JP2006194975A - ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 負の屈折力の第1レンズ群G1、正の屈折力の第2レンズ群G2、正の屈折力の第3レンズ群G3を有し、各群の間隔を変化させて広角端から望遠端への変倍を行うズームレンズであり、第1レンズ群G1は、物体側より順に、1枚の負レンズと1枚の正レンズの2枚で構成され、第2レンズ群G2は、2枚の正レンズと1枚の負レンズを有し、第3レンズ群は、1枚の正レンズで構成され、各レンズ群の光軸上の厚さの和の条件式(1)を満足する。
【選択図】 図1
Description
前記第1レンズ群は、物体側より順に、1枚の負レンズと1枚の正レンズの2枚で構成され、
前記第2レンズ群は、2枚の正レンズと1枚の負レンズを有し、
前記第3レンズ群は、1枚の正レンズで構成され、
以下の条件式を満足することを特徴とするものである。
ただし、Σd1 :第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光 軸上の厚さ、
Σd2 :第2レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光 軸上の厚さ、
Σd3 :第3レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光 軸上の厚さ、
ft :望遠端でのズームレンズ全系の焦点距離、
である。
ただし、Σd1 :第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光 軸上の厚さ、
Σd2 :第2レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光 軸上の厚さ、
Σd3 :第3レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光 軸上の厚さ、
ft :望遠端でのズームレンズ全系の焦点距離、
である。
0.30<(Σd1 +Σd2 +Σd3 )/ft <0.64
としてもよい。
さらには、以下を満足すると、なおよい。
(1)” 0.53<(Σd1 +Σd2 +Σd3 )/ft <0.56
条件式(1)を満たしてズームレンズを小型化すると、光学系を構成する各レンズのパワーが強くなるため、収差補正が難しくなって高い光学性能を満たすことが難しくなるし、レンズ部品の製造誤差や組み立て誤差による影響を受けやすくなり、光学性能の劣化が生じる懸念もある。本発明の後記の実施例では、以下のように光学系に様々な工夫を施すことで、高い光学性能を維持することに成功している。
ただし、f1 :第1レンズ群の焦点距離、
f2 :第2レンズ群の焦点距離、
である。
さらには、以下を満足すると、なおよい。
第1レンズ群内の負レンズと正レンズの焦点距離について、以下の条件式を満たすようにすることが好ましい。
ただし、f11:第1レンズ群の負レンズの焦点距離、
f12:第1レンズ群の正レンズの焦点距離、
である。
さらには、以下を満足すると、なおよい。
また、第1レンズ群の負レンズは、像面側に凹面を向けた形状とし、像面側の凹面に非球面を配置するとよい。この面を非球面とすると、軸外の非点収差、歪曲収差補正に効果的である。
ただし、SF12=(R11−R12)/(R11+R12)で定義され、
R11:第1レンズ群の正レンズの物体側面の近軸曲率半径、
R12:第1レンズ群の正レンズの像側面の近軸曲率半径,
である。
さらには、以下を満足すると、なおよい。
第2レンズ群のレンズ構成は、物体側から順に、正レンズ、正レンズと負レンズの接合レンズの3枚からなる構成を採用することが好ましい。このような構成にすると、第2レンズ群の前側主点位置を物体側に出すことができるので、変倍時の第2レンズ群の移動量を少なくすることができる。そのため、沈胴時の鏡筒のコンパクト化に貢献する。さらに接合レンズを配置することで、軸上色収差、倍率色収差を補正できる。
ただし、f21:第2レンズ群の最も物体側の正レンズの焦点距離、
f23:第2レンズ群の接合レンズの焦点距離、
である。
さらには、以下を満足すると、なおよい。
第2レンズ群内の接合レンズにおいて、接合される正レンズは両凸形状として、接合面を像面側に凸の形状とすることが好ましい。縁肉を確保するためには、接合レンズ中の正レンズをメニスカス形状の正レンズとし、接合面を物体側に凸の形状にする方が有利である。しかしながら、接合レンズの肉厚の製造誤差による像面湾曲の発生が起こりやすくなってしまう。光学性能確保の点では、この正レンズは接合面を像面側に凸形状とした両凸形状とするのが好ましい。
ただし、f23:第2レンズ群の接合レンズの焦点距離、
Rcem :第2レンズ群の接合レンズにおける接合面の近軸曲率半径、
である。
さらには、以下を満足すると、なおよい。
接合される正レンズの屈折率は1.75以上の硝材を用いることが好ましい。このような硝材を用いると、レンズ面の曲率を大きくすることなく所望の屈折力が得られるので、収差発生量を最小限に抑えることができる。
ただし、SF12=(R21−R22)/(R21+R22)で定義され、
R21:第2レンズ群の最も物体側の正レンズの物体側面の近軸曲率半径、
R22:第2レンズ群の最も物体側の正レンズの像側面の近軸曲率半径、
である。
さらには、以下を満足すると、なおよい。
本発明の後記の実施例に示すように、第3レンズ群は1枚の正レンズのみからなる構成とすることが好ましい。本発明の構成の負、正、正タイプのズームレンズでの第3レンズ群の役割は、主に軸外の光線を屈折させることでCCD面等の受光面への光線の入射角を適切な角度範囲になるようコントロールし、受光面上に効率的に光線を入射させることである。この目的のためには、1枚の正レンズのみで十分である。また、第3レンズ群は通過する軸外光線高が高くなる場所でもあるので、軸外の非点収差や歪曲収差補正の役割を担わせることもできるが、1枚のレンズのみでも実用的な収差レベルの補正は可能である。したがって、1枚の正レンズのみで必要十分であり、レンズ枚数を増やして必要以上にレンズ系の軸上厚さが厚くなってしまうのを回避することが好ましい。
ただし、asp31:第3レンズ群に配置された非球面の有効径での非球面偏倚量であり、非球面偏倚量は、非球面の面頂を面頂とし、曲率半径を非球面の近軸曲率半径とした球面から非球面までの光軸方向での距離であり、
fw :広角端でのズームレンズ全系の焦点距離、
である。
さらには、以下を満足すると、なおよい。
また、第3レンズ群の正レンズの形状が、以下の条件式を満たすことが好ましい。
ただし、SF31=(R31−R32)/(R31+R32)で定義され、
R31:第3レンズ群の正レンズの物体側面の近軸曲率半径、
R32:第3レンズ群の正レンズの像側面の近軸曲率半径、
である。
さらには、以下を満足すると、なおよい。
開口絞りを配置する位置は、第1レンズ群と第2レンズ群の間に配置することが好ましい。こうすると、入射瞳位置を浅くできるため前玉径が小さくでき、結果として光軸上のレンズ肉厚を薄くできる。そのため、厚さ方向のコンパクト化に貢献する。また、射出瞳位置を結像位置から遠くできるので、CCD等の撮像素子に射出する光線角度を小さくでき、画面隅でのシェーディングの発生を防ぐことができる。また、開口絞りを変倍時に第2レンズ群と一体で移動する構成とすることが好ましい。それにより、機構を単純にできる。しかも、沈胴時のデッドスペースが発生し難く、広角端と望遠端のF値差も小さくできる。
(11) 1.7000<nd2<2.3000
ただし、nd1:前記第1レンズ群内の負レンズの屈折率、
nd2:前記第1レンズ群内の正レンズの屈折率、
である。
(13) 0.0<nd2−nd1<0.5
(14) 16.0<νd1−νd2<50.0
(15) 0.10<Σd1 /ft <0.50
ただし、νd2:前記第1レンズ群内の正レンズのアッベ数、
νd1:前記第1レンズ群内の負レンズのアッベ数、
nd1:前記第1レンズ群内の負レンズの屈折率、
nd2:前記第1レンズ群内の正レンズの屈折率、
Σd1 :前記第1レンズ群の最も物体側の面から最も像側の面までの軸上厚み、 ft :望遠端でのズームレンズ全系の焦点距離、
である。
(11)’ 1.8000<nd2<2.0000
(12)’ 30.5<νd2<46.0
(13)’ 0.05<nd2−nd1<0.45
さらには、以下を満足するとなおよい。
(11)” 1.8500<nd2<1.9500
(12)” 31.0<νd2<42.0
(13)” 0.1<nd2−nd1<0.3
なお、広角端から望遠端への変倍時には、第1レンズ群は像側に凸の軌跡を描いて移動し、第2レンズ群は物体側へのみ移動するように構成することが好ましい。それにより、射出瞳距離を適切に保ちながら、全長をコンパクトにすることができる。
ただし、νd1:前記第1レンズ群内の負レンズのアッベ数、
である。
さらには、以下を満足すると、なおよい。
本発明のズームレンズを採用するには、以下の条件式を満足するのがよい。
ただし、Σd1 :前記第1レンズ群の最も物体側の面から最も像側の面までの軸上厚み、 ft :望遠端でのズームレンズ全系の焦点距離、
である。
さらには、以下を満足すると、なおよい。
なお、上述した構成要件を種々組み合わせて構成してもよい。
+A4 y4 +A6 y6 +A8 y8 +A10y10
ただし、rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A4 、A6 、A8 、A10はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。
実施例1
r1 = 486.879 d1 = 1.20 nd1 =1.74330 νd1 =49.33
r2 = 6.572 (非球面) d2 = 1.84
r3 = 11.096 d3 = 2.64 nd2 =1.90366 νd2 =31.31
r4 = 29.983 d4 = (可変)
r5 = ∞(絞り) d5 = 0.20
r6 = 9.565 (非球面) d6 = 2.40 nd3 =1.58313 νd3 =59.46
r7 = -32.947 (非球面) d7 = 0.10
r8 = 10.752 d8 = 2.31 nd4 =1.77250 νd4 =49.60
r9 = -10.752 d9 = 0.70 nd5 =1.64769 νd5 =33.79
r10= 5.145 d10= (可変)
r11= 15.888 d11= 1.74 nd6 =1.58313 νd6 =59.46
r12= -92.317 (非球面) d12= (可変)
r13= ∞ d13= 0.86 nd7 =1.54771 νd7 =62.84
r14= ∞ d14= 0.50
r15= ∞ d15= 0.50 nd8 =1.51633 νd8 =64.14
r16= ∞ d16= 0.43
r17= ∞(像面)
非球面係数
第2面
K = -0.639
A4 = -2.98759×10-5
A6 = 3.27427×10-6
A8 = -1.20087×10-7
A10= 1.35884×10-9
第6面
K = 0.000
A4 = -2.50030×10-4
A6 = -5.47642×10-6
A8 = -2.75670×10-7
A10= 7.44525×10-10
第7面
K = 0.000
A4 = 1.00025×10-5
A6 = -4.46990×10-6
A8 = -2.98489×10-7
A10= 5.19077×10-9
第12面
K = 0.000
A4 = 9.29735×10-5
A6 = -3.43799×10-6
A8 = 5.61229×10-8
A10= 0
ズームデータ(∞)
WE ST TE
f (mm) 8.160 12.898 23.519
FNO 2.78 3.37 5.00
2ω (°) 60.6 39.1 21.5
d4 18.95 8.79 2.56
d10 8.51 12.48 24.73
d12 3.93 4.69 3.27 。
実施例2
r1 = 294.078 d1 = 1.20 nd1 =1.74330 νd1 =49.33
r2 = 6.502 (非球面) d2 = 1.80
r3 = 10.826 d3 = 2.57 nd2 =1.90366 νd2 =31.31
r4 = 27.909 d4 = (可変)
r5 = ∞(絞り) d5 = 0.19
r6 = 9.136 (非球面) d6 = 2.18 nd3 =1.58313 νd3 =59.46
r7 = -39.275 (非球面) d7 = 0.10
r8 = 10.822 d8 = 2.50 nd4 =1.77250 νd4 =49.60
r9 = -9.099 d9 = 0.70 nd5 =1.64769 νd5 =33.79
r10= 5.101 d10= (可変)
r11= 15.878 d11= 1.67 nd6 =1.58313 νd6 =59.46
r12= -85.491 (非球面) d12= (可変)
r13= ∞ d13= 0.86 nd7 =1.54771 νd7 =62.84
r14= ∞ d14= 0.50
r15= ∞ d15= 0.50 nd8 =1.51633 νd8 =64.14
r16= ∞ d16= 0.42
r17= ∞(像面)
非球面係数
第2面
K = -0.596
A4 = -2.94826×10-5
A6 = 2.52126×10-6
A8 = -9.55661×10-8
A10= 1.01269×10-9
第6面
K = -5.804
A4 = 7.57126×10-4
A6 = -2.09226×10-5
A8 = 6.30687×10-7
A10= -1.52351×10-9
第7面
K = 0.000
A4 = 1.12664×10-4
A6 = 5.88091×10-6
A8 = -2.73515×10-7
A10= 2.10480×10-8
第12面
K = 0.000
A4 = 8.66591×10-5
A6 = -2.64058×10-6
A8 = 4.05681×10-8
A10= 0
ズームデータ(∞)
WE ST TE
f (mm) 8.160 12.848 23.520
FNO 2.79 3.36 4.99
2ω (°) 60.6 39.2 21.5
d4 18.23 8.47 2.18
d10 8.33 12.15 23.83
d12 3.64 4.36 3.26 。
実施例3
r1 = 486.879 d1 = 1.20 nd1 =1.76802 νd1 =49.24
r2 = 6.645 (非球面) d2 = 1.84
r3 = 11.096 d3 = 2.64 nd2 =1.90366 νd2 =31.31
r4 = 29.983 d4 = (可変)
r5 = ∞(絞り) d5 = 0.20
r6 = 9.545 (非球面) d6 = 2.40 nd3 =1.58313 νd3 =59.46
r7 = -27.157 (非球面) d7 = 0.10
r8 = 11.231 d8 = 2.31 nd4 =1.77250 νd4 =49.60
r9 = -10.413 d9 = 0.70 nd5 =1.64769 νd5 =33.79
r10= 5.145 d10= (可変)
r11= 18.541 d11= 1.74 nd6 =1.58313 νd6 =59.46
r12= -48.356 (非球面) d12= (可変)
r13= ∞ d13= 0.86 nd7 =1.54771 νd7 =62.84
r14= ∞ d14= 0.50
r15= ∞ d15= 0.50 nd8 =1.51633 νd8 =64.14
r16= ∞ d16= 0.43
r17= ∞(像面)
非球面係数
第2面
K = -0.640
A4 = -1.93128×10-5
A6 = 3.09412×10-6
A8 = -1.14942×10-7
A10= 1.33472×10-9
第6面
K = 0.000
A4 = -3.03396×10-4
A6 = -8.09623×10-6
A8 = -2.93773×10-7
A10= -5.59229×10-9
第7面
K = 0.000
A4 = -2.34522×10-5
A6 = -7.40484×10-6
A8 = -3.02179×10-7
A10= -2.62318×10-10
第12面
K = 0.000
A4 = 9.38135×10-5
A6 = -2.59439×10-6
A8 = 4.06888×10-8
A10= 0
ズームデータ(∞)
WE ST TE
f (mm) 8.160 12.898 23.517
FNO 2.80 3.40 4.99
2ω (°) 60.6 38.9 21.5
d4 18.86 9.05 2.59
d10 9.32 13.42 25.08
d12 3.39 4.08 3.32 。
実施例4
r1 = 318.320 d1 = 1.20 nd1 =1.76802 νd1 =49.24
r2 = 6.577 (非球面) d2 = 1.82
r3 = 11.349 d3 = 2.42 nd2 =2.08200 νd2 =30.40
r4 = 25.614 d4 = (可変)
r5 = ∞(絞り) d5 = 0.20
r6 = 9.567 (非球面) d6 = 2.40 nd3 =1.58313 νd3 =59.46
r7 = -24.132 (非球面) d7 = 0.10
r8 = 12.907 d8 = 2.31 nd4 =1.77250 νd4 =49.60
r9 = -8.977 d9 = 0.70 nd5 =1.64769 νd5 =33.79
r10= 5.412 d10= (可変)
r11= 15.888 d11= 1.74 nd6 =1.58313 νd6 =59.46
r12= -94.482 (非球面) d12= (可変)
r13= ∞ d13= 0.86 nd7 =1.54771 νd7 =62.84
r14= ∞ d14= 0.50
r15= ∞ d15= 0.50 nd8 =1.51633 νd8 =64.14
r16= ∞ d16= 0.43
r17= ∞(像面)
非球面係数
第2面
K = -0.629
A4 = -3.38899×10-5
A6 = 3.12452×10-6
A8 = -1.21401×10-7
A10= 1.36173×10-9
第6面
K = 0.000
A4 = -3.78307×10-4
A6 = -8.54823×10-6
A8 = -3.26150×10-7
A10= -1.05875×10-8
第7面
K = 0.000
A4 = -5.94059×10-5
A6 = -8.00131×10-6
A8 = -2.99719×10-7
A10= -4.82349×10-9
第12面
K = 0.000
A4 = 8.69257×10-5
A6 = -2.84130×10-6
A8 = 4.77586×10-8
A10= 0
ズームデータ(∞)
WE ST TE
f (mm) 8.160 12.899 23.519
FNO 2.80 3.39 5.04
2ω (°) 60.6 39.1 21.5
d4 18.94 8.85 2.66
d10 8.40 12.43 24.75
d12 4.07 4.79 3.32 。
以上の実施例1〜4の無限遠物点合焦時の収差図をそれぞれ図2〜図5に示す。これらの収差図において、(a)は広角端、(b)は中間状態、(c)は望遠端における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。各図中、“FIY”は最大像高を示す。
(1) 0.550 0.540 0.550 0.540
(2) -1.353 -1.383 -1.312 -1.356
(3) -0.491 -0.491 -0.479 -0.506
(4) -0.460 -0.441 -0.460 -0.386
(5) -0.355 -0.336 -0.350 -0.410
(6) 3.404 4.231 3.514 3.279
(7) -1.818 -1.606 -2.084 -2.314
(8) 0.00344 0.00377 0.00447 0.00376
(9) -1.416 -1.456 -2.244 -1.404
(10) 1.74330 1.74330 1.76802 1.76802
(11) 1.90366 1.90366 1.90366 2.08200
(12) 31.310 31.310 31.310 30.400
(13) 0.160 0.160 0.136 0.314
(14) 18.020 18.020 17.930 18.840
(15) 0.242 0.237 0.242 0.231
。
G2…第2レンズ群
G3…第3レンズ群
S…開口絞り
F…ローパスフィルタ
C…カバーガラス
I…像面
E…観察者眼球
40…デジタルカメラ
41…撮影光学系
42…撮影用光路
43…ファインダー光学系
44…ファインダー用光路
45…シャッターボタン
46…フラッシュ
47…液晶表示モニター
49…CCD
50…カバー部材
51…処理手段
52…記録手段
53…ファインダー用対物光学系
55…正立プリズム
57…視野枠
59…接眼光学系
60…カバー
61…焦点距離変更ボタン
62…設定変更スイッチ
Claims (12)
- 物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群を有し、各群の間隔を変化させて広角端から望遠端への変倍を行うズームレンズにおいて、
前記第1レンズ群は、物体側より順に、1枚の負レンズと1枚の正レンズの2枚で構成され、
前記第2レンズ群は、2枚の正レンズと1枚の負レンズを有し、
前記第3レンズ群は、1枚の正レンズで構成され、
以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
(1) (Σd1 +Σd2 +Σd3 )/ft <0.64
ただし、Σd1 :第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光 軸上の厚さ、
Σd2 :第2レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光 軸上の厚さ、
Σd3 :第3レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光 軸上の厚さ、
ft :望遠端でのズームレンズ全系の焦点距離、
である。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
(2) −1.6<f1 /f2 <−1.1
ただし、f1 :第1レンズ群の焦点距離、
f2 :第2レンズ群の焦点距離、
である。 - 前記第1レンズ群が以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2記載のズームレンズ。
(3) 0.25<|f11/f12|<0.60
ただし、f11:第1レンズ群の負レンズの焦点距離、
f12:第1レンズ群の正レンズの焦点距離、
である。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載のズームレンズ。
(4) −0.6<SF12<−0.1
ただし、SF12=(R11−R12)/(R11+R12)で定義され、
R11:第1レンズ群の正レンズの物体側面の近軸曲率半径、
R12:第1レンズ群の正レンズの像側面の近軸曲率半径,
である。 - 前記第2レンズ群は、物体側から順に、正レンズ、正レンズと負レンズの接合レンズからなることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載のズームレンズ。
- 前記第2レンズ群が以下の条件式を満足することを特徴とする請求項5記載のズームレンズ。
(5) −0.90<f21/f23<−0.15
ただし、f21:第2レンズ群の最も物体側の正レンズの焦点距離、
f23:第2レンズ群の接合レンズの焦点距離、
である。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項5又は6記載のズームレンズ。
(6) 1.0<f23/Rcem <6.0
ただし、f23:第2レンズ群の接合レンズの焦点距離、
Rcem :第2レンズ群の接合レンズにおける接合面の近軸曲率半径、
である。 - 前記第2レンズ群の最も物体側の正レンズが以下条件式を満足する非球面レンズであることを特徴とする請求項5から7の何れか1項記載のズームレンズ。
(7) −5.0<SF21<−1.0
ただし、SF12=(R21−R22)/(R21+R22)で定義され、
R21:第2レンズ群の最も物体側の正レンズの物体側面の近軸曲率半径、
R22:第2レンズ群の最も物体側の正レンズの像側面の近軸曲率半径、
である。 - 前記第3レンズ群が以下の条件式を満足する非球面を有することを特徴とする請求項1から8の何れか1項記載のズームレンズ。
(8) 0.001<|asp31/fw |<0.02
ただし、asp31:第3レンズ群に配置された非球面の有効径での非球面偏倚量であり、非球面偏倚量は、非球面の面頂を面頂とし、曲率半径を非球面の近軸曲率半径とした球面から非球面までの光軸方向での距離であり、
fw :広角端でのズームレンズ全系の焦点距離、
である。 - 前記第3レンズ群の正レンズが以下の条件を満足することを特徴とする請求項1から9の何れか1項記載のズームレンズ。
(9) −8.0<SF31<0.0
ただし、SF31=(R31−R32)/(R31+R32)で定義され、
R31:第3レンズ群の正レンズの物体側面の近軸曲率半径、
R32:第3レンズ群の正レンズの像側面の近軸曲率半径、
である。 - 物体側から順に、前記負の屈折力の第1レンズ群、前記正の屈折力の第2レンズ群、前記正の屈折力の第3レンズ群からなる3群ズームレンズとして構成したことを特徴とする請求項1から10の何れか1項記載のズームレンズ。
- 請求項1から11の何れか1項記載のズームレンズと、その像側に配され、前記ズームレンズにより形成される像を電気信号に変換する撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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