JP2005337651A - 加熱調理器 - Google Patents

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Tatsuya Fuchizaki
達也 淵▲崎▼
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Abstract

【課題】 調理室の扉の開閉を滑らかに行うことが可能な加熱調理器を提供する。
【解決手段】 食品を収納し加熱する調理室5と、調理室5の前面開口を開閉する扉と、前記扉と係合し、食品からの飛散物を受ける受け皿9と、調理室5の底面17に調理室5内方向に突出させ、頂上部18aで調理室5に収納した受け皿9を支持すると共に、受け皿9を調理室5から取り出す際に前記頂上部18aを摺動させることができる支持突起部18とを備え、支持突起部18の頂上部18aは、断面略半円形状に形成されて成る。
【選択図】 図4

Description

本願発明は、ロースターを有する加熱調理器に係わり、特にその調理室内に出し入れ自在に収納されて食品からの飛散物を受ける受け皿の摺動性の改良に関するものである。
一般に、魚焼き専用の小型フィッシュロースターや、ガスレンジ、電気レンジなどに内蔵されるロースター(グリル)では、調理室の扉に取り付けられる受け皿を、調理室内の支持部(レール)で滑らせることにより、扉の開閉を行うようになっている(例えば、特許文献1参照)。
この扉の開閉の滑らかさは、支持部(レール)と受け皿の接触具合によって決まってくるが、特に近年注目されている電磁誘導加熱方式のIHクッキングヒーターにおいては、ガスレンジに比べて高価であるが故に、今まで以上に滑らかな扉の開閉が求められている。
図5は、従来のロースター調理室内の構成を具体的に説明するために例示した図で、(a)はロースター上面図、(b)は正面断面図(受け皿挿入状態)、(c)は(b)の円内拡大図である。調理室100を形成するロースター本体101の底面102には、処理室100内方向に突出し前後方向に伸びる左右一対の下支持突起部103が形成され、両側面104には前後方向にわたって処理室100内方向に突出する突出面105の下縁に上支持部106が形成されている。上記下支持突起部103は図5(c)に拡大図示したように断面台形状に形成され、その頂上部103aの平面で調理室100内に収納した受け皿107の底面を支持し、この状態で、受け皿107の両側上部108と上支持部106との間に一定のクリアランスを有するように構成されている。
特開平7−31550号公報(図1)
ところで、大半のロースターでは、調理後の清掃性を考え、調理室内と受け皿がホーロー加工されているが、互いにホーロー加工された部品は、滑りの相性が余り良くない。そのため、受け皿をロースター調理室から滑らかに出し入れするためには、受け皿が上支持部と下支持突起部間で適切なクリアランスが保たれている必要がある。
しかし、ホーロー加工時に適切な処理が施されなかった場合、場所によりホーローの溜まりが発生したり、逆に欠けや透けが生じ、ホーローの膜厚が不均一になる。
この点を考慮し、設計上、クリアランスに余裕を持たせ過ぎると、受け皿の出し入れ時、上下左右のガタツキが発生し、かえって滑らかな扉の開閉ができなくなるばかりか、扉が上下左右にずれて本体ロースター部に収まることになり、見栄えが悪くなってしまう。
すなわち、図5の従来例では、下支持突起部103の断面形状が台形状で頂上部103aが平面となっいるので、受け皿107底面との接触部は面接触となる。ホーロー加工処理が均一に行われておれば、受け皿107との接触は安定するが、ホーロー加工時、適切な処理が成されなかった場合、頂上部103aの平面の上にホーロー溜まりが発生する可能性がある。この下支持突起部103の頂上部103a平面に溜まった余分なホーロー厚により、受け皿107は上へ押し上げられ、上支持部106とのクリアランスは小さくなり、受け皿107を滑らかに出し入れすることができなくなる。従って、受け皿107が取り付けられた扉の開閉も滑らかに行うことができなくなる。
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、調理室の扉の開閉を滑らかに行うことが可能な加熱調理器を提供することを目的とするものである。
上記のような目的を達成するために、本願発明は、食品を収納し加熱する調理室と、前記調理室の前面開口を開閉する扉と、前記扉と係合し、前記食品からの飛散物を受ける受け皿と、前記調理室の底面に調理室内方向に突出させ、頂上部で前記調理室に収納した前記受け皿を支持すると共に、前記受け皿を前記調理室から取り出す際に前記頂上部を摺動させることができる支持突起部とを備え、前記支持突起部の頂上部は、断面略半円形状に形成されて成ることを特徴とするものである。
また、前記受け皿は、前記調理室底面に形成された支持突起部により受け皿の底面が支持されると共に、前記処理室の両側面に形成された上支持部により受け皿の両側上部が支持されることを特徴とするものである。
本願発明によれば、支持突起部の頂上部を断面略半円形状に形成することで、受け皿との接触面積を減らし、一般に互いにホーロー加工されるホーロー加工部品同士による接触抵抗を減少させることにより、受け皿を滑らかに出し入れすることができる。従って、受け皿が取り付けられた扉の開閉も滑らかに行うことができる。
また、処理室の両側面に形成された上支持部により受け皿の両側上部が支持されるものであっても、受け皿の底面と接触する支持突起部の頂上部が断面略半円形状で平面ではなくなるので、その部分に余分なホーローは溜まらずに流れて行くため、ホーロー溜まりによるクリアランスのバラツキを抑えることが可能となる。従って、上支持部を有するものでも、受け皿を滑らかに出し入れすることができ、受け皿が取り付けられた扉の開閉も滑らかに行うことができる。
以下、本願発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本願発明が適用される加熱調理器の一例として据置型のグリル付き誘導加熱(IH)調理器を示す斜視図、図2はその設置状態の全体斜視図と受け皿及びロースター本体の斜視図、図3は受け皿の各状態を示すロースター本体側断面図である。
図1において、この誘導加熱調理器の本体1は図2(a)に示すように台所のコンロ置台A上に設置可能で、その上面には、耐熱性を有するセラミック製のトッププレート(天板)2が設けられており、トッププレート2上面には調理鍋を載置して加熱できる誘導加熱部3a,3bが表示されている。
トッププレート2の下には、各誘導加熱部3a,3bに対応して加熱コイル(図示せず)が配置され、誘導加熱部3a,3b上に誘導加熱可能な調理鍋を載置して加熱コイルに通電すると、調理鍋が誘導加熱されるようになっている。
各加熱コイルの略中央位置には、トッププレート2を介して調理鍋の温度を検知するための温度検知手段としてのサーミスタ(図示せず)が配置されている。
本体1の前面側中央部には、魚や肉などの食品を収納して加熱するための金属製のロースター部4が設けられており、ロースター部4内の調理室5には図示しないグリルヒータ(平面ヒータやシーズヒータ)が内装されている。
調理室5の前板6に形成される前面開口7は、魚や肉などの食品を載せる網棚8がセットされて調理室5内に装着される受け皿9と着脱可能に取り付けられた扉10によってスライド式に開閉される。上記扉10の前面側下部には取手10aが設けられている。このロースター部4の調理室5からの排気は、トッププレート2の後部に形成された排気孔11から排出されるようになっている。なお、上記網棚8は、調理室5内のグリルヒータが上下に配置されたものでは、食品載置面が上下のヒータ間に位置するように側面視略コ字状に形成される。
上記ロースター部4の両側には、各誘導加熱部3a,3bの出力設定部やタイマー運転を行うためのタイマー設定部や電源スイッチ等が設けられた操作部12が設けられている。
図2(b)に示すように、受け皿9の前面側には、前記扉10と着脱可能に係合するための金属製の係合部材13が溶接によって一体的に固定され、底面側後方には左右一対の下方に突出するストッパー14が形成されている。一方、この受け皿9が出し入れ可能に収納される調理室5を形成するロースター本体15の底面側前方には、上記受け皿9側のストッパー14に対応して、左右一対の上方(調理室5内方向)に突出するストッパー16が形成されている。
また、上記ロースター本体15の底面17には、処理室4内方向に突出し前後方向に伸びる左右一対の下支持突起部18が形成され、その頂上部18aで調理室5に収納した受け皿9を支持すると共に、受け皿9を調理室5から出し入れする際に頂上部18aを摺動させることができるようになっている。さらに、ロースター本体15の両側面19には前後方向にわたって処理室4内方向に突出する突出面20の下縁に上支持部21が形成されている。
受け皿9は、上記のようにロースター本体15内側に形成された下支持突起部18と上支持部21に接触しながら出し入れされる。図3に従い、その状態の詳細を述べる。なお、図3では受け皿9と係合される扉10及び係合部材13は省略している。図3(a)に示すように受け皿9がロースター本体15内に収まった状態から、図3(b)に示すように水平に引き出されるに従い、先端が自重で下がり、受け皿9の両サイド上部22が上支持部21と接触し始め、底面側は下支持突起部18の頂上部18aを滑りながら、図3(c)に示すように両者のストッパー14,16が互いにぶつかるまで引き出される。
上記のように引き出された受け皿9は、図3(c)のストッパー14,16の当接位置で止まった後、受け皿9の手前側を斜め上に引き上げることで、ストッパー14,16の当接状態を解除し、調理室5を形成するロースター本体15から取り出すことができる。また、ロースター本体15内に収納するときは上記と逆の手順で収納することができる。
図4は、上記ロースター調理室5内の構成を具体的に説明するための図で、(a)はロースター上面図、(b)は正面断面図(受け皿挿入状態)、(c)は(b)の円内拡大図である。
上述したように、ロースター本体15の底面17には、処理室4内方向に突出し前後方向に伸びる左右一対の下支持突起部18が形成され、その頂上部18aで調理室5に収納した受け皿9を支持すると共に、受け皿9を調理室5から出し入れする際に頂上部18aを摺動させることができるようになっている。さらに、ロースター本体15の両側面19には前後方向にわたって処理室4内方向に突出する突出面20の下縁に上支持部21が形成されている。そして、本実施形態では、図4(c)に拡大図示するように、下支持突起部18の頂上部18aを断面略半円形状に形成している。
すなわち、下支持突起部18の頂上部18aを断面略半円形状にすることで、受け皿9との接触部を前記図5に示した従来例の面から線に変更し、ホーロー加工部品同士による接触抵抗を減少させたものである。
また、接触部が平面ではないので、余分なホーローはこの接触部から流れてゆくため、ホーローの溜まりは発生しなくなる。よって、受け皿9の両側上部22と上支持部21とのクリアランスが一定に保たれ、受け皿9は滑らかに出し入れされる。
以上のように、上記実施形態によれば、受け皿9と下支持突起部18との接触抵抗が小さくなるので、受け皿9が取り付けられた扉10の開閉も滑らかに行うことができる。
また、受け皿9と上支持部21間に適切なクリアランスが保たれるので、本実施形態のように上支持部21を有するものでも、扉10の開閉が滑らかになる。
また、ホーロー加工時のホーロー溜まりが改善され、ロースター本体15の歩留まり向上につながる。
なお、本願発明は、ガスレンジ等に比べて高価で、扉10の開閉にも価格に似合った滑らかさが求められる上述したようなグリル付き誘導加熱調理器(IHクッキングヒーター)に適用して特に好適であるが、ロースター(グリル)を有し、扉と係合して調理室に出し入れされる受け皿を備えたものであれば、各種の加熱調理器に適用可能である。
本願発明が適用される加熱調理器の一例として据置型のグリル付き誘導加熱調理器を示す斜視図。 その設置状態の全体斜視図と受け皿及びロースター本体の斜視図。 受け皿の各状態を示すロースター本体側断面図。 上記ロースター調理室内の構成を具体的に説明するための図。 従来のロースター調理室内の構成を具体的に説明するために例示した図。
符号の説明
1 本体
2 トッププレート
3a,3b 誘導加熱部
4 ロースター部
5 調理室
6 前板
7 前面開口
8 網棚
9 受け皿
10 扉
10a 取手
11 排気孔
12 操作部
13 係合部材
14,16 ストッパー
15 ロースター本体
18 下支持突起部
18a 頂上部
20 突出面
21 上支持部

Claims (2)

  1. 食品を収納し加熱する調理室と、
    前記調理室の前面開口を開閉する扉と、
    前記扉と係合し、前記食品からの飛散物を受ける受け皿と、
    前記調理室の底面に調理室内方向に突出させ、頂上部で前記調理室に収納した前記受け皿を支持すると共に、前記受け皿を前記調理室から取り出す際に前記頂上部を摺動させることができる支持突起部とを備え、
    前記支持突起部の頂上部は、断面略半円形状に形成されて成ることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記受け皿は、前記調理室底面に形成された支持突起部により受け皿の底面が支持されると共に、前記処理室の両側面に形成された上支持部により受け皿の両側上部が支持されることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3151250U (ja) * 2009-03-12 2009-06-18 パール金属株式会社 バーベキュー用コンロ
CN102188154A (zh) * 2010-03-03 2011-09-21 三洋电机株式会社 加热烹调器
JP2012154506A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Tanico Corp 調理装置
JP2016075456A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 株式会社パロマ 加熱装置

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