JP2006087639A - X線撮影装置 - Google Patents

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久男 辻
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Abstract

【課題】X線撮影した被検者の本人確認を確実にする。
【解決手段】X線管装置11が、天井レール22により移動可能に取り付けられた保持装置21によって保持され、X線高電圧装置17から高電圧を与えられることによりX線を発生し、このX線がX線可動絞り装置12を経て、撮影台23に横たわっている被検者24に向けて照射される。被検者24を透過したX線は平面型X線検出器13に入射し、そこで得られたX線画像データが画像処理装置14に送られる。この画像処理装置14には、可動X線絞り装置12の側面に取り付けられたCCDカメラ15によって得られた被検者24の顔の画像データがカメラコントローラ16を経て送られてきており、これらX線画像データと顔の画像データとにより両画像を合成した1枚の画像を示す信号が作られ、この画像が画像表示装置18によって表示される。
【選択図】図1

Description

この発明は、医療的な診断に用いられるX線撮影装置に関し、とくに被検者の取り違えを防止する対策を施したX線撮影装置に関する。
X線撮影装置において、撮影した被検者がだれであるかを特定することは非常に重要であり、被検者の取り違えが生じると重大な誤診につながる。そのため、従来では、術者が撮影を行う時に被検者の名前を聞き、撮影した画像に患者名やIDコードを付加するようにしている。また予約された被検者の場合には、名前を呼んで本人確認した後撮影し、その画像にあらかじめ知られている名前やIDコードを付加している。しかし、聞いた名前の入力ミスや、他人の名前が呼ばれたのに自分が呼ばれたと勘違いして撮影を受けてしまう者が生じることなどは避けることができない。
そこで、たとえば下記特許文献1のように、被検者の取り違えを防止する対策を施すことが考えられている。ここに述べられた装置は、基本的には、あらかじめ保管されていた患者情報(顔写真も含む)を撮影前に表示して患者自身に確認してもらった後、撮影を行うというものである。患者自身の確認の代わりに、CCDカメラで撮影装置の前に立った患者の顔写真を撮り、そのパターン解析をして保管されていた患者情報と一致するかどうかを自動的に判定するようにした装置についても述べられている。
特開2001−170012号公報
しかしながら、上記特許文献1に示された従来のX線撮影装置では、患者の顔写真などを含む患者情報があらかじめ入力・保管されていなければ、患者の特定を行うことができないという根本的な問題がある。そのため、たとえば意識のない急患で、病院がその患者の情報をなんら持っていない場合などには、まったく役に立たない。
この発明の課題は、被検者を特定する情報がないような場合でも誤診につながるような被検者の取り違えが生じることがないように改善したX線撮影装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、この発明によるX線撮影装置においては、被検者のX線画像を撮影してX線画像データを得るX線撮影手段と、被検者の顔写真を撮影して顔の画像データを得る撮影手段と、上記X線画像データと顔の画像データとをリンクさせる手段と、リンクされた上記X線画像データと顔の画像データとを保管する手段とが備えられることが特徴となっている。
ここで、X線画像データの一部に顔の画像データをはめ込むよう画像処理することによって、X線画像データと顔の画像データとをリンクさせるようにしてもよい。
また、X線画像データと顔の画像データとをリンクさせるリンク情報を別個生成しておくことでもよい。
さらに、保管手段は、上記のように画像処理によって一体となった画像データを保管するようにしてもよいし、X線画像データと顔の画像データとリンク情報とを保管するようにしてもよい。画像処理によってX線画像データと顔の画像データとを一体化した画像データは、電子的に保管するだけでなく、イメージャなどを用いてフィルムに印刷するなどし、ハードコピーとして保管することもできる。
被検者のX線画像を撮影する際、その被検者の顔写真も撮影される。そして、そのX線画像データと顔の画像データとがリンクさせられて保管される。そのため、X線画像データを後に取り出して表示観察し、診断を行う際、顔の画像も見ることができ、名前などが誤入力されていたような場合でも被検者の取り違えが生じることはなく、その顔を持つ被検者についての診断を行うことができるので、誤診につながるおそれもない。つまり、たとえば、患者に診察室に来てもらってX線画像を見ながら診断を行う際、かりに誤った名前でX線画像の撮影が行われていて、その誤った名前で呼ばれた人が診察室に来ていたとしても、顔写真を見ればそのことがすぐにわかるので、患者の取り違えは生じることはない。名前のわからない急患の場合でも、顔写真と実際の顔とを照合することにより被検者の特定が可能である。
つぎに、この発明を実施したX線撮影装置について図面を参照して説明する。
図1に示すように、この発明の実施例にかかるX線撮影装置では、キャビネット19などに収められたX線高電圧装置17よりX線管装置11に高電圧が与えられるようになっている。このX線管装置11からX線可動絞り装置12を経て被検者24に向けてX線を照射し、被検者24を透過したX線を平面型X線検出器13で受け、X線画像信号を得る。この平面型X線検出器13は、入射したX線を電気信号に変換する半導体X線検出器を多数平面状に並べたものであるが、従来より普及しているイメージインテンシファイアとX線TVカメラとを組み合わせてX線画像を得るものなどを用いることもできる。
平面型X線検出器13からのX線画像信号はキャビネット19などに収められた画像処理装置14に送られる。また、CCDカメラ15が被検者24の顔を撮影するのに適当な位置、たとえばここではX線絞り装置12の側面に取り付けられている。このCCDカメラ15で被検者24の顔写真を撮影し、その画像信号をカメラコントローラ16から画像処理装置14に送る。
画像処理装置14では、これら2つの画像信号をリンクさせ、図2に示すように、X線画像31とその隅に顔画像32を貼り付けた1枚の画像を合成する。ここでは、この1枚の画像に図2に示すように被検者の名前やIDコードなどの文字情報33も合成されている。こうして合成された画像はたとえばキャビネット19上の画像表示装置(たとえば液晶表示装置)18などで表示される。この画像データは図では示していないがハードディスク記録装置などの記録装置に保存される。
この実施例では、X線管装置11およびX線可動絞り装置12は、天井レール22に移動可能に取り付けられた保持装置21によって保持されている。また、被検者24は撮影台23に横たえられている。
術者は、被検者14のX線撮影を行う際に、まず被検者24の顔をCCDカメラ15により撮影し、その顔の画像信号をカメラコントローラ16を経て画像処理装置14に入力させる。つぎに術者は被検者24の関心部位に対してX線撮影を行う。X線高電圧装置17からX線管装置11に高電圧が加えられて被写体24に向けてX線照射され、被写体24を透過したX線による画像が平面型X線検出器13により撮影され、そこで得られたX線画像信号が画像処理装置14に送られる。このときX線高電圧装置17からの高電圧の発生を示す信号が画像処理装置14に入力されており、これによって画像信号の取り込みタイミングが定められているため、平面型X線検出器13からの画像信号の取り込みをX線照射に対応させることができる。
画像処理装置14により図2のように合成された1枚の画像が画像表示装置18に表示されるとともに図示しないハードディスク装置などに記録される。図2に示すようにX線画像31には必ず顔画像32が付着しているため、その顔を持った被検者24のX線画像31であることが示される。名前やIDコードなどが間違えていたとしても、被検者24の実際の顔と顔画像32とを照合すれば、人違いなどは生じるおそれがない。たとえば、後に患者名により患者を診断室に呼び出し、このX線画像31を見ながら患者に対して診断を行っていくような場合、診断室に現れた患者の顔とこの顔画像32とを比較すれば、被検者24の取り違えが生じているかどうかはただちにわかる。また、名前などのわからない被検者24についても、その顔の画像32がX線画像31にリンクされて表示・保管されることとなるので、本人確認が可能である。
なお、この実施例ではX線画像31と顔画像32とを1枚の画像として合成しているが、両画像データをリンクさせる情報を生成・保存しておいて、X線画像31の読み出し時に同時にそのリンク情報に基づき顔画像32を読み出し、両画像を図2に示すような形式で表示するようにもできる。また、画像の保存は電子的なデータとしてハードディスク装置などに保管するだけでなく、図2のように合成された1枚の画像をイメージャを用いてフィルムに印刷するなどしてハードコピーを作り、これを保管するようにしてもよい。
また、被検者24の顔写真を撮影する撮影手段としてここではCCDカメラ15を用いているが、他の撮像素子を用いたデジタルカメラ等を使用することもできる。さらにそのCCDカメラ15等の取り付け位置はX線可動絞り装置12の側面に限らず、被検者24の顔写真を写すのに都合のよい位置に取り付けられていればよい。この実施例では、X線管装置11は天井走行型保持装置21により保持され被検者24は検査台23に横たわってX線撮影されるが、このような構成に限定されるわけではなく、立位型のX線撮影装置や、C型アームの両端にX線管装置とX線撮像装置とを取り付けたいわゆるCアーム型X線撮影装置などにも適用できる。それら他の形式のX線撮影装置において、顔写真撮影用のカメラは、その装置において被検者の顔写真を写すのに最も適した位置に配置される。
この発明にかかるX線撮影装置によれば、被検者のX線画像ととともにその被検者の顔写真も撮影され、そのX線画像データと顔の画像データとがリンクさせられて保管されるので、その被検者の顔の画像に基づいて被検者の同一性を確認できるため、名前などが誤入力されていたような場合でも被検者の取り違えが生じることはなく、誤診につながるおそれも解消できる。
この発明の一実施例にかかるX線撮影装置のブロック図。 合成された画像の一例を示す図。
符号の説明
11 X線管装置
12 X線可動絞り装置
13 平面型X線検出器
14 画像処理装置
15 CCDカメラ
16 カメラコントローラ
17 X線高電圧装置
18 画像表示装置
19 キャビネット
21 保持装置
22 天井レール
23 撮影台
24 被検者
31 X線画像
32 顔画像
33 文字情報

Claims (1)

  1. 被検者のX線画像を撮影してX線画像データを得るX線撮影手段と、被検者の顔写真を撮影して顔の画像データを得る撮影手段と、上記X線画像データと顔の画像データとをリンクさせる手段と、リンクされた上記X線画像データと顔の画像データとを保管する手段とを備えることを特徴とするX線撮影装置。
JP2004276190A 2004-09-22 2004-09-22 X線撮影装置 Pending JP2006087639A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009118987A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Yoshida Dental Mfg Co Ltd 患者の顔画像自動保管システムおよび装置
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CN108209949A (zh) * 2017-12-26 2018-06-29 南京巨鲨显示科技有限公司 一种用于医用x射线摄影***的监测装置及监测方法

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