JP2005263378A - エレベータの登録ボタン - Google Patents
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Abstract
【課題】 利用客の指が直接触れる構造のエレベータの登録ボタンでは、公共施設のエレベータにおいて、利用客が不快な思いをすることがある。
【解決手段】 ボタンパネル2には開口3が設けられている。ボタンパネル2の後方には非接触式の距離センサ4が設けられており、この距離センサ4から射出されたレーザー光L1は開口3を通り、利用客の指Fに当たると反射し、開口3を通って距離センサ4に戻る。これにより、利用客の指先Fがボタンパネル2の前方から所定距離離間した位置に到達したことが認識され、かご呼び等の登録がなされる。
【選択図】 図2
【解決手段】 ボタンパネル2には開口3が設けられている。ボタンパネル2の後方には非接触式の距離センサ4が設けられており、この距離センサ4から射出されたレーザー光L1は開口3を通り、利用客の指Fに当たると反射し、開口3を通って距離センサ4に戻る。これにより、利用客の指先Fがボタンパネル2の前方から所定距離離間した位置に到達したことが認識され、かご呼び等の登録がなされる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、エレベータの乗り場やかご内において、利用客が行先階やかご呼び等を登録するための登録ボタンに関する。
図8は従来のかご呼び登録ボタンを備えた乗り場操作盤の一例の正面図、図9は図8のD−D線断面図である。
エレベータの利用客の指先Fがボタンパネル102を押圧すると、その後方に配置されたスイッチ103が動作し、登録情報が配線104を介して制御盤(図示せず)に伝達されるようになっている。
このように、従来の登録ボタンは、利用客の指Fが直接ボタンパネル102に触れる構造であるため、公共施設に設置されたエレベータの場合、異物の付着等公衆衛生の観点から利用客が不快な思いをすることがある。
解決しようとする問題点は、利用客の指が直接触れる構造のエレベータの登録ボタンでは、公共施設のエレベータにおいて、利用客が不快な思いをすることがある点である。
上記課題を解決するために、本発明のエレベータの登録ボタンは、登録ボタン本体と、この登録ボタン本体から離間した所定位置に利用客の指先が到達したことを検知する非接触式の検知手段と、を具備することを特徴としている。
本発明のエレベータの登録ボタンは、利用客の指が直接触れることなくかご呼びや行先階等の登録が行われるので、公共施設に設置されたエレベータに装備した場合でも利用客が不快な思いをすることがない。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態のかご呼び登録ボタンを装備した乗り場操作盤の正面図、図2は図1のA−A線断面図である。
図1において、1はかご呼び登録ボタンで、金属等により形成された登録ボタン本体としてのボタンパネル2を備え、その表面には行先方向(上又は下)を表す矢印が形成されている。また、ボタンパネル2には前後方向に貫通する開口3が形成されている。
図2に示すように、ボタンパネル2の後方には非接触式の検知手段としての距離センサ4が設けられている。この距離センサ4は、レーザー光L1を射出して被測定物との距離を測定するように構成されている。
距離センサ4とボタンパネル2の間にはレンズ5が設けられており、距離センサ4が射出したレーザ光L1はレンズ5を透過して開口3を通り、ボタンパネル2の前方に位置する利用客Fの指先Fに当たって反射し、開口3及びレンズ5を通って距離センサ4に戻る。
このような構成によれば、利用客の指先Fがボタンパネル2の前面から前方に所定距離離間した位置に到達すると、距離センサ4がそれを認識し、配線6を介して制御盤に送信し、かご呼び登録がなされる。
このように、利用客の指先Fが直接ボタンパネル2に触れることなく登録が行われるので、公共施設に設置されたエレベータに装備した場合でも利用客が不快な思いをすることがない。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。図3は本発明の第2の実施形態のかご呼び登録ボタンを装備した乗り場操作盤の正面図、図4は図3のB−B線断面図である。なお、以下の各実施形態において、第1の実施形態と同一又は類似の部分には同一の符号を用いており、重複する説明は省略してある。
本実施形態のかご呼び登録ボタン7では、非接触式の検知手段として、利用客の指先Fの温度を測定する温度センサ8が用いられている。この温度センサ8は、赤外線L2を射出して被測定物の温度を検知するように構成されている。
温度センサ8が射出した赤外線L2はレンズ5を透過して開口3の中心を通り、ボタンパネル2の前方に位置する利用客の指先Fに当たって反射し、開口3及びレンズ5を通って温度センサ8に戻る。
このような構成によれば、利用客Fの指先Fがボタンパネル2の前面から前方に所定距離離間した位置に到達すると、温度センサ8がそれを認識し、配線6を介して制御盤に送信し、かご呼び登録がなされる。
このように、利用客の指先Fが直接ボタンパネル2に触れることなく登録が行われるので、公共施設に設置されたエレベータに装備した場合でも利用客が不快な思いをすることがない。
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。図5は本発明の第3の実施形態のかご呼び登録ボタンを装備した乗り場操作盤の正面図、図6は図5のC−C線断面図である。
本実施形態のかご呼び登録ボタン9では、非接触式の検知手段として、利用客の指先を光線の遮断により検知する光電管が用いられている。
ボタンパネル2は前面が開口した箱形に形成され、後壁内面には、行先方向を表す矢印が形成されている。また、図6に示すように、ボタンパネル2の上壁と底壁には上下方向に貫通する開口10が形成されている。
ボタンパネル2の上下には非接触式の検知手段としての光電管11が設けられており、各光電管11とボタンパネル2の間にはレンズ5が設けられている。光電管11、11間の光線L3はレンズ5、5及び開口10、10を通ってボタンパネル2内を縦断している。
このような構成によれば、利用客の指先Fがボタンパネル2の後壁内面から前方に所定距離離間した位置に到達すると、指先Fにより光線L3が遮断され、これが配線6を介して制御盤に送信され、かご呼び登録がなされる。
このように、利用客の指先Fが直接ボタンパネル2に触れることなく登録が行われるので、公共施設に設置されたエレベータに装備した場合でも利用客が不快な思いをすることがない。
なお、本発明は、乗り場操作盤のかご呼び登録ボタンだけでなく、例えば図7に示すような、かご内操作盤の行先階登録ボタン12やドア開閉ボタン13等にも適用することができる。また、これらのボタン以外にも、従来のエレベータにおいて、利用客が押圧することにより動作するボタン類の全てに適用可能である。
その他にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に種々の改変を施すことができる。
1 かご呼び登録ボタン(登録ボタン)
2 ボタンパネル(登録ボタン本体)
4 距離センサ(検知手段)
7 かご呼び登録ボタン(登録ボタン)
8 温度センサ(検知手段)
11 光電管(検知手段)
2 ボタンパネル(登録ボタン本体)
4 距離センサ(検知手段)
7 かご呼び登録ボタン(登録ボタン)
8 温度センサ(検知手段)
11 光電管(検知手段)
Claims (4)
- 登録ボタン本体と、この登録ボタン本体から離間した所定位置に利用客の指先が到達したことを検知する非接触式の検知手段と、を具備することを特徴とするエレベータの登録ボタン。
- 前記検知手段は、利用客の指先が前記登録ボタン本体に対して所定距離以内に接近したことを検知する距離センサであることを特徴とする請求項1記載のエレベータの登録ボタン。
- 前記検知手段は、利用客の指先の温度を検知する温度センサ又は利用客の指先を光線の遮断により検知する光電管であることを特徴とする請求項1記載のエレベータの登録ボタン。
- かご呼び登録ボタン又は行先階登録ボタンであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項記載のエレベータの登録ボタン。
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JP2004076332A JP2005263378A (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | エレベータの登録ボタン |
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