JP2005249184A - 無段変速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 他方の入力側ディスク4bの外側面と第一連結板43の片側面とのフレッチング摩耗を防止する。
【解決手段】 上記第一連結板43の片側面と上記他方の入力側ディスク4bの外側面との間に、銅系合金製で円輪状のスペーサ55を挟持する。このスペーサ55が有する自己潤滑性により、上記フレッチング摩耗を防止する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車両(自動車)用自動変速装置として、或はポンプ等の各種産業機械の運転速度を調節する為の変速装置として利用する、トロイダル型無段変速機と遊星歯車式変速機とを組み合わせた無段変速装置の改良に関する。
自動車用自動変速装置としてトロイダル型無段変速機を使用する事が研究され、一部で実施されている。又、トロイダル型無段変速機と遊星歯車式変速機とを組み合わせて無段変速装置を構成する事が、特許文献1〜7に記載されている様に、従来から提案されている。図4は、このうちの特許文献2に記載された無段変速装置を示している。この無段変速装置は、トロイダル型無段変速機1と遊星歯車式変速機2とを組み合わせて成る。このうちのトロイダル型無段変速機1は、入力軸3と、1対の入力側ディスク4、4と、出力側ディスク5と、複数のパワーローラ6、6とを備える。
又、上記遊星歯車式変速機2は、上記入力軸3及び一方(図4の右方)の入力側ディスク4に結合固定されたキャリア7を備え、このキャリア7の径方向中間部に、その両端部にそれぞれ遊星歯車8、9を固設した第一伝達軸10を、回転自在に支持している。又、上記キャリア7を挟んで上記入力軸3と反対側に、その両端部に太陽歯車11、12を固設した第二伝達軸13を、上記入力軸3と同心に、回転自在に支持している。そして、上記各遊星歯車8、9と、上記出力側ディスク5にその基端部(図4の左端部)を結合した中空回転軸14の先端部(図4の右端部)に固設した太陽歯車15又は上記第二伝達軸13の一端部(図4の左端部)に固設した太陽歯車11とを、それぞれ噛合させている。又、一方(図4の左方)の遊星歯車8を、別の遊星歯車16を介して、上記キャリア7の周囲に回転自在に設けたリング歯車17に噛合させている。
一方、上記第二伝達軸13の他端部(図4の右端部)に固設した太陽歯車12の周囲に設けた第二キャリア18に遊星歯車19、20を、回転自在に支持している。尚、この第二キャリア18は、上記入力軸3及び第二伝達軸13と同心に配置された、出力軸21の基端部(図4の左端部)に固設されている。又、上記各遊星歯車19、20は、互いに噛合すると共に、一方の遊星歯車19が上記太陽歯車12に、他方の遊星歯車20が、上記第二キャリア18の周囲に回転自在に設けた第二リング歯車22に、それぞれ噛合している。又、上記リング歯車17と上記第二キャリア18とを低速用クラッチ23により係脱自在とすると共に、上記第二リング歯車22とハウジング等の固定の部分とを、高速用クラッチ24により係脱自在としている。
上述の様な、図4に示した無段変速装置の場合、上記低速用クラッチ23を接続すると共に上記高速用クラッチ24の接続を断った、所謂低速モード状態では、上記入力軸3の動力が上記リング歯車17を介して上記出力軸21に伝えられる。そして、前記トロイダル型無段変速機1の変速比を変える事により、無段変速装置全体としての変速比、即ち、上記入力軸3と上記出力軸21との間の変速比が変化する。この様な低速モード状態では、無段変速装置全体としての変速比は、無限大に変化する。即ち、上記トロイダル型無段変速機1の変速比を調節する事により、上記入力軸3を一方向に回転させた状態のまま上記出力軸21の回転状態を、停止状態を挟んで、正転、逆転の変換自在となる。
これに対して、上記低速用クラッチ23の接続を断ち、上記高速用クラッチ24を接続した、所謂高速モード状態では、上記入力軸3の動力が上記第一、第二伝達軸10、13を介して上記出力軸21に伝えられる。そして、上記トロイダル型無段変速機1の変速比を変える事により、無段変速装置全体としての変速比が変化する。この場合には、上記トロイダル型無段変速機1の変速比を大きくする程、無段変速装置全体としての変速比が大きくなる。
又、特願2003−56681号には、図5に示す様な無段変速装置が開示されている。この図5に示した無段変速装置は、前述の図4に示した従来から知られている無段変速装置と同様の機能を有するものであるが、遊星歯車式変速機2a部分の構造を工夫する事により、この遊星歯車式変速機2a部分の組立性を向上させている。入力軸3及び1対の入力側ディスク4a、4bと共に回転するキャリア7aの両側面に、それぞれ1対ずつの遊星歯車25a、25b、26a、26bを、回転自在に支持している。そして、上記キャリア7aの各側面に支持した各遊星歯車25a、25b同士、各遊星歯車26a、26b同士を、互いに噛合させると共に、内径側の遊星歯車25a、26aを、出力側ディスク5にその基端部(図5の左端部)を結合した中空回転軸14aの先端部(図5の右端部)及び伝達軸27の一端部(図5の左端部)にそれぞれ固設した第一、第二太陽歯車28、29に、外径側の遊星歯車25b、26bをリング歯車30に、それぞれ噛合させている。
一方、上記伝達軸27の他端部(図5の右端部)に固設した第三太陽歯車31の周囲に設けた第二キャリア18aに遊星歯車32a、32bを、回転自在に支持している。尚、この第二キャリア18aは、上記入力軸3と同心に配置された出力軸21aの基端部(図5の左端部)に固設されている。又、上記各遊星歯車32a、32bは、互いに噛合すると共に、内径側の遊星歯車32aを上記第三太陽歯車31に、外径側の遊星歯車32bを、上記第二キャリア18aの周囲に回転自在に設けた第二リング歯車22aに、それぞれ噛合させている。又、上記リング歯車30と上記第二キャリア18aとを低速用クラッチ23aにより係脱自在とすると共に、上記第二リング歯車22aとハウジング等の固定の部分とを、高速用クラッチ24aにより係脱自在としている。
この様に構成する改良された無段変速装置の場合、上記低速用クラッチ23aを接続し、上記高速用クラッチ24aの接続を断った状態では、上記入力軸3の動力が、上記リング歯車30を介して上記出力軸21aに伝えられる。そして、トロイダル型無段変速機1の変速比を変える事により、無段変速装置全体としての変速比、即ち、上記入力軸3と上記出力軸21aとの間の変速比が変化する。これに対して、上記低速用クラッチ23aの接続を断ち、上記高速用クラッチ24aを接続した状態では、上記入力軸3の動力が、前記各遊星歯車25a、25b、上記リング歯車30、前記各遊星歯車26a、26b、前記伝達軸27、前記各遊星歯車32a、32b、上記第二キャリア18aを介して、上記出力軸21aに伝えられる。そして、上記トロイダル型無段変速機1の変速比を変える事により、無段変速装置全体としての変速比が変化する。
尚、次述する図6〜7に示す様に、外径側の遊星歯車25として、軸方向寸法が長いものを使用すると共に、この長い遊星歯車25を内径側の遊星歯車25a、26a及びリング歯車30aに噛合させる構造を採用しても、同様の機能を発揮できる。この場合には、直径の大きなリング歯車30aの軸方向寸法を短縮して、遊星歯車式変速機2bの軽量化を図れる。
前述した図4及び上述した図5の構造は、原理的なもので、具体的な構造を示したものではない。これに対して図6〜7は、先に考えた無段変速装置の具体的構造の1例を示している。尚、この構造では、上述した様に、外径側の遊星歯車25として軸方向寸法が長いものを使用すると共に、この長い遊星歯車25を、内径側の遊星歯車25a、26a及びリング歯車30aに噛合させている。
ハウジング33内の所定位置に1対の支柱34、34を、連結板35とバルブボディー36とを介して支持固定している。このバルブボディー36は、トロイダル型無段変速機1の変速比を制御する為の制御弁装置を内蔵している。又、上記各支柱34、34の両端部には、パワーローラ6、6(図4参照)を支持するトラニオンの両端部を揺動及び軸方向の変位自在に支持する為の支持板37、37を支持している。又、環状に形成した上記各支柱34、34の中間部同士の間に出力側ディスク5を、1対の転がり軸受38、38により、回転自在に支持している。そして、上記出力側ディスク5の内径側に中空回転軸14aの基半部(図6の左半部)を、スプライン係合に基づき、回転伝達自在に結合している。
そして上記中空回転軸14aの内側に、入力軸3aを挿通している。この入力軸3aの中間部基端寄り部分に一方(図6の左方)の入力側ディスク4aを、ボールスプライン39を介して支持すると共に、油圧式の押圧装置40により上記入力側ディスク4aを、上記出力側ディスク5に向け、押圧自在としている。これに対して他方(図6の右方)の入力側ディスク4bは上記中空回転軸14aの中間部先端寄り(図6の右寄り)部分の周囲に、ラジアルニードル軸受41により、回転及び軸方向の変位自在に支持している。そして、上記他方の入力側ディスク4bと上記入力軸3aとを、キャリア7aを介して結合している。従って、上記出力側ディスク5を軸方向両側から挟む位置に設けた1対の入力側ディスク4a、4bは、上記入力軸3aと上記キャリア7aとを介して、同期して回転する。
上記キャリア7aは、図7〜8に詳示する様に、断面L字形で全体を円環状とした中間支持板42と、それぞれが円輪状に形成された第一、第二両連結板43、44との間に、それぞれ複数本ずつ(例えば3本ずつ)の第一、第二各遊星軸45、46を、上記第一、第二両連結板43、44同士の間に複数本(例えば3本)の第三遊星軸47を、それぞれ掛け渡して成る。又、これら各遊星軸45〜47の周囲に前記各遊星歯車25a、26a、25を、それぞれラジアルニードル軸受48a、48b、48cを介して、回転自在に支持している。そして、外径側の遊星歯車25と内径側の各遊星歯車25a、26aとを互いに噛合させると共に、内径側の遊星歯車25a、26aを、上記中空回転軸14aの先端部(図6〜7の右端部)に固設した第一太陽歯車28又は伝達軸27の基端部に固設した第二太陽歯車29に、外径側の遊星歯車25を前記リング歯車30aに、それぞれ噛合させている。
又、上記中間支持板42の中心に設けた円筒部49は、上記入力軸3aの中間部先端寄り部分にスプライン係合させ、ローディングナット50により抑え付けている。尚、図8に示す様に、上記中間支持板42の円輪部51と上記第一、第二各連結板43、44とは、前記各遊星歯車25a、26a、25から円周方向に外れた位置に設けた連結部59、59により、互いに連結している。図示の例の場合、上記キャリア7aを構成する上記中間支持板42と、第一、第二各連結板43、44と、上記各連結部59、59とを、一体に形成している。そしてこの構成により、上記キャリア7aの、回転伝達方向の力に対する強度及び剛性を確保している。又、前記他方の入力側ディスク4bと上記キャリア7aとの間での回転伝達を行なわせるべく、この他方の入力側ディスク4bの外側面複数個所に形成した凸部52と、上記第一連結板43の外周縁部に形成した切り欠き53とを係合させている。又、運転時には、駆動軸54により上記入力軸3aを回転駆動する。同時に、前記押圧装置40に油圧を導入して、各入力側ディスク4a、4b及び出力側ディスク5の側面と各パワーローラ6、6の周面との転がり接触部(トラクション部)の面圧を確保する。
上述の様な図6〜7に示す無段変速装置の場合、他方の入力側ディスク4bとキャリア7aとの間の回転伝達を、凸部52と切り欠き53との凹凸係合により行なっている。又、トラクション部の面圧を確保する為に押圧装置40の発生する推力は、入力軸3a及びこの入力軸3aに固定したキャリア7aを構成する中間支持板42、第一連結板43を介して、上記他方の入力側ディスク4bに加わる。言い換えれば、この他方の入力側ディスク4bの外側面(図6〜7の右側面)と第一連結板43の片側面(図6〜8の左側面)との当接部である、これら入力側ディスク4b及び第一連結板43の径方向中間部(図7にwで表わす部分を入力側ディスク4b及び第一連結板43の中心軸αを中心に回転させてできる円輪状部分)に、上記押圧装置40の発生する推力に基づく力が加わる。
一方、上記他方の入力側ディスク4bは、上記押圧装置40の発生する推力に基づく上記パワーローラ6、6から受ける力に基づいて、図9に誇張して示す様に、この入力側ディスク4bの外径寄り部分が上記第一連結板43の片側面に近付く方向(軸方向)に弾性変形する。即ち、運転時に上記推力に基づき上記他方の入力側ディスク4bに加わる力は、トロイダル型無段変速機の運転時に最大で5t(トン)程度となり、この様な力に基づく入力側ディスク4bの軸方向に関する弾性変形量は、コンマ数mm(10分の数mm)程度と無視できない量となる。そして、この様に他方の入力側ディスク4bが軸方向に弾性変形すると、この他方の入力側ディスク4bの外側面外径寄り部分と上記第一連結板43の片側面とが断続的に繰り返し当接する事で互いに擦れ合い、当該部分でフレッチング摩耗が生じる可能性がある。特に、上記入力ディスク4bが弾性変形する円周方向位置は、上記各パワーローラ6、6により押し付けられる部分が変化するのに伴って常に変化する。この為、上記擦れ合いの周波数は相当に高く(例えば百数十Hzに)なり、フレッチング摩耗発生の面からはかなり厳しい条件となる。この様なフレッチング摩耗は、上記キャリア7aを所定位置から軸方向にずらせたり、剥離等の損傷の起点となる可能性がある。又、発生した摩耗粉が潤滑油(トラクションオイル)を汚染し、各部の潤滑状態を不良にする可能性もある。
特開平6−174033号公報 特開2000−220719号公報 特開2002−139124号公報 米国特許第5607372号明細書 米国特許第6059685号明細書 米国特許第6099431号明細書 米国特許第6358178号明細書
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、入力側ディスクの軸方向の弾性変形に基づくフレッチング摩耗を防止できる構造を実現すべく発明したものである。
本発明の無段変速装置は何れも、互いに同心に配置された、入力軸と、出力軸と、トロイダル型無段変速機と、遊星歯車式変速機とを備える。
そして、これらトロイダル型無段変速機と遊星歯車式変速機とは、トロイダル型無段変速機を構成する入力側ディスクと遊星歯車式変速機を構成するキャリアとを隣接させると共に、これら入力側ディスクとキャリアとが同期して回転する状態に組み合わされている。
又、上記キャリアは、上記入力軸に支持固定された支持板と、この支持板と同心に且つ軸方向に間隔をあけた状態で配置され、その側面を上記入力側ディスクの外側面に対向させた、円輪状である連結板と、この連結板と上記支持板とにそれぞれの両端部を支持された複数の遊星軸とを備えたものである。
そして、上記遊星歯車式変速機を構成する遊星歯車を、上記各遊星軸の周囲に回転自在に支持している。
特に、本発明のうちの請求項1に記載した無段変速装置に於いては、互いに対向する上記連結板の片側面と上記入力側ディスクの外側面とを、黄銅等の銅系合金製で円輪状のスペーサを介して突き当てている。
又、請求項5に記載した無段変速装置の場合には、互いに対向する上記連結板の片側面と上記入力側ディスクの外側面とを円輪状のスペーサを介して突き当てると共に、互いに当接する上記連結板の片側面とこのスペーサの片面とを、何れも表面粗さ(算術平均粗さ)がRa12.5μm以下の平滑面としている。
上述の様に構成する本発明の無段変速装置によれば、入力側ディスクの軸方向の弾性変形に基づくフレッチング摩耗を防止できる。
即ち、本発明のうちの請求項1に記載した無段変速装置の場合には、連結板の片側面と入力側ディスクの外側面とを銅系合金製で円輪状のスペーサを介して突き当てている。黄銅等の銅系合金は、上記連結板や入力側ディスクを構成する、炭素鋼や軸受鋼等の鉄系合金と接触した状態で、優れた自己潤滑性(摺動特性)を発揮する。この為、入力側ディスクの弾性変形に伴って上記両側面同士が擦れ合った場合でも、これら両側面に著しいフレッチング摩耗が発生する事を防止できる。
又、請求項5に記載した無段変速装置の場合には、互いに当接する連結板の片側面とスペーサの片面との間に、良好な油膜を形成できる。即ち、これら両面の面粗度が不良である(表面粗さの値がRa12.5μmよりも大きい)と、当接部の面圧が局部的に過大になって当該部分で油膜切れが発生し、この部分でフレッチング摩耗を生じ易くなる。そして、フレッチング摩耗の結果、上記スペーサに割れ等の損傷が発生したり、発生した摩耗粉が潤滑油(トラクションオイル)中に混入して、上記当接部以外の、広範な部分の潤滑を不良にする可能性がある。これに対して請求項5に記載した無段変速装置の場合には、上記連結板の片側面とスペーサの片面とを、何れも表面粗さがRa12.5μm以下の平滑面としている為、これら両面同士の間に良好な油膜を形成して、上記フレッチング摩耗に結び付く油膜切れの発生を防止できる。尚、請求項5に記載した無段変速装置装置を実施する場合に、上記スペーサの材質は、必要とする強度を得られる限り、特に問わないが、好ましくは、請求項1に記載した発明と同様に、銅系合金とする。
本発明のうちの請求項1に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項2に記載した様に、スペーサの軸方向側面(少なくとも片側面、好ましくは両側面)に、多数の微小凹部を形成する。或は、請求項3に記載した様に、複数の放射状凹溝を形成する。或は、請求項4に記載した様に、環状凹溝を形成する。
上記スペーサの軸方向側面に上述の様な凹部若しくは凹溝を形成すれば、互いに当接するスペーサの軸方向側面と連結板の片側面又は入力側ディスクの外側面との間に潤滑剤を効果的に送り込み、これら互いに当接する側面同士の当接部で、フレッチング摩耗に結び付く油膜切れが発生する事を有効に防止できる。
又、請求項5に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項6に記載した様に、互いに当接する連結板の片側面とスペーサの片面とを、研磨加工により平滑面とする。研磨加工による平滑面同士の当接部には、良好な油膜が形成され易く、上記フレッチング摩耗の防止効果がより優れたものとなる。
又、請求項5に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項7に記載した様に、互いに当接する連結板の片側面とスペーサの片面とを平滑面とする事に加えて、互いに当接する入力側ディスクの外側面とスペーサの他面とを、何れも表面粗さがRa12.5μm以下の平滑面とする。この様に構成すれば、上記スペーサの両面と、それぞれの相手面との間に、それぞれ良好な油膜を形成して、このスペーサの耐久性をより一層向上させる事ができる。
又、本発明を実施する場合に好ましくは、請求項8に記載した様に、支持板と連結板とを一体に形成する。この様に構成すれば、キャリアの強度及び剛性を確保しつつ、部品点数の低減による製造コストの低減を図れる。
更に、本発明を実施する場合に好ましくは、請求項9に記載した様に、上記スペーサの円周方向複数個所に、それぞれがこのスペーサの径方向中間部から外周縁に迄達するスリットを形成し、このスペーサの径方向中間部乃至外周縁部を、厚さ方向に変形し易くする。この様に構成すれば、上記入力側ディスクの外側面のうちで、軸方向に関する変形量が大きくなる外径寄り部分に当接する、上記スペーサの外径寄り部分を、上記入力側ディスクの弾性変形に伴って変形し易くできる。この為、この入力側ディスクの弾性変形に伴って、上記スペーサに無理な力が加わりにくくして、このスペーサに、有害な塑性変形を生じる事を防止できる。
図1〜2は、本発明の実施例1を示している。尚、本実施例の特徴は、他方の入力側ディスク4bの外側面(図1の右側面)とキャリア7aを構成する第一連結板43の片側面(図1の左側面)との間に、黄銅等の銅系合金製で円輪状のスペーサ55を挟持する事により、これら入力側ディスク4bの外側面と第一連結板43の片側面とのフレッチング摩耗を防止する点にある。その他の部分の構造及び作用は、前述の図6〜8に示した先発明に係る構造と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
上記他方の入力側ディスク4bの外側面(図1の右側面)とキャリア7aを構成する第一連結板43の片側面(図1の左側面)との間に、黄銅等の銅系合金製で円輪状のスペーサ55を挟持している。このスペーサ55の軸方向側面(少なくとも片側面、好ましくは両側面)には、潤滑油(トラクションオイル)を捕集し更に保持する為の保油凹部を形成している。この様な保油凹部としては、例えば図2に示す様な構造が使用可能である。このうちの(A)に示した構造は、上記軸方向片側面に多数の微小凹部56、56を形成したもの、(B)に示した構造は、複数の放射状凹溝57、57を形成したもの、(C)に示した構造は、同心円状の複数の環状凹溝58a、58bを形成したものである。
上述の様に構成する本実施例の無段変速装置によれば、上記他方の入力側ディスク4bが、前述の図9に示す様に軸方向に弾性変形しても、このディスク4bの外側面や、上記第一連結板43の片側面が、フレッチング摩耗する事を防止できる。
即ち、本実施例の無段変速装置の場合には、上記第一連結板43の片側面と上記他方の入力側ディスク4bの外側面とを、銅系合金製で円輪状のスペーサ55を介して突き当てている。黄銅等の銅系合金は、上記第一連結板43や上記他方の入力側ディスク4bを構成する、炭素鋼や軸受鋼等の鉄系合金と接触した状態で、優れた自己潤滑性(摺動特性)を発揮する。この為、上記他方の入力側ディスク4bの弾性変形に伴って上記両側面同士が擦れ合った場合でも、これら両側面に著しいフレッチング摩耗が発生する事を防止できる。
更に、本実施例の場合には、上記スペーサ55の軸方向側面に上述の様な微小凹部56、56、放射状凹溝57、57、環状凹溝58a、58b等の保油凹部を形成しているので、互いに当接する上記スペーサ55の軸方向側面と、上記第一連結板43の片側面又は上記他方の入力側ディスク4bの外側面との間に潤滑剤を効果的に送り込める。即ち、トロイダル型無段変速機を備えた無段変速装置の運転時に、ハウジング33(図6参照)内には、潤滑剤としての役目も備えたトラクションオイルの飛沫が無数に浮遊している。この様なトラクションオイルの飛沫は、上記スペーサ55の軸方向側面と、上記第一連結板43の片側面又は上記他方の入力側ディスク4bの外側面との間に入り込み、上記保油凹部に捕集される。そして、この様な保油凹部内に捕集されたトラクションオイルは、上記スペーサ55の側面と、第一連結板43の片側面又は上記他方の入力側ディスク4bの外側面との微小変位に伴って、これら互いに当接する側面同士の間に染み出す。この結果、これら互いに当接する側面同士の当接部で、フレッチング摩耗に結び付く油膜切れが発生する事を有効に防止できる。
尚、上記フレッチング摩耗に結び付く油膜切れをより有効に防止する為には、上記スペーサ55の軸方向片側面と上記第一連結板43の片側面とを、何れも表面粗さがRa12.5μm以下の平滑面とする。更に好ましくは、上記スペーサ55の軸方向他側面と上記入力側ディスク4bの外側面とも、何れも表面粗さがRa12.5μm以下の平滑面とする。この場合に平滑面とする部分は、図2に示した微小凹部56、56、放射状凹溝57、57、環状凹溝58a、58bから外れた平坦部分とする。これら微小凹部56、56、放射状凹溝57、57、環状凹溝58a、58bの内面部分は、相手面と擦れ合う事はないので、平滑面とする必要はない。上記表面粗さの値(Ra12.5μm以下)が、上記微小凹部56、56、放射状凹溝57、57、環状凹溝58a、58b部分の深さを除いたものである事は勿論である。又、上記各面を、Ra12.5μm以下の平滑面とすれば、特に使用条件が厳しくなければ、上記微小凹部56、56、放射状凹溝57、57、環状凹溝58a、58bを省略しても、実用上十分な耐久性を得られる。
図3は、請求項1、9に対応する、本発明の実施例2を示している。本実施例の場合には、銅系合金製で円輪状のスペーサ55aの円周方向複数個所(図示の例では8個所)に、それぞれがこのスペーサ55aの径方向中間部から外周縁に迄達するスリット60、60を、放射状に形成している。本実施例の場合には、この様にして上記スペーサ55aの径方向中間部乃至外径寄り部分を、円周方向に関して分割する事により、このスペーサ55aの径方向中間部乃至外周縁部を、厚さ方向に変形し易くしている。
本実施例の場合には、上述の様な構成を採用する事により、上記スペーサ55aが隣接する入力側ディスク4bが、前述の図9に示す様に弾性変形した場合でも、このスペーサ55aに有害な塑性変形が生じにくくしている。即ち、本実施例の場合には、上記入力側ディスク4bの外側面のうち外径寄り部分が軸方向に関して比較的大きく弾性変形し、この部分に当接した上記スペーサ55aが軸方向に押圧されると、この押圧された部分及びその近傍部分のみが軸方向(厚さ方向)に変位する。つまり、上記各スリット60、60の存在に基づき、上記スペーサ55aの一部が押されても、このスペーサ55aに円周方向に関して大きな引っ張り応力が発生する事はない。この為、このスペーサ55aに、有害な塑性変形、即ち、外径寄り部分が引っ張り延ばされる様な塑性変形を生じる事を防止できる。
図示の例は、本発明を構成するトロイダル型無段変速機としてハーフトロイダル型のものを使用した場合に就いて説明したが、本発明は、何れの請求項に記載した発明の場合でも、ハーフトロイダル型に限らず、フルトロイダル型のトロイダル型無段変速機でも実施可能である。
本発明の実施例1を、組み立て前の状態で示す、図6のA部に相当する拡大断面図。 実施例1に組み込むスペーサの形状の3例を示す斜視図。 実施例2に組み込むスペーサの斜視図。 従来から知られている無段変速装置の1例を示す略断面図。 先発明に係る無段変速装置の1例を示す略断面図。 先に考えた具体的構造の1例を示す断面図。 図6のB部に相当する拡大断面図。 キャリアを取り出して示す斜視図。 入力側ディスクの弾性変形を誇張して示す断面図。
符号の説明
1 トロイダル型無段変速機
2、2a、2b 遊星歯車式変速機
3、3a 入力軸
4、4a、4b 入力側ディスク
5 出力側ディスク
6 パワーローラ
7、7a キャリア
8 遊星歯車
9 遊星歯車
10 第一伝達軸
11 太陽歯車
12 太陽歯車
13 第二伝達軸
14、14a 中空回転軸
15 太陽歯車
16 遊星歯車
17 リング歯車
18、18a 第二キャリア
19 遊星歯車
20 遊星歯車
21、21a 出力軸
22、22a 第二リング歯車
23、23a 低速用クラッチ
24、24a 高速用クラッチ
25、25a、25b 遊星歯車
26a、26b 遊星歯車
27 伝達軸
28 第一太陽歯車
29 第二太陽歯車
30、30a リング歯車
31 第三太陽歯車
32a、32b 遊星歯車
33 ハウジング
34 支柱
35 連結板
36 バルブボディー
37 支持板
38 転がり軸受
39 ボールスプライン
40 押圧装置
41 ラジアルニードル軸受
42 中間支持板
43 第一連結板
44 第二連結板
45 第一遊星軸
46 第二遊星軸
47 第三遊星軸
48a、48b、48c ラジアルニードル軸受
49 円筒部
50 ローディングナット
51 円輪部
52 凸部
53 切り欠き
54 駆動軸
55、55a スペーサ
56 微小凹部
57 放射状凹溝
58a、58b 環状凹溝
59 連結部
60 スリット

Claims (9)

  1. 互いに同心に配置された、入力軸と、出力軸と、トロイダル型無段変速機と、遊星歯車式変速機とを備え、これらトロイダル型無段変速機と遊星歯車式変速機とは、トロイダル型無段変速機を構成する入力側ディスクと遊星歯車式変速機を構成するキャリアとを隣接させると共に、これら入力側ディスクとキャリアとが同期して回転する状態に組み合わされており、このキャリアは、上記入力軸に支持固定された支持板と、この支持板と同心に且つ軸方向に間隔をあけた状態で配置され、その片側面を上記入力側ディスクの外側面に対向させた円輪状である連結板と、この連結板と上記支持板とにそれぞれの両端部を支持された複数の遊星軸とを備えたものであり、上記遊星歯車式変速機を構成する遊星歯車をこれら各遊星軸の周囲に回転自在に支持した無段変速装置に於いて、互いに対向する上記連結板の片側面と上記入力側ディスクの外側面とを、銅系合金製で円輪状のスペーサを介して突き当てている事を特徴とする無段変速装置。
  2. スペーサの軸方向側面に多数の微小凹部を形成している、請求項1に記載した無段変速装置。
  3. スペーサの軸方向側面に複数の放射状凹溝を形成している、請求項1に記載した無段変速装置。
  4. スペーサの軸方向側面に環状凹溝を形成している、請求項1に記載した無段変速装置。
  5. 互いに同心に配置された、入力軸と、出力軸と、トロイダル型無段変速機と、遊星歯車式変速機とを備え、これらトロイダル型無段変速機と遊星歯車式変速機とは、トロイダル型無段変速機を構成する入力側ディスクと遊星歯車式変速機を構成するキャリアとを隣接させると共に、これら入力側ディスクとキャリアとが同期して回転する状態に組み合わされており、このキャリアは、上記入力軸に支持固定された支持板と、この支持板と同心に且つ軸方向に間隔をあけた状態で配置され、その片側面を上記入力側ディスクの外側面に対向させた円輪状である連結板と、この連結板と上記支持板とにそれぞれの両端部を支持された複数の遊星軸とを備えたものであり、上記遊星歯車式変速機を構成する遊星歯車をこれら各遊星軸の周囲に回転自在に支持した無段変速装置に於いて、互いに対向する上記連結板の片側面と上記入力側ディスクの外側面とを円輪状のスペーサを介して突き当てると共に、互いに当接する上記連結板の片側面とこのスペーサの片面とを、何れも表面粗さがRa12.5μm以下の平滑面とした事を特徴とする無段変速装置。
  6. 互いに当接する連結板の片側面とスペーサの片面とが、研磨加工により平滑面とされている、請求項5に記載した無段変速装置。
  7. 互いに当接する連結板の片側面とスペーサの片面とを平滑面とする事に加えて、互いに当接する入力側ディスクの外側面とスペーサの他面とを、何れも表面粗さがRa12.5μm以下の平滑面とした、請求項5〜6の何れかに記載した無段変速装置。
  8. キャリアを構成する支持板と連結板とを一体に形成した、請求項1〜7の何れかに記載した無段変速装置。
  9. スペーサの円周方向複数個所に、それぞれがこのスペーサの径方向中間部から外周縁に迄達するスリットを形成し、このスペーサの径方向中間部乃至外周縁部を、厚さ方向に変形し易くした、請求項1〜8の何れかに記載した無段変速装置。
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