JP2004307180A - エレベータ制御システム - Google Patents

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Naohiko Suzuki
直彦 鈴木
Masafumi Iwata
雅史 岩田
Koichi Sasagawa
耕一 笹川
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Abstract

【課題】乗車予定のある乗客に対してのみ運転サービスを行うことができ、乗車予定にない乗客に対しては無駄な運転サービスを実行することなく、乗客別の運転サービスの利便性及び確実性の向上を図るエレベータ制御システムを得る。
【解決手段】エレベータに乗車する乗客の乗車予定行動に基づいて乗車予定情報を出力する乗客行動検出手段112と、乗客の乗客属性情報を検出する乗客属性情報検出手段121と、前記乗客行動検出手段からの乗車予定情報と前記乗客属性情報検出手段からの乗客属性情報とに基づいてエレベータの制御を行う制御手段(131,151)とを備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乗客に対応した乗場呼び及びかご呼びの自動登録や戸制御設定等の運転サービスを行うエレベータ制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のエレベータ制御システムとして、目的階に関する情報及び乗客の個人ID情報を含んだデータを無線で送信する情報送信機を乗客に所持させ、認識装置で受信したデータと記憶装置に記憶されたデータから目的階を取り出し、エレベータ制御機構に目的階データを供給することで自動で呼び登録するものがあった(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、乗客により携帯可能な階指定無線信号発信装置を操作して利用階に対応した乗場呼び登録信号及びかご呼び登録信号を発信し、階指定無線受信装置により、その呼び登録信号に受信に基づいて階指定信号を送信し、階指定制御装置により、受信した階指定信号に基づいて駆動制御装置及び扉制御装置に制御信号を送信することで、エレベータの制御を行うものがあった(例えば特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−81143号公報(図1)
【特許文献2】
特開昭62−157183号公報(図面)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエレベータ制御システムは、上述した無線信号による乗客属性情報が検出された時点で自動呼び登録を行い、乗客の乗車予定に関係なくエレベータホール付近に到着した乗客に対して乗場呼び及びかご呼び登録が自動で行われていたので、乗車予定のない乗客がエレベータホールに到着すると無駄な乗場呼び及びかご呼びが自動登録され、エレベータの運行効率が悪化するという問題点があった。
【0006】
また、リモコン等の携帯無線送信装置を乗車時に操作して行う乗場呼び及びかご呼びの登録は、携帯無線情報装置をカバンや衣服のポケットから毎回取り出して操作する必要があるので、乗客の操作が煩雑であり、操作性が悪いという問題点があった。
【0007】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、乗車予定のある乗客に対してのみ運転サービスを行うことができ、乗車予定にない乗客に対しては無駄な運転サービスを実行することなく、乗客別の運転サービスの利便性及び確実性の向上を図ることができるエレベータ制御システムを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータ制御システムは、エレベータに乗車する乗客の乗車予定行動に基づいて乗車予定情報を出力する乗客行動検出手段と、乗客の乗客属性情報を検出する乗客属性情報検出手段と、前記乗客行動検出手段からの乗車予定情報と前記乗客属性情報検出手段からの乗客属性情報とに基づいてエレベータの制御を行う制御手段とを備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ制御システムを説明するための図である。図1に示すエレベータ制御システムは、エレベータホール内の乗客画像を検出する画像センサでなる乗客検出装置161からの出力に基づいて乗客による乗車行動を認識する乗客動作認識手段111と、この乗客動作認識手段111により乗客の乗車予定行動が認識された場合に乗車予定情報を出力する乗客行動検出手段112と、鍵201と物理的に一体化された携帯無線送信装置141から送信される乗客属性情報を検出する乗客属性情報検出手段121と、乗客行動検出手段112からの乗車予定情報および乗客属性情報検出手段121からの乗客属性情報に基づいて乗場呼び及びかご呼びを登録する呼び登録手段131と、呼び登録手段131で設定された乗場呼び及びかご呼びに基づいてエレベータシステムの制御を行うエレベータ制御装置151とを備えている。なお、呼び登録手段131は、エレベータ制御装置151と共に、エレベータの制御を行う制御手段を構成するものである。
【0010】
次に、実施の形態1の動作について図1を参照して説明する。乗客検出装置161は、エレベータホール内の乗客画像を検出する画像センサであり、乗客動作認識手段111は、この乗客検出装置161からの出力される乗客画像の時系列データに基づいてエレベータかごへの乗客の接近行動(かご方向への移動)、またはエレベータホール空間内特定領域の乗客の身体の通過行動(例えばかご前2mの仮想線の通過)、またはエレベータホール空間内特定領域で乗客の所定時間の停止行動等の乗客の簡単な動作による乗車予定動作を認識する。この乗客の簡単な動作とは、乗車する予定がある乗客が行う動作である。
【0011】
乗車行動検出手段112は、乗客動作認識手段111で乗客の乗車予定行動が認識された場合に乗車予定情報を出力する。乗客属性情報検出手段121は、乗客が携帯している携帯無線送信装置141が送信する電波に重畳された乗客属性情報を検出する。携帯無線送信装置141は、自動で電波を送信し、乗客は携帯しているのみで操作を行わない。ここで、乗客属性情報は、乗客個人ID、乗客所属グループ、利用階、身障者、サービス可能階等の個々の乗客の属性に関する情報である。乗客属性情報検出手段121は、乗客個人IDや乗客所属グループ等の乗客属性情報が検出された場合には、予め登録された乗客個人情報に基づいて、乗客個人IDや乗客所属グループに対応した利用階、サービス可能階、身障者等のエレベータ利用のための乗客属性情報に変換する。
【0012】
呼び登録手段131は、乗車行動検出手段112から得られる乗車予定情報、及び乗客属性情報検出手段121から得られる乗客属性情報が有る場合のみ、乗客属性情報検出手段121から得られる利用階への乗場呼び及びかご呼びを登録する。乗場呼び登録は、乗客属性情報から得られる利用階方向の呼び登録を行う。かご呼び登録は、乗客属性情報から得られる利用階を行先階とするかご呼び登録を行う。乗客属性情報検出手段121から得られる乗客属性情報に身障者属性情報がある場合は、呼び登録手段131は、身障者属性情報に対応した乗場呼び及びかご呼びを登録する。
【0013】
エレベータ制御装置151は、呼び登録手段131で設定された乗場呼び及びかご呼びに基づいてエレベータシステムの制御を行う。つまり、乗客による乗車予定行動情報、及び乗客の乗車属性情報の二種類の情報が検出された時のみ、呼び登録が行われ、行先階までのエレベータの運転が行われる。
【0014】
従って、実施の形態1によれば、乗車予定情報及び乗客属性情報に基づいてエレベータの自動呼び登録及び戸制御設定の運転サービスを行うので、エレベータ乗車予定のある乗客のみに対して呼び登録や戸制御設定を確実に行い、乗車予定のない乗客に対する無駄な呼び登録や一般乗客に対する身障者用戸制御設定等の無駄なエレベータ動作を防止することができる。
【0015】
また、乗場呼びボタン、かご呼びボタン、身障者乗場呼びボタン、または身障者かご呼びボタン等を操作する乗客の行動を省略し、乗客の呼び登録時の利便性を向上させることができる効果がある。また、乗客が日常的に携帯する鍵が携帯無線送信装置と物理的に一体化しているので、エレベータ操作の為に新たな装置を携帯する行為を省略することができる効果がある。また、乗場呼びボタン、かご呼びボタン、身障者乗場呼びボタン、または身障者かご呼びボタンの装置を、エレベータシステムから省略することができる効果がある。
【0016】
なお、実施の形態1において、携帯無線送信装置141としては、例えばRFIDや非接触型ICカード、キーレスエントリー用鍵、Bluetooth端末、無線LAN端末、携帯電話端末、Zigbee端末、赤外線発信端末によって実現することができる。また、携帯無線送信装置141は、鍵201と一体化したものとして示したが、鍵201を省いて、携帯無線送信装置141は独立した装置として設けてもよい。または、携帯電話やICカードと物理的に一体のものとして設けてもよい。
【0017】
鍵201と携帯無線送信装置141を物理的に一体化した装置は、マンションの共同玄関及び住戸の錠に用いるキーレスエントリー用の鍵、または自動車の錠に用いるキーレスエントリー用の鍵と共通利用する装置として設けてもよい。さらに、ICカードと携帯無線送信装置141を物理的に一体化した装置は、マンションの共同玄関及び住戸の錠に用いるICカード、オフィスや店舗で日常的に利用するICカード、または交通機関の定期券として利用するICカードと共通利用する装置として設けてもよい。
【0018】
また、乗客属性情報検出手段121は、マンションの共同玄関で用いるオートロック装置内に設けてもよい。また、乗客属性情報検出手段121による携帯無線送信装置141の発信電波の受信機能及び乗客属性情報の検出機能は、キーレスエントリー用オートロック装置内の電波受信機能及び乗客属性情報検出機能と共通化してもよい。オートロック装置は、キーレスエントリーキーが発信する電波重畳情報、鍵、暗証番号、または指紋照合手法等の個人識別手法によって、建物の入場者の照合を行う装置である。
【0019】
また、呼び登録手段131は、利用階への乗場呼び及びかご呼びを登録するものとして示したが、乗場呼びまたはかご呼びの一方を登録するものとしてもよい。乗車予定情報及び乗客属性情報に基づいてエレベータを制御する手段として呼び登録手段131を示したが、呼び登録手段の他に、戸全開時間や戸開速度等の戸制御設定の変更を行う戸制御設定変更手段を設けてもよい。
【0020】
また、上記実施の形態1において、乗客の乗車予定動作を認識する乗客動作認識手段111は、乗客の接近、通過、停止の歩行行動を認識する手段として説明したが、顔を特定方向に向ける行動、手を空間内の特定エリアで通過させる行動、手を空間内の特定のセンサに接近させる行動、体の一部をエレベータホール内のボタンなどの特定の装置に接触させる行動、エレベータホールの床面の特定領域に踏む行動、声を出す行動、エレベータホール付近で手を動かす行動、またはエレベータホール付近で身振りを行う等特定の行動を認識するセンサであってもよく、上記実施の形態1と同様の効果がある。
【0021】
また、上記実施の形態1において、乗客検出装置161は、乗客の画像を取得するセンサとして説明したが、赤外線センサ、超音波センサ、電波センサ、光センサ、圧力センサ、音響センサ、またはボタンであってもよく、上記実施の形態1と同様の効果がある。
【0022】
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2によるエレベータ制御システムを説明するための図である。図2において、図1と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。図2に示す実施の形態2に係る構成では、鍵201と物理的に一体化された携帯無線送信装置141の代わりに、乗客属性情報として乗客の顔画像に対応する乗客属性情報を予め登録した乗客顔画像リストを有する乗客属性記憶装置122を備えている。
【0023】
次に、実施の形態2の動作について図2を参照して説明する。乗客検出装置161は、エレベータホール内の乗客の画像をカメラを利用して取得する。乗客動作認識手段111は、乗客検出装置161が取得した画像を利用して、乗客のカメラを見る動作を認識する。乗車行動検出手段112は、乗客動作認識手段111で乗客の動作を認識された場合、乗車予定行動として検出し、乗車予定情報を乗客属性情報検出手段121に送信する。
【0024】
乗客属性情報検出手段121は、乗車行動検出手段112から乗車予定情報が送信されると、乗客検出装置161から得られる顔画像に対し、予め登録されている乗客属性情報記憶装置122の乗客顔画像リストから対応する顔画像を検索する。顔画像検索には顔画像認識手法を利用する。検索した結果、対応する顔画像があった場合には、特定された顔画像を持つ個人の乗客属性情報を乗客属性情報記憶装置122から取得する。そして、乗客属性情報検出手段121は、顔画像が認識された場合のみ対応する乗客属性情報を呼び登録手段131に送信する。乗客属性情報には、乗客個人ID、乗客所属グループ、利用階、サービス可能階、身障者等の情報が含まれる。乗客属性情報検出手段121は、乗客個人IDや乗客所属グループ等の乗客属性情報が検出された場合には、予め登録された乗客個人情報に基づいて、乗客個人IDや乗客所属グループに対応した利用階、サービス可能階、身障者等のエレベータ利用のための乗客属性情報に変換する。
【0025】
呼び登録手段131は、乗車行動検出手段112から乗車予定情報を取得し、乗客属性情報検出手段121から乗客属性情報を取得する。呼び登録手段131は、乗車予定情報及び乗客属性情報がある場合に、乗場呼び及びかご呼びの登録を行う。乗場呼び登録は、現在階から乗客属性情報から得られる利用階方向の呼び登録を行う。かご呼び登録は、乗客属性情報から得られる利用階を行先階とする呼び登録を行う。呼び登録手段131で登録されたかご呼び及び乗場呼びは、エレベータ制御装置151に送信される。エレベータ制御装置151は登録された乗場呼び及びかご呼びに従ってエレベータの運転を行う。つまり、乗客による乗車予定行動情報、及び乗客の乗車属性情報の二種類の情報が検出された時のみ、呼び登録が行われ、利用階までのエレベータの運転が行われる。
【0026】
従って、実施の形態2によれば、乗車予定情報及び乗客属性情報を同一の検出手段で検出することができるので、乗車予定情報及び乗客属性情報を用いた呼び登録や戸制御設定による運転サービスを行うエレベータ制御システムの構成を簡素化することができ、また、エレベータ運転サービスを確実かつ容易に行うことができる効果がある。
【0027】
なお、乗客属性情報検出手段121で、乗客属性情報取得に顔画像による個人識別手法を利用するものとして示したが、指紋認識、虹彩認識、掌紋認識、網膜認識、または静脈認識等の個人認識手法を利用してもよい。
【0028】
また、乗車予定情報及び乗客属性情報からエレベータを制御する手段として呼び登録手段131を示したが、呼び登録手段の代わりに戸制御設定変更手段を設けてもよい。また、乗客検出装置161としてカメラを利用するとして示したが、乗客検出装置161用カメラは監視カメラと共通のカメラを利用してもよい。
【0029】
また、上記実施の形態2では、乗客の乗車予定動作を認識する乗客動作認識手段111は、カメラ方向に顔を向ける行動を認識するとして説明したが、乗客のエレベータホール空間内特定領域への接近行動、乗客のエレベータホール空間内特定領域の通過行動、乗客のエレベータホール空間内特定領域での停止行動、手をエレベータホール空間内の特定エリアを通過させる行動、手を空間内の特定のセンサに接近させる行動、体の一部をエレベータホール内のボタンなどの特定の装置に接触させる行動、エレベータホールの床面の特定領域に踏む行動、声を出す行動、エレベータホール付近で手を動かす行動、またはエレベータホール付近での身振りを行う行動を認識するものであってもよく、上記実施の形態2と同様の効果がある。
【0030】
実施の形態3.
図3は、この発明の実施の形態3によるエレベータ制御システムを説明するための図である。図3において、図1及び図2と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。図3に示す実施の形態3に係る構成では、乗客検出装置161の代わりに、エレベータホール内に設置された圧力センサまたはボタンで構成されるボタン装置162を設けると共に、乗客動作認識手段111からの出力に基づいて乗客がエレベータホール内に設置されたボタン装置162の一定距離内にいることを検出する乗客位置検出手段171をさらに備えている。
【0031】
次に、実施の形態3の動作について図3を参照して説明する。乗客動作認識手段111は、エレベータホール内に設置された圧力センサまたはボタンで構成されるボタン装置162に乗客が手を接触する動作を認識する。乗車行動検出手段112は、乗客動作認識手段111で動作が認識されると乗車予定情報を呼び登録手段131に送信する。また、乗客動作認識手段111は、ボタン装置162に乗客が手を接触した動作を認識した情報を乗客位置検出手段171に送信する。乗客位置検出手段171は、乗客動作が認識された情報に基づいて、乗客がエレベータホール内に設置されたボタン装置162の一定距離内にいることを検出する。
【0032】
乗客属性情報検出手段121は、乗客が携帯している携帯無線送信装置141が送信する電波に重畳されたIDや利用階、身障者等の属性情報を検出する。乗客属性情報には、乗客個人ID、乗客所属グループ、利用階、サービス可能階、身障者等の情報が含まれる。乗客属性情報検出手段121は、乗客個人IDや乗客所属グループ等の乗客属性情報が検出された場合には、予め登録された乗客個人情報に基づいて、乗客個人IDや乗客所属グループに対応した利用階、サービス可能階、身障者等のエレベータ利用のための乗客属性情報に変換する。乗客属性情報検出手段121の電波検出可能領域は、乗客動作認識手段111のボタン装置162が乗客の動作を認識可能な領域とほぼ一致している。乗客属性情報検出手段121は、乗客位置検出手段171から乗客位置がエレベータホール内に設置されたボタン装置162の一定距離内にいることを検出している場合のみ、呼び登録手段131に利用階、サービス可能階、身障者等の乗客属性情報を送信する。
【0033】
呼び登録手段131は、乗車予定情報及び乗客属性情報の両方の情報が得られた時のみ、乗場呼び及びかご呼びを登録する。乗場呼び登録は、乗客属性情報から得られる利用階方向の呼び登録を行う。かご呼び登録は、乗客属性情報から得られる利用階を行先階とする呼び登録を行う。エレベータ制御装置151は、呼び登録手段131で設定された乗場呼び及びかご呼びに基づいてエレベータシステムの制御を行う。つまり、乗客による乗車予定行動情報、及び乗客の乗車属性情報の二種類の情報が検出された時のみ、呼び登録が行われる。
【0034】
従って、実施の形態3によれば、検出した乗車予定情報及び乗客属性情報の関連づけを位置情報によって行い、複数の乗客による乗車予定情報と乗客属性情報の混同を防止し、エレベータの呼び自動登録及び戸制御設定の運転サービスの確実性を向上させ、乗車予定のない乗客による自動呼び登録や、一般乗客に対する身障者用戸制御設定等の無駄なエレベータ動作を防止することができる。また、乗場呼びボタン、かご呼びボタン、身障者乗場呼びボタン、身障者かご呼びボタンを操作する乗客の行動を省略し、乗客の利便性を向上させることができる。また、乗場呼びボタン、かご呼びボタン、身障者乗場呼びボタン、身障者かご呼びボタンの装置を、エレベータシステムから省略することができる効果がある。
【0035】
なお、実施の形態3において、携帯無線送信装置141は独立したものとして示したが、鍵、携帯電話、またはICカードと一体のものとして設けてもよい。また、呼び登録手段131は、利用階への乗場呼び及びかご呼びを登録するものとして示したが、乗場呼びまたはかご呼びの一方を登録するものとしてもよい。また、乗車予定情報及び乗客属性情報に基づいてエレベータを制御する手段として呼び登録手段131を示したが、呼び登録手段の代わりに戸制御設定変更手段を設けてもよい。戸制御設定変更手段は、戸全開時間及び戸開速度等の戸制御設定の変更を行う。
【0036】
また、一般に上下方向の二つある一般乗客用乗場ボタンは、一つのみでもよい。身障者用乗場呼びボタン及び身障者用かご呼びボタンを省略してもよい。かご内の呼びボタンを省略してもよい。
【0037】
また、上記実施の形態3では、乗客の簡単な動作の認識する乗客動作認識手段111は、圧力センサまたはボタンによって構成されるボタン装置162に乗客が手を接触する動作を認識するセンサとして説明したが、乗客のエレベータホール空間内特定領域への接近行動、乗客のエレベータホール空間内特定領域の通過行動、乗客のエレベータホール空間内特定領域での停止行動、手をエレベータホール空間内の特定エリアを通過させる行動、手を空間内の特定のセンサに接近させる行動、エレベータホールの床面の特定領域に踏む行動、声を出す行動、エレベータホール付近で手を動かす行動、エレベータホール付近での身振りを行う行動、または顔を特定方向に向ける行動を認識するセンサであってもよく、上記実施の形態3と同様の効果がある。
【0038】
また、上記実施の形態3では、乗客の乗車予定動作を認識する手段111は、圧力センサまたはボタンとして説明したが、画像センサ、赤外線センサ、超音波センサ、電波センサ、光センサ、または音響センサであってもよく、上記実施の形態3と同様の効果がある。
【0039】
また、上記実施の形態3では、携帯無線送信装置141が発信する無線上に重畳された乗客属性情報を乗客属性情報検出手段121が検出するとして説明したが、携帯無線送信装置141の代わりに、乗客のID及び属性を記憶しているICカードを利用してもよく、上記実施の形態3と同様の効果がある。
【0040】
実施の形態4.
図4は、この発明の実施の形態4によるエレベータ制御システムを説明するための図である。図4において、図1ないし図3と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。図4に示す実施の形態4では、登録された乗場呼び及びかご呼びをボタンランプまたは液晶ディスプレイ等の方法で表示して乗客に報知する登録呼び表示装置181と、乗場呼び及びかご呼びの修正操作を行うための運転サービス変更手段182とをさらに備えている。
【0041】
次に、実施の形態4の動作について図4を参照して説明する。乗客動作認識手段111、乗車行動検出手段112、携帯無線送信装置141及び乗客属性情報検出手段121は、実施の形態1と同様の動作を行う。呼び登録手段131は、乗客属性情報検出手段121で検出された利用階等の情報に基づいて乗場呼び及びかご呼びを自動登録する。登録呼び表示装置181は、呼び登録手段131で自動登録された乗場呼び及びかご呼びをボタンランプまたは液晶ディスプレイ等の方法で表示して乗客に報知する。乗客が所望する行先階とは異なる乗場呼び及びかご呼びが自動登録された場合、乗客は、運転サービス変更手段182を用いて乗場呼び及びかご呼びの修正操作を行う。
【0042】
運転サービス変更手段182は、ボタンまたはタッチパネルによって構成される。乗客が運転サービス変更手段182で乗場呼び及びかご呼びの変更操作を行うと、変更された行先階が対象乗客に対してサービスを許可されている階床ならば、変更された乗場呼び情報及びかご呼び情報は、呼び登録手段131に送信される。呼び登録手段131は、変更された乗場呼び情報及びかご呼び情報をエレベータ制御装置151に送信する。エレベータ制御装置151は、既に自動で登録された乗場呼び及びかご呼びをキャンセルし、変更された乗場呼び及びかご呼びに基づいてエレベータシステムの制御を行う。また、登録呼び表示装置181は、変更された乗場呼び及びかご呼びを表示して乗客に報知する。
【0043】
従って、実施の形態4によれば、検出乗客属性情報に基づいて自動登録された乗場呼び及びかご呼びが乗客の所望する行先階と異なる時に、容易に行先階を変更することができるので、エレベータの呼び登録による運転サービスの利便性を向上させることができる効果がある。
【0044】
なお、実施の形態4において、携帯無線送信装置141と登録呼び表示装置181は、別個の装置として示したが、同一の装置上にあってもよい。携帯無線送信装置141と登録呼び表示装置181を同一の装置上に設けるには、携帯電話やPDA等の携帯情報端末によって実現することができる。
【0045】
また、携帯無線送信装置141と運転サービス変更手段182は、別個の装置として示したが、同一の装置上にあってもよい。携帯無線送信装置141と運転サービス変更手段182を同一の装置上に設けるには、携帯電話やPDA等の携帯情報端末によって実現することができる。
【0046】
実施の形態5.
図5は、この発明の実施の形態5によるエレベータ制御システムを説明するための図である。図5において、図1ないし図4と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。図5に示す実施の形態5では、乗客属性情報検出手段121からの乗車属性情報に基づいて防犯運転サービスの可否を判断する防犯運転サービス判断手段191と、この防犯運転サービス判断手段191から防犯運転許可情報が得られた場合に行先階情報に基づいてエレベータ制御装置151に対して呼び発生階から行先階への直行運転指令を行う防犯運転手段192とをさらに備えている。なお、防犯運転手段192は、エレベータ制御装置151と共に、エレベータの制御を行う制御手段を構成するものである。
【0047】
次に、実施の形態5の動作について図5を参照して説明する。乗客動作認識手段111、乗車行動検出手段112、携帯無線送信装置141及び乗客属性情報検出手段121は、実施の形態1と同様の動作を行う。防犯運転サービス判断手段191は、乗車行動検出手段112から得られる乗車予定情報が有る場合のみ動作を行う。防犯運転サービス判断手段191は、乗客属性情報検出手段121から得られた乗客個人IDまたは乗客所属グループに対して防犯運転サービスを提供できるどうかを、予め登録されている情報を参照して判断する。防犯運転サービス判断手段191は、防犯運転サービスを提供できると判断した場合は、防犯運転手段192に行先階情報及び防犯運転許可情報を送信する。
【0048】
防犯運転手段192は、防犯運転許可情報が得られた場合に、行先階情報に基づいて、エレベータ制御装置151に対して呼び発生階から行先階への直行運転指令を行う。エレベータ制御装置151は、行先階への直行運転指令を受けると、呼び発生階から行先階までの直行運転を行う。直行運転とは、呼び発生階から行先階までに他の乗場呼びやかご呼びが発生しても、他の呼びに反応せずに行先階まで直行する運転である。
【0049】
従って、実施の形態5によれば、検出乗客属性情報に基づいて防犯運転サービスを行い、各フロアに対して許可されている乗客のみが直行運転で移動することができるので、エレベータの防犯性及び利便性を向上させることができる効果がある。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、乗車予定情報及び乗客属性情報に基づいてエレベータの自動呼び登録及び戸制御設定の運転サービスを行うので、エレベータ乗車予定のある乗客のみに対して呼び登録や戸制御設定を確実に行い、乗車予定のない乗客に対する無駄な呼び登録や、一般乗客に対する身障者用戸制御設定等の無駄なエレベータ動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるエレベータ制御システムを説明するための図である。
【図2】この発明の実施の形態2によるエレベータ制御システムを説明するための図である。
【図3】この発明の実施の形態3によるエレベータ制御システムを説明するための図である。
【図4】この発明の実施の形態4によるエレベータ制御システムを説明するための図である。
【図5】この発明の実施の形態5によるエレベータ制御システムを説明するための図である。
【符号の説明】
111 乗客動作認識手段、112 乗車行動検出手段、121 乗客属性情報検出手段、122 乗客属性記憶装置、131 呼び登録手段、141 携帯無線送信装置、151 エレベータ制御装置、161 乗客検出装置、162 ボタン装置、171 乗客位置検出手段、181 登録呼び表示装置、182 運転サービス変更手段、191 防犯運転サービス判断手段、192 防犯運転手段、201 鍵。

Claims (8)

  1. エレベータに乗車する乗客の乗車予定行動に基づいて乗車予定情報を出力する乗客行動検出手段と、
    乗客の乗客属性情報を検出する乗客属性情報検出手段と、
    前記乗客行動検出手段からの乗車予定情報と前記乗客属性情報検出手段からの乗客属性情報とに基づいてエレベータの制御を行う制御手段と
    を備えたエレベータ制御システム。
  2. 請求項1に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    エレベータホール内の乗客の乗車予定動作を認識する乗客動作認識手段をさらに備え、
    前記乗客行動検出手段は、前記乗客動作認識手段により乗客の乗車予定行動が認識された場合に乗車予定情報を出力する
    ことを特徴とするエレベータ制御システム。
  3. 請求項1または2に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    前記制御手段は、前記乗客属性情報検出手段からの乗客属性情報に基づいて乗場呼びまたはかご呼びを登録する呼び登録手段を有する
    ことを特徴とするエレベータ制御システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    前記制御手段は、前記乗客属性情報検出手段からの乗客属性情報に基づいてエレベータのドアを制御する戸制御手段を有する
    ことを特徴とするエレベータ制御システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    エレベータホール内の乗客を検出する乗客検出装置をさらに備え、
    前記乗車行動検出手段は、前記乗客検出装置による乗客の検出に基づいて乗車予定行動を検出して乗車予定情報を出力し、
    前記乗客属性情報検出手段は、前記乗車行動検出手段からの乗車予定情報の入力に基づいて前記乗客検出装置により検出された乗客の属性情報を検出して乗客属性情報を出力する
    ことを特徴とするエレベータ制御システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    前記乗客行動検出手段から乗車予定情報が出力された場合に、前記乗客属性情報検出手段からの乗客属性情報に基づいて防犯運転サービスの可否を判断する防犯運転サービス判断手段をさらに備えると共に、
    前記制御手段は、前記防犯運転サービス判断手段の判断結果に基づいて防犯運転を行う防犯運転手段を有する
    ことを特徴とするエレベータ制御システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    エレベータ運転サービスを変更する運転サービス変更手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記運転サービス変更手段からの変更指示に基づいてエレベータを制御する
    ことを特徴とするエレベータ制御システム。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    乗客がエレベータホール内の所定の領域内にいることを検出する乗客位置検出手段をさらに備え、
    前記乗客属性情報検出手段は、前記乗客位置検出手段による乗客の位置検出に基づいて乗客属性情報の検出を行う
    ことを特徴とするエレベータ制御システム。
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