JP2005041383A - 移動体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 移動方向前側と後側に駆動輪19F・19F、19R・19Rを備えた搬送車1であって、移動方向前側の駆動輪19F・19Fのトルクを制御する走行制御部16Fと、移動方向後側の駆動輪19R・19Rのトルクを制御する走行制御部16Rと、搬送車1の加速時には、移動方向後側の駆動輪19R・19Rのトルクを、移動方向前側の駆動輪19F・19Fのトルクよりも多くし、移動体の減速時には、移動方向前側の駆動輪19F・19Fのトルクを、移動方向後側の駆動輪19R・19Rのトルクよりも多くするトルク配分手段10aを備えた搬送車1とする。
【選択図】図4
Description
この滑りは、車輪に、移動経路との間の摩擦限界値(摩擦抵抗力の上限値)を超えるような回転力が与えられると発生するのであるが、この摩擦限界値は車輪に掛かる荷重が小さくなるに連れて減少していく。そこで、この点に着目して、特許文献1では、以下のように、車輪と移動経路との間の滑りの発生を防止し、走行安定性の向上を図った技術が開示されている。
具体的には、加速時には、移動経路との間の摩擦限界値が小さくなる進行方向前側の車輪の走行駆動手段でトルク制御が行われ、進行方向後側の車輪の走行駆動手段で速度制御が行われる。また、減速時には、摩擦限界値が小さくなる進行方向後側の車輪の走行駆動手段でトルク制御が行われ、進行方向前側の車輪の駆動手段で速度制御が行われる。このような構成で、加速/減速に応じて、滑りが発生しやすくなる側の車輪のトルクを制御して該車輪と床面との間の滑りを防止し、そのトルクと同じ大きさのトルク値をもう一方の走行駆動手段へ出力して他方の車輪のトルクを制御している。
図1は無人搬送車システムの概略構成であり、半導体製造工場等のクリーンルーム内には、無人搬送車1の移動経路となる走行レール2・2が敷設され、該走行レール2・2に沿って処理装置4・4・・・等が配置されている。また、走行レール2に沿って、被検出部材20が敷設されており、走行レール2・2上を走行している搬送車1は、この被検出部材20を検出しながら、その走行位置を大まかに把握するように構成されている。
図2は被検出部材20の一例を示し、この被検出部材20は櫛歯状に構成されていて、櫛歯部分が被検出部21b、櫛歯と櫛歯の間の間隙が非検出部21cとなっており、搬送車1の移動方向における、被検出部21bの幅と、該非検出部21cの幅とが等しく構成されている。この構成では、搬送車1の第1検出センサ11又は第2検出センサ12で被検出部21bの一端を検出したときのON信号から被検出部21bの他端(非検出部21cの一端)を検出したときのOFF信号までと、被検出部21bの他端(非検出部21cの一端)を検出したときのOFF信号から隣りの被検出部21bの一端(非検出部21cの他端)を検出したときのON信号までとは同じ距離となって制御構成が簡単になり、単純にON信号とOFF信号の数をカウントするだけで、移動距離を大まかに把握することができる。
図3は搬送車1の平面図であり、移動体である搬送車1は、車体本体1Bが前輪19F・19Fと後輪19R・19Rとにより支持されている。この搬送車1は、スリップを減らすために四輪駆動で構成されており、前輪19F・19Fと後輪19R・19Rにそれぞれ駆動源18F、18Rが取り付けられている。これらの駆動源18F・18Rは、正逆回転可能なサーボモータなどで構成されており、搬送車1は前後進可能に構成されている。
一方、減速時には、進行方向に対して、前側の車輪19F・19F(又は19R・19R)に重心が掛かって、後側の車輪19R・19R(又は19F・19F)が浮き上がろうとするため、すなわち、移動方向前側の車輪19F・19F(又は19R・19R)と走行レール2・2との間の滑りが、移動方向後側の車輪19R・19R(又は19F・19F)と走行レール2・2との間の滑りに比べて小さいため、この場合は、コントローラ10は移動方向前側の車輪19F・19F(又は19R・19R)の駆動源18F(又は18R)のエンコーダ17F(又は17R)からの計測値に基づき移動速度又は移動距離を把握している。
以上のような構成で、コントローラ10は、搬送車1の加速/減速に応じて、滑りが生じる可能性の少ない車輪19F・19F又は19R・19Rに対応するエンコーダ17F/17Rに切り換えて、より精確に移動速度又は移動距離を計測するように構成されており、信頼性の向上が図られている。
搬送車1のコントローラ10では、目的地(処理装置4等)が指定されると、加速・減速のタイミング等が書き込まれた走行プログラムが組まれ、該走行プログラムに従って、加速、減速又は等速走行に走行状態が制御されている。コントローラ10は、検出センサ11又は12により被検出部材20の目印部材21・21・・・を検出しながら大まかに移動位置を把握しており、走行プログラムによって指定された目印部材21を検出することで、加速、減速又は等速走行に走行状態を切り換えている。
すなわち、この状態は、走行レール2・2と前輪19F・19Fとの間で滑りが生じている可能性が高く、第1トルク値T1の値を小さくして、第2トルク値T2の値を大きくしていくことで、エンコーダ17Fで検出している回転数とエンコーダ17Rで検出している回転数との差が小さくなっていき、言い換えれば、前輪19F・19Fに与えるトルクを小さくして、後輪19R・19Rに与えるトルクを大きくしていくことで、前輪19F・19Fの滑りが解消されていって、搬送車1が滑りをおこさない状態で安定して走行するようになる。
すなわち、この状態は、走行レール2・2と後輪19R・19Rとの間で滑りが生じている可能性が高く、第1トルク値T1の値を大きくして、第2トルク値T2の値を小さくしていくことで、エンコーダ17Rで検出している回転数とエンコーダ17Fで検出している回転数との差が小さくなっていき、言い換えれば、前輪19F・19Fに与えるトルクを大きくして、後輪19R・19Rに与えるトルクを小さくしていくことで、後輪19R・19Rの滑りが解消されていって、搬送車1が滑りをおこさない状態で安定して走行するようになる。
すなわち、この状態は、走行レール2・2と前輪19F・19Fとの間で滑りが生じている可能性が高く、第1トルク値T1の値を小さくして、第2トルク値T2の値を大きくしていくことで、エンコーダ17Fで検出している回転数とエンコーダ17Rで検出している回転数との差が小さくなっていき、言い換えれば、前輪19F・19Fに与えるトルクを小さくして、後輪19R・19Rに与えるトルクを大きくしていくことで、前輪19F・19Fの滑りが解消されていって、搬送車1が滑りをおこさない状態で安定して走行するようになる。
すなわち、この状態は、走行レール2・2と後輪19R・19Rとの間で滑りが生じている可能性が高く、第1トルク値T1の値を大きくして、第2トルク値T2の値を小さくしていくことで、エンコーダ17Rで検出している回転数とエンコーダ17Fで検出している回転数との差が小さくなっていき、言い換えれば、前輪19F・19Fに与えるトルクを大きくして、後輪19R・19Rに与えるトルクを小さくしていくことで、後輪19R・19Rの滑りが解消されていって、搬送車1が滑りをおこさない状態で安定して走行するようになる。
また、移動体の移動経路は直線経路に限らず、曲線部分を含む経路であってもよいものとする。
2 走行レール
4 処理装置
10 コントローラ
10a トルク配分手段
11 第1検出センサ
12 第2検出センサ
16F 走行制御部
16R 走行制御部
17F エンコーダ
17R エンコーダ
18F 駆動源
18R 駆動源
19F 前輪
19R 後輪
20 被検出部材
21 目印部材
21b 被検出部
21c 非検出部
Claims (3)
- 移動方向前側と後側に駆動輪を備えた移動体であって、
移動体の加速時には、移動方向後側の駆動輪のトルクを、移動方向前側の駆動輪のトルクよりも多くし、移動体の減速時には、移動方向前側の駆動輪のトルクを、移動方向後側の駆動輪のトルクよりも多くする制御手段を備えたことを特徴とする移動体。 - 前記トルク制御手段は、移動方向前側の駆動輪のトルクを制御する第1トルク制御手段と、移動方向後側の駆動輪のトルクを制御する第2トルク制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の移動体。
- 前記移動体は、
移動方向前側の駆動輪の回転数を検出する第1回転数検出手段と、
移動方向後側の駆動輪の回転数を検出する第2回転数検出手段と、
該第1回転数検出手段で検出している回転数と、該第2回転数検出手段で検出している回転数とを比較する比較手段を備え、
該比較手段による比較結果に基づき、移動方向前側の駆動輪のトルクと移動方向後側の駆動輪のトルクとを調整可能に構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の移動体。
Priority Applications (7)
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2003
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