JP2005131046A - 挿入支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 容易にナビゲーションに復帰でき、確実に内視鏡の挿入を支援する。
【解決手段】 挿入支援画面51においては、挿入中に分岐位置が分からなくなった時に戻るための、再ナビゲーションを開始する戻り分岐点を示す再ナビ位置マーカ100が該当する分岐サムネイルVBS画像の下部にマーキングされる。挿入支援画面51には、再ナビゲーションを開始を指示する画像変更手段としての再ナビボタン101及び再ナビ位置マーカ100の位置設定(戻り分岐点設定)を行うための縮小画像指定手段としての設定ボタン102が設けられている。
【選択図】 図10

Description

本発明は、内視鏡の挿入を支援する挿入支援システムに関する。
近年、画像による診断が広く行われるようになっており、例えばX線CT(Computed Tomography)装置等により被検体の断層像を撮像することにより被検体内に3次元画像データを得て、該3次元画像データを用いて患部の診断が行われるようになってきた。
CT装置では、X線照射・検出を連続的に回転させつつ被検体を体軸方向に連続送りすることにより、被検体の3次元領域について螺旋状の連続スキャン(ヘリカルスキャン:helical scan)を行い、3次元領域の連続するスライスの断層像から、3次元画像を作成することが行われる。
そのような3次元画像の1つに、肺の気管支の3次元像がある。気管支の3次元像は、例えば肺癌等が疑われる異常部の位置を3次元的に把握するのに利用される。そして、異常部を生検によって確認するために、気管支内視鏡を挿入して先端部から生検針や生検鉗子等を出して組織のサンプル(sample)を採取することが行われる。
気管支のように、多段階の分岐を有する体内の管路では、異常部の所在が分岐の末梢に近いとき、内視鏡の先端を短時間で正しく目的部位に到達させることが難しいために、例えば特開2000−135215号公報等では、被検体の3次元領域の画像データに基づいて前記被検体内の管路の3次元像を作成し、前記3次元像上で前記管路に沿って目的点までの経路を求め、前記経路に沿った前記管路の仮想的な内視像を前記画像データに基づいて作成し、前記仮想的な内視像を表示することで、気管支内視鏡を目的部位にナビゲーションする装置が提案されている。
特開2000−135215号公報
しかしながら、患者が内視鏡の挿入中に咳き込んだりすると、挿入部が瞬間的に前後することがあり、それまでのナビゲーションの位置と実際の挿入位置が変化するために支援の続行が困難となると行った問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、容易にナビゲーションに復帰でき、確実に内視鏡の挿入を支援することのできる挿入支援システムを提供することを目的としている。
本発明の挿入支援システムは、被検体の3次元領域の画像データに基づき前記被検体内の体腔路の3次元画像を連続したフレーム単位の仮想画像として生成する仮想画像生成手段と、前記被検体内の体腔路を撮像する内視鏡からの内視鏡画像と、前記仮想画像と、前記被検体内の体腔路が分岐する全分岐点での前記仮想画像の複数の縮小画像とからなるナビゲーション画像を生成するナビゲーション画像生成手段と、前記ナビゲーション画像生成手段が生成するナビゲーション画像の前記仮想画像を所定の縮小画像の原画像である仮想画像に変更する画像変更手段とを備えて構成される。
本発明によれば、容易にナビゲーションに復帰でき、確実に内視鏡の挿入を支援することができるという効果がある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について述べる。
図1ないし図22は本発明の実施例1に係わり、図1は気管支挿入支援システムの構成を示す構成図、図2は図1の挿入支援装置によるナビゲーションデータの生成処理の流れを示すフローチャート、図3は図2の処理で展開されるルート設定画面を示す第1の図、図4は図2の処理で展開されるルート設定画面を示す第2の図、図5は図2のルート設定処理の流れを示すフローチャート、図6は図5の処理で展開されるルート設定画面を示す第1の図、図7は図5の処理で展開されるルート設定画面を示す第2の図、図8は図5の処理で展開されるルート設定画面を示す第3の図、図9は図1の気管支挿入支援システムによるナビゲーション処理の流れを示すフローチャート、図10は図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第1の図、図11は図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第2の図、図12は図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第3の図、図13は図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第4の図、図14は図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第5の図、図15は図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第6の図、図16は図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第7の図、図17は図9の処理で展開される挿入支援画面の第1の変形例を示す図、図18は図9の処理で展開される挿入支援画面の第2の変形例を示す図、図19は図18の挿入支援画面に重畳される登録分岐点一覧ウインドウを示す図、図20は図9の処理で展開される挿入支援画面の第3の変形例を示す図、図21は図9の処理で展開される挿入支援画面の第4の変形例を示す図、図22は図21の読出ボタンの表記の変遷を示す図である。
図1に示すように、本実施例の気管支挿入支援システム1は、気管支内視鏡装置3と、挿入支援装置5とから構成される。
挿入支援装置5はCT画像データに基づき気管支内部の仮想の内視像(以下、VBS画像と記す)を生成すると共に気管支内視鏡装置3により得られる内視鏡画像(以下、ライブ画像と記す)とVBS画像を合成してモニタ6に表示し気管支内視鏡装置3の気管支へ挿入支援を行う。
また、気管支内視鏡装置3は、図示はしないが、撮像手段を有する気管支鏡と、気管支鏡に照明光を供給する光源と、気管支鏡からの撮像信号を信号処理するカメラコントロールユニット等から構成され、気管支鏡を患者体内の気管支に挿入し気管支内を撮像し気管支末端の患部組織を生検すると共に、ライブ画像とVBS画像を合成してモニタ7に表示する。
モニタ7はタッチパネルからなる入力部8が設けられ、挿入手技を行いながら容易にタッチパネルからなる入力部8を操作することが可能となっている。
挿入支援装置5は、患者のX線断層像を撮像する図示しない公知のCT装置で生成された3次元画像データを、例えばMO(Magnetic Optical disk)装置やDVD(Digital Versatile Disk)装置等、可搬型の記憶媒体を介して取り込むCT画像データ取り込み部11と、CT画像データ取り込み部11によって取り込まれたCT画像データを格納するCT画像データ格納部12と、CT画像データ格納部12に格納されているCT画像データに基づきMPR画像(多断面再構築画像)を生成するMPR画像生成部13と、MPR画像生成部が生成したMPR画像を有する後述するルート設定画面を生成し気管支内視鏡装置3の気管支への支援ルート(以下、単にルートと記す)を設定するルート設定部14と、CT画像データ格納部12に格納されているCT画像データに基づきルート設定部14によって設定されたルートの連続したVBS画像をフレーム単位で生成する仮想画像生成手段としてのVBS画像生成部15と、VBS画像生成部15が生成したVBS画像を格納するVBS画像格納部16と、気管支内視鏡装置3からの撮像信号及び入力部8からの入力信号を入力し、ライブ画像、VBS画像及び複数のサムネイルVBS画像からなる後述する挿入支援画面を生成するナビゲーション画像生成手段としての画像処理部17と、ルート設定部14が生成したルート設定画面及び画像処理部17が生成した挿入支援画面をモニタ6に表示させる画像表示制御部18と、ルート設定部14に対して設定情報を入力するキーボード及びポインティングデバイスからなる入力装置19とから構成される。
気管支内視鏡装置3は、挿入支援装置5の画像処理部17からVBS画像及びサムネイルVBS画像を受け取りライブ画像と合成して、挿入支援装置5がモニタ6に表示する挿入支援画面と同等の画面をモニタ7に表示すると共に、モニタ7のタッチセンサからなる入力部8からの入力情報を挿入支援装置5の画像処理部17に出力するようになっている。
なお、CT画像データ格納部12及びVBS画像格納部16は、1つのハードディスクによって構成してもよく、また、MPR画像生成部13、ルート設定部14、VBS画像生成部15及び画像処理部17は1つの演算処理回路で構成することができる。また、CT画像データ取り込み部11はMOあるいはDVD等の可搬型の記憶媒体を介してCT画像データを取り込みとしたが、CT装置あるいはCT画像データを保存している院内サーバが院内LANに接続されている場合には、CT画像データ取り込み部11を該院内LANに接続可能なインターフェイス回路により構成し、院内LANを介してCT画像データを取り込むようにしてもよい。
このように構成された本実施例の作用について説明する。
図2に示すように、気管支内視鏡装置3による観察・処置に先立ち、挿入支援装置5は、ステップS1でCT画像データ取り込み部11によりCT装置で生成された患者のCT画像データを取り込み、ステップS2で取り込んだCT画像データをCT画像データ格納部12に格納する。
ステップS3でルート設定部14により、図3に示すようなルート設定画面21をモニタ6に表示させ、ルート設定画面21上の患者情報タグ画面22で患者情報を選択する。この選択により、ステップS4で選択された患者の例えば3つの異なる多断面像からなるMPR画像が生成され、ステップS5でこのMPR画像23がルート設定画面21に表示される。
なお、患者情報タグ画面22での患者情報の選択は、入力装置19により患者を識別する患者IDを入力することで行われる。
次に、ステップS6でルート設定画面21上のルート設定タグ24(図3参照)を入力装置19により選択すると、図4に示すようなルート設定タグ画面25がルート設定画面21に表示され、後述するルート設定処理を行い、気管支での気管支鏡の挿入支援のルートを設定する。
挿入支援のルートが設定されると、ステップS7でVBS画像生成部15により設定した全ルートの連続したVBS画像をフレーム単位で生成し、ステップS8で生成したVBS画像をVBS画像格納部16に格納する。
上記のステップS1〜S8の処理により、気管支鏡による観察・処置時の挿入支援装置4による挿入支援の準備が完了する。
ここで、上記ステップS6のルート設定処理を図5を用いて説明する。
図5に示すように、ステップS6のルート設定処理では、入力装置19を操作することで、図4に示したルート設定タグ画面25上のルート探索ボタンをクリックすると、ステップS11で図6に示すようなルートの始点の入力を促す始点入力指示ウインドウ31がルート設定画面21上に表示され、ルート設定画面21上にカーソル30を用いてMPR画像23のうちの1つの断層像上で始点を設定する。始点を設定すると他のMPR画像23の2つの断層像上にも対応する位置に始点が設定されると共に、図7に示すようなルートの終点の入力を促す終点入力指示ウインドウ32がルート設定画面21上に表示さる。
そこで、ステップS12で始点の設定と同様に、ルート設定画面21上にカーソル30を用いてMPR画像23のうちの1つの断層像上で終点を設定する。終点を設定すると他のMPR画像23の2つの断層像上にも対応する位置に終点が設定される。
始点と終点が設定されると、ステップS13でルート設定部14は始点から終点に至る気管支内のルートを探索する。気管支は複雑な経路を有しているので、始点から終点に至る気管支内のルートが一意的に決まるとは限らないので、ルート設定部14ではステップS13では、始点から終点に至る気管支内のルートの第1候補を探索する。
そして、ルート設定部14はルート設定画面21上において、図8に示すように、ステップS14で探索されたルートをMPR画像23に重畳して表示すると共に、ルートの確定等の入力を促すルート確定ウインドウ33を表示する。
ルート確定ウインドウ33には、探索したルートの確定を指示するルート確定ボタン41と、次候補のルートの探索を指示する次候補探索ボタン42と、始点及び終点を再設定し直すルート再設定ボタン43と、ルート探索処理をキャンセルするキャンセルボタン44とを備えている。
ステップS15で次候補探索ボタン42がクリックされたかどうか判断し、クリックされたならばステップS16で次候補のルートを自動探索してステップS17に進み、クリックされない場合にはステップS18に進む。ステップS17では次候補を探索した結果、次候補が存在するかどうかを判断し、存在しない場合には図示はしないが次候補ルートが存在しない旨の警告を表示しステップS13に戻り、存在する場合にはステップS14に戻る。
ステップS18では、ルート再設定ボタン43がクリックされたかどうか判断し、クリックされたならばステップS11に戻り、クリックされない場合にはステップS19に進む。
ステップS19では、ルート確定ボタン41がクリックされたかどうか判断し、クリックされない場合にはステップS15に戻り、クリックされたならばステップS20に進み、ステップS20でルート及びルート内の各分岐点の位置情報を決定して図2のステップS7に戻る。
このようにしてルート設定がなされた挿入支援装置5及び気管支内視鏡装置3による観察・処置時の挿入支援について説明する。なお、以下では、ルートの分岐点が10カ所の場合を例に説明する。
図9に示すように、ステップS41において挿入支援装置5による挿入支援下での気管支内視鏡検査を開始すると、モニタ7に図10に示すような挿入支援画面51を表示する。なお、モニタ6にもモニタ7と同様な挿入支援画面51が表示される。
この挿入支援画面51は、気管支内視鏡装置3からのライブ画像52aを表示する内視鏡ライブ画像表示エリア52と、VBS画像像53aを表示するVBS画像表示エリア53と、ルートの全ての分岐点でのVBS画像像53aを縮小して分岐サムネイルVBS画像54(a)〜54(j)として表示する分岐サムネイルVBS画像エリア54とからなり、ライブ画像52aが位置する分岐点に対応した仮想画像であるVBS画像像53aがVBS画像表示エリア53に表示される。
ここで、VBS画像表示エリア53に表示されるVBS画像53aと同じ分岐サムネイルVBS画像の枠が太枠あるいはカラー表示され、他の分岐サムネイルVBS画像と識別可能となっており、術者はVBS画像表示エリア53に表示されるVBS画像がどの分岐の画像かを容易に認識できるようになっている。
また、本実施例の挿入支援画面51においては、挿入中に分岐位置が分からなくなった時に戻るための、再ナビゲーションを開始する戻り分岐点を示す再ナビ位置マーカ100が該当する分岐サムネイルVBS画像の下部にマーキングされる。
そして、挿入支援画面51には、再ナビゲーションを開始を指示する画像変更手段としての再ナビボタン101及び再ナビ位置マーカ100の位置設定(戻り分岐点設定)を行うための縮小画像指定手段としての設定ボタン102が設けられている。また、挿入支援画面51には、VBS画像像53aをフレーム単位で前後させるための前ボタン104,次ボタン105が設けられており、これら前ボタン104,次ボタン105を入力部8を用いてカーソル103により選択することで、VBS画像像53aをフレーム単位で動画的に前後させることが出来るようになっている。
なお、例えばデフォルトの再ナビ位置マーカ100は、分岐サムネイルVBS画像54(a)に設定されている。図10ではデフォルトでの再ナビ位置マーカ100と、ライブ画像52aが位置する分岐点に対応した仮想画像であるVBS画像像53aが分岐サムネイルVBS画像54(f)の原画像となっている状態を示している。
図9に戻り、ステップS42において、入力部8を操作して挿入支援画面51上のカーソル103により設定ボタン102がクリックされ、戻り分岐点の再設定が指示があったかどうか判断し、戻り分岐点再設定指示があると、ステップS43において戻り分岐点の設定を行い、ステップS44において再ナビ位置マーカ100を設定した戻り分岐点に該当する分岐サムネイルVBS画像の下部にマーキングしなおし、ステップS45に進み、戻り分岐点再設定指示がない場合にはそのままステップS45に進み、ステップS45においてVBS画像による分岐点での気管支鏡の挿入先ナビゲーションが実行される。上記のステップS42〜S44の処理の具体的な内容は後述する。
そして、ステップS45のナビゲーション実行中に、患者が咳き込む等を起こし挿入位置が分からなくなる等ナビゲーション続行に支障が生じ、ステップS46において入力部8を操作して挿入支援画面51上のカーソル103により再ナビボタン101がクリックされ、再ナビゲーションを開始を指示するがあったかどうか判断し、再ナビゲーション開始指示があると、ステップS47でVBS画像像53aを戻り分岐点に移動しステップS48に進み、再ナビゲーション開始指示がない場合にはそのままステップS48に進み、ステップS48において気管支内視鏡検査の終了が指示されたかどうか判断し、終了指示がなければステップS42に戻り、終了指示があると処理を終了する。上記のステップS46及びS47の処理の具体的な内容は後述する。
上記ステップS46及びS47の処理では、患者が咳き込む等を起こし図10のライブ画像52aが図11のライブ画像52aのように変化し、ライブ画像52aとVBS画像53aの対応が出来なくなった場合、図11に示すように、挿入支援画面51上のカーソル103により再ナビボタン101がクリックされると、図12に示すように、戻り分岐点を示す再ナビ位置マーカ100のある分岐サムネイルVBS画像の原画像のVBS画像53aが表示される。
この状態で、次ボタン105をカーソル103で押下することで、図13に示すようなライブ画像52aとの対応が可能なVBS画像53aまでVBS画像53aをフレーム単位で進め、ナビゲーションを再開する。
次に、例えば図14では、再ナビ位置マーカ100の位置がデフォルトの分岐サムネイルVBS画像54(a)に設定されているが、術者が分岐サムネイルVBS画像54(c)以降のみのナビゲーションを希望する場合(術者が分岐サムネイルVBS画像54(a)〜分岐サムネイルVBS画像54(c)に至る経路を熟知している場合)において、再ナビ位置マーカ100のある分岐サムネイルVBS画像54(a)を分岐サムネイルVBS画像54(c)に再設定する例を基に、上記のステップS42〜S44の処理を説明する。
図15に示すように、まず、戻り分岐点に設定したい分岐サムネイルVBS画像を挿入支援画面51上のカーソル103により選択し、次に図16に示すように、カーソル103により設定ボタン102をクリックすることで設定が完了し、再ナビ位置マーカ100が所望の、この例では分岐サムネイルVBS画像54(c)の下部に移動しマーキングがなされる。
このように本実施例では、患者が咳き込み等を起こし、ライブ画像とVBS画像の対応がとれず、挿入位置が不明となりナビゲーションに支障が出ても、再ナビボタンをクリックするだけで戻り分岐点の位置にVBS画像を戻し、フレーム単位でVBS画像を進めライブ画像と対応できる位置にVBS画像を復帰させることが出来るので、簡単にナビゲーション処理を続行することが可能となる。
また、戻り位置を任意に設定することが出来るので、術者が希望する位置よりナビゲーションを復帰させることができる。
なお、図17に示すように挿入支援画面51上に登録ボタン200及び読出ボタン201を表示させることで、登録ボタン200をカーソル103でクリックすることにより設定ボタン102で設定した戻り分岐点の位置を画像処理部17に登録・格納することができ、また読出ボタン201をカーソル103でクリックすることにより画像処理部17に登録された戻り分岐点を瞬時に読み出し、読み出した戻り分岐点の分岐サムネイルVBS画像の下部に再ナビ位置マーカ100を移動し表示させることが可能となる。
また、戻り分岐点の位置を画像処理部17に登録・格納は1つに限らず、複数の戻り分岐点の位置を画像処理部17に登録・格納することも可能であって、登録数が増える毎に、登録ボタン200のアイコン表記が「登録1」から「登録2」、「登録2」から「登録3」‥‥というふうに変化し、例えば3つの戻り分岐点の位置が画像処理部17に登録・格納されると、図18に示すように、登録ボタン200のアイコン表記が「登録3」となって、このアイコン表記により登録数が確認できるようにすることが可能である。
複数の戻り分岐点の位置を画像処理部17に登録・格納した際の読出ボタン201の作用としては、読出ボタン201をカーソル103でクリックすると、例えば図19に示すように登録分岐点一覧ウインドウ211を挿入支援画面51上に重畳表示させ、所望の登録分岐点をカーソル103でダブルクリックすることで戻り分岐点を瞬時に読み出すことが可能である。このとき登録分岐点一覧は、登録ボタン200で登録した戻り分岐点と1対1に対応して全てが表示される。
なお、登録分岐点一覧ウインドウ211を表示することなく、例えば3つの戻り分岐点の位置が登録されている場合、読出ボタン201のアイコン表記を単なる「読出」から図20に示すようなアイコン表記に変更し、「→」アイコン220をクリックすると登録した分岐点の位置の番号をインクリメントし、「←」アイコン221をクリックすると登録した分岐点の位置の番号をデクリメントするようにしてもよい。図20に示すアイコン表記では、「→」アイコン220と「←」アイコン221の間に現在選択されている分岐点の位置の番号を表記した分岐点番号表記エリア222が設けられ、この分岐点番号表記エリア222により現在選択されている分岐点の位置の番号を容易に確認することができる。
また、登録分岐点一覧ウインドウ211を表示することなく、例えば3つの戻り分岐点の位置が登録されている場合、図21に示すように、読出ボタン200のアイコン表記を「読出」から「読出2」というような表記としてもよく、読出ボタン200をクリックするたびに、例えば現在選択されている分岐点の位置の番号が「1」とすると、図22に示すように、「読出1」→「読出2」→「読出3」→「読出1」→‥‥というふうに表記を変える。この表記が示す番号は、登録ボタン200で登録した順の分岐点の位置に1対1に対応しており、「読出1」は最初に登録した分岐点の位置が現在読み出されている状態を示し、「読出2」は次に登録した分岐点の位置が現在読み出されている状態を示し、さらに「読出3」は最後に登録した分岐点の位置が現在読み出されている状態を示し、読み出した戻り分岐点の分岐サムネイルVBS画像の下部に再ナビ位置マーカ100を移動し表示させることが可能となる。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本発明の実施例1に係る気管支挿入支援システムの構成を示す構成図 図1の挿入支援装置によるナビゲーションデータの生成処理の流れを示すフローチャート 図2の処理で展開されるルート設定画面を示す第1の図 図2の処理で展開されるルート設定画面を示す第2の図 図2のルート設定処理の流れを示すフローチャート 図5の処理で展開されるルート設定画面を示す第1の図 図5の処理で展開されるルート設定画面を示す第2の図 図5の処理で展開されるルート設定画面を示す第3の図 図1の気管支挿入支援システムによるナビゲーション処理の流れを示すフローチャート 図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第1の図 図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第2の図 図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第3の図 図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第4の図 図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第5の図 図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第6の図 図9の処理で展開される挿入支援画面を示す第7の図 図9の処理で展開される挿入支援画面の第1の変形例を示す図 図9の処理で展開される挿入支援画面の第2の変形例を示す図 図18の挿入支援画面に重畳される登録分岐点一覧ウインドウを示す図 図9の処理で展開される挿入支援画面の第3の変形例を示す図 図9の処理で展開される挿入支援画面の第4の変形例を示す図 図21の読出ボタンの表記の変遷を示す図
符号の説明
1…気管支挿入支援システム
3…気管支内視鏡装置
5…挿入支援装置
6,7…モニタ
8…入力部
11…CT画像データ取り込み部
12…CT画像データ格納部
13…MPR画像生成部
14…ルート設定部
15…VBS画像生成部
16…VBS画像格納部
17…画像処理部
18…画像表示制御部
19…入力装置
51…挿入支援画面
100…再ナビ位置マーカ
101…再ナビボタン
102…設定ボタン
103…カーソル
104…前ボタン
105…次ボタン
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (3)

  1. 被検体の3次元領域の画像データに基づき前記被検体内の体腔路の3次元画像を連続したフレーム単位の仮想画像として生成する仮想画像生成手段と、
    前記被検体内の体腔路を撮像する内視鏡からの内視鏡画像と、前記仮想画像と、前記被検体内の体腔路が分岐する全分岐点での前記仮想画像の複数の縮小画像とからなるナビゲーション画像を生成するナビゲーション画像生成手段と、
    前記ナビゲーション画像生成手段が生成するナビゲーション画像の前記仮想画像を所定の縮小画像の原画像である仮想画像に変更する画像変更手段と
    を備えたことを特徴とする挿入支援システム。
  2. 前記仮想画像によるナビゲーション時のナビゲーション開始位置を設定するナビゲーション開始位置設定手段
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の挿入支援システム。
  3. 前記ナビゲーション開始位置設定手段は、前記仮想画像による再ナビゲーション時に再ナビゲーション開始位置を設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の挿入支援システム。
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