JP2005333573A - 警笛装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両の速度等に応じて警笛音波の放射範囲を変更可能にした警笛装置を得る。
【解決手段】 警告音等の音波を放射する複数の超指向性スピーカ4a〜4hを警笛として車両の前後左右の複数箇所に外方へ向け配置する。超音波変調器2は超音波周波数帯のキャリア信号を警告用音源部1からの可聴周波数帯の警告音等で変調し、電力増幅部3で増幅後、この信号をセレクタ5を介し超指向性スピーカ4a〜4hに対し印加できるようにし、運転手は車両の速度や走行する場所に応じて、車両の前後左右の方向のうちの一方向若しくは複数方向または全方向の超指向性スピーカを選択させるようにセレクタスイッチ6を手動操作してセレクタ5を設定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 警告音等の音波を放射する複数の超指向性スピーカ4a〜4hを警笛として車両の前後左右の複数箇所に外方へ向け配置する。超音波変調器2は超音波周波数帯のキャリア信号を警告用音源部1からの可聴周波数帯の警告音等で変調し、電力増幅部3で増幅後、この信号をセレクタ5を介し超指向性スピーカ4a〜4hに対し印加できるようにし、運転手は車両の速度や走行する場所に応じて、車両の前後左右の方向のうちの一方向若しくは複数方向または全方向の超指向性スピーカを選択させるようにセレクタスイッチ6を手動操作してセレクタ5を設定する。
【選択図】 図1
Description
この発明は車両の警笛の音源として指向特性の鋭い超指向性スピーカを使用した警笛装置に関するものである。
超音波を使用した指向特性の鋭い超指向性スピーカを用いた従来の警笛装置として例えば以下のものがある。
この警笛装置は、可聴周波数帯の信号源からの信号によって超音波周波数帯のキャリア信号を変調した後、電力増幅器で増幅して、超指向性スピーカ(超音波振動子)に導き、前記被変調波を有限振幅レベルの音波に変換して空気中に放射し、空気の非線形によって元の可聴音を再生する超指向性スピーカを踏み切りまたは横断歩道に備え、この超指向性スピーカからの音波が通行者に向けて放射されるように設置したものである。
これにより、限定された方向にのみ音波が放射され、踏み切りを通過する人間や車両のみに警報を与える一方、近隣の住宅地への騒音公害を防止することができる。
また、超指向性スピーカを横断歩道の盲人用ガイドチャイムとして用い、盲人のための青信号および黄信号を意味する音楽(音波)をこの超指向性スピーカから流す。これにより、盲人は横断歩道からそれたときには音楽が聞こえなくなり、この場合、盲人は方向を修正して再び音楽が聞こえる位置に戻ることにより、盲人は正しい方向へ導かれることとなる(例えば、特許文献1参照)。
この警笛装置は、可聴周波数帯の信号源からの信号によって超音波周波数帯のキャリア信号を変調した後、電力増幅器で増幅して、超指向性スピーカ(超音波振動子)に導き、前記被変調波を有限振幅レベルの音波に変換して空気中に放射し、空気の非線形によって元の可聴音を再生する超指向性スピーカを踏み切りまたは横断歩道に備え、この超指向性スピーカからの音波が通行者に向けて放射されるように設置したものである。
これにより、限定された方向にのみ音波が放射され、踏み切りを通過する人間や車両のみに警報を与える一方、近隣の住宅地への騒音公害を防止することができる。
また、超指向性スピーカを横断歩道の盲人用ガイドチャイムとして用い、盲人のための青信号および黄信号を意味する音楽(音波)をこの超指向性スピーカから流す。これにより、盲人は横断歩道からそれたときには音楽が聞こえなくなり、この場合、盲人は方向を修正して再び音楽が聞こえる位置に戻ることにより、盲人は正しい方向へ導かれることとなる(例えば、特許文献1参照)。
従来の警笛装置は以上のように構成されており、超指向性スピーカからの音波は固定した場所から特定の方向へ向けて放射されものであり、移動体から特定の方向へ音波を放射するものではなかった。また、音波の放射範囲が特定されており、人為的または自動的に放射範囲を変更することはできなかった。
従って、前記従来の警笛装置を車載用として適用した場合、車両から音波を放射した際に、警告が不要な対象にも与えられるという問題があった。例えば、車両の前方に音波を発するように超指向性スピーカを配置し、低速走行中の車両から前方へ音波を発する場合、音波の放射範囲が狭いために真横を歩行中の人間に対して警告音が届かず、警告を与えることができないという問題があった。
これに対し、複数の超指向性スピーカを配置して放射範囲を広くした場合、高速走行中の車両から音波を発したときには、前方のみならず真横を歩行中の人間や車両にも警告音を与えて不必要に驚かせ、また、騒音を与えることになるという問題が生じる。
さらに、山道などの見通し悪い場所を走行するときに、音波の放射方向が車両前方に限定されている場合、車両の前方以外や物陰に隠れた人間へ警告音が届かないという問題もあった。
従って、前記従来の警笛装置を車載用として適用した場合、車両から音波を放射した際に、警告が不要な対象にも与えられるという問題があった。例えば、車両の前方に音波を発するように超指向性スピーカを配置し、低速走行中の車両から前方へ音波を発する場合、音波の放射範囲が狭いために真横を歩行中の人間に対して警告音が届かず、警告を与えることができないという問題があった。
これに対し、複数の超指向性スピーカを配置して放射範囲を広くした場合、高速走行中の車両から音波を発したときには、前方のみならず真横を歩行中の人間や車両にも警告音を与えて不必要に驚かせ、また、騒音を与えることになるという問題が生じる。
さらに、山道などの見通し悪い場所を走行するときに、音波の放射方向が車両前方に限定されている場合、車両の前方以外や物陰に隠れた人間へ警告音が届かないという問題もあった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、人為的、または車両の速度や走行する場所の地理的な環境状態に応じて自動的に警笛音波の放射範囲を変更可能にした警笛装置を得ることを目的とする。
この発明に係る警笛装置は、警告用音源部からの可聴周波数帯の警告音等で超音波周波数帯のキャリア信号を変調する超音波変調器と、前記超音波変調器からの信号を増幅する電力増幅部と、車両の前後左右の複数箇所に配置され、前記電力増幅部からの信号を指向特性の鋭い有限振幅レベルの音波に変換して空気中に放射し、元の警告音等を再生させる複数の電気音響変換器と、前記電力増幅部と複数の電気音響変換器との間に設け、前記複数の電気音響変換器の中から、前記電力増幅部よりの信号で警告音等を再生させる電気音響変換器を選択するセレクタと、前記車両の前後左右の方向のうちの一方向若しくは複数方向または全方向の電気音響変換器を選択させる操作に基づき、セレクタを設定するセレクタスイッチとを備えたものである。
この発明によれば、警告音等の音波を放射する複数の電気音響変換器を警笛として車両の前後左右の複数箇所に配置し、これら複数の電気音響変換器に対して、警告音等で超音波周波数帯のキャリア信号を変調した信号をセレクタを介し印加できるようにし、使用者(運転手)は、車両の前後左右の方向のうちの一方向若しくは複数方向または全方向の電気音響変換器を選択させるようにセレクタスイッチを操作してセレクタを設定する構成としたので、車両の速度や走行する場所の地理的な環境状態に応じ、警告音等の音波の放射範囲を運転手の任意の操作により適切に設定することができるとともに、電気音響変換器の鋭い指向性(直進性)により警告音等による周辺への騒音を低減することができる。
この結果、例えば、車両が民家や人通りの多い街中を比較的低速で走行する際は、車両の全方向へ警告音等の音波を放射して車両の周囲全方向に警告を与えることができ、また、車両が郊外や高速道路等を走行する際は、警告の必要な対象である車両の前方向にのみ警告音等の音波を放射し、車両の前方向にのみ警告を与えることができる一方、この警告音等による周辺への騒音や不快感を少なくすることができる。
この結果、例えば、車両が民家や人通りの多い街中を比較的低速で走行する際は、車両の全方向へ警告音等の音波を放射して車両の周囲全方向に警告を与えることができ、また、車両が郊外や高速道路等を走行する際は、警告の必要な対象である車両の前方向にのみ警告音等の音波を放射し、車両の前方向にのみ警告を与えることができる一方、この警告音等による周辺への騒音や不快感を少なくすることができる。
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による警笛装置の構成を示すブロック図である。
図1において、この警笛装置は、警告用音源部1、超音波変調器2、電力増幅部3、電気音響変換器4a〜4h、セレクタ5及びセレクタスイッチ6とで構成される。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による警笛装置の構成を示すブロック図である。
図1において、この警笛装置は、警告用音源部1、超音波変調器2、電力増幅部3、電気音響変換器4a〜4h、セレクタ5及びセレクタスイッチ6とで構成される。
上記構成において、警告用音源部1は可聴周波数帯の警告音声または警告音等の警告用信号を発生する。
超音波変調器2は警告用音源部1からの警告用信号で超音波周波数帯のキャリア信号を振幅変調する。
電力増幅部3は超音波変調器2で変調された信号を所定レベルの信号に増幅する。
電気音響変換器4a〜4hはそれぞれ超音波振動子で形成される超指向性スピーカであり、電力増幅部3からの信号を指向特性の鋭い有限振幅レベルの音波に変換して空気中に放射し、この空気中における非線型相互作用により、警告用音源部1で発生した可聴周波数帯の警告音声または警告音を再生させるものである。再生された警告音声または警告音は鋭い指向特性を有している。以下、この電気音響変換器4a〜4hを「超指向性スピーカ4a〜4h」と称する。
これら超指向性スピーカ4a〜4hは図1に示すように複数設け、車両の前後左右の各位置に分けて外方へ向け配置する。
これら超指向性スピーカ4a〜4hは図1に示すように複数設け、車両の前後左右の各位置に分けて外方へ向け配置する。
セレクタ5は図1に示すように、電力増幅部3と複数からなる超指向性スピーカ4a〜4hとの間に設けられ、この電力増幅部3からの信号で警告音声または警告音を再生させる超指向性スピーカを複数からなる超指向性スピーカ4a〜4hの中から選択する。このセレクタ5の内部構成例については後述する。
セレクタスイッチ6は前記セレクタ5における超指向性スピーカ4a〜4hの中からの選択を設定するものであり、使用者(運転手)が手動操作して設定する。
このセレクタスイッチ6は使用者(運転手)が容易に操作できるように運転席の操作盤またはステアリングホイールに設けておくことが望ましい。
このセレクタスイッチ6は使用者(運転手)が容易に操作できるように運転席の操作盤またはステアリングホイールに設けておくことが望ましい。
次に、超指向性スピーカ4a〜4hの配置について図2で説明する。
図2は超指向性スピーカ4a〜4hの配置例を示す車両7の縦断平面図である。
図2に示すように、超指向性スピーカ4a〜4hは車両7の前方、後方、左側面および右側面に警笛として使用するように外方へ向け配置し、それぞれの方向に音波(W)が放射されるようにする。超指向性スピーカはその名の通り指向特性が鋭く、放射される音波(W)は直進し、その放射範囲が狭いという性質を有している。従って、例えば車両7の前方に配置した3個の超指向性スピーカ4a,4b,4cから音波(W)を放射した場合にはその音波(W)は前方のみに伝播し、前方の人間や車両等のみに警告を与えることができる。本発明による警笛装置はこのような超指向性スピーカの特性を利用したものである。
図2は超指向性スピーカ4a〜4hの配置例を示す車両7の縦断平面図である。
図2に示すように、超指向性スピーカ4a〜4hは車両7の前方、後方、左側面および右側面に警笛として使用するように外方へ向け配置し、それぞれの方向に音波(W)が放射されるようにする。超指向性スピーカはその名の通り指向特性が鋭く、放射される音波(W)は直進し、その放射範囲が狭いという性質を有している。従って、例えば車両7の前方に配置した3個の超指向性スピーカ4a,4b,4cから音波(W)を放射した場合にはその音波(W)は前方のみに伝播し、前方の人間や車両等のみに警告を与えることができる。本発明による警笛装置はこのような超指向性スピーカの特性を利用したものである。
以上説明の図2のように複数配置した超指向性スピーカ4a〜4hの中から、使用者(運転手)は車両の速度や走行する場所の地理的な環境状態に応じてセレクタスイッチ6をセレクタ5に対して操作し、警告音等を発する超指向性スピーカを選択する。
なお、図2では配置した超指向性スピーカを8個(4a〜4h)としたが、この個数に限るものではなく、他の個数であってもよい。
なお、図2では配置した超指向性スピーカを8個(4a〜4h)としたが、この個数に限るものではなく、他の個数であってもよい。
また、セレクタ5とセレクタスイッチ6との接続形態は有線または無線のいずれでもよいが、図2のように配置した超指向性スピーカ4a〜4hのいずれからも遠くならない位置に警告用音源部1、超音波変調器2、電力増幅部3およびセレクタ5等を配置し、セレクタ5とセレクタスイッチ6との間の接続形態を例えばブルートゥース(Bluetooth;近距離無線)等の無線接続とすることにより、警笛装置全体の配線を少なくすることができる。
次に、セレクタ5の内部構成例について図3で説明する。
図3(a),(b),(c)はセレクタ5の内部構成例を示す図である。
図3(a)に示す構成例は超指向性スピーカ4a〜4hのそれぞれに対応してスイッチSWa〜SWhを設けたものであり、これらスイッチの一端側は全て接続して電力増幅部3と接続し、他端側はそれぞれ超指向性スピーカ4a〜4hと接続する。このように接続したスイッチSWa〜SWhをセレクタスイッチ6からの設定信号Soでオン・オフ(閉・開)する。オンされたスイッチに接続された超指向性スピーカが選択された超指向性スピーカとなり、電力増幅部3からの信号で駆動され、警告音等の音波(W)が放射されることとなる。
図3(a),(b),(c)はセレクタ5の内部構成例を示す図である。
図3(a)に示す構成例は超指向性スピーカ4a〜4hのそれぞれに対応してスイッチSWa〜SWhを設けたものであり、これらスイッチの一端側は全て接続して電力増幅部3と接続し、他端側はそれぞれ超指向性スピーカ4a〜4hと接続する。このように接続したスイッチSWa〜SWhをセレクタスイッチ6からの設定信号Soでオン・オフ(閉・開)する。オンされたスイッチに接続された超指向性スピーカが選択された超指向性スピーカとなり、電力増幅部3からの信号で駆動され、警告音等の音波(W)が放射されることとなる。
図3(b)に示す構成例は図3(a)のスイッチSWa〜SWhそれぞれの各端子間に抵抗Ra〜Rhを設けたものであり、スイッチSWa〜SWhがオフされているときには抵抗Ra〜Rhを介して電力増幅部3からの信号が僅かながら超指向性スピーカ4a〜4hへ供給され、聞こえるか聞こえないかといった小レベルの音波が放射されている。
上記抵抗Ra〜Rhを設けることにより、スイッチSWa〜SWhのオンオフによる電力増幅部3に対する負荷インピーダンスの変動幅が抑制される。
また、スイッチSWa〜SWhの中のいずれかがセレクタスイッチ6からの設定信号Soでオンされた場合、このスイッチに接続された超指向性スピーカが選択された超指向性スピーカとなり、電力増幅部3からの信号で駆動され、警告音等の音波(W)が大きな音となって放射されることとなる。
上記抵抗Ra〜Rhを設けることにより、スイッチSWa〜SWhのオンオフによる電力増幅部3に対する負荷インピーダンスの変動幅が抑制される。
また、スイッチSWa〜SWhの中のいずれかがセレクタスイッチ6からの設定信号Soでオンされた場合、このスイッチに接続された超指向性スピーカが選択された超指向性スピーカとなり、電力増幅部3からの信号で駆動され、警告音等の音波(W)が大きな音となって放射されることとなる。
また、図3(c)に示す構成例は図3(a)または図3(b)のスイッチSWa〜SWhそれぞれに代え、リレースイッチRLa〜RLhを設けたものである。このリレースイッチRLa〜RLhは図3(a)または図3(b)と同様に、セレクタスイッチ6からの設定信号Soでオン・オフされ、オンされたリレースイッチに接続された超指向性スピーカが選択された超指向性スピーカとなる。
次に動作について図1乃至図3をもとに説明する。
警告用音源部1は可聴周波数帯の警告音声または警告音等の警告用信号を発生し、超音波変調器2へ送出する。超音波変調器2は入力された警告用音源部1からの警告用信号により超音波周波数帯のキャリア信号を振幅変調し、電力増幅部3へ出力する。
電力増幅部3は振幅変調された信号を所定レベルの信号に増幅し、セレクタ5へ出力する。
このセレクタ5には使用者(運転手)の操作に基づく設定信号Soがセレクタスイッチ6から入力する。
警告用音源部1は可聴周波数帯の警告音声または警告音等の警告用信号を発生し、超音波変調器2へ送出する。超音波変調器2は入力された警告用音源部1からの警告用信号により超音波周波数帯のキャリア信号を振幅変調し、電力増幅部3へ出力する。
電力増幅部3は振幅変調された信号を所定レベルの信号に増幅し、セレクタ5へ出力する。
このセレクタ5には使用者(運転手)の操作に基づく設定信号Soがセレクタスイッチ6から入力する。
このセレクタ5が図3の(a)または(b)の構成である場合、セレクタ5のスイッチSWa〜SWhの中の該当のスイッチがセレクタスイッチ6から入力された設定信号Soに従いオンし、超指向性スピーカ4a〜4hの中でこのオンしたスイッチに接続された超指向性スピーカが電力増幅部3からの信号で駆動され、警告音等の音波が放射されることとなる。
また、セレクタ5が図3(c)の構成である場合、セレクタ5のリレースイッチRLa〜RLhの中の該当のリレースイッチがセレクタスイッチ6から入力された設定信号Soに従いオンし、超指向性スピーカ4a〜4hの中でこのオンしたリレースイッチに接続された超指向性スピーカが電力増幅部3からの信号で駆動され、警告音等の音波が放射されることとなる。
また、セレクタ5が図3(c)の構成である場合、セレクタ5のリレースイッチRLa〜RLhの中の該当のリレースイッチがセレクタスイッチ6から入力された設定信号Soに従いオンし、超指向性スピーカ4a〜4hの中でこのオンしたリレースイッチに接続された超指向性スピーカが電力増幅部3からの信号で駆動され、警告音等の音波が放射されることとなる。
ここで、セレクタスイッチ6によるセレクタ5の超指向性スピーカ4a〜4hの選択およびこの選択に基づく音波の放射範囲について説明する。
セレクタスイッチ6からセレクタ5へ出力される設定信号Soによる超指向性スピーカ4a〜4hの中からの選択の形態としては以下の形態が考えられる。
第1の形態として、超指向性スピーカ4a〜4hの全てを同時に選択する。
このように選択した場合、車両7を中心にして全方向に警告音等の音波が同時に放射されることとなる。
セレクタスイッチ6からセレクタ5へ出力される設定信号Soによる超指向性スピーカ4a〜4hの中からの選択の形態としては以下の形態が考えられる。
第1の形態として、超指向性スピーカ4a〜4hの全てを同時に選択する。
このように選択した場合、車両7を中心にして全方向に警告音等の音波が同時に放射されることとなる。
また、第2の形態として、超指向性スピーカ4a〜4hをグループ分けし、このグループ単位で選択する。例えば図2において、車両7の前方側に配置した超指向性スピーカ4a,4b,4cの3個、または、車両7の後方側に配置した超指向性スピーカ4e,4f,4gの3個をそれぞれグループ分けする。なお、このグループ分けの場合、超指向性スピーカ4d,4hはそれぞれ単独となる。
このようなグループ単位で選択した場合、選択されたグループの超指向性スピーカよりその方向へ警告音等の音波が同時に放射されることとなる。例えば、超指向性スピーカ4a,4b,4cのグループを選択した場合には、車両7の前方向にのみ警告音等の音波が同時に放射されることとなり、超指向性スピーカ4e,4f,4gのグループを選択した場合には、車両7の後方向にのみ警告音等の音波が同時に放射されることとなる。
このようなグループ単位で選択した場合、選択されたグループの超指向性スピーカよりその方向へ警告音等の音波が同時に放射されることとなる。例えば、超指向性スピーカ4a,4b,4cのグループを選択した場合には、車両7の前方向にのみ警告音等の音波が同時に放射されることとなり、超指向性スピーカ4e,4f,4gのグループを選択した場合には、車両7の後方向にのみ警告音等の音波が同時に放射されることとなる。
なお、図2の配置例を前提にした上記例のグループ分けの場合、超指向性スピーカ4d,4hはそれぞれ単独の選択となり、超指向性スピーカ4dを選択することにより、車両7の右方向に警告音等の音波が放射され、超指向性スピーカ4hを選択することにより、車両7の左方向に警告音等の音波が放射されこととなる。または、これら左右方向の超指向性スピーカ4d,4hをグループ化し、車両7の左右方向から同時に警告音等の音波を放射できるようにしてもよい。
セレクタ5およびセレクタスイッチ6の機能として、以上説明の第1の形態および第2の形態を任意に選択できるようにこれらセレクタ5およびセレクタスイッチ6に機能設定しておく。これにより、車両7が例えば民家や人通りの多い街中を比較的低速で走行する際は第1の形態を選択するようにセレクタスイッチ6を操作して設定し、超指向性スピーカ4a〜4hの全てを同時に選択し、車両7を中心にして全方向に警告音等の音波をこれらスピーカから同時に放射できるようにする。これにより、この機能を作動させた場合(警笛を鳴らした場合)には車両7の周囲全方向に警告を与えることとなる。
上記に対し、車両7が例えば郊外や高速道路等を走行する際は、第2の形態であって車両7の前方側に配置した超指向性スピーカ4a,4b,4cの3個のグループを選択するようにセレクタスイッチ6を操作して設定し、車両7の前方向にのみ警告音等の音波を同時に放射できるようにする。これにより、この機能を作動させた場合(警笛を鳴らした場合)には車両7の前方向にのみ警告音等の音波が放射されるので、この警告音等による周辺への騒音や不快感を少なくすることとなる。
上記に対し、車両7が例えば郊外や高速道路等を走行する際は、第2の形態であって車両7の前方側に配置した超指向性スピーカ4a,4b,4cの3個のグループを選択するようにセレクタスイッチ6を操作して設定し、車両7の前方向にのみ警告音等の音波を同時に放射できるようにする。これにより、この機能を作動させた場合(警笛を鳴らした場合)には車両7の前方向にのみ警告音等の音波が放射されるので、この警告音等による周辺への騒音や不快感を少なくすることとなる。
なお、以上説明の実施の形態では、この発明の警笛装置を車載用としたが、他の移動体(例えば船舶等)に適用することもできる。
以上のように、この実施の形態1によれば、警告音等の音波を放射する複数の超指向性スピーカ4a〜4hを警笛として車両7の前後左右の複数箇所に外方へ向け配置し、これら複数の超指向性スピーカ4a〜4hに対して、超音波周波数帯のキャリア信号を可聴周波数帯の警告音等で変調し電力増幅した信号をセレクタ5を介し印加できるようにし、使用者(運転手)は、車両の前後左右の方向のうちの一方向若しくは複数方向または全方向の超指向性スピーカを選択させるようにセレクタスイッチ6を手動操作してセレクタ5を設定する構成としたので、車両7の速度や走行する場所の地理的な環境状態に応じ、警告音等の音波の放射範囲を運転手の任意の操作により設定することができる。
これにより、例えば、車両7が民家や人通りの多い街中を比較的低速で走行する際は超指向性スピーカ4a〜4hの全てを同時に選択するようにセレクタスイッチ6を操作することにより、車両7を中心に全方向に警告音等の音波が同時に放射され、これにより、車両7の周囲全方向に警告を与えることができる。
これにより、例えば、車両7が民家や人通りの多い街中を比較的低速で走行する際は超指向性スピーカ4a〜4hの全てを同時に選択するようにセレクタスイッチ6を操作することにより、車両7を中心に全方向に警告音等の音波が同時に放射され、これにより、車両7の周囲全方向に警告を与えることができる。
また、車両7が例えば郊外や高速道路等を走行する際は、車両7の前方側に配置した超指向性スピーカ4a,4b,4cの3個のグループを選択するようにセレクタスイッチ6を操作することにより、車両7の前方向にのみ警告音等の音波が同時に放射され、これにより、車両7の前方向にのみ警告を与え、この警告音等による周辺への騒音や不快感を少なくすることができる。
また、車両7の速度や走行する場所の地理的な環境状態に応じて、車両7の前方側に配置した超指向性スピーカ4a,4b,4cの3個のグループと、車両7の右方向に配置した超指向性スピーカ4dまたは車両7の左方向に配置した超指向性スピーカ4hの複数方向を選択するようにセレクタスイッチ6を操作することにより、車両7の前方向と右方向または左方向の複数方向に警告音等の音波が同時に放射され、これら複数方向に警告を与えることができる。
また、車両7の速度や走行する場所の地理的な環境状態に応じて、車両7の前方側に配置した超指向性スピーカ4a,4b,4cの3個のグループと、車両7の右方向に配置した超指向性スピーカ4dまたは車両7の左方向に配置した超指向性スピーカ4hの複数方向を選択するようにセレクタスイッチ6を操作することにより、車両7の前方向と右方向または左方向の複数方向に警告音等の音波が同時に放射され、これら複数方向に警告を与えることができる。
また、この発明の実施の形態1による車載用警笛装置を消防車または救急車などの緊急車両に設置し、これら緊急車両がサイレンや音声等の音波を発する緊急時の走行中は、車両前方向にのみこれら音波を放射するようにセレクタスイッチ6を操作することにより、緊急車両の前方向にのみ警告音等の音波が放射され、これにより、緊急車両の前方向の車両や人間にのみ警告を与え、サイレンや音声等による周辺への騒音を低減することができる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2による警笛装置の構成を示すブロック図である。
図4において、図1と同一のものについては同一符合を付してあり、この実施の形態2による警笛装置の構成が図1の構成に対し異なる点は、図1のセレクタスイッチ6に代え、車速センサ8、車速判定部9およびコントローラ10を設けた点である。なお、図1と同一符合のものについての説明は省略する。
図4はこの発明の実施の形態2による警笛装置の構成を示すブロック図である。
図4において、図1と同一のものについては同一符合を付してあり、この実施の形態2による警笛装置の構成が図1の構成に対し異なる点は、図1のセレクタスイッチ6に代え、車速センサ8、車速判定部9およびコントローラ10を設けた点である。なお、図1と同一符合のものについての説明は省略する。
上記構成において、車速センサ8は車両7の速度を検出し、速度検出信号Saを出力する。
車速判定部9は車速センサ8からの速度検出信号Saをもとに車両7の速度を判定し、この速度に応じた車速判定信号Sbを出力する。
コントローラ10は車速判定部9からの車速判定信号Sbに基づき、セレクタ5における超指向性スピーカ4a〜4hの中からの超指向性スピーカの選択を設定する設定信号Soをセレクタ5へ出力する。
車速判定部9は車速センサ8からの速度検出信号Saをもとに車両7の速度を判定し、この速度に応じた車速判定信号Sbを出力する。
コントローラ10は車速判定部9からの車速判定信号Sbに基づき、セレクタ5における超指向性スピーカ4a〜4hの中からの超指向性スピーカの選択を設定する設定信号Soをセレクタ5へ出力する。
次に動作について説明する。
実施の形態1(図1)においては、セレクタ5における複数の超指向性スピーカ4a〜4hの中から警告音等の音波を放射させる超指向性スピーカの選択を手動操作(人為的)によるセレクタスイッチ6で設定していた。
これに対し、図4に示す実施の形態2による警笛装置は車両7の速度に応じてセレクタ5における超指向性スピーカの選択を自動的に設定するようにしている。
このため、車速センサ8は車両7の速度を検出し、速度検出信号Saを車速判定部9へ出力する。車速判定部9は入力された速度検出信号Saをもとに車両7の速度を判定し、この速度に応じた車速判定信号Sbをコントローラ10へ出力する。
コントローラ10はこの車速判定信号Sbに基づいた設定信号Soをセレクタ5へ出力し、セレクタ5における超指向性スピーカ4a〜4hの中からの超指向性スピーカの選択を自動設定する。この設定信号Soによる超指向性スピーカの選択の形態については実施の形態1で説明した形態(第1の形態および第2の形態)と同じでよい。
実施の形態1(図1)においては、セレクタ5における複数の超指向性スピーカ4a〜4hの中から警告音等の音波を放射させる超指向性スピーカの選択を手動操作(人為的)によるセレクタスイッチ6で設定していた。
これに対し、図4に示す実施の形態2による警笛装置は車両7の速度に応じてセレクタ5における超指向性スピーカの選択を自動的に設定するようにしている。
このため、車速センサ8は車両7の速度を検出し、速度検出信号Saを車速判定部9へ出力する。車速判定部9は入力された速度検出信号Saをもとに車両7の速度を判定し、この速度に応じた車速判定信号Sbをコントローラ10へ出力する。
コントローラ10はこの車速判定信号Sbに基づいた設定信号Soをセレクタ5へ出力し、セレクタ5における超指向性スピーカ4a〜4hの中からの超指向性スピーカの選択を自動設定する。この設定信号Soによる超指向性スピーカの選択の形態については実施の形態1で説明した形態(第1の形態および第2の形態)と同じでよい。
ここで、車両7の速度(速度検出信号Sa)とコントローラ10からセレクタ5へ出力される設定信号Soとの関係について説明する。
例えば、車速判定部9には車両7の速度基準値を予め設定しておき、この車速判定部9は車速センサ8から入力される速度検出信号Saを速度基準値と比較し、速度検出信号Saが速度基準値以下のときにはその旨の車速判定信号Sbをコントローラ10へ出力し、コントローラ10はこの車速判定信号Sbをもとに超指向性スピーカ4a〜4hの全てを同時に選択させる設定信号Soをセレクタ5へ出力する。これにより、車両7の速度が速度基準値以下のときには車両7を中心にして全方向に警告音等の音波が同時に放射されることとなる。
例えば、車速判定部9には車両7の速度基準値を予め設定しておき、この車速判定部9は車速センサ8から入力される速度検出信号Saを速度基準値と比較し、速度検出信号Saが速度基準値以下のときにはその旨の車速判定信号Sbをコントローラ10へ出力し、コントローラ10はこの車速判定信号Sbをもとに超指向性スピーカ4a〜4hの全てを同時に選択させる設定信号Soをセレクタ5へ出力する。これにより、車両7の速度が速度基準値以下のときには車両7を中心にして全方向に警告音等の音波が同時に放射されることとなる。
上記に対し、速度検出信号Saが速度基準値を超えた場合、車速判定部9はその旨の車速判定信号Sbをコントローラ10へ出力し、コントローラ10はこの車速判定信号Sbをもとに車両7の前方側に配置した超指向性スピーカ4a,4b,4cのグループを選択させる設定信号Soをセレクタ5へ出力する。これにより、車両7の速度が速度基準値を超えたときには車両7の前方向にのみ警告音等の音波がこれらスピーカから同時に放射されることとなる。
以上により、例えば見通しのよい道路で、車両7の速度が速度基準値を超えたときには車両7の前方向の車両や人間だけに警告を与えることとなり、周辺への騒音が低減されることとなる。また、車両7が民家や人通りの多い街中を前記速度基準値以下の比較的低速で走行する際は車両7を中心に全方向へ警告を与えることとなる。
以上により、例えば見通しのよい道路で、車両7の速度が速度基準値を超えたときには車両7の前方向の車両や人間だけに警告を与えることとなり、周辺への騒音が低減されることとなる。また、車両7が民家や人通りの多い街中を前記速度基準値以下の比較的低速で走行する際は車両7を中心に全方向へ警告を与えることとなる。
上記では車速判定部9に車両7の速度基準値を一つ設定したが、この速度基準値を複数
設定し、これら複数の速度基準値それぞれに対応して超指向性スピーカ4a〜4hの中からの選択を段階的に設定するようにしてもよい。
例えば、車速判定部9には車両7の速度基準値として第1の速度基準値と第2の速度基準値(第1の速度基準値<第2の速度基準値)の2種類を予め設定しておき、この車速判定部9は車速センサ8から入力される速度検出信号Saを上記第1の速度基準値および第2の速度基準値と順次比較し、速度検出信号Saが第1の速度基準値以下のときには車両7を中心にして全方向に警告音等の音波を放射させ、また、第1の速度基準値を超え第2の速度基準値以下の範囲では車両7の前方向および左右側面方向の複数方向に警告音等の音波を放射させ、さらに、第2の速度基準値を超えたときには車両7の前方向のみに警告音等の音波を放射させるというように、音波の放射方向を段階的に切り替えるようにしてもよい。
設定し、これら複数の速度基準値それぞれに対応して超指向性スピーカ4a〜4hの中からの選択を段階的に設定するようにしてもよい。
例えば、車速判定部9には車両7の速度基準値として第1の速度基準値と第2の速度基準値(第1の速度基準値<第2の速度基準値)の2種類を予め設定しておき、この車速判定部9は車速センサ8から入力される速度検出信号Saを上記第1の速度基準値および第2の速度基準値と順次比較し、速度検出信号Saが第1の速度基準値以下のときには車両7を中心にして全方向に警告音等の音波を放射させ、また、第1の速度基準値を超え第2の速度基準値以下の範囲では車両7の前方向および左右側面方向の複数方向に警告音等の音波を放射させ、さらに、第2の速度基準値を超えたときには車両7の前方向のみに警告音等の音波を放射させるというように、音波の放射方向を段階的に切り替えるようにしてもよい。
なお、以上説明の実施の形態においても前記同様に、この発明の警笛装置を車載用に限らず他の移動体に適用することもできる。
以上のように、この実施の形態2によれば、実施の形態1を構成するセレクタスイッチ6に代え、車速センサ8、車速判定部9およびコントローラ10を設け、この車速センサ8により検出した車両の速度に応じた車速判定部9からの車速判定信号Sbをもとに、コントローラ10は、車両7の前後左右の方向のうちの一方向若しくは複数方向または全方向の超指向性スピーカを選択させるようにセレクタ5を設定する構成としたので、車両7の速度に応じ、警告音等の音波の放射範囲を自動的に設定することができる。
これにより、例えば、見通しのよい道路で、車両7の速度が車速判定部9に予め設定した速度基準値を超えたときには車両7の前方向の車両や人間だけに警告を与え、周辺への騒音を低減することができる。また、車両7が民家や人通りの多い街中を前記速度基準値以下の比較的低速で走行する際は車両7を中心に全方向へ警告を与えることができる。
これにより、例えば、見通しのよい道路で、車両7の速度が車速判定部9に予め設定した速度基準値を超えたときには車両7の前方向の車両や人間だけに警告を与え、周辺への騒音を低減することができる。また、車両7が民家や人通りの多い街中を前記速度基準値以下の比較的低速で走行する際は車両7を中心に全方向へ警告を与えることができる。
また、車速判定部9に車両7の速度基準値を例えば2種類設定することにより、車両7の速度が上がるにつれて、警告音等の音波の放射範囲を全方向、前方向および左右側面方向の複数方向、前方向のみのように段階的に自動設定することができる。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3による警笛装置の構成を示すブロック図である。
図5において、図1または図4と同一のものについては同一符合を付してあり、この実施の形態3による警笛装置は図4(実施の形態2)の構成に対し、自車位置判定部12、図4のコントローラ10に代るコントローラ13、さらに、セレクタスイッチ14を設けた点である。なお、図1または図4と同一符合のものについての説明は省略する。
図5はこの発明の実施の形態3による警笛装置の構成を示すブロック図である。
図5において、図1または図4と同一のものについては同一符合を付してあり、この実施の形態3による警笛装置は図4(実施の形態2)の構成に対し、自車位置判定部12、図4のコントローラ10に代るコントローラ13、さらに、セレクタスイッチ14を設けた点である。なお、図1または図4と同一符合のものについての説明は省略する。
上記構成において、自車位置判定部12はナビゲーションシステム11から自車の位置に関する自車位置情報Scを取得し、この情報Scをもとに自車位置の地理的な環境状態を判定する。例えば、自車の位置は山間部の見通しの悪い場所(地点)であるとか、または民家や人通りの多い街中であるなどを判定する。自車位置判定部12はこの判定結果を自車位置判定信号Sdとして出力する。
コントローラ13は車速判定部9からの車速判定信号Sbおよび自車位置判定部12からの自車位置判定信号Sdとに基づき、セレクタ5における超指向性スピーカ4a〜4hの中からの超指向性スピーカの選択を設定する設定信号Soをセレクタ5へ出力する。
セレクタスイッチ14は図1のセレクタスイッチ6と同機能のものであって、セレクタ5における超指向性スピーカ4a〜4hの中からの選択を設定信号Seにより設定するものであり、車速判定部9または自車位置判定部12による判定結果とは無関係に使用者(運転手)が任意に手動操作して設定する。
このセレクタスイッチ14についても図1のセレクタスイッチ6と同様に、使用者(運転手)が容易に操作できるように運転席の操作盤またはステアリングホイールに設けておくことが望ましい。
このセレクタスイッチ14についても図1のセレクタスイッチ6と同様に、使用者(運転手)が容易に操作できるように運転席の操作盤またはステアリングホイールに設けておくことが望ましい。
次に動作について説明する。
多くの車両に搭載されているナビゲーションシステム11は現在の自車位置をGPS(グローバル・ポジショニング・システム)および内蔵の地図情報(データ)等により常時検出し、目的地までの経路を映像表示または音声により案内する機能のものである。
自車位置判定部12はこのナビゲーションシステム11で検出された現在の自車位置に関する情報を自車位置情報Scとして取得し、この情報Scをもとに、自車位置が山間部の見通しの悪い場所(地点)であるのか、または民家や人通りの多い街中であるのかといった地理的な環境状態を判定する。
上記判定を行うため、自車位置判定部12にはその判定基準を予め設定しておく。
例えば、取得する自車位置情報Scにおける具体的場所(地点)とナビゲーションシステム11に内蔵の地図情報の構成との関係をもとに判定基準を予め設定しておく。
多くの車両に搭載されているナビゲーションシステム11は現在の自車位置をGPS(グローバル・ポジショニング・システム)および内蔵の地図情報(データ)等により常時検出し、目的地までの経路を映像表示または音声により案内する機能のものである。
自車位置判定部12はこのナビゲーションシステム11で検出された現在の自車位置に関する情報を自車位置情報Scとして取得し、この情報Scをもとに、自車位置が山間部の見通しの悪い場所(地点)であるのか、または民家や人通りの多い街中であるのかといった地理的な環境状態を判定する。
上記判定を行うため、自車位置判定部12にはその判定基準を予め設定しておく。
例えば、取得する自車位置情報Scにおける具体的場所(地点)とナビゲーションシステム11に内蔵の地図情報の構成との関係をもとに判定基準を予め設定しておく。
上記判定基準の具体例として、取得した自車位置情報Scの具体的場所(地点)について、内蔵の地図情報にはさらにその具体的場所(地点)周辺の詳細地図情報(例えば家が一軒一軒のっている等)が別途含まれているような場合には、自車が位置するその場所(地点)は民家や人通りの多い街中であると判定し、この判定の条件を満たさない場合については民家や人通りの比較的少ない場所と判定する。さらに、地図情報からその具体的場所(地点)が見通しの悪い山間部か否かについて判定する。
自車位置判定部12は以上説明のように判定した結果を自車位置判定信号Sdとしてコントローラ13へ出力する。
自車位置判定部12は以上説明のように判定した結果を自車位置判定信号Sdとしてコントローラ13へ出力する。
ここで、車速判定部9からの車速判定信号Sbおよび自車位置判定部12からの自車位置判定信号Sdと、コントローラ13からセレクタ5へ出力される設定信号Soとの関係について説明する。
車速判定部9自体における判定方法およびその判定に基づくセレクタ5との関係については図4で説明した通りである。
コントローラ13にはこの車速判定部9からの車速判定信号Sbとともに自車位置判定部12からの自車位置判定信号Sdの2系統の判定信号が入力される。このため、コントローラ13には車速判定信号Sbおよび自車位置判定信号Sdの2系統の判定信号とセレクタ5へ出力する設定信号Soとの関係を予め設定しておく。
車速判定部9自体における判定方法およびその判定に基づくセレクタ5との関係については図4で説明した通りである。
コントローラ13にはこの車速判定部9からの車速判定信号Sbとともに自車位置判定部12からの自車位置判定信号Sdの2系統の判定信号が入力される。このため、コントローラ13には車速判定信号Sbおよび自車位置判定信号Sdの2系統の判定信号とセレクタ5へ出力する設定信号Soとの関係を予め設定しておく。
例えば上記2系統の判定信号のうち、自車位置判定信号Sdを車速判定信号Sbに対し優先することとし、この自車位置判定信号Sdが民家や人通りの多い街中または見通しの悪い山間部を示す判定信号である場合、コントローラ13は車速判定信号Sbが車両7の速度の速い(速度基準値を超える)判定信号であっても、超指向性スピーカ4a〜4hの全てを同時に選択させる設定信号Soをセレクタ5へ出力する。これにより、車両7を中心に全方向に警告音等の音波が放射されることとなる。
また、自車位置判定信号Sdが民家や人通りの比較的少ない場所であり、且つ、見通しの悪い山間部ではないことを示す判定信号である場合、コントローラ13は車両7の前方側に配置した超指向性スピーカ4a,4b,4cのグループを選択させる設定信号Soをセレクタ5へ出力する。これにより、車両7の前方向にのみ警告音等の音波が放射され、周辺への騒音を低減することとなる。
また、自車位置判定信号Sdが民家や人通りの比較的少ない場所であり、且つ、見通しの悪い山間部ではないことを示す判定信号である場合、コントローラ13は車両7の前方側に配置した超指向性スピーカ4a,4b,4cのグループを選択させる設定信号Soをセレクタ5へ出力する。これにより、車両7の前方向にのみ警告音等の音波が放射され、周辺への騒音を低減することとなる。
以上説明の車速判定信号Sbおよび自車位置判定信号Sdの2系統の判定信号に基づくコントローラ13によるセレクタ5への設定は自動設定であるが、この自動設定に加え、セレクタスイッチ14を使用者(運転手)が手動操作し、超指向性スピーカ4a〜4hの中からの選択を任意に設定するようにしてもよい。このセレクタスイッチ14を操作することにより、上記自動設定とは無関係に設定信号Seで超指向性スピーカの選択を強制的に設定でき、警告を要する車両や人間に警告音等の音波が届かないという状況を回避できる。
以上のように、この実施の形態3によれば、実施の形態2の構成に対し、ナビゲーションシステム11から自車の位置に関する自車位置情報Scを取得し、この情報Scをもとに自車位置の地理的な環境状態を判定する自車位置判定部12およびコントローラ10に代るコントローラ13をさらに設け、このコントローラ13は、車速判定部9からの車速判定信号Sbおよび自車位置判定部12からの自車位置判定信号Sdをもとに、車両7の前後左右の方向のうちの一方向若しくは複数方向または全方向の超指向性スピーカを選択させるようにセレクタを設定する構成としたので、車両7の速度や走行する場所の地理的な環境状態に応じ、警告音等の音波の放射範囲を自動的に設定することができる。
これにより、例えば、見通しの悪い山間部または民家や人通りの多い街中を走行する場合には、車両7の速度が速くても車両7を中心に全方向へ警告を与えることができ、また、民家や人通りの比較的少ない場所を高速で走行する場合には車両7の前方向のみに警告を与え、周辺への騒音を低減することができる。さらに、民家や人通りの比較的少ない場所を中速で走行する場合等には車両7の前方向および左右側面方向の複数方向に警告を与えることができる。
また、実施の形態1のセレクタスイッチ6と同機能のセレクタスイッチ14を設け、このセレクタスイッチ14を使用者(運転手)が手動操作し、超指向性スピーカ4a〜4hの中からの選択を任意に設定するように構成したので、上記自動設定とは無関係に超指向性スピーカの選択を強制的に設定でき、警告を要する車両や人間に警告音等の音波が届かないという危険な状況を回避することができる。
1 警告用音源部、2 超音波変調器、3 電力増幅部、4a乃至4h 超指向性スピーカ(電気音響変換器)、5 セレクタ、6 セレクタスイッチ、7 車両、8 車速センサ、9 車速判定部、10 コントローラ、11 ナビゲーションシステム、12 自車位置判定部、13 コントローラ、14 セレクタスイッチ、Ra乃至Rh 抵抗、RLaRLh リレースイッチ、SWa乃至SWh スイッチ。
Claims (4)
- 可聴周波数帯の警告音声または警告音等の警告用信号を発生する警告用音源部と、
前記警告用音源部からの警告用信号で超音波周波数帯のキャリア信号を変調する超音波変調器と、
前記超音波変調器で変調された信号を増幅する電力増幅部と、
車両の前後左右の複数箇所に外方へ向け配置され、前記電力増幅部からの信号を指向特性の鋭い有限振幅レベルの音波に変換して空気中に放射し、この空気中における非線型相互作用によって前記警告音声または警告音を再生させる複数の電気音響変換器と、
前記電力増幅部と複数の電気音響変換器との間に設けられ、前記車両の前後左右の複数箇所に配置された複数の電気音響変換器の中から、前記電力増幅部よりの信号で前記警告音声または警告音を再生させる電気音響変換器を選択するセレクタと、
前記セレクタに対し、前記車両の前後左右の方向のうちの一方向若しくは複数方向または全方向の電気音響変換器を選択させる操作に基づき、任意に設定するセレクタスイッチとを備えた警笛装置。 - 可聴周波数帯の警告音声または警告音等の警告用信号を発生する警告用音源部と、
前記警告用音源部からの警告用信号で超音波周波数帯のキャリア信号を変調する超音波変調器と、
前記超音波変調器で変調された信号を増幅する電力増幅部と、
車両の前後左右の複数箇所に外方へ向け配置され、前記電力増幅部からの信号を指向特性の鋭い有限振幅レベルの音波に変換して空気中に放射し、この空気中における非線型相互作用によって前記警告音声または警告音を再生させる複数の電気音響変換器と、
前記電力増幅部と複数の電気音響変換器との間に設けられ、前記車両の前後左右の複数箇所に配置された複数の電気音響変換器の中から、前記電力増幅部よりの信号で前記警告音声または警告音を再生させる電気音響変換器を選択するセレクタと、
車両の速度を検出する車速センサと、
前記車速センサにより検出される車両の速度を判定し、車両の速度に応じた車速判定信号を出力する車速判定部と、
前記車速判定部からの車速判定信号をもとに、車両の前後左右の方向のうちの一方向若しくは複数方向または全方向の電気音響変換器を選択するように前記セレクタを設定するコントローラとを備えた警笛装置。 - 可聴周波数帯の警告音声または警告音等の警告用信号を発生する警告用音源部と、
前記警告用音源部からの警告用信号で超音波周波数帯のキャリア信号を変調する超音波変調器と、
前記超音波変調器で変調された信号を増幅する電力増幅部と、
車両の前後左右の複数箇所に外方へ向け配置され、前記電力増幅部からの信号を指向特性の鋭い有限振幅レベルの音波に変換して空気中に放射し、この空気中における非線型相互作用によって前記警告音声または警告音を再生させる複数の電気音響変換器と、
前記電力増幅部と複数の電気音響変換器との間に設けられ、前記車両の前後左右の複数箇所に配置された複数の電気音響変換器の中から、前記電力増幅部よりの信号で前記警告音声または警告音を再生させる電気音響変換器を選択するセレクタと、
車両の速度を検出する車速センサと、
前記車速センサにより検出される車両の速度を判定し、車両の速度に応じた車速判定信号を出力する車速判定部と、
ナビゲーションシステムから自車位置に関する情報を取得し、自車位置が山間部または街中等の地理的な環境状態を判定し、この地理的な環境状態に応じた自車位置判定信号を出力する自車位置判定部と、
前記車速判定部からの車速判定信号および自車位置判定部からの自車位置判定信号をもとに、車両の前後左右の方向のうちの一方向若しくは複数方向または全方向の電気音響変換器を選択するようにセレクタを設定するコントローラとを備えた警笛装置。 - 車両の前後左右の方向のうちの一方向若しくは複数方向または全方向の電気音響変換器の選択を、コントローラを介して手動操作によりセレクタに対し任意に設定するセレクタスイッチを備えたことを特徴とする請求項3記載の警笛装置。
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