JP2004358541A - 粗形鋼片の製造方法及び孔型ロール - Google Patents

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Abstract

【課題】偏平の鋼片から粗形鋼片を粗圧延する際に、粗形鋼片の寸法によらずに品質及び生産性の低下を防止することができる粗形鋼片の製造方法及び孔型ロールを提供する。
【解決手段】ロール軸方向へ並んで刻設された割り孔型K1〜K4を備え、割り孔型K1〜K4は、高さh〜hが順次大きくなるV字状の突起3−1 〜3−3 を底部にそれぞれ設けられたV字状の割り孔型K1〜K3と、V字状の突起3−4 の頂部の近傍に凹部4 を設けてなるW字状の突起5 を底部に設けられたW字状の割り孔型K4とを有する孔型ロール1 、2 を用いて、偏平の鋼片7の両側縁にスリット8 、8 を入れ、スリット8 、8 を押し広げるスリット形成工程を行った後、スリット8 、8 が形成された鋼片の両縁部に凸部9 、9 を形成する凸部形成工程を行うことにより、粗形鋼片を製造する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばH形鋼やこれに類似の形鋼の半成品である粗形鋼片の製造方法及び孔型ロールに関し、例えば、二重式圧延機の孔型によって連続鋳造スラブ等の偏平の鋼片を圧延素材として粗形鋼片に粗圧延する際の粗形鋼片の製造方法及び孔型ロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
H形鋼やこれに類似の形鋼は、連続鋳造スラブ等の偏平の鋼片を素材とし、これを半成品である粗形鋼片に粗圧延する工程を経て、製造される。 しかし、連続鋳造スラブ等の偏平の鋼片は厚みが小さいため、フランジ幅が大きな粗形鋼片を圧延により製造することは難しい。 このため、様々な方法が提案されている。
【0003】
例えば特許文献1には、底部中央に三角状山形部を設け、三角状山形部の頂角を同じとし、かつ高さを順次大きくした複数の割り孔型を用いて偏平な鋼片の両側縁にスリットを形成し、三角状山形部とその先端に形成された円弧状の突起とを有する割り孔型によりこのスリットが形成された両側縁に凹部を形成して、ドッグボーン状鋼片を製造する発明が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、三角状の山形部の高さをほぼ一定とし、山形部の頂角を順次拡大した複数のエッジング孔型を用いて、スリットを拡大する発明が開示されている。
【0005】
【特許文献1】特開平7−164003号公報
【特許文献2】特開平8−229601号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1により開示された発明は、確かに、圧延疵が少ない粗形鋼片を高能率で製造することを可能とするものであり、充分な有用性を有する。しかし、本発明者はさらに検討を重ねた結果、特許文献1により開示された発明でも、製造する粗形鋼片の寸法が大きい場合にはフランジの中央部の余肉が不十分となり、特に大断面フランジにおける製品のフランジ幅や厚みの確保が難しく、さらにフランジの厚圧下量の不足に起因して、粒径が製品のフランジ幅方向に不均一になり易いという課題があることが判明した。
【0007】
また、特許文献2により開示された発明は、三角状山形部の頂角の設定可能範囲が狭い。例えば、設定する頂角が少しでも過大になると被圧延材が揺動して圧延が不安定となってセンターずれを生じ、これにより、フランジの形状が左右非対称となったり、最悪の場合には圧延が困難になる。一方、設定する頂角が少しでも過小になるとフランジの幅の拡大量が減少し、フランジ幅が大きい粗形鋼片を製造できない。
【0008】
本発明は、偏平の鋼片から粗形鋼片を粗圧延する際に、粗形鋼片の寸法によらずに品質及び生産性の低下を防止することができる粗形鋼片の製造方法及び孔型ロールを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、偏平の鋼片の両側縁にスリットを入れ、順次該スリットを押し広げるスリット形成工程を行った後、スリットが形成された前記鋼片の両縁部に凸部を形成する凸部形成工程を行うことを特徴とする粗形鋼片の製造方法である。
【0010】
別の観点からは、本発明は、ロール軸方向へ並んで刻設された複数の割り孔型を備え、該複数の割り孔型は、高さが順次大きくなるV字状の突起を底部にそれぞれ設けられた複数のV字状の割り孔型と、V字状の突起の頂部の近傍に凹部を設けてなるW字状の突起を底部に設けられたW字状の割り孔型とを有すること
を特徴とする孔型ロールである。
【0011】
この本発明に係る孔型ロールでは、V字状の割り孔型に設けられたV字状の突起の頂角と、前記W字状の割り孔型に設けられたW字状の突起の頂角とは、略同じであることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る粗形鋼片の製造方法及び孔型ロールの実施の形態を、添付図面を参照しながら、詳細に説明する。なお、以降の説明では、粗形鋼片がH形鋼用粗形鋼片である場合を例にとるが、本発明はH形鋼用粗形鋼片には限定されず、例えば溝形鋼や山形鋼等のH形鋼に類似の他の形鋼の粗形鋼片に対しても同様に適用可能である。
【0013】
図1は、本実施の形態の上下の孔型ロール1 、2 の形状を示す説明図である。同図に示すように、上下の孔型ロール1 、2 は同一の形状であるため、以降の説明は下の孔型ロール2 を参照しながら行う。
【0014】
同図に示すように、本実施の形態の孔型ロール2 は、ロール軸方向(図面の左右方向)へ並んで刻設された4つの割り孔型Kl、K2、K3、K4を備える。これら割り孔型Kl〜K4は、割り孔型Kl〜K3と割り孔型K4とに大別される。
【0015】
割り孔型Kl〜K3の底部には、それぞれ、V字状の突起3−1 、3−2 、3−3 が設けられる。V字状の突起3−1 〜3−3 の高さh〜hは順次増加するように設けられる。孔型Kl〜K3におけるV字状の突起3−1 〜3−3 の頂角θ〜θの大きさは略同じである。なお、V字状の突起3−1 〜3−3 の先端部は円弧状に形成される。
【0016】
一方、割り孔型K4の底部には、W字状の突起5 が設けられる。このW字状の突起5 は、予め形成したV字状の突起3−4 の頂部の一部を除去して凹部4 を設けることにより、形成される。本実施の形態では、この凹部4 を設けることにより、得られる粗形鋼片のフランジ幅方向の中央部における肉厚を充分に確保することができる。
【0017】
凹部4 の深さhは、W字状の突起5 の高さhの10%以上70%以下の範囲とすることが、フランジ厚の確保と圧延疵の発生防止のために望ましい。 同様の観点から、30%以上60%以下であることがさらに望ましい。
【0018】
本実施の形態では、このW字状の突起5 の頂角θ、すなわちW字状の突起3−4 の稜線を外挿する二本の仮装線がなす角度θは、上述したV字状の突起3−1 〜3−3 の頂角θ〜θと略同じ角度である。各孔型Kl〜K4の頂角θ〜θは、40°以上100 °以下の範囲とするのが望ましい。 頂角θ〜θがこの範囲を逸脱すると粗形鋼片のフランジ幅を充分に確保することができなくなり、特に頂角θが100 °を超えると、粗形鋼片を充分にセンタリングできなくなる。
【0019】
W字状の突起5 の高さhは特に限定を要するものではないが、{ (隣接する割り孔型K3のV字状の突起3−3 の高さh+5mm) ×0.4 }以上であって、{ (隣接する割り孔型K3のV字状の突起3−3 の高さh+25mm) ×0.8 }以下とすることが望ましい。W字状の突起5 の高さhが{ (隣接する割り孔型K3のV字状の突起3−3 の高さh+5mm) ×0.4 }未満であると得られる粗形鋼片のフランジ幅の確保が不十分となり、一方、高さhが{ (隣接する割り孔型K3のV字状の突起3−3 の高さh+25mm) ×0.8 }を超えると、上述した凹部4 を形成した効果が実質的に消失するからである。
【0020】
上述した事項以外は、上下の孔型ロール1 、2 はこの種の孔型ロールとして通常の孔型ロールと同じである。
本実施の形態の上下の孔型ロール1 、2 は以上のように構成される。次に、この孔型ロール1 、2 を用いて偏平の鋼片に圧延を行って粗形鋼片を製造した後にH形鋼を製造する状況を、図1〜図3を用いて説朋する。
【0021】
図2は、この孔型ロール1 、2 を用いて鋼片に圧延を行う状況を示す説明図である。また、図3は、H形鋼の粗圧延、中間圧延及び仕上げ圧延工程を模式的に示す説明図である。
【0022】
図1〜3に示すように、連続鋳造により得られた偏平の鋼片 (連続鋳造鋳片) を所定温度に加熱してから、孔型Kl〜K4を有する孔型ロール1 、2 を組み込まれたブレークダウンミル6 に供給する。
【0023】
ブレークダウンミル6 では、上下の孔型ロール1 、2 に設けられた孔型Kl〜K4を用いて、偏平鋼片の幅方向を上下として粗圧延を行われる。すなわち、偏平の鋼片7は、図2に示すように、V字状の突起3−1 を有する孔型Klで両側縁にスリット8 、8 が形成され、次いで、孔型K2、K3によりスリット8 、8 が漸次押し広げられる。
【0024】
このようにして、3つのV字状の割り孔型Kl〜K3を用いて偏平の鋼片7の両側縁にスリット8 、8 を設けて順次このスリット8 、8 を押し広げるスリット形成工程が行われる。
【0025】
このスリット形成工程を終了した後、W字状の割り孔型K4を用いてスリット8 、8 が形成された鋼片7の両縁部に凸部9 、9 を形成する凸部形成工程を行う。すなわち、スリット形成工程を終了した鋼片7に対してW字状の突起5 を有する孔型K4を用いた圧延を行うことにより、スリット8 、8 が形成された偏平の鋼片7 の両側縁に凸部9 、9 が形成された圧延材が、粗形鋼片として製造される。
【0026】
このように、本実施の形態では、W字状の突起5 を底部に有する割り孔型K4を用いてスリット8 、8 が形成された鋼片7を圧延するため、得られる粗形鋼片の両縁部に凸部9 、9 を形成することができる。孔型K1〜K4の頂角がほぼ同じであり、かつ凸部9 、9 が形成されることにより、粗圧延時のセンタリング性が向上して粗圧延の不安定が解消され、フランジの左右対称性を充分確保することができるとともに、得られる粗形鋼片のフランジ幅方向の中央部における肉厚を充分に確保することができるためにH形鋼のフラシジ幅を充分確保することもできる。
【0027】
本実施の形態では、図2及び図3に示すように、このようにしてスリット8 、8 の中央部に凸部9 、9 が形成されて製造された粗形鋼片を、90°転回し、粗ユニバーサルミル10及びエッジングミル11からなる中間圧延機群12と、仕上ユニバーサルミル13に供給してH形鋼に圧延される。そして、冷却床14に搬出されて冷却される。
【0028】
このため、本実施の形態によれば、例えばフランジ厚80mm超え等の極厚のH形鋼の製造においても、偏平の鋼片からの1ヒート圧延が可能となる。
このように、本実施の形態によれば、圧延の不安定を解消してフランジの左右対称性を確保することができるとともに、フランジ幅の確保が容易な粗形鋼片の製造方法および孔型ロールが提供される。
【0029】
(第2の実施の形態)
図4は、第2の実施の形態の孔型ロール15、16を示す説明図である。以降の説明は、上述した第1の実施の形態と相違する部分を中心に行い、共通する部分は重複する説明を適宜省略する。
【0030】
図4に示すように、孔型ロール15、16は孔型Kal−l 、Kal−2 、Kal−3 、Kal−4 を備える。
孔型Kal−l 、Kal−2 は、図1に示す孔型Kl〜K3と同様にV字状の突起18、19を有する。また、孔型Kal−3 は、図1に示す孔型K4と同様にW字状の突起20を有する。 さらに、孔型Kal−4 は造形孔型である。
【0031】
孔型Kal−l 、Kal−2 のV字状の突起18、19の頂角および孔型Kal−3 のW字状の突起20の頂角は、例えば40〜100 °の範囲で略一定であり、また孔型Kal−l 、Kal−2 の突起18、19の高さは漸次増大するように設けられる。
【0032】
そして、この孔型ロール15、16を用いたブレークダウン圧延では、孔型Kal−3 を用いた圧延を終了した後に鋼片を90°転回し、造形孔型である孔型Kal−4 を用いた圧延を行い、その後に粗ユニバーサルミル及びエッジングミルからなる中間圧延機群と、仕上ユニバーサルミルとに供給してH形鋼に圧延される。
【0033】
本実施の形態によれば、第1の実施の形態に比較して、中間圧延機群による圧延負荷の低減、及び圧延時間の短縮が得られる。
【0034】
【実施例】
さらに、本発明を実施例を参照しながら説明する。
図3に示すH形鋼の熱間圧延工程により、厚さ250mm 、幅1600mmの偏平の矩形鋼片である連続鋳造スラブを素材として、H652 ×520 ×70×100(mm) のH型鋼を製造する際に、本発明に係る粗形鋼片の製造方法及び孔型ロールを適用した。
【0035】
まず、上記連続鋳造スラブを加熱炉で1250℃に加熱し、その後、ブレークダウンミル6でウェブ厚250mm 、ウェブ高さ760mm 、フランジ幅670mm の粗形鋼片に粗圧延し、次いで中間圧延機群による15パスの可逆圧延を行い、最後に、仕上ユニバーサルミルによる1パス圧延により、H形鋼を製造した。
【0036】
ブレークダウンミルの孔型ロールは、図1に示す、V字状の突起3−1 〜3−3 を有する孔型Kl〜K3と、W字状の突起5 を有する孔型K4とを有する孔型ロールを用いた。 孔型Kl〜K4の頂角θはいずれも70°であり、孔型Kl〜K3の突起高さh〜hは、それぞれ50、100 、150mm とした。 さらに、孔型Kl〜K4の底部幅は、それぞれ、250 、440 、600 、640mm とした。 孔型K4の突起の高さhは90mmであり、凹部4の深さhは45mmとした。
【0037】
ブレークダウンミル6 による粗圧延では、加熱した連続鋳造スラブを幅方向を上下として、孔型Kl:2パス、孔型K2:5パス、孔型K3:3パス、孔型K4:3パスの圧延により、粗形鋼片を成形した。次いで、この粗形鋼片を90°転回し、中間圧延機群12と仕上げユニバーサルミル13により、H形鋼に圧延した。ブレークダウン圧延、中間圧延、仕上圧延のパススケジュールを表1に示す。
【0038】
また、比較のために、従来のブレークダウンミルの孔型ロールを用いた同一サイズのH形鋼の粗形鋼片を圧延した。
比較例1では、いずれも頂角が70°で突起高さがそれぞれ50、100 、150 、200mm の4種類のV字状の孔型Kl〜K4を備えた孔型ロールを用いた。
【0039】
比較例2では、頂角がそれぞれ70°、85°、90°、95°で、突起高さがそれぞれ50、100 、100 、100mm の4種類のV字状の孔型Kl〜K4を備えた孔型ロールを用いた。
【0040】
比較例3では、頂角がそれぞれ70°、80°、90°、100 °で、突起高さがそれぞれ50、100 、100 、100mm の4種類のV字状の孔型Kl〜K4を備えた孔型ロールを用いた。
【0041】
比較例1〜3の粗圧延では、上記と同様の連続鋳造スラブを幅方向を上下として、 Kl :2パス、K2:5パス、K3:3パス、K4:3パスの圧延により両側縁にスリットを有する粗形鋼片に成形した。 次いで、この粗形鋼片を90°転回し、中間圧延機群12と仕上げユニバーサルミル13により、H形鋼に圧延した。
【0042】
試験結果を表2にまとめて示す。
表2に示すように、本発明例によれば鋼片の揺動も少なく、かつ効率良く大型極厚のH形鋼のフランジ幅及び厚みを確保することができた。
【0043】
これに対し、比較例1では、粗形鋼片のフランジ中央部の凹みが大きく、中間圧延機群12による圧下によりそこに材料が流動しフランジ厚が確保できなかった。比較例2では、フランジ幅不足が生じてしまった。さらに、比較例3では、揺動大により圧延が困難となった。
【0044】
【表1】
Figure 2004358541
【0045】
【表2】
Figure 2004358541
【0046】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明により、偏平の鋼片から粗形鋼片を粗圧延する際に、粗形鋼片の寸法によらずに品質及び生産性の低下を防止することができる粗形鋼片の製造方法及び孔型ロールを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の上下の孔型ロールの形状を示す説明図である。
【図2】第1の実施の形態の孔型ロールを用いて鋼片に圧延を行う状況を示す説明図である。
【図3】第1の実施で用いた、H形鋼の粗圧延、中間圧延及び仕上げ圧延工程を模式的に示す説明図である。
【図4】第2の実施の形態の孔型ロールを示す説明図である。
【符号の説明】
1 、2 孔型ロール
3−1 〜3−3 V字状の突起
3−4 V字状の突起
4 凹部
5 W字状の突起
7 鋼片
8 、8 スリット
9 、9 凸部
〜h 高さ
K1〜K4 割り孔型
K1〜K3 V字状の割り孔型
K4 W字状の割り孔型

Claims (3)

  1. 偏平の鋼片の両側縁にスリットを入れ、順次該スリットを押し広げるスリット形成工程を行った後、スリットが形成された前記鋼片の両縁部に凸部を形成する凸部形成工程を行うことを特徴とする粗形鋼片の製造方法。
  2. ロール軸方向へ並んで刻設された複数の割り孔型を備え、該複数の割り孔型は、高さが順次大きくなるV字状の突起を底部にそれぞれ設けられた複数のV字状の割り孔型と、V字状の突起の頂部の近傍に凹部を設けてなるW字状の突起を底部に設けられたW字状の割り孔型とを有すること
    を特徴とする孔型ロール。
  3. 前記V字状の割り孔型に設けられたV字状の突起の頂角と、前記W字状の割り孔型に設けられたW字状の突起の頂角とは、略同じである請求項2に記載された孔型ロール。
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