JP2004333767A - ズームレンズ及びそれを有する光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ全長の短縮化を図った携帯性にすぐれた電子スチルカメラに好適な3群よりなるズームレンズ及びそれを有する光学機器を得ること。
【解決手段】物体側より順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、そして正の屈折力の第3レンズ群を有し、各レンズ群を移動させてズーミングを行うズームレンズにおいて、該第1レンズ群は物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと正レンズより成り、該第3レンズ群は物体側に凸面を向けた正レンズを有し、該第1レンズ群内の負レンズの材料の屈折率をn1n、正レンズの材料の屈折率をn1pとするとき、
1.60 < n1n < 1.75
1.65 < n1p < 1.80
なる条件式を満足すること。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスチルカメラやビデオカメラ、そしてデジタルスチルカメラ等に好適なズームレンズ及びそれを有する光学機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、固体撮像素子を用いたビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等、撮像装置(カメラ)の高機能化にともない、それに用いる光学系には広い画角を包含した大口径比のズームレンズが求められている。
【0003】
この種のカメラには、レンズ最後部と撮像素子との間に、ローパスフィルターや色補正フィルターなどの各種光学部材を配置する為、それに用いる光学系には、比較的バックフォーカスの長いレンズ系が要求される。さらに、カラー画像用の撮像素子を用いたカラーカメラの場合、色シェーディングを避けるため、それに用いる光学系には像側のテレセントリック特性の良いものが望まれている。
【0004】
従来より、負の屈折力の第1レンズ群と正の屈折力の第2レンズ群の2つのレンズ群より成り、双方のレンズ間隔を変えて変倍を行う、所謂ショートズームタイプの広画角の2群ズームレンズが種々提案されている。これらのショートズームタイプの光学系では、正の屈折力の第2レンズ群を移動する事で変倍を行い、負の屈折力の第1レンズ群を移動する事で変倍に伴う像点位置の補正を行っている。これらの2つのレンズ群よりなるレンズ構成においては、ズーム倍率は2倍程度である。
【0005】
さらに2倍以上の高い変倍比を有しつつレンズ全体をコンパクトな形状にまとめるため、2群ズームレンズの像側に負または正の屈折力の第3レンズ群を配置し、高倍化に伴って発生する諸収差の補正を行っている、所謂3群ズームレンズが提案されている(例えば特許文献1、2)。
【0006】
3群ズームレンズとしてバックフォーカスとテレセントリック特性を満足する広画角の3群ズームレンズ系が知られている(例えば特許文献3、4)。
【0007】
又3群ズームレンズにおいて負の屈折力の第1レンズ群を固定とし、正の屈折力の第2レンズ群と正の屈折力の第3レンズ群を移動させてズーミングを行うズームレンズが知られている(例えば特許文献5)。
【0008】
又、レンズ構成枚数が比較的少ない3群ズームレンズが知られている(例えば特許文献6〜11)。
【0009】
又、3群ズームレンズにおいて、第1レンズ群を負レンズと正レンズの2枚のレンズで構成し、かつ負レンズ及び正レンズの材料の屈折率を比較的低く押さえ、色収差と像面補正を両立させたものが知られている(例えば特許文献12〜14)。
【特許文献1】
特公平7−3507号公報
【特許文献2】
特公平6−40170号公報
【特許文献3】
特開昭63−135913号公報
【特許文献4】
特開平7−261083号公報
【特許文献5】
特開平3−288113号公報
【特許文献6】
特開2000−4718号公報
【特許文献7】
特開2001−272602号公報
【特許文献8】
特開2002−14284号公報
【特許文献9】
特開2002−48975号公報
【特許文献10】
特許第3035830号公報
【特許文献11】
米国特許第5278698号
【特許文献12】
特開2000−4718号公報
【特許文献13】
特許第3035830号公報
【特許文献14】
米国特許第5278698号
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
35mmフィルム写真用に設計されている3群ズームレンズは、固体撮像素子を用いる光学機器には、バックフォーカスが長すぎ、又テレセントリック特性が良くない為、固体撮像素子を用いる光学機器に、そのまま用いることが難しい。
【0011】
一方近年、カメラのコンパクト化とズームレンズの高倍化を両立する為に、非撮影時に各レンズ群の間隔を撮影状態と異なる間隔まで縮小し、カメラ本体からのレンズの突出量を少なくした所謂沈胴式のズームレンズが広く用いられている。
【0012】
一般に、ズームレンズを構成する各レンズ群のレンズ枚数が多いと、各レンズ群の光軸上の長さが長くなり、又、各レンズ群のズーミング及びフォーカシングにおける移動量が大きいとレンズ全長が長くなり、所望の沈胴長が達成出来なくなり、沈胴式のズームレンズに用いるのが難しくなる。
【0013】
本発明は構成レンズ枚数の少ない、コンパクトで、優れた光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する光学機器の提供を目的とする。
【0014】
この他本発明は、固体撮像素子を用いた撮影系に好適な、構成レンズ枚数の少ない、コンパクト、高変倍比で、優れた光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する光学機器の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明のズームレンズは、
物体側より順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、そして正の屈折力の第3レンズ群を有し、各レンズ群を移動させてズーミングを行うズームレンズにおいて、該第1レンズ群は物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと正レンズより成り、該第3レンズ群は物体側に凸面を向けた正レンズを有し、該第1レンズ群内の負レンズの材料の屈折率をn1n、正レンズの材料の屈折率をn1pとするとき、
1.60 < n1n < 1.75
1.65 < n1p < 1.80
なる条件式を満足する事を特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に図面を用いて本発明のズームレンズ及び光学機器の実施形態について説明する。
【0017】
図1は実施形態1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図2〜図4は実施形態1のズームレンズの広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図である。実施形態1は変倍比3.0倍、開口比2.7〜5.0程度のズームレンズである。
【0018】
図5は実施形態2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図6〜図8は実施形態2のズームレンズの広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図である。実施形態2は変倍比2.2倍、開口比2.7〜4.0程度のズームレンズである。
【0019】
図9は実施形態3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図10〜図12は実施形態3のズームレンズの広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図である。実施形態3は変倍比3.0倍、開口比2.7〜5.0程度のズームレンズである。
【0020】
図1、図5、図9のレンズ断面図において、L1は負の屈折力の第1レンズ群、L2は正の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、SPは開口絞り、IPは像面であり、撮像素子が配置されている。Gは水晶ローパスフィルターや赤外カットフィルター等のガラスブロックである。
【0021】
各実施形態では、物体側より順に、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、そして正の屈折力の第3レンズ群L3の3つのレンズ群より成り、広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群が像側に凸状の軌跡の一部を沿って往復移動し、第2レンズ群L2が物体側に移動し、第3レンズ群L3は像側に単調に又は変曲点をもって移動している。
【0022】
各実施形態では、第2レンズ群L2の移動により主な変倍を行い、第1レンズ群L1の往復移動及び第3レンズ群L3による像側方向への移動によって変倍に伴う像点の移動を補正している。
【0023】
第3レンズ群L3は、撮像素子の小型化に伴うレンズ系全体の屈折力の増大を分担し、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2で構成されるショートズーム系の屈折力を減らす事で特に第1レンズ群L1を構成するレンズでの収差の発生を抑え良好な光学性能を達成している。また、特に固体撮像素子等を用いた撮影装置(光学機器)に必要な像側のテレセントリックな結像を第3レンズ群L3にフィールドレンズの役割を持たせる事で達成している。
【0024】
また、絞りSPを第2レンズ群L2の最も物体側に置き、広角側での入射瞳と第1レンズ群L1との距離を縮める事で第1レンズ群L1を構成するレンズの外径の増大を抑えると共に、第2レンズ群L2の物体側に配置した絞りSPを挟んで第1レンズ群L1と第3レンズ群L3とで軸外の諸収差を打ち消す事で構成レンズ枚数を増やさずに良好な光学性能を得ている。
【0025】
各実施形態においては、負の屈折力の第1レンズ群L1を物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズ11、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ12の2枚のレンズで構成している。
【0026】
第2レンズ群L2は、2枚の正レンズと1枚以上の負レンズを有し、該2枚の正レンズは、各々第2レンズ群L2の最も物体側と最も像側に配置されている。
【0027】
具体的には、正の屈折力の第2レンズL2群を物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ21と、像面側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ22の接合レンズと、両レンズ面が凸面の正レンズ23の3枚のレンズで構成している。
【0028】
第1レンズ群L1の負レンズの少なくとも1つの面と、前記第2レンズ群L2の最も物体側の面は非球面である。正の屈折力の第3レンズ群L3を1つの正レンズ31で構成している。
【0029】
以上の様に、各レンズ群を所望の屈折力配置と収差補正とを両立するレンズ構成とする事により、良好な光学性能を保ちつつ、レンズ系のコンパクト化を達成している。
【0030】
次に具体的に各レンズ群のレンズ構成の特徴について説明する。
【0031】
第1レンズ群L1は、軸外主光線を絞りSPの中心に瞳結像させる役割を持っており、特に広角側のズーム領域においては軸外主光線の屈折量が大きいために軸外諸収差、特に非点収差と歪曲収差が発生し易い。
【0032】
そこで各実施形態では、通常の広画角用の撮影レンズと同様、第1レンズ群L1を最も物体側のレンズ径の増大が抑えられる負レンズと正レンズのレンズ構成としている。
【0033】
そして、メニスカス形状の負レンズ11の像側のレンズ面をレンズ周辺で負の屈折力が弱くなる形状の非球面とする事により、非点収差と歪曲収差をバランス良く補正すると共に、2枚と言う少ないレンズ枚数で第1レンズ群L1を構成し、レンズ全体のコンパクト化を図っている。
【0034】
また第1レンズ群L1を構成する各レンズは、軸外主光線の屈折によって生じる軸外収差の発生を抑えるために絞りSPと光軸が交差する点を中心とする同心球面に近いレンズ形状をとっている。
【0035】
次に第2レンズ群L2は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズ21を配置し、第1レンズ群L1を射出した軸外主光線の屈折角を少なくし、軸外諸収差が発生しない様なレンズ形状としている。
【0036】
また、正レンズ21は、最も軸上光線の通る高さが高いレンズであり、主に球面収差、コマ収差の補正に関与しているレンズである。
【0037】
そこで正レンズ21の物体側のレンズ面をレンズ周辺で正の屈折力が弱くなる形状の非球面とすることにより球面収差、コマ収差を良好に補正している。
【0038】
次に、正レンズ21と接合した負レンズ22のレンズ形状を、像面側に凹面を向けたメニスカス形状とすることで、正レンズ21の物体側のレンズ面で発生した収差をキャンセルしている。
【0039】
次に第3レンズ群L3は、両レンズ面が凸面の正レンズ31より構成し、像側テレセントリックにするためのフィールドレンズとしての役割をも有している。
【0040】
いま、バックフォーカスをsk’、第3レンズ群L3の焦点距離をf3、第3レンズ群L3の結像倍率をβ3とすると、
sk’=f3(1−β3)
の関係が成り立っている。
【0041】
但し、
0<β3<1.0
である。
【0042】
ここで、広角端から望遠端へのズーミングに際して第3レンズ群L3を像側に移動するとバックフォーカスsk’が減少する事になり、第3レンズ群L3の結像倍率β3は望遠側で増大する。
【0043】
すると、結果的に第3レンズ群L3で変倍を分担できて第2レンズ群L2の移動量が減少し、そのためのスペースが節約できるためにレンズ系の小型化に寄与する。
【0044】
各実施形態において、無限遠物体から近距離物体へのフォーカスを行なう場合には、第1レンズ群L1を物体側へ移動する事で良好な光学性能を得られるが、第3レンズ群L3を物体側に移動してフォーカシングしても良い。
【0045】
これによれば、最も物体側に配置した第1レンズ群L1をフォーカシングさせた場合に生じる、前玉径の増大、レンズ重量が最も重い第1レンズ群L1を移動させる事によるアクチュエーターの負荷の増大を防ぎ、さらに第1レンズ群L1と第2レンズ群L2とをカム等で単純に連携してズーミング時に移動させる事が可能となり、メカ構造の簡素化及び精度向上を達成できる。
【0046】
また、第3レンズ群L3にてフォーカシングを行う場合、広角端から望遠端へのズーミングに際して第3レンズ群L3を像側に移動する事により、フォーカシングの際の移動量の大きい望遠端を像面側に配置する事が出来る為、ズーミング及びフォーカシングで必要となる第3レンズ群L3の全ての移動量を少なくする事が可能となり、これによってレンズ系のコンパクト化を達成している。
【0047】
次に各実施形態の前述した特徴以外の特徴について説明する。
【0048】
◎第1レンズ群L1内の負レンズの材料の屈折率をn1n、正レンズの材料の屈折率をn1pとするとき、
1.60 < n1n < 1.75 ・・・(1)
1.65 < n1p < 1.80 ・・・(2)
なる条件式を満足している。
【0049】
条件式(1)の上限値又は条件式(2)の下限値を超えると、第1レンズ群L1のペッツバール和が正の方向に増大し、像面彎曲の補正が困難となる。また、条件式(1)の下限値又は条件式(2)の上限値を超えると、広角端のズーム位置での歪曲収差及び倍率色収差補正が困難となり好ましくない。
【0050】
更に好ましくは、条件式(1)、(2)の数値範囲を次の如くするのが良い。
【0051】
1.65 < n1n < 1.7 ・・・(1a)
1.68 < n1p < 1.78 ・・・(2a)
◎第1レンズ群L1の焦点距離をf1、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
−2.7 < f1/fw < −1.6 ・・・(3)
なる条件式を満足している。
【0052】
条件式(3)の上限値を超えると、光学系の全長は短くなるが、第1レンズ群L1の焦点距離が短くなることで、変倍域全体の収差補正、特に歪曲収差の補正が困難となり好ましくない。また、条件式(3)の下限値を超えると、変倍時の第1レンズ群L1の移動量が増大し、光学系の全長が長くなるので好ましくない。
【0053】
更に好ましくは、条件式(3)の数値範囲を次の如くするのが良い。
【0054】
−2.5 < f1/fw < −1.8 ・・・(3a)
◎第2レンズ群L2の焦点距離をf2、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
1.5 < f2/fw < 2.2 ・・・(4)
なる条件式を満足している。
【0055】
条件式(4)の上限値を超えると、変倍時の第2レンズ群L2の移動量が増大し、光学系の全長が長くなるので好ましくない。また、条件式(4)の下限値を超えると、光学系の全長は短くなるが、第2レンズ群L2の焦点距離が短くなることで、変倍域全体の収差補正が困難となり好ましくない。
【0056】
更に好ましくは、条件式(4)の数値範囲を次の如くするのが良い。
【0057】
1.6 < f2/fw < 2.0 ・・・(4a)
◎第1レンズ群L1の最も物体側に配置されたレンズの物体側頂点から、第1レンズ群L1の最も像側に配置されたレンズの像側頂点までの距離をDL1、第2レンズ群L2の最も物体側に配置されたレンズの物体側頂点から、第2レンズ群L2の最も像側に配置されたレンズの像側頂点までの距離をDL2、第3レンズ群L3の最も物体側に配置されたレンズの物体側頂点から、第3レンズ群L3の最も像側に配置されたレンズの像側頂点までの距離をDL3、広角端における全系の焦点距離をfwするとき、
1.5 <(DL1+DL2+DL3)/fw < 2.5 ・・・(5)
なる条件式を満足している。
【0058】
条件式(5)の上限値を超えると、各レンズの厚みが相対的に厚くなる為、レンズ沈胴全長を短くする事が難しくなるので好ましくない。
【0059】
条件式(5)の下限値を超えると、各レンズの厚みが薄くなり沈胴時のレンズ全長を短くする事が可能になるが、各レンズの厚みを薄くする為には各レンズの曲率を緩くしなければならず、この為に各レンズ群の焦点距離が長くなる。各レンズ群の焦点距離が長くなると、必然的に各レンズ群の変倍に伴う移動量が大きくなることで、各レンズ群を移動させるカム筒が長くなり、レンズの厚みが薄くなっても逆に沈胴長時のレンズ全長が長くなってしまい好ましくない。
【0060】
更に好ましくは、条件式5の数値範囲を次の如くするのが良い。
【0061】
1.6 <(DL1+DL2+DL3)/fw < 2.3 ・・・(5a)
各実施形態では以上の様に各要素を設定する事により、特に、固体撮像素子を用いた撮影系に好適な、構成レンズ枚数が少なくコンパクトで、特に沈胴式のズームレンズに適した、変倍比が2〜3倍程度の優れた光学性能を有するズームレンズが達成している。
【0062】
又、各実施形態によればレンズ群中に効果的に非球面を導入し、特に第1レンズ群と第2レンズ群の屈折力を適切に設定することによって軸外諸収差、特に非点収差・歪曲収差および大口径比化した際の球面収差の補正が効果的に行っている。
【0063】
又、各実施形態によれば次の事項のうち少なくとも1つを満足するズームレンズを得ることができる。
【0064】
即ち、
・広画端の画角を大きくしながら、高性能、コンパクト化を図る事。
【0065】
・特に広角側での非点収差、歪曲収差を良好に補正する事。
【0066】
・感度の低い高画素撮像素子に好適な大口径比化を図る事。
【0067】
・構成レンズ枚数を最小としながら、固体撮像素子を用いた撮影系に好適な良好な像側テレセントリック結像をもたせる事。
【0068】
・広角端のみならずズーム全域で歪曲収差を良好に補正する事。
【0069】
・像側テレセントリック結像のズームによる変動を小さくする事。
【0070】
・テレセントリック結像を保ったまま変倍レンズ群の移動量を減らし、レンズ系全体のさらなる小型化を達成する事。
【0071】
・近距離物体へのフォーカシング機構を簡素化する事。
等である。
【0072】
以下に、本発明の実施形態1〜3に各々対応する数値実施例1〜3を示す。各数値実施例において、iは物体側からの面の順番を示し、riは各面の曲率半径、diは第i面と第i+1との間の部材肉厚又は空気間隔、ni、νiはそれぞれd線に対する屈折率、アッベ数を示す。また、もっとも像側の2つの面は水晶ローパスフィルター、赤外カットフィルター等に相当するガラスブロックGである。非球面形状は光軸からの高さHの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき、
【0073】
【数1】
Figure 2004333767
【0074】
で表される。但しRは曲率半径、Kは円錐定数、B,C,Dは非球面係数である。
【0075】
又、「0−X」は「×10−X」を意味している。fは焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角を示す。
【0076】
又、前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表1に示す。
【0077】
【外1】
Figure 2004333767
【0078】
【外2】
Figure 2004333767
【0079】
【外3】
Figure 2004333767
【0080】
【表1】
Figure 2004333767
【0081】
次に実施形態1〜3に示したようなズームレンズを撮影光学系として用いたデジタルスチルカメラの実施形態を図13を用いて説明する。
【0082】
図13において、20はカメラ本体、21は実施形態1〜3で説明したいずれかのズームレンズによって構成された撮影光学系、22はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)、23は固体撮像素子22によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録するメモリ、24は液晶ディスプレイパネル等によって構成され、固体撮像素子22上に形成された被写体像を観察するためのファインダである。
【0083】
このように本発明のズームレンズをデジタルスチルカメラ等の光学機器に適用することにより、小型で高い光学性能を有する光学機器が実現できる。
【0084】
【発明の効果】
本発明によれば、構成レンズ枚数の少ない、コンパクトで、優れた光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する光学機器を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のズームレンズの光学断面図。
【図2】実施形態1のズームレンズの広角端での収差図。
【図3】実施形態1のズームレンズの中間のズーム位置での収差図。
【図4】実施形態1のズームレンズの望遠端での収差図。
【図5】実施形態2のズームレンズの光学断面図。
【図6】実施形態2のズームレンズの広角端での収差図。
【図7】実施形態2のズームレンズの中間のズーム位置での収差図。
【図8】実施形態2のズームレンズの望遠端での収差図。
【図9】実施形態3のズームレンズの光学断面図。
【図10】実施形態3のズームレンズの広角端での収差図。
【図11】実施形態3のズームレンズの中間のズーム位置での収差図。
【図12】実施形態3のズームレンズの望遠端での収差図。
【図13】本発明の光学機器の概略図。
【符号の説明】
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
SP 絞り
IP 像面
d d線
g g線
ΔS サジタル像面
ΔM メリディオナル像面
G ガラスブロック

Claims (11)

  1. 物体側より順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、そして正の屈折力の第3レンズ群を有し、各レンズ群を移動させてズーミングを行うズームレンズにおいて、該第1レンズ群は物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと正レンズより成り、該第3レンズ群は物体側に凸面を向けた正レンズを有し、該第1レンズ群内の負レンズの材料の屈折率をn1n、正レンズの材料の屈折率をn1pとするとき、
    1.60 < n1n < 1.75
    1.65 < n1p < 1.80
    なる条件式を満足する事を特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第2レンズ群は、2枚の正レンズと1枚以上の負レンズを有し、該2枚の正レンズは、各々第2レンズ群の最も物体側と最も像側に配置されている事を特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 前記第2レンズ群は物体側より順に、正レンズと負レンズの接合レンズ、両レンズ面が凸面の正レンズより成る事を特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
  4. 広角端から望遠端へのズーミング動作に際して、前記第1レンズ群は像側に凸状の軌跡で移動し、前記第2レンズ群は物体側に単調に移動し、前記第3レンズ群は像側に移動する事を特徴とする請求項1、2又は3のズームレンズ。
  5. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
    −2.7 < f1/fw < −1.6
    なる条件式を満足する事を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項のズームレンズ。
  6. 前記第2レンズ群の焦点距離をf2、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
    1.5 < f2/fw < 2.2
    なる条件式を満足する事を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項のズームレンズ。
  7. 前記第1レンズ群の最も物体側に配置されたレンズの物体側頂点から、該第1レンズ群の最も像側に配置されたレンズの像側頂点までの距離をDL1、前記第2レンズ群の最も物体側に配置されたレンズの物体側頂点から、該第2レンズ群の最も像側に配置されたレンズの像側頂点までの距離をDL2、前記第3レンズ群の最も物体側に配置されたレンズの物体側頂点から、該第3レンズ群の最も像側に配置されたレンズの像側頂点までの距離をDL3、広角端における全系の焦点距離をfwするとき、
    1.5 <(DL1+DL2+DL3)/fw < 2.5
    なる条件式を満足する事を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項のズームレンズ。
  8. 前記第1レンズ群の負レンズの少なくとも1つの面と、前記第2レンズ群の最も物体側の面は非球面であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項のズームレンズ。
  9. 前記第3レンズ群を物体側に移動させて無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングを行う事を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項のズームレンズ。
  10. 撮像素子に像を形成する為の光学系であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項のズームレンズ。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項のズームレンズを有していることを特徴とする光学機器。
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