JP2005237078A - リニア同期モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却効率を向上させることができ、モータ定数の向上やロバスト性を向上させ得るリニア同期モータを提供する。
【解決手段】リニア同期モータの冷却効果を高める構造をとる。すなわち、リニア同期モータは、一対の上下部のヨーク10a、10bを備えており、上下部のヨーク10a、10bの対向面には複数個の永久磁石が配置されている。上下部のヨーク10a、10b間の中央部分にはセンターヨーク50が配置され、このセンターヨーク50の外周には環状の第1、第2の三相コイル6a、6bが配置されている。上下部のヨーク1a、1bの対向面に配置される上部永久磁石S1a、N1a、…および下部永久磁石S1b、N1b…が、同一の鉛直線上においては同一極性の永久磁石が対向するように配置されている。センターヨーク50は、冷却通路500としての筒状体500aを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、リニア同期モータに係わり、特に除振・制振装置の微振動制御やナノメートル単位の超精密度で位置決めする場合に有用なリニア同期モータに関する。
大推力を必要とする機械工作機や半導体製造装置等において多用されているリニア同期モータとして、たとえば、特開2002−238240号公報(特許文献1)に開示されている技術が知られている。その概略構成を図3(A)〜(C)に図解する。
図3(A)において、リニア同期モータは、下記のものを備えている。
(a)平行に離間して配置された一対のヨーク1a、1b
(b)上記一対のヨーク1a、1bのうち、図3(A)の上部位置に配置された一方のヨーク1a(以下「上部のヨーク1a」という。)の対向面に長手方向に沿って配置された複数個の永久磁石S1a、N1a、S2a、N2a、…(以下「上部永久磁石S1a、N1a、S2a、N2a、…」と言い、永久磁石S1aを「第1のS極の上部永久磁石」と言い、永久磁石N1aを「第1のN極の上部永久磁石」と言い、永久磁石S2aを「第2のS極の上部永久磁石」と言い、永久磁石N2aを「第2のN極の上部永久磁石2a」という。)、
(c)下部位置に配置されたヨーク1b(以下「下部のヨーク1b」という。)の対向面に長手方向に沿って配置された複数個の永久磁石S1b、N1b、S2b、N2b、…(以下「下部永久磁石S1b、N1b、S2b、N2b、…」と言い、以下、永久磁石S1bを「第1のS極の下部永久磁石1b」と言い、永久磁石N1bを「第1のN極の下部永久磁石1b」と言い、永久磁石S2bを「第2のS極の下部永久磁石S2b」と言い、永久磁石N2bを「第2のN極の下部永久磁石N2b」という。)
(d)上下部のヨーク1a、1b間の中央部分に、上下部のヨーク1a、1bと平行に(以下「X方向」という。)移動可能に配置された可動部2
上部永久磁石S1a、N1a、S2a、N2a、…および下部永久磁石S1b、N1b、S2b、N2b、…は、同一の鉛直線上においては相異なる極性の永久磁石が対向するように、たとえば、第1のN極の上部永久磁石N1aと第1のS極の下部永久磁石S1bが対向するように配置されている。
また、上部永久磁石S1a、N1a、S2a、N2a、…は、長手方向に沿って相異なる極性の永久磁石が交互に位置するように、たとえば、第1のN極の上部永久磁石N1aに隣接して第1のS極の上部永久磁石S1aが、第1のS極の上部永久磁石S1aに隣接して第2のN極の上部永久磁石N2aが位置するように配置されている。
同様に、下部永久磁石S1b、N1b、S2b、N2b、…も、長手方向に沿って相異なる極性の永久磁石が交互に位置するように、たとえば、第1のS極の下部永久磁石S1bに隣接して第1のN極の下部永久磁石N1bが、第1のN極の下部永久磁石N1bに隣接して第2のS極の下部永久磁石S2b位置するように配置されている。
可動部2は、非磁性の補強板3と、補強板3の両面にそれぞれ設けられた扁平形状の三相コイル4a、4bとを備えている。
補強板3は、図4に示すように、矩形状で板状体を備えており、その両面にはそれぞれ3個の位置決め用の突起31U,31V、31Wが等間隔で設けられており、また、各突起31U,31V、31Wの周りには矩形環状の凹陥部32U,32V、32Wがそれぞれ設けられている。
図3(A)に図解した2個の三相コイル4a、4bは、図3(B)に図解したように、それぞれ矩形環状に形成されたU相コイル4U、V相コイル4VおよびW相コイル4Wを備えており、これらのU相コイル4U、V相コイル4VおよびW相コイル4Wは、図4に示すように、その中空部41U(図3(B)参照),41V(図3(B)参照)、41Wを補強板3の位置決め用の突起31U,31V、31Wに嵌着することにより、補強板3と一体化されている。
三相コイル4a、4bの長手方向(X方向)の寸法は、永久磁石の2個分の長手方向(X方向)の寸法、たとえば、第1のS極の上部永久磁石S1aおよび第2のN極の上部永久磁石N2a(または第1のN極の下部永久磁石N1bおよび第2のS極の下部永久磁石S2b)の長手方向(X方向)の寸法と等しくなるように構成されている。
このような構成のリニア同期モータにおいては、同一鉛直線上に極性の異なる永久磁石が配置された、いわゆる横断磁束形の励磁構造が採用されていることから、たとえば、第1のN極の下部永久磁石から発生した磁束は、たとえば、V相コイル4Vを通り抜けて第1のS極の上部永久磁石S1aを通り、隣接する第2のN極の上部永久磁石N2a、V相コイル4Vおよび第2のS極の下部永久磁石S2bを通り、元の第1のN極の下部永久磁石N1bに戻る。
従って、このような磁界中に配置されたU相コイル4U、V相コイル4VおよびW相コイル4Wに三相交流電流を流すと、三相コイル4a、4bにフレミング左手の法則に基づく推力が発生することになる。
特開2002−238240号公報
しかしながら、このような構成のリニア同期モータにおいては、次のような不利益に遭遇している。
第1の不利益は、可動部2がフラット状で、その厚さも薄く設計されていることから、捩り剛性が低く、可動部2に微振動が発生し易くなる。
第2の不利益は、可動部2に発生する微振動に起因して可動部2の速度や現在位置が変動し、かかる変動が位置センサーを介してフィードバックされ、より一層振動が増幅されることから、制御ゲインが低くなり、ひいては、ナノメートル単位での制御が困難になる。
第3の不利益は、磁石の磁界中に非磁性ボビンが介在し、磁石の磁束密度が低下し、大きな推力が得難い。さらに、リニア同期モータの出力を大きくしようとすると、発熱が多くなり、ひいては、周囲の温度が上昇し、熱膨張による誤差が生じ易くなる。
本発明の目的は、上述の不利益を克服するためになされたもので、高剛性で推力変動が小さく、また、発熱が少なく、超精密制御を容易に行なうことができる上、モータ定数や耐外乱性能を向上させることができるリニア同期モータを提供することにある。
本発明によれば、平行に離間して配置された一対のヨークと、各ヨークの対向面に長手方向に沿ってそれぞれ配置された複数個の永久磁石と、一対のヨーク間に前記ヨークと平行に配置されたセンターヨークと、センターヨークの外周に装着された環状の三相コイルとを備え、各永久磁石は、それぞれ、ヨークの対向位置においては同一極性の永久磁石が配置され、ヨークの長手方向においては相異なる極性の永久磁石が交互に配置され、センターヨークは、それ自身の内部に、センターヨークの長手方向に沿って冷却通路を備えた、リニア同期モータが提供される。
好ましくは、本発明のリニア同期モータにおける冷却通路は、矩形状の筒状体で構成されている。
また好ましくは、、本発明のリニア同期モータにおける筒状体は、センターヨークの長手方向に沿って2分割されたもので構成されている。
さらに好ましくは、本発明のリニア同期モータにおける筒状体は、鉛直面と平行な面でセンターヨークの長手方向に沿って分割されている。
さらに好ましくは、本発明のリニア同期モータにおける筒状体の内部には、パイプがセンターヨークの長手方向に沿って挿入されている。
また好ましくは、前記三相コイルは、u相、−u相、W相、−W相、V相、−V相に配列されている。
本発明のリニア同期モータによれば、センターヨークの内部に冷却通路が設けられていることから、冷却通路内に冷却媒体(冷却剤)を流すことができ、ひいては従来のリニア同期モータよりも冷却効率を向上させることができる。
さらに、センターヨークの外周に環状の三相コイルが装着されていることから、コイルの剛性を高くすることができ、ひいては推力変動を小さくすることができる。
さらに、超精密制御を容易に行なうことができる上、モータ定数や耐外乱性能を向上させることができる。
また三相コイルは、u相、−u相、W相、−W相、V相、−V相に配列すると、推力の立ち上がり特性を急峻にできる。
図1〜図2を参照して、本発明のリニア同期モータの好ましい実施の形態例について述べる。
図1(A)〜(C)は、本発明の1実施の形態のリニア同期モータの概略構成図であり、図2は本実施の形態のリニア同期モータにおける三相コイルの斜視図を示している。
なお、図1〜図2において、図3および図4と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図1(A)において、本発明の実施の形態のリニア同期モータは、下記に列挙するものを備えている。
(a)筒状の外部ヨーク10
(b)外部ヨーク10の上部内面10a(以下「上部のヨーク10a」という。)に長手方向に沿って配置された複数個の第1群の永久磁石S1a、N1a、S2a、N2a、…(上部永久磁石群S1a、N1a、S2a、N2a、…)
(c)外部ヨーク10の下部内面10b(以下「下部のヨーク10b」という。)に長手方向に沿って配置された複数個の第2群の永久磁石S1b、N1b、S2b、N2b、…(以下、「下部永久磁石群S1b、N1b、S2b、N2b、…)
(d)外部ヨーク10内に外部ヨーク10の軸線に沿って移動可能に配置されたセンターヨーク50
(e)センターヨーク50の外周に装着された環状の第1、第2の三相コイル6a、6b
筒状の外部ヨーク10の両端部には、両端部を閉塞するサイドヨーク100a、100bが設けられ、これらのサイドヨーク100a、100bにはセンターヨーク50を貫通させる透孔200a、200bが設けられている。
なお、透孔200a、200bの口径は、センターヨーク50の外径より若干大径に設定されている。
上部永久磁石S1a、N1a、S2a、N2a、…および下部永久磁石S1b、N1b、S2b、N2b、…は、同一の鉛直線上においては同一極性の永久磁石が対向するように、たとえば、第1のS極/N極の上部永久磁石S1a/N1aと第1のS極/N極の下部永久磁石S1b/N1bが対向するように配置されている。
また、上部永久磁石S1a、N1a、S2a、N2a、…は、長手方向に沿って相異なる極性の永久磁石が交互(S極、N極、…S極)に位置するように配置されている。
同様に、下部永久磁石S1b、N1b、S2b、N2b、…も、長手方向に沿って相異なる極性の永久磁石が交互(S極、N極、…S極)に位置するように配置されている。
センターヨーク50は、センターヨーク50の外周に装着された第1、第2の三相コイル6a、6bと共に、X方向に移動するように構成されている。
センターヨーク50は、それ自身の内部に、センターヨーク50の長手方向に沿って冷却通路500が設けられ、冷却通路500内には冷却媒体60が流通されている。
図1(B)は本実施の形態のリニア同期モータのセンターヨーク50の一実施例を示している。
センターヨーク50は、冷却通路500としての筒状体500aを備えており、この筒状体500aは、横断面視で略矩形状に形成されている。
本実施の形態においては、冷却通路500としての筒状体500aが鉛直面(X方向と直交する面)と平行な面で分割したもので構成されている。ここで、筒状体500aを鉛直面と平行な面で分割したのは、上下部永久磁石の磁気吸引力からセンターヨーク50(冷却通路500としての筒状体500a)の変形を防止するためである。
なお、図中符号50a、50bは、それぞれ分割された筒状体の半部(半体または半筒状体)を示している。
図1(C)は冷却通路500としての筒状体500aの他の実施の形態を示している。図1(C)に図解した実施の形態においては、筒状体500aの内部に、筒状体500aと相似形で小寸法のパイプ500bが軸方向に沿って挿入されている。
本実施の形態においては、筒状体500aを往路とし、パイプ500bを復路として冷却媒体60を循環させることができる。
第1の三相コイル6aは、図2に示すように、たとえば、矩形環状に形成されたU相コイル6Ua、V相コイル6VaおよびW相コイル6Waを備えている。これらのU相コイル6Ua、V相コイル6VaおよびW相コイル6Waは、それぞれ同一の仕様で、たとえば、エナメル線等の導線を矩形環状に多層巻きしたもので形成され、導線間にエポキシ樹脂などの接着剤を浸透させることにより、矩形環状の形状を維持した状態で固着されている。
同様に、第2の三相コイル6bは、図2に示すように、たとえば、矩形環状に形成された−U相コイル6U、−V相コイル6Vおよび−W相コイル6Wを備えている。これらの−U相コイル6U、−V相コイル6Vおよび−W相コイル6Wは、第1の三相コイル6aと同様にそれぞれ同一の仕様で形成され、接着剤により矩形環状の形状を維持した状態で固着されている。
第1、第2の三相コイル6a、6bを構成するU相コイル6Ua、−U相コイル6Ub、V相コイル6Va、−V相コイル6VbおよびW相コイル6Wa、−W相コイル6Wbは、次のようにして一体化されている。
すなわち、第1の三相コイル6aのU相コイル6Uaに第2の三相コイル6bの−U相コイル6Ubが隣接して配置され、第1の三相コイル6aのV相コイル6Vaに第2の三相コイル6bの−V相コイル6Vbが隣接して配置され、第1の三相コイル6aのW相コイル6Waに第2の三相コイル6bの−W相コイル6Wbが隣接して配置され、これらの各相のコイルがそれぞれ中空部62の軸芯を一致させてかつX方向に沿ってU相、V相、W相の相順で積層状態に配列されている。
また、各相のコイル間には非磁性の絶縁部材61a、61b、61c、61d、61eが介挿されている。
上述した構成のリニア同期モータにおいては、同一鉛直線上に同一極性の永久磁石が配置された、いわゆる軸方向磁束形の励磁構造が採用されていることから、たとえば、第1のN極の上部永久磁石N1aから発生する磁束は、三相コイル6を通り抜けセンターヨーク50を経由して隣接する第2のS極の上部永久磁石S2aを通り、元の第1のN極の上部永久磁石N1aに戻る。
また、第1のN極の下部永久磁石N1bから発生する磁束は、三相コイル6を通り抜けセンターヨーク50を経由して隣接する第2のS極の下部永久磁石S2bを通り、元の第1のN極の下部永久磁石N1bに戻る。
したがって、このような磁界中に配置されたU相コイル6U、V相コイル6VおよびW相コイル6Wを一組とする第1の三相コイル6aおよび−U相コイル6U、−V相コイル6Vおよび−W相コイル6Wを一組とする第2の三相コイル6bに三相交流電流を流すと、各相のコイルに「フレミング左手の法則」に基づく推力が発生し、これにより可動子としてのセンターヨーク50がX方向に移動し、リニア同期モータとして効果的に動作する。
なお、前述の実施の形態においては、センターヨークの外周に第1、第2の三相コイルを装着しているが、第1の三相コイルまたは第2の三相コイルのみを装着してもよい。
また、第1、第2の三相コイルの相順はU相コイル、W相コイルおよびV相コイルの相順でもよい。
さらに、三相コイルはセンターヨークの外周に固着したものに限定されず、三相コイルをセンターヨークの外周に長手方向に移動可能に遊嵌してもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明のリニア同期モータによれば、センターヨークの内部に冷却通路が設けられていることから、冷却通路内に冷却媒体(冷却材または冷却剤)を流すことができ、強制的に冷却できる。その結果、従来のリニア同期モータよりも冷却効率を向上させることができる。
冷却材は、液体、気体など種々のものを用いることができる。
また、センターヨークの外周に環状の三相コイルが装着されていることから、コイルの剛性を高くすることができ、ひいては推力変動を小さくすることができる。
さらに、超精密制御を容易に行なうことができる上モータ定数や耐外乱性能(ロバスト性)を向上させることができる。
さらに、リニア同期モータ内の各相コイルは、永久磁石の最大磁束密度部で最大推力が得られることから、すなわち永久磁石による磁場の有効活用の程度が高くなり、推力定数が向上することから、必要なモータ電流が少なくなり、ひいてはジュール熱の低減を図ることができる。
また、リニア同期モータにおいて第1の三相コイルに対して第2の三相コイルを逆極性で配置した場合には、各相コイルからの動磁束が相互に相殺され、ヨークに発生する渦電流が殆どなくなり、鉄損を著しく減少させることができた。
さらに、三相コイルを、u相、−u相、W相、−W相、V相、−V相に配列すると、過渡的な推力の立ち上がり特性を急峻にできた。
図1(A)は本発明の一実施の形態としてのリニア同期モータの概略説明図であり、図1(B)は図1(A)に図解した本発明の一実施の形態としてのリニア同期モータにおけるセンターヨークの横断面図であり、図1(C)は、図1(A)に図解した本発明の一実施の形態としてのリニア同期モータにおけるセンターヨークの横断面図である。 図2は図1(A)〜(C)に図解した本発明の一実施の形態のリニア同期モータにおける三相コイルの斜視図である。 図3(A)〜(C)は従来のリニア同期モータの概略説明図である。 図4は図3(A)〜(C)に図解した従来のリニア同期モータにおける可動部の概略説明図である。
符号の説明
10…外部ヨーク
10a…上部内面(上部のヨーク)、10b…下部内面(下部のヨーク)
S1a、N1a、S2a、N2a…永久磁石(上部永久磁石)
S1b、N1b、S2b、N2b…永久磁石(下部永久磁石)
5…センターヨーク
6…三相コイル
6a…第1の三相コイル、6b…第2の三相コイル
6Ua…U相コイル、6Wa…W相コイル、6Va…V相コイル
6Ub…−U相コイル、6Wb…−W相コイル、6Vb…−V相コイル
50…センターヨーク
500…冷却通路、500a…筒状体、500b…パイプ
50a、50b…分割された筒状体
60…冷却媒体(冷却材、冷却剤)

Claims (6)

  1. 平行に離間して配置された一対のヨークと、
    前記各ヨークの対向面に長手方向に沿ってそれぞれ配置された複数個の永久磁石からなる永久磁石群と、
    前記一対のヨーク間に前記ヨークと平行に配置されたセンターヨークと、
    前記センターヨークの外周に装着された環状の三相コイルと
    を備え、
    前記各永久磁石群にはそれぞれ、前記ヨークの対向位置においては同一極性の永久磁石が配置され、前記ヨークの長手方向においては相異なる極性の永久磁石が交互に配置されており、
    前記センターヨークは、その内部に、前記センターヨークの長手方向に沿って冷却剤が通過する冷却通路を備えている、
    リニア同期モータ。
  2. 前記冷却通路は、矩形状の筒状体で構成されている、
    請求項1記載のリニア同期モータ。
  3. 前記筒状体は、前記センターヨークの長手方向に沿って2分割されたもので構成されている、
    請求項2項記載のリニア同期モータ。
  4. 前記筒状体は、鉛直面と平行な面で前記センターヨークの長手方向に沿って分割されている、
    請求項1記載のリニア同期モータ。
  5. 前記筒状体の内部には、冷却剤が通過するパイプが前記センターヨークの長手方向に沿って挿入されている、
    請求項4記載のリニア同期モータ。
  6. 前記三相コイルは、u相、−u相、W相、−W相、V相、−V相に配列されている、
    請求項1〜5のいずれかに記載のリニア同期モータ。
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