JP2004297450A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、原稿サイズの検知性能を向上させることにより、どのような波長を有する原稿に対しても、当該原稿のサイズを正確に検知し、原稿サイズに応じた用紙を選択することができる画像読取装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像読取装置本体1の内部には、原稿台ガラス2上に置かれた原稿3の長手方向のサイズを検知するためのセンサ20が設けられており、当該センサ20は支持部材19に取り付けられている。又、画像読取装置本体1の内部に設けられたCCDセンサ17は、原稿台ガラス2上に置かれた原稿3の幅の検知を行うものであり、当該CCDセンサ17に、カラー撮像方式のCCDセンサ(カラーイメージセンサ)が使用される。このカラーCCDセンサは、赤色、緑色、青色の3原色光に色分解された入射光による受光量に基づいて、原稿台ガラス2上に置かれた原稿3の幅サイズを検知する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、読取素子にCCDセンサ(電荷結合素子)を用いたデジタル複写機、イメージスキャナ、ファクシミリ等の画像読取装置に関するものであり、特に、原稿サイズをCCDセンサ等の読取センサを用いて検知する画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタル複写機、イメージスキャナ、ファクシミリ装置等においては、読取センサにより原稿の画像を読取るデジタル読取装置を使用している。このデジタル読取装置においては、読取センサとして、CCDセンサ(電荷結合素子)を使用し、原稿画像の濃淡を電気信号レベルの高低に変換している。又、近年、デジタル技術の発展に伴い、デジタル複写機、イメージスキャナ、ファクシミリ装置等においても高速化や高精度化が実現されており、それに伴って、画像読取装置における画像読取部の読取速度も高速化されている。
【0003】
又、光源を一定の走査速度で原稿面に平行に移動させて走査し、原稿面からの反射光を結像レンズによりCCDユニット上に結像させる読取り光学系としては、コンタクトガラス上に載置された原稿を光源によりスリット照射し、その反射光を第1ミラーにより原稿面に平行に反射させ、互いに直交する第2、第3ミラーを経て逆方向に反射させ、結像レンズによりCCDセンサ上に結像させるように構成したものが一般に採用されている。
【0004】
ここで、この様なデジタル方式の画像読取装置を用いる画像形成装置においては、原稿サイズを正確に検知し、当該原稿サイズに応じた用紙を選択する必要があり、従来の画像読取装置においては、例えば、原稿がセットされるコンタクトガラスに対応させて原稿の長さを検知するフォトセンサを配置するとともに、原稿の幅を検知するCCDセンサを設け、当該2つのセンサからの情報により、原稿サイズを検知するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−207239号公報(第2−4頁、第1−3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の画像読取装置においては、原稿を検知するCCDセンサとしてモノクロのCCDセンサ(モノクロイメージセンサ)を使用しているため、光の波長に応じた情報(即ち、色情報)を得ることができず、当該CCDセンサが読み取り可能な波長領域が、光源として一般的に使用されるグリーンランプが発する緑色光の有する波長領域(490〜570nm)に限定されているため、当該波長領域外の波長を有する色付き原稿を検知することができない。従って、上記従来の画像読取装置においては、当該色付き原稿のサイズを正確に検知し、当該原稿サイズに応じた用紙を選択することが困難であった。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決し、原稿サイズの検知性能を向上させることにより、どのような波長を有する原稿に対しても、当該原稿のサイズを正確に検知し、原稿サイズに応じた用紙を選択することができる画像読取装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、光源により照射され、原稿により反射された照射光を、ミラーにより更に反射させるとともに、CCDセンサに対面して設けられた結像レンズを介してCCDセンサに入射させ、CCDセンサ上に結像させる画像読取装置において、CCDセンサはカラーCCDセンサであり、カラーCCDセンサにより原稿の幅サイズを検知するとともに、画像読取装置本体内の所定の位置に設けられたセンサにより原稿の長手方向のサイズを検知することにより、原稿のサイズを決定することを特徴とする。
【0009】
ここで、本発明においては、光源を点灯させた状態で、光源を所定の原稿サイズ検知位置からスキャン方向またはリターン方向に所定距離移動させ、原稿により反射された複数の照射光をカラーCCDセンサに入射させることにより、原稿の幅サイズを検知するものとすることができる。
【0010】
又、本発明においては、カラーCCDセンサは、カラーCCDセンサに入射される赤色、緑色、及び青色の3原色光に色分解された照射光に基づく受光量と、受光量に関して予め決定された所定の閾値を比較することにより、原稿の幅サイズを検知するものとすることができる。
【0011】
又、本発明においては、カラーCCDセンサは、赤色光を検出する赤色検出用CCDセンサと、緑色光を検出する緑色検出用CCDセンサと、青色光を検出する青色検出用CCDセンサにより構成されており、赤色、緑色、及び青色検出用CCDセンサの各々において検知された原稿の幅サイズのうち、最も大きいサイズを原稿の幅サイズとして決定するものとすることができる。
【0012】
又、本発明においては、赤色、緑色、及び青色検出用CCDセンサのうち、少なくとも1つのCCDセンサにおいて原稿の幅サイズが検知される場合には、少なくとも1つのCCDセンサにより検知された幅サイズを原稿の幅サイズとして決定するものとすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像読取装置の外観構成を示す概略図である。図1において、画像読取装置50は、画像読取装置本体1と、画像読取装置本体1の上面に設けられた原稿台ガラス2と、当該原稿台ガラス2上に置かれた原稿3を押圧し支持する原稿カバー4を備えており、当該原稿カバー4により、原稿3を原稿台ガラス2に対して均一に押圧できるようになっている。又、当該原稿カバー4は、画像読取装置本体1の側方に設けられた原稿カバー支持部5により、上下方向に開閉可能となるように支持されている。尚、当該原稿カバー支持部5を画像読取装置本体1の内部に設け、原稿カバー4を上下方向に開閉可能となるように支持する構成としても良い。
【0014】
又、原稿カバー支持部5には、原稿カバー4の開閉状態を検知するためのセンサ6が設けられており、画像読取装置本体1と原稿カバー支持部5の間に設けられた原稿カバー開閉検知用の補助部材7と当該センサ6によりスイッチが構成されている。
【0015】
即ち、図1に示す様に、補助部材7の上方先端部7bは、原稿カバー4と当接しており、原稿カバー4の開閉に連動して、当該補助部材7が上下方向に移動する様になっている。又、図2に示す様に、センサ6は、赤外線等を発する発光ダイオードからなる発光素子8と、フォトダイオードからなる受光素子9を有している。そして、原稿カバー4が開いた状態(即ち、図1に示す状態)にある場合は、補助部材7に形成された突起部7aは、図2に実線で示す7aの状態にあり、この状態下では、発光素子8と受光素子9は遮光状態(即ち、スイッチOFFの状態)にあるが、原稿カバー4が徐々に閉じられ、これに連動して補助部材7が下方に移動すると、補助部材7に形成された突起部7aも下方に移動し、図2において点線で示す7a’の状態になり、発光素子8と受光素子9の遮光状態が解除され(即ち、スイッチONの状態)、光信号が発生する構成となっている。
【0016】
図3は、本発明の実施形態に係る画像読取装置の全体構成を示す概略図である。図3において、画像読取装置本体1は、原稿台ガラス2上に置かれた原稿3に光を照射して原稿を照明する光源10と、原稿3により反射された照射光を90度方向に反射する第1ミラー11とから構成される第1光学系ユニット12と、第1ミラー11による反射光を90度方向に反射する第2ミラー13と、第2ミラー13による反射光を更に90度方向に反射する第3ミラー14とから構成される第2光学系ユニット15を備えている。
【0017】
又、画像読取装置本体1の内部には、結像レンズ16と、CCDセンサ17が搭載されたCCDユニット18が設けられており、第3ミラー14により反射された原稿3からの反射光は、CCDセンサ17に対面して設けられた結像レンズ16により収束され、当該結像レンズ16を介してCCDセンサ17に入射し、当該CCDセンサ17上に結像される。そして、原稿3上を走査した画像の光は、CCDセンサ17により電気信号に変換され、原稿画像の濃淡が電気信号レベルの高低に変換される。
【0018】
又、上記構成においては、結像レンズ16、及びCCDセンサ17は画像読取装置本体1に固定されているが、光源10がスキャン方向に移動しても原稿側光路長が変化しないようにするために、光源10と第1ミラー11とから構成される第1光学ユニット12と、第2ミラー13と第3ミラー14とから構成される第2光学ユニット15は、各々、一定速度で移動可能となるように設けられている。
【0019】
又、本実施形態における画像読取装置本体1内の所定の位置には、原稿台ガラス2上に置かれた原稿3の長手方向のサイズを検知するためのセンサ20が設けられており、当該センサ20は支持部材19に取り付けられている。このセンサ20は、図4に示す様に、原稿台ガラス2の上方から見た場合に、原稿台ガラス2にセット可能な原稿の横送りの最大サイズ(図4においては、A4サイズ)の後端部検知位置に対して、少しだけ後部位置に配置されており、先端レジ線Xと側部レジ線Yに沿って載置された原稿3が縦送りの場合は、A5サイズよりも大きいサイズの原稿は、全てセンサ20により検知されることになり、逆に、原稿が横送りの場合は、横送りの最大サイズであるA4サイズの原稿は、当該センサ20により検知されないことになる。従って、当該センサ20により検知された原稿は、縦送り状態で原稿台ガラス2上に載置されている状態であることが検知される。本実施形態においては、この様にして、原稿台ガラス2上に置かれた原稿3の長手方向のサイズが検知される。
【0020】
又、画像読取装置本体1の内部に設けられたCCDセンサ17は、原稿台ガラス2上に置かれた原稿3の幅の検知を行うものであり、本実施形態においては、当該CCDセンサ17に、カラー撮像方式のCCDセンサ(カラーイメージセンサ)を用いている。このカラーCCDセンサとしては、例えば、3個のCCDセンサと色分解プリズム(ダイクロイックプリズム)を用いて入射光の色分解を行い、赤色、緑色、青色の3原色光に対応した情報を得る3板式のカラーCCDセンサや、CCDセンサの表面に、画素毎に対応した色フィルタアレイを設けた単板式(同時式)のカラーCCDセンサを用いることができる。本実施形態においては、3板式のカラーCCDセンサを例にとって、以後、説明を行っていく。
【0021】
3板式のCCDセンサを用いた場合、本実施形態におけるCCD17は、一般に580〜700nmの波長領域を有する赤色光を検出する赤色検出用CCDセンサと、一般に490〜570nmの波長領域を有する緑色光を検出する緑色検出用CCDセンサと、一般に400〜480nmの波長領域を有する青色光を検出する青色検出用CCDセンサにより構成される(いずれも不図示)。これらの3つのCCDセンサは、各々、色分解プリズム(不図示)により赤色、緑色、青色の3原色光に色分解された入射光による受光量に基づいて、原稿台ガラス2上に置かれた原稿3の幅サイズを検知する。より厳密には、各CCDセンサに対する受光量に基づく電荷量(アナログ信号)をデジタル信号に変換し、当該デジタル信号に基づいて、3つの各CCDセンサにおける幅サイズが検知されることになる。
【0022】
より具体的には、第3ミラー14により反射されるとともに、結像レンズ16により収束され、色分解プリズムにより赤色、緑色、青色の3原色光に色分解された入射光(原稿3からの照射光)は、上記3つのCCDセンサに入射するが、この際に、各CCDセンサにおいては、予め決定された所定の閾値を用いて、原稿3の幅サイズを検知する。即ち、各CCDセンサにおける最大受光量を100%とした場合、30%の受光量(閾値)があるラインを原稿の境界ライン(エッジ)として判定し、原稿3の幅サイズが検知される。つまり、各CCDセンサに入射される各色毎の入射光(原稿3により反射された照射光)の受光量と、当該受光量に関して予め決定された所定の閾値を比較することにより、原稿3の境界ライン(エッジ)を判定し、原稿3の幅サイズが検知される。そして、上記3つのCCDセンサの各々において検知された原稿3の幅サイズのうち、最も大きいサイズを原稿3の幅サイズとして決定する。
【0023】
例えば、赤色検出用CCDセンサにおいて検知された幅サイズがB4、緑色検出用CCDセンサと青色検出用CCDセンサにおいて検知された幅サイズがA4であった場合は、検知された幅サイズのうち最も大きいB4を原稿3の幅サイズとして決定する。
【0024】
又、例えば、緑色検出用CCDセンサと青色検出用CCDセンサにおいて、上記30%の受光量を有する原稿3の境界ライン(エッジ)検知されない(即ち、原稿が存在しない)と判定された場合であっても、残りの赤色検出用CCDセンサにおいて上記30%の受光量を有する原稿3の境界ライン(エッジ)が検知され、原稿3の幅サイズをB4である判定した場合は、当該B4サイズを原稿3の幅サイズとして確定する。本実施形態においては、この様に、3つのCCDのうち、少なくとも1つのCCDセンサにおいて原稿3の幅サイズが検知される場合には、当該少なくとも1つのCCDセンサにより検出された幅サイズを原稿3の幅サイズとして最終的に決定することができるため、少なくとも1つのCCDが原稿3の幅サイズを検知すれば、カラーCCDセンサが有する全波長帯域において、色付き原稿の幅サイズを正確に検知することができることになる。
【0025】
図5は、原稿サイズを決定する手順を示すフローチャートである。この手順では、まず、原稿カバー4を開け(ステップS1)、当該原稿カバー4に連動させて補助部材7を上方向に移動させて、発光素子8と受光素子9を遮光状態にし、センサ6をスイッチOFFの状態にする(ステップS2)。そうすると、第1光学系ユニット12と第2光学系ユニット15が、所定の原稿サイズ検知位置(ホームポジション)に移動する(ステップS3)。次に、原稿台ガラス2上に原稿3をセットし(ステップS4)、原稿カバー4を閉め(ステップS5)、当該原稿カバー4に連動させて補助部材7を下方向に移動させて、発光素子8と受光素子9の遮光状態を解除し、センサ6をスイッチONの状態にする(ステップS6)。
【0026】
センサ6のスイッチがONになると、光源10が短時間(例えば、10msec)点灯し(ステップS7)、原稿3により反射された照射光は、第1光学系ユニット12、第2光学系ユニット15、及び結像レンズ16を経て、色分解プリズムにより赤色、緑色、青色の3原色光に色分解され、当該反射光がCCDセンサ17(本実施形態においては、上述のごとく、カラーCCDセンサ)を構成する上述の3つのCCDセンサに入射する。次に、赤色検出用CCDセンサ、緑色検出用CCDセンサ、青色検出用CCDセンサの各々において、原稿3の境界ライン(エッジ)が判定され、各CCDセンサにおいて原稿3の幅サイズが検知される(ステップS8)。次いで、上記3つの各CCDセンサにおいて検知された幅サイズのうち、最大のものを原稿3の幅サイズとして確定する(ステップS9)。この際、上述のごとく、3つのCCDのうち、少なくとも1つのCCDセンサにおいて原稿3の幅サイズが検知された場合は、当該少なくとも1つのCCDセンサにより検出されたサイズを最大サイズとして原稿3の幅サイズを確定する。又、3つのCCDのうち、2つのCCDセンサにおいて原稿3の幅サイズが検知された場合は、当該2つのCCDセンサにより検出されたサイズのうち、大きなサイズを最大サイズとして原稿3の幅サイズを確定する。尚、上記3つの各CCDセンサのいずれにおいても、原稿3の境界ライン(エッジ)が存在しないものと判定された場合は、原稿がないものと判断する(ステップS10)。
【0027】
センサ6のスイッチがONの状態になると(ステップS6)、上記3つのCCDセンサによる原稿3の幅サイズの検出と並行して、センサ20により原稿台ガラス2上に置かれた原稿3の長手方向のサイズが検知され、当該サイズが確定される(ステップS11)。次いで、ステップS9により確定された原稿3の幅サイズと、ステップS11により確定された原稿3の長手方向のサイズにより、原稿サイズが決定される(ステップS12)。
【0028】
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて各部の構造、形状等を適宜変更することが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
【0029】
例えば、上記実施形態においては、センサ6をスイッチOFFの状態にし(ステップS2)、第1光学系ユニット12と第2光学系ユニット15を所定の原稿サイズ検知位置(ホームポジション)に移動させ(ステップS3)、光源10を短時間点灯させる構成としたが(ステップS7)、光源1を点灯させたまま(即ち、光源1を点灯させた状態で)、当該光源1を上記ホームポジションからスキャン方向またはリターン方向に所定距離移動させ(即ち、第1光学系ユニット12と第2光学系ユニット15を上記ホームポジションからスキャン方向またはリターン方向に所定距離移動させ)、原稿3により反射された複数の照射光を、CCDセンサ17を構成する3つのCCDセンサに入射する構成としても良い。この構成により、上記3つのCCDセンサに入射する照射光に関する複数のデータを得ることができる様になり、原稿3の幅サイズの検知性能が向上するため、これらの複数のデータに基づいて、原稿3のサイズをより精度良く決定することが可能になる。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明した様に、本発明によれば、原稿台ガラス上に置かれた原稿の幅の検知を行うCCDセンサとして、カラー撮像方式のCCDセンサ(カラーイメージセンサ)を用い、当該CCDセンサを構成する赤色検出用CCDセンサ、緑色検出用CCDセンサ、及び青色検出用CCDセンサのうち、少なくとも1つのCCDセンサが原稿の幅サイズを検知すれば、原稿の幅サイズを確定することができる。又、これらの赤色、緑色、及び青色検出用CCDセンサの各々において検知された幅サイズのうち、最も大きいサイズを前記原稿の幅サイズとして決定する。従って、カラーCCDセンサが有する全波長帯域において、光の波長に応じた情報(即ち、色情報)を得ることができるため、どのような波長領域を持つ色付き原稿に対しても、当該原稿のサイズを正確に検知し、原稿サイズに応じた用紙を選択することが可能となる。
【0031】
又、本発明によれば、カラーCCDセンサは、カラーCCDセンサに入射される赤色、緑色、青色の3原色光に色分解された照射光に基づく受光量と、受光量に関して予め決定された所定の閾値を比較することにより、原稿の幅サイズを検知する構成となっているため、使用されるカラーCCDセンサの感度のバラツキや光源による発光のバラツキにより、カラーCCDセンサへの入射光量にバラツキが生じた場合であっても、原稿のサイズを正確に検知し、原稿サイズに応じた用紙を選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の実施形態に係る画像読取装置の外観構成を示す概略図である。
【図2】は、本発明の実施形態に係る画像読取装置におけるスイッチの構成を説明するための斜視図である。
【図3】は、本発明の実施形態に係る画像読取装置の全体構成を示す概略図である。
【図4】は、本発明の実施形態に係る画像読取装置の原稿台ガラスに対するセンサの位置と原稿サイズとの関係を説明するための上面図である。
【図5】は、本発明の実施形態に係る画像読取装置における原稿サイズを決定する手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像読取装置本体
2 原稿台ガラス
4 原稿カバー
5 原稿カバー支持部
6 センサ
7 補助部材
7a 突起部
8 発光素子
9 受光素子9
10 光源
11 第1ミラー
13 第2ミラー
14 第3ミラー
16 結像レンズ
17 CCDセンサ
18 CCDユニット
20 センサ

Claims (5)

  1. 光源により照射され、原稿により反射された照射光を、ミラーにより更に反射させるとともに、CCDセンサに対面して設けられた結像レンズを介して前記CCDセンサに入射させ、前記CCDセンサ上に結像させる画像読取装置において、
    前記CCDセンサはカラーCCDセンサであり、前記カラーCCDセンサにより前記原稿の幅サイズを検知するとともに、画像読取装置本体内の所定の位置に設けられたセンサにより前記原稿の長手方向のサイズを検知することにより、前記原稿のサイズを決定することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記光源を点灯させた状態で、前記光源を所定の原稿サイズ検知位置からスキャン方向またはリターン方向に所定距離移動させ、前記原稿により反射された複数の照射光を前記カラーCCDセンサに入射させることにより、前記原稿の幅サイズを検知することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記カラーCCDセンサは、前記カラーCCDセンサに入射される赤色、緑色、及び青色の3原色光に色分解された前記照射光に基づく受光量と、前記受光量に関して予め決定された所定の閾値を比較することにより、前記原稿の幅サイズを検知することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記カラーCCDセンサは、赤色光を検出する赤色検出用CCDセンサと、緑色光を検出する緑色検出用CCDセンサと、青色光を検出する青色検出用CCDセンサにより構成されており、前記赤色、緑色、及び青色検出用CCDセンサの各々において検知された前記原稿の幅サイズのうち、最も大きいサイズを前記原稿の幅サイズとして決定することを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記赤色、緑色、及び青色検出用CCDセンサのうち、少なくとも1つのCCDセンサにおいて前記原稿の幅サイズが検知される場合には、前記少なくとも1つのCCDセンサにより検知された幅サイズを前記原稿の幅サイズとして決定することを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
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JP2008244900A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Kyocera Mita Corp 画像読取装置及び画像形成装置
JP2010068423A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Canon Inc 原稿サイズ検知装置

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