JP2001170012A - 医用画像撮影方法および医用画像撮影装置 - Google Patents

医用画像撮影方法および医用画像撮影装置

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JP2001170012A
JP2001170012A JP36446099A JP36446099A JP2001170012A JP 2001170012 A JP2001170012 A JP 2001170012A JP 36446099 A JP36446099 A JP 36446099A JP 36446099 A JP36446099 A JP 36446099A JP 2001170012 A JP2001170012 A JP 2001170012A
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Japan
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medical image
photographing
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JP36446099A
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English (en)
Inventor
Takao Tsuda
隆夫 津田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】確実な撮影が可能であり、正しい被写体で撮影
することを可能にする。 【解決手段】 被写体の個人特定情報を撮影装置近傍に
表示あるいは音声で報知する表示報知手段49aと、前
記表示報知手段に表示あるいは報知された前記個人特定
情報について確認スイッチ49bでの確認を受け付けた
場合に医用画像の撮影動作に移行できるようにする制御
手段10と、を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被写体に関して医用
画像を撮影もしくは取り扱う方法および装置に関し、特
に、確実な撮影を行うことが可能な医用画像撮影方法お
よび医用画像撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線などを用いた放射線画像は、病気診
断用などの医用画像として多く用いられている。この放
射線画像を得るために、被写体を透過したX線を蛍光体
層(蛍光スクリーン)に照射し、これにより可視光を生
じさせてこの可視光を通常の写真と同様に銀塩を使用し
たフィルムに照射して現像した、所謂、放射線写真が従
来から多く利用されている。
【0003】また、近年、銀塩を塗布したフィルムを使
用しないで、蛍光体層から直接画像を取り出す方法が工
夫されるようになってきている。この方法としては、被
写体を透過した放射線を蛍光体に吸収せしめ、しかる
後、この蛍光体を例えば光又は熱エネルギーで励起する
ことによりこの蛍光体が上記吸収により蓄積している放
射線エネルギーを蛍光として放射せしめ、この蛍光を光
電変換して画像信号を得る方法がある。
【0004】具体的には、例えば米国特許3,859,527 号
及び特開昭55−12144 号公報等に、輝尽性蛍光体を用い
可視光線又は赤外線を輝尽励起光とした放射画像変換方
法が示されている。
【0005】このほか、医用画像として、放射線CTや
MRIなどといった技術も存在している。また、放射線
を用いない超音波診断も増加してきている。このように
して得られた放射線画像信号や医用画像信号は、そのま
まの状態で、或いは画像処理を施されて銀塩フィルム,
CRT等に出力されて可視化されたり、電子ファイリン
グ装置にファイリングされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような放射線画
像撮影をする場合や、CT,MRI画像を撮像する場
合、撮影すべき患者であるか否かについて、患者本人や
撮影技師が特定しづらいという問題がある。
【0007】一般的には、撮影前にID番号を記載した
用紙を本人(被写体)に配布しておき、撮影室や撮影装
置の前で本人の名前(またはID番号、撮影順リスト上
の次に撮影する人の名前)を呼び、本人が返事をしたこ
とにより、本人であるとみなすようにしていた。
【0008】このため、名前が似ていたり、同姓であっ
たりした場合には、別人について撮影を実行してしまう
恐れがあった。特に、耳が遠くなった人にあっては、誤
撮影の危険性が特に高かった。また、本人と他人とがす
り替わってしまう不具合につながりかねないという懸念
もあった。
【0009】また、電子的な画像の処理,保管は、旧来
に比してスピーディに処理できる反面、一度間違った画
像が形成されると他のデータに影響を与え、修復が難し
くなるという問題がある。セキュリティのため、ネット
ワークで入力後の修正が極めて困難になっているという
事情も関係している。
【0010】本発明は以上のような課題に鑑みてなされ
たものであって、確実な撮影が可能な医用画像撮影方法
および医用画像撮影装置を実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は以下に示すものである。 (1)請求項1記載の発明は、被写体の個人特定情報を
撮影装置近傍に表示あるいは音声で報知した後に医用画
像を撮影する、ことを特徴とする医用画像撮影方法であ
る。
【0012】請求項6記載の発明は、被写体の個人特定
情報を撮影装置近傍に表示あるいは音声で報知する表示
報知手段と、前記表示報知手段に被写体の個人特定情報
を表示あるいは報知した後に医用画像を撮影する制御手
段と、を備えたことを特徴とする医用画像撮影装置であ
る。
【0013】この発明では、撮影装置近傍の表示報知手
段に被写体の個人特定情報を表示あるいは報知している
ので、被写体が自分自身の個人特定情報を確認すること
により、該当する被写体であるか否かが明らかになり、
撮影すべき正しい被写体についてのみに医用画像の撮影
をすることが可能になる。
【0014】(2)請求項2記載の発明は、被写体の個
人特定情報を撮影装置近傍に表示あるいは音声で報知
し、表示あるいは報知された前記個人特定情報について
の確認を受け付けた場合に医用画像の撮影動作に移行で
きるようにする、ことを特徴とする医用画像撮影方法で
ある。
【0015】請求項7記載の発明は、被写体の個人特定
情報を撮影装置近傍に表示あるいは音声で報知する表示
報知手段と、前記表示報知手段に表示あるいは報知され
た前記個人特定情報についての確認を受け付けた場合に
医用画像の撮影動作に移行できるようにする制御手段
と、を備えたことを特徴とする医用画像撮影装置であ
る。
【0016】この発明では、撮影装置近傍の表示報知手
段に被写体の個人特定情報を表示しており、被写体が自
身の個人特定情報を確認した後に撮影に移行できるよう
にするので、撮影すべき正しい被写体についてのみに医
用画像の撮影をすることが可能になる。
【0017】(3)請求項3記載の発明は、前記個人特
定情報は、被写体の顔写真情報、氏名情報、居住地情報
もしくは撮影情報の少なくとも一つである、ことを特徴
とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の医用
画像撮影方法である。
【0018】請求項8記載の発明は、前記個人特定情報
は、被写体の顔写真情報、氏名情報、居住地情報もしく
は撮影情報の少なくとも一つである、ことを特徴とする
請求項6または請求項7のいずれかに記載の医用画像撮
影装置である。
【0019】このように被写体の顔写真情報、氏名情
報、居住地情報もしくは撮影情報の少なくとも一つを個
人特定情報とすることで、被写体自身による本人確認が
正確かつ容易になり、間違いのない撮影を実行すること
が可能になる。
【0020】(4)請求項4記載の発明は、被写体の少
なくとも一部に関する本人特徴情報を予め取得して蓄積
し、医用画像の撮影の際に、前記本人特徴情報に対応す
る撮影時本人特徴情報を取得し、前記本人特徴情報と前
記撮影時本人特徴情報とを比較して一致した場合に医用
画像の撮影動作に移行できるようにする、ことを特徴と
する医用画像撮影方法である。
【0021】請求項9記載の発明は、被写体の少なくと
も一部に関する本人特徴情報を取得する本人特徴情報取
得手段と、撮影の前に予め取得された本人特徴情報を蓄
積する記憶手段と、前記本人特徴情報に対応する撮影時
本人特徴情報を医用画像の撮影の際に取得し、前記本人
特徴情報と前記撮影時本人特徴情報とを比較して一致し
た場合に医用画像の撮影動作に移行できるようにする制
御手段と、を備えたことを特徴とする医用画像撮影装置
である。
【0022】この発明では、撮影前に予め取得した本人
特徴情報と撮影時の本人特徴情報とを比較して一致した
ときに撮影をすることにより、撮影すべき正しい被写体
についてのみに医用画像の撮影をすることが可能にな
る。
【0023】(5)請求項5記載の発明は、前記本人特
徴情報は、指紋情報、掌紋情報、声紋情報、虹彩パター
ン情報、眼底パターン情報、もしくは顔パターン情報の
少なくとも一つである、ことを特徴とする請求項4記載
の医用画像撮影方法である。
【0024】請求項10記載の発明は、前記本人特徴情
報は、指紋情報、掌紋情報、声紋情報、虹彩パターン情
報、眼底パターン情報、もしくは顔パターン情報の少な
くとも一つである、ことを特徴とする請求項9記載の医
用画像撮影装置である。
【0025】このように指紋情報、掌紋情報、声紋情
報、虹彩パターン情報、眼底パターン情報、もしくは顔
パターン情報の少なくとも一つを本人特徴情報とするこ
とで、被写体の一致確認が正確かつ容易になり、間違い
のない撮影を実行することが可能になる。
【0026】(6)請求項11記載の発明は、被写体の
個人特定情報を撮影室入り口近傍あるいは待合室に表示
した後に医用画像を撮影する、ことを特徴とする医用画
像撮影方法である。
【0027】請求項14記載の発明は、被写体の個人特
定情報を撮影室入り口近傍あるいは待合室に表示する表
示手段と、前記表示手段に被写体の個人特定情報を表示
した後に医用画像を撮影する制御手段と、を備えたこと
を特徴とする医用画像撮影装置である。
【0028】この発明では、撮影室入り口近傍あるいは
待合室の表示手段に被写体の個人特定情報を表示してい
るので、被写体が自分自身の個人特定情報を確認するこ
とにより、該当する被写体であるか否かが明らかにな
り、撮影すべき正しい被写体についてのみに医用画像の
撮影をすることが可能になる。
【0029】(7)請求項12記載の発明は、被写体の
個人特定情報を撮影室入り口近傍あるいは待合室に表示
し、表示あるいは報知された前記個人特定情報について
の確認を受け付けた場合に医用画像の撮影動作に移行で
きるようにする、ことを特徴とする医用画像撮影方法で
ある。
【0030】請求項15記載の発明は、被写体の個人特
定情報を撮影室入り口近傍あるいは待合室に表示する表
示手段と、前記表示手段に表示された前記個人特定情報
についての確認を受け付けた場合に医用画像の撮影動作
に移行できるようにする制御手段と、を備えたことを特
徴とする医用画像撮影装置である。
【0031】この発明では、撮影室入り口近傍あるいは
待合室の表示手段に被写体の個人特定情報を表示してお
り、被写体が自身の個人特定情報を確認した後に撮影に
移行できるようにするので、撮影すべき正しい被写体に
ついてのみに医用画像の撮影をすることが可能になる。
【0032】(8)請求項13記載の発明は、前記個人
特定情報は、被写体の顔写真情報、氏名情報、居住地情
報もしくは撮影情報の少なくとも一つである、ことを特
徴とする請求項11または請求項12のいずれかに記載
の医用画像撮影方法である。
【0033】請求項16記載の発明は、前記個人特定情
報は、被写体の顔写真情報、氏名情報、居住地情報もし
くは撮影情報の少なくとも一つである、ことを特徴とす
る請求項14または請求項15のいずれかに記載の医用
画像撮影装置である。
【0034】このように被写体の顔写真情報、氏名情
報、居住地情報もしくは撮影情報の少なくとも一つを個
人特定情報とすることで、被写体自身による本人確認が
正確かつ容易になり、間違いのない撮影を実行すること
が可能になる。
【0035】(9)請求項17記載の発明は、被写体の
少なくとも一部に関する本人特徴情報を予め取得して蓄
積し、医用画像の撮影の際に、前記本人特徴情報に対応
する撮影時本人特徴情報を取得し、前記本人特徴情報と
前記撮影時本人特徴情報とを比較して一致した場合に医
用画像の撮影動作に移行できるようにすると共に、一致
しない場合に異常を報知する、ことを特徴とする医用画
像撮影方法である。
【0036】請求項19記載の発明は、被写体の少なく
とも一部に関する本人特徴情報を取得する本人特徴情報
取得手段と、撮影の前に予め取得された本人特徴情報を
蓄積する記憶手段と、前記本人特徴情報に対応する撮影
時本人特徴情報を医用画像の撮影の際に取得し、前記本
人特徴情報と前記撮影時本人特徴情報とを比較して一致
した場合に医用画像の撮影動作に移行できるようにする
と共に、一致しない場合に異常を報知する制御手段と、
を備えたことを特徴とする医用画像撮影装置である。
【0037】この発明では、撮影前に予め取得した本人
特徴情報と撮影時の本人特徴情報とを比較して一致した
ときに撮影をすると共に、一致しない場合に異常を報知
することにより、撮影すべき正しい被写体についてのみ
に医用画像の撮影をすることが可能になり、間違いの発
生を予防することが可能になる。
【0038】(10)請求項18記載の発明は、前記本
人特徴情報は、身長情報もしくは体重情報の少なくとも
一つである、ことを特徴とする請求項17記載の医用画
像撮影方法である。
【0039】請求項20記載の発明は、前記本人特徴情
報は、身長情報もしくは体重情報の少なくとも一つであ
る、ことを特徴とする請求項19記載の医用画像撮影装
置である。
【0040】このように身長情報または体重情報を本人
特徴情報とすることで、被写体の一致確認が正確かつ容
易になり、間違いのない撮影を実行することが可能にな
る。 (11)請求項21記載の発明は、医用画像およびその
撮影データを蓄積しておき、撮影された医用画像および
当該医用画像の撮影データを表示すると共に、前記表示
と共に、当該医用画像の被写体における同一部位の過去
の医用画像およびその撮影データを取り出して表示す
る、ことを特徴とする医用画像撮影方法である。
【0041】請求項23記載の発明は、医用画像および
その撮影データを蓄積する蓄積手段と、撮影された医用
画像および当該医用画像の撮影データを表示する表示手
段と、前記表示手段の表示画面上に、当該医用画像の被
写体における同一部位の過去の医用画像およびその撮影
データを前記蓄積手段から取り出して前記表示手段に表
示させる制御手段と、を備えたことを特徴とする医用画
像撮影装置である。
【0042】この発明では、同一被写体の過去の同一部
位の撮影データをも表示するようにしているので、撮影
の設定に関する間違いなどが万一生じてもその間違いの
発見が容易になる。
【0043】(12)請求項22記載の発明は、医用画
像およびその撮影データを蓄積しておき、撮影された医
用画像および当該医用画像の撮影データを表示すると共
に、前記表示と共に、当該医用画像の被写体における同
一部位の過去の医用画像およびその撮影データ、また
は、同一部位の過去の医用画像が存在しない場合には近
傍部位の過去の医用画像およびその撮影データを取り出
して表示する、ことを特徴とする医用画像撮影方法。
【0044】請求項24記載の発明は、医用画像および
その撮影データを蓄積する蓄積手段と、撮影された医用
画像および当該医用画像の撮影データを表示する表示手
段と、前記表示手段の表示画面上に、当該医用画像の被
写体における同一部位の過去の医用画像およびその撮影
データ、または、同一部位の過去の医用画像が存在しな
い場合には近傍部位の過去の医用画像およびその撮影デ
ータを前記蓄積手段から取り出して前記表示手段に表示
させる制御手段と、を備えたことを特徴とする医用画像
撮影装置である。
【0045】請求項25記載の発明は、前記蓄積手段は
ネットワークを介して医用画像撮影装置に接続されたも
のである、ことを特徴とする請求項23または24のい
ずれかに記載の医用画像撮影装置である。
【0046】この発明では、同一被写体の過去の同一部
位もしくは近傍部位の撮影データをも表示するようにし
ているので、撮影の設定に関する間違いなどが万一生じ
てもその間違いの発見が容易になる。
【0047】(13)請求項26記載の発明は、前記確
認を受け付けた場合、確認者名と撮影画像とを関連づけ
て記憶させる、ことを特徴とする請求項2記載の医用画
像撮影方法である。
【0048】請求項27記載の発明は、前記確認を受け
付けた場合、確認者名と撮影画像とを関連づけて記憶さ
せる、ことを特徴とする請求項7記載の医用画像撮影装
置である。
【0049】請求項28記載の発明は、前記確認を受け
付けた場合、確認者名と撮影画像とを関連づけて記憶さ
せる、ことを特徴とする請求項12記載の医用画像撮影
方法である。
【0050】請求項29記載の発明は、前記確認を受け
付けた場合、確認者名と撮影画像とを関連づけて記憶さ
せる、ことを特徴とする請求項15記載の医用画像撮影
装置である。
【0051】これらの発明では、確認者名と撮影画像と
を関連づけて記憶させることで、確実な処理が可能にな
る。 (14)請求項30記載の発明は、前記確認を受け付け
た場合、装置が記憶すると共に確認受付を表示あるいは
報知する、ことを特徴とする請求項2記載の医用画像撮
影方法である。
【0052】請求項31記載の発明は、前記確認を受け
付けた場合、装置が記憶すると共に確認受付を表示ある
いは報知する、ことを特徴とする請求項7記載の医用画
像撮影装置である。
【0053】請求項32記載の発明は、前記確認を受け
付けた場合、装置が記憶すると共に確認受付を表示ある
いは報知する、ことを特徴とする請求項12記載の医用
画像撮影方法である。
【0054】請求項33記載の発明は、前記確認を受け
付けた場合、装置が記憶すると共に確認受付を表示ある
いは報知する、ことを特徴とする請求項15記載の医用
画像撮影装置である。
【0055】これらの発明では、確認受付を表示あるい
は報知するため、確認が受け付けられたことが確実に周
囲に伝わるようになる。 (15)請求項34記載の発明は、前記確認は、被写体
あるいは操作者の確認に関する入力である、ことを特徴
とする請求項12記載の医用画像撮影方法である。
【0056】請求項35記載の発明は、前記確認は、被
写体あるいは操作者の確認に関する入力である、ことを
特徴とする請求項15記載の医用画像撮影装置である。
これらの発明では、被写体あるいは操作者の確認の入力
の後に、撮影に移行できるようにするので、撮影すべき
正しい被写体についてのみに医用画像の撮影をすること
が可能になる。
【0057】(16)請求項36記載の発明は、前記確
認は、被写体の入室あるいは進入の確認である、ことを
特徴とする請求項12記載の医用画像撮影方法である。
請求項37記載の発明は、前記確認は、被写体の入室あ
るいは進入の確認である、ことを特徴とする請求項15
記載の医用画像撮影装置である。
【0058】これらの発明では、被写体の入室あるいは
進入の確認の入力の後に、撮影に移行できるようにする
ので、撮影すべき正しい被写体についてのみに医用画像
の撮影をすることが可能になる。
【0059】(17)請求項38記載の発明は、前記一
致して撮影動作開始可能であることを報知する、ことを
特徴とする請求項4記載の医用画像撮影方法である。請
求項39記載の発明は、前記制御手段は、一致して撮影
動作開始可能であることを報知する、ことを特徴とする
請求項記載の医用画像撮影装置である。
【0060】請求項40記載の発明は、前記一致して撮
影動作開始可能であることを報知する、ことを特徴とす
る請求項記載の医用画像撮影方法である。請求項41記
載の発明は、前記制御手段は、一致して撮影動作開始可
能であることを報知する、ことを特徴とする請求項記載
の医用画像撮影装置である。
【0061】これらの発明では、撮影動作可能であるこ
とを報知しており、操作者が確実に知ることができ、迅
速な撮影が可能になる。 (18)請求項42記載の発明は、前記確認を受け付け
た場合、確認を受け付けた状態であることを表示あるい
は報知する、ことを特徴とする請求項2記載の医用画像
撮影方法である。
【0062】請求項43記載の発明は、前記確認を受け
付けた場合、確認を受け付けた状態であることを表示あ
るいは報知する、ことを特徴とする請求項7記載の医用
画像撮影装置である。
【0063】請求項44記載の発明は、前記確認を受け
付けた場合、確認を受け付けた状態であることを表示あ
るいは報知する、ことを特徴とする請求項12記載の医
用画像撮影方法である。
【0064】請求項45記載の発明は、前記確認を受け
付けた場合、確認を受け付けた状態であることを表示あ
るいは報知する、ことを特徴とする請求項15記載の医
用画像撮影装置である。
【0065】これらの発明では、確認を受け付けたこと
を表示あるいは報知しており、確認した者が自らの操作
を確実に知ることができるようになる。
【0066】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態例につ
いて図を用いて詳細に説明する。まず、本実施の形態例
の医用画像撮影装置の構成について説明し、その後に医
用画像撮影装置の動作説明を行い、さらに画像処理の詳
細説明を行う。
【0067】<第1の実施の形態例> 医用画像撮影装置の構成:以下、放射線を用いて医用画
像撮影を行う装置の例を示す。図1は医用画像撮影装置
1の全体構成を示すシステム構成図である。ここで、医
用画像撮影装置1は、コントローラ10、放射線発生器
30および放射線画像読取器40を含んで構成されてい
る。
【0068】放射線発生器30はコントローラ10によ
って制御されており、放射線発生器30から放射された
放射線は、被写体5を通して放射線画像読取器40の前
面に装着されている撮像パネル41に照射される。
【0069】ここで、図2により放射線画像読取器40
に設けられている撮像パネル41の構成を説明する。こ
の撮像パネル41は所定の剛性を得られるだけの厚みを
有する基板を有しており、この基板上には照射された放
射線の線量に応じて電気信号を出力する検出素子412
-(1,1)〜412-(m,n)がマトリクス状に2次元配置され
ている。また、走査線415-1〜415-mと信号線41
6-1〜416-nがたとえば直交するように配設される。
【0070】撮像パネル41の走査線415-1〜415
-mは、走査駆動部44と接続されている。走査駆動部4
4から走査線415-1〜415-mのうちの1つ走査線4
15-p(pは1〜mのいずれかの値)に読出信号RSが供
給されると、この走査線415-pに接続された検出素子
から照射された放射線の線量に応じた電気信号SV-1〜
SV-nが出力されて、信号線416-1〜416-nを介し
て画像データ生成回路46に供給される。
【0071】この検出素子412は、照射された放射線
の線量に応じた電気信号を出力するものであればよい。
たとえば放射線が照射されたときに電子−正孔対が生成
されて抵抗値が変化する光導電層を用いて検出素子が形
成されている場合、この光導電層で生成された放射線量
に応じた量の電荷が電荷蓄積コンデンサに蓄えられて、
この電荷蓄積コンデンサに蓄えられた電荷が電気信号と
して画像データ生成回路46に供給される。なお、光導
電層としては暗抵抗値が高いものが望ましく、アモルフ
ァスセレン、酸化鉛、硫化カドミウム、ヨウ化第2水
銀、または光導電性を示す有機材料(X線吸収コンパウ
ンドが添加された光伝導性ポリマを含む)などが用いら
れ、特にアモルファスセレンが望ましい。
【0072】また、検出素子412が、たとえば放射線
が照射されることにより蛍光を生ずるシンチレータ等を
用いて形成されている場合、フォトダイオードでこのシ
ンチレータで生じた蛍光強度に基づく電気信号を生成し
て画像データ生成回路46に供給するものとしてもよ
い。
【0073】また、直接、X線から電気信号に変換する
半導体構造素子を、撮像パネル41に用いるようにして
もよい。画像データ生成回路46では、後述する読取制
御回路48からの出力制御信号SCに基づいて供給され
た電気信号SVを順次選択して、ディジタルの画像デー
タDTに変換する。この画像データDTは読取制御回路
48に供給される。
【0074】読取制御回路48はコントローラ10と接
続されており、コントローラ10から供給された制御信
号CTDに基づいて走査制御信号RCや出力制御信号S
Cを生成する。この走査制御信号RCが走査駆動部44
に供給されて、走査制御信号RCに基づき走査線415
-1〜415-mに対しての読出信号RSの供給が行われ
る。
【0075】また、出力制御信号SCは画像データ生成
回路46に供給される。この読取制御回路48からの走
査制御信号RCや出力制御信号SCによって、たとえば
撮像パネル41が上述のように(m×n)個の検出素子
412で構成されている場合には、検出素子412-(1,
1)〜412-(m,n)からの電気信号SVに基づくデータを
データDP(1,1)〜DP(m,n)とすると、データDP(1,
1)、DP(1,2)、……DP(1,n)、DP(2,1)、……、D
P(m,n)の順として画像データDTが生成されて、この
画像データDTが画像データ生成回路46から読取制御
回路48に供給される。また、読取制御回路48では、
この画像データDTをコントローラ10に送出する処理
も行う。
【0076】放射線画像読取器40で得られた画像デー
タDTは、読取制御回路48を介してコントローラ10
に供給される。なお、放射線画像読取器40で得られた
画像データをコントローラ10に供給する際に対数変換
処理を行った画像データを供給すれば、コントローラ1
0における画像データの処理を簡単とすることができ
る。
【0077】また、図1において、コントローラ10の
動作を制御するためのCPU11には、システムバス1
2と画像バス13が接続されると共に入力インタフェー
ス17が接続される。このコントローラ10の動作を制
御するためのCPU11は、メモリ14に記憶された制
御プログラムに基づいて動作が制御される。
【0078】システムバス12と画像バス13には、表
示制御部15、フレームメモリ制御部16、出力インタ
フェース18、撮影制御部19、ディスク制御部20等
が接続されており、システムバス12を利用しCPU1
1によって各部の動作が制御されると共に、画像バス1
3を介して各部間での画像データの転送等が行われる。
【0079】フレームメモリ制御部16には、フレーム
メモリ21が接続されており、放射線画像読取器40で
得られた画像データが撮影制御部19やフレームメモリ
制御部16を介して記憶される。フレームメモリ21に
記憶された画像データは読み出されて表示制御部15や
ディスク制御部20に供給される。また、フレームメモ
リ21には、放射線画像読取器40から供給された画像
データをCPU11で処理してから記憶するものとして
もよい。
【0080】表示制御部15には、画像表示装置22が
接続されており画像表示装置22の画面上に表示制御部
15に供給された画像データに基づく放射線撮影画像が
表示される。ここで、放射線画像読取器40の画素数よ
りも画像表示装置22の表示画素数が少ない場合には、
画像データを間引きして読み出すことにより、画面上に
撮影画像全体を表示させることができる。また、画像表
示装置22の表示画素数分に相当する領域の画像データ
を読み出すものとすれば、所望の位置の撮影画像を詳細
に表示させることができる。
【0081】また、表示制御部15の出力は、放射線画
像読取器40に設けられた表示部49aにも供給され、
後述する被写体自身による本人確認のための画像表示が
なされる。
【0082】フレームメモリ21からディスク制御部2
0に画像データが供給される際には、たとえば連続して
画像データが読み出されてディスク制御部20内のFI
FOメモリに書き込まれ、その後順次ディスク装置23
に記録される。
【0083】さらに、フレームメモリ21から読み出さ
れた画像データやディスク装置23から読み出された画
像データを出力インタフェース18を介して外部機器に
供給することもできる。
【0084】画像処理部26では、放射線画像読取器4
0から撮影制御部19を介して供給された画像データD
Tの照射野認識処理、関心領域設定、正規化処理および
階調処理、ならびにこれらの処理の良否判定処理などが
行われる。また、周波数強調処理やダイナミックレンジ
圧縮処理等を行うものとしてもよい。なお、画像処理部
26をCPU11が兼ねる構成として、画像処理等を行
うこともできる。
【0085】従って、画像処理部26が、請求項におけ
るROIを決定する領域設定手段、画像処理条件設定手
段、画像領域良否判定手段、入力画像良否判定手段、画
像処理手段良否判定手段、画像処理手段変更手段、を構
成している。
【0086】入力インタフェース17にはキーボード等
の入力装置27が接続される。この入力装置27を操作
することで、撮影によって得られた画像データを識別す
るための情報や撮影に関する情報等の管理情報の入力が
行われる。なお、この入力装置27は、キーボードやタ
ッチパネルなどで構成される。
【0087】また、この入力装置27以外に、後述する
被写体自身による本人確認のために、放射線画像読取器
40側の確認スイッチや各種入力装置(タッチパネルや
CCDカメラ等)が入力インタフェース17に接続され
る。
【0088】出力インタフェース18に接続される外部
機器としては、レーザーイメージャとも呼ばれる走査型
レーザ露光装置が用いられる。この走査型レーザ露光装
置では、画像データによりレーザビーム強度を変調し、
従来のハロゲン化銀写真感光材料や熱現象ハロゲン化銀
写真感光材に露光したあと適切な現像処理を行うことに
よって放射線画像のハードコピーが得られるものであ
る。
【0089】なお、フレームメモリ21には、放射線画
像読取器40から供給された画像データを記憶するもの
としたが、供給された画像データをCPU11で処理し
てから記憶するものとしてもよい。また、ディスク装置
23には、フレームメモリ21に記憶されている画像デ
ータ、すなわち放射線画像読取器40から供給された画
像データやその画像データをCPU11で処理した画像
データを、管理情報などと共に保存することができる。
【0090】図3は本実施の形態例の医用画像撮影装置
1に含まれる放射線画像読取器40の外観を示す概略構
成図である。この図3では、放射線撮影のために放射線
画像読取器40に近接している被写体(患者)の様子を
示している。この図3において、放射線画像読取器40
の被写体に向き合う面に表示部49aが配置され、被写
体自身による本人確認のための画像表示がなされる。ま
た、被写体自身によって本人確認がなされた時点で操作
される確認スイッチ49bも放射線画像読取器40に配
置されている。
【0091】図4は病院内における医用画像撮影装置1
と他の装置(端末)との接続の様子を模式的に示したも
のであり、医用画像撮影装置はネットワーク200を介
して、病院システムのホストコンピュータ100、診療
や検査の予約・受付などがなされる予約端末300や、
各診療科に配置されている診療科端末400と接続され
ている。なお、このネットワークはRISやHISと呼
ばれるネットワークの場合も含むものとする。
【0092】この実施の形態例では、放射線画像読取器
40の表示部49aに被写体の「個人特定情報」を表示
し、被写体が自分自身の個人特定情報を確認できるよう
に構成されている。また、この実施の形態例では、放射
線画像読取器40の表示部49aに被写体の「個人特定
情報」を表示し、被写体が自分自身の個人特定情報を確
認して確認結果を確認スイッチ49bから入力できるよ
うに構成されている。そして、被写体からの確認を受け
付けた場合に、CPU11は医用画像の撮影動作に移行
できるようにする制御を行うように構成されている。
【0093】なお、ここで、「個人特定情報」とは、被
写体の顔写真情報、氏名情報、居住地情報もしくは撮影
情報(今日撮影されるべき部位)の少なくとも一つであ
る。これにより、被写体自身による本人確認が正確かつ
容易になり、間違いのない撮影を実行することが可能に
なる。
【0094】また、この「個人特定情報」は、図4の予
約端末300や診療科端末400などで得られるもので
あり、病院内のコンピュータネットワーク等のネットワ
ーク200を介して医用画像撮影装置1に与えられるも
のである。
【0095】また、「確認を受け付け」とは、 ・装置が報知もしくは表示した後、装置の操作者(技師
など)が、被写体本人を確認した後、操作者が装置の確
認スイッチを押す(あるいはokの命令を与える)場合。 ・装置が報知もしくは表示した後、被写体本人が自分で
確認して装置の確認スイッチを押す(あるいは、自分の
氏名などを答えて命令を与える)場合。 ・装置が報知もしくは表示した後、被写体本人が指示に
従って、ボタンを押す動作をし、あるカメラの前に立つ
ことによって、顔画像の一致・不一致や指紋・声紋など
の一致・不一致によって、装置が自動的に確認した場
合。の3態様が考えられる。
【0096】また、「移行できるようにする」とは、そ
のまま撮影動作に移行する場合と、撮影の操作ボタンが
有効になって撮影スタンバイの場合との両方を含む概念
である。
【0097】医用画像撮影装置の動作、医用画像撮影方
法の手順:ここで、以上の構成の医用画像撮影装置1の
動作、医用画像撮影方法の手順について説明する。
【0098】その前にまず、被写体となる患者が、初診
またはそれ以降に健康保険やその他に必要な氏名,住
所,その他の情報を病院側に知らせるので、このデータ
が基本になる。これらのデータがネットワーク200を
介して、ホストコンピュータ100の中央データベース
に格納される。
【0099】つぎに、患者が病院で診察や検査の予約を
した時点、あるいは、患者が病院で診察を受けた時点
(図5S1)などで被写体の撮影日時などを特定する。
つぎに、上述した個人特定情報をホストコンピュータ1
00から取得しておく(図5S2)。個人特定情報は、
被写体の顔写真情報等であるので、予約時あるいは診療
時(たとえば、撮影決定時)に、ネットワーク200を
介してホストコンピュータ100から予約端末300あ
るいは診療科端末400で最新データを容易に取得する
ことができる。
【0100】そして、医用画像撮影がある場合(図5S
3でYES)には、医用画像撮影装置1のコントローラ
10は他の端末から上記個人特定情報を受け取り、放射
線画像読取器40に配置された表示部49aに個人特定
情報を表示する(図5S4)。
【0101】なお、個人特定情報を表示部49aに表示
する際、個人特定情報が顔写真情報であれば図7(a)
のように表示し、個人特定情報が顔写真情報と氏名情報
や住所情報である場合は図7(b)のように重畳して表
示することが可能である。また、図7(c)のように、
住所,氏名,撮影情報(撮影場所,撮影手法,撮影枚
数)などの書誌的事項のみを表示してもよい。
【0102】この時点で、図3に示すように放射線画像
読取器40の前に立っている患者(被写体5)は表示部
49aに表示されている個人特定情報(顔写真等)を見
て、自分が撮影されるべきであるか否かを確認すること
ができる(図5S5)。そこで、患者は確認スイッチ4
9bを操作して、確認結果(OKあるいはNG)を入力
する。この確認結果は確認スイッチ49bから入力イン
タフェース17を介してCPU11に伝達される。
【0103】患者によって個人特定情報の確認がなされ
た場合(図5S5でYES)、CPU11は装置各部を
医用画像の撮影動作に移行させて撮影を実行する(図5
S6)。個人特定情報によって患者が撮影すべき被写体
ではないと判断された場合には、撮影動作を行わなず
(図5S5でNO)、不一致の警告(表示あるいは報
知)を行う(図5S7)。
【0104】また、図6に示すようにすることも可能で
ある。ここで、S4までは図5と同じである。そして、
患者によって個人特定情報の確認がなされた場合(図6
S5でYES)、撮影操作命令があった場合(図6S6
でYES)にCPU11は装置各部を医用画像の撮影動
作に移行させて撮影を実行する(図6S7)。なお、個
人特定情報によって患者が撮影すべき被写体ではないと
判断された場合には、撮影動作を行わなず(図6S5で
NO)、不一致の警告(表示あるいは報知)を行う(図
6S8)。
【0105】以上のように被写体の顔写真情報、氏名情
報、居住地情報もしくは撮影情報の少なくとも一つを個
人特定情報として撮影時に表示することで、被写体によ
る本人確認が正確かつ容易になり、間違いのない撮影を
実行することが可能になる。
【0106】また、患者が耳が遠い場合や、同姓同名の
患者や発音の似ている氏名の患者(たとえば、須田隆穂
と宇田高雄など聞き間違いが生じやすい発音の氏名、ま
たは、渡辺和男と渡部一雄のように文字は異なるが発音
が同一の氏名)が存在するような場合であっても、自分
の住所や撮影場所等の情報から正しい判断ができるた
め、間違いを生じない撮影を実行することが可能にな
る。
【0107】以上の際、確認スイッチ49b自体に指紋
検出機能を設けておいて、ダブルチェックするようにし
てもよい。なお、ここでは、本人が自分の個人特定情報
(被写体の顔写真情報、氏名情報、居住地情報もしくは
撮影情報の少なくとも一つ)を見て、確認スイッチ49
bを押す仕組みであるが、表示部49aは側面にあり、
撮影技師が表示部49aを読み上げて本人に聞くように
することも可能である。また、後述する本人特徴情報に
関して、技師が読み上げて本人に聞くようにすることも
可能である。
【0108】<第2の実施の形態例>図8は第2の実施
の形態例における医用画像撮影装置1の全体構成を示す
システム構成図である。ここで、医用画像撮影装置1
は、コントローラ10、放射線発生器30および放射線
画像読取器40を含んで構成されている。前述した第1
の実施の形態例と同一物には同一番号を付して重複した
説明は省略する。
【0109】図1と異なる部分として、入力インタフェ
ース17にはキーボード等の入力装置27が接続される
他に、被写体確認のために、入力部49cが接続されて
いる。
【0110】図9はこの第2の実施の形態例の医用画像
撮影装置1に含まれる放射線画像読取器40の外観を示
す概略構成図である。この図9では、放射線撮影のため
に放射線画像読取器40に近接している被写体の様子を
示している。この図9において、放射線画像読取器40
の被写体に向き合う面に、顔パターン情報,眼底パター
ン情報,虹彩パターン情報,身長情報を取得するための
CCDカメラ46d、指紋情報や掌紋情報を取得するタ
ッチパネル49f、声紋情報を取得するマイクロホン4
9gが配置されている。また、被写体の立ち位置には体
重情報を取得するための体重センサ49eが配置されて
いる。これら図9における49d〜49gが、図8にお
ける入力部49cの一例である。なお、このように49
d〜49gの全てを設ける必要はなく、少なくともいず
れか一つを設ければよい。
【0111】また、この第2の実施の形態例では、放射
線画像読取器40の入力部49cにより被写体の本人特
徴情報を取得し、予め取得して置いた本人特徴情報と撮
影時の本人特徴情報(撮影時本人特徴情報)とを比較・
照合できるように構成されている。そして、照合して一
致が得られた場合に、CPU11は医用画像の撮影動作
に移行できるようにする制御を行うように構成されてい
る。
【0112】なお、ここで、「本人特徴情報」とは、被
写体の指紋情報、掌紋情報、声紋情報、虹彩パターン情
報、眼底パターン情報、もしくは顔パターン情報の少な
くとも一つである。これにより、被写体の一致確認が正
確かつ容易になり、間違いのない撮影を実行することが
可能になる。
【0113】また、この「本人特徴情報」は、図4の予
約端末300や診療科端末400などで得られるもので
あり、病院内のコンピュータネットワーク等のネットワ
ーク200を介して医用画像撮影装置1に与えられるも
のである。
【0114】医用画像撮影装置の動作、医用画像撮影方
法の手順:ここで、以上の構成の医用画像撮影装置1の
動作、医用画像撮影方法の手順について説明する。
【0115】まず、患者が病院で診察や検査の予約をし
た時点、あるいは、患者が病院で診察を受けた時点(図
10S1)のいずれかで、上述した本人特徴情報を取得
しておく(図10S2)。本人特徴情報は、上述した被
写体の顔パターン情報等であるので、予約時あるいは診
療時(たとえば、撮影決定時)に、ホストコンピュータ
100から予約端末300あるいは診療科端末400で
容易に取得することができる。
【0116】そして、医用画像撮影がある場合(図10
S3でYES)には、放射線画像読取器40の前に被写
体を配置した撮影待機状態において、放射線画像読取器
40に配置された入力部49c(CCDカメラ46d,
タッチパネル49f,マイクロホン49g,体重センサ
49e等)から撮影時の本人特徴情報(撮影時本人特徴
情報)を取得する(図10S4)。なお、これと並行し
て、医用画像撮影装置1のコントローラ10は他の端末
から予約時などに取得された本人特徴情報を受け取って
おく。
【0117】ここで、コントローラ10内のCPU11
は、予約時などの本人特徴情報と撮影時本人特徴情報と
の対応する項目同士を比較して照合する(図10S
5)。この場合、単一の項目だけでもよいが、複数の項
目で比較・照合することが精度の点から望ましい。
【0118】このようにCPU11によって本人特徴情
報の比較・照合がなされて一致が検出された場合(図1
0S5でYES)、CPU11は装置各部を医用画像の
撮影動作に移行させて撮影を実行する(図10S6)。
【0119】本人特徴情報の比較・照合によって一致が
得られず、患者が撮影すべき被写体ではないと判断され
た場合には、撮影動作を行わないようにする(図10S
5でNO)。なお、この場合に、コントローラ10は不
一致(異常)であることをオペレータに報知してもよい
(図10S7)。
【0120】また、図11に示すようにすることも可能
である。まず、患者が病院で診察や検査の予約をした時
点、あるいは、患者が病院で診察を受けた時点(図11
S1)のいずれかで、上述した本人特徴情報を取得して
おく(図11S2)。本人特徴情報は、上述した被写体
の顔パターン情報等であるので、予約時あるいは診療時
(たとえば、撮影決定時)に、ホストコンピュータ10
0から予約端末300あるいは診療科端末400で容易
に取得することができる。
【0121】そして、医用画像撮影がある場合は撮影部
位や撮影枚数などが指定される(図11S3)。つぎ
に、撮影の実行(図11S4でYES)には、放射線画
像読取器40の前に被写体を配置した撮影待機状態にお
いて、放射線画像読取器40に配置された入力部49c
(CCDカメラ46d,タッチパネル49f,マイクロ
ホン49g,体重センサ49e等)から撮影時の本人特
徴情報(撮影時本人特徴情報)を取得する(図11S
5)。なお、これと並行して、医用画像撮影装置1のコ
ントローラ10は他の端末から予約時などに取得された
本人特徴情報を受け取っておく。
【0122】ここで、コントローラ10内のCPU11
は、予約時などの本人特徴情報と撮影時本人特徴情報と
の対応する項目同士を比較して照合する(図11S
6)。この場合、単一の項目だけでもよいが、複数の項
目で比較・照合することが精度の点から望ましい。
【0123】本人特徴情報の比較・照合によって一致が
得られず、患者が撮影すべき被写体ではないと判断され
た場合には、撮影動作を行わないようにする(図11S
6でNO)。なお、この場合に、コントローラ10は不
一致(異常)であることをオペレータに報知する(図1
1S7)。
【0124】そして、CPU11によって本人特徴情報
の比較・照合がなされて一致が検出された場合(図11
S6でYES)、撮影操作命令があった場合(図11S
8でYES)にCPU11は装置各部を医用画像の撮影
動作に移行させて撮影を実行する(図11S9)。
【0125】以上のように指紋情報、掌紋情報、声紋情
報、虹彩パターン情報、眼底パターン情報、もしくは顔
パターン情報の少なくとも一つを本人特徴情報とするこ
とで、被写体の一致確認が正確かつ容易になり、間違い
のない撮影を実行することが可能になる。
【0126】また、患者が耳が遠い場合や、同姓同名の
患者が存在するような場合であっても、間違いを生じな
い撮影を実行することが可能になる。 <第3の実施の形態例>図12は第3の実施の形態例に
おける説明図である。ここでは、医用画像撮影を行う複
数の撮影室500,600の入り口ドア501,601
を示している。そして、各撮影室500,600の入り
口の上には、被写体の個人特定情報(たとえば氏名)を
表示する表示部502,602が設けられている。
【0127】この場合の表示として、 「鈴木一郎」のように入室する患者の氏名だけを表示
する, 「鈴木一郎さん お入りください」とメッセージと共
に氏名を表示する, 「日野市の鈴木一郎さん お入りください」と住所・
氏名をメッセージと共に表示する, 「鈴木一郎さん お入りください、山田次郎さん お
待ちください」と入室者および次の入室者(待機者)へ
のメッセージを表示する, 以上のととの組み合わせの表示, 以上の〜に、撮影情報、被写体の顔写真情報など
を追加して表示する, などが考えられる。
【0128】また、視覚の不自由な患者のために、音声
の報知を併せて用いることも有効である。なお、図13
のように、複数の待合室のドア701〜704の上方な
どに、まとめて表示を行う表示部710を設けることも
可能である。
【0129】さらに、図14のように、各個室830〜
850からなる大部屋の通路の外側のドア810近傍
に、まとめて表示を行う表示部820を設けることも可
能である。この場合、表示部820には、表示部710
同様の表示を行えばよい。
【0130】また、図15はこの第3の実施の形態例の
構成ブロックを示すブロック図である。表示部502は
コントローラ10の制御に従って、被写体の氏名等の個
人特定情報を表示する。また、被写体によって確認スイ
ッチ503(撮影室500のいずれかの位置に配置され
るスイッチ)が操作された場合には、表示部502に表
示あるいは報知された個人特定情報が本人のものである
と被写体が確認されたことを意味しており、コントロー
ラ10は撮影を実行する。
【0131】すなわち、この実施の形態例では、被写体
の個人特定情報を撮影室入り口近傍あるいは待合室に表
示した後に医用画像を撮影することを特徴とする。この
結果、この実施の形態例によれば、撮影室入り口近傍あ
るいは待合室の表示手段に被写体の個人特定情報を表示
しており、被写体が自身の個人特定情報(自分の名前な
ど)を確認した後に撮影に移行できるようにするので、
撮影すべき正しい被写体についてのみに医用画像の撮影
をすることが可能になる。
【0132】また、この実施の形態例の別な態様とし
て、被写体の個人特定情報を撮影室入り口近傍あるいは
待合室に表示し、表示あるいは報知された個人特定情報
についての被写体による確認(確認スイッチ503の操
作)を受け付けた場合に医用画像の撮影動作に移行でき
るようにすることを特徴としている。この結果、この実
施の形態例によれば、撮影室入り口近傍あるいは待合室
の表示手段に被写体の個人特定情報を表示しており、さ
らに、被写体が自身の個人特定情報を確認の操作をした
後に撮影に移行できるようにするので、撮影すべき正し
い被写体についてのみに医用画像の撮影をすることが可
能になる。
【0133】以上のようにすることで、患者が耳が遠い
場合や、同姓同名の患者が存在するような場合であって
も、間違いを生じない撮影を実行することが可能にな
る。 <第4の実施の形態例>図4に示した病院システムにお
いて、図示されない画像サーバには過去の医用画像が蓄
積されている。
【0134】そこで、コントローラ10は、医用画像撮
影装置1で撮影された医用画像(図16の22a)とそ
の撮影データ(図16の22b)を画像表示装置22の
表示画面(図16の22A)に表示すると共に、当該医
用画像の同一被写体における同一部位の過去の医用画像
およびその撮影データを蓄積手段としての画像サーバか
ら取り出して同一表示画面上に表示する(図16の22
c)ようにする。
【0135】なお、過去に同一被写体の同一部位の医用
画像が存在していない場合には、近傍部位の医用画像を
表示することも可能である。この場合、コントローラ1
0は、医用画像撮影装置1で撮影された医用画像(図1
7の22a)とその撮影データ(図17の22b)を画
像表示装置22の表示画面(図17の22A)に表示す
ると共に、当該医用画像の同一被写体における近傍部位
の過去の医用画像およびその撮影データを蓄積手段とし
ての画像サーバから取り出して同一表示画面上に表示す
る(図17の22d)ようにする。
【0136】この場合、それぞれの撮影日時を表示する
ことが比較の上で望ましい。また、このような表示をす
る場合、過去の医用画像は小さめに表示すればよい。こ
の第4の実施の形態例では、同一被写体の過去の同一部
位または近傍部位の撮影データをも表示するようにして
いるので、撮影の設定に関する間違いなどが万一生じて
もその間違いの発見が容易になる。
【0137】また、このように現時点の医用画像と過去
の医用画像とを表示する場合には、医用画像撮影装置1
内のディスク装置23では過去の医用画像を保存してお
く容量が不足するので、ネットワーク200を介して接
続されている画像サーバなどに蓄積されている過去の医
用画像を用いることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態例の医用画像撮影装置の構成
を示す構成図である。
【図2】第1の実施の形態例の放射線画像読取器の構成
を示す構成図である。
【図3】第1の実施の形態例で使用する装置の外観構成
の一例を示す説明図である。
【図4】第1の実施の形態例の医用画像撮影装置のネッ
トワーク構成を示す構成図である。
【図5】第1の実施の形態例の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】第1の実施の形態例の動作の他の例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】第1の実施の形態例の表示例を示す説明図であ
る。
【図8】第2の実施の形態例の医用画像撮影装置の構成
を示す構成図である。
【図9】第2の実施の形態例で使用する装置の外観構成
の一例を示す説明図である。
【図10】第2の実施の形態例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図11】第2の実施の形態例の動作の他の例を示すフ
ローチャートである。
【図12】第3の実施の形態例の構成例を示す説明図で
ある。
【図13】第3の実施の形態例の他の構成例を示す説明
図である。
【図14】第3の実施の形態例のさらに他の構成例を示
す説明図である。
【図15】第3の実施の形態例の医用画像撮影装置の構
成を示す構成図である。
【図16】第4の実施の形態例の表示例を示す説明図で
ある。
【図17】第4の実施の形態例の他の表示例を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 コントローラ 26 画像処理部 30 放射線発生器 40 放射線画像読取器 41 撮像パネル 44 走査駆動部 46 画像データ生成回路 48 読取制御回路 49a 表示部 49b 確認スイッチ

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の個人特定情報を撮影装置近傍に
    表示あるいは音声で報知した後に医用画像を撮影する、
    ことを特徴とする医用画像撮影方法。
  2. 【請求項2】 被写体の個人特定情報を撮影装置近傍に
    表示あるいは音声で報知し、 表示あるいは報知された前記個人特定情報についての確
    認を受け付けた場合に医用画像の撮影動作に移行できる
    ようにする、ことを特徴とする医用画像撮影方法。
  3. 【請求項3】 前記個人特定情報は、被写体の顔写真情
    報、氏名情報、居住地情報もしくは撮影情報の少なくと
    も一つである、ことを特徴とする請求項1または請求項
    2のいずれかに記載の医用画像撮影方法。
  4. 【請求項4】 被写体の少なくとも一部に関する本人特
    徴情報を予め取得して蓄積し、 医用画像の撮影の際に、前記本人特徴情報に対応する撮
    影時本人特徴情報を取得し、 前記本人特徴情報と前記撮影時本人特徴情報とを比較し
    て一致した場合に医用画像の撮影動作に移行できるよう
    にする、ことを特徴とする医用画像撮影方法。
  5. 【請求項5】 前記本人特徴情報は、指紋情報、掌紋情
    報、声紋情報、虹彩パターン情報、眼底パターン情報、
    もしくは顔パターン情報の少なくとも一つである、こと
    を特徴とする請求項4記載の医用画像撮影方法。
  6. 【請求項6】 被写体の個人特定情報を撮影装置近傍に
    表示あるいは音声で報知する表示報知手段と、 前記表示報知手段に被写体の個人特定情報を表示あるい
    は報知した後に医用画像を撮影する制御手段と、を備え
    たことを特徴とする医用画像撮影装置。
  7. 【請求項7】 被写体の個人特定情報を撮影装置近傍に
    表示あるいは音声で報知する表示報知手段と、 前記表示報知手段に表示あるいは報知された前記個人特
    定情報についての確認を受け付けた場合に医用画像の撮
    影動作に移行できるようにする制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とする医用画像撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記個人特定情報は、被写体の顔写真情
    報、氏名情報、居住地情報もしくは撮影情報の少なくと
    も一つである、 ことを特徴とする請求項6または請求項7のいずれかに
    記載の医用画像撮影装置。
  9. 【請求項9】 被写体の少なくとも一部に関する本人特
    徴情報を取得する本人特徴情報取得手段と、 撮影の前に予め取得された本人特徴情報を蓄積する記憶
    手段と、 前記本人特徴情報に対応する撮影時本人特徴情報を医用
    画像の撮影の際に取得し、前記本人特徴情報と前記撮影
    時本人特徴情報とを比較して一致した場合に医用画像の
    撮影動作に移行できるようにする制御手段と、を備えた
    ことを特徴とする医用画像撮影装置。
  10. 【請求項10】 前記本人特徴情報は、指紋情報、掌紋
    情報、声紋情報、虹彩パターン情報、眼底パターン情
    報、もしくは顔パターン情報の少なくとも一つである、
    ことを特徴とする請求項9記載の医用画像撮影装置。
  11. 【請求項11】 被写体の個人特定情報を撮影室入り口
    近傍あるいは待合室に表示した後に医用画像を撮影す
    る、ことを特徴とする医用画像撮影方法。
  12. 【請求項12】 被写体の個人特定情報を撮影室入り口
    近傍あるいは待合室に表示し、 表示あるいは報知された前記個人特定情報についての確
    認を受け付けた場合に医用画像の撮影動作に移行できる
    ようにする、ことを特徴とする医用画像撮影方法。
  13. 【請求項13】 前記個人特定情報は、被写体の顔写真
    情報、氏名情報、居住地情報もしくは撮影情報の少なく
    とも一つである、ことを特徴とする請求項11または請
    求項12のいずれかに記載の医用画像撮影方法。
  14. 【請求項14】 被写体の個人特定情報を撮影室入り口
    近傍あるいは待合室に表示する表示手段と、 前記表示手段に被写体の個人特定情報を表示した後に医
    用画像を撮影する制御手段と、を備えたことを特徴とす
    る医用画像撮影装置。
  15. 【請求項15】 被写体の個人特定情報を撮影室入り口
    近傍あるいは待合室に表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された前記個人特定情報についての
    確認を受け付けた場合に医用画像の撮影動作に移行でき
    るようにする制御手段と、を備えたことを特徴とする医
    用画像撮影装置。
  16. 【請求項16】 前記個人特定情報は、被写体の顔写真
    情報、氏名情報、居住地情報もしくは撮影情報の少なく
    とも一つである、ことを特徴とする請求項14または請
    求項15のいずれかに記載の医用画像撮影装置。
  17. 【請求項17】 被写体の少なくとも一部に関する本人
    特徴情報を予め取得して蓄積し、 医用画像の撮影の際に、前記本人特徴情報に対応する撮
    影時本人特徴情報を取得し、 前記本人特徴情報と前記撮影時本人特徴情報とを比較し
    て一致した場合に医用画像の撮影動作に移行できるよう
    にすると共に、一致しない場合に異常を報知する、こと
    を特徴とする医用画像撮影方法。
  18. 【請求項18】 前記本人特徴情報は、身長情報もしく
    は体重情報の少なくとも一つである、 ことを特徴とする請求項17記載の医用画像撮影方法。
  19. 【請求項19】 被写体の少なくとも一部に関する本人
    特徴情報を取得する本人特徴情報取得手段と、 撮影の前に予め取得された本人特徴情報を蓄積する記憶
    手段と、 前記本人特徴情報に対応する撮影時本人特徴情報を医用
    画像の撮影の際に取得し、前記本人特徴情報と前記撮影
    時本人特徴情報とを比較して一致した場合に医用画像の
    撮影動作に移行できるようにすると共に、一致しない場
    合に異常を報知する制御手段と、を備えたことを特徴と
    する医用画像撮影装置。
  20. 【請求項20】 前記本人特徴情報は、身長情報もしく
    は体重情報の少なくとも一つである、ことを特徴とする
    請求項19記載の医用画像撮影装置。
  21. 【請求項21】 医用画像およびその撮影データを蓄積
    しておき、 撮影された医用画像および当該医用画像の撮影データを
    表示すると共に、 前記表示と共に、当該医用画像の被写体における同一部
    位の過去の医用画像およびその撮影データを取り出して
    表示する、ことを特徴とする医用画像撮影方法。
  22. 【請求項22】 医用画像およびその撮影データを蓄積
    しておき、 撮影された医用画像および当該医用画像の撮影データを
    表示すると共に、 前記表示と共に、当該医用画像の被写体における同一部
    位の過去の医用画像およびその撮影データ、または、同
    一部位の過去の医用画像が存在しない場合には近傍部位
    の過去の医用画像およびその撮影データを取り出して表
    示する、ことを特徴とする医用画像撮影方法。
  23. 【請求項23】 医用画像およびその撮影データを蓄積
    する蓄積手段と、 撮影された医用画像および当該医用画像の撮影データを
    表示する表示手段と、 前記表示手段の表示画面上に、当該医用画像の被写体に
    おける同一部位の過去の医用画像およびその撮影データ
    を前記蓄積手段から取り出して前記表示手段に表示させ
    る制御手段と、を備えたことを特徴とする医用画像撮影
    装置。
  24. 【請求項24】 医用画像およびその撮影データを蓄積
    する蓄積手段と、 撮影された医用画像および当該医用画像の撮影データを
    表示する表示手段と、 前記表示手段の表示画面上に、当該医用画像の被写体に
    おける同一部位の過去の医用画像およびその撮影デー
    タ、または、同一部位の過去の医用画像が存在しない場
    合には近傍部位の過去の医用画像およびその撮影データ
    を前記蓄積手段から取り出して前記表示手段に表示させ
    る制御手段と、を備えたことを特徴とする医用画像撮影
    装置。
  25. 【請求項25】 前記蓄積手段はネットワークを介して
    医用画像撮影装置に接続されたものである、ことを特徴
    とする請求項23または24のいずれかに記載の医用画
    像撮影装置。
  26. 【請求項26】 前記確認を受け付けた場合、確認者名
    と撮影画像とを関連づけて記憶させる、ことを特徴とす
    る請求項2記載の医用画像撮影方法。
  27. 【請求項27】 前記確認を受け付けた場合、確認者名
    と撮影画像とを関連づけて記憶させる、ことを特徴とす
    る請求項7記載の医用画像撮影装置。
  28. 【請求項28】 前記確認を受け付けた場合、確認者名
    と撮影画像とを関連づけて記憶させる、ことを特徴とす
    る請求項12記載の医用画像撮影方法。
  29. 【請求項29】 前記確認を受け付けた場合、確認者名
    と撮影画像とを関連づけて記憶させる、ことを特徴とす
    る請求項15記載の医用画像撮影装置。
  30. 【請求項30】 前記確認を受け付けた場合、装置が記
    憶すると共に確認受付を表示あるいは報知する、ことを
    特徴とする請求項2記載の医用画像撮影方法。
  31. 【請求項31】 前記確認を受け付けた場合、装置が記
    憶すると共に確認受付を表示あるいは報知する、ことを
    特徴とする請求項7記載の医用画像撮影装置。
  32. 【請求項32】 前記確認を受け付けた場合、装置が記
    憶すると共に確認受付を表示あるいは報知する、ことを
    特徴とする請求項12記載の医用画像撮影方法。
  33. 【請求項33】 前記確認を受け付けた場合、装置が記
    憶すると共に確認受付を表示あるいは報知する、ことを
    特徴とする請求項15記載の医用画像撮影装置。
  34. 【請求項34】 前記確認は、被写体あるいは操作者の
    確認に関する入力である、ことを特徴とする請求項12
    記載の医用画像撮影方法。
  35. 【請求項35】 前記確認は、被写体あるいは操作者の
    確認に関する入力である、ことを特徴とする請求項15
    記載の医用画像撮影装置。
  36. 【請求項36】 前記確認は、被写体の入室あるいは進
    入の確認である、ことを特徴とする請求項12記載の医
    用画像撮影方法。
  37. 【請求項37】 前記確認は、被写体の入室あるいは進
    入の確認である、ことを特徴とする請求項15記載の医
    用画像撮影装置。
  38. 【請求項38】 前記一致して撮影動作開始可能である
    ことを報知する、ことを特徴とする請求項4記載の医用
    画像撮影方法。
  39. 【請求項39】 前記制御手段は、一致して撮影動作開
    始可能であることを報知する、ことを特徴とする請求項
    記載の医用画像撮影装置。
  40. 【請求項40】 前記一致して撮影動作開始可能である
    ことを報知する、ことを特徴とする請求項記載の医用画
    像撮影方法。
  41. 【請求項41】 前記制御手段は、一致して撮影動作開
    始可能であることを報知する、ことを特徴とする請求項
    記載の医用画像撮影装置。
  42. 【請求項42】 前記確認を受け付けた場合、確認を受
    け付けた状態であることを表示あるいは報知する、こと
    を特徴とする請求項2記載の医用画像撮影方法。
  43. 【請求項43】 前記確認を受け付けた場合、確認を受
    け付けた状態であることを表示あるいは報知する、こと
    を特徴とする請求項7記載の医用画像撮影装置。
  44. 【請求項44】 前記確認を受け付けた場合、確認を受
    け付けた状態であることを表示あるいは報知する、こと
    を特徴とする請求項12記載の医用画像撮影方法。
  45. 【請求項45】 前記確認を受け付けた場合、確認を受
    け付けた状態であることを表示あるいは報知する、こと
    を特徴とする請求項15記載の医用画像撮影装置。
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