点や分岐・合流地点、カーブ路への進入、有料道路の料金所の通過等の経路関連情報を案内する、いわゆる経路案内機能も備えている。このような自動的に最適な経路を探索する手法としては、例えば、周知のダイクストラ法等の手法が知られている。
この経路案内機能では、例えば、右左折すべき交差点に接近する場合には、その交差点の手前700m付近で「およそ700m先、左方向です」、交差点の手前300m付近で「およそ300m先、左方向です」、交差点の直近で「交差点、左方向です」等の音声案内を交差点までの距離に応じて行う。また、カーブ路に進入する場合には、そのカーブ路の入口付近で「前方カーブです」等と音声案内を行ったり、有料道路の料金所を通過する場合には、その料金所の入口/出口付近で「料金所を通過します」等の音声案内を行ったりする。
また、この経路案内機能では、経路案内中にVICS受信機10から交通関連情報を受信した場合に、この交通関連情報を表示装置11による画面表示と音声出力装置12による音声案内を行う。
例えば、案内経路上に渋滞が発生した場合には、図2(b)に示すように、渋滞発生場所(現在位置からの距離「2km先渋滞」)と渋滞区間の長さ(渋滞の長さ「500m」)を画面表示と音声出力で案内する。これにより、乗員は、今後進むべき道路を選択する際の重要な情報を確実に認識することができる。
カーナビゲーション装置100は、上述した経路案内機能のほか、履歴情報DBの走行軌跡の履歴情報に基づいて、車両の走行頻度が高い経路を学習する経路学習機能を備えている。この経路学習機能によって学習対象となった経路は、学習経路DBとして外部メモリ8に記憶され、経路案内機能において案内経路を探索する際、その案内経路に学習対象の経路を含めるために用いられる。すなわち、例えば、自宅近傍等では、乗員の行き慣れた経路を走行する場合が多いため、乗員がよく利用する経路を経路学習機能によって学習し、経路案内機能では、その学習対象の経路を含む案内経路を探索する。これにより、案内経路に乗員がよく利用する経路を含めることができる。なお、経路学習機能については、例えば、特開平9−287972号公報等に詳細な内容が記載されているので、その説明を省略する。
上記の構成を備える本実施形態のカーナビゲーション100の経路案内機能には、上述した交通関連情報と経路関連情報を画面表示と音声によって案内する通常モードと、交通関連情報を画面表示と音声とによって案内し、経路関連情報を画面表示のみによって案内する、若しくは、経路関連情報を画面表示と音声によって案内する際、通常モードにおける経路関連情報の音声案内に比べて簡略化した音声案内を行う経路音声案内簡略・省略モードの2つの案内モードが設定されている。
そして、経路案内機能によって、図5に示すような、現在地(出発地)から目的地までの案内経路が探索された場合、この案内経路の一部区間、又は全区間が乗員の行き慣れた経路であるか否かを履歴情報DBに記憶される履歴情報や学習経路DBの記憶される学習対象の経路に基づいて判定する。これら判定の結果、案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路であると判定された場合には、その一部区間又は全区間の案内モードとして、経路音声案内簡略・省略モードを選択し、この選択した案内モードに従う案内を実行する。
例えば、図5においては、現在地(出発地)から地点N1、及び地点N1から地点N2までの区間が履歴情報や学習対象の経路と一致するため、現在地(出発地)から地点N2までの区間を乗員の行き慣れた経路と判断し、この区間の案内モードとして、経路音声案内簡略・省略モードを選択し、地点N2から地点N3、地点N3から地点N4、及び地点N4から目的地までの残りの区間の案内モードとして、通常モードを選択する。
すなわち、案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路であるかどうかについては、これまでの案内経路の出発地及び目的地の履歴や、車両の走行軌跡の履歴等の履歴情報を記憶しておけば、その履歴情報を基に判断することができる。また、経路学習機能の学習対象の経路は、乗員の行き慣れた経路(言い換えれば、乗員がよく利用する経路であるため、その走行頻度が高い経路)である。そのため、案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路であるかどうかについては、学習対象の経路であるか否かによっても判断できる。
従って、案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路などの乗員にとって特別な経路である場合に、当該区間の案内モードとして、経路音声案内簡略・省略モードを選択することで、乗員の行き慣れた経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の経路関連情報は、画面表示のみによって案内されるようになる、若しくは、画面表示による案内とともに簡略化された音声案内が行われるようになる。
次に、本実施形態のカーナビゲーション装置100による案内モード選択処理について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。先ず、図6に示すステップ(以下、Sと記す)10では、地点検索情報DBや地点登録情報DBを用いて目的地を設定する。S20では、GPS受信機5によって受信される自車両の現在位置を示すGPSデータや道路データを用いて現在地を出発地として自動設定する。なお、乗員が任意の地点を出発地として設定してもよい。S30では、S20において設定された出発地からS10において設定された目的地までの経路を探索し、複数の経路が探索された場合には、案内すべき1つの案内経路を決定する。
S40では、ユーザ登録経路DB、履歴情報DB、及び学習経路DBを用いて、S30において探索された案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路であるか否か、又は/及びユーザ登録済みの経路であるか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合にはS50へ処理を進め、否定判定される場合にはS100へ処理を移行する。
このS40では、先ず、ユーザ登録経路DBを用いて、案内経路の一部区間又は全区間がユーザ登録済みの経路であるか否かを判定する。つまり、ユーザ登録経路DBは、乗員の行き慣れた経路が登録される。従って、案内経路の一部区間又は全区間がユーザ登録済みの経路である場合に、当該ユーザ登録済みの経路が乗員の行き慣れた経路であると判定することが可能となる。
また、S40では、学習経路DBを用いて、案内経路の一部区間又は全区間が学習対象の経路である場合に、当該区間が乗員の行き慣れた経路であると判定する。上述したように、経路学習機能は、乗員の行き慣れた経路を学習するものである。従って、案内経路の一部区間又は全区間が学習対象の経路である場合に、当該学習対象の経路が乗員の行き慣れた経路であると判定することが可能となる。
また、S40では、履歴情報DBを用いて、出発地及び目的地の履歴情報のうち、規定回数以上のカウント数を示す出発地及び目的地が案内経路上の地点である場合に、その出発地から目的地までの区間が乗員の行き慣れた経路であると判定する。すなわち、案内経路の出発地及び目的地の履歴が規定回数以上のカウント数を示す場合、その出発地及び目的地は、過去に繰り返して案内経路の出発地及び目的地とされた地点であるため、その出発地から目的地までの区間は、乗員の行き慣れた経路であると考えられる。従って、規定回数以上のカウント数を示す出発地及び目的地が案内経路上の地点である場合に、その出発地から目的地までの区間は、乗員の行き慣れた経路であると判定することが可能となる。
また、さらに、S40では、履歴情報DBを用いて、車両の走行軌跡の履歴情報のうち、規定回数以上のカウント数を示す車両の走行軌跡が案内経路に重なる(案内経路と一致する)場合に、その重なる(一致する)区間が乗員の行き慣れた経路であると判定する。つまり、ある地点間の走行軌跡の履歴が規定回数以上のカウント数を示す場合、その地点間の区間は、過去に繰り返して走行した区間であるため、その地点間の区間は、乗員の行き慣れた経路であると考えられる。従って、規定回数以上のカウント数を示す車両の走行軌跡が案内経路に重なる(案内経路と一致する)場合に、その重なる区間は、乗員の行き慣れた経路であると判定することが可能となる。
なお、このS40では、ユーザ登録経路DBと履歴情報DBを用いて判定しているが、何れか一方のデータベースのみを用いて判定するようにしてもよい。さらに、S40では、履歴情報DBの出発地及び目的地の履歴情報と車両の走行軌跡の履歴情報を用いているが、何れか一方の履歴情報を用いて判定するようにしてもよい。
S50では、S40にて履歴情報DBを用いて乗員の行き慣れた経路であると判定された案内経路上の区間について、乗員の行き慣れた経路としてユーザ登録経路DBに登録するかどうかの入力操作を乗員に促す。そして、登録する入力操作が行われた場合には、S60にて当該区間をユーザ登録経路として登録する。一方、S50にて登録しない入力操作が行われた場合には、S70にて、当該区間の履歴情報のカウント数をリセットする(ゼロにする)。なお、当該区間が学習対象の経路、或いはユーザ登録済みの経路である場合には、S70の処理を行わずにS100の処理へ移行する。
S80では、乗員の行き慣れた経路、又は/及びユーザ登録済みの経路であると判定された案内経路の一部区間又は全区間の案内モードとして、経路音声案内簡略・省略モードを選択し、それ以外の案内経路の区間が存在する場合には、その区間の案内モードとして、通常モードを選択する。そして、S90では、選択された案内モードに応じた経路案内を開始する。
S100では、S40において否定判定された場合、すなわち、案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路でなく、さらに、ユーザ登録済みの経路でもないと判定した場合には、案内経路の全区間の案内モードを選択させる選択画面を表示装置11に表示し、通常モード、及び経路音声案内簡略・省略モードの何れか一方を乗員に指定させる。
これにより、規定回数に基づく判定の結果、乗員の行き慣れた経路ではないと判定される場合であっても、乗員自身の指定した案内モードを選択することができる。その結果、規定回数に基づく判定ではカバーしきれない、経路に対する乗員の認識度合いの違いをカバーすることができる。
一方、S100では、S50において否定判定された場合には、行き慣れた経路としてのユーザ登録を拒否した案内経路の一部区間又は全区間の案内モードを選択させる選択画面を表示装置11に表示し、通常モード、及び経路音声案内簡略・省略モードの何れか一方を乗員に指定させる。なお、それ以外の案内経路の区間が存在する場合には、その区間の案内モードとして通常モードを指定する。そして、S110では、S100において指定された案内モードに応じた経路案内を開始する。
このように、本実施形態のカーナビゲーション装置100は、交通関連情報と経路関連情報を画面表示と音声によって案内する通常モードと、交通関連情報を画面表示と音声によって案内し、経路関連情報を画面表示のみによって案内する、若しくは、経路関連情報を画面表示と音声によって案内する際、通常モードにおける経路関連情報の音声案内に比べて簡略化した音声案内を行う経路音声案内簡略・省略モードの2つの案内モードが設定され、これら2つの案内モードを選択可能な構成としている。
そして、例えば、乗員の行き慣れていない経路を通って目的地へ向かう場合には通常モードが選択され、この通常モードに従う案内を実行する。これにより、案内経路上における交差点、分岐地点等の経路関連情報や交通関連情報は、画面表示と音声によって案内されるため、乗員にとって必要な情報を確実に提供することができる。
これに対して、乗員の行き慣れた経路を通って目的地へ向かう場合には、経路音声案内簡略・省略モードが選択され、この経路音声案内簡略・省略モードに従う案内を実行する。これにより、案内経路上における交差点、分岐地点等の経路関連情報は、画面表示のみによって案内されるようになる、若しくは、画面表示による案内とともに簡略化された音声案内が行われるようになるため、乗員は、画面表示から車両の進行状況が確認できるとともに、乗員に対して不快感を与えないようにすることができる。
続いて、経路案内機能における通常モードと経路音声案内簡略・省略モードの違いについて説明する。経路音声案内簡略・省略モードは、交通関連情報を画面表示と音声によって案内し、経路関連情報を画面表示のみによって案内する、若しくは、経路関連情報を画面表示と音声によって案内する際、通常モードにおける経路関連情報の音声案内に比べて簡略化した音声案内を行うものである。この経路音声案内簡略・省略モードにおいて、経路関連情報を画面表示のみよって案内(音声案内を省略)するか、簡略化した音声案内を行うかについては、例えば、案内モードとして経路音声案内簡略・省略モードが選択された場合に乗員が選択させるようにしてもよいし、デフォルト設定を何れかに設定しておき、乗員が任意に変更できるようにしてもよい。
ここで、簡略化した音声案内を実現する場合には、例えば、通常モードにおける経路関連情報の音声案内に比べて、その音声案内の回数を減らすようにすればよい。例えば、右左折すべき交差点に接近する場合、通常モードであれば、その交差点の手前700m付近で「およそ700m先、左方向です」、交差点の手前300m付近で「およそ300m先、左方向です」、交差点の直近で「交差点、左方向です」等の音声案内を行うが、これを交差点の手前300m付近で1回のみ音声案内を行うようにする。これにより、相対的に回数の少ない音声案内を行うことができる。
また、例えば、通常モードにおける経路関連情報の音声案内のうち、重要度の低い音声案内を省略するようにして、簡略化した音声案内を実現してもよい。例えば、通常モードでは、カーブ路に進入する場合には、そのカーブ路の入口付近で「前方カーブです」等と音声案内を行ったり、有料道路の料金所を通過する場合には、その料金所の入口/出口付近で「料金所を通過します」等の音声案内を行ったりするが、このような重要度の低い音声案内を省略して、右左折すべき地点でのみ進行方向を音声案内する。これにより、相対的に重要度の高い音声案内のみ行うことができる。
これ以外にも、例えば、通常モードにおける経路関連情報の音声案内の内容を簡略な内容とすることで、簡略化した音声案内を実現してもよい。例えば、通常モードにおいて「およそ700m先、左方向です」等の音声案内を行う場合には、「700m先、左」等のように音声案内の内容を簡略にする。これにより、経路音声案内簡略・省略モードが選択された場合、通常モードが選択された場合の経路関連情報の音声案内に比べて簡略な内容の音声案内を行うことができる。
次に、図2を用いて、通常モードと経路音声案内簡略・省略モードの具体例を説明する。なお、同図の経路音声案内簡略・省略モードは、音声案内が省略された場合を示している。まず、上述した案内モード選択処理によって案内モードが選択され経路案内が開始されると、図2(a)に示すように、左折すべき交差点近傍に差し掛かった場合には、通常モードでは、案内経路の経路関連情報(300m先、左方向)を画面表示と音声とによって行い、経路音声案内簡略・省略モードでは、案内経路の経路関連情報を画面表示のみ(経路案内の音声無し)によって行う。
図2(b)に示すように、案内経路上(又は/及び案内経路近傍)に渋滞が発生した場合には、通常モード、及び経路音声案内簡略・省略モードともに、渋滞発生場所(現在位置からの距離「2km先渋滞」)と渋滞区間の長さ(渋滞の長さ「500m」)を画面表示と音声で案内する。これにより、乗員は、今後進むべき道路を選択する際の重要な情報を確実に認識することができる。
また、図2(b)に示すように、渋滞発生場所と渋滞区間の長さを案内するとともに、その場所付近の詳細地図の画面表示するための「詳細」アイコンを表示し、この「詳細」アイコンがリモコン14、あるいは操作スイッチ群7等から指示された場合には、図2(c)に示すように、その渋滞発生場所付近の詳細地図を画面表示する。これにより、乗員は、その渋滞区間を迂回するか否かを画面表示に基づいて判断することができる。なお、同図(c)に示すように、渋滞区間(TJ)を経路に沿って表示するとともに、渋滞度に応じて、渋滞区間(TJ)の表示態様を変更するようにしてもよい。
また、同図(c)に示すように、渋滞発生場所付近の詳細地図を画面表示するとともに、その渋滞区間を迂回して目的地へ向かう迂回経路の探索に関する案内(渋滞を迂回するルートを探索しますか。)を画面表示と音声によって行う。これにより、乗員に対して確実に、迂回経路の探索を促すことができる。
この迂回経路探索の案内後、同図(c)に示す迂回経路の探索を指示するための「迂回」アイコンがリモコン14、あるいは操作スイッチ群7等から指示された場合には、上記迂回経路を探索する。
そして、図2(d)に示すように、その探索した迂回経路における左折すべき交差点近傍に差し掛かった場合、通常モードでは、経路の案内(300m先、左方向)を画面表示と音声とによって行い、経路音声案内無しモードでは、経路の案内を画面表示のみ(経路案内の音声無し)によって行う。これにより、乗員は、迂回経路の探索を指示することができるようになり、その探索された迂回経路の案内を受けることが可能になる。
(変形例1)
本実施形態のカーナビゲーション装置100における案内モード設定処理は、案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路であるか、又は/及びユーザ登録済みの経路であるかの判定結果によって案内モードを選択するものであるが、この案内モードを乗員自身に指定させ、その指定した案内モードに従う案内を行うようにしてもよい。
例えば、図5に示した現在地から目的地までの案内経路では、案内経路上で右左折すべき地点N1〜N4で複数の区間に分割し、その分割した区間毎に案内モードを乗員に指定させる。これにより、案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路であるかどうかを乗員自ら判断して、案内モードを乗員自身が指定できるようになる。その結果、乗員の指定した案内モードに従う案内を実行することができる。
(変形例2)
本実施形態では、案内経路上に渋滞が発生した場合に、その渋滞を迂回して目的地へ向かう迂回経路の探索に関する案内を行い、迂回経路の探索が指示された場合に迂回経路を探索するものであるが、乗員の意思によって案内経路から離脱した場合であっても、案内経路の再探索を促す案内を画面表示と音声によって行うようにしてもよい。そして、案内経路の再探索が行われた場合には、その再探索後の案内経路について、経路案内機能を実行する際に、その再探索された案内経路について、図6に示した案内モード選択処理のS40以降の処理を実行するようにしてもよい。これにより、再探索された案内経路についても案内モードの選択が可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第1の実施形態のカーナビゲーション装置100の経路案内機能は、通常モードと経路音声案内簡略・省略モードの2つの案内モードが設定され、何れかの案内モードを選択して、その案内モードに従う案内を実行するものである。
これに対し、本実施形態の経路案内機能は、案内モードを予め設定するのではなく、探索された案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路である、又は/及びユーザ登録済みの経路であると判定された場合に、案内経路の経路関連情報のうち、当該乗員の行き慣れた経路、又は/及びユーザ登録済みの経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間に関わる経路関連情報を編集し、当該区間の音声案内については、この編集した経路関連情報を用いる点で異なる。
すなわち、探索された案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路ではなく、また、ユーザ登録済みの経路でもないと判定された場合には、第1の実施形態で説明した通常モードと同様の経路案内を行う(つまり、案内経路に関わる経路関連情報については、画面表示と音声によって行う)を行う。一方、探索された案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路である、又は/及びユーザ登録済みの経路であると判定された場合には、画面表示による案内については、第1の実施形態で説明した通常モードと同様の経路案内を行い、音声案内については、当該区間に関わる音声案内に用いるべき経路関連情報を編集したうえで、その編集した経路関連情報を用いて音声案内を行う。
以下、本実施形態のカーナビゲーション装置100による案内モード選択処理について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図7に示すS10〜S70の処理は、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
S80aでは、乗員の行き慣れた経路、又は/及びユーザ登録済みの経路であると判定された案内経路の一部区間又は全区間に関わる経路関連情報を編集する。このS80aでは、第1の実施形態で説明した通常モードにおける経路関連情報を基に編集するもので、例えば、乗員の行き慣れた経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の音声案内が省略されるように編集したり、編集前の経路関連情報を用いた音声案内に比べて簡略化した音声案内が行われるように編集したりする。
このように、当該区間の音声案内が省略されるように編集することで、当該区間においては、画面表示のみによって経路関連情報を案内するようになる。また、当該区間の音声案内について、簡略化した音声案内が行われるように編集することで、当該区間において、簡略化した音声案内が行われるようになる。その結果、乗員は音声による案内が煩わしく感じることがなくなる。
なお、簡略化した音声案内が行われるようにするためには、例えば、編集前の経路関連情報の音声案内に比べて、その音声案内の回数が減るように編集したり、編集前の経路関連情報の音声案内のうち、重要度の低い音声案内が省略されるように編集したり、あるいは、或いは、編集前の経路関連情報の音声案内の内容を簡略な内容に編集したりするとよい。これにより、経路関連情報の音声案内の回数を相対的に少なくしたり、経路関連情報の音声案内を相対的に重要度の高い案内のみに変更したり、あるいは、経路関連情報の音声案内を簡略な内容に変更したりすることができる。
そして、S90aでは、乗員の行き慣れた経路、又は/及びユーザ登録済みの経路であると判定された案内経路の一部区間又は全区間において音声案内を行う場合には、S80aにて編集された経路関連情報を用い、それ以外の区間においては、編集前の経路関連情報を用いて、音声案内を行う。
S100aでは、S40において否定判定された場合、すなわち、案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路でなく、さらに、ユーザ登録済みの経路でもないと判定した場合には、第1の実施形態で説明した通常モードと同様の通常の経路案内を開始する。
このように、本実施形態のカーナビゲーション装置100は、探索された案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路である、又は/及びユーザ登録済みの経路であると判定された場合に、案内経路の経路関連情報のうち、当該乗員の行き慣れた経路、又は/及びユーザ登録済みの経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間に関わる経路関連情報を編集し、当該区間の音声案内については、この編集した経路関連情報を用いる。
これにより、乗員の行き慣れた経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の音声案内については、編集後の経路関連情報を用いるため、編集前の経路関連情報を用いた音声案内に比べて、乗員の感じる煩わしさを低下させることが可能となる。その結果、乗員に不快感を与えないようにすることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、第2の実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第2の実施形態のカーナビゲーション装置100の経路案内機能は、探索された案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路である、又は/及びユーザ登録済みの経路であると判定された場合に、案内経路の経路関連情報のうち、当該乗員の行き慣れた経路、又は/及びユーザ登録済みのの経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間に関わる経路関連情報を編集し、当該区間の音声案内については、この編集した経路関連情報を用いるものである。
これに対し、本実施形態の経路案内機能は、探索された案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路である、又は/及びユーザ登録済みの経路であると判定された場合、当該区間に関わる経路関連情報を新たに作成し、当該区間の音声案内については、この新たに作成した経路関連情報を用いる点で異なる。
以下、本実施形態のカーナビゲーション装置100による案内モード選択処理について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図8に示すS10〜S70、及びS100aの処理は、第2の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
S80bでは、乗員の行き慣れた経路、又は/及びユーザ登録済みの経路であると判定された案内経路の一部区間又は全区間に関わる経路関連情報を新たに作成する。このS80bでは、例えば、案内経路を構成する道路の道路データ(リンクデータやノードデータ)に基づいて新たに作成する。なお、作成の際には、新たに作成する前の経路関連情報を用いた音声案内に比べて簡略化した音声案内が行われるように作成する。これにより、当該区間において、簡略化した音声案内が行われるようになる。その結果、乗員は音声による案内が煩わしく感じることが少なくなる。
なお、簡略化した音声案内が行われるようにするためには、例えば、新たに作成する前の経路関連情報の音声案内に比べて、その音声案内の回数が減るように作成したり、重要度の高い音声案内が行われるように作成したり、あるいは、新たに作成する前の経路関連情報の音声案内の内容に比べて簡略な内容となるように作成したりするとよい。これにより、経路関連情報の音声案内の回数を相対的に少なくしたり、経路関連情報の音声案内を相対的に重要度の高い案内のみにしたり、あるいは、経路関連情報の音声案内を簡略な内容にしたりすることができる。
そして、S90bでは、乗員の行き慣れた経路、又は/及びユーザ登録済みの経路であると判定された案内経路の一部区間又は全区間において音声案内を行う場合には、S80bにて新たに作成した経路関連情報を用い、それ以外の区間においては、新たに作成する前の経路関連情報を用いて、音声案内を行う。
このように、本実施形態のカーナビゲーション装置100は、探索された案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路である、又は/及びユーザ登録済みの経路であると判定された場合に、案内経路の経路関連情報のうち、当該乗員の行き慣れた経路、又は/及びユーザ登録済みの経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間に関わる経路関連情報を新たに作成し、当該区間の音声案内については、この新たに作成した経路関連情報を用いる。
これにより、乗員の行き慣れた経路に対応する案内経路の一部区間又は全区間の音声案内については、新たに作成した経路関連情報を用いるため、新たに作成する前の経路関連情報を用いた音声案内に比べて、乗員の感じる煩わしさを低下させることが可能となる。その結果、乗員に不快感を与えないようにすることができる。
なお、上記した各実施形態において、ユーザ登録経路DBには乗員の行き慣れた経路が登録されるものとして種々説明したが、ユーザ登録経路DBに登録される経路はこれに限定されるものではない。
例えば、乗員自らが任意の経路を選択操作し、選択操作された経路をユーザ登録経路DBに登録するようにしてもよい。例えば、特定の2つの交差点間を結ぶ道路を選択操作することにより登録することができる。
この場合、ユーザ登録経路DBに登録された乗員登録の経路のコストを他の道路のコストに比して低く調整し、設定された目的地に至る経路を探索する際に、乗員登録の経路が含まれ易くなるようにする。なお、コストは、例えばダイクストラ法により経路を探索する際に利用される地図データのリンクデータに付与されるデータをいう。
その上で、上記各実施形態で説明したのと同様に、少なくとも乗員登録の経路を走行する場合の走行案内を、通常の走行案内と異なる案内として乗員に報知するようにする。こうした場合でも、上記各実施形態で説明したのと同様な効果を得ることができる。
以上のように、本発明は、ユーザ登録経路DBに登録する経路として、乗員の行き慣れた経路や乗員自身が選択操作した登録経路など、乗員にとって特別な経路が適用可能である。
カーナビゲーション装置100の概略構成を示すブロック図である。 (a)〜(d)は、第1の実施形態に係わる、経路案内機能における通常モードと経路音声案内簡略・省略モードの違いを示すイメージ図である。 出発地及び目的地の履歴情報を示すイメージ図である。 走行軌跡の履歴情報を示すイメージ図である。 現在地(出発地)から目的地までの案内経路の一部区間が乗員の行き慣れた経路である場合に、その区間の案内モードとして、音声案内簡略・省略モードを選択した場合のイメージ図である。 第1の実施形態に係わる、案内モード選択処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係わる、案内モード選択処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態に係わる、案内モード選択処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 位置検出器
2 地磁気センサ
3 ジャイロセンサ
4 距離センサ
5 GPS受信機
6 地図データ入力器
7 操作スイッチ群
8 外部メモリ
9 制御回路
10 VICS受信機
11 表示装置
12 音声出力装置
13 リモコンセンサ
14 リモコン
100 カーナビゲーション装置

Claims (26)

  1. 車両の交通に関わる交通関連情報を取得する交通関連情報取得手段と、
    目的地を設定する設定手段と、
    出発地から前記設定手段の設定した目的地までの案内経路を探索する経路探索手段と、
    前記経路探索手段の探索した案内経路に関わる経路関連情報を画面表示と音声によって案内するとともに、前記案内経路の案内中に前記案内経路上、又は/及び前記案内経路近傍における交通関連情報を取得した場合に前記交通関連情報を画面表示と音声によって案内する経路案内手段と、を備えるカーナビゲーション装置であって、
    前記案内経路の一部区間又は全区間が乗員にとって特別な経路であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が乗員にとって特別な経路であると判定した場合、前記経路関連情報のうち、当該乗員にとって特別な経路に対応する前記案内経路の一部区間又は全区間に関わる経路関連情報を編集する経路関連情報編集手段と、を備え、
    前記経路案内手段は、少なくとも前記乗員にとって特別な経路に対応する前記案内経路の一部区間又は全区間の音声案内について、前記経路関連情報編集手段が編集した経路関連情報を用いることを特徴とするカーナビゲーション装置。
  2. 前記経路関連情報編集手段は、前記乗員にとって特別な経路に対応する前記案内経路の一部区間又は全区間の音声案内が省略されるように編集することを特徴とする請求項1記載のカーナビゲーション装置。
  3. 前記経路関連情報編集手段は、編集前の経路関連情報を用いた音声案内に比べて簡略化した音声案内が行われるように編集することを特徴とする請求項1記載のカーナビゲーション装置。
  4. 前記経路関連情報編集手段は、前記編集前の経路関連情報の音声案内に比べて、その音声案内の回数が減るように編集することを特徴とする請求項3記載のカーナビゲーション装置。
  5. 前記経路関連情報編集手段は、前記編集前の経路関連情報の音声案内のうち、重要度の低い音声案内が省略されるように編集することを特徴とする請求項3記載のカーナビゲーション装置。
  6. 前記経路関連情報編集手段は、前記編集前の経路関連情報の音声案内の内容を簡略な内容に編集することを特徴とする請求項3記載のカーナビゲーション装置。
  7. 車両の交通に関わる交通関連情報を取得する交通関連情報取得手段と、
    目的地を設定する設定手段と、
    出発地から前記設定手段の設定した目的地までの案内経路を探索する経路探索手段と、
    前記経路探索手段の探索した案内経路に関わる経路関連情報を画面表示と音声によって案内するとともに、前記案内経路の案内中に前記案内経路上、又は/及び前記案内経路近傍における交通関連情報を取得した場合に前記交通関連情報を画面表示と音声によって案内する経路案内手段と、を備えるカーナビゲーション装置であって、
    前記案内経路の一部区間又は全区間が乗員にとって特別な経路であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が乗員にとって特別な経路であると判定した場合、前記乗員にとって特別な経路に対応する前記案内経路の一部区間又は全区間に関わる経路関連情報を新たに作成する経路関連情報作成手段と、を備え、
    前記経路案内手段は、少なくとも前記乗員にとって特別な経路に対応する前記案内経路の一部区間又は全区間の音声案内について、前記経路関連情報作成手段が新たに作成した経路関連情報を用いることを特徴とするカーナビゲーション装置。
  8. 前記経路関連情報作成手段は、新たに作成する前の経路関連情報を用いた音声案内に比べて簡略化した音声案内が行われるように作成することを特徴とする請求項7記載のカーナビゲーション装置。
  9. 前記経路関連情報作成手段は、前記新たに作成する前の経路関連情報の音声案内に比べて、その音声案内の回数が減るように作成することを特徴とする請求項8記載のカーナビゲーション装置。
  10. 前記経路関連情報編集手段は、重要度の高い音声案内が行われるように作成することを特徴とする請求項8記載のカーナビゲーション装置。
  11. 前記経路関連情報編集手段は、前記新たに作成する前の経路関連情報の音声案内の内容に比べて簡略な内容となるように作成することを特徴とする請求項8記載のカーナビゲーション装置。
  12. 案内経路の出発地及び目的地の履歴、及び車両の走行軌跡の履歴の少なくとも一方を含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段を備え、
    前記判定手段は、前記履歴情報記憶手段の記憶する履歴情報に基づいて判定することを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載のカーナビゲーション装置。
  13. 車両の交通に関わる交通関連情報を取得する交通関連情報取得手段と、
    目的地を設定する設定手段と、
    出発地から前記設定手段の設定した目的地までの案内経路を探索する経路探索手段と、
    前記経路探索手段の探索した案内経路に関わる経路関連情報を案内するとともに、前記案内経路の案内中に前記案内経路上、又は/及び前記案内経路近傍における交通関連情報を取得した場合に前記交通関連情報を案内する経路案内手段と、を備えるカーナビゲーション装置であって、
    前記交通関連情報、及び前記経路関連情報を画面表示と音声によって案内する通常モードと、前記交通関連情報を画面表示と音声によって案内し、前記経路関連情報を画面表示のみによって案内する、若しくは、前記経路関連情報を画面表示と音声によって案内する際、前記通常モードにおける経路関連情報の音声案内に比べて簡略化した音声案内を行う経路音声案内簡略・省略モードの2つの案内モードが設定され、前記通常モード、及び前記経路音声案内簡略・省略モードの何れか一方の案内モードを選択する案内モード選択手段を備え、
    前記経路案内手段は、前記案内モード選択手段の選択した案内モードに従う案内を実行することを特徴とするカーナビゲーション装置。
  14. 案内経路の出発地及び目的地の履歴、及び車両の走行軌跡の履歴の少なくとも一方を含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記履歴情報記憶手段の記憶する履歴情報に基づいて、前記案内経路の一部区間又は全区間が乗員の行き慣れた経路であるか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記案内モード選択手段は、前記判定手段が乗員の行き慣れた経路であると判定した場合、前記乗員の行き慣れた経路に対応する前記案内経路の一部区間又は全区間の案内モードとして、前記経路音声案内簡略・省略モードを選択することを特徴とする請求項13記載のカーナビゲーション装置。
  15. 前記判定手段は、規定回数以上のカウント数を示す出発地及び目的地が前記案内経路上の地点である場合に、前記出発地から前記目的地までの区間が乗員にとって特別な経路、若しくは、乗員の行き慣れた経路であると判定することを特徴とする請求項12又は14記載のカーナビゲーション装置。
  16. 前記判定手段は、規定回数以上のカウント数を示す前記車両の走行軌跡が前記案内経路に重なる場合に、その重なる区間が乗員にとって特別な経路、若しくは、乗員の行き慣れた経路であると判定することを特徴とする請求項12又は14記載のカーナビゲーション装置。
  17. 前記車両の走行軌跡の履歴に基づいて、前記車両の走行頻度が高い経路を学習する経路学習手段を備え、
    前記判定手段は、前記案内経路の一部区間又は全区間が前記経路学習手段の学習対象の経路である場合に、当該学習対象の経路が乗員にとって特別な経路、若しくは、乗員の行き慣れた経路であると判定することを特徴とする請求項12又は14記載のカーナビゲーション装置。
  18. 前記通常モード、及び前記経路音声案内簡略・省略モードの何れか一方を指定する案内モード指定手段を備え、
    前記案内モード選択手段は、前記判定手段が乗員の行き慣れた経路でないと判定した、若しくは、前記学習対象の経路でないと判定した場合、前記案内モード指定手段によって指定された案内モードを選択することを特徴とする請求項14〜17の何れか1項に記載のカーナビゲーション装置。
  19. 前記通常モード、及び前記経路音声案内簡略・省略モードの何れか一方を指定する案内モード指定手段を備え、
    前記案内モード選択手段は、前記案内モード指定手段によって指定された案内モードを選択することを特徴とする請求項13記載のカーナビゲーション装置。
  20. 前記経路案内手段は、前記経路音声案内簡略・省略モードが選択された場合、前記経路関連情報を画面表示と音声によって案内する際、前記通常モードにおける経路関連情報の音声案内に比べて、その音声案内の回数を減らすことで、簡略化した音声案内を行うことを特徴とする請求項13〜19の何れか1項に記載のカーナビゲーション装置。
  21. 前記経路案内手段は、前記経路音声案内簡略・省略モードが選択された場合、前記経路関連情報を画面表示と音声によって案内する際、前記通常モードにおける経路関連情報の音声案内のうち、重要度の低い音声案内を省略することで、簡略化した音声案内を行うことを特徴とする請求項13〜19の何れか1項に記載のカーナビゲーション装置。
  22. 前記経路案内手段は、前記経路音声案内簡略・省略モードが選択された場合、前記経路関連情報を画面表示と音声によって案内する際、前記通常モードにおける経路関連情報の音声案内の内容を簡略な内容とすることで、簡略化した音声案内を行うことを特徴とする請求項13〜19の何れか1項に記載のカーナビゲーション装置。
  23. 前記経路案内手段は、前記交通関連情報として渋滞情報を取得した場合、少なくとも渋滞発生場所、及び渋滞区間の長さを案内することを特徴とする請求項1〜22の何れか1項に記載のカーナビゲーション装置。
  24. 前記渋滞発生場所、及びその付近の詳細地図の画面表示を指示する詳細地図表示指示手段と、
    前記詳細地図表示指示手段からの指示を受けた場合に、前記詳細地図を画面表示する表示制御を実行する詳細地図表示制御手段と、を備えることを特徴とする請求項23記載のカーナビゲーション装置。
  25. 前記渋滞区間を迂回する迂回経路の探索を指示する迂回経路探索指示手段を備え、
    前記経路案内手段は、前記迂回経路の探索に関する案内を画面表示と音声によって行い、
    前記経路探索手段は、前記迂回経路の探索に関する案内を行った後、前記迂回経路探索指示手段によって前記迂回経路の探索が指示された場合に前記迂回経路を探索し、
    前記経路案内手段は、前記迂回経路を案内することを特徴とする請求項23又は24記載のカーナビゲーション装置。
  26. 前記乗員にとって特別な経路とは、乗員にとって行き慣れた経路、又は、乗員の操作によって予め登録された経路を指すことを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載のカーナビゲーション装置。
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