JP2004354919A - 光近接効果補正の検証方法および検証装置 - Google Patents

光近接効果補正の検証方法および検証装置 Download PDF

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Abstract

【課題】LSIのマスクデータに関して光近接効果補正の検証を行う際、従来の検証方法に比べて計算機処理時間および検証時間を大幅に短縮し、かつ、高精度の検証を実現する。
【解決手段】LSIのレイアウト設計、マスクデータ作成処理に伴う光近接効果補正の検証処理に際して、レイアウトパターンを抽出し、光近接効果補正の危険個所を致命的な問題が生じる可能性があるエラーと歩留まりに影響を及ぼす可能性があるエラーに分類し、分類の結果に基づいて処理の優先順序を決定することによって、特定の高い転写精度が必要とされるパターンに対して高精度の光近接効果補正検証処理を実施し、全体として高速かつ実質的な光近接効果補正の検証処理を実施する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路のレイアウト設計、マスクデータ作成の検証処理を行うための光近接効果補正の検証方法および検証装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路(LSI)の製造プロセスにおけるリソグラフィ工程における光近接効果によるパターン転写の忠実度の低下を防止するため、LSIのレイアウト設計、マスクデータ作成の段階でマスクパターンを補正する光近接効果補正(Optical Proximity Correction; OPC)処理が行われている。
【0003】
従来のOPC は、ルールベースOPC およびモデルベースOPC という手法で実現されている。ここで、OPC は、光学的効果に加えて、レジスト現像やエッチング等ウェハプロセス全体を通じて生じる様々な効果の補正も含めている。
【0004】
前記ルールベースOPC は、例えば非特許文献1に記載されているように、テストパターンの転写結果から得られた実測値をベースに、ライン幅、スペース毎に近接効果による歪み量との相関表を作成し、レイアウトパターンに変更を加えるルールを作成して補正を実現する方法である。このルールベースOPC は、ライン・アンド・スペースパターンのように近接図形を1次元的に調べて補正する処理を得意としている。
【0005】
これに対して、前記モデルベースOPC は、リソグラフィシミュレーションをベースとしたモデルを用いた補正であり、パターン転写結果から得られた実測値をもとにモデルをキャリブレーションし、さらに詳細に複雑なプロセスに対応することを可能とする方法である。
【0006】
このモデルベースOPC は、近接図形の効果を2次元的に調べて補正する処理を得意とし、前記ルールベースOPC に比べて処理時間はかかるが、全般的な補正精度は高い。近年の先端デバイスに対しては、前記した2次元的補正を行うOPC(2次元OPC)が必要とされ、これを比較的容易に実現できるモデルベースOPC が使われている。また、ルールベースOPC とモデルベースOPC とを組み合わせて補正する手法も使用されている。
【0007】
しかし、OPC に要求される精度はプロセス世代を増す毎に厳しくなっており、正しく補正できないパターンが増えている。また、前記モデルベースOPC において、実測値を基にしたキャリブレーションで全てに対応することは、実測値の測定時間が長くなり、膨大なデータに対するキャリブレーションが難しい等の点で現実的方法ではない。そこで、次の処理方法が使われている。
【0008】
(1)要求精度が異なる領域、例えば、メモリ混載チップにおけるロジック回路部とメモリおよびメモリ周辺部等があれば、それぞれに対して特化したモデルまたはルールを作成して使い分ける。
【0009】
(2)マスク製造、ウェハ上へのリソグラフィ、エッチング等のリソグラフィ以降のウェハ加工プロセス等、それぞれの工程に特化したモデルまたはルールを使用した方が精度の向上を期待できる場合、例えば、エッチングにおける近接効果の傾向が、他の工程における近接効果の傾向と異なる場合は、異なるモデルまたはルールを作成し、例えば図12に示す高精度OPC 処理の実施例のフローチャートにしたがって各工程用の補正を順次行う(特許文献1参照)。
【0010】
図13は、エッチング補正部分とリソグラフィーマスク補正部分を分割したOPC 処理の一例を示すフローチャートである。
【0011】
前記処理方法(1)、(2)により、領域毎および工程毎に最適なOPC が行われ、精度の向上が図られる。しかし、これらは全体の平均的な精度を向上させるものであって、パターンによっては対応しきれないものもあり、特化した対策が必要となっている。
【0012】
図14(A)および(B)は、従来の高精度OPC 処理におけるパターンに特化した対策の実施例を説明するために示すパターン例として、図14(A)はOPC処理前においてOPC の補正対象となるエッジパターンの分類例、図14(B)はOPC 補正後のライン端と外部コーナー間に対するスペース制約の設定と補正例を示している。
【0013】
図14(A)に示すように、OPC 補正対象エッジの分類例として、ライン端、ライン部、内部コーナー、外部コーナー等が挙げられる。
【0014】
図14(B)に示すように、パターン81の有するライン端83a とパターン82の有する外部コーナー84a が接近する部分について、制約のない(またはデフォルト値である)ルールまたはモデルによる補正を考えてみる。この場合、補正部分83b および84b により、パターン81および82のスペースが詰まり過ぎる傾向にあり、転写後にパターン81と82がショートしてしまう危険性がある。従って、OPC処理を行うに際して、ライン端83c と外部コーナー84c に適切な最小スペースS を確保することができる制約値を与え、ショートする危険性を回避する必要がある。
【0015】
そこで、図14(A)に示したように分類したエッジの種類(80a 、80b 、80c 、80d 等)毎に、きめ細かい補正の設定を行うことにより、それぞれのパターンに特化した対策が可能となるが、現実には新たなパターンバリエーションに柔軟に対応することは難しい。
【0016】
例えば図14(B)に示したようなライン端83c と外部コーナー84c に適切な最小スペースを確保することができる補正制約値においても、周辺環境およびパターン自体の線幅等の違いにより、異なる値が必要となる場合も生じてくる。
【0017】
さらに、メモリ混載チップ等におけるロジック部、メモリ部(メモリセル内部、セル端部、セル周辺部等)等のチップ上の領域毎、またはレテイクル製造、ウェハ上でのリソグラフィ、エッチングプロセス等の工程毎に、最適なOPC が行われても全体の平均的な精度を向上させるものであって、パターンによっては対応することができないものもあり、パターン毎に特化した対策が必要となっている。なお、メモリ部は、メモリセル内部、セル端部、セル周辺部等に分けられ、それぞれにおいても異なったOPC が行われる。
【0018】
したがって、前記した従来の手法では、殆どのパターンバリエーションに対応したOPC を早期に立上げることは難しい。このため、OPC の補正結果の妥当性検証は必要不可欠となっており、検証フローを確立することがOPC の早期立上げのポイントとなっている。
【0019】
図15は、従来の高精度OPC 処理およびその検証処理を行うためのフローチャートおよび構成の一例を示している。
【0020】
図15に示すフローにおいて、ステップS1のレイアウト設計段階では、DRC/LVS 等を用いてレイアウト検証を行う。ここで、DRC (Design Rule Check) は、設計したマスクパターンが設計ルールに適合しているか否か(デザインルールチェック)を検証するソフトウェアであり、設計ルールに対する違反はDRC において見つけられる。また、LVS は、レイアウト対スケマティック(Layout vs Schematic )を検証するソフトウェアであり、これを用いて元のスケマティックとそのレイアウトの整合性を検証するものである。その後、検証済のレイアウト設計データ(Layout)をレイアウト記憶装置に格納する。
【0021】
次に、ステップS2のOPC 処理では、ステップS1で設計された検証済みのレイアウトデータに対してOPC 処理を行う。OPC 以外に層の演算処理等を適宜行っている。ここで、OPC 処理は、図12に例示したように、前記した(1)要求精度が異なる領域毎にモデル等を使分ける方法、(2)マスク、リソグラフィ、エッチングそれぞれの工程に特化したモデルまたはルールを用いて各工程に対応したOPC を順次実行する方法を実現できるようになっている。
【0022】
上記したようにOPC 処理の前処理ではOPC 対象図形の抽出、合成等を行い、OPC 処理の後処理ではマスクデータとして出力する図形の合成等を行う。
【0023】
次に、ステップS3、S4、S6では、例えば図16に示すようにOPC の検証処理を行う。
【0024】
図16は、図15中のステップS4のリソグラフィルールチェックの処理およびステップS5における転写イメージ出力の一例を説明するために示している。
【0025】
図15中のステップS3のOPC ルールチェックでは、OPC 後のパターンの図形的な正当性(取り決めたマスク検査および作製上の限界値、ウェハプロセスにおける限界値を違反した補正がなされていないか)をOPC 前のパターンと比較、DRC 等を用いて検証する。ここでの検証は、補正後の図形の幅、スペースが規定値を割っていないか、パターンが断線またはショートしていないか、極端に大きな補正がされていないか等のルールベースの手法で実行できるものを示している。
【0026】
次に、ステップS4のリソグラフィルールチェックでは、OPC 前後のパターンを入力し、OPC の後または前のエッジ(OPC 対象図形の辺)毎に簡易なリソグラフィシミュレーションを実行することにより、所望のパターンのエッジとずれが指定値より大きいものを危険個所のデータDとして出力する。
【0027】
次に、ステップS6における転写イメージ出力による判定では、まず、危険箇所を含む危険個所近傍パターンを読込み、危険箇所近傍パターンに対して詳細なリソグラフィシミュレーションを実行することにより、転写イメージ出力を取得する。
【0028】
次に、転写イメージ出力による判定を行い、OPC 結果の問題の有無を判断する。この際、ステップS7のマスク作製およびウェハ(Wafer) 作製における検査の結果も適宜フィードバックし、OPC 結果の問題の有無を判定している。
【0029】
即ち、ステップS6における判定の結果、問題となったパターンが存在する場合は、ステップS1またはステップS2の処理へ戻り、回避策等を検討し、OPCの設定等の最適化、レイアウト変更等の対処を行う。この検証処理は、図12に示したように、細分化されたOPC 処理間においても実現されている。
【0030】
前記ステップS6における判定の結果、問題がなければ、0PC 検証済みのデータを電子ビーム(EB)描画用のデータに変換し、ステップS7に示すマスク(レテイクル)製造の工程に進む。
【0031】
マスク製造の工程において製造された複数枚のフォトマスクからなるセットは、マスク検査が行われ、問題がなければウェハ上へのリソグラフィ工程へ進む。この工程では、ウェハ上にフォトレジスト膜をスピンナーを用いて塗布し、ステッパーに搭載されたフォトマスク(レテイクル)を用いて、フォトレジスト膜を露光する。さらに、現像、リンス、ポストベーク、キュア等の工程を経てリソグラフィ検査の工程へ進む。さらに、ウェハ上のフォトレジストパターンの検査が行われた結果、問題がなければエッチング工程へ進み、反応性イオンエッチング(RIE )等により、ウェハ上に形成されたフォトレジスト膜をエッチングマスクとしてフォトレジスト膜の下層の薄膜をエッチングする。エッチングが終了すると、エッチング形状の検査へ進む。マスク検査、および、リソグラフィ検査、エッチング形状検査などのウェハ検査の結果、問題があれば、前の処理へ戻り、OPC 設定の修正を行う。また、レイアウト修正が必要なものについては、前の処理へ戻り、レイアウト修正を行う。
【0032】
即ち、上述した従来のOPC 処理およびOPC 検証処理のフローでは、転写イメージを取得するリソグラフィシミュレーション時間と、リソグラフィシミュレーションの結果危険箇所として出力されたパターンとを解析し、対策を検討する時間および工程数は、多大なものであり、検証に多大な時間を要するという問題がある。
【0033】
また、各領域毎、各工程毎にOPC 処理後にリソグラフィルールチェックを行い、その後、転写イメージの詳細なシミュレーションを行うというフローを繰り返し行わなければならず、半導体集積回路の製造までに多大な時間を要した。
【0034】
また、従来は、各工程または各領域において、パターンが不適合であると判断される毎に、フローの始めに戻り、OPC 設定の変更を行うか、レイアウト設計の変更を行う等していたので、多くの時間を要しなければならなかった。
【0035】
さらに、OPC 検証結果に基づいてOPC の設定等を変更し、精度の向上を図っているが、他のパターンに与える副作用等による精度劣化の問題もあり、OPC の最適化は困難になってきている。
【0036】
また、図15に示したフローで代表される従来のOPC およびOPC 検証フローは、リソグラフィーチェックで危険個所として出力される数を少なくすることが難しく、検証に多大な時間を要している。特に、転写イメージ出力を得るリソグラフィシミュレーションと、危険箇所として出力されたものを解析して対策を検討するための時間と工数は多大なものとなっている。
【0037】
【特許文献1】
特開平11−102062号公報
【0038】
【非特許文献1】
Otto et.al.,” Automated Optical Proximity Correction−A Rules−based Approach”,SPIE Optical/Laser Micro lithography VII, March 1994
【0039】
【発明が解決しようとする課題】
上記したようにLSIを製造する際のリソグラフィ工程における光近接効果によるパターン転写の忠実度の低下を防止するため、マスクデータ作成段階でマスクパターンを補正するOPC 処理が行われている。しかし、近年の半導体プロセスの微細化により、OPC 処理に要求される精度が厳しくなっており、OPC 検証に膨大な時間がかかるという問題があった。
【0040】
本発明は上記の問題点を解決すべくなされたもので、従来のOPC 検証方法に比べて計算機処理時間および検証時間を大幅に短縮し、かつ、高精度のOPC 検証を実現し得る光近接効果補正の検証方法および検証装置を提供することを目的とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】
本発明の光近接効果補正の検証方法は、半導体集積回路のレイアウトパターンを抽出し、光近接効果補正の危険個所を致命的な問題が生じる可能性があるエラーと歩留まりに影響を及ぼす可能性があるエラーに分類する分類ステップと、前記分類ステップによる分類の結果に基づいて処理の優先順序を決定するステップとを具備することを特徴とする。
【0042】
本発明の光近接効果補正の検証装置は、半導体集積回路のレイアウトパターンを抽出し、光近接効果補正の危険個所を致命的な問題が生じる可能性があるエラーと歩留まりに影響を及ぼす可能性があるエラーに分類する分類処理手段と、前記分類処理手段による分類の結果に基づいて処理の優先順序を決定する処理手段とを具備することを特徴とする。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0044】
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る高精度OPC およびその検証処理の全体的な流れ(フローチャート)を示すとともに、本発明の第1の実施形態に係るOPC 検証装置の概略的な構成を示している。
【0045】
この高精度OPC フローは、図15を参照して前述した従来例の高精度OPC フローと比べて、ステップS4とステップS6との間にステップS5として危険個所フィルタリング処理を加えた点などが異なり、その他はほぼ同じである。
【0046】
即ち、図1に示す高精度OPC フローにおいて、ステップS1では、レイアウト設計を行い、レイアウト(Layout)データAを登録する。このレイアウト設計の段階では、パターンマッチングによって抽出されたOPC 不適合パターンについてOPC 適合パターンとなるようにレイアウト設計を行う。
【0047】
次に、ステップS2〜S7でOPC 処理およびその検証処理を行う。まず、ステップS2のOPC 処理では、OPC 処理以外に、層の演算処理等を適宜行う。ここでのOPC 処理は、ステップS1で得られたレイアウト設計データAに基づき、マスクパターンとウェハ上に転写されるパターンとの差異を計算し、予めマスクパターンデータに対してOPC を行う。この際、図12に例示したように、前記した(1)要求精度が異なる領域毎にモデル等を使分ける方法、(2)マスク、リソグラフィ、エッチングそれぞれの工程に特化したモデルまたはルールを用いて各工程に対応したOPC を順次実行する方法を実現できるようになっている。
【0048】
次に、ステップS3〜S6では、OPC の検証処理を行う。まず、ステップS3のOPC ルールチェックでは、OPC 後のパターンの正当性をOPC 前のパターンと比較、DRC 等を用いた検証を行う。ここでの検証は、補正後の図形の幅、スペースが規定値を割っていないか、パターンが断線またはショートしていないか、極端に大きな補正がされていないか等のルールベースの手法で実行できるものを示している。
【0049】
次に、ステップS4のリソグラフィルールチェックでは、ウェハ上に転写されるパターンに対して、欠陥を起因する危険性のある箇所(危険箇所)の有無を検証する。即ち、例えば図16に示したようにOPC 前後のパターンを入力し、OPCの後または前のエッジ(OPC 対象図形の辺)毎に簡易なリソグラフィシミュレーションを実行することにより、所望のパターンのエッジとずれが指定値より大きいものを危険個所のデータDとして出力する。
【0050】
次に、ステップS5の危険個所フィルタリング処理では、ステップS4で出力された危険個所のデータDを入力し、OPC クリティカル領域群のデータCを用いて必要最小限の数にして(または、危険度を重み付けして)解析対象危険個所のデータEとして出力する。これにより、ステップS6における処理時間を要する転写イメージ出力による判定処理の入力データ数が低減される。また、重み付けされた危険度を用いることで、より精度の高い判定処理を行う。
【0051】
図2は、図1中のOPC クリティカル領域群のデータCを抽出する処理の実施例を示すフローチャートである。
【0052】
図2に示す抽出フローにおいて、ステップS1では、図1に示した高精度OPC処理フローのステップS1で得られたレイアウトデータAに基づいて、クリティカルパス等の抽出により関連する回路パターンの抽出を行い、クリティカルパス等に関する領域のデータBを得る。
【0053】
次に、ステップS2では、前記レイアウトデータAに基づいて、DRC 等の図形処理手法により重要パターンの抽出を行い、図形処理手法により抽出された領域のデータCを得る。
【0054】
次に、ステップS3では、前記レイアウトデータAに基づいて、人手指定等の手法を用いることにより、OPC の補正が精度良くされるべき領域の抽出を行い、人手指定による領域のデータDを得る。
【0055】
次に、ステップS4では、前記レイアウトデータAに基づいて、前記ステップS1〜S3により抽出された領域のデータB、C、Dを例えば図3に示すように分類実施し、OPC クリティカル領域群のデータEとして纏めて登録する。
【0056】
図3は、図2中のステップS1〜S3におけるOPC クリティカル領域の分類処理の実施例を説明するためにパターンの一例を示す図である。
【0057】
図3中、Aはクリティカルパス等の抽出によるOPC クリティカル領域、Bは図形処理手法によるOPC クリティカル領域、C(斜線領域)は前記2つの領域AおよびBが重複する(重み付けをした)領域である。
【0058】
図4は、図2中のステップS1におけるクリティカルパス等抽出によるOPC クリティカル領域の抽出処理の実施例を示すフローチャートである。
【0059】
図4に示す抽出フローにおいて、ステップS1では、パス抽出ツール等を用いてクリティカルパスを抽出し、関係する回路(クリティカル構成)の素子、ネット名等の情報Cを登録する。これらの情報Cは、パス抽出以外の別の方法で得て登録しても良い。
【0060】
次に、ステップS2のLVS 処理では、レイアウトと回路とを比較して両者の対応付けを行うもので、回路図上の素子、ネット名とレイアウトの該当個所との照合をとり、一致情報Eを登録する。
【0061】
次に、ステップS3では、クリティカルネット、素子を構成するレイアウト上のパターン(図形)を抽出し、その情報Fを登録する。
【0062】
次に、ステップS4では、クリティカル図形に対してOPC に影響を及ぼす近傍の領域を抽出し、OPC クリティカル領域の情報Gを登録する。
【0063】
図5(A)は、図4に示した抽出フローの実施例の一部を説明するために、クリティカルパス構成の図形(全体)を概略的に示している。図5(B)は、図5(A)中の一部(○部分)を取り出してパターンの一例を示している。図5(B)中、51は例えばPoly(ポリシリコン)層配線部、52は例えばメタル層配線部を示している。
【0064】
図5(C)は、図4に示した抽出フローの実施例によるOPC クリティカル領域の抽出結果の一例としてPoly層のクリティカルパスを構成するパターンとそれに近接する図形およびクリティカル領域を示している。
【0065】
図6は、図2中のステップS2におけるDRC 等の図形処理手法によるOPC クリティカル領域の抽出処理の実施例を示すフローチャートである。図7は、図6の抽出フローの実施例を説明するためのパターンの一例を示している。
【0066】
図6に示す抽出フローにおいて、ステップS1では、指定値より細い配線パターン(断線等の問題を比較的起し易い細い配線パターン)を抽出し、配線パターン群情報Bを登録する。
【0067】
次に、ステップS2では、OPC のモデリングでフィッティング(Fitting)残渣が大きいスペース(space)で構成されるパターンを抽出し、クリティカル図形情報Cを登録する。
【0068】
次に、ステップS3では、OPC にとってクリティカル図形情報Cの近傍の領域を抽出し、OPC クリティカル領域情報Dを登録する。
【0069】
なお、前記ステップS2では、OPC として苦手な(OPC にとって厳しい条件となる)パターンのピッチ(pitch)を取り出す処理等を行うようにしても良い。
【0070】
また、前記DRC 等の図形処理手法は、例えばOPC として苦手な図形を他の方法で取り出せれば、それを用いても良い。
【0071】
また、図2中のステップS2においては、前述したようにDRC 等の図形処理手法によるOPC クリティカル領域の抽出を行ったが、これとは別に、OPC として検査が不要な領域(検査不要領域)を抽出するようにしてもよい。
【0072】
図8は、図2中のステップS2におけるDRC 等の図形処理手法によるOPC クリティカル領域の抽出処理の他の実施例(検査不要領域の抽出フロー)を示すフローチャートである。
【0073】
図8に示す抽出フローにおいて、ステップS1では、指定値より太い配線パターン(断線等の問題を比較的起し難い太い配線パターン)を抽出し、配線パターン群情報Bを登録する。
【0074】
次に、ステップS2では、OPC のモデリングで他の配線とのスペース(space)が指定値より大きいスペースパターンを抽出し、検査対象外図形領域(検査不要領域)情報Cを登録する。
【0075】
次に、ステップS3では、OPC にとって検査対象外図形領域情報Cの近傍の領域を抽出し、前記OPC クリティカル領域情報Dの一部として登録する。
【0076】
図9は、図2中のステップS3における人手指定によるOPC クリティカル領域の抽出処理の実施例を説明するためにチップ上のレイアウトの一例を示す。
【0077】
図9に示すように、LSIチップ上にセル領域が隣り合うように配置されている場合、隣り合うセル領域との境界領域をOPC クリティカル領域または検査不要領域として人手により指定する。この際、セル領域の各配線層毎に境界領域と重複する図形パターンを取り出し、その図形パターンの近傍をOPC クリティカル領域と指定することができる。
【0078】
図10は、図1中のステップS5の危険個所フィルタリング(解析対象危険個所取り出し)処理の実施例を示すフローチャートである。
【0079】
図10に示す抽出フローにおいて、ステップS1では、危険個所のエラー量を指定値の大小で分類し、危険個所の情報A1を登録する。
【0080】
次に、ステップS2では、前記危険個所の情報A1についてOPC クリティカル領域との関係の有無を調べ、関係するものをクリティカル領域の種類で分類し、情報Dを登録する。
【0081】
次に、ステップS3では、危険個所エラー量が指定値より大きいものと、危険個所エラー量は小さいがOPC クリティカル領域に関係するものを、解析対象危険個所の情報Eとして登録する。この場合、OPC クリティカル領域に関係する解析対象危険個所は、OPC クリティカル領域の種類毎にレベル分けしており、ステップS6における結果判定の判断材料の一つとなるようにしている。
【0082】
ここで、前記危険個所エラー量の大きさについて説明する。
【0083】
危険個所エラー量が小さいものとは、断線やショートといった致命的なエラーではなく、歩留まりを落とす可能性があるエラーである。このエラーは、図2 のエラーヒストグラムで示されるように、エラー数としては通常は多くなり、全てをチェックすることは時間的に難しい。そこで、全てのエラーからOPC クリティカル領域を用いてチェックすべきエラーを抽出することにより、効果的な検証を行うようにする。
【0084】
危険個所エラー量が大きいものとは、断線やショートといった致命的な問題が生じる可能性があるエラーである。このエラーは、基本的には全てをチェックする必要があるが、この数が指定値より大きい場合にはOPC 自体の妥当性が疑われることとなる。この場合は、先ず、OPC クリティカル領域に関係する部分からチェックする。
【0085】
図11(A)、(B)は、図10に示した実施例における解析対象危険個所抽出処理の実施例を説明するためにパターンの一例を示している。
【0086】
図11(A)は、リソグラフィーチェックで得られた危険個所と、各種の手法を用いて抽出されたOPC クリティカル領域を示す。
【0087】
図11(B)は、前記危険個所をフィルタリングした結果(解析対象危険個所)を示す。ここで、フィルタリングでは、危険個所エラー量が指定値より大きいものと、危険個所エラー量は指定値より小さいがOPC クリティカル領域に関係するものを残すようにしている。前記解析危険個所には、エラー重要度を示すレベル付け(Level1,Level2,…)がされており、解析作業で適宜利用できるようになっている。
【0088】
図2乃至図11を参照して上述したように図1のステップS5の危険個所フィルタリング処理を行った後、図1のステップS6の転写イメージ出力による判定では、危険箇所を含む危険個所近傍パターンに対して詳細なリソグラフィシミュレーションを実行することにより、図16に示したように転写イメージ出力を得る。そして、OPC 結果の問題の有無を判断する。
【0089】
このOPC 結果の問題の有無は、図1中のステップS7に示すマスク作製およびウェハ作製における検査の結果も適宜フィードバックし、判定している。そして、判定の結果、問題となったパターンが存在する場合は、回避策等を検討し、OPC の設定等の最適化およびレイアウト変更等の対処をする。この検証処理は、図12に示したように、細分化されたOPC 処理間においても実現されている。
【0090】
上述したように、高精度OPC フローにおいては、リソグラフィルールチェック結果(OPC危険個所) の検証に際して転写イメージを得る詳細なシミュレーションは多大な時間を要する。この際、リソグラフィルールチェックにより多く出力される危険個所について分類を行い、分類結果に基づいて優先的にOPC クリティカル領域に関係する部分に絞ったチェックを行うことにより、無駄なシミュレーションを省き、OPC 検証のターンアラウンドタイム(TAT)を削減することができる。また、歩留まりに影響を及ぼす可能性がある危険個所、断線やショートといった致命的な問題が生じる可能性がある危険個所のそれぞれついて、OPC クリティカル領域種別で分類し、より高精度のOPC 検証を実現することができる。
【0091】
【発明の効果】
上述したように本発明によれば、LSIのマスクデータに関して光近接効果補正の検証を行う際、従来の検証方法に比べて計算機処理時間および検証時間を大幅に短縮し、かつ、高精度の検証を実現し得る光近接効果補正の検証方法および検証装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る高精度OPC およびその検証処理の全体的なフローおよび検証装置の概略的な構成を示す図。
【図2】図1中のOPC クリティカル領域群のデータCを抽出する処理の実施例を示すフローチャート。
【図3】図2中のステップS1〜S3におけるOPC クリティカル領域の分類処理の実施例を説明するためにパターンの一例を示す図。
【図4】図2中のステップS1におけるクリティカルパス等抽出によるOPC クリティカル領域の抽出処理の実施例を示すフローチャート。
【図5】図4に示した抽出フローの実施例の一部を説明するためにパターンの一例を示す図。
【図6】図2中のステップS2におけるDRC 等の図形処理手法によるOPCクリティカル領域の抽出処理の実施例を示すフローチャート。
【図7】図6の抽出フローの実施例を説明するためのパターンの一例を示す図。
【図8】図2中のステップS2におけるDRC 等の図形処理手法によるOPCクリティカル領域の抽出処理の他の実施例を示すフローチャート。
【図9】図2中のステップS3における人手指定によるOPC クリティカル領域の抽出処理の実施例を説明するためにチップ上のレイアウトの一例を示す図。
【図10】図1中のステップS5の危険個所フィルタリング処理の実施例を示すフローチャート。
【図11】図10に示した実施例における解析対象危険個所抽出処理の実施例を説明するためにパターンの一例を示す図。
【図12】従来の高精度OPC 処理の実施例を示すフローチャート。
【図13】従来のエッチング補正部分とリソグラフィーマスク補正部分を分割したOPC 処理の一例を示すフローチャート。
【図14】従来のOPC 処理におけるパターンに特化した対策の実施例を説明するために示すパターン図。
【図15】従来の高精度OPC およびその検証処理の全体的な流れを示すフローチャート。
【図16】図15中のステップS4のリソグラフィルールチェックの処理とステップS5における転写イメージ出力の一例を説明するために示す図。

Claims (10)

  1. 半導体集積回路のレイアウトパターンを抽出し、光近接効果補正の危険個所を致命的な問題が生じる可能性があるエラーと歩留まりに影響を及ぼす可能性があるエラーに分類する分類ステップと、
    前記分類ステップによる分類の結果に基づいて処理の優先順序を決定するステップ
    とを具備することを特徴とする光近接効果補正の検証方法。
  2. 前記光近接効果補正のクリティカル領域を抽出するクリティカル領域抽出ステップをさらに具備し、
    前記分類ステップは、致命的な問題が生じる可能性がある危険個所、または、歩留まりに影響を及ぼす可能性がある危険個所を抽出し、この抽出結果と前記クリティカル領域抽出ステップにより抽出された光近接効果補正のクリティカル領域との関連を調べてエラーを分類し、分類が重複した部分を削減することを特徴とする請求項1記載の光近接効果補正の検証方法。
  3. 前記分類ステップは、前記クリティカル領域抽出ステップによって抽出されたクリティカル領域の種類毎に前記光近接効果補正の危険個所を分類し、分類が重複した部分および/または歩留まりに影響を及ぼす可能性が小さい部分を削除することを特徴とする請求項2記載の光近接効果補正の検証方法。
  4. 前記クリティカル領域抽出ステップは、回路動作的にクリティカルになる領域に対応したパターンを、クリティカルパス抽出および回路比較を用いて前記クリティカル領域を抽出することを特徴とする請求項2または3記載の光近接効果補正の検証方法。
  5. 前記クリティカル領域抽出ステップは、光近接効果補正またはリソグラフィ、加工プロセスの面で厳しい条件となるスペース、幅等を有するパターンから、デザインルールチェックおよび図形処理コマンド等を用いて前記クリティカル領域を抽出することを特徴とする請求項2または3記載の光近接効果補正の検証方法。
  6. 前記クリティカル領域抽出ステップは、指定値より細い配線パターンおよび光近接効果補正のモデリングでフィッティング残渣が大きいスペースで構成されるパターンの近傍の領域を抽出することを特徴とする請求項5記載の光近接効果補正の検証方法。
  7. 前記クリティカル領域抽出ステップは、さらに、指定値より太い配線パターンおよび指定値より大きいスペースパターンの近傍の領域を、検査対象外の図形領域(検査不要領域)として抽出することを特徴とする請求項5記載の光近接効果補正の検証方法。
  8. 前記クリティカル領域抽出ステップは、光近接効果補正またはリソグラフィ、加工プロセスの面で厳しい条件となるスペース、幅等を有するパターンから、人手を用いて前記クリティカル領域を抽出することを特徴とする請求項2または3記載の光近接効果補正の検証方法。
  9. 前記クリティカル領域抽出ステップは、回路動作的にクリティカルになる領域に対応したパターンを、クリティカルパス抽出および回路比較を用いて前記クリティカル領域として抽出するステップと、光近接効果補正またはリソグラフィ、加工プロセスの面で厳しい条件となるスペース、幅等を有するパターンから、デザインルールチェックおよび図形処理コマンド等を用いて前記クリティカル領域を抽出するステップと、光近接効果補正またはリソグラフィ、加工プロセスの面で厳しい条件となるスペース、幅等を有するパターンから、人手を用いて前記クリティカル領域を抽出するステップとを具備することを特徴とする請求項2または3記載の光近接効果補正の検証方法。
  10. 半導体集積回路のレイアウトパターンを抽出し、光近接効果補正の危険個所を致命的な問題が生じる可能性があるエラーと歩留まりに影響を及ぼす可能性があるエラーに分類する分類処理手段と、
    前記分類処理手段による分類の結果に基づいて処理の優先順序を決定する手段とを具備することを特徴とする光近接効果補正の検証装置。
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