JP2005041416A - 車両用操舵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 非操舵時における操舵手段の中立位置への円滑な戻りと、車両操縦の安定性の確保とを両立できる車両用操舵装置を提供する。
【解決手段】 操舵制御装置10は、ステアリングホイール1へ入力される操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ3の出力と、ステアリングホイール1の操舵角を検出する操舵角センサ4の出力とに基づいて、ドライバがステアリングホイール1を戻し操舵しているかどうかを判定し、ドライバが操舵しているとき、操舵反力アクチュエータ2の操舵反力特性を一定に保持し、ドライバが操舵していないとき、操舵反力特性を変化させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステアバイワイヤシステムにおける車両用操舵装置の技術分野に属する。
この種の従来技術としては、目標転舵角δ*に基づいて操舵用アクチュエータ2を制御する舵取り制御部33を有し、舵取り制御部33の制御ゲインを、ゲイン設定部35により変化させる車両用操舵装置が知られている。
前記ゲイン設定部35は、切込み操舵検出部362により切込み操舵が検出されている場合には、制御ゲインを大きく設定する。また、戻し操舵検出部363により戻し操舵が検出されている場合には、制御ゲインを小さく設定する。これにより、切込み操舵時における良好な応答性と戻し操舵時における円滑性とを両立できる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−46639号公報(図2)
しかしながら、上記従来技術にあっては、例えば、スラローム走行など、ドライバが意図的にステアリングを左右に連続して操舵するとき、制御ゲインが頻繁に変更されるため、車両を操縦しづらくなるという問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、非操舵時における操舵手段の中立位置への円滑な戻りと、車両操縦の安定性の確保とを両立できる車両用操舵装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明では、操舵制御手段に、ドライバが操舵手段を操舵しているかどうかを判定するドライバ操舵判定部と、ドライバが操舵しているとき、操舵反力アクチュエータの操舵反力特性を一定に保持し、ドライバが操舵していないとき、操舵反力特性を変化させる操舵反力特性制御部と、を設けた。
よって、本発明にあっては、ドライバが操舵していないとき、操舵反力アクチュエータの操舵反力特性を変化させるため、操舵手段を適切な速度で中立位置に戻すことができる。一方、ドライバが自らの操舵により操舵手段を中立位置に戻すときには、操舵反力特性を一定に保持するため、ドライバが自らの操舵入力に対する車両挙動を予測しやすくなる。すなわち、非操舵時における操舵手段の中立位置への円滑な戻りと、車両操縦の安定性の確保とを両立できる。
以下に、本発明の車両用操舵装置を実施する最良の形態を、実施例1と実施例2に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、実施例1の車両用操舵装置の構成図である。
実施例1の車両用操舵装置は、ステアリングホイール1と、操舵反力アクチュエータ2と、操舵トルクセンサ(操舵トルク検出手段)3と、操舵角センサ(操舵角検出手段)4と、転舵輪5と、伝達部6と、ステアリングギア7と、転舵アクチュエータ8と、転舵角センサ9と、操舵制御装置(操舵制御手段)10と、車速センサ11とを備えている。
前記操舵トルクセンサ3は、ステアリングホイール1と操舵反力アクチュエータ2の間に発生する操舵トルクを検出する。操舵角センサ4は、ステアリングホイール1の操舵角を検出する。転舵角センサ9は、転舵輪5の転舵角を検出する。車速センサ11は、車両の速度を検出する。これら各センサの出力は、操舵制御装置10へ入力される。
前記操舵制御装置10は、各センサの出力に基づいて、操舵反力アクチュエータ2に発生させる操舵反力を算出するとともに、ステアリングギア7を駆動する転舵アクチュエータ8の制御量を算出する。ステアリングギア7が出力する車両横方向への力は、伝達部6を介して転舵輪5へ伝達され、ステアリングギア7の駆動量に応じて転舵輪5の転舵角が変更される。
以上の構成により、実施例1の車両用操舵装置では、ドライバの操舵入力に対して任意に転舵角の特性を変更できる、いわゆるステアバイワイヤの機能を実現している。
次に、操舵制御装置10の構成を図2に示す。
図2において、操舵角センサ4および操舵トルクセンサ3の出力は、操舵制御装置10内に設定されたドライバ操舵判定部10aに入力され、操舵トルクセンサ3、操舵角センサ4および車速センサ11の出力は、操舵制御装置10内に設定された操舵反力算出部(操舵反力特性制御部)10bと転舵角算出部10cに入力される。
前記ドライバ操舵判定部10aでは、操舵トルクセンサ3と操舵角センサ4の出力を基に、ドライバが操舵力を付加してステアリングホイール1を操舵しているのか、または、操舵反力アクチュエータ2によって中立位置へ戻る力を利用してステアリングホイール1を操舵しているのかを判定する。
前記操舵反力算出部10bでは、操舵トルクセンサ3、操舵角センサ4および車速センサ11の出力と、ドライバ操舵判定部10aの判定結果を基に、目標操舵反力を算出し、この目標操舵反力を発生するための操舵反力アクチュエータ2への指令値を算出する。
目標操舵反力は、操舵角に応じて設定した操舵トルク係数と、操舵角速度に応じて設定したダンピング係数に基づいて設定される。このとき、操舵トルク係数が大きく、ダンピング係数が小さいほど、目標操舵反力は大きな値となる。一方、操舵トルク係数が小さく、ダンピング係数が大きいほど、目標操舵反力は小さな値となる。
前記転舵角算出部10cでは、操舵トルクセンサ3、操舵角センサ4および車速センサ11の出力を基に、目標転舵角を算出し、転舵輪5が目標転舵角となるように転舵アクチュエータ8への指令値を算出する。
[ダンピング係数設定制御処理]
図3は、操舵制御装置10のドライバ操舵判定部10aと操舵反力算出部10bで実施されるダンピング係数設定制御処理の流れを示すフローチャートであり、以下、各ステップについて説明する。
ステップS300では、イグニッションキースイッチのオンなどをトリガーとして、本システムが起動し、ステップS301へ移行する。
ステップS301では、操舵反力の操舵角速度に対するダンピング係数の初期値η1を設定し、ステップS302へ移行する。
これは、低速走行時等において、ステアリングギア比(操舵角/転舵角)を通常よりも小さく設定している場合に、転舵角が急に大きくなったことを、ドライバに伝えるための手段としても用いられる。
ステップS302では、操舵トルクセンサ3および操舵角センサ4からの信号を入力し、ステップS303へ移行する。
ステップS303では、ステップS302で得られた操舵トルクセンサ3および操舵角センサ4の出力結果から、トルクの発生している向きと操舵角速度を算出し、ステップS304へ移行する。
ステップS304では、ドライバが中立方向へ戻し操舵を行っているかどうかを判定する。YESの場合にはステップS306へ移行し、NOの場合にはステップS305へ移行する。
ステップS305では、ステアリングギア比があらかじめ設定された所定値よりも大きいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS308へ移行し、NOの場合にはステップS307へ移行する。
ステップS306では、ダンピング係数を初期値η1のまま保持し、本制御を終了する。
ステップS307では、操舵反力のダンピング係数を、初期値η1よりも大きい値η2に設定し、本制御を終了する。
ステップS308では、操舵反力のダンピング係数を、初期値η1よりも小さい値η3に設定し、本制御を終了する。
[ダンピング係数設定制御作用]
ドライバが中立位置へ戻し操舵している場合には、図3のフローチャートにおいて、ステップS301→ステップS302→ステップS303→ステップS304→ステップS306へと進む流れとなり、ステップS306において、ダンピング係数が初期値η1のまま保持される。すなわち、操舵反力アクチュエータ2の操舵反力特性が一定であるため、ドライバが自らの操舵入力に対する車両挙動を予測しやすく、車両操縦の安定性が確保される。
ドライバが中立位置へ戻し操舵しておらず、ステアリングギア比が所定値以下である場合には、図3のフローチャートにおいて、ステップS301→ステップS302→ステップS303→ステップS304→ステップS305→ステップS307へと進む流れとなる。すなわち、ステップS307において、ダンピング係数が初期値η1よりも大きなη2とされ、戻し操舵しているときよりも小さな操舵反力が設定される。
ドライバが中立位置へ戻し操舵しておらず、ステアリングギア比が所定値よりも大きい場合には、図3のフローチャートにおいて、ステップS301→ステップS302→ステップS303→ステップS304→ステップS305→ステップS308へと進む流れとなる。すなわち、ステップS308において、ダンピング係数が初期値η1よりも小さなη3とされ、戻し操舵しているときよりも大きな操舵反力が設定される。
[戻し操舵判定ロジック]
ここでは、以降の説明を容易にするために、トルクの発生している向きを、ステアリングホイール1側が操舵反力アクチュエータ2のモータ側に対して右回り方向に発生している場合を正とする。同様に、操舵角が変化している向きは、ドライバから見てステアリングホイール1が右回り方向を正と定義する。
操舵反力アクチュエータ2により付加される操舵反力は、車両が直進する方向に戻るように付加されている。したがって、ドライバがステアリングホイール1を右回り方向に操舵した後にその操舵力を弱めると、操舵反力アクチュエータ2のトルクによりステアリングホイール1は中立位置に戻る動きを始める。このときは、図4(a)に示すように、操舵角速度は負の方向(左回転)に回転し、トルクは正の方向に出力される。
ここで、ドライバが転舵輪5を早く逆方向に向かせようとすると、操舵反力アクチュエータ2による戻りよりも速く戻そうとするので、図4(b)に示すように、操舵角速度は負の方向(左回転)に回転し、トルクも負の方向に出力される。
同様に、ドライバがステアリングホイール1を左回り方向に操舵した後にその操舵力を弱めると、図4(c)に示すように、操舵角速度は正の方向(右回転)に回転し、トルクは負の方向に出力される。
一方、ドライバが転舵輪5を早く逆方向に向かせようとすると、図4(d)に示すように、操舵角速度は正の方向(右回転)に回転し、トルクも正の方向に出力される。
以上から、ステアリングホイール1が中立位置へ戻る場合に、ドライバが戻し操舵を行っているのか、あるいは操舵反力アクチュエータ2のトルクにより中立位置へ戻っているのかを、操舵トルクと操舵角速度から区別できる。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両用操舵装置にあっては、以下に列挙する効果が得られる。
(1) 操舵制御装置10は、ドライバが戻し操舵しているとき、ダンピング係数を初期値η1のまま保持するため、戻し操舵時におけるドライバの操舵入力に対する車両挙動の予測が容易となり、車両操縦の安定性を確保できる。
(2) 操舵制御装置10は、ドライバが戻し操舵をしていないとき、ステアリングギア比が小さい場合には、ダンピング係数を初期値η1よりも大きいη2に変更するため、車庫入れ等の低速走行時において、中立位置への戻りがドライバの操舵感覚とずれるのを防止できる。
例えば、車庫入れ等の低速走行時において、ドライバの操舵負荷軽減を図るために、ステアリングギア比を通常よりも小さく設定している場合、ダンピング係数が初期値η1のままであると、中立位置へ戻る速度が速すぎて、ドライバの操舵感覚とずれが生じる。よって、この場合はダンピング係数を大きくすることにより、操舵感覚にあった戻りを実現できる。
(3) 操舵制御装置10は、ドライバが戻し操舵をしていないとき、ステアリングギア比が大きい場合には、ダンピング係数を初期値η1よりも小さいη3に変更するため、高速走行時において、中立位置への戻りがドライバの操舵感覚とずれるのを防止できる。
例えば、高速走行時の直進安定性を向上させるために、ステアリングギア比を通常よりも大きく設定している場合、ダンピング係数が初期値η1のままであると、中立位置へ戻る速度が遅すぎて、ドライバの操舵感覚とずれが生じる。よって、この場合はダンピング係数を小さくすることにより、ドライバの操舵感覚に合った戻りを実現できる。
(4) ドライバ操舵判定部10aは、操舵角速度と操舵トルクとが同一方向に作用しているとき、ドライバが操舵していると判定するため、ドライバの戻し操舵の有無を確実に判定できる。
次に、実施例2について説明する。
実施例2の構成は、実施例1の構成と同一であるため、説明を省略する。
次に、作用を説明する。
[操舵トルク係数設定制御処理]
図5は、操舵制御装置のドライバ操舵判定部と操舵反力算出部で実施される操舵トルク係数設定制御処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS500では、イグニッションキースイッチのオンなどをトリガーとして、本システムが起動し、ステップS501へ移行する。
ステップS501では、操舵反力の操舵角に対する操舵トルク係数の初期値T1(θ)を設定し、ステップS502へ移行する。
ステップS502では、操舵トルクセンサ3および操舵角センサ4からの信号を入力し、ステップS503へ移行する。
ステップS503では、ステップS502で得られた操舵トルクセンサ3および操舵角センサ4の出力結果から、トルクの発生している向きと操舵角速度を算出し、ステップS504へ移行する。
ステップS504では、ドライバが中立方向へ戻し操舵を行っているかどうかを判定する。YESの場合にはステップS506へ移行し、NOの場合にはステップS505へ移行する。
ステップS505では、ステアリングギア比があらかじめ設定された所定値よりも大きいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS508へ移行し、NOの場合にはステップS507へ移行する。
ステップS506では、操舵トルク係数を初期値T1(θ)のまま保持し、本制御を終了する。
ステップS507では、操舵トルク係数を、初期値T1(θ)よりも小さい値T2(θ)に設定し、本制御を終了する。
ステップS508では、操舵トルク係数を、初期値T1(θ)よりも大きい値T3(θ)に設定し、本制御を終了する。
[操舵トルク係数設定制御作用]
ドライバが中立位置へ戻し操舵している場合には、図5のフローチャートにおいて、ステップS501→ステップS502→ステップS503→ステップS504→ステップS506へと進む流れとなり、ステップS506において、操舵トルク係数が初期値T1(θ)のまま保持される。すなわち、操舵反力アクチュエータ2の操舵反力特性が一定に保持されるため、ドライバが自らの操舵入力に対する車両挙動を予測しやすく、車両操縦の安定性が確保される。
ドライバが中立位置へ戻し操舵しておらず、ステアリングギア比が所定値以下である場合には、図5のフローチャートにおいて、ステップS501→ステップS502→ステップS503→ステップS504→ステップS505→ステップS507へと進む流れとなる。すなわち、ステップS507において、操舵トルク係数が初期値T1(θ)よりも小さなT2(θ)とされ、戻し操舵しているときよりも小さな操舵反力が設定される。
ドライバが中立位置へ戻し操舵しておらず、ステアリングギア比が所定値よりも大きい場合には、図5のフローチャートにおいて、ステップS501→ステップS502→ステップS503→ステップS504→ステップS505→ステップS508へと進む流れとなる。すなわち、ステップS508において、操舵トルク係数が初期値T1(θ)よりも大きなT3(θ)とされ、戻し操舵しているときよりも大きな操舵反力が設定される。
次に、効果を説明する。
実施例2の車両用操舵装置にあっては、以下に列挙する効果が得られる。
(5) 操舵制御装置10は、ドライバが戻し操舵しているとき、操舵トルク係数を初期値T1(θ)のまま保持するため、戻し操舵時におけるドライバの操舵入力に対する車両挙動の予測が容易となり、車両操縦の安定性を確保できる。
(6) 操舵制御装置10は、ドライバが戻し操舵をしていないとき、ステアリングギア比が小さい場合には、操舵トルク係数を初期値T1(θ)よりも小さいT2(θ)に変更するため、車庫入れ等の低速走行時において、中立位置への戻りが速すぎてドライバの操舵感覚とずれるのを防止できる。
(7) 操舵制御装置10は、ドライバが戻し操舵をしていないとき、ステアリングギア比が大きい場合には、操舵トルク係数を初期値T1(θ)よりも大きいT3(θ)に変更するため、高速走行時において、中立位置への戻りが遅すぎてドライバの操舵感覚とずれるのを防止できる。
(他の実施例)
以上、本発明を実施する最良の形態を、実施例1,2に基づいて説明したが、本発明の具体的な構成は実施例1,2に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、操舵反力特性を変化させる具体的手段として、実施例1ではダンピング係数を変化させ、実施例2では操舵トルク係数を変化させる例を示したが、ダンピング係数と操舵トルク係数の両方を変化させる構成としてもよい。
車両用操舵装置の構成図である(実施例1)。 操舵制御装置10の構成図である。 操舵制御装置で実施されるダンピング係数設定制御処理の流れを示すフローチャートである(実施例1)。 ドライバの戻し操舵判定ロジックを示す説明図である。 操舵制御装置で実施される操舵トルク係数設定制御処理の流れを示すフローチャートである(実施例2)。
符号の説明
1 ステアリングホイール
2 操舵反力アクチュエータ
3 操舵トルクセンサ
4 操舵角センサ
5 転舵輪
6 伝達部
7 ステアリングギア
8 転舵アクチュエータ
9 転舵角センサ
10 操舵制御装置
10a ドライバ操舵判定部
10b 操舵反力算出部
10c 転舵角算出部
11 車速センサ

Claims (5)

  1. 転舵輪を転舵させる転舵アクチュエータと機械的に連結されていない操舵手段と、
    この操舵手段に操舵反力を与える操舵反力アクチュエータと、
    前記操舵手段の操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    前記操舵手段への入力トルクを検出する操舵トルク検出手段と、
    検出された操舵角と操舵トルクとに応じて、操舵反力アクチュエータの出力トルクと、転舵アクチュエータの駆動量を可変に制御する操舵制御手段と、
    を備えた車両用操舵装置において、
    前記操舵制御手段に、
    ドライバが操舵手段を操舵しているかどうかを判定するドライバ操舵判定部と、
    ドライバが操舵しているとき、操舵反力アクチュエータの操舵反力特性を一定に保持し、ドライバが操舵していないとき、操舵反力特性を変化させる操舵反力特性制御部と、
    を設けたことを特徴とする車両用操舵装置。
  2. 請求項1に記載の車両用操舵装置において、
    前記操舵反力特性制御部は、転舵輪の転舵角に対する操舵手段の操舵角の比であるステアリングギア比の大きさに応じて、変化させる操舵反力特性の大きさを設定することを特徴とする車両用操舵装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用操舵装置において、
    前記操舵反力特性制御部は、ドライバが操舵しているとき、操舵反力の操舵角速度に対するダンピング係数を一定に保持し、ドライバが操舵していないとき、ダンピング係数を変化させることを特徴とする車両用操舵装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両用操舵装置において、
    前記操舵反力特性制御部は、ドライバが操舵しているとき、操舵反力の操舵角に対する操舵トルク係数を一定に保持し、ドライバが操舵していないとき、操舵トルク係数を変化させることを特徴とする車両用操舵装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用操舵装置において、
    前記ドライバ操舵判定部は、操舵角速度と操舵トルクとが同一方向に作用しているとき、ドライバが操舵していると判定することを特徴とする車両用操舵装置。
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