JP2006070374A - 印刷用塗工紙 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、印刷用塗工紙に関し、低密度で、白色度、不透明度が高く、良好な印刷適性を備え、操業性に優れた印刷用塗工紙を提供することにある。
【解決手段】 原紙上に、顔料および接着剤を含有する塗工層を設けてなるグラビア印刷用塗工紙において、顔料として硫酸カルシウムを含む塗工層を有し、原紙中に、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物を含有することを特徴とする印刷用塗工紙。特に軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物は、紙中填料として1〜25重量%含有することが好ましい。
Description
硫酸カルシウムの沈降法で測定した好ましい平均粒子径は0.2〜10μm、より好ましくは0.5〜1.5μmの範囲である。配合している硫酸カルシウムの平均粒子径が0.2μm未満である塗料を密度が特に0.3g/cm3以上0.7g/cm3以下の原紙に塗工した場合、塗料中の硫酸カルシウムは原紙表面の空隙内部に入り込みやすくなり、硫酸カルシウムがもつ塗工層を嵩高にする効果が発揮されづらくなり、結果として印刷適性が劣る傾向にある。平均粒径が10μmより大きい場合、塗料の粘度は高くなり、ブレード等で塗料を計量する際、相対的に高い圧力が必要となる。その結果、塗料中の硫酸カルシウムが原紙表面の空隙内部に押し込まれ、硫酸カルシウムがもつ塗工層を嵩高にする効果が発揮されづらくなる。また、塗料の粘度及び印刷適性の点から、硫酸カルシウムのアスペクト比は20以下であることが好ましい。塗工適性、印刷適性の点からアスペクト比は、より好ましくは15以下、更に好ましくは2〜10である。尚、アスペクト比とは粒子の長径/短径の比のことである。
顔料としては、硫酸カルシウム以外に発明の目的を損なわない範囲で複数の顔料を併用することができる。無機顔料としては、塗工紙用に従来から用いられている、カオリン、クレー、エンジニアードカオリン、デラミネーテッドクレー、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、タルク、二酸化チタン、硫酸バリウム、酸化亜鉛、珪酸、珪酸塩、コロイダルシリカ、サチンホワイトなどの無機顔料であり、これらの無機顔料は必要に応じて単独または2種類以上併用して使用できる。また、無機顔料以外に有機顔料も使用することができる。
本発明においては、軽質カルシウム−シリカ複合物を含有した低密度の原紙に、硫酸カルシウムを含有する塗工液を塗工することにより、塗工液が原紙に浸透しにくくなり、塗工量を減らしても原紙被覆性が良好なため、インキ着肉性、印刷光沢度などの印刷適性等に優れ、白色度も優れ、更なる低密度化をはかることが可能になる。
この軽質炭酸カルシウムの反応原液中の濃度は、後述の軽質炭酸カルシウムとケイ酸の配合比率が重要であるため、ケイ酸濃度の影響も加味しなくてはならないが、1〜20重量%が好ましい。1%未満の低濃度であると、1バッチあたりの生産量が少なく、生産性に問題がある。また20%を超える高濃度とすると分散性が悪く、また軽質炭酸カルシウム量と比較して、反応に用いるケイ酸アルカリ濃度が低くなるため、反応時の粘度が上昇し、操業性に問題がある。
ついでこの軽質炭酸カルシウムスラリーに、ナトリウム、カリウムのようなアルカリ溶液に分解した形のケイ酸を加える。一般的に工業用に用いられるものは、ケイ酸ソーダ(ナトリウム)もしくはケイ酸カリウムであるが、ケイ酸アルカリのモル比はいずれでも良い。3号ケイ酸はSiO2:Na2O=3〜3.4:1程度のモル比の物であるが、一般に入手しやすく、適度に使用される。軽質炭酸カルシウムとケイ酸アルカリとの仕込み量比は、生産する軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物中の炭酸カルシウムとシリカの重量比が目標とする範囲に入るように仕込む。軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物の炭酸カルシウムとシリカの重量比は、CaCO3/SiO2=30/70〜70/30が好ましい。
次に酸を用いた中和反応を行う。この場合、酸は鉱酸ならいずれでも良く、さらには鉱酸中に硫酸バンドや硫酸マグネシウムのような酸性金属塩を含む酸でも使用できる。工業的には硫酸、塩酸等の比較的安価で購入できる酸が好ましい。高濃度の酸を用いた場合、酸による中和時の攪拌が不十分であると、高濃度の酸の添加により部分的にpHの低い部分ができ、軽質炭酸カルシウムが分解するため、酸添加口でホモミキサー等を用いた強攪拌を行う必要がある。一方、あまり希薄な酸を用いると、酸添加により全体的な容量が極端に増えてしまうので好ましくない。この面からも、0.05N以上の濃度の酸を用いることが適当である。鉱酸または酸性金属塩水溶液の添加は、アルカリ性であるケイ酸金属塩水溶液と軽質炭酸カルシウムとの混合物の沸点以下の温度で行う。この中和処理によりケイ酸塩を析出させ、非晶質ケイ酸を形成し、これが軽質炭酸カルシウム粒子の表面を被覆する。
次に、上記酸添加によるスラリーの中和はpH=7〜9を目標に行う。析出してきたケイ酸分により軽質炭酸カルシウムが被覆されていくが、酸性側(pH7未満)にすると、軽質炭酸カルシウムが分解してしまう。一方、pHが高い(9.0超)状態で中和を終了すると、ケイ酸分の析出が十分に行われず、スラリー中に未反応のケイ酸分が残り、ケイ酸分のロスが多くなり、工業的には好ましくない。そのため、目標pHは7〜9で中和を終了させる。
得られた軽質炭酸カルシウム−ケイ酸の複合物は、目的粒子径より大きい組成物を取り除くため、スクリーン等を用いて、100μm以上の粒子を除去する。
粗大粒子を除去した後、あるいは粗大粒子除去後さらに強攪拌や粉砕処理を施した軽質炭酸カルシウム−ケイ酸の複合物の平均粒子径は、その用途が紙用の填料である場合には、30μm以下が好ましく、より好ましくは20μm以下、更に好ましくは1〜10μmである。
また本発明においては、填料として軽質炭酸カルシウム−シリカ複合粒子の他に、本発明の効果を損なわない範囲で他の無機、有機填料を使用することができる。その種類については、無定型シリカ、無定型シリケート、タルク、カオリン、クレー、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、酸化チタン、合成樹脂填料等の公知の填料を使用することができ、填料の配合量は、パルプ重量に対して1〜25重量%程度である。
〈評価方法〉
(1)内添填料の平均粒子径:軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物のスラリーを、分散剤ヘキサメタリン酸ソーダ0.2%を添加した純粋中に滴下混合して均一分散体とし、レーザー法(マルバーン社製粒度測定機マスターサイザーS型)で測定した値を平均粒径とした。
(2)塗工顔料の平均粒子径:固形分濃度8%の顔料スラリーを超音波分散処理し、沈降法(マイクロメトリクス社製セディグラフ5100を用いて測定)で測定した値を平均粒子径とした。
(3)B型粘度:調製した顔料スラリーの粘度を、30℃で、B型粘度計の回転数60rpmにて測定した。
(4)密度:JIS P 8118に基づいて測定した。
(5)白紙光沢度:JIS P 8142に基づいて測定した。
(6)印刷光沢度:ローランド平判印刷機(4色)にて、平判印刷用インキ(東洋インキ製 ハイユニティM)を用いて印刷速度8000枚/分で印刷し、得られた印刷物(4色ベタ印刷部)の表面をJIS P 8142に基づいて測定した。
(7)グラビア適性(網点欠落率):大蔵省式グラビア単色印刷機を用いて、印刷速度40m/min、印圧10kgf/cmで印刷し、印刷された塗工紙の網点欠落率を、目視により評価した。◎:極めて良好、○:良好、△:やや劣る、×:劣る
(8)白色度:JIS P 8148に基づいて測定した。
(9)不透明度:JIS P 8149に基づいて測定し、以下に示す基準で評価した。◎:極めて良好、○:良好、△:やや劣る、×:劣る
(10)塗工適性:ブレード塗工時のストラクタイト、ストーリーク、スクラッチの発生状況を目視で評価した。◎:全く発生しない、○:ほとんど発生しない、△:少し発生する、×:発生する
〈軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物Aの製造方法〉
(製造例1:軽質炭酸カルシウムーシリカ複合物Aの調製)
反応容器中に市販ロゼッタ型軽質炭酸カルシウム(商品名 アルバカー5970 SMI社製)10部を水に分散し、ここにSiO2濃度18.0wt/wt%、Na20濃度6・1wt/wt%のケイ酸ソーダ溶液を57部加えた後、水を加え、全量を200部とした。この混合スラリーをアジテータで十分に撹拌しながら加熱し、85℃としたスラリーに、10%硫酸溶液を撹拌しながら添加した。添加方法は、温度一定を保ち、硫酸添加後の最終pHは8・0、全硫酸添加時間は240分間となるように、一定速度で硫酸を添加し、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物Aスラリーを得た。このときの軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物Aの平均粒子径は3.4μmであった。
[実施例1]
1級クレー(IMERYS社製Capim DG)100部に、分散剤としてポリアクリル酸ソーダを添加して(対無機顔料 0.2部)セリエミキサーで分散し、固形分濃度65%の1級クレースラリーを調整した。固形分濃度65重量%の硫酸カルシウム(KEMIRA社製 CoCoat、顔料粒子のアスペクト比 6、平均粒子径 0.84μm)顔料スラリー(B型粘度 450mPa・s、無機顔料40部相当)に、スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(ガラス転移点温度20℃、ゲル含量85%)12部、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉(ペンフォード社製 PG295)8部を加えた後、事前に分散しておいた1級クレースラリー(無機顔料60部相当)を添加し、さらに水を加えて固形分濃度58%の塗工液を得た。
[実施例2]
実施例1において、塗工顔料として硫酸カルシウム40部、1級クレー60部からなる無機顔料の代わりに、硫酸カルシウム60部、1級クレー40部に変更した以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用塗工紙を得た。
[実施例3]
実施例1において、塗工顔料として硫酸カルシウム40部、1級クレー60部からなる無機顔料の代わりに、硫酸カルシウム60部、軽質炭酸カルシウム(奥多摩工業社製TP−123CS)顔料スラリー(無機顔料40部に相当)に変更した以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用塗工紙を得た。
[実施例4]
実施例1において、塗工顔料として硫酸カルシウム40部、1級クレー60部からなる無機顔料の代わりに、硫酸カルシウム60部、重質炭酸カルシウム(ファイマテック社製 FMT−90)顔料スラリー(無機顔料40部に相当)に変更した以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用塗工紙を得た。
[実施例5]
実施例1において、塗工顔料として硫酸カルシウム40部、1級クレー60部からなる無機顔料の代わりに、硫酸カルシウム100部に変更した以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用塗工紙を得た。
[実施例6]
実施例1において、塗工顔料として硫酸カルシウム40部、1級クレー60部からなる無機顔料の代わりに、硫酸カルシウム20部、1級クレー60部、重質炭酸カルシウム20部に変更した以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用塗工紙を得た。
[比較例1]
実施例1において、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物Aの代わりに、軽質炭酸カルシウム(Speciality Minerals社製アルバカー5970)に変更し、密度0.66g/cm3の中質紙を塗工原紙に用いた以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用塗工紙を得た。
[比較例2]
実施例1において、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物Aの代わりに、ホワイトカーボン(Rhodia Silica Korea社製Tixolex17)に変更し、密度0.60g/cm3の中質紙を塗工原紙に用いた以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用塗工紙を得た。
[比較例3]
実施例1において、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物Aの代わりに、ホワイトカーボン(Rhodia Silica Korea社製Tixolex17)と軽質炭酸カルシウム(Speciality Minerals社製アルバカー5970)の70:30の混合物に変更し、密度0.65g/cm3の中質紙を塗工原紙に用いた以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用塗工紙を得た。
[比較例4]
実施例1において、塗工顔料として硫酸カルシウム40部、1級クレー60部からなる無機顔料の代わりに、1級クレー100部に変更した以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用塗工紙を得た。
[比較例5]
実施例1において、塗工顔料として硫酸カルシウム40部、1級クレー60部からなる無機顔料の代わりに、1級クレー60部、重質炭酸カルシウム40部に変更した以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用塗工紙を得た。
[比較例6]
実施例1において、塗工顔料として硫酸カルシウム40部、1級クレー60部からなる無機顔料の代わりに、重質炭酸カルシウム100部に変更した以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用塗工紙を得た。
実施例1〜6は、低密度で、白色度、不透明度が高く、インキ着肉性が向上し、印刷光沢度が高く、印刷光沢度から白紙光沢度を引いた光沢度差が大きくコントラストが良好で優れたオフセット印刷適性を備え、操業性に優れたオフセット印刷用塗工紙を得ることができる。
[実施例7]
1級クレー(IMERYS社製Capim DG)100重量部に、分散剤として対顔料でポリアクリル酸ソーダ0.2部を添加してセリエミキサーで分散し固形分濃度が65%の1級クレースラリーを調製した。固形分濃度65%の硫酸カルシウム(KEMIRA社製 Cocoat、顔料粒子のアスペクト比 6、平均粒子径 0.84μm)顔料スラリー(顔料50重量部相当、B型粘度 450mPa・s)に、アルカリ増粘型のスチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(ガラス転移温度−20℃、ゲル含量85%)8部、およびヒドロキシエチルエーテル化澱粉(ペンフォード社製 PG295)1部、会合型アクリル系合成保水剤(アルコケミカル社製L−89)0.2部を加えた後、固形分濃度65%に調整した1級クレー(IMERYS社製Capim DG)スラリーを顔料として50重量部を添加し、さらに水を加えて固形分濃度60%の塗工液を得た。
填料として軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物A(軽質炭酸カルシウム/シリカ=30/70)を原紙重量当たり5%、タルクを5%含有し、製紙用パルプとして機械パルプを30%、クラフトパルプを50%、古紙パルプを20%含有する坪量60g/m2、密度0.62g/cm3の中質紙を塗工原紙として用いた。
[実施例8]
実施例7において、塗工顔料として硫酸カルシウム50重量部の代わりに硫酸カルシウム45重量部、1級クレー50重量部のかわりに、針状軽質炭酸カルシウム(奥多摩工業社製TP123)を55重量部に変更した以外は実施例7と同様の方法でグラビア印刷用塗工紙を得た。
[実施例9]
実施例7において、塗工顔料として硫酸カルシウム50重量部の代わりに硫酸カルシウム100重量部、1級クレー50重量部を無配合に変更した以外は実施例7と同様の方法でグラビア印刷用塗工紙を得た。
[実施例10]
実施例7において、塗工顔料として硫酸カルシウム50重量部の代わりに硫酸カルシウム70重量部、1級クレー50重量部からなる顔料のかわりに重質炭酸カルシウム(ファイマテック社製FMT−90)スラリーを顔料として30重量部に変更した以外は実施例7と同様の方法でグラビア印刷用塗工紙を得た。
[実施例11]
実施例7において、塗工顔料として硫酸カルシウム50重量部の代わりに硫酸カルシウム30重量部、1級クレー50重量部の代わりに1級クレー70重量部に変更した以外は実施例7と同様の方法でグラビア印刷用塗工紙を得た。
[比較例7]
実施例7において、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物Aの代わりに軽質炭酸カルシウム(Speciality Minerals社製アルバカ−5970)に変更し、密度0.65g/cm3の中質紙を塗工原紙に用いた以外は実施例7と同様の方法でグラビア印刷用塗工紙を得た。
[比較例8]
実施例7において、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物Aの代わりにホワイトカーボン(Rhodia Silica Korea社製Tixolex17)に変更し、密度0.62g/cm3の中質紙を塗工原紙に用いた以外は実施例7と同様の方法でグラビア印刷用塗工紙を得た。
[比較例9]
実施例7において、軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物Aの代わりにホワイトカーボン(Rhodia Silica Korea社製Tixolex17)と軽質炭酸カルシウム(Speciality Minerals社製アルバカ−5970)の30:70混合物に変更し、密度0.65g/cm3の中質紙を塗工原紙に用いた以外は実施例7と同様の方法でグラビア印刷用塗工紙を得た。
[比較例10]
実施例7において、塗工顔料として硫酸カルシウム50重量部からなる顔料の代わりに重質炭酸カルシウム(ファイマテック社製 FMT−90)スラリーを顔料として50重量部に変更した以外は実施例7と同様の方法でグラビア印刷用塗工紙を得た。
[比較例11]
実施例7において、塗工顔料として硫酸カルシウム50重量部のかわりに、1級クレー50重量部に変更した以外は実施例7と同様の方法でグラビア印刷用塗工紙を得た。
[比較例12]
実施例7において、原紙として製紙用パルプとして広葉樹晒しクラフトパルプ85%、針葉樹サーモメカニカルパルプ15%を用い、内添填料として炭酸カルシウムを原紙重量あたり15%含有した密度が0.75g/cm3である坪量62g/m2の中質紙に変更した以外は実施例7と同様の方法でグラビア印刷用塗工紙を得た。
Claims (4)
- 原紙上に顔料および接着剤を含有する塗工層を設けてなる印刷用塗工紙において、原紙に軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物を含有し、顔料として、硫酸カルシウムを含む塗工層を有することを特徴とする印刷用塗工紙。
- 前記硫酸カルシウムを顔料100重量部当たり10重量部以上であることを特徴とする請求項1に記載の印刷用塗工紙。
- 前記軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物が紙中填料として1〜25重量%含有することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷用塗工紙。
- 前記軽質炭酸カルシウム−シリカ複合物が、軽質炭酸カルシウム粒子の表面をシリカで被覆したものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の印刷用塗工紙。
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