JPH05347687A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH05347687A
JPH05347687A JP4155156A JP15515692A JPH05347687A JP H05347687 A JPH05347687 A JP H05347687A JP 4155156 A JP4155156 A JP 4155156A JP 15515692 A JP15515692 A JP 15515692A JP H05347687 A JPH05347687 A JP H05347687A
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JP
Japan
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signal
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Application number
JP4155156A
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English (en)
Inventor
Takashi Hasebe
孝 長谷部
Yoshiyuki Ichihara
美幸 市原
Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動原稿搬送装置を備えたディジタル型カラー
複写機において、読み取られた画像信号に基づいて原稿
サイズを検知できるようにする。 【構成】自動原稿搬送装置の搬送ベルトに蛍光物質を塗
布する。そして、プリスキャンの前に白色基準板を読み
取って、原稿に対応する信号と、前記搬送ベルトに対応
する信号とを判別する基準電圧を設定する(S1,S
2)。次に、プリスキャン(S3)で得られた画像信号
から、前記基準電圧に基づいて搬送ベルトの領域に対応
する信号のみを取り出す(S4)。更に、比較回路によ
って原稿領域であるか搬送ベルト領域であるかを示すビ
ット情報を発生させ(S5)、これを原稿サイズの検知
データとして記録回路に記憶させる(S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像読み取り装置に関
し、詳しくは、原稿に照明光を照射し、これによって得
られる原稿からの反射光を光電変換して読み取る装置に
関し、特に、読み取られた画像情報に基づく原稿サイズ
の検知技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、原稿を照明装置で照明し、そ
の反射光として得られる原稿の光学像をラインイメージ
センサなどの光電変換素子で受光して電気信号に変換
し、更に、この電気信号をディジタル化する一方、前記
ディジタル信号に変換された原稿の画像情報に基づいて
半導体レーザなどの書き込み装置を制御し、前記書き込
み装置によって感光体上に静電潜像を形成するよう構成
されたディジタル型カラー複写機が知られている(特開
昭62−157070号公報等参照)。
【0003】上記のような複写機においては、下方に照
明装置,反射鏡,レンズ,イメージセンサなどで構成さ
れるスキャナー部が配置される透明ガラス製の原稿台の
上に、原稿が読み取り面を下に向けて置かれ、更に、開
閉可能な原稿カバーによって原稿を前記原稿カバーと原
稿台との間に挟むようにして、原稿の画像を背景の原稿
カバーと共に読み取るのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の原稿
カバーは、通常、原稿の読み取りに影響を与えることが
少ない白色板が用いられるのが一般的であるが、その逆
に原稿カバーを鏡のような全反射材料で構成したものも
ある。前述のように原稿カバーを全反射材料で構成すれ
ば、読み取られた電気画像信号から背景部(原稿カバー
部)を全て黒と認識することができ、これによって、原
稿サイズを前記電気画像信号に基づいて検知することが
可能である。
【0005】また、原稿カバーとして白色板を用いる場
合には、白色板の所定位置に黄色の帯をつけ、かかる黄
色の帯を電気画像信号から抽出することで原稿サイズを
検知することも行われている。しかしながら、上記のよ
うな原稿サイズの検知方法は、自動原稿搬送装置(以
下、ADFという)には応用できないという問題があっ
た。
【0006】即ち、ADFの搬送ベルトを全反射材料で
構成することは困難であり、また、搬送ベルトに原稿サ
イズ検知用として黄色の帯などの印を付けても、かかる
印が原稿の搬送に伴って位置ずれしないようにすること
は困難である。このため、従来の画像信号に基づき原稿
サイズを検知させる方法は、ADFが備えられない装置
に使用が限定されており、ADFにおいては、原稿自動
搬送時の通過時間を計測するための発光素子と受光素子
とを設け、原稿が発光素子からの光を遮る時間に基づい
て原稿サイズを自動検知させることが行われている。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、ADFが備えられる場合であっても、読み取られ
た電気画像信号に基づいた原稿サイズの検知が可能な画
像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため本発明では、光
照射による原稿からの反射光を光電変換により読み取っ
て、前記原稿画像に対応する画像情報を得る画像読み取
り装置において、前記原稿の背景となる原稿カバーを蛍
光物質で構成した。ここで、前記画像情報の濃度分布に
基づいて原稿サイズを判定する原稿サイズ判定手段を設
けて構成することができる。
【0009】また、前記原稿カバーは、自動原稿搬送装
置の搬送ベルトとして設けられたものであっても良い。
【0010】
【作用】かかる構成の画像読み取り装置によると、原稿
画像と共に背景として読み取られる原稿カバーが蛍光物
質で構成されるから、前記蛍光物質における反射光が背
景部として原稿画像と共に読み取られることになる。こ
こで、原稿に対して反射率の高い蛍光物質の反射光によ
り、読み取られた画像情報に背景部と原稿部とを区別し
得る濃度分布が生じるから、かかる濃度分布に従って原
稿サイズを判定できる。
【0011】また、自動原稿搬送装置の搬送ベルトに蛍
光物質で構成すれば、原稿自動搬送を行わせつつ、原稿
サイズの判定が可能となる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。尚、本実
施例では、本発明にかかる画像読み取り装置が、ディジ
タル型カラー複写機に適用される場合について説明す
る。図1は、本実施例におけるディジタル型カラー複写
機の全体構成を示す図である。
【0013】この図1において、ディジタル型カラー複
写機は、読み取りユニットA,書き込みユニットB,画
像形成部C,給紙部D、更に、図示しない画像処理部E
で構成される。読み取りユニットAにおいて、原稿121
は、プラテンガラス122 に置かれ、スライドレール123
上を移動するキャリッジ124 に設けられたハロゲン光源
125 によって照明される。可動ミラーユニット126 に
は、ミラー127 ,128 が設けられ前記スライドレール12
3 上を移動し、前記キャリッジ124 に設けられているミ
ラー129 との組み合わせで、プラテンガラス122 上の原
稿121 からの反射光(光学像)を、レンズ読み取りユニ
ット130 へ導出する。
【0014】前記プラテンガラス122 の副走査方向(ミ
ラーの移動方向)の端部裏側には、標準白色板131 が設
けられ、原稿読み取り時にこの標準白色板131 を読み取
ることで、標準白色信号(基準白レベル信号)が得られ
るように構成されている。前記レンズ読み取りユニット
130 は、レンズ132 ,プリズム133 ,レッドチャンネル
CCD134 ,グリーンチャンネルCCD135 ,ブルーチ
ャンネルCCD136 から構成される。
【0015】前記ミラー129 ,127 ,128 により伝達さ
れた原稿121 の光画像は、レンズ132 により収束され、
プリズム13内に設けられたダイクロイックミラー137 ,
138により、レッドチャンネル像,グリーンチャンネル
像,ブルーチャンネル像に分離され、それぞれレッドチ
ャンネルCCD134 ,グリーンチャンネルCCD135,
ブルーチャンネルCCD136 の受光面に結像され、各C
CD134 〜136 で光学像が電気信号(電気画像情報)に
光電変換される。
【0016】前記レッドチャンネルCCD134 ,グリー
ンチャンネルCCD135 ,ブルーチャンネルCCD136
から出力される電気信号は、後述する画像処理部Eにお
いて、濃度変換,色再現処理,編集処理,空間フィルタ
処理,変倍処理などの処理が施され、書き込みユニット
Bに出力される。書き込みユニットBは、図示しない半
導体レーザで発生されるレーザビームを、入力された画
像信号に基づいて変調する。そして、かかるレーザビー
ムを駆動モータ141 により回転されるポリゴンミラー14
2 で回転走査させ、図示しないfθレンズを経て、反射
ミラー143 により光路を曲げて、画像形成部Cの感光体
ドラム151 の表面上に投射させ、一様に帯電された感光
体ドラム151 上に静電潜像を形成する。
【0017】画像形成部Cは、前記感光体ドラム151 の
他、この感光体ドラム151 を一様に帯電させるための帯
電器152 、トナー色毎の4つの現像器153 〜156 、転写
極157 、分離極158 、クリーニング装置159 ,定着装置
160 によって構成される。前記4つの現像器153 〜156
は、それぞれイエローY,マゼンタM,シアンC,ブラ
ックBkのトナーを有するものであり、各色毎に静電潜
像の形成,現像,転写,分離の行程を繰り返し、イエロ
ートナー像,マゼンタトナー像,シアントナー像,ブラ
ックトナー像を重ね合わせて、給紙部Dから供給される
記録紙上にカラー画像を形成する。
【0018】給紙部Dは、記録紙を各サイズ毎にストッ
クするカセット171 〜173 と、複数の搬送ローラや搬送
ベルトを含んで構成される記録紙搬送機構174 とによっ
て構成され、記録紙サイズの指示に従って対応するカセ
ット171 〜173 から記録紙を取り出して、画像形成部C
に供給する。また、本実施例におけるディジタル型カラ
ー複写機には、前記プラテンガラス122 上に読み取り原
稿を自動搬送するADF(自動原稿搬送装置)181 が、
前記読み取りユニットAに付設されている。
【0019】前記ADF181 は、原稿台182 上に読み取
り原稿を複数重ねてセットすると、かかる原稿の中から
順番にプラテンガラス122 上の所定位置に自動搬送する
と共に、読み取りの終了した原稿をプラテンガラス122
上から取り除いて原稿排紙トレー183 上に排紙するもの
である。前記ADF181 は、前記自動搬送のために、原
稿台182 上の原稿を1枚毎に引き込む給紙ローラ184
と、中間搬送ローラ185 と、駆動ローラ186 及び従動ロ
ーラ187 と、該駆動ローラ186 及び従動ローラ187 に巻
回された搬送ベルト188 と、排紙ローラ189 とを有して
いる。
【0020】前記搬送ベルト188 は、原稿1がプラテン
ガラス2に搬送された状態で、原稿1の背景部となるも
のであり、原稿カバーに相当する。尚、上記ディジタル
型カラー複写機では、ダイクロイックミラーで色分離し
てそれぞれにCCDで光電変換させる構成としたが、色
分離するフィルターを組み込んだカラーCCDによって
光電変換させる構成であっても良い。
【0021】ここで、前記画像処理部Eの回路構成を図
2〜図9のブロック図を参照しつつ説明する。図2は、
画像処理部Eのカラー画像情報の入力部及び濃度変換部
を示す。この図2において、前記読み取りユニットAの
レッドチャンネルCCD134 ,グリーンチャンネルCC
D135 ,ブルーチャンネルCCD136 からそれぞれ出力
されるレッドR,グリーンG,ブルーBの3原色画像信
号(アナログ信号)は、A/D変換器11によってディジ
タル信号に変換される。
【0022】そして、前記ディジタル化された読み取り
原稿のカラー画像情報は、インターフェイス12を介して
データセレクタ13に入力される。尚、前記データセレク
タ13には、外部入力端子14及び外部用インターフェイス
15を介して、フィルムプロジェクタ等の外部装置からの
画像データも入力し得るようになっている。前記データ
セレクタ13からそれぞれ出力されるR,G,Bのディジ
タル画像信号AR,BG,CBは、それぞれ濃度変換回
路16,17,18によって3原色毎の濃度データRD,G
D,BDに変換される。
【0023】尚、図2において、19はタイミング信号発
生回路であり、これにはクロック信号CLKの他、書き
込みユニットB側から得られる主走査方向及び副走査方
向に関する同期信号H−V,V−Vなどが供給され、こ
れらの信号に基づいて各種のタイミング信号が形成され
る。前記濃度データRD,GD,BDは、更に、図3に
示すような色再現及びEE回路部で処理される。
【0024】図3において、前記濃度データRD,G
D,BDは、MON演算回路20に入力され、ここで単色
再現(モノトーン)用の濃度データ信号MODが演算さ
れる。そして、前記単色再現用の濃度データMODと、
入力カラー画像データに対応する3原色毎の濃度データ
RD,GD,BDとが入力されるモノトーンセレクタ回
路21では、例えばセピアカラーなどのモノトーンコピー
モードであるか、通常のカラーコピーモードであるかに
よって、3原色濃度データを切り換えて出力する。即
ち、本実施例では原稿を、セピアカラー等の有彩色のカ
ラー単色画像として出力処理し得る機能を有している。
【0025】また、前記モノトーンセレクタ回路21から
の濃度データが入力されるマスキング回路22では、R,
G,Bの各色毎の濃度情報に基づいて画素毎に色弁別
し、各画素がどの色(例えばブラックBk,イエロー
Y,マゼンタM,シアンCなど)に帰属されるかを示す
カラーコード信号CCを出力する。更に、マスキング回
路22では、R,G,Bの各色毎の濃度情報を、イエロー
Y,マゼンタM,シアンC,ブラックBkの各色(トナ
ー色)毎の濃度データに変換して出力する。このY,
M,C,Bkの各色毎の濃度データはセレクタ回路23で
選択され、画素毎に前記カラーコード信号CCと、該カ
ラーコード信号CCに対応する濃度データとが出力され
るようになっている。
【0026】尚、図3において、EE回路24は、濃度ヒ
ストグラムの情報に基づいて画像データのサンプリング
領域制御を行うための回路であり、RAM25は前記濃度
ヒストグラムの作成に用いるワークメモリである。前記
カラーコード信号CC及びその濃度データを示す濃度信
号ND、更に、モノトーン再現時用の濃度信号MOD
は、続いて図4に示すマーカー編集処理部によって処理
される。
【0027】図4において、マーカー編集処理回路32
は、原稿上で色マーカで指定された画像処理領域である
マーカー領域を検出すると共に、前記マーカー領域の画
像情報に種々の画像処理(色変換処理,網かけ処理,反
転処理,マスキング処理,トリミング処理等)を施す回
路であり、検出した画像処理領域を示すマーカー領域信
号と、画像処理が施された濃度信号MD(マーカー処理
出力)を出力する。尚、原稿上で色マーカで指定された
領域の画像情報に種々の画像処理を施して出力すること
を、本実施例ではマーカー編集処理というものとする。
【0028】ここで、前記マーカー編集処理回路32に
は、マーカー領域の検出のために、カラーコード信号C
Cが遅延回路31を介して入力されると共に、画像処理の
指定のためのコントロール信号が入力される。また、カ
ラー・モノトーンセレクタ34には、前記カラーコード信
号CCに対応する濃度信号NDが遅延回路33を介して入
力されると共に、遅延回路31を介したカラーコード信号
CC、更に、後述する領域判別回路36を介したモノトー
ン濃度信号MDが入力され、カラーコピー用の濃度デー
タと単色コピー用の濃度データとを選択的にマーカー編
集処理回路32に出力する。
【0029】また、モノトーン濃度信号MODは、領域
判別回路36に入力され、ここでは、原稿画像が、階調を
有する写真画像であるか、又は、文字や線などで構成さ
れる文字・線画画像であるかを、前記モノトーン濃度信
号MODに基づいて判別し、かかる判別結果を各画素毎
に判別信号PMとして出力する。尚、図4において、35
は、領域判別回路36に付設されたワークメモリとしての
RAMである。
【0030】前記マーカー編集処理回路32を介して出力
される画像処理後の濃度信号MD(マーカー処理出力)
は、図5に示すような空間フィルタ処理部で、階調変換
処理が施される。前記空間フィルタ処理回路は、異なる
係数A,Bに基づいて階調変換を行う2つの空間フィル
タ処理回路41,42を備えており、これらによってそれぞ
れ階調処理された濃度データは、画像判別によるデータ
セレクタ43において前記判別信号PMに応じていずれか
一方が選択されて、濃度データFDとして出力される。
【0031】即ち、原稿画像が、写真画像であるか、文
字・線画画像であるかによって階調処理の特性を例えば
シャープ又はソフトに自動的に切り換えられるようにな
っている。尚、図5において、44は、空間フィルタ処理
演算用のワークメモリとしてのRAMである。
【0032】前記図5に示す空間フィルタ処理回路で階
調変換処理が施された濃度データFDは、続いて図6に
示す変倍処理部に送られる。前記変倍処理部は、入力側
の変倍処理回路(A)51、出力側の変倍処理回路(B)
52、線形補間テーブル(ROM)53、及び、前記変倍処
理回路(A),(B)にそれぞれ付設されたRAM54,
55から構成される。そして、かかる構成によって原稿を
拡大・縮小コピーするための画像処理を行うものであ
り、例えば拡大処理のときには、隣接する濃度データ間
を線形補間し、これを変換データとして出力し、縮小処
理のときには、入力濃度データを間引いて、これを変換
データとして出力する。
【0033】図6に示す構成によって拡大・縮小処理が
なされた濃度データMRDは、前記拡大・縮小によるモ
アレの発生等を回避すべく、図7に示すようなカラーバ
ランス処理部で処理される。図7において、まず、拡大
・縮小処理後の濃度データMRDは空間フィルタ61で処
理され、更に、カラーバランス回路(PWM回路)62に
よってカラーバランスを調整されてビデオ信号VDに変
換される。
【0034】前記ビデオ信号VDは、本実施例の場合は
書き込みユニットBに供給されて、前記ビデオ信号VD
に応じてレーザビームを変調して感光体ドラム151 を露
光走査することで、感光体ドラム151 上への潜像形成が
なされる。尚、図7で、63は空間フィルタ61の演算用R
AMである。また、図8は、プリスキャンで得られた各
種の画像判定情報を処理する処理原稿判別データユニッ
トを示す図であり、原稿サイズ検知データの他、カラー
コード信号CC,マーカー領域信号,画像判別信号PM
などの画素毎の原稿判定用のデータが、それぞれデコー
ド回路101,102,103 でデコードされ、データ選択回路と
しての機能を備えた書込み用回路104 を介して順次判定
情報記憶回路105 に書き込めるようになっている。
【0035】前記記憶回路105 に記憶された各種の画像
判定情報は、読み出し回路106 を介して読み出されるよ
うになっている。図9は、上記各処理回路部分を制御す
るCPU71及びその周辺回路からなるマイコン部を示す
図であり、前記図2〜図8に示した各処理回路と前記C
PU71とはCPUバスラインを介して接続されている。
【0036】また、CPU71は、通信インターフェイス
72を介して、プリンタ本体部(書き込みユニットB,画
像形成部C)の通信ユニット73に対して、後述する記録
紙の指定や原稿サイズの検知結果の報告などを行う。図
9には、前述の構成の他、CPUモニタ回路74、リセッ
ト回路75、ROM76、RAM77,アドレスデコード回路
78などを示してある。
【0037】ここで、前記判定情報記憶回路105 に書き
込まれる原稿サイズ検知データを得る構成について詳細
に説明する。前記原稿サイズ検知データは、本実施例で
は、後述するようにCCDで光電変換して得られた画像
信号に基づいて判定するようになっているが、かかる原
稿サイズの判定のためには、得られた画像信号上で原稿
画像の信号と、原稿カバー部を読み取って得られる背景
部の信号とが明確に区別できるようにする必要がある。
【0038】そこで、本実施例では、原稿カバーに相当
するADF181 の搬送ベルト188 の外表面に、反射率が
100 %を越える蛍光物質を塗布してある。ここで、蛍光
物質の反射率について実験で求めた特性について説明す
る。本実施例では、搬送ベルト188 に塗布する蛍光物質
の反射率特性を確認するに当たって、入手が容易な市販
の蛍光ペンを用いて一般的な蛍光物質の反射率データを
得ることにした。
【0039】図10及び図11は、市販の複数の蛍光ペンの
反射率を、本実施例のディジタル型カラー複写機におけ
る読み取り条件に近い形で測定した結果を示す。尚、図
10はスタンフォード社製の蛍光ペンを用いた実験結果で
あり、また、図11はパイロット社製の蛍光ペンを用いた
場合の実験結果を示す。前記反射率の測定に当たって
は、複写機に用いられる記録紙に蛍光ペンで1度塗りし
たものに対し、本実施例のディジタル型カラー複写機に
おける光源(照明)の分光スペクトラルと略等しくした
光源(図12参照)を45°の入射角で投光し、蛍光ペン塗
布部分の垂直反射成分を測定する方法を取った(図13参
照)。また、複写機における読み取り条件に近づけるた
め、前記蛍光ペンで塗った記録紙の下には、原稿カバー
(搬送ベルト)に相当するシートを置いて、実験に用い
た記録紙の透過性も考慮した。更に、白色のリファレン
スレベルは、酸化チタンの標準白色プレートにより校正
した。
【0040】一方、測定された分光スペクトル成分の色
材が、実際にディジタル型複写機でどのように識別され
るかは、スペクトル演算により求めた。即ち、予めCC
Dの分光感度特性,ダイクロイック膜の特性を実験で求
めて、これらに基づいて標準条件におけるブルーチャン
ネル及びレッドチャンネルの分光特性を図14に示すよう
に求めておく。そして、シェーディング補正によるスペ
クトル補正を算出するため、基準白色板の分光反射率
と、ブルーチャンネル,レッドチャンネルのCCD感度
を掛け合わせ、そのスペクトル波形の面積積分を行った
結果の値を、それぞれB(W),R(W)とする。
【0041】次に、測定された蛍光ペンの分光スペクト
ル分布と、ブルーチャンネル,レッドチャンネルCCD
の感度分布とを同様に掛け合わせ、それぞれの面積積分
を行う。その結果をB(X),R(X)とすると、CC
Dの出力として得られるレベルは、濃度レベルをDKと
したときに、 Rレベル=(R(X)/R(W))×DK Bレベル=(B(X)/B(W))×DK により求められる。
【0042】上記計算で求められるCCD出力は、ベタ
部に相当する出力であり、細線部の解像度(MTF)に
よる出力変化は考慮していないが、本実施例のように、
搬送ベルト188 の表面に蛍光物質をベタに塗布する場合
には、略正しい値となる。尚、スペクトル成分の計算
は、可視域400 nm〜700 nmに限定して行った。上記
のようにして得た測定結果を観察すると(図10及び図11
参照)、試料a,b,c,d,e,fが反射率100 %を
越えており、本実施例では、前記試料aのような反射率
特性の蛍光物質を、ADF181 の搬送ベルト188 に塗布
して用いることとした。
【0043】この場合、原稿カバー(搬送ベルト188 )
の部分では、図15に示す画像信号帯域(A)に相当する
信号が得られることになり、原稿に相当する部分では、
前記画像信号帯域(A)に相当する信号は得られず、反
射率100 %未満の画像信号帯域(B)に相当する信号が
得られることになるから、前記画像信号帯域(A)に相
当する信号を認識することで、原稿カバー(搬送ベル
ト)の部分、即ち、原稿の背景部分を認識でき、以て、
原稿サイズの検知が可能となる。
【0044】ここで、前記原稿サイズ検知の流れを概略
説明すると、まず、プリスキャン時に画像信号レベルか
ら反射率が100 %を越えると判別される部分をコード化
し、これを原稿サイズ検知データとして前記判定情報記
憶回路105 に順次書き込む。そして、プリスキャン終了
後に、前記判定情報記憶回路105 に書き込まれた原稿サ
イズ検知データを読み出し、主走査方向の原稿サイズ及
び副走査方向の原稿サイズを算出する。算出された原稿
サイズは、プリンタ本体側に通信により連絡され、プリ
ンタ本体ではかかる通信情報により、読み取り領域を認
識すると共に、ペーパーサイズ(B5,B4,A3,A
4等)を選択し出力する。また、変倍との組み合わせ
で、指定倍率に応じてペーパーサイズを選択できるよう
に制御する。
【0045】次に、上記原稿サイズの検知のための回路
構成を、図16に従って説明する。図16における画像信号
は、グリーンチャンネルCCD135 の出力であり、グリ
ーンチャンネルCCD135 の出力を用いるのは、本実施
例で搬送ベルト188 に塗布した蛍光物質が図10に示すよ
うに500 nm〜550 nmの波長域で反射率が100%を越
え、この波長域がグリーンチャンネルCCD135 の感度
領域に重なるためである(図17参照)。従って、使用す
る蛍光物質の反射率特性に応じて例えばレッドチャンネ
ル及びブルーチャンネルCCDの出力を原稿サイズ検知
に用いるのが適当な場合もある。
【0046】グリーンチャンネルCCD135 の出力は2
つに分けられ、それぞれアナログ回路(A)111 ,
(B)112 で所定電圧域の出力のみが取り出される。本
実施例では、搬送ベルト188 に塗布されている蛍光物質
は反射率が100 %を越え、アナログ信号レベルで原稿の
白レベルを規定する電圧が例えば0.8 Vとすれば、この
電圧を越える電圧を示すことになり(図18参照)、前記
白レベルに基づいて原稿に対応する信号域(濃度域)と
原稿カバーに対応する信号域(濃度域)とに分けられる
ことになる。
【0047】前記アナログ回路(A)111 では、前記白
レベルを規定する電圧(図18の場合0.8 V)を原稿カバ
ー(搬送ベルト)判定用電圧とし、プリスキャンでグリ
ーンチャンネルCCD135 から出力された電圧から前記
判定用電圧を越える電圧、即ち、原稿外の部分の電圧の
みを取り出し、これを原稿外情報判定回路(A/D変換
回路(A))113 に出力する。
【0048】原稿外情報判定回路113 は、前記アナログ
回路(A)111 から出力される電圧と基準電圧とを比較
することで、前記判定電圧を越えるか否か、換言すれ
ば、原稿カバー(搬送ベルト)部分であるか、原稿画像
部分であるかを示す1ビット情報を、原稿サイズ検知デ
ータとして図8に示した処理原稿判別データユニットに
送る。前記処理原稿判別データユニットでは、判定情報
記憶回路105 に前記原稿サイズ検知データを書き込み記
憶する。ここで、前記アナログ回路(A)111 から出力
される原稿外電圧をディジタル信号に変換し、これを原
稿サイズ検知データとして、図8に示した処理原稿判別
データユニットに送る構成としても良い。
【0049】一方、アナログ回路(B)112 では、前記
白レベルを規定する電圧(図18の場合0.8 V)を、原稿
画像の判定用電圧とし、グリーンチャンネルCCD135
から出力された電圧のうちこの判定用電圧を下回る電
圧、即ち、原稿内の部分の電圧を取り出す。そして、A
/D変換回路(B)114 では、前記アナログ回路(B)
112 から出力される原稿内の部分の電圧をA/D変換
し、更に、シェーディング補正して、原稿外の原稿カバ
ー(搬送ベルト)部分を除いた画像信号データとして、
前記図2に示した画像処理ユニットへ出力する。
【0050】尚、前記アナログ信号レベルで白レベルを
規定する電圧は、プリスキャン前の標準白色板131 の読
み取りによって得られ、また、かかる標準白色板131 の
読み取りによってシェーディング補正データが得られ
る。また、原稿カバー判定用電圧,原稿判定用電圧は、
上記実施例の場合同じ電圧(図18に示す例では0.8 V)
にしたが、搬送ベルト188 に塗布した蛍光物質の特性に
よっては、白レベルを規定する電圧として設定される原
稿判定用電圧よりも高い電圧を原稿カバー判定用電圧と
しても良い。
【0051】前記プリスキャンによって得られ前記判定
情報記憶回路105 に書き込まれた原稿サイズ検知データ
は、プリスキャン終了後にCPU71によって読み出され
て、原稿サイズの判定が行われる。ここで、本実施例の
プラテンガラス122 は、A3読み取り用としてA3原稿
サイズ(297mm ×420mm ;図19参照)よりも僅かに大き
な307mm ×450mm のサイズに設定されており、かかるプ
ラテンガラス122 のサイズを最大読み取り範囲としてあ
る。従って、前記判定情報記憶回路105 には、前記プラ
テンガラス122 の大きさに対応する最大読み取り範囲及
び読み取り密度に適合して記憶容量が設定されており、
主走査方向アドレス(X方向アドレス)と副走査方向ア
ドレス(Y方向アドレス)とによって画素毎のデータ記
憶を行う。
【0052】ADFによる自動搬送が図20に示すような
センター基準であれば、A3原稿をセットしたときであ
っても、X方向(主走査方向)の両側に隙間ができ、蛍
光物質が塗布されている部分を読み取ることになる。ま
た、Y方向(副走査方向)では、A3原稿を越えてプリ
スキャンすれば、それ以降は蛍光物質が塗布されている
部分を読み取ることになる。そして、上記のようにして
蛍光部分と原稿部分との両方を含むプラテンガラス122
サイズを読み取った結果として、原稿サイズ検知データ
が判定情報記憶回路105 に記憶される。
【0053】前記蛍光物質が塗布されている原稿カバー
(搬送ベルト188 )領域では、反射率が高いことに対応
して原稿サイズ検知データ(1ビット情報)としてHi
ghレベル信号が出力され、原稿部分に対してはLow
レベル信号が出力されるものとすれば、X方向,Y方向
それぞれについて、原稿サイズ検知データがHighレ
ベルからLowレベルに切り換わる点と、逆にLowレ
ベルからHighレベルに切り換わる点を、判定情報記
憶回路105 の記憶情報から判別すれば、X方向,Y方向
それぞれについてサイズを確定することができ、これら
の情報から原稿サイズを判定し、プリンタ本体部に通信
し連絡する。
【0054】また、ADFによる原稿のセットが、図21
に示すような一方に付き当てる設定であっても、X方向
の一方端とY方向の後端部分に蛍光物質の読み取り部が
表れ、かかる蛍光部分を含む検知データが記憶回路105
に記憶されるから、この場合も、付き当ての角部を基準
点として原稿サイズ検知データがLowレベルからHi
ghレベルに切り換わる点を、X方向,Y方向でそれぞ
れ求めることで、原稿サイズの判定が可能である。
【0055】このように、本実施例では、原稿カバーに
相当する搬送ベルト188 の表面に蛍光物質を塗布したこ
とにより、搬送ベルト188 を読み取った領域について
は、原稿画像の白レベルを規定する出力を越える出力を
CCDが出力するようになる。このため、前記白レベル
を規定する出力を越えるか否かを判定することで、画像
領域と原稿カバー部分(蛍光領域)とを区別でき、以
て、読み取り画像情報に基づく原稿サイズの判定が行え
るものである。
【0056】蛍光物質は、ADFを備えない複写機にお
ける通常の開閉式の原稿カバーの表面に塗布しても良い
が、本実施例のように蛍光物質の塗布はADFを構成す
る搬送ベルト188 に対しても可能であり、前記搬送ベル
ト188 に塗布して用いることで、原稿の自動搬送を行い
つつ、読み取り画像信号に基づく原稿サイズの検知が可
能になるものである。従って、ADFを備えた複写機で
あっても、原稿サイズ検知のための専用のセンサを設け
る必要がなくなる。
【0057】また、上記のようにして、原稿サイズを判
定できれば、不定型な原稿サイズを読み取る場合であっ
ても、読み取った画像信号から原稿画像に対応する信号
のみを抽出して、背景部のノイズが読み取り画像信号引
いては記録紙上に表れることを回避できる。ここで、上
記に述べた原稿サイズ検知の様子を、図22及び図23のフ
ローチャートに従って概略説明する。
【0058】図22のフローチャートは、原稿サイズを判
定するための情報収集の作業を示すフローチャートであ
り、まず、プリスキャン開始前に、標準白色板131 を読
み取って、白レベルに相当するCCD出力を規定する
(S1)。次いで、前記白レベルに基づいてCCD出力
から原稿部分の読み取り出力を取り出すための基準電圧
(換言すれば、原稿カバー部分の出力を取り出すための
基準電圧)を設定する(S2)。
【0059】そして、プリスキャンをスタートさせ(S
3)、前記図16におけるアナログ回路(A)111 で、前
記基準電圧を越える原稿カバー(搬送ベルト)の領域に
対応する信号レベルを取り出す(S4)。次に、前記原
稿カバー領域に対応する信号レベルを、前記図16に示す
原稿外情報判定回路113 において前記基準電圧と比較
し、原稿カバー領域か原稿画像領域かを示すビット情報
を得る(S5)。
【0060】前記ビット情報は、原稿サイズ検知データ
として判定情報記憶回路105 に順次書き込まれ記憶され
る(S6)。上記のようにしてプリスキャンにより読み
取り領域全体における原稿サイズ検知データが収集され
ると、図23のフローチャートに従って原稿サイズの判定
作業が行われる。
【0061】図23のフローチャートにおいて、まず、主
走査方向(X方向)の主走査方向で原稿サイズ検知デー
タ(1ビット情報)が反転するアドレス点を探す(S1
1)。そして、かかる主走査方向での変換点を、副走査
方向(Y方向)について数ライン毎に副走査方向の終点
まで求め、主走査方向(X方向)の複数のライン毎の変
換点データを記憶する(S12)。
【0062】次に、前記記憶された主走査方向での複数
の変換点データに基づいて、各主走査方向ライン毎に変
換点間の幅(原稿の幅)を求め、かかる転換点間隔の平
均値を求める(S13)。そして、転換点の間隔として求
められた原稿の幅に基づいて、規定サイズ紙の中から対
応するサイズを候補として設定する(S14)。
【0063】次いで、前述のS2で主走査方向での変換
点を求めたときの記憶データに基づいて、副走査方向
(Y方向)で検知データが反転する点を算出する(S1
5)。そして、副走査方向(Y方向)でのサイズ(原稿
長さ)を、既に求めてある主走査方向の原稿サイズ内で
平均する(S16)。ここで、副走査方向(Y方向)の原
稿長さが、前記主走査方向の原稿幅に基づいて判定した
規定サイズに合致していれば、候補として上げた規定サ
イズを最終的な記録紙サイズとして判定するが、候補と
して上げた規定サイズに副走査方向の長さが合致しない
場合には、前記主走査方向(X方向)及び副走査方向
(Y方向)の原稿サイズから、原稿画像を全て複写でき
る最小規定サイズを、最終的に選択する(S17)。
【0064】原稿サイズの検知に基づいて使用する記録
紙が選択されると、かかる記録紙の情報と共に原稿サイ
ズ(読み取りサイズ)の情報をプリンタ本体部に通信に
より連絡し(S18)、本スキャン処理の準備を行わせる
(S19)。尚、本実施例において、原稿サイズ判定手段
は、前記図22及び図23のフローチャートに示す機能が相
当し、ハードウェア構成としては、図16に示す信号処理
回路、図8の処理原稿判別データユニット、更に、CP
U71によって原稿サイズ判定手段が構成される。
【0065】また、本実施例は、ディジタル型カラー複
写機について述べたが、本実施例における読み取りユニ
ットAを単独の装置とする所謂イメージスキャナなどで
あっても良いし、画像読み取りがカラーである必要はな
く、モノクロの画像読み取り装置にも、本実施例のよう
な蛍光物質を原稿カバーに用いての原稿サイズ判定が行
える。
【0066】更に、原稿サイズを判定するために原稿及
び原稿カバーを読み取る際には、蛍光物質の残光特性を
利用し、照明光の照射に対して時間的遅れもってCCD
による読み取りを行わせる構成であっても良く、この場
合には、原稿部に相当する黒レベルを基準として、原稿
カバー領域(蛍光部)と原稿領域とを区別することがで
きる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる画
像読み取り装置によると、ADFを備えて原稿が自動搬
送される場合であっても、読み取られた画像情報から原
稿領域と原稿カバー(ADFの搬送ベルト)領域とを区
別して、原稿サイズを自動的に検知することができるよ
うになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のディジタル型カラー複写機の全体構成
図。
【図2】画像処理部の入力・濃度変換部を示すブロック
図。
【図3】画像処理部の色再現・EE回路部を示すブロッ
ク図。
【図4】画像処理部のマーカー処理部を示すブロック
図。
【図5】画像処理部の空間フィルタ処理部を示すブロッ
ク図。
【図6】画像処理部の変倍処理部を示すブロック図。
【図7】画像処理部のカラーバランス処理部を示すブロ
ック図。
【図8】画像処理部の処理原稿判別データユニットを示
すブロック図。
【図9】画像処理部のマイコン部を示すブロック図。
【図10】蛍光物質の反射率データを示す線図。
【図11】蛍光物質の反射率データを示す線図。
【図12】反射率の検出実験に用いた光源特性を示す線
図。
【図13】反射率の検出実験に用いた実験装置を示す概略
図。
【図14】CCDの感度特性を示す線図。
【図15】反射率による領域区別の様子を示す線図。
【図16】原稿サイズ検知データを得る回路構成を示すブ
ロック図。
【図17】蛍光物質の反射特性とCCD感度特性との関係
を示す線図。
【図18】原稿カバー及び原稿に対応するCCD出力を示
す線図。
【図19】A3原稿サイズを示す図。
【図20】センター基準の原稿セット状態を示す図。
【図21】角部基準の原稿セット状態を示す図。
【図22】原稿サイズ検知データの収集作業を示すフロー
チャート。
【図23】原稿サイズの判定作業を示すフローチャート。
【符号の説明】
71 CPU 105 判定情報記憶回路 111 アナログ回路(A) 112 アナログ回路(B) 113 原稿外情報判定回路(A/D変換回路(A)) 114 A/D変換回路(B) 121 原稿 122 プラテンガラス 125 ハロゲン光源 127,128,129 ミラー 130 レンズ読み取りユニット 131 標準白色板 134 レッドチャンネルCCD 135 グリーンチャンネルCCD 136 ブルーチャンネルCCD 181 ADF 188 搬送ベルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光照射による原稿からの反射光を光電変換
    により読み取って、前記原稿画像に対応する画像情報を
    得る画像読み取り装置において、 前記原稿の背景となる原稿カバーを蛍光物質で構成した
    ことを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】前記画像情報の濃度分布に基づいて原稿サ
    イズを判定する原稿サイズ判定手段を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】前記原稿カバーが、自動原稿搬送装置の搬
    送ベルトとして設けられることを特徴とする請求項1又
    は2のいずれかに記載の画像読み取り装置。
JP4155156A 1992-06-15 1992-06-15 画像読み取り装置 Pending JPH05347687A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4155156A JPH05347687A (ja) 1992-06-15 1992-06-15 画像読み取り装置

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JP4155156A JPH05347687A (ja) 1992-06-15 1992-06-15 画像読み取り装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018191213A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置
US11102365B2 (en) 2019-04-16 2021-08-24 Ricoh Company, Ltd. Edge detecting device, tilt correction device, reading device, image processing apparatus, and edge detection method

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JP2018191213A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置
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