JP2004269368A - 冷感剤組成物および該冷感剤組成物を含有する冷感化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】刺激感の無い、十分な清涼感を長時間に渡って付与できる冷感剤組成物および該冷感剤組成物を用いた冷感化粧料を提供する。
【解決手段】メントール100部に対して、イソプレゴールを1〜30部、カンファーを0.1〜10部、サリチル酸モノグリコールを1〜30部、皮膚浸透剤を10〜200部配合してなることを特徴とする冷感剤組成物であり、詳しくは皮膚浸透剤がアジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチルから選ばれた1種または2種以上の物質である冷感剤組成物であり、該冷感剤組成物を0.1〜50%含有する冷感化粧料である。
【選択図】なし
【解決手段】メントール100部に対して、イソプレゴールを1〜30部、カンファーを0.1〜10部、サリチル酸モノグリコールを1〜30部、皮膚浸透剤を10〜200部配合してなることを特徴とする冷感剤組成物であり、詳しくは皮膚浸透剤がアジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチルから選ばれた1種または2種以上の物質である冷感剤組成物であり、該冷感剤組成物を0.1〜50%含有する冷感化粧料である。
【選択図】なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は冷感剤組成物および冷感化粧料に関し、詳しくは刺激感が無く、清涼感の持続性に優れる冷感剤組成物および該冷感剤組成物を含有する冷感化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
皮膚に塗布した時に冷感を付与する化粧料を冷感化粧料と称し、従来の冷感化粧料は、大別して2つのタイプがある。
【0003】
すなわち、低級のアルコールの蒸発による気化熱や結晶が溶解する時の吸熱反応などを利用し物理的に皮膚温を低下させ冷感を付与するタイプ(特許文献1など)と、メントールやカンファー等の冷感物質を利用して感覚的に冷感を付与するタイプ(特許文献2など)である。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−209234号公報
【特許文献2】
特開2000−239142号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前者は、短時間かつ局所的に冷感を付与できるが、エアゾール剤型など剤型が限定されることが多く、また低級アルコールの刺激が問題になることがあった。後者は、剤型の選択性が広く刺激性の改善もなされてきたが、清涼感の持続性という点では未だ十分であるとは言えなかった。
【0006】
本発明は、刺激感の無い、十分な清涼感を長時間に渡って付与できる冷感剤組成物および該冷感剤組成物を用いた冷感化粧料を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明者らは鋭意検討した結果、メントールと、イソプレゴールと、カンファーと、サリチル酸モノグリコールと、皮膚浸透剤を組合せると、皮膚刺激性が少なく、十分な清涼感を長時間に渡って付与できる冷感剤組成物を提供できること、そして、前記各成分が特定の割合にある時に格別の効果を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、メントール100部に対して、イソプレゴールを1〜30部、カンファーを0.1〜10部、サリチル酸モノグリコールを1〜30部、皮膚浸透剤を10〜200部配合してなることを特徴とする冷感剤組成物であり、詳しくは皮膚浸透剤がアジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチルから選ばれた1種または2種以上の物質である冷感剤組成物であり、また、該冷感剤組成物を0.1〜50%含有する冷感化粧料である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について詳述する。
【0009】
本発明に用いるイソプレゴールの配合量はメントール100部に対して1〜30部であり、より好ましくは15〜25部である。
【0010】
本発明に用いるカンファーの配合量はメントール100部に対して0.1〜10部であり、より好ましくは3〜7部である。
【0011】
本発明に用いるサリチル酸モノグリコールの配合量はメントール100部に対して1〜30部でありより好ましくは15〜25部である。
【0012】
本発明に用いる皮膚浸透剤はアジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチルなどが好ましく、アジピン酸ジイソプロピルが特に好ましい。皮膚浸透剤の配合量はメントール100部に対して10〜200部であり、より好ましくは150〜200部である。
【0013】
本発明の冷感化粧料に含有される前記冷感剤組成物の量は0.1〜50%であり、より好ましくは0.5〜10%である。本発明の各成分の割合は重要であり、上記範囲をはずれると十分な冷感の持続性は得られない。
【0014】
本発明の冷感化粧料は上記した必須構成成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲において通常の化粧料に用いられる他の成分、例えば、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、シリコーン、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、糖、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調製剤、皮膚栄養剤、ビタミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、香料、水等を必要に応じて適宜配合し、目的とする剤形に応じて常法により製造することが出来る。
【0015】
【実施例】
次に実施例を示して本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
【0016】
実施例1
メントール100部に対して、イソプレゴールを20部、カンファーを4部、サリチル酸モノグリコールを20部、アジピン酸ジイソプロピルを170部配合し、本発明の冷感剤組成物1を得た。
【0017】
実施例2
メントール100部に対して、イソプレゴールを1.5部、カンファーを0.3部、サリチル酸モノグリコールを1.5部、アジピン酸ジイソプロピルを10部配合し、本発明の冷感剤組成物2を得た。
【0018】
実施例3
処方例1(ヘアシャンプー)
ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル
硫酸ナトリウム 9.0
ラウリル硫酸ナトリウム 4.0
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 3.0
高重合メチルポリシロキサン 2.0
メチルポリシロキサン 1.0
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.0
プロピレングリコール 2.0
塩化0−[2−ヒドロキシ−3−トリメチルアン
モニオプロピル]ヒドロキシエチルセルロース 0.5
ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
防腐剤 0.1
香料 0.1
冷感剤組成物1 1.0
精製水 74 . 3
合計 100.0
上記処方に従い本発明の冷感化粧料1を得た。
【0019】
実施例4
実施例3の冷感剤組成物1の代わりに冷感剤組成物2を用いて配合し、本発明の冷感化粧料2を得た。
【0020】
比較例1
実施例3の冷感剤組成物1の代わりにメントールを用いて配合し、比較例1の冷感剤化粧料を得た。
【0021】
これら実施例3および4の冷感化粧料と、比較例1の冷感化粧料の冷感の強度、持続性について、下記の方法で官能評価を行った。
【0022】
冷感の試験方法
以下の手順に従って、一般パネル(n=9)を用いて官能評価を行った。
1. 両手を40℃のお湯に30秒間漬ける。
2. 手の甲に冷感化粧料をマイクロピペットで200μL滴下し、手の甲全体に広げ、1分間そのままの状態に保つ。
3.お湯で擦らずに30秒間洗い流す。
4.洗い流した直後、5分後、10分後、30分後の冷感強度を評価する。
結果を表1に示す。
【0023】
冷感の評価基準は下記の通り。
3:冷感が強い
2:冷感が適度である
1:冷感が弱い
0:冷感を全く感じない
【0024】
〔表1〕
【0025】
表1の結果から、本発明の冷感化粧料は、メントールを配合した場合に比べ強い冷感を長時間付与することが出来ることがわかる。
【0026】
実施例5
下記処方に従って本発明の冷感化粧料(化粧水)を調製した。
【0027】
処方例2(化粧水)
1,3−ブチレングリコール 6.0
グリセリン 4.0
オレイルアルコール 0.1
モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20)
ソルビタン 0.5
ポリオキシエチレン(15)ラウリルエーテル 0.5
エチルアルコール 10.0
防腐剤 0.1
香料 0.1
冷感剤組成物1 1.0
精製水 77 . 7
合計 100.0
【0028】
実施例6
下記処方に従って本発明の冷感化粧料(ヘアリンス)を調製した。
【0029】
処方例3(ヘアリンス)
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
ステアリルアルコール 1.0
セチルアルコール 2.0
高重合メチルポリシロキサン 2.0
メチルポリシロキサン 1.0
流動パラフィン 1.0
グリセリン 6.0
防腐剤 0.1
香料 0.1
冷感剤組成物1 1.0
精製水 83 . 8
合計 100.0
【0030】
実施例7
下記処方に従って本発明の冷感化粧料(ボディソープ)を調製した。
【0031】
処方例4(ボディソープ)
ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル
硫酸ナトリウム 15.0
ラウリル硫酸トリエタノールアミン 5.0
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 5.0
ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
モノパルミチン酸グリセリン 1.0
吸着精製ラノリン 2.0
グリセリン 2.0
プロピレングリコール 3.0
防腐剤 0.1
香料 0.1
冷感剤組成物1 1.0
精製水 63 . 8
合計 100.0
【0032】
実施例8
下記処方に従って本発明の冷感化粧料(浴用剤)を調製した。
【0033】
処方例8(浴用剤a)
硫酸ナトリウム 49.0
炭酸水素ナトリウム 48.0
香料 2.0
冷感剤組成物1 1 . 0
合計 100.0
【0034】
実施例9
下記処方に従って本発明の冷感化粧料(浴用剤)を調製した。
【0035】
処方例9(浴用剤b)
ポリオキシエチレン(5)オレイルエーテル 10.0
流動パラフィン 81.0
ホホバ油 5.0
防腐剤 0.2
香料 1.8
冷感剤組成物1 1.0
精製水 1 . 0
合計 100.0
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、皮膚刺激感が少なく、十分な清涼感を長時間にわたって付与できる冷感剤組成物および該冷感剤組成物を含有する冷感化粧料を提供することが出来る。
【発明の属する技術分野】
本発明は冷感剤組成物および冷感化粧料に関し、詳しくは刺激感が無く、清涼感の持続性に優れる冷感剤組成物および該冷感剤組成物を含有する冷感化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
皮膚に塗布した時に冷感を付与する化粧料を冷感化粧料と称し、従来の冷感化粧料は、大別して2つのタイプがある。
【0003】
すなわち、低級のアルコールの蒸発による気化熱や結晶が溶解する時の吸熱反応などを利用し物理的に皮膚温を低下させ冷感を付与するタイプ(特許文献1など)と、メントールやカンファー等の冷感物質を利用して感覚的に冷感を付与するタイプ(特許文献2など)である。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−209234号公報
【特許文献2】
特開2000−239142号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前者は、短時間かつ局所的に冷感を付与できるが、エアゾール剤型など剤型が限定されることが多く、また低級アルコールの刺激が問題になることがあった。後者は、剤型の選択性が広く刺激性の改善もなされてきたが、清涼感の持続性という点では未だ十分であるとは言えなかった。
【0006】
本発明は、刺激感の無い、十分な清涼感を長時間に渡って付与できる冷感剤組成物および該冷感剤組成物を用いた冷感化粧料を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明者らは鋭意検討した結果、メントールと、イソプレゴールと、カンファーと、サリチル酸モノグリコールと、皮膚浸透剤を組合せると、皮膚刺激性が少なく、十分な清涼感を長時間に渡って付与できる冷感剤組成物を提供できること、そして、前記各成分が特定の割合にある時に格別の効果を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、メントール100部に対して、イソプレゴールを1〜30部、カンファーを0.1〜10部、サリチル酸モノグリコールを1〜30部、皮膚浸透剤を10〜200部配合してなることを特徴とする冷感剤組成物であり、詳しくは皮膚浸透剤がアジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチルから選ばれた1種または2種以上の物質である冷感剤組成物であり、また、該冷感剤組成物を0.1〜50%含有する冷感化粧料である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について詳述する。
【0009】
本発明に用いるイソプレゴールの配合量はメントール100部に対して1〜30部であり、より好ましくは15〜25部である。
【0010】
本発明に用いるカンファーの配合量はメントール100部に対して0.1〜10部であり、より好ましくは3〜7部である。
【0011】
本発明に用いるサリチル酸モノグリコールの配合量はメントール100部に対して1〜30部でありより好ましくは15〜25部である。
【0012】
本発明に用いる皮膚浸透剤はアジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチルなどが好ましく、アジピン酸ジイソプロピルが特に好ましい。皮膚浸透剤の配合量はメントール100部に対して10〜200部であり、より好ましくは150〜200部である。
【0013】
本発明の冷感化粧料に含有される前記冷感剤組成物の量は0.1〜50%であり、より好ましくは0.5〜10%である。本発明の各成分の割合は重要であり、上記範囲をはずれると十分な冷感の持続性は得られない。
【0014】
本発明の冷感化粧料は上記した必須構成成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲において通常の化粧料に用いられる他の成分、例えば、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、シリコーン、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、糖、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調製剤、皮膚栄養剤、ビタミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、香料、水等を必要に応じて適宜配合し、目的とする剤形に応じて常法により製造することが出来る。
【0015】
【実施例】
次に実施例を示して本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
【0016】
実施例1
メントール100部に対して、イソプレゴールを20部、カンファーを4部、サリチル酸モノグリコールを20部、アジピン酸ジイソプロピルを170部配合し、本発明の冷感剤組成物1を得た。
【0017】
実施例2
メントール100部に対して、イソプレゴールを1.5部、カンファーを0.3部、サリチル酸モノグリコールを1.5部、アジピン酸ジイソプロピルを10部配合し、本発明の冷感剤組成物2を得た。
【0018】
実施例3
処方例1(ヘアシャンプー)
ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル
硫酸ナトリウム 9.0
ラウリル硫酸ナトリウム 4.0
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 3.0
高重合メチルポリシロキサン 2.0
メチルポリシロキサン 1.0
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.0
プロピレングリコール 2.0
塩化0−[2−ヒドロキシ−3−トリメチルアン
モニオプロピル]ヒドロキシエチルセルロース 0.5
ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
防腐剤 0.1
香料 0.1
冷感剤組成物1 1.0
精製水 74 . 3
合計 100.0
上記処方に従い本発明の冷感化粧料1を得た。
【0019】
実施例4
実施例3の冷感剤組成物1の代わりに冷感剤組成物2を用いて配合し、本発明の冷感化粧料2を得た。
【0020】
比較例1
実施例3の冷感剤組成物1の代わりにメントールを用いて配合し、比較例1の冷感剤化粧料を得た。
【0021】
これら実施例3および4の冷感化粧料と、比較例1の冷感化粧料の冷感の強度、持続性について、下記の方法で官能評価を行った。
【0022】
冷感の試験方法
以下の手順に従って、一般パネル(n=9)を用いて官能評価を行った。
1. 両手を40℃のお湯に30秒間漬ける。
2. 手の甲に冷感化粧料をマイクロピペットで200μL滴下し、手の甲全体に広げ、1分間そのままの状態に保つ。
3.お湯で擦らずに30秒間洗い流す。
4.洗い流した直後、5分後、10分後、30分後の冷感強度を評価する。
結果を表1に示す。
【0023】
冷感の評価基準は下記の通り。
3:冷感が強い
2:冷感が適度である
1:冷感が弱い
0:冷感を全く感じない
【0024】
〔表1〕
【0025】
表1の結果から、本発明の冷感化粧料は、メントールを配合した場合に比べ強い冷感を長時間付与することが出来ることがわかる。
【0026】
実施例5
下記処方に従って本発明の冷感化粧料(化粧水)を調製した。
【0027】
処方例2(化粧水)
1,3−ブチレングリコール 6.0
グリセリン 4.0
オレイルアルコール 0.1
モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20)
ソルビタン 0.5
ポリオキシエチレン(15)ラウリルエーテル 0.5
エチルアルコール 10.0
防腐剤 0.1
香料 0.1
冷感剤組成物1 1.0
精製水 77 . 7
合計 100.0
【0028】
実施例6
下記処方に従って本発明の冷感化粧料(ヘアリンス)を調製した。
【0029】
処方例3(ヘアリンス)
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
ステアリルアルコール 1.0
セチルアルコール 2.0
高重合メチルポリシロキサン 2.0
メチルポリシロキサン 1.0
流動パラフィン 1.0
グリセリン 6.0
防腐剤 0.1
香料 0.1
冷感剤組成物1 1.0
精製水 83 . 8
合計 100.0
【0030】
実施例7
下記処方に従って本発明の冷感化粧料(ボディソープ)を調製した。
【0031】
処方例4(ボディソープ)
ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル
硫酸ナトリウム 15.0
ラウリル硫酸トリエタノールアミン 5.0
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 5.0
ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
モノパルミチン酸グリセリン 1.0
吸着精製ラノリン 2.0
グリセリン 2.0
プロピレングリコール 3.0
防腐剤 0.1
香料 0.1
冷感剤組成物1 1.0
精製水 63 . 8
合計 100.0
【0032】
実施例8
下記処方に従って本発明の冷感化粧料(浴用剤)を調製した。
【0033】
処方例8(浴用剤a)
硫酸ナトリウム 49.0
炭酸水素ナトリウム 48.0
香料 2.0
冷感剤組成物1 1 . 0
合計 100.0
【0034】
実施例9
下記処方に従って本発明の冷感化粧料(浴用剤)を調製した。
【0035】
処方例9(浴用剤b)
ポリオキシエチレン(5)オレイルエーテル 10.0
流動パラフィン 81.0
ホホバ油 5.0
防腐剤 0.2
香料 1.8
冷感剤組成物1 1.0
精製水 1 . 0
合計 100.0
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、皮膚刺激感が少なく、十分な清涼感を長時間にわたって付与できる冷感剤組成物および該冷感剤組成物を含有する冷感化粧料を提供することが出来る。
Claims (3)
- メントール100部に対して、イソプレゴールを1〜30部、カンファーを0.1〜10部、サリチル酸モノグリコール1〜30部、および皮膚浸透剤を10〜200部配合してなることを特徴とする冷感剤組成物。
- 皮膚浸透剤がアジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチルから選ばれた1種または2種以上の物質である請求項1記載の冷感剤組成物。
- 請求項1又は2記載の冷感剤組成物を0.1〜50%含有する冷感化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003058301A JP2004269368A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 冷感剤組成物および該冷感剤組成物を含有する冷感化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003058301A JP2004269368A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 冷感剤組成物および該冷感剤組成物を含有する冷感化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004269368A true JP2004269368A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33121439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003058301A Pending JP2004269368A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 冷感剤組成物および該冷感剤組成物を含有する冷感化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004269368A (ja) |
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JP2007332047A (ja) * | 2006-06-13 | 2007-12-27 | Ogawa & Co Ltd | 外用化粧料 |
WO2013054809A1 (ja) * | 2011-10-14 | 2013-04-18 | 大正製薬株式会社 | 皮膚外用剤 |
JP2014527081A (ja) * | 2011-09-12 | 2014-10-09 | メリアル リミテッド | イソオキサゾリン活性薬を含む殺寄生虫性組成物、その方法および使用 |
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