JP2005324622A - パワーステアリング制御装置、方法、およびプログラム - Google Patents

パワーステアリング制御装置、方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 パワーステアリング制御装置において、トルクセンサのための基準電圧を監視することにより基準電圧発生回路の状態に応じたフェールセーフ機能を実現するとともに、トルク信号のトルク中立電圧を補正する。
【解決手段】 基準電圧発生回路130からの基準電圧をトルクセンサ4およびA/D変換器110に出力する。A/D変換器110は基準電圧を監視し、基準電圧が所定の閾値の範囲外となった場合にはCPU113は操舵アシストを禁止する。また、基準電圧が閾値の範囲内で変動した場合には、CPU113は操舵アシストトルクの上限を制限する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パワーステアリング制御装置、方法、およびプログラムに関し、詳しくは、電動パワーステアリング制御ユニットの基準電圧の異常を検出可能なパワーステアリング制御装置、方法、およびプログラムに関する。
自動車用の補助操舵装置として、電動モータのトルクを用いた電動パワーステアリング装置が利用されている。このパワーステアリング装置は、ドライバによるハンドルの操作および車の動きを検出するトルクセンサと、トルクセンサからの検出信号に基づき補助操舵力を演算する電動パワーステアリング制御ユニット(ECU)と、ECUからの出力信号に基づき回転トルクを発生する電動モータと、回転トルクをステアリング機構に伝える減速ギア等を備えて構成されている。
このように構成されたパワーステアリング装置において、ドライバがステアリングを操舵すると、トルクセンサにトルクが印加され、トルクの強さに応じたトルク信号がECU内のA/D変換器に出力される。ECUはA/D変換されたトルク信号に基づき操舵補助トルクを演算し、電動モータによって操舵補助トルクがステアリングに与えられる。
上述のトルクセンサは、メイントルク信号、サブトルク信号の2つの出力信号を備え、これらの信号の合計電圧は一定電圧(例えば5V)であるクロス特性となるように設定されている。すなわち、ステアリングにトルクが印加されない場合には、メイントルク信号およびサブトルク信号はそれぞれトルク中立電圧2.5Vとなり、ステアリングに何らかのトルクが印加された場合には、メイントルク信号およびサブトルク信号は中立電圧2.5Vを基準として互いに逆方向に変動する。
また、トルク中立電圧を正確に検出できるように、トルクセンサ用の基準電圧発生回路がECUに設けられている。一般に、車両に搭載された他の電装回路、温度等の環境変化のために、トルクセンサを駆動するための電源電圧は変動し易い。さらに、A/D変換器は所定の検出電圧誤差を有しており、トルクセンサから正確な2.5Vのトルク中立電圧がA/D変換器に入力されたとしても、A/D変換器の誤差のために、ECUはトルクを誤検出してしまう。
このような理由から、トルクセンサ用の基準電圧発生回路を設けるとともに、この基準電圧発生回路からの基準電圧をA/D変換器の基準電圧として用いることにより、A/D変換器におけるトルク中点電圧の変換誤差を打ち消している。また、このように、同一の基準電圧をトルクセンサおよびA/D変換器に与えることにより、基準電圧発生回路における基準電圧が若干変動したとしても、A/D変換された中立電圧は変動し難くなる。
また、トルクセンサからメイントルク信号とサブトルク信号の合計電圧は、5Vの一定電圧となることから、この電圧を監視することによりトルクセンサの異常を検出することが可能である。
しかしながら、上述の装置においては、基準電圧発生回路からの基準電圧はA/D変換の基準電圧として用いられているが、基準電圧自体の監視は行われていない。このため、基準電圧発生回路の異常により基準電圧が大きく変動したとしても、基準電圧発生回路の異常を検出することはできなかった。また、トルクセンサからの基準電圧の監視は他の故障モードの検出のためにも使用されることが多く、基準電圧の正常値範囲を広く設定する必要がある。このため、基準電圧発生回路に異常が発生したとしても、基準電圧は正常範囲であると判断されることもある。例えば、トルクセンサの基準電圧が正常値の限界付近になった場合には、トルクセンサによって検出された左右の操舵力にずれが生じることがある。
なお、従来のパワーステアリング制御装置として、特開2001−088728号公報(特許文献1)には、トルクセンサ用の基準電圧発生回路が開示されている。この基準電圧発生回路は、トルクセンサのトルク中点電圧の基準として使用されるとともに、ECUのA/D変換器の基準電圧として使用されている。しかしながら、基準電圧発生回路の基準電圧の監視は行われていないため、基準電圧発生回路の状態に応じたフェールセーフ処理を実行することは困難であった。
特開2001−088728号公報
本発明は上述の問題に鑑みてなされたものであり、本発明の解決しようとする課題は、基準電圧発生回路からの基準電圧を監視することにより、基準電圧発生回路の状態に応じたフェールセーフ処理を実行するとともに、トルクセンサのトルク中立電圧を正しく補正することを目的としている。
上述の課題を解決するために、本発明は、操舵トルクを検出するとともに、所定の基準電圧に基づき決定されたトルク中立電圧を有するトルク信号を出力するトルクセンサと、前記基準電圧を発生させる基準電圧発生部と、前記トルク信号および前記基準電圧をA/D変換するA/D変換部と、A/D変換された前記トルク信号に基づき操舵補助トルクを演算する演算部と、前記補助トルクに応じた駆動電流を操舵補助モータに供給する電流制御部と、前記基準電圧を発生させるとともに、当該基準電圧を前記A/D変換部に出力する基準電圧発生部と、A/D変換された前記基準電圧を監視し、所定の故障診断処理を実行する故障診断部とを有する。
また、前記基準電圧の変動に応じて前記トルク信号の中立電圧を補正する中立補正部をさらに有する。
前記故障診断部は、前記基準電圧が予め定められた閾値の範囲外となった場合には、操舵補助トルクの発生を禁止する指令を前記演算部に与える。
さらに、前記故障診断部は、前記基準電圧が、前記トルクセンサのトルク中立電圧に比例して変動した場合には、操舵補助トルクの発生を継続する指令を前記演算部に与える。
また、前記故障診断部は、前記基準電圧の変動量に応じて、操舵補助トルクの上限値を変更する指令を前記演算部に与える。
本発明によれば、故障診断部はトルク信号だけでなく基準電圧を監視することにより、基準電圧発生部の異常を検出でき、基準電圧発生部の状況に応じたフェールセーフ機能を実現することが可能となる。例えば、基準電圧が予め定められた閾値の範囲外となった場合には、操舵補助トルクの発生を禁止することができる。また、基準電圧が前記トルクセンサのトルク中立電圧に比例して変動した場合には、トルクセンサは正常に動作していると考えられる。従って、この場合には、操舵補助トルクの発生を継続する指令を前記演算部に与え、操舵補助トルクの発生を継続することができる。
また、本発明によれば、基準電圧が変動した場合には、操舵補助トルクの上限を変更することにより、より自然なフェールセーフ処理を実行することができる。すなわち、基準電圧が変動した場合には、トルク信号の最大値付近の電圧が正確でないことが考えられる。そこで、基準電圧の変動量に応じて、操舵補助トルクの最大値を変化させることにより、トルク信号の最大値付近でのパワーステアリング装置の誤作動を回避することができる。
さらに、本発明によれば、基準電圧を監視することにより、センサ信号のトルク中立電圧を補正することができる。すなわち、トルク中立電圧は基準電圧に基づき決定されるので、基準電圧が変動したとしても、トルク中立電圧を正確に把握することが可能となる。
以下に、図面を参照しながら本発明の最良の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る電動パワーステアリング装置の概略図である。この図において、ハンドル9の軸9aの端部はユニバーサルジョイント6a、6bを介してラック&ピニオン6に連結されている。また、ラック&ピニオン6には車輪のタイロッド6cが設けられており、ハンドル9の回転運動はタイロッド6cの軸方向の運動に変換される構造となっている。
ハンドル9のシャフト9aにはトルクセンサ4が設けられており、このトルクセンサ4はハンドル9の操舵トルクを電気信号として出力するものである。さらに、シャフト9aには減速ギア8およびモータ3が取り付けられており、モータ3の回転トルクが減速ギア8を介してシャフト9aに伝達される。
ECU1は上述のようにトルクセンサ4からの検出信号、車速センサ2からの車速信号に基づき補助操舵トルクを算出し、この算出結果に基づく駆動信号をモータ3に送出するものである。ECU1にはイグニッションキー5aを介して電源5が接続されており、イグニッションキー5aをオンにすることによりECU1に電流が供給される構成となっている。
図2はECU1のハードウェア構成を現すブロック図である。ECU1は、A/D変換器110,I/Oインタフェース111,タイマ112,CPU113,ROM114,RAM115、フラッシュROM116,PWM117,A/D変換器118,モータ駆動回路118、モータ電流検出回路120、バス121、基準電圧回路130,定電圧回路140を備えて構成されている。
A/D変換器110は、トルクセンサ4から出力されたメイントルク信号およびサブトルク信号、基準電圧発生回路130からの基準電圧をディジタル信号に変換するものである。I/Oインタフェース111は車速センサ2からの車速パルスをカウントしディジタル信号に変換するものである。
ROM114はモータ3の制御プログラムおよびフェールセーフ機能のプログラムを記憶すうためのメモリとして使用され、RAM115は当該プログラムを動作させるためのワークメモリとして使用される。フラッシュROM116は電源遮断後においても記憶内容を保持可能なメモリであり、故障診断結果等を記録することができる。
PWMコントローラ117はモータ3のトルクを表す信号をパルス幅変調された信号に変換するためのものである。モータ駆動回路119はインバータ回路により構成され、PWMコントローラ117から出力された信号に基づき駆動電力を発生させるためのものである。モータ電流検出回路120はモータ3において発生した逆起電圧を検出するためのものであり、この逆起電圧はA/D変換器118によってディジタル信号に変換された後にCPU113に送出される構成となっている。
基準電圧発生回路130はオペアンプなどにより構成され、電源5の電圧を降下させることにより例えば3.3Vの基準電圧を発生させるためのものである。この基準電圧はトルクセンサ4に供給され、トルク中点電圧2.5Vを発生させるために用いられる。また、基準電圧はA/D変換器110のアナログ入力に供給され、A/D変換された後にCPU113によって電圧異常の有無が判断される。定電圧回路140はレギュレータ回路等により構成され、A/D変換器140、CPU113等を動作させるのための電源回路として機能するものである。
図3,図4に、基準電圧発生回路130の一例を示す。図3に示された基準電圧発生回路130は電圧フォロワとして機能するオペアンプ501を備えて構成されている。オペアンプ501の負の入力端子には5Vが印加されており、出力端子から電流増幅された5Vの基準電圧を出力可能である。図4に示された基準電圧発生回路130は3.3Vの基準電圧を出力可能なものである。すなわち、電圧フォロワとして機能するオペアンプ502の負の入力端子には抵抗503、504により分圧された3.3Vの電圧が印加されており、オペアンプ502の出力端子からは電流増幅された5Vの基準電圧が出力される。なお、オペアンプ502の出力端子に平滑コンデンサ505を設けても良い。上述したように、この基準電圧発生回路130からの基準電圧はトルクセンサ4およびA/D変換器110に供給される。
図5はトルクセンサ4のブロック図である。トルクセンサ4はいわゆる非接触式のトルクセンサであり、トルクによるインダクタンス変化を検出し、メイントルク信号およびサブトルク信号を出力可能なものである。このトルクセンサ4は、発振部401,電流増幅部402、抵抗R1、R2、コイルL1、L2、サブ増幅・全波整流部403、メイン増幅・全波整流部404、サブ平滑・中立調整部405、メイン平滑・中立調整部406、監視部407を備えて構成されている。
発振部401は、セラミック発振子、水晶発振子、若しくはLC回路等を備えた発信回路により構成され、所定周波数の交流信号を発生させるためのものである。電流増幅部402は、トランジスタ等による電流増幅回路により構成され、発振部401により発生された交流信号の電流増幅を行うことにより、抵抗R1、R2、コイルL1、L2を駆動するために必要な電流を生成する。
これらのコイルL1、L2は入出力軸の一方に設けられており、他方の軸には金属円筒が設けられ、さらにこの金属円筒上のコイルL11、L2に対向する位置には2列の窓が設けられている。2列の窓は互いに半ピッチずれて形成されており、軸の捻れに伴い、2つのコイルL1、L2には互いに逆位相の磁束変化が生じる。すなわち、図7に示されるように、トルクセンサ4に右操舵トルクが印加された場合には、コイルL1のインダクタンスL10は増加し、コイルL2のインダクタンスL20は減少する。また、トルクセンサ4に左操舵トルクが印加された場合には、コイルL1のインダクタンスL10は減少し、コイルL2のインダクタンスL20は増加する。このように、コイルL1、L2における各インダクタンスは、トルクに対して逆方向に変化する。
サブ増幅・全波整流部403、メイン増幅・全波整流部404は、差動増幅器、整流回路等により構成されており、各コイルL1,L2におけるインダクタンスの変化の差分を増幅するとともに、交流成分を除去する機能を有している。サブ平滑・中立調整部405,メイン平滑・中立調整部406は、ECU1から供給された基準電圧に基づき、サブトルク信号、メイントルク信号の各々の電圧を設定するたものものである。すなわち、基準電圧3.3Vを基準として、メイントルク信号、サブトルク信号の電圧を補正し、各々のトルク中立電圧が2.5Vに設定される。監視部407は発振部401の異常、コイルL1.L2の断線等を監視する機能を有するものである。監視部407が異常を検出した場合には、例えば、メイントルク信号、サブトルク信号の一方の電圧を強制的に異常値に設定する。これにより、ECU1はトルクセンサ4の異常を検出することが可能である。
図6に、ECU1の機能ブロック図を示す。この図において、中立補正部11,電流指令値演算部12、電流制御部14、故障診断部15はECU1内のCPU113によって機能するものである。
トルクセンサ4からのメイントルク信号、サブトルク信号、および基準電圧発生回路130からの基準電圧は中立補正部11に入力されている。すなわち、メイントルク信号、サブトルク信号、基準電圧はA/D変換器110によってA/D変換された後、CPU113に入力される。中立補正部11は、基準電圧3.3Vに基づき、メイントルク信号、サブトルク信号のトルク中立電圧を補正することが可能である。例えば、トルクセンサ4の異常によりトルク中立電圧が変動したとしても、中立補正部11によってトルク中立電圧の補正を行うことができる。中立補正部11によってトルク中立電圧の補正がなされたトルク信号Tは電流指令値演算部12に入力される。
電流指令値演算部12は、トルク信号T、車速信号、モータの検出電流iおよび検出電圧eに基づき電流指令値Iを演算する機能を有している。この電流指令値Iはモータ3に供給する駆動電流値を表しており、電流指令値Iに等しい駆動電流がモータ3に供給されるような制御が行われる。また、電流指令値演算部12には車速センサ2からの車速パルスが入力されており、車速に応じた操舵補助力を決定することが可能である。
また、電流指令値演算部12は、ハンドル戻り補償、モータ最大電流制御を有している。例えば、ハンドル戻り補償は、ハンドル9を中立位置に復元させるための制御を行うものである。一般に、電動パワーステアリング装置においては、減速ギア8等の影響によりセルフアライニングトルクが弱くなり易く、このためにハンドルが中立位置に戻り難くなってしまう。そこで、セルフアライニングトルクの作用によってモータ3が回転させられる際のモータの端子間電圧eおよびモータ電流iを検出することによりモータ角速度を検出し、ハンドルを中立位置に復元させるための補償電流値を算出している。
モータ電流検出回路120はモータ3に供給された電流を検出し、検出電流iの信号を出力する。この検出電流iは加算器13にフィードバックされるとともに、電流指令値演算部12に入力される。加算器13は検出電流iと電流指令値Iとの偏差Δiを算出し、電流制御部14に出力する。
電流制御部14は、微分演算器、比例演算器、積分演算器から構成され、偏差Δiがゼロとなるような制御を行う機能を有している。微分補償器は制御の応答速度を改善するために設けられており、比例演算器は偏差Δiと所定の比例係数との乗算を行うためのものである。さらに、積分演算器は偏差Δiの時間軸で積分値を算出し、偏差Δiの定常値がゼロとなるような制御を行うためのものである。
故障診断部15は、基準電圧、メイントルク信号、サブトルク信号の電圧値を監視することにより、フェールセーフ処理を実行するためのものである。すなわち、メイントルク信号、サブトルク信号が予め定められた閾値の範囲外となったときには、トルクセンサ4の異常と判断され、アシスト禁止の指令が電流指令値演算部12に与えられる。また、基準電圧が予め定められた閾値の範囲外となった場合には、基準電圧発生部130の異常と判断され、アシストの制限若しくはアシストの禁止等の指令が電流指令値演算部12に与えられる。電流指令値演算部12は与えられた指令に基づき、所定のフェールセーフ処理を実行可能である。このように、本実施形態においては、トルク信号だけでなく基準電圧を監視することにより、トルクセンサ4、基準電圧発生部130の状態に応じたフェールセーフ処理を実行することが可能となる。
例えば、基準電圧が閾値の範囲内で変動したような場合には、トルクセンサも正常に動作していることが考えられるので、操舵アシストを継続することができる。但し、この場合には、トルク信号の最大値付近の電圧が不正確な値になり易く、操舵アシストの誤作動が生じるおそれもある。そこで、基準電圧の変動量に応じて操舵補助トルクの上限値を抑えるフェールセーフ処理を実行することにより、かかる問題を回避することが可能である。
続いて、図8、図9のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係る電動パワーステアリング制御装置の動作を説明する。
<全体処理>
図8は電動パワーステアリング制御装置の全体処理を表すフローチャートである。先ず、CPU113はRAM115上のフラグおよび変数等を初期値に設定し(ステップS801)、メイントルク信号、サブトルク信号、基準電圧等をA/D変換した信号を取得する(ステップS802)。さらに、CPU113は車速センサ2からの信号等を入力するとともに、モータ3に対して所定の電力を出力する(ステップS803)。CPU113は入力されたトルク信号等に基づき、補助トルクの演算処理を実行する(ステップS805)。診断周期の経過後(ステップS805でYES)、CPU113は故障診断処理を実行する(ステップS806)。すなわち、CPU113は上述のステップS801〜S806の処理を繰り返しながら、予め定められた診断周期毎に故障診断処理を実行する。
<診断処理>
図9は、上述のステップS606で示された故障診断処理の詳細を表すフローチャートである。先ず、CPU113はメイントルク信号、サブトルク信号が正常とされる閾値の範囲内にあるかどうかを判断する(ステップS901)。これらのトルク信号が閾値の範囲外である場合(ステップS901でNO)には、CPU113はステップS904以降の処理を実行する。ステップS904においては、CPU113はトルク信号の異常が所定時間経過したか否かをさらに判断する。このように、所定時間(例えば500msec)、トルク信号の異常を監視することにより、ノイズ等の影響による誤検出を回避することができる。トルク信号の異常値が所定時間経過した場合(ステップS904でYES)には、CPU113はトルクセンサ4のフ故障を決定し(ステップS905)、電動パワーステアリング装置のアシストを停止する(ステップS906)。
一方、ステップS901において、メイントルク信号およびサブトルク信号のいずれも正常値である場合(ステップS901でYES)には、CPU113は基準電圧発生回路130から出力された基準電圧が予め定められた閾値の範囲内にあるかどうかを判断する(ステップS902)。例えば、基準電圧Vrefの閾値は以下の式で定められる。
Vcc×3.3―1 < Vref <Vcc×3.3+1
基準電圧が上式を満たさない場合(ステップS902でNO)には、基準電圧発生回路130に故障の異常が発生したと考えられる。そこで、CPU113は、ステップS904以降の処理を実行し、電動パワーステアリング装置のアシストを停止する処理を行う。
基準電圧が閾値を満たす場合(ステップS902でYES)であっても、基準電圧が閾値の範囲内で変動していることもある。そこで、CPU113は基準電圧が閾値の範囲内で変動したか否かを判断する(ステップS903)。基準電圧が上述の閾値の範囲内において基準電圧が変動した場合(ステップS903でYES)には基準電圧発生回路130に何らかの異常が発生することも考えられる。基準電圧の変動が所定時間継続した場合(ステップS910でYES)、CPU113はトルク信号がセンサ信号と同様の割合で変動したかどうかを判断する(ステップS911)。
トルク信号は基準電圧に基づき決定されるので、基準電圧の変動に従ってトルク信号も同様に変動した場合には、トルクセンサ4は正常に機能していると考えられる。例えば、図10に示されたように、検出された基準電圧が3.3Vに対して10%減少し、トルク信号の中立電圧も同様に10%減少したような場合には、トルクセンサ4は正常に動作していると考えられる。また、閾値の範囲内での基準電圧の変動はアシストを継続しても大きな問題は起こり難い。さらに、ステアリングが突然に重くなることを回避するためにも、できるだけアシストを継続した方が望ましい。そこで、かかる場合には、CPU113は、補助操舵トルクの最大値を制限しながら、アシストを継続する(ステップS912)。
なお、基準電圧の変動量に応じて補助操舵トルクの最大値を制限しても良い。例えば、基準電圧が10%減少した場合には、補助操舵トルクの最大値を10%減少させることにより、トルク信号の最大値付近での誤作動を回避することができる。
CPU113は、上述の処理を実行した後、図8のフローチャートの処理に復帰する。そして、同図に示された処理が繰り返し実行される。また、フローチャートには示されていないが、トルク信号、基準電圧に異常が発生した後、これらの信号が正常値に復帰した場合には、CPU113により所定の故障復帰処理が実行される。
以上述べたように、本実施形態に係るパワーステアリング制御装置によれば、トルク信号だけでなく基準電圧を監視することにより、基準電圧発生回路の異常を検出することができ、各部位の異常に応じたフェールセーフ機能を実現することが可能となる。例えば、基準電圧が予め定められた閾値の範囲外となった場合には、操舵補助トルクの発生を禁止することができる。また、基準電圧が、前記トルクセンサのトルク中立電圧に比例して変動した場合には、トルクセンサは正常に動作していると考えられる。従って、この場合には、操舵補助トルクの発生を継続する指令を前記演算部に与え、操舵補助トルクの発生を継続することができる。
さらに、基準電圧が変動した場合には、操舵補助トルクの上限を変更することにより、より自然なフェールセーフ処理を実行することができる。すなわち、基準電圧が変動した場合には、トルク信号の最大値付近の電圧が正確でないことが考えられる。そこで、基準電圧の変動量に応じて、操舵補助トルクの最大値を変化させることにより、トルク信号の最大値付近でのパワーステアリング装置の誤作動を回避することができる。このように、トルク信号だけでなく基準電圧発生回路からの基準電圧を監視することにより、基準電圧発生回路の状態に応じたきめ細かなフェールセーフ処理を実現できる。
また、本実施形態によれば、基準電圧を監視することにより、センサ信号のトルク中立電圧を補正することができる。すなわち、トルク中立電圧は基準電圧に基づき決定されるので、基準電圧が変動したとしても、トルク中立電圧を正確に把握することが可能となる。
以上、本実施形態を説明したが、本発明は上述の構成に拘泥されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、図9のフローチャートにおいて、基準電圧が変動した場合に、アシストを制限することなく、アシストを停止しても良い。さらに、本実施形態に係るパワーステアリング制御装置はコラムタイプ、ラックタイプを問わず、また、油圧式パワーステアリング装置にも適用可能である。さらに、プログラムの形態は上述のフローチャートに限定されず、同様の機能を実現できるものであれば変更可能である。
本実施形態に係るパワーステアリング装置の概略図である。 本実施形態に係るパワーステアリング制御装置のブロック図である。 本実施形態に係る基準電圧発生回路の一例を表す図である。 本実施形態に係る基準電圧発生回路の一例を表す図である。 本実施形態に係るトルクセンサのブロック図である。 本実施形態に係るトルクセンサの特性を表すグラフである。 本実施形態に係るECUの機能を表すブロック図である。 本実施形態に係るパワーステアリング制御装置の動作を表すフローチャートである。 本実施形態に係るパワーステアリング制御装置の故障診断処理を表すフローチャートである。 本実施形態に係る基準電圧とトルク信号との変動を表すグラフである。
符号の説明
1 ECU
3 モータ
4 トルクセンサ
11 中立補正部
12 電流指令値演算部
14 電流制御部
15 故障診断部
110 A/D変換器
113 CPU
130 基準電圧発生回路

Claims (15)

  1. 操舵トルクを検出するとともに、所定の基準電圧に基づき決定されたトルク中立電圧を有するトルク信号を出力するトルクセンサと、
    前記基準電圧を発生させる基準電圧発生部と、
    前記トルク信号および前記基準電圧をA/D変換するA/D変換部と、
    A/D変換された前記トルク信号に基づき操舵補助トルクを演算する演算部と、
    前記補助トルクに応じた駆動電流を操舵補助モータに供給する電流制御部と、
    前記基準電圧を発生させるとともに、当該基準電圧を前記A/D変換部に出力する基準電圧発生部と、
    A/D変換された前記基準電圧を監視し、所定の故障診断処理を実行する故障診断部とを有するパワーステアリング制御装置。
  2. 前記基準電圧の変動に応じて前記トルク信号の中立電圧を補正する中立補正部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング制御装置。
  3. 前記故障診断部は、前記基準電圧が予め定められた閾値の範囲外となった場合には、操舵補助トルクの発生を禁止する指令を前記演算部に与えることを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング制御装置。
  4. 前記故障診断部は、前記基準電圧が、前記トルクセンサのトルク中立電圧に比例して変動した場合には、操舵補助トルクの発生を継続する指令を前記演算部に与えることを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング制御装置。
  5. 前記故障診断部は、前記基準電圧の変動量に応じて、操舵補助トルクの上限値を変化させる指示を前記演算部に与えることを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング制御装置。
  6. トルクセンサにより操舵トルクを検出するとともに、所定の基準電圧に基づき決定されたトルク中立電圧を有するトルク信号を出力するステップと、
    前記基準電圧を発生させるステップと、
    前記トルク信号および前記基準電圧をA/D変換するステップと、
    A/D変換された前記トルク信号に基づき操舵補助トルクを演算するステップと、
    前記補助トルクに応じた駆動電流を操舵補助モータに供給するステップと、
    前記基準電圧を発生させるとともに、当該基準電圧をA/D変換器に出力するステップと、
    A/D変換された前記基準電圧を監視し、所定の故障診断処理を実行するステップとを有するパワーステアリング制御方法。
  7. 前記基準電圧の変動に応じて前記トルク信号の中立電圧を補正するステップをさらに有することを特徴とする請求項6に記載のパワーステアリング制御方法。
  8. 前記故障診断を行うステップは、前記基準電圧が予め定められた閾値の範囲外となった場合には、操舵補助トルクの発生を禁止することを特徴とする請求項6に記載のパワーステアリング制御方法。
  9. 前記故障診断を行うステップは、前記基準電圧の変動量に応じて、操舵補助トルクの上限値を変化させることを特徴とする請求項6に記載のパワーステアリング制御方法。
  10. 前記故障診断を行うステップは、前記基準電圧が、前記トルクセンサのトルク中立電圧に比例して変動した場合には、操舵補助トルクの発生を継続することを特徴とする請求項6に記載のパワーステアリング制御方法。
  11. トルクセンサにより操舵トルクを検出するとともに、所定の基準電圧に基づき決定されたトルク中立電圧を有するトルク信号を出力するステップと、
    前記基準電圧を発生させるステップと、
    前記トルク信号および前記基準電圧をA/D変換するステップと、
    A/D変換された前記トルク信号に基づき操舵補助トルクを演算するステップと、
    前記補助トルクに応じた駆動電流を操舵補助モータに供給するステップと、
    前記基準電圧を発生させるとともに、当該基準電圧をA/D変換器に出力するステップと、
    A/D変換された前記基準電圧を監視し、所定の故障診断処理を実行するステップとを有するパワーステアリング制御プログラム。
  12. 前記基準電圧の変動に応じて前記トルク信号の中立電圧を補正するステップをさらに有することを特徴とする請求項11に記載のパワーステアリング制御プログラム。
  13. 前記故障診断を行うステップは、前記基準電圧が予め定められた閾値の範囲外となった場合には、操舵補助トルクの発生を禁止することを特徴とする請求項11に記載のパワーステアリング制御プログラム。
  14. 前記故障診断を行うステップは、前記基準電圧が、前記トルクセンサのトルク中立電圧に比例して変動した場合には、操舵補助トルクの発生を継続することを特徴とする請求項11に記載のパワーステアリング制御プログラム。
  15. 前記故障診断を行うステップは、前記基準電圧の変動量に応じて、操舵補助トルクの上限値を変化させることを特徴とする請求項11に記載のパワーステアリング制御プログラム。
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