JP2005198275A - 超広域送受信のためのパルス信号発生器およびそれを含む送受信装置 - Google Patents

超広域送受信のためのパルス信号発生器およびそれを含む送受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 超広域送受信のためのパルス信号発生器およびそれを含む送受信装置を提供する。
【解決手段】 複数個の包絡線信号を発生させる包絡線発生器571と、相互位相差を有する2個の発振信号を出力する高周波発振器が複数個に配列されて構成される局部発振器配列572と、包絡線信号と発振信号とを入力され、入力された包絡線信号と発振信号の積を出力する乗算器配列573と、乗算器配列の出力信号のうち同じ位相成分の出力信号を加算してIチャンネルおよびQチャンネルのパルス信号を出力するIチャンネル加算器574およびQチャンネル加算器575と、を備える超広域送受信のためのパルス信号発生器である。
【選択図】 図5

Description

本発明は超広域(UWB:Ultra Wide-Band)無線機器に係り、特に、UWB送受信のためのパルス信号発生器およびそれを含む送受信装置に関する。
最近、UWB無線技術が数百Mbpsないし1Gbps級の超高速マルチメディアデータの無線伝送性能と固有な位置認識能力とが新たに認識されつつ無線通信、イメージング、センサー分野で非常に有望な技術として大きく注目されている。UWB無線技術を利用した搬送波を使用しないパルス無線機器の基本的な構造および方法は、公知のものである。最近には、通信分野の商業的な利用が許容されるにつれてUWB無線技術を、近距離のワイアレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN:Wireless Personal Area Network)用として活用するための多様な方法が提示されている。
UWB無線技術は、大きく単一帯域を利用する技術と多重帯域を利用する技術とに分類できる。単一帯域を利用する技術としては、搬送波のないパルス基盤方式と一定の搬送波を使用する直接シーケンス符号分割多重接続(Direct Sequence Code Division Multiple Access:DS−CDMA)方式とがある。多重帯域を利用する技術としては、周波数ホッピング直交周波数分割多重化(Frequency-Hopping Orthogonal Frequency Division Multiplexing:FH−OFDM)方式と多重帯域パルス方式とがある。
図1は、前記のような多様な無線技術を適用できる一般的なUWB送受信装置を示すブロック図である。
図1を参照すれば、一般的なUWB送受信装置は、ホストまたは周辺機器に連結されるラジオコントローラ−メディアアクセスコントローラ(RC−MAC:Radio Controller-Media Access Controller)110と、送信ラインを構成する符号器/変調器120およびUWBパルス信号発生器130と、スイッチ/デュープレクサ140と、アンテナ150と、受信ラインを構成する受信フロントエンド/相関器160および復号器/復調器/同期化器170と、クロック/タイミング発生器180と、を含んで構成される。
図2は、一般的なUWB送受信装置のうち従来のDS−CDMA方式を採択したUWB送受信装置を示すブロック図である。
図2を参照すれば、スクランブルされたベースバンドビットストリームデータを入力されてRF出力を発生させる送信ラインは、FFC(Forward Error Correction)符号器202、プリアンブルプリペンダ204、シンボル対応器206、符号集合変調器208、RRC(Radio Resource Controller)/LPF(Low Pass Filter)210および乗算器212を含む。RF入力を入力されて復調されたビットストリームデータを発生させる受信ラインは、受信フロントエンド/相関器216、復調器218、同期化器/チャンネル推定器220、DFE(Decision Feedback Equalizer)222、デインターリーバ224およびFEC復号器226を含む。前記UWB送受信装置は、前記送信ラインおよび受信ライン以外にも、送信ラインおよび受信ラインにクロック信号およびタイミング信号を送るクロック/タイミング発生器214を含む。
図3は、図2のUWB送受信装置で生成されたUWBインパルス信号を示す波形図である。そして、図4は、図3のUWBインパルス信号の電力スペクトルを示す図面である。
図3および図4を参照すれば、FEC符号器202およびプリアンブルプリペンダ204を経たベースバンドのビットストリームデータは、シンボル対応器206および符号集合変調器208を通じてスペクトル拡散されたチップ信号301に変わり、このチップ信号301は、RRC/LPF210および乗算器212を含んで構成されるパルス発生部によってパルスウェーブレット形態の出力信号302として出力される。
このような送受信装置において、出力信号302のパルスウェーブレット形態によって帯域幅と帯域外放射レベルとが決定される。しかし、パルス幅が非常に狭い従来のDS−CDMA方式のUWBモジュールが数cm以内に近接している場合には、干渉による性能低下現象が発生し得る。一方、DS−CDMA方式は、マルチパスフェ−ジングによる時間遅延拡散とそれによるシンボル間干渉とを保証できる等化器(図2の222)を必要とする。しかし、データ伝送速度が数百Mbps以上に高まる場合、等化器の具現が容易ではないというのは、公知のものである。このような問題によって高速マルチメディア通信のための移動通信では、DS−CDMA方式よりはOFDM方式、またはOFDM方式とCDMA方式とを結合したMC−CDMA方式が採択される傾向があり、これは、特に周波数選択的フェ−ジング環境で優秀な性能を表すと知られている。
特許文献1では、波形適応型UWB送信器構造について開示しているが、この波形適応型UWB送信器は、一定の搬送波信号を生成する発振器と低レベルインパルス生成器と呼ばれる包絡線発生器とより構成されていて、多重帯域パルス方式による送信機構造と非常に類似している。したがって、このような構造は、一定の搬送波を使用し、波形適応器のフィルタ特性によって送信波の帯域幅を任意に調節でき、搬送波を生成する発振器の周波数を変えて周波数ホッピングが可能であるという長所を提供する。
しかし、通常的な発振器の出力周波数の可変範囲は、高速無線PAN標準で要求する周波数レンジ、例えば、3.1〜10.6GHzを何れも含み得るほどに広くなく、また発振器の周波数レンジを増加させるほど位相ノイズが増加する問題がある。そして、500Mbps級の超高速伝送のためには、スペクトル使用効率が最も高い位相変調方法を使用しなければならず、信号の復元のためには、UWB信号の中心周波数が正確に決定しなければならない。したがって、このために位相同期ループ(PLL:Phase Lock Loop)を利用しなければならない。しかし、PLLは、周波数が変わって安定化されるまでロックタイムと呼ばれる一定の時間が必要であり、この時間は、通常的に数マイクロ秒以上がかかって多重帯域パルスまたはFH−OFDM方式で要求される数ナノ秒以内のとても速い周波数ホッピング特性を得難い問題がある。さらに、多様な形態のパルスを生成できず、固定された形態のパルスのみを生成でき、その結果、一つの送受信装置としてUWB DS−CDMA方式またはFH−OFDM方式をいずれも受容できないという限界がある。
米国特許第6,026,125号明細書
本発明が解決しようとする技術的課題は、多様な形態のパルス信号を発生させるUWB送受信のためのパルス信号発生器を提供することである。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、前記のようなパルス信号発生器を含む送受信装置を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明の一実施例によるパルス信号発生器は、UWB送受信のためのパルス信号発生器において、複数の包絡線信号を発生させる包絡線発生器と、相互位相差を有する2個の発振信号を出力する高周波発振器が複数個に配列されて構成される局部発振器配列と、前記包絡線信号と発振信号とを入力され、入力された包絡線信号と発振信号の積を出力する乗算器配列と、前記乗算器配列の出力信号のうち同じ位相成分の出力信号を加算してIチャンネルおよびQチャンネルのパルス信号を出力するIチャンネル加算器およびQチャンネル加算器と、を備えることを特徴とする。
前記包絡線信号のうち少なくとも何れか一つの包絡線信号は、一定周期で一定の形態を有する包絡線波形を少なくとも一つ以上含むことが望ましい。
前記包絡線信号の数は、使用しようとする帯域の数と同じであることが望ましい。
前記局部発振器配列は、複数個の電圧制御発振器と周波数分周器とを含むPLL方式の周波数合成器配列で構成されることが望ましい。
この場合、前記周波数合成器配列は、一定の周波数間隔を有する2個以上の搬送波を出力するが、隣接した搬送波間の周波数間隔は、数百MHz以上であり得る。
前記乗算器配列は、使用しようとする帯域数の2倍に該当する数を有し、電気的特性が類似した乗算器より構成されることが望ましい。
本発明において、前記Iチャンネル加算器からのIチャンネルパルス信号およびQチャンネル加算器からのQチャンネルパルス信号をそれぞれ送信ラインおよび受信ラインに伝送する第1バッファおよび第2バッファをさらに備え得る。
前記課題を解決するために、本発明の他の実施例によるパルス信号発生器は、遅延されたクロック信号に対応して作ろうとするパルスの生成時点を知らせる信号を発生させるゲーティングロジックと、前記ゲーティングロジックの出力信号に対応する複数個の包絡線信号を発生させる包絡線発生器と、送信ラインに沿って伝送されるベースバンドの送信データ信号と、前記ゲーティングロジックからの出力信号と、前記包絡線発生器からの包絡線信号を入力されて、前記送信データ信号の論理値に対応するように位相変調された包絡線波形を出力する位相変調器と、一定周波数の三角関数波を出力する少なくとも2個の発振器より構成された局部発振器配列と、前記位相変調器から出力される包絡線波形と前記局部発振器配列から出力される発振信号とを入力され、入力された信号を乗算して出力する乗算器配列と、前記乗算器配列の出力信号のうち同じ位相成分の出力信号を加算してIチャンネルおよびQチャンネルのパルス信号を出力するIチャンネル加算器およびQチャンネル加算器と、を備えることを特徴とする。
前記他の課題を解決するために、本発明の一実施例によるUWB送受信装置は、クロックを発生させるクロック発生器と、前記クロック発生器の出力信号を入力されて一定時間の整数倍だけ時間遅延された信号を出力する可変時間遅延器と、前記時間遅延器からの時間遅延された信号によって一定の周期で反復される複数個の包絡線信号を発生させる包絡線発生器と、相互90?の位相差を有する2個の発振信号を出力する高周波発振器が複数個に配列されて構成される局部発振器配列と、前記包絡線信号と発振信号とを入力され、入力された包絡線信号と発振信号の積を出力する乗算器配列と、前記乗算器配列の出力信号のうち同じ位相成分の出力信号を加算してIチャンネルおよびQチャンネルのパルス信号を出力するIチャンネル加算器およびQチャンネル加算器と、ベースバンドの送信データ信号と前記Iチャンネル加算器およびQチャンネル加算器からのパルス信号とを混合するIチャンネル送信混合器およびQチャンネル送信混合器と、アンテナを通じて受信される受信信号と前記Iチャンネル加算器およびQチャンネル加算器からのパルス信号とを入力されてベースバンドの信号を出力するIチャンネル直交位相混合器およびQチャンネル直交位相混合器と、を備えることを特徴とする。
本発明において、ベースバンドのビットストリームデータを復号する復号器と、前記復号器からの出力信号を変調する変調器と、前記変調器からの信号をベースバンドのアナログ信号に変換して前記Iチャンネル送信混合器およびQチャンネル送信混合器に伝送するベースバンドアナログと、をさらに備えることが望ましい。
前記ベースバンドアナログは、前記変調器から出力される信号をアナログ形態に変換させるデジタル/アナログ変換器(Digital-to-Analog Converter:DAC)と、前記DACからの出力信号で一定帯域の信号をフィルタリングして出力する低域通過フィルタ(Low Pass Filter:LPF)と、前記LPFからの出力信号の出力レベルを一定レベルまで調節して出力する増幅器と、を含み得る。
そして、前記Iチャンネル直交位相混合器およびQチャンネル直交位相混合器の出力信号を処理してデジタル形態の受信信号を発生させる受信ベースバンドアナログをさらに備え得る。
この場合、前記受信ベースバンドアナログは、前記Iチャンネル直交位相混合器およびQチャンネル直交位相混合器の出力信号の一定帯域をフィルタリングして出力するLPFと、前記LPFの出力信号を一定レベルまで調節して出力する増幅器と、前記増幅器からの出力信号をリセット信号によって決定される時間間隔の間に累積させる積分器と、前記積分器からの出力信号をデジタル形態に変換して出力するアナログ/デジタル変換器(Analog-to-Digital Converter:ADC)を含むことが望ましい。
前記他の課題を解決するために、本発明の他の実施例によるUWB送受信装置は、クロックを発生させるクロック発生器と、前記クロック発生器の出力信号を入力されて一定時間の整数倍だけ時間遅延された信号を出力する可変時間遅延器と、前記可変時間遅延器からの出力信号に対応して作ろうとするパルスの生成時点を知らせる信号を発生させるゲーティングロジックと、前記ゲーティングロジックの出力信号に対応する複数個の包絡線信号を発生させる包絡線発生器と、送信ラインに沿って伝送されるベースバンドの送信データ信号と、前記ゲーティングロジックからの出力信号と、前記包絡線発生器からの包絡線信号を入力され、前記送信データ信号の論理値に対応するように位相変調された包絡線波形を出力する位相変調器と、一定周波数の三角関数波を出力する少なくとも2個の発振器より構成された局部発振器配列と、前記位相変調器から出力される包絡線波形と前記局部発振器配列から出力される発振信号とを入力され、入力された信号を乗算して出力する乗算器配列と、前記乗算器配列の出力信号のうち同じ位相成分の出力信号を加算してIチャンネルおよびQチャンネルのパルス信号を出力するIチャンネル加算器およびQチャンネル加算器と、ベースバンドの送信データ信号を符号化して変調して前記位相変調器に伝送する送信ラインと、アンテナを通じて受信される受信信号と前記Iチャンネル加算器およびQチャンネル加算器からのパルス信号とを入力されてベースバンドの信号を出力するIチャンネル直交位相混合器およびQチャンネル直交位相混合器と、を備えることを特徴とする。
前記可変時間遅延器は、前記クロック発生器からのクロック信号の整数倍で遅延された複数個の信号を出力する位相遅延ループと、前記位相遅延ループの出力信号のうち一部を選択するクロック多重化器と、を含むことが望ましい。
本発明によるUWB送受信のためのパルス信号発生器およびそれを含む送受信装置によれば、パルス信号発生器内の色々なパラメータ、例えば、周期、幅、波形などを調節することによって、単一帯域DS−CDMA、多重帯域パルス方式、多重帯域FH−OFDM方式など多様な方式に適したパルス波形を発生させ、これにより、一つの送受信装置を使用して多様な方式のUWB通信が可能になる。また、このような送受信装置の構成要素を何れも低電圧CMOSまたはSiGe回路に実装可能であり、その結果、UWB送受信装置の高集積、低電力、低コストの具現を容易にできる。それ以外にも、パルス信号発生器内の乗算器配列および直交位相周波数合成器を利用して搬送波周波数転移時間が1nsec以下である非常に速い周波数ホッピング特性が得られ、任意の周波数帯域を選択的に除去させて狭域無線通信システムとの干渉による性能低下現象を防止でき、UWB周波数の規制変化に能動的に対応し得る。
以下、添付された図面を使用して本発明を詳細に説明する。
図5は、本発明の一実施例によるパルス信号発生器とそれを含む送受信装置とを示すブロック図である。そして、図6は、図5のパルス信号発生器内の乗算器配列の一例を示す図面である。また、図7は、図5のパルス信号発生器内で発生する信号の波形を示す波形図であり、図8は、図7の信号のうち出力信号の電力スペクトルを示す図面である。
まず、図5を参照すれば、本発明によるパルス信号発生器570は、一定周期で一定の形態を有する波形を少なくとも一つ以上発生させる包絡線発生器571と、複数個の発振器を含んで相異なる周波数を有する発振信号を発生させる局部発振器配列572と、包絡線発生器571からの波形と直交位相周波数合成器572からの発振信号と乗算して出力する乗算器配列573と、を含んで構成される。
具体的に、包絡線発生器571は、複数個、例えばm個の包絡線信号を発生させるが、それぞれの包絡線信号は、パルス幅が1nsecであって比較的長い複数の波形を含み得る。包絡線発生器571から出力される包絡線信号の数は、使用する帯域数と同じである。例えば、3個の周波数帯域を使用する場合、図7に示されたように、包絡線発生器571は、3個の包絡線信号En1,En2,En3を発生させる。この包絡線信号En1,En2,En3のそれぞれは、一定周期TSと一定幅Tとを有する包絡線波形を有し得る。ここで、周期Tは、多重帯域パルスモードでの一つのチップ信号、またはOFDMモードでの一つのシンボルの周期または周波数ホッピング順序の反復周期を表し、幅Tは、チップ信号またはシンボルの持続時間を表す。このような包絡線波形は、要求される送信スペクトルの形態によって矩形波のような色々な形態に決定され得る。しかし、隣接した側帯域への望ましくない放射を減らすためには、三角関数波、例えば、整流されたコサイン波またはガウス波を使用することが望ましい。包絡線波形の一例を数式で表現すれば、下記の数式1の通りである。
Figure 2005198275
ここで、Enk,0(t)は、一定の周期Tで反復される包絡線信号の一周期内にある基本的な包絡線波形を時間領域で表したものである。
m個の包絡線信号を発生させる包絡線発生器571において、全ての包絡線信号が包絡線波形を有するものではない。すなわち、送受信装置が単一帯域DS−CDMA方式を使用する場合、一つの搬送波周波数のみを生成すれば良いので、一つの包絡線信号のみが包絡線波形を有せば良く、残りの包絡線信号は、包絡線波形を有する必要がない。したがって、包絡線波形のない残りの包絡線信号は、前時間領域で大きさが0である。送受信装置が多重帯域FH−OFDM方式または多重帯域パルス方式を使用する場合には、周波数帯域の数と同じ数の包絡線信号が包絡線波形を有し、このとき、包絡線波形の周期と形態とによって多様なパルス信号を発生させ得る。
次いで、局部発振器配列572は、多重帯域方式で使われるそれぞれのサブバンドの搬送波周波数信号fLO1,...,fLOmを生成する。このような搬送波周波数信号fLO1,...,fLOmのうち一つの搬送波周波数信号fLO1を図7に例示的に表した。前記搬送波周波数信号fLO1,...,fLOmを生成するそれぞれの発振器571−1,572−2,572−3,…は、相互90°の位相差を有するI信号およびQ信号を生成する。相互90°の位相差を有するI信号およびQ信号を生成するために、局部発振器配列572は、複数個の電圧制御発振器571−1,572−2,572−3,…を単純に配列する構造で構成され、またはさらに安定的で正確な制御が可能にそれぞれの電圧制御発振器をPLLと連結する方式の周波数合成器配列構造に配列することもある。それぞれの発振器がPLLが連結される構造である場合、PLLは、周波数分周器とPFD(Phase-Frequency Detector)、チャージポンプ、ループフィルタより構成され、パルス信号発生器の外部のクロック/タイミング発生器590で生成される基準信号によって非常に一定かつ安定した周波数信号を出力し得る。
次いで、乗算器配列573は、包絡線発生器571からの複数個の包絡線信号En1,En2,En3,...,Enmを入力され、同時に局部発振器配列572から複数個の周波数信号fLO1,...,fLOmを入力される。入力された包絡線信号と周波数信号とは、乗算器配列573内で乗算されて出力されるが、このために前記乗算器配列573は、図6に示されたように、複数個の乗算器、すなわち、Iチャンネル乗算器573−1i,573−2i,573−3i,…およびQチャンネル乗算器573−1q,573−2q,573−3q,…が配列される構造よりなる。Iチャンネル乗算器573−1i,573−2i,573−3i,…およびQチャンネル乗算器573−1q,573−2q,573−3q,…はそれぞれ、相互90°の位相差を有するI局部発振信号およびQ局部発振信号を処理するためのものである。したがって、乗算器の数は、多重帯域方式で使用するサブバンド数の2倍になる。乗算器それぞれは、相互同じ特性を有し、例えば、ギルバート混合器のようなアナログ混合器回路でもある。
包絡線発生器571からの包絡線信号En1,En2,En3,...,Enmのそれぞれは、Iチャンネル乗算器573−1i,573−2i,573−3i,…およびQチャンネル乗算器573−1q,573−2q,573−3q,…に同時に入力される。すなわち、包絡線信号En1は、Iチャンネル乗算器573−1iおよびQチャンネル乗算器573−1qに入力される。同様に、包絡線信号En2は、Iチャンネル乗算器573−2iおよびQチャンネル乗算器573−2qに入力され、残りの包絡線信号En3,...,Enmも同じ方式で入力される。局部発振器配列572からのIチャンネル周波数信号fLO1i,fLO2i,fLO3i,…のそれぞれは、Iチャンネル乗算器573−1i,573−2i,573−3i,…に入力され、Qチャンネル周波数信号fLO1q,fLO2q,fLO3q,…のそれぞれは、Qチャンネル乗算器573−1q,573−2q,573−3q,…に入力される。すなわち、Iチャンネル周波数信号fLO1iとQチャンネル周波数信号fLO1qとはそれぞれ、Iチャンネル乗算器573−1iおよびQチャンネル乗算器573−1qに入力される。同様に、周波数信号fLO2iとQチャンネル周波数信号fLO2qとはそれぞれ、Iチャンネル乗算器573−2iおよびQチャンネル乗算器573−2qに入力される。
したがって、Iチャンネルの乗算器573−1iは、包絡線発生器571からの包絡線信号En1と局部発振器配列572からのIチャンネル周波数信号fLO1iとを入力されてIチャンネルのパルス信号P1iを発生させる。そして、Qチャンネルの乗算器573−1qは、包絡線発生器571からの包絡線信号En1と局部発振器配列572からのQチャンネル周波数信号fLO1qとを入力されてQチャンネルのパルス信号P1qを発生させる。同様に、Iチャンネルの乗算器573−2iは、包絡線発生器571からの包絡線信号En2と局部発振器配列572からのIチャンネル周波数信号fLO2iとを入力されてIチャンネルのパルス信号P2iを発生させる。そして、Qチャンネルの乗算器573−2qは、包絡線発生器571からの包絡線信号En2と局部発振器配列572からのQチャンネル周波数信号fLO2qとを入力されてQチャンネルのパルス信号P2qを発生させる。また、Iチャンネルの乗算器573−3iは、包絡線発生器571からの包絡線信号En3と局部発振器配列572からのIチャンネル周波数信号fLO3iとを入力されてIチャンネルのパルス信号P3iを発生させる。そして、Qチャンネルの乗算器573−3qは、包絡線発生器571からの包絡線信号En3と局部発振器配列572からのQチャンネル周波数信号fLO3qとを入力されてQチャンネルのパルス信号P3qを発生させる。
このように作られたIチャンネルのパルス信号P1i,P2i,P3i,…は、Iチャンネル加算器574に伝送され、Qチャンネルのパルス信号P1q,P2q,P3q,…は、Qチャンネル加算器575に伝送される。Iチャンネル加算器574は、入力されたIチャンネルのパルス信号P1i,P2i,P3i,…を何れも加算してIチャンネル基準パルス信号Ref_Iを発生させ、同様にQチャンネル加算器575も入力されたQチャンネルのパルス信号P1q,P2q,P3q,…を何れも加算してQチャンネル基準パルス信号Ref_Qを発生させる。図7には、Iチャンネル基準パルス信号Ref_Iが例示的に示されている。図7に示されたIチャンネル基準パルス信号Ref_Iによれば、相異なる周波数を有する3個の周波数信号が相異なる位置の3個の包絡線波形にそれぞれ対応して現れる。すなわち、第1包絡線信号En1の包絡線波形が存在する時点に第1周波数、すなわち、図8に示されたように、ほぼ3.2〜3.7GHzの周波数信号が現れ、第2包絡線信号En2の包絡線波形が存在する時点では第2周波数、すなわち、図8に示されたように、ほぼ4.2〜4.7GHzの周波数信号が現れ、そして第3包絡線信号En3の包絡線波形が存在する時点では第3周波数、すなわち、図8に示されたように、ほぼ3.7〜4.2GHzの周波数信号が現れるIチャンネル基準パルス信号Ref_Iが発生する。Qチャンネル基準パルス信号Ref_Qの場合にも同じ方式が適用されるので、ここで反復説明は省略する。
このように作られたIチャンネル基準パルス信号Ref_IとQチャンネル基準パルス信号Ref_Qとは、第1バッファ576および第2バッファ577を通じてそれぞれ送信ラインおよび受信ラインに伝送される。第1バッファ576および第2バッファ577は、送信ラインの信号がアンテナを通じずに直ぐ受信ラインに漏れるスプリアス成分を遮断するためのものである。特に、送信用である第1バッファ576は、第1加算器574および第2加算器575からの出力信号を送信ラインの混合器541,542が処理するに適当な電力レベルに増幅するか、または順方向の信号サイズを維持させる役割を行い、また逆方向の利得を非常に低くして、送信ラインから受信ラインへの信号漏れを抑制させる。
前記のように処理されたIチャンネル基準パルス信号Ref_IとQチャンネル基準パルス信号Ref_Qとを数式で表現すれば、下記の数式2および数式3の通りである。
Figure 2005198275
Figure 2005198275
以下では、このようなパルス信号発生器を含むUWB送受信装置を詳細に説明する。
まず、送信ラインは、符号器510、変調器520、ベースバンドアナログ530、送信混合器541,542および送信フロントエンド550が順次に配置される構造になっている。送信フロントエンド550は、スイッチ/フィルタ560を通じてアンテナ562と連結される。受信ラインは、受信フロントエンド600、直交位相混合器611,612、受信ベースバンドアナログ/混成回路部620、復調器630、チャンネル推定器/同期化器640および復号器650を含んで構成される。これ以外に、可変時間遅延器580およびクロック/タイミング発生器590をさらに含む。
送信ラインでの信号処理プロセスを具体的に説明すれば、スクランブルされたベースバンドのビットストリームデータは、符号器510によって符号化されて出力される。この信号は、変調器520によって変調されて出力されるが、このとき、変調器520によって変調されて出力される信号は、IチャンネルとQチャンネルとに分離されたデジタル信号Tx_DI,Tx_DQである。このIチャンネルとQチャンネルとに分離されたデジタル信号Tx_DI,Tx_DQは、ベースバンドアナログ530に入力され、ベースバンドアナログ530は、入力された信号を処理してベースバンドデータ信号BB_I,BB_Qを出力させる。
図9には、前記ベースバンドアナログ530の構成の一例が示されている。図9に示されたように、ベースバンドアナログ530は、DAC531i,531q、LPF532i,532qおよび増幅器533i,533qを順次に配置させることによって構成し得る。すなわち、変調器520によってIチャンネルとQチャンネルとに分離されたデジタル信号Tx_DI,Tx_DQはそれぞれ、IチャンネルおよびQチャンネル別にDAC531i,531qによってベースバンドのアナログ信号に変換され、次いで、LPF532i,532qによってスプリアス信号と高調波成分とがフィルタリングされ、そして増幅器533i,533qによって出力信号レベルを一定レベルまで維持する。前記増幅器533i,533qとしては可変利得増幅器を使用し得る。ベースバンドアナログ530から出力されるベースバンドデータ信号BB_I,BB_QのうちIチャンネルのベースバンドデータ信号BB_Iを図7に例示的に表した。図7に示されたように、Iチャンネルのベースバンドデータ信号BB_Iの遷移時点は、Iチャンネル基準パルス信号Ref_Iの遷移時点と実質的に一致する。
ベースバンドアナログ530から出力されるベースバンドデータ信号BB_I,BB_Qは、送信混合器541,542に入力される。Iチャンネルのベースバンドデータ信号BB_Iは、Iチャンネルの送信混合器541に入力され、Qチャンネルのベースバンドデータ信号BB_Qは、Qチャンネルの送信混合器542に入力される。Iチャンネルの送信混合器541にはパルス信号発生器570から発生したIチャンネルの基準パルス信号Ref_Iも入力される。同様に、Qチャンネルの送信混合器542にはパルス信号発生器570から発生したQチャンネルの基準パルス信号Ref_Qも入力される。Iチャンネルの送信混合器541は、入力されるIチャンネルのベースバンドデータ信号BB_IとIチャンネルの基準パルス信号Ref_Iとを乗算し、その結果、現れる信号を送信フロントエンド550に入力させる。Qチャンネルの送信混合器542も、入力されるQチャンネルのベースバンドデータ信号BB_QとQチャンネルの基準パルス信号Ref_Qとを乗算し、その結果、現れる信号は、送信フロントエンド550とスイッチ/フィルタ560とを通じてアンテナ562に伝送される。
一方、このようなプロセスにおいて、クロック/タイミング発生器590は、クロック信号を発生させて送信ラインの符号器510および変調器520と受信ラインのチャンネル推定器/同期化器640および復号器650に入力させる。送信ラインの符号器510および変調器520と受信ラインのチャンネル推定器/同期化器640および復号器650は、入力されたクロック信号に同期されて動作される。これ以外に、クロック/タイミング発生器590は、一定周期の2進信号を可変時間遅延器580に入力させる。
前記可変時間遅延器580は、ラジオコントローラの命令によって入力される2進信号を一定時間だけ遅延させた波形を発生させ、この波形をパルス信号発生器570内の包絡線発生器571に入力させる。通常的に、受信状態の初期には同期化がなされる前であり、したがって、後続のプロセスで同期を獲得するモードを経なければならない。このためには相関値の最大値を獲得するまでIチャンネル基準パルス信号Ref_IおよびQチャンネル基準パルス信号Ref_Qの直交位相混合器611,612への入力をずっと遅延させなければならない。すなわち、時間領域での2つの入力信号である受信されたUWB信号とパルス信号発生器とで生成された基準信号の開始時間が互いに一致しなければならないが、このためには経路による遅延および回路による遅延効果が含まれた受信信号に合わせてパルス信号発生器からの基準信号を時間遅延する必要がある。このとき、間遅延機能を行うものが可変時間遅延器580である。可変時間遅延器580は、電源電圧の変動やチップ内部のスイッチングノイズの影響を少なく受け、正確な時間遅延値を提供できる遅延同期ループ(Delay Locked Loop:DLL)と遅延同期ループの出力信号のうち一部を選択するクロック多重化器を使用して具現され得る。
次いで、受信ラインでの信号処理プロセスを具体的に説明すれば、まず受信フロントエンド600は、送受信装置が受信状態にあるときに活性化されるが、入力された信号を増幅する低ノイズ増幅器と低ノイズ増幅器の利得制御部とを含んで構成される。したがって、アンテナ562を通じて受信される信号は、スイッチ/フィルタ560と受信フロントエンド600とを通じて第1および第2直交位相混合器611,612に入力される。受信フロントエンド600の出力信号のうち、Iチャンネル信号は第1直交位相混合器611に入力され、Qチャンネル信号は第2直交位相混合器612に入力される。第1直交位相混合器611には、受信フロントエンド600からのIチャンネル信号以外にもパルス信号発生器570からのIチャンネル基準パルス信号Ref_Iも入力される。第2直交位相混合器612にも、受信フロントエンド600からのQチャンネル信号以外にもパルス信号発生器570からのQチャンネル基準パルス信号Ref_Qが共に入力される。第1直交位相混合器611は、入力されたIチャンネル信号およびIチャンネル基準パルス信号Ref_Iを乗算してIチャンネルの受信信号Rx_Iを発生させ、第2直交位相混合器612は、入力されたQチャンネル信号およびQチャンネル基準パルス信号Ref_Qを乗算してQチャンネルの受信信号Rx_Qを発生させる。このように発生したIチャンネルの受信信号Rx_IとQチャンネルの受信信号Rx_Qとは、受信ベースバンドアナログ/混成回路部620によってIチャンネルデジタル受信信号Rx_DIおよびQチャンネルデジタル受信信号Rx_DQに転換される。
図10には、前記受信ベースバンドアナログ/混成回路部620の構成の一例が示されている。図10に示されたように、受信ベースバンドアナログ/混成回路部620は、LPF621i,621q、増幅器622i,622q、積分器623i,623qおよびADC624i,624qを順次に配置させることによって構成され得る。すなわち、第1直交位相混合器611および第2直交位相混合器612から入力されるIチャンネル受信信号Rx_IおよびQチャンネル受信信号Rx_Qは、LPF621i,621qによって高周波成分が除去され、次いで、増幅器622i,622qによって振幅が一定レベルまで増幅または減衰され、次いで、積分器623i,623qによって一定時間区間の間に累積処理され、そして、ADC624i,624qによってデジタル形態に変換されてそれぞれIチャンネルデジタル受信信号Rx_DIおよびQチャンネルデジタル受信信号Rx_Qとして出力される。積分器623i,623qが入力される信号の累積において、累積区間は、リセット信号によって決定される。そして、ADC624i,624qによるアナログ/デジタル変換は、アナログ/デジタルサンプリングクロックに同期されてなされる。
図11は、図5の送受信装置の受信ラインでの信号の波形を示す波形図である。図11では、2個の帯域のみを使用する多重帯域パルスモードで動作する場合を例として表したものであり、3個より多くの帯域を使用する場合にも同じ説明が適用される。
図11を参照すれば、同期化が完了した後、データを復元する段階である追跡モードで、アンテナ562、スイッチ/フィルタ560および受信フロントエンド600を通過した受信信号RS1は、相異なる周波数波形fLO0,fLO1が交代に現れる信号である。各周波数波形fLO0,fLO1の幅は、例えば3.8nsecであり、間隔は、例えば7.6nsecである。この受信信号RS1が直交位相混合器611,612およびLPF 621i,621qを通過すれば、搬送波信号が除去されたベースバンド信号RS2となる。この搬送波信号が除去されたベースバンド信号RS2は、積分器623i,623qによって、ベースバンド信号RS2のパルスのない時間には、一定の値を維持し、次のパルスが入射される前に入力されるリセット信号Tr1,Tr2,Tr3によって0となる。このような積分器623i,623qからの出力信号RS3は、ADC624i,624qによってデジタル形態に変換されるが、このとき、ADC624i,624qに入力されるアナログ/デジタルサンプリングクロック信号は、積分器623i,623qのリセット信号Tr1,Tr2,Tr3が印加される直前に印加されるように調整する。このようなプロセスによって伝送されるIチャンネルデジタル受信信号Rx_DIおよびQチャンネルデジタル受信信号Rx_DQは、復調器630によって復調され、復号器650によって復号されて、復調されたビットストリームデータを生成する。
図12は、本発明の他の実施例によるパルス信号発生器とそれを含む送受信装置とを示すブロック図である。図12で、図5と同じ参照符号は、同じ要素を表す。
図12を参照すれば、本実施例によるパルス信号発生器770は、内部で変調機能まで行うという点で、図5を参照して説明したパルス信号発生器570と異なる。具体的に説明すれば、前記パルス信号発生器770は、連続包絡線発生器771、ゲーティングロジック772、Iチャンネル位相変調器773、Qチャンネル位相変調器774、直交位相周波数合成器775、乗算器配列776、Iチャンネル加算器777i、Qチャンネル加算器777q、Iチャンネルバッファ778iおよびQチャンネルバッファ778qを含んで構成される。
連続包絡線発生器771は、周期的で連続的な包絡線信号を生成するが、一例として、図14に示されたように、周期が数ナノ秒以上に比較的長い三角関数、特にコサイン波COSを生成して出力する。ゲーティングロジック772は、可変時間遅延器580によって一定の時間ほど遅延された2進信号を入力され、そのうち特定の一つの2進信号を選択して出力する。このようなゲーティングロジック772は、多重帯域パルス方式では、任意の時間に選択されなければならない帯域とパルスのオン/オフ時間とを決定し、単一帯域パルス方式では、パルスのオン/オフ時間のみを決定する。例えば、図14に示されたように、2個の帯域を使用する多重帯域パルス方式では、2個のパルス信号D0,D1を発生させる。
Iチャンネル位相変調器773およびQチャンネル位相変調器774はそれぞれ、連続包絡線発生器771からの包絡線信号COS、ゲーティングロジック772からの出力2進信号D0,D1、送信ラインの変調器520からのベースバンドの送信データ信号を入力されて送信データの論理値によって位相変調された包絡線波形を出力させる。ここで、送信データ信号は、2進NRZ(Non Return-to-Zero)または3進データ信号を含む。例えば、送信データ信号の論理値が1であり、出力しようとする周波数帯域が1番帯域である場合、D0×cos(ωt)(ここで、ωは包絡線波形の各周波数)のような信号が出力され、データ信号が論理0である場合には、−D0×cos(ωt)のような信号が出力される。
図13は、図12のパルス信号発生器の位相変調器を構成する回路の一例を示す回路図である。図13に示された回路図は、2個の帯域を使用する多重帯域パルス方式に適するように具現された回路図であって、さらに多くの帯域を使用する場合にも同一に適用し得る。
図13を参照すれば、ゲーティングロジック772からの出力2進信号D0,D1は、N−チャンネル型MOSトランジスタM5,M6のゲート端子にそれぞれ入力される。そして、包絡線発生器771からの包絡線信号COSは、差動信号形態でN−チャンネル型MOSトランジスタM1,M2,M3,M4のゲート端子にそれぞれ入力される。すなわち、差動増幅器より構成されたN−チャンネル型MOSトランジスタM1,M2のゲート端子にそれぞれ包絡線信号COSが差動信号形態で入力され、同様に、N−チャンネル型MOSトランジスタM1,M2と平行に差動増幅器より構成されたN−チャンネル型MOSトランジスタM3,M4のゲート端子にもそれぞれ包絡線信号COSが差動信号形態で入力される。N−チャンネル型MOSトランジスタM1のソース端子とN−チャンネル型MOSトランジスタM2のソース端子とはそれぞれN−チャンネル型MOSトランジスタM5のドレインおよびソース端子に連結される。同様に、N−チャンネル型MOSトランジスタM3のソース端子とN−チャンネル型MOSトランジスタM4のソース端子はそれぞれ、N−チャンネル型MOSトランジスタM6のドレインおよびソース端子に連結される。
図14は、図13の位相変調器回路に印加される信号の波形を示す波形図である。
図14に示されたように、位相変調器回路から出力される位相変調されたパルス信号を参照すれば、ゲーティングロジック772からの出力2進信号D0が論理1であるとき、中心周波数を第1周波数とするパルス信号が出力され、出力2進信号D1が論理1であるときには、中心周波数を第2周波数とするパルス信号が出力され、このときに出力されるパルス信号の包絡線は、コサイン波の形態になる。
図15は、図14の位相変調されたパルス信号の電力スペクトルを示す図面である。
図15に示されたように、出力2進信号D0によるパルス信号の中心周波数である第1周波数は、ほぼ2GHzであり、出力2進信号D1によるパルス信号の中心周波数である第2周波数は、ほぼ2.5GHzであることが分かり、全体的に多重帯域パルス方式で送信波のスペクトルがUWB特性を表すことが分かる。
図16は、本発明によるUWB送受信装置の応用例を説明するために示すブロック図である。
図16を参照すれば、本発明によるUWB送受信装置813は、アンテナ803および集積されたデジタルモデム820に連結され得る。集積されたデジタルモデム820には、本発明によるUWB送受信装置813以外にも、他の送受信装置、すなわちセルラー送受信装置811およびWLAN(Wireless LAN)送受信装置812も共に連結される。セルラー送受信装置811およびWLAN送受信装置812にはそれぞれ、アンテナ801,802が連結される。本発明によるUWB送受信装置813を含む色々な送受信装置に連結される集積されたデジタルモデム820は、集積されたMAC830とのデータ通信が可能であり、この集積されたMAC839は、ホストまたはユーザインターフェースとのデータ通信が可能である。
以上、本発明を望ましい実施例を詳細に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されず、本発明の技術的思想内で当業者によって色々な変形が可能である。
本発明は、超広域通信技術を基盤とする無線通信システム分野に適用可能である。
一般的なUWB送受信装置を示すブロック図である。 DS−CDMA方式を採択したUWB送受信装置を示すブロック図である。 図2のUWB送受信装置で生成されたUWBインパルス信号を示す波形図である。 図3のUWBインパルス信号の電力スペクトルを示す図面である。 本発明の一実施例によるパルス信号発生器とそれを含む送受信装置とを示すブロック図である。 図5のパルス信号発生器内の乗算器配列の一例を示す図面である。 図5のパルス信号発生器内で発生する信号の波形を示す波形図である。 図7の信号のうち出力信号の電力スペクトルを示す図面である。 図5の送受信装置内のベースバンドアナログの一例を示すブロック図である。 図5の送受信装置内のベースバンドアナログ/混成信号部の一例を示すブロック図である。 図5の送受信装置の受信ラインでの信号の波形を示す波形図である。 本発明の他の実施例によるパルス信号発生器とそれを含む送受信装置とを示すブロック図である。 図12の送受信装置の位相変調器を構成する回路の一例を示す回路図である。 図13の位相変調器回路に印加される信号の波形を示す波形図である。 図14の信号のうち出力信号の電力スペクトルを示す図面である。 本発明によるUWB送受信装置の応用例を説明するために示すブロック図である。
符号の説明
510 符号器
520 変調器
530 ベースバンドアナログ
541,542 送信混合器
550 送信フロントエンド
560 スイッチ/フィルタ
562 アンテナ
571 包絡線発生器
572 局部発振器配列
572−1,572−2,572−3 電圧制御発振器
573 乗算器配列
574 Iチャンネル加算器
575 Qチャンネル加算器
576,577 第1および第2バッファ
580 可変時間遅延器
590 クロック/タイミング発生器
600 受信フロントエンド
611,612 直交位相混合器
620 受信ベースバンドアナログ/混成回路部
630 復調器
640 チャンネル推定器/同期化器
650 復号器

Claims (15)

  1. 超広域送受信のためのパルス信号発生器において、
    複数個の包絡線信号を発生させる包絡線発生器と、
    相互位相差を有する2個の発振信号を出力する高周波発振器が複数個に配列されて構成される局部発振器配列と、
    前記包絡線信号と発振信号とを入力され、入力された包絡線信号と発振信号の積を出力する乗算器配列と、
    前記乗算器配列の出力信号のうち同じ位相成分の出力信号を加算してIチャンネルおよびQチャンネルのパルス信号を出力するIチャンネル加算器およびQチャンネル加算器と、
    を備えることを特徴とするパルス信号発生器。
  2. 前記包絡線信号のうち少なくとも何れか一つの包絡線信号は、一定周期で一定した形態を有する包絡線波形を少なくとも一つ以上含むことを特徴とする請求項1に記載のパルス信号発生器。
  3. 前記包絡線信号の数は、使用しようとする帯域の数と同じであることを特徴とする請求項1に記載のパルス信号発生器。
  4. 前記局部発振器配列は、複数の電圧制御発振器と周波数分周器とを含む位相同期ループ方式の周波数合成器配列で構成されることを特徴とする請求項1に記載のパルス信号発生器。
  5. 前記周波数合成器配列は、一定の周波数間隔を有する2個以上の搬送波を出力するが、隣接した搬送波間の周波数間隔は数百MHz以上であることを特徴とする請求項4に記載のパルス信号発生器。
  6. 前記乗算器配列は、使用しようとする帯域の数の2倍にあたる数を有し、電気的特性が類似した乗算器より構成されることを特徴とする請求項1に記載のパルス信号発生器。
  7. 前記Iチャンネル加算器からのIチャンネルパルス信号およびQチャンネル加算器からのQチャンネルパルス信号をそれぞれ送信ラインおよび受信ラインに伝送する第1バッファおよび第2バッファをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のパルス信号発生器。
  8. 遅延されたクロック信号に対応して作ろうとするパルスの生成時点を知らせる信号を発生させるゲーティングロジックと、
    前記ゲーティングロジックの出力信号に対応する複数個の包絡線信号を発生させる包絡線発生器と、
    送信ラインに沿って伝送されるベースバンドの送信データ信号と、前記ゲーティングロジックからの出力信号と、前記包絡線発生器からの包絡線信号と、を入力され、前記送信データ信号の論理値に対応するように位相変調された包絡線波形を出力する位相変調器と、
    一定周波数の三角関数波を出力する少なくとも2個の発振器より構成された局部発振器配列と、
    前記位相変調器から出力される包絡線波形と前記局部発振器配列から出力される発振信号とを入力され、入力された信号を乗算して出力する乗算器配列と、
    前記乗算器配列の出力信号のうち同じ位相成分の出力信号を加算してIチャンネルおよびQチャンネルのパルス信号を出力するIチャンネル加算器およびQチャンネル加算器と、
    を備えることを特徴とするパルス信号発生器。
  9. クロックを発生させるクロック発生器と、
    前記クロック発生器の出力信号を入力されて一定時間の整数倍だけ時間遅延された信号を出力する可変時間遅延器と、
    前記時間遅延器からの時間遅延された信号によって一定周期で反復する複数個の包絡線信号を発生させる包絡線発生器と、
    相互90度の位相差を有する2個の発振信号を出力する高周波発振器が複数個に配列されて構成される局部発振器配列と、
    前記包絡線信号と発振信号とを入力され、入力された包絡線信号と発振信号の積を出力する乗算器配列と、
    前記乗算器配列の出力信号のうち同じ位相成分の出力信号を加算してIチャンネルおよびQチャンネルのパルス信号を出力するIチャンネル加算器およびQチャンネル加算器と、
    ベースバンドの送信データ信号と前記Iチャンネル加算器およびQチャンネル加算器からのパルス信号とを混合するIチャンネル送信混合器およびQチャンネル送信混合器と、
    アンテナを通じて受信される受信信号と前記Iチャンネル加算器およびQチャンネル加算器からのパルス信号とを入力されてベースバンドの信号を出力するIチャンネル直交位相混合器およびQチャンネル直交位相混合器と、
    を備えることを特徴とする超広域送受信装置。
  10. ベースバンドのビットストリームデータを復号する復号器と、
    前記復号器からの出力信号を変調する変調器と、
    前記変調器からの信号をベースバンドのアナログ信号に変換して前記Iチャンネル送信混合器およびQチャンネル送信混合器に伝送するベースバンドアナログと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の超広域送受信装置。
  11. 前記ベースバンドアナログは、
    前記変調器から出力される信号をアナログ形態に変換させるデジタル/アナログ変換器と、
    前記デジタル/アナログ変換器からの出力信号で一定帯域の信号をフィルタリングして出力する低域通過フィルタと、
    前記低域通過フィルタからの出力信号の出力レベルを一定レベルまで調節して出力する増幅器と、
    を含むことを特徴とする請求項10に記載の超広域送受信装置。
  12. 前記Iチャンネル直交位相混合器およびQチャンネル直交位相混合器の出力信号を処理してデジタル形態の受信信号を発生させる受信ベースバンドアナログをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の超広域送受信装置。
  13. 前記受信ベースバンドアナログは、
    前記Iチャンネル直交位相混合器およびQチャンネル直交位相混合器の出力信号の一定帯域をフィルタリングして出力する低域通過フィルタと、
    前記低域通過フィルタの出力信号を一定レベルまで調節して出力する増幅器と、
    前記増幅器からの出力信号をリセット信号によって決定される時間間隔の間に累積させる積分器と、
    前記積分器からの出力信号をデジタル形態に変換して出力するアナログ/デジタル変換器と、
    を含むことを特徴とする請求項12に記載の超広域送受信装置。
  14. クロックを発生させるクロック発生器と、
    前記クロック発生器の出力信号を入力されて一定時間の整数倍だけ時間遅延された信号を出力する可変時間遅延器と、
    前記可変時間遅延器からの出力信号に対応して作ろうとするパルスの生成時点を知らせる信号を発生させるゲーティングロジックと、
    前記ゲーティングロジックの出力信号に対応する複数個の包絡線信号を発生させる包絡線発生器と、
    送信ラインに沿って伝送されるベースバンドの送信データ信号と、前記ゲーティングロジックからの出力信号と、前記包絡線発生器からの包絡線信号と、を入力され、前記送信データ信号の論理値に対応するように位相変調された包絡線波形を出力する位相変調器と、
    一定周波数の三角関数波を出力する少なくとも2個の発振器より構成された局部発振器配列と、
    前記位相変調器から出力される包絡線波形と前記局部発振器配列から出力される発振信号とを入力され、入力された信号を乗算して出力する乗算器配列と、
    前記乗算器配列の出力信号のうち同じ位相成分の出力信号を加算してIチャンネルおよびQチャンネルのパルス信号を出力するIチャンネル加算器およびQチャンネル加算器と、
    ベースバンドの送信データ信号を符号化しかつ変調して前記位相変調器に伝送する送信ラインと、
    アンテナを通じて受信される受信信号と前記Iチャンネル加算器およびQチャンネル加算器からのパルス信号とを入力されてベースバンドの信号を出力するIチャンネル直交位相混合器およびQチャンネル直交位相混合器と、
    を備えることを特徴とする超広域送受信装置。
  15. 前記可変時間遅延器は、前記クロック発生器からのクロック信号の整数倍で遅延された複数個の信号を出力する位相遅延ループと、前記位相遅延ループの出力信号のうち一部を選択するクロック多重化器と、を含むことを特徴とする請求項14に記載の超広域送受信装置。
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