JP4715472B2 - 車輌の操舵制御装置 - Google Patents

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本発明は、車輌用操舵制御装置に係り、更に詳細には操舵入力手段への操舵操作量に対する操舵輪の舵角変化量の比である操舵伝達比を変更する操舵伝達比可変手段を備えた車輌用操舵制御装置に係る。
操舵アシストトルクを制御するパワーステアリング装置を備えた自動車等の車輌に於いて、車輌のロールが過大で横転の傾向があるときには、車輌のロールが低下する方向へ操舵輪を転舵するよう操舵アシストトルクを制御する操舵制御装置は既に知られており、例えば下記の特許文献1にその一例が記載されている。
特開2004−9812
上述の如き操舵制御装置に於いては、車輌のロールが低下する方向へ操舵輪を転舵するよう操舵アシストトルクが大きく制御されると、運転者が感じる操舵トルクが大きく変化するだけでなく、操舵入力手段としてのステアリングも操舵アシストトルクが付与される方向へ回転されるため、運転者が違和感を覚えることが避けられない。
また操舵入力手段より操舵輪への操舵伝達比を変更する操舵伝達比可変手段は当技術分野に於いてよく知られているが、操舵伝達比可変手段を備えた車輌のロールが過大になった場合に操舵伝達比可変手段を如何に制御すべきかについては十分な検討がなされておらず、特にパワーステアリング装置及び操舵伝達比可変手段を備えた車輌のロールが過大になることを抑制するためにパワーステアリング装置及び操舵伝達比可変手段を如何に制御することが好ましいかについては全く検討がなされていない。
本発明は、車輌のロールが過大になることを抑制することに関し操舵伝達比可変手段を備えた車輌の現状に鑑みてなされたものであり、本発明の主要な課題は、車輌のロールが増大することを抑制するよう操舵伝達比可変手段を制御することにより、操舵伝達比可変手段を備えた車輌のロールが過大になることを確実に且つ効果的に抑制することである。
上述の主要な課題は、本発明によれば、請求項1の構成、即ち操舵入力手段への操舵操作量に対する操舵輪の舵角変化量の比である操舵伝達比を変更する操舵伝達比可変手段を有する車輌の操舵制御装置に於いて、前記操舵伝達比可変手段を制御することにより操舵伝達比を制御する制御手段を有し、前記制御手段は車輌の横力の大きさに基づいて車輌のロール挙動の不安定度合を求め、前記ロール挙動の不安定度合が操舵伝達比制御基準値以上である状況に於いて運転者により前記ロール挙動の不安定度合が増大する方向へ操舵されるときには、操舵伝達比を小さくするが、前記ロール挙動の不安定度合が操舵伝達比制御基準値以上であっても運転者により前記ロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵されるときには、操舵伝達比を小さくしないことを特徴とする車輌の操舵制御装置によって達成される。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於いて、前記制御手段は前記ロール挙動の不安定度合が操舵伝達比制御基準値以上である状況に於いて運転者により前記ロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵されるときには、操舵伝達比を大きくするよう構成される(請求項2の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於いて、車輌は少なくとも操舵反力に応じて操舵アシスト力を発生する手段を有し、前記制御手段は操舵アシスト力制御基準値を前記操舵伝達比制御基準値以下の値として、前記ロール挙動の不安定度合が前記操舵アシスト力制御基準値以上である状況に於いて運転者により前記ロール挙動の不安定度合が増大する方向へ操舵されるときには、操舵アシスト力を小さくするよう構成される(請求項の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1又はの構成に於いて、前記操舵伝達比可変手段は運転者の操舵に依存せずに操舵輪を転舵可能であり、前記制御手段は操舵輪転舵基準値を前記操舵伝達比制御基準値よりも大きい値として、前記ロール挙動の不安定度合が前記操舵輪転舵基準値以上である状況に於いて運転者により前記ロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵されないときには、前記ロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵輪を転舵するよう構成される(請求項の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項の構成に於いて、操舵輪を転舵する転舵角の大きさは前記ロール挙動の不安定度合が大きいほど大きいよう構成される(請求項の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項又はの構成に於いて、運転者により前記ロール挙動の不安定度合が増大する方向へ操舵されるときには、操舵輪を転舵する転舵角の大きさは運転者による操舵量が大きいほど大きいよう構成される(請求項の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項乃至6の何れかの構成に於いて、前記制御手段は操舵輪を転舵するときには、操舵輪の転舵に起因する操舵反力の変化を低減するよう操舵アシスト力を制御するよう構成される(請求項の構成)。
上記請求項1の構成によれば、車輌の横力の大きさに基づいて車輌のロール挙動の不安定度合が求められ、ロール挙動の不安定度合が操舵伝達比制御基準値以上である状況に於いて運転者によりロール挙動の不安定度合が増大する方向へ操舵されるときには、操舵伝達比が小さくされるが、ロール挙動の不安定度合が操舵伝達比制御基準値以上であっても運転者によりロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵されるときには、操舵伝達比は小さくされない。従ってロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵されるときには、操舵操作量に対する操舵輪の舵角変化量の比が不必要に小さくされることを防止しつつ、ロール挙動の不安定度合が増大する方向へ操舵されるときには、操舵操作量に対する操舵輪の舵角変化量の比を小さくし、これにより車輌の旋回横加速度の増大を抑制してロール挙動の不安定度合が悪化することを確実に且つ効果的に抑制することができる。
また上記請求項2の構成によれば、運転者によりロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵されるときには、操舵伝達比が大きくされる。従ってロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵されるときには、操舵操作量に対する操舵輪の舵角変化量の比を増大させ、これによりロール挙動の安定度合が増大する方向への操舵輪の舵角の変化を促進することができる。
また上記請求項の構成によれば、操舵アシスト力制御基準値を操舵伝達比制御基準値以下の値として、ロール挙動の不安定度合が操舵アシスト力制御基準値以上である状況に於いて運転者によりロール挙動の不安定度合が増大する方向へ操舵されるときには、操舵アシスト力が小さくされるので、ロール挙動の不安定度合が操舵アシスト力制御基準値以上になると、まず操舵アシスト力が小さくされることによってロール挙動の不安定度合が増大する方向への運転者の操舵操作を抑制することができ、ロール挙動の不安定度合が操舵伝達比制御基準値以上になると、操舵アシスト力が小さくされることによってロール挙動の不安定度合が増大する方向への運転者の操舵操作を抑制することができると共に、ロール挙動の不安定度合が増大する方向へ操舵操作量に対する操舵輪の舵角変化量の比を小さくすることができ、従って操舵アシスト力のみの制御によってロール挙動の不安定度合の増大が抑制される場合に比して操舵アシスト力の低減量を小さくして運転者が感じる操舵トルクの変化を小さくすることができ、またロール挙動の不安定度合が操舵伝達比制御基準値以上の状況に於けるロール挙動の不安定度合の増大を効果的に抑制することができる。
また上記請求項の構成によれば、操舵伝達比可変手段は運転者の操舵に依存せずに操舵輪を転舵可能であり、操舵輪転舵基準値を操舵伝達比制御基準値よりも大きい値として、ロール挙動の不安定度合が操舵輪転舵基準値以上である状況に於いて運転者によりロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵されないときには、ロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵輪が転舵されるので、ロール挙動の不安定度合が操舵輪転舵基準値以上である状況に於いて運転者によりロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵されない場合にも、ロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵輪を転舵し、車輌の旋回横加速度を低下させてそれ以上ロール挙動の不安定度合が悪化することを確実に且つ効果的に防止することができる。
また上記請求項の構成によれば、操舵輪を転舵する転舵角の大きさはロール挙動の不安定度合が大きいほど大きいので、ロール挙動の不安定度合が大きいほど車輌の旋回横加速度の低下量を大きくすることができ、これによりロール挙動の不安定度合が悪化することを確実に且つ効果的に防止することができる。
また上記請求項の構成によれば、運転者によりロール挙動の不安定度合が増大する方向へ操舵されるときには、操舵輪を転舵する転舵角の大きさは運転者による操舵量が大きいほど大きいので、運転者によりロール挙動の不安定度合が増大する方向へ操舵される場合にも、車輌の旋回横加速度が過大になることを確実に且つ効果的に防止することができる。
また上記請求項の構成によれば、操舵輪が転舵されるときには、操舵輪の転舵に起因する操舵反力の変化を低減するよう操舵アシスト力が制御されるので、操舵輪の転舵に伴う操舵反力の変化に起因して運転者が違和感を覚える虞れを確実に低減することができる。
[課題解決手段の好ましい態様]
本発明の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至7の構成に於いて、ロール挙動の不安定度合が増大する方向は操舵輪の舵角の大きさが増大する方向であるよう構成される(好ましい態様)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項乃至又は上記好ましい態様1の構成に於いて、ロール挙動の不安定度合が高いほど操舵アシスト力の低減量を大きくするよう構成される(好ましい態様)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至又は上記好ましい態様1又は2の構成に於いて、ロール挙動の不安定度合が操舵アシスト力制御基準値以上である状況に於いて運転者によりロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵されるときには、操舵アシスト力を大きくするよう構成される(好ましい態様)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項又は上記好ましい態様1乃至の構成に於いて、制御手段は操舵輪の転舵量に基づいて操舵輪の転舵に起因する操舵反力の変化量を推定し、推定された操舵反力の変化量に基づいて操舵アシスト力を制御するよう構成される(好ましい態様)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至又は上記好ましい態様1乃至の構成に於いて、操舵伝達比可変手段は操舵入力手段に対し操舵輪を相対的に転舵駆動する転舵角可変手段を含んでいるよう構成される(好ましい態様)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記好ましい態様の構成に於いて、転舵角可変手段は操舵入力手段側回転部材に対し相対的に操舵輪側回転部材を回転駆動することにより操舵輪を転舵駆動するよう構成される(好ましい態様)。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を好ましい実施例について詳細に説明する。
図1は自動操舵装置及び電動式パワーステアリング装置を備えた車輌に適用された本発明による車輌用操舵制御装置の一つの実施例を示す概略構成図である。
図1に於いて、10FL及び10FRはそれぞれ車輌12の左右の前輪を示し、10RL及び10RRはそれぞれ車輌の左右の後輪を示している。操舵輪である左右の前輪10FL及び10FRは運転者によるステアリングホイール14の操作に応答して駆動されるラック・アンド・ピニオン型の電動式パワーステアリング装置16によりラックバー18及びタイロッド20L及び20Rを介して転舵される。
図示の実施例に於いては、電動式パワーステアリング装置16はラック同軸型の電動式パワーステアリング装置であり、電動機22と、電動機22の回転トルクをラックバー18の往復動方向の力に変換する例えばボールねじ式の変換機構24とを有し、ハウジング26に対し相対的にラックバー18を駆動する補助操舵力を発生することにより、運転者の操舵負担を軽減する補助操舵力発生装置として機能する。尚補助操舵力発生装置は当技術分野に於いて公知の任意の構成のものであってよい。
ステアリングホイール14はアッパステアリングシャフト28A、転舵角可変装置30、ロアステアリングシャフト28B、ユニバーサルジョイント32を介して電動式パワーステアリング装置16のピニオンシャフト34に駆動接続されている。図示の実施例に於いては、転舵角可変装置30はハウジング36Aの側にてアッパステアリングシャフト28Aの下端に連結され、回転子36Bの側にてロアステアリングシャフト28Bの上端に連結された補助転舵駆動用の電動機36を含んでいる。
かくして転舵角可変装置30はアッパステアリングシャフト28Aに対し相対的にロアステアリングシャフト28Bを回転駆動することにより、ステアリングホイール14の回転角度に対する操舵輪である左右の前輪10FL及び10FRの舵角の変化量の比、即ち操舵伝達比(ステアリングギヤ比の逆数)を変化させるステアリングギヤ比可変装置(操舵伝達比可変手段)として機能すると共に、必要に応じて運転者の操舵に関係なく左右の前輪10FL及び10FRをステアリングホイール14に対し相対的に補助転舵駆動する自動転舵装置としても機能する。
図示の実施例に於いては、アッパステアリングシャフト28Aには該アッパステアリングシャフトの回転角度を操舵角θとして検出する操舵角センサ40及び操舵トルクTsを検出する操舵トルクセンサ42が設けられており、転舵角可変装置30にはハウジング36A及び回転子36Bの相対回転角度をアッパステアリングシャフト22Aに対するロアステアリングシャフト22Bの相対回転角度θreとして検出する回転角度センサ44が設けられており、これらのセンサの出力は操舵制御装置46へ供給される。
また操舵制御装置46には車速センサ48により検出された車速Vを示す信号、横加速度センサ50により検出された車輌の横加速度Gyが入力される。尚回転角度センサ44はロアステアリングシャフト28Bの回転角度θaを検出するセンサに置き換えられ、相対回転角度θreは操舵角の差θa−θとして求められてもよい。
後述の如く、操舵制御装置46は転舵角可変装置30の目標相対回転角度θret及び電動式パワーステアリング装置16の目標アシストトルクTaを演算し、目標相対回転角度θret及び目標アシストトルクTaを示す信号をそれぞれ転舵角可変制御装置54及び電動式パワーステアリング(EPS)制御装置56へ出力する。転舵角可変制御装置54は目標相対回転角度θretに基づいて転舵角可変装置30を制御し、電動式パワーステアリング制御装置56は目標アシストトルクTaに基づいて電動式パワーステアリング装置16を制御する。
後述の如く、操舵制御装置46は車輌の横加速度Gyの絶対値に基づき車輌の挙動不安定度合を判定し、車輌の挙動不安定度合が第一の基準値未満であるときには通常時の演算要領に従って転舵角可変装置30の目標相対回転角度θret及び電動式パワーステアリング装置16の目標操舵アシストトルクTaを演算する。
これに対し操舵制御装置46は車輌の挙動不安定度合が第一の基準値以上で第二の基準値未満であるときには、通常時と同様の演算要領に従って転舵角可変装置30の目標相対回転角度θretを演算するが、運転者の操舵方向が車輌の挙動不安定度合が増大する方向(切り増し方向)であるときには通常時に比して目標操舵アシストトルクTaの大きさが小さくなるよう目標操舵アシストトルクTaを演算し、逆に運転者の操舵方向が車輌の挙動不安定度合が低下する方向(切り戻し方向)であるときには通常時に比して目標操舵アシストトルクTaの大きさが大きくなるよう目標操舵アシストトルクTaを演算する。
また操舵制御装置46は車輌の挙動不安定度合が第二の基準値以上で第三の基準値未満であるときには、運転者の操舵方向が車輌の挙動不安定度合が増大する方向(切り増し方向)であるときには通常時に比してステアリングギヤ比Rsgが大きくなって操舵伝達比が小さくなるよう目標ステアリングギヤ比Rsgtを演算し、逆に運転者の操舵方向が車輌の挙動不安定度合が低下する方向(切り戻し方向)であるときには通常時に比してステアリングギヤ比Rsgが小さくなって操舵伝達比が大きくなるよう目標ステアリングギヤ比Rsgtを演算する。
また操舵制御装置46は車輌の挙動不安定度合が第三の基準値以上であるときには、運転者の操舵方向が車輌の挙動不安定度合が増大する方向(切り増し方向)であるときには左右前輪が切り戻し方向へ相対的に転舵されるよう転舵角可変装置30の目標相対回転角度θretを演算し、逆に運転者の操舵方向が車輌の挙動不安定度合が低下する方向(切り戻し方向)であるときには左右前輪の切り戻し方向への転舵が促進されるよう転舵角可変装置30の目標相対回転角度θretを演算する。
尚操舵制御装置46は車輌の挙動不安定度合が第二の基準値以上であるときには、車輌の挙動不安定度合が第一の基準値以上で第二の基準値未満である場合と同様の演算要領に従って目標操舵アシストトルクTaを演算する。また
また操舵制御装置46は目標アシストトルクTaを示す信号を電動式パワーステアリング制御装置56へ出力すると共に、目標相対回転角度θretを示す信号を転舵角可変制御装置54へ出力し、電動式パワーステアリング制御装置56は目標アシストトルクTaに基づいて電動式パワーステアリング装置16を制御し、転舵角可変制御装置54は目標相対回転角度θretに基づいて転舵角可変装置30を制御する。
次に図2に示されたフローチャートを参照して実施例に於ける操舵制御ルーチンについて説明する。尚図2に示されたフローチャートによる制御は図には示されていないイグニッションスイッチの閉成により開始され、所定の時間毎に繰返し実行される。
まずステップ10に於いては操舵角θを示す信号等の読み込みが行われ、ステップ20に於いては車輌のロール挙動の不安定度合を示す指標値としての車輌の横加速度Gyの絶対値が操舵輪転舵基準値としての第三の基準値Gy3(正の定数)以上であるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ40へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ30に於いてフラグFcが3にセットされた後ステップ90へ進む。
ステップ40に於いては車輌の横加速度Gyの絶対値が操舵伝達比制御基準値としての第二の基準値Gy2(Gy3よりも小さい正の定数)以上であるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ60へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ50に於いてフラグFcが2にセットされた後ステップ90へ進む。
ステップ50に於いては車輌の横加速度Gyの絶対値が操舵アシスト力制御基準値としての第一の基準値Gy1(Gy2以下の正の定数)以上であるか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ70に於いてフラグFcが1にセットされた後ステップ90へ進み、否定判別が行われたときにはステップ80に於いてフラグFcが1にセットされた後ステップ90へ進む。
ステップ90に於いては車輌の横加速度Gyが正の値であるか否かの判別、即ち車輌が左旋回状態にあるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ110へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ100へ進む。
ステップ100に於いては例えば操舵角θの時間微分値として操舵角速度θdが演算されると共に、操舵角速度θdが正の値であるか否かの判別、即ち運転者により左旋回時の切り増し操舵が行われているか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ170へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ120へ進む。
同様に、ステップ110に於いて例えば操舵角θの時間微分値として操舵角速度θdが演算されると共に、操舵角速度θdが正の値であるか否かの判別、即ち運転者により右旋回時の切り戻し操舵が行われているか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ120へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ170へ進む。
ステップ120に於いてはフラグFcが0であるときには操舵トルクTsに基づき図3に於いて実線にて示されたグラフに対応するマップより目標基本アシストトルクTabが演算され、フラグFcが0でないときには操舵トルクTs及び車輌の横加速度Gyの絶対値に基づき図3に於いて破線にて示されたグラフに対応するマップより目標基本アシストトルクTabが演算される。
ステップ130に於いては車速Vに基づき図4に示されたグラフに対応するマップより車速係数Kvが演算されると共に、車速係数Kvと目標基本アシストトルクTabとの積として目標アシストトルクTaが演算される。
ステップ140に於いてはフラグFcが3であるか否かの判別、即ち左右前輪を切り戻し方向へ積極的に転舵する必要があるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ150へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ160へ進む。
ステップ150に於いては、フラグFcが0又は1であるときには車速Vに基づき図5に於いて実線にて示されたグラフに対応するマップより目標ステアリングギヤ比Rsgtが演算され、フラグFcが0又は1でないときには、換言すればフラグFcが2であるときには、車速V及び車輌の横加速度Gyの絶対値に基づき図5に於いて破線にて示されたグラフに対応するマップより目標ステアリングギヤ比Rsgtが演算され、更に目標ステアリングギヤ比Rsgtに基づき当技術分野に於いて公知の要領にてステアリングギヤ比Rsgを目標ステアリングギヤ比Rsgtにするための転舵角可変装置30の目標相対回転角度θretが演算される。
ステップ160に於いては操舵角速度θdが負の値であるときには、即ち運転者により左旋回時の切り増し操舵が行われているときには、車輌の横加速度Gyの絶対値に基づき図6に於いて実線にて示されたグラフに対応するマップより左右前輪10FL及び10FRを相対的に切り戻し方向へ転舵するための目標相対回転角度θretが演算され、操舵角速度θdが負の値であるときには、即ち運転者により右旋回時の切り増し操舵が行われているときには、車輌の横加速度Gyの絶対値に基づき図6に於いて破線にて示されたグラフに対応するマップより左右前輪10FL及び10FRを相対的に切り戻し方向へ転舵するための目標相対回転角度θretが演算される。
ステップ170に於いてはフラグFcが0であるときには操舵トルクTsに基づき図3に於いて実線にて示されたグラフに対応するマップより目標基本アシストトルクTabが演算され、フラグFcが0でないときには操舵トルクTs及び車輌の横加速度Gyの絶対値に基づき図3に於いて一点鎖線にて示されたグラフに対応するマップより目標基本アシストトルクTabが演算される。
ステップ180に於いては上述のステップ130の場合と同様、車速Vに基づき図4に示されたグラフに対応するマップより車速係数Kvが演算されると共に、車速係数Kvと目標基本アシストトルクTabとの積として目標アシストトルクTaが演算される。
ステップ190に於いてはフラグFcが3であるか否かの判別、即ち左右前輪を切り戻し方向へ積極的に転舵する必要があるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ200へ進み、肯定判別が行われたときにはステップ210へ進む。
ステップ200に於いては、フラグFcが0又は1であるときには車速Vに基づき図5に於いて実線にて示されたグラフに対応するマップより目標ステアリングギヤ比Rsgtが演算され、フラグFcが0又は1でないときには、換言すればフラグFcが2であるときには、車速V及び車輌の横加速度Gyの絶対値に基づき図5に於いて一点鎖線にて示されたグラフに対応するマップより目標ステアリングギヤ比Rsgtが演算され、更に目標ステアリングギヤ比Rsgtに基づき当技術分野に於いて公知の要領にてステアリングギヤ比Rsgを目標ステアリングギヤ比Rsgtにするための転舵角可変装置30の目標相対回転角度θretが演算される。
ステップ210に於いては操舵角速度θdが負の値であるときには、即ち運転者により左旋回時の切り戻し操舵が行われているときには、車輌の横加速度Gyの絶対値に基づき図7に於いて実線にて示されたグラフに対応するマップより左右前輪10FL及び10FRを相対的に切り戻し方向へ転舵するための目標相対回転角度θretが演算され、操舵角速度θdが正の値であるときには、即ち運転者により右旋回時の切り戻し操舵が行われているときには、車輌の横加速度Gyの絶対値に基づき図7に於いて破線にて示されたグラフに対応するマップより左右前輪10FL及び10FRを相対的に切り戻し方向へ転舵するための目標相対回転角度θretが演算される。
ステップ220に於いては目標アシストトルクTaを示す信号が電動式パワーステアリング制御装置56へ出力されると共に、目標相対回転角度θretを示す信号が転舵角可変制御装置54へ出力され、しかる後ステップ10へ戻る。
かくして図示の実施例によれば、ステップ20〜80に於いて車輌の横加速度Gyの絶対値に基づいて車輌のロール挙動の不安定度合が判定され、車輌のロール挙動の不安定度合が第一の基準値以上である場合に於いて、運転者により車輌の挙動不安定度合が増大する方向(切り増し方向)へ操舵されているときには、ステップ90〜110、120、130、220に於いて通常時に比して操舵アシストトルクの大きさが低減されることによって切り増し操舵が抑制され、逆に運転者により車輌の挙動不安定度合が低下する方向(切り戻し方向)へ操舵されているときには、ステップ90〜110、170、180、220に於いて通常時に比して操舵アシストトルクの大きさが増大されることによって切り戻し操舵が促進される。
また車輌のロール挙動の不安定度合が第二の基準値以上で第三の基準値未満である場合に於いて、運転者により車輌の挙動不安定度合が増大する方向へ操舵されているときには、ステップ90〜110、140、150、220に於いて通常時に比してステアリングギヤ比Rsgが大きくなって操舵伝達比が小さくなるようステアリングギヤ比Rsgが制御され、逆に運転者により車輌の挙動不安定度合が低下する方向へ操舵されているときには、ステップ90〜110、190、200、220に於いて通常時に比してステアリングギヤ比Rsgが小さくなって操舵伝達比が大きくなるようステアリングギヤ比Rsgが制御される。
更に車輌のロール挙動の不安定度合が第三の基準値以上である場合に於いて、運転者により車輌の挙動不安定度合が増大する方向へ操舵されているときには、ステップ90〜110、140、160、220に於いて左右前輪が切り戻し方向へ相対的に転舵されるよう転舵角可変装置30の相対回転角度θreが制御され、逆に運転者により車輌の挙動不安定度合が低下する方向へ操舵されているときには、ステップ90〜110、190、210、220に於いて左右前輪の切り戻し方向への転舵が促進されるよう転舵角可変装置30の相対回転角度θreが制御される。
従って図示の実施例によれば、車輌のロール挙動の不安定度合が高くなるほど左右前輪の切り増し方向への転舵を効果的に抑制して車輌のロール挙動の不安定度合が更に悪化することを確実に且つ効果的に抑制することができ、また車輌のロール挙動の不安定度合が高くなるほど左右前輪の切り戻し方向への転舵を効果的に促進して車輌のロール挙動の不安定度合が低下することを確実に且つ効果的に促進することができる。
また図示の実施例によれば、車輌のロール挙動の不安定度合が第二の基準値以上である場合には、操舵アシストトルクに加えてステアリングギヤ比又は左右前輪の転舵角が制御されるので、操舵アシストトルクのみが制御される場合に比して操舵アシストトルクの増減制御量を大きくすることなく左右前輪の切り増し方向への転舵の抑制及び左右前輪の切り戻し方向への転舵の促進を効果的に行うことができ、これにより操舵アシストトルクのみが制御される場合に比して操舵トルクの変動やステアリングホイールの不自然な回転に起因して運転者が違和感を覚える虞れを確実に低減することができる。
また図示の実施例によれば、車輌のロール挙動の不安定度合が第三の基準値以上である場合には、運転者により車輌の挙動不安定度合が増大する方向へ操舵されているときには、左右前輪が切り戻し方向へ相対的に転舵されるよう制御され、逆に運転者により車輌の挙動不安定度合が低下する方向へ操舵されているときには、左右前輪の切り戻し方向への転舵が促進されるよう制御されるので、車輌のロール挙動の不安定度合が第三の基準値以上である場合にも車輌のロール挙動の不安定度合が第二の基準値以上で第三の基準値未満である場合と同様にステアリングギヤ比Rsgが制御される場合に比して、左右前輪の切り増し方向への転舵の抑制及び左右前輪の切り戻し方向への転舵の促進を効果的に行うことができる。
尚上述の実施例に於ける車輌の横加速度Gyの絶対値と操舵アシストトルク及び転舵角可変装置の制御との関係をまとめると、下記の表の通りになる。
「アシストトルク」 「ステア制御」
|Gy|<Gy1 通常制御 通常制御
|Gy|≧Gy1 切り増し抑制 〃
切り戻し促進 〃
|Gy|≧Gy2 〃 切り増し時…ギヤ比小
切り戻し時…ギヤ比大
|Gy|≧Gy3 〃 切り増し時…切り戻し転舵
以上に於いては本発明を特定の実施例について詳細に説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
例えば上述の実施例に於いては、車輌のロール挙動の不安定度合を示す指標値として車輌の横加速度Gyの絶対値が使用されるようになっているが、車輌のロール挙動の不安定度合を示す指標値は車輌の横力を示す任意の車輌状態量であってよく、例えば車輌のヨーレートγと車速Vとの積であってもよい。
また上述の実施例に於いては、各基準値Gy1〜Gy3は正の定数であるが、各基準値Gy1〜Gy3は定数でなくてもよく、例えば車速Vが高いほど小さくなるよう車速に応じて可変設定されてもよく、また第一の基準値Gy1は第二の基準値Gy2以下の値であるが、第二の基準値Gy2よりも小さい値であってもよい。
また上述の実施例に於いては、車輌のロール挙動の不安定度合が第三の基準値以上である場合に於いて、運転者により車輌の挙動不安定度合が低下する方向へ操舵されているときには、左右前輪の切り戻し方向への転舵が促進されるよう左右前輪が転舵されるようになっているが、車輌のロール挙動の不安定度合が第三の基準値以上である場合であっても、運転者により車輌の挙動不安定度合が低下する方向へ操舵されているときには、通常時に比してステアリングギヤ比Rsgが小さくなって操舵伝達比が大きくなるようステアリングギヤ比Rsgが制御されてもよい。
また上述の実施例に於いては、図6及び図7の横軸は操舵角速度θdであるが、車輌の横加速度Gyの絶対値が増大して第三の基準値Gy3になったときの操舵角を基準操舵角として、基準操舵角に対する切り増し方向の操舵角の増分Δθが演算され、図6及び図7の横軸が操舵角の増分Δθに置き換えられてもよい。
更に上述の実施例に於いては、操舵伝達比可変手段(ステアリングギヤ比可変装置)はアッパステアリングシャフト28Aに対し相対的にロアステアリングシャフト28Bを回転駆動する転舵角可変装置30であるが、操舵伝達比可変手段は当技術分野に於いて公知の任意の構成のものであってよく、また少なくとも操舵反力に応じて操舵アシスト力を発生する手段は電動式パワーステアリング装置16であるが、例えば油圧式のパワーステアリング装置の如く当技術分野に於いて公知の任意の構成のものであってよい。
自動操舵装置及び電動式パワーステアリング装置を備えた車輌に適用された本発明による車輌用操舵制御装置の一つの実施例を示す概略構成図である。 実施例に於ける操舵制御ルーチンを示すフローチャートである。 操舵トルクTs及び車輌の横加速度Gyの絶対値と目標基本アシストトルクTabとの間の関係を示すグラフである。 車速Vと車速係数Kvとの間の関係を示すグラフである。 車速V及び車輌の横加速度Gyの絶対値と目標ステアリングギヤ比Rsgtとの間の関係を示すグラフである。 切り増し操舵時に於ける操舵角速度θd及び車輌の横加速度Gyの絶対値と目標相対回転角度θretとの間の関係を示すグラフである。 切り戻し操舵時に於ける操舵角速度θd及び車輌の横加速度Gyの絶対値と目標相対回転角度θretとの間の関係を示すグラフである。
符号の説明
16 電動式パワーステアリング装置
14 ステアリングホイール
30 転舵角可変装置
40 操舵角センサ
42 トルクセンサ
44 回転角度センサ
46 操舵制御装置
48 車速センサ
50 横加速度センサ
54 転舵角可変制御装置
56 電動式パワーステアリング(EPS)制御装置

Claims (7)

  1. 操舵入力手段への操舵操作量に対する操舵輪の舵角変化量の比である操舵伝達比を変更する操舵伝達比可変手段を有する車輌の操舵制御装置に於いて、前記操舵伝達比可変手段を制御することにより操舵伝達比を制御する制御手段を有し、前記制御手段は車輌の横力の大きさに基づいて車輌のロール挙動の不安定度合を求め、前記ロール挙動の不安定度合が操舵伝達比制御基準値以上である状況に於いて運転者により前記ロール挙動の不安定度合が増大する方向へ操舵されるときには、操舵伝達比を小さくするが、前記ロール挙動の不安定度合が操舵伝達比制御基準値以上であっても運転者により前記ロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵されるときには、操舵伝達比を小さくしないことを特徴とする車輌の操舵制御装置。
  2. 前記制御手段は前記ロール挙動の不安定度合が操舵伝達比制御基準値以上である状況に於いて運転者により前記ロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵されるときには、操舵伝達比を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の車輌の操舵制御装置。
  3. 車輌は少なくとも操舵反力に応じて操舵アシスト力を発生する手段を有し、前記制御手段は操舵アシスト力制御基準値を前記操舵伝達比制御基準値以下の値として、前記ロール挙動の不安定度合が前記操舵アシスト力制御基準値以上である状況に於いて運転者により前記ロール挙動の不安定度合が増大する方向へ操舵されるときには、操舵アシスト力を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の車輌の操舵制御装置。
  4. 前記操舵伝達比可変手段は運転者の操舵に依存せずに操舵輪を転舵可能であり、前記制御手段は操舵輪転舵基準値を前記操舵伝達比制御基準値よりも大きい値として、前記ロール挙動の不安定度合が前記操舵輪転舵基準値以上である状況に於いて運転者により前記ロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵されないときには、前記ロール挙動の不安定度合が低下する方向へ操舵輪を転舵することを特徴とする請求項1又はに記載の車輌の操舵制御装置。
  5. 操舵輪を転舵する転舵角の大きさは前記ロール挙動の不安定度合が大きいほど大きいことを特徴とする請求項に記載の車輌の操舵制御装置。
  6. 運転者により前記ロール挙動の不安定度合が増大する方向へ操舵されるときには、操舵輪を転舵する転舵角の大きさは運転者による操舵量が大きいほど大きいことを特徴とする請求項又はに記載の車輌の操舵制御装置。
  7. 前記制御手段は操舵輪を転舵するときには、操舵輪の転舵に起因する操舵反力の変化を低減するよう操舵アシスト力を制御することを特徴とする請求項乃至6の何れかに記載の車輌の操舵制御装置。
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