JP2001220334A - 毛髪処理剤配合用組成物及び毛髪処理剤 - Google Patents

毛髪処理剤配合用組成物及び毛髪処理剤

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JP2001220334A
JP2001220334A JP2001099824A JP2001099824A JP2001220334A JP 2001220334 A JP2001220334 A JP 2001220334A JP 2001099824 A JP2001099824 A JP 2001099824A JP 2001099824 A JP2001099824 A JP 2001099824A JP 2001220334 A JP2001220334 A JP 2001220334A
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Toshio Ota
敏夫 太田
Michihiro Aga
通弘 阿賀
Katsuhiro Watanabe
克寛 渡邉
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San Ei Kagaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘアコンディショナー、染毛剤、ウェーブ
剤、仕上げ剤、乳濁用安定剤、又はアロンすべり剤等の
毛髪処理剤を容易且つ安価に調製できる毛髪処理剤配合
用組成物、並びに、毛髪の艶、スベリ感、サッパリ感、
ソフト感、シットリ感、サラサラ感、ベトツキの無さ等
の使用感に優れ、且つ毛髪処理剤の延び、毛髪保護等の
毛髪処理剤特性に優れた毛髪処理剤を提供する。 【構成】 ノニオン界面活性剤、シリコン類、及び高分
子類から成る群より選択される少なくとも一種を含有す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪処理剤配合用
組成物及び毛髪処理剤に関する。特に、本発明は、毛髪
処理剤を調製するための毛髪処理剤配合用組成物、並び
にこれらより得られるトリートメント、リンス等のヘア
コンディショナー、染毛剤、ウェーブ剤、仕上げ剤、乳
濁用安定剤、及びアロンすべり剤等の毛髪処理剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、毛髪に対する美意識は高くなって
おり、それに伴い毛髪処理剤に対する要求も高まってい
る。具体的には、毛髪の艶、スベリ感、サッパリ感、ソ
フト感、シットリ感、サラサラ感、ベトツキの無さ等の
使用感に優れ、且つ毛髪処理剤の延び、毛髪保護等の特
性に優れた毛髪処理剤が、より一層強く求められてい
る。
【0003】従来、このような需要者の要求を満たすべ
く、種々の配合成分を含有したヘアコンディショナー、
染毛剤、ウェーブ剤、仕上げ剤、乳濁用安定剤、及びア
ロンすべり剤等の毛髪処理剤が提案されている。
【0004】しかしながら、従来の毛髪処理剤の調製に
於いては、各配合成分を逐一、秤量し添加・混合等する
ものであるため非常に工程が煩雑であり、時間とコスト
がかかるという問題があった。
【0005】また、従来の毛髪処理剤に於いては、種々
の毛髪処理効果を発現させるため特定の成分、例えば特
定の脂肪酸エステル類、界面活性剤、シリコン類(Si
含有化合物)等が毛髪処理剤に配合される。
【0006】しかしながら、これらの化合物は、特殊な
構造を有するなどして、一般的でない場合が多い。その
ため、入手が困難であり、又は高価であるといった問題
があった。又、毛髪処理効果も十分でないという問題が
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はヘアコンディ
ショナー、染毛剤、ウェーブ剤、仕上げ剤、乳濁用安定
剤、及びアロンすべり剤等の毛髪処理剤を容易且つ安価
に調製できる毛髪処理剤配合用組成物、並びに毛髪の
艶、スベリ感、サッパリ感、ソフト感、シットリ感、サ
ラサラ感、ベトツキの無さ等の使用感に優れ、且つ毛髪
処理剤の延び、毛髪保護等の特性に優れた上記毛髪処理
剤を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者等が鋭意検討した結果、ノニオン界面活性
剤、シリコン類、及び高分子類から成る群より選択され
る一種又は二種を含有する組成物を使用すれば、優れた
毛髪処理効果(即ち、優れた使用感及び優れた特性)を
有する毛髪処理剤を容易且つ安価に調製できることを見
出し、本発明を完成するに至った。
【0009】即ち、本発明は、ノニオン界面活性剤、シ
リコン類、及び高分子類から成る群より選択される一種
又は二種を含有する毛髪処理剤配合用組成物を提供す
る。
【0010】本発明は、ノニオン界面活性剤がポリオキ
シエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチ
ルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンラノリン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、
モノステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタ
ン、セスキオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸ポリ
オキシエチレンソルビタン、オレイン酸ジエタノールア
ミド、及びポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン
グリコールから成る群より選択される一種乃至四種の化
合物であり、シリコン類がデカメチルシクロペンタシロ
キサン、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシ
ロキサン、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシ
ロキサン共重合体、及びアミノエチルアミノプロピルメ
チルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体から成る
群より選択される一種乃至三種化合物であり、高分子類
がカルボキシビニルポリマー、ポリエチレングリコー
ル、スチレン重合体、ポリビニルピロリドン、及びヒド
ロキシエチルセルロースから成る群より選択される一種
又は三種の化合物である上記毛髪処理剤配合用組成物を
提供する。
【0011】本発明は、ノニオン界面活性剤がポリオキ
シエチレンオレイルエーテル及び/又はモノオレイン酸
ソルビタンである上記何れかの毛髪処理剤配合用組成物
を提供する。
【0012】本発明は、シリコン類がデカメチルシクロ
ペンタシロキサン及び/又はメチルポリシロキサンであ
る上記何れかの毛髪処理剤配合用組成物を提供する。
【0013】本発明は、毛髪処理剤配合用組成物が、更
に油脂類、パラフィン・ワックス類、アニオン界面活性
剤、有機酸、両性界面活性剤、リン酸類、塩基類、金属
イオン封鎖剤、酸化防止剤、パラベン類、及び水から成
る群より選択される二種乃至七種を含有する上記何れか
の毛髪処理剤配合用組成物を提供する。
【0014】本発明は、油脂類がオリブ油、サフラワー
油、ヒマシ油、ラノリン、硬化油、及びミンク油から成
る群より選択される一種乃至三種の化合物であり、パラ
フィン・ワックス類が流動パラフィン、軽質流動イソパ
ラフィン、塩化パラフィン、及びマイクロクリスタリン
ワックスから成る群より選択される一種又は二種の化合
物であり、アニオン界面活性剤がポリオキシエチレンラ
ウリルエーテル硫酸アンモニウム又はポリオキシエチレ
ンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミンであり、
有機酸がラウリン酸、ステアリン酸、オレイン酸、及び
ソルビン酸から成る群より選択される一種又は二種の化
合物であり、両性界面活性剤が2−アルキル−N−カル
ボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム
ベタイン及び/又はヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイ
ンであり、リン酸類がリン酸、リン酸一水素ナトリウ
ム、及びリン酸二水素ナトリウムから成る群より選択さ
れる一種又は二種の化合物であり、塩基類がトリエタノ
ールアミン又は水酸化ナトリウムであり、金属イオン封
鎖剤がヒドロキシエタンジホスホン酸又はエデト酸二ナ
トリウムであり、酸化防止剤がジブチルヒドロキシトル
エンであり、パラベン類がパラオキシ安息香酸プロピル
及び/又はパラオキシ安息香酸メチルである上記毛髪処
理剤配合用組成物を提供する。
【0015】本発明は、毛髪処理剤配合用組成物の組成
に於いて、ノニオン界面活性剤、シリコン類、及び高分
子類から成る群より選択される一種又は二種の含有量を
A重量%として、Aが、次式 0.1≦A≦100 を
満足する上記何れかの毛髪処理剤配合用組成物を提供す
る。
【0016】本発明は、毛髪処理剤配合用組成物がヘア
コンディショナー配合用組成物、染毛剤配合用組成物、
ウェーブ剤配合用組成物、仕上げ剤配合用組成物、乳濁
用安定剤配合用組成物、又はアロンすべり剤配合用組成
物である上記何れかの毛髪処理剤配合用組成物を提供す
る。
【0017】本発明は、上記何れかの毛髪処理剤配合用
組成物を含有する毛髪処理剤を提供する。
【0018】本発明は、毛髪処理剤がヘアコンディショ
ナー、染毛剤、ウェーブ剤、仕上げ剤、乳濁用安定剤、
又はアロンすべり剤である上記毛髪処理剤を提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の毛髪処理剤配合用組成物には、ノニオン界面活
性剤、シリコン類、及び高分子類から成る群より選択さ
れる一種又は二種を含有する。
【0020】ノニオン界面活性剤としては、例えばポリ
オキシエチレンアルキル、アルケニル、又はアルキル・
アリールエーテル、天然油脂のポリオキシエチレン誘導
体、多価アルコール(例えばソルビタン類等)の高級脂
肪酸(モノ又はセスキ)エステル、脂肪酸アルキロール
アミド類、エチレンオキシド・プロピレンオキシドブロ
ック共重合体等が挙げられる。
【0021】尚、「ポリオキシエチレン」に於けるエチ
レンオキシド(EO)重合度としては、例えば10〜7
0等であってよい。「ポリオキシプロピレン」に於ける
プロピレンオキシド(PO)重合度は、例えば30〜9
0等であってよい。
【0022】具体的にはノニオン界面活性剤としては、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチ
レンセチルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエー
テル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油、モノステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸
ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、モノオレイ
ン酸ポリオキシエチレンソルビタン、オレイン酸ジエタ
ノールアミド、及びポリオキシエチレン・ポリオキシプ
ロピレングリコールから成る群より選択される一種乃至
四種の化合物が挙げられる。
【0023】例えば、染毛剤配合用組成物、ウェーブ剤
配合用組成物、仕上げ剤配合用組成物、及び乳濁用安定
剤配合用組成物に、ポリオキシエチレンオレイルエーテ
ルを含有してよい。
【0024】染毛剤配合用組成物、ウェーブ剤配合用組
成物、仕上げ剤配合用組成物、及び乳濁用安定剤配合用
組成物に、例えばモノオレイン酸ソルビタンを含有して
よい。
【0025】シリコン類(Si含有化合物)としては、
シリコーン油等が挙げられる。シリコーン油としては、
例えば、シロキサン類、及びそれらの単独重合体又は共
重合体が挙げられる。ポリシリコンの重合度は特に限定
されず、低重合ポリシリコンから高重合ポリシリコンま
で使用することができる。
【0026】具体的にはシリコン類としては、デカメチ
ルシクロペンタシロキサン、メチルポリシロキサン、メ
チルフェニルポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メ
チルステアロキシシロキサン共重合体、及びアミノエチ
ルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサ
ン共重合体から成る群より選択される一種乃至三種化合
物が挙げられる。
【0027】例えば、ウェーブ剤配合用組成物及びアロ
ンすべり剤配合用組成物に、デカメチルシクロペンタシ
ロキサンを含有してよい。
【0028】ヘアコンディショナー配合用組成物及ウェ
ーブ剤配合用組成物に、例えばメチルポリシロキサンを
含有してよい。
【0029】高分子類としては、具体的にはカルボキシ
ビニルポリマー(平均分子量としては、例えば100万
〜500万等)、ポリエチレングリコール(平均分子量
としては、例えば100万〜500万等)、スチレン重
合体、ポリビニルピロリドン(平均分子量としては、例
えば10万〜100万)、及びヒドロキシエチルセルロ
ース(2%水溶液粘度としては、例えば1000〜2万
cps等)から成る群より選択される一種又は三種の化
合物等が挙げられる。
【0030】例えば、染毛剤配合用組成物、ウェーブ剤
配合用組成物、及び仕上げ剤配合用組成物に、高分子類
を含有してよい。
【0031】更に、本発明の毛髪処理剤配合用組成物に
は、毛髪処理剤の種類、目的等に応じ適宜、各種添加剤
を配合してもよい。例えば、本発明の毛髪処理剤配合用
組成物には、添加剤として油脂類、パラフィン・ワック
ス類、アニオン界面活性剤、有機酸、両性界面活性剤、
リン酸類、塩基類、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、パ
ラベン類、及び水から成る群より選択される二種乃至七
種を含有してよい。
【0032】油脂類としては、例えば植物油及び動物油
等が挙げられる。具体的には、オリブ油、サフラワー
油、ヒマシ油、ラノリン、硬化油(水添パーム油脂肪酸
トリグリセリド、水添牛脂脂肪酸トリグリセリド、硬化
ヒマシ油等)、及びミンク油から成る群より選択される
一種乃至三種の化合物が挙げられる。
【0033】例えば染毛剤配合用組成物、ウェーブ剤配
合用組成物、仕上げ剤配合用組成物、乳濁用安定剤配合
用組成物、及びアロンすべり剤配合用組成物に、油脂類
を含有してよい。
【0034】パラフィン・ワックス類としては、パラフ
ィン類、ワックス類、及びそれらの誘導体(例えばハロ
ゲン化物等)が挙げられる。具体的には、流動パラフィ
ン、軽質流動イソパラフィン、塩化パラフィン、及びマ
イクロクリスタリンワックスから成る群より選択される
一種又は二種の化合物が挙げられる。
【0035】例えば染毛剤配合用組成物、ウェーブ剤配
合用組成物、仕上げ剤配合用組成物、及び乳濁用安定剤
配合用組成物に、パラフィン・ワックス類を含有してよ
い。
【0036】アニオン界面活性剤としては、例えばポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩等が挙
げられる。具体的にはポリオキシエチレンラウリルエー
テル硫酸アンモニウム又はポリオキシエチレンラウリル
エーテル硫酸トリエタノールアミン等が挙げられる。例
えばウェーブ剤配合用組成物に、アニオン界面活性剤を
含有してよい。「ポリオキシエチレン」に於けるEO重
合度としては、例えば1〜5等であってよい。
【0037】有機酸としては、脂肪酸等が挙げられる。
具体的には、ラウリン酸、ステアリン酸、オレイン酸、
及びソルビン酸から成る群より選択される一種又は二種
の化合物等が挙げられる。
【0038】例えば染毛剤配合用組成物、ウェーブ剤配
合用組成物、仕上げ剤配合用組成物、及び乳濁用安定剤
配合用組成物に、有機酸を含有してよい。
【0039】両性界面活性剤としては、カルボン酸型ベ
タインが挙げられる。具体的には、2−アルキル−N−
カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニ
ウムベタイン及び/又はヤシ油脂肪酸アミドプロピルベ
タイン等が挙げられる。例えばウェーブ剤配合用組成物
に、両性界面活性剤を含有してよい。
【0040】リン酸類としては、リン酸そのもの及びそ
の部分中和塩等が挙げられる。具体的には、リン酸、リ
ン酸一水素ナトリウム、及びリン酸二水素ナトリウムか
ら成る群より選択される一種又は二種の化合物等が挙げ
られる。
【0041】例えば染毛剤配合用組成物、ウェーブ剤配
合用組成物、仕上げ剤配合用組成物、及び乳濁用安定剤
配合用組成物に、リン酸類を含有してよい。
【0042】塩基類としては、アミン類及びアルカリ金
属水酸化物等が挙げられる。具体的にはトリエタノール
アミン又は水酸化ナトリウム等が挙げられる。例えば染
毛剤配合用組成物、ウェーブ剤配合用組成物、仕上げ剤
配合用組成物、乳濁用安定剤配合用組成物に、塩基類を
含有してよい。
【0043】金属イオン封鎖剤としては、具体的にはヒ
ドロキシエタンジホスホン酸又はエデト酸二ナトリウム
等が挙げられる。例えば染毛剤配合用組成物、ウェーブ
剤配合用組成物、仕上げ剤配合用組成物に、金属イオン
封鎖剤を含有してよい。
【0044】酸化防止剤としては、具体的にはジブチル
ヒドロキシトルエン等が挙げられる。例えばアロンすべ
り剤配合用組成物に、酸化防止剤を含有してよい。パラ
ベン類としては、パラオキシ安息香酸エステル類等が挙
げられる。具体的には、パラオキシ安息香酸プロピル及
び/又はパラオキシ安息香酸メチル等が挙げられる。例
えばウェーブ剤配合用組成物剤に、パラベン類を含有し
てよい。
【0045】本発明の毛髪処理剤配合用組成物の組成に
於いて、ノニオン界面活性剤、シリコン類、及び高分子
類から成る群より選択される一種又は二種の含有量をA
重量%として、Aが、次式 0.1≦A≦100 を満
足するものであってよい。
【0046】例えば、ヘアコンディショナー配合用組成
物に於いては、Aが、次式 80≦A≦100 を満足
するものであってよい。
【0047】例えば、染毛剤配合用組成物に於いては、
Aが、次式 0.5≦A≦20 を満足するものであっ
てよい。
【0048】例えば、ウェーブ剤配合用組成物及び乳濁
用安定剤配合用組成物に於いては、Aが、次式 0.1
≦A≦100 を満足するものであってよい。
【0049】例えば、仕上げ剤配合用組成物に於いて
は、Aが、次式 0.5≦A≦50を満足するものであ
ってよい。
【0050】例えば、アロンすべり剤配合用組成物に於
いては、Aが、次式 5≦A≦30を満足するものであ
ってよい。
【0051】本発明の毛髪処理剤配合用組成物の調製法
に於いては、例えばノニオン界面活性剤、シリコン類、
及び高分子類から成る群より選択される一種又は二種、
及び必要に応じ各種添加剤等の配合成分を混合し、必要
に応じ加熱下、均一に撹拌混合して行われる。尚、各配
合成分の添加順序等は特に限定されない。例えば、各配
合成分を一度に加えてもよい。或いは、順次、先に加え
た配合成分が完全溶解してから後の配合成分を加えても
よい。
【0052】本発明の毛髪処理剤配合用組成物の別の調
製法としては、例えばノニオン界面活性剤、シリコン
類、及び高分子類から成る群より選択される一種又は二
種を含む各油性成分を、必要に応じ加熱下、撹拌し、均
一混合物とする。次いで、この均一混合物中に必要に応
じ加熱した水を加え(或いは水中にこの均一混合物を加
え)、均一に撹拌混合して乳化させ、その後残余の水性
成分等を加えて調製してよい。
【0053】本発明の毛髪処理剤は、上記本発明の毛髪
処理剤配合用組成物を含有する。以下、毛髪処理剤とし
て、ヘアコンディショナー、染毛剤、ウェーブ剤、仕上
げ剤、乳濁用安定剤、及びアロンすべり剤等を例示して
説明する。
【0054】本発明のヘアコンディショナーとしては、
上記ヘアコンディショナー配合用組成物を含有する。ヘ
アコンディショナー配合用組成物としては、一種又は二
種以上使用してよい。
【0055】更に、本発明のヘアコンディショナーに
は、添加組成物、水等を含有してもよい。添加組成物と
しては、アルコールとカチオン界面活性剤との混合物等
が挙げられる。
【0056】本発明のヘアコンディショナーの組成に於
いて、ヘアコンディショナー配合用組成物は例えば1〜
20重量%含有される。
【0057】本発明のヘアコンディショナーの調製法は
特に限定されないが、例えばヘアコンディショナー配合
用組成物及び添加組成物等を加熱して均一溶解物とす
る。この均一溶解物中に水を加え、均一混合して調製し
てよい。
【0058】本発明の染毛剤としては、酸化染毛剤が挙
げられる。酸化染毛剤は、第一剤及び第二剤から成る
(尚、本発明に於いては、本発明の酸化染毛剤第一剤単
独及び本発明の酸化染毛剤第二剤単独も本発明の染毛剤
に含まれる。)。本発明の酸化染毛剤第一剤は、本発明
の染毛剤配合用組成物を含有し、更にアルカリ剤、染料
中間体、水等を含有してよい。
【0059】アルカリ剤としてはアンモニア水、モノエ
タノールアミン(MEA)等が挙げられる。染料中間対
体としては、例えばフェニレンジアミン類(オルト・メ
タ・パラフェニレンジアミン等)、フェノール類(オル
ト・メタ・パラアミノフェノール、ニトロフェノール類
等)、レゾルシン、及びアミノクレゾール類等が挙げら
れる。
【0060】本発明の酸化染毛剤第一剤の組成に於い
て、染毛剤配合用組成物は例えば20〜60重量%含有
してよい。
【0061】本発明の酸化染毛剤第一剤の調製法として
は、例えば加熱した水中に染料中間体を加え均一溶解さ
せる。その後、染毛剤配合用組成物を加えて均一混合
し、冷却後、撹拌しつつアルカリ剤等を加えて調製して
よい。水及び染毛剤配合用組成物の加熱温度は、配合成
分が分解しない温度、例えば95℃以下が好ましい。
【0062】本発明の酸化染毛剤第二剤は、本発明の染
毛剤配合用組成物を含有し、更に金属イオン封鎖剤、p
H調整剤、酸化剤、水等を含有してよい。金属イオン封
鎖剤としては、ヒドロキシエタンジホスホン酸等が挙げ
られる。pH調整剤としては、リン酸類(例えばリン酸
一水素ナトリウム)等が挙げられる。酸化剤としては、
過酸化水素等が挙げられる。
【0063】本発明の酸化染毛剤第二剤の組成に於い
て、染毛剤配合用組成物は例えば0.5〜15重量%含
有してよい。
【0064】本発明の酸化染毛剤第二剤の調製法として
は、例えば、本発明の染毛剤配合用組成物、金属イオン
封鎖剤、pH調整剤、酸化剤、水等を、必要に応じ加熱
下に撹拌して、均一混合して調製してよい。
【0065】本発明の酸化染毛剤は、上記本発明の酸化
染毛剤第一剤及び上記本発明の酸化染毛剤第二剤の少な
くとも一つが使用されるものである。例えば、本発明の
酸化染毛剤としては、上記本発明の酸化染毛剤第一剤及
び上記本発明の酸化染毛剤第二剤から成るもの、上記本
発明の酸化染毛剤第一剤及び上記以外の酸化染毛剤第二
剤から成るもの、並びに上記以外の酸化染毛剤第一剤及
び上記本発明の酸化染毛剤第二剤から成るもの等が含ま
れる。「上記以外の酸化染毛剤第一剤」及び「上記以外
の酸化染毛剤第二剤」としては、例えばそれぞれ染毛剤
に通常使用される第一剤及び第二剤等が挙げられる。
【0066】本発明の別の毛髪処理剤として、毛髪脱色
剤が挙げられる。毛髪脱色剤は、第一剤及び第二剤から
成る(尚、本発明に於いては、本発明の毛髪脱色剤、本
発明の毛髪脱色剤第一剤単独、及び本発明の毛髪脱色剤
第二剤単独も本発明の染毛剤に含まれる。)。本発明の
毛髪脱色剤第一剤は、本発明の染毛剤配合用組成物を含
有し、更にアルカリ剤、水等を含有してよい。アルカリ
剤としてはアンモニア及びMEA等が挙げられる。
【0067】本発明の毛髪脱色剤第一剤の組成に於いて
は、染毛剤配合用組成物は例えば20〜60重量%含有
してよい。
【0068】本発明の毛髪脱色剤第一剤の調製法として
は、例えば加熱した水中に加熱して均一溶解させた染毛
剤配合用組成物を撹拌しながら加え乳化させ、その後冷
却して、アルカリ剤等を加えて行ってよい。水及び染毛
剤配合用組成物の加熱温度は、配合成分が分解しない温
度、例えば95℃以下が好ましい。
【0069】本発明の毛髪脱色剤第二剤の配合成分、配
合組成、調製法等は、本発明の酸化染毛剤第二剤の場合
と同様であってよい。
【0070】本発明の毛髪脱色剤は、上記本発明の毛髪
脱色剤第一剤及び上記本発明の毛髪脱色剤第二剤の少な
くとも一つが使用されるものである。例えば、本発明の
毛髪脱色剤としては、上記本発明の毛髪脱色剤第一剤及
び上記本発明の毛髪脱色剤第二剤から成るもの、上記本
発明の毛髪脱色剤第一剤及び上記以外の毛髪脱色剤第二
剤から成るもの、並びに上記以外の毛髪脱色剤第一剤及
び上記本発明の毛髪脱色剤第二剤から成るもの等が含ま
れる。「上記以外の毛髪脱色剤第一剤」及び「上記以外
の毛髪脱色剤第二剤」としては、例えばそれぞれ毛髪脱
色剤に通常使用される第一剤及び第二剤等が挙げられ
る。
【0071】本発明のウェーブ剤としては、第一剤と第
二剤とから成るものが挙げられる(尚、本発明に於いて
は、本発明のウェーブ剤第一剤単独及び本発明のウェー
ブ剤第二剤単独も、本発明の毛髪処理剤に含まれ
る。)。本発明のウェーブ剤第一剤には、本発明のウェ
ーブ剤配合用組成物を含有し、更に添加組成物、還元
剤、アルカリ剤、水等を含有してよい。
【0072】ウェーブ剤配合用組成物としては、一種以
上使用してよい。添加組成物としては、例えば各種界面
活性剤(ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、及びア
ニオン界面活性剤)、金属イオン封鎖剤、アミン類、ア
ルコール類、及び水から成る混合物等が挙げられる。還
元剤としては、チオグリコール酸及びシステイン等、又
はそれらの塩類[アンモニウム塩、モノエタノールアミ
ン(MEA)塩、塩酸塩等]が挙げられる。アルカリ剤
としては、アンモニア、アミン類(MEA、トリエタノ
ールアミン、イソプロパノールアミン等)、アンモニウ
ム塩(重炭酸アンモニウム等)、塩基性アミノ酸等が挙
げられる。
【0073】本発明のウェーブ剤第一剤の組成に於い
て、ウェーブ剤配合用組成物は、例えば0.5〜70重
量%含有してよい。
【0074】本発明のウェーブ剤第一剤の調製は、必要
に応じ加熱下、各配合成分を撹拌混合して行われる。各
配合成分の添加順序等は、特に限定されない。例えば各
配合成分を一度に加えてよい。或いは、例えばウェーブ
剤配合用組成物、水、アルカリ剤、及び還元剤等をこの
順にて加えてもよい。
【0075】本発明のウェーブ剤第二剤としては、本発
明のウェーブ剤配合用組成物を含有し、更に添加組成
物、酸化剤、アルカリ剤、水等を含有してよい。添加組
成物としては、上記ウェーブ剤第一剤に於いて例示した
もの等が挙げられる。酸化剤としては臭素酸塩(臭素酸
ナトリウム等)、過酸化水素等が挙げられる。アルカリ
剤としては、アルカリ金属水酸化物(水酸化ナトリウム
等)が挙げられる。
【0076】本発明のウェーブ剤第二剤の組成に於い
て、ウェーブ剤配合用組成物は、例えば0.5〜70重
量%含有してよい。
【0077】本発明のウェーブ剤第二剤の調製は、必要
に応じ加熱下、各配合成分を撹拌混合して行われる。各
配合成分の添加順序等は、特に限定されない。例えば各
配合成分を一度に加えてよい。或いは、例えばウェーブ
剤配合用組成物、水、酸化剤、及びアルカリ剤等をこの
順に加えてもよい。
【0078】本発明のウェーブ剤は、上記本発明のウェ
ーブ剤第一剤及び上記本発明のウェーブ剤第二剤の少な
くとも一つが使用されるものである。例えば、本発明の
ウェーブ剤としては、上記本発明のウェーブ剤第一剤及
び上記本発明のウェーブ剤第二剤から成るもの、上記本
発明のウェーブ剤第一剤及び上記以外のウェーブ剤第二
剤から成るもの、並びに上記以外のウェーブ剤第一剤及
び上記本発明のウェーブ剤第二剤から成るもの等が含ま
れる。
【0079】「上記以外のウェーブ剤第一剤」及び「上
記以外のウェーブ剤第二剤」としては、例えばそれぞれ
ウェーブ剤に通常使用される第一剤及び第二剤等が挙げ
られる。
【0080】本発明の仕上げ剤には、本発明の仕上げ剤
配合用組成物剤を含有し、更にアルコール類、アルカリ
剤、シリコン類、アミン類、有機酸類、エステル類、カ
チオン界面活性剤、加水分解コラーゲン、色素、パラベ
ン類、香料等を含有してよい。
【0081】アルコール類としては、低級・高級アルコ
ール(例えばエタノール、セタノール、ベヘニルアルコ
ール等)、芳香族アルコール(例えばフェノキシエタノ
ール等)、グリコール類(例えばプロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、ジカプリン酸ネオペ
ンチルグリコール等)が挙げられる。アルカリ剤として
は、例えばアルカリ金属水酸化物(水酸化カリウム等)
が挙げられる。シリコン類、有機酸類、及びパラベン類
としては、前記毛髪処理剤配合用組成物に於いて例示し
たもの等が挙げられる。
【0082】アミン類としては、MEA等が挙げられ
る。エステル類としては、脂肪酸エステル(例えばイソ
ノナン酸イソノニル、ポリオキシエチレンジステアレー
ト等)が挙げられる。カチオン界面活性剤としては、脂
肪族アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば塩化ス
テアリルトリメチルアンモニウム等)が挙げられる。色
素としては、タール色素(例えば青色1号等)が挙げら
れる。香料としては、仕上げ剤に通常使用されるもの等
が挙げられる。
【0083】本発明の仕上げ剤の組成に於いて、仕上げ
剤配合用組成物は例えば1〜70重量%含有してよい。
【0084】本発明の仕上げ剤の調製法としては、必要
に応じ加熱下、各配合成分を加えて、均一に撹拌混合し
て調製してよい。その際、各配合製成分の添加順序は特
に限定されず、例えば全配合成分を一度に加えることが
できる。或いは、各配合成分が均一に溶解するような添
加順序、例えば仕上げ剤配合用組成物剤、水、アルコー
ル類、色素を撹拌して均一混合し、更にパラベン類、ア
ルカリ剤、及びシリコン類等を、順次加え、均一に撹拌
混合して、調製してよい。
【0085】本発明の仕上げ剤の別の調製法としては、
例えばアルカリ剤、水、及びエステル類等を加熱し撹拌
混合して、水溶液とする。一方、仕上げ剤配合用組成物
剤、パラベン類、及び残余の油性成分を加熱し撹拌混合
して、均一混合物とする。次いで、この均一混合物を前
記水溶液中に加え、撹拌乳化して調製してよい。
【0086】本発明の仕上げ剤の更に別の調製法として
は、例えば加熱した水中に、加熱した仕上げ剤配合用組
成物剤を加え、乳化物とした後、冷却する。別の仕上げ
剤配合用組成物剤中に、上記乳化物及びアミン類等を順
次加え、均一に撹拌混合して、調製してよい。
【0087】本発明の乳濁用安定剤は、例えばウェーブ
剤等の乳濁剤を高濃度塩類に配合する場合にその乳濁安
定性を向上させるために、乳濁剤に配合するものであ
る。本発明の乳濁用安定剤は、乳濁用安定剤配合用組成
物自体であってよい。
【0088】本発明の乳濁用安定剤の配合量としては、
例えばウェーブ剤100重量部に対し5〜20重量部で
あってよい。
【0089】本発明のアイロンパーマすべり剤は、アイ
ロンパーマすべり剤配合用組成物の他に、香料、色素等
の添加剤を含有してよい。香料としては、アイロンパー
マすべり剤に通常使用されるもの等が挙げられる。色素
としては、タール色素等が上げられる。
【0090】本発明のアイロンパーマすべり剤の組成に
於いて、アイロンパーマすべり剤配合用組成物を例えば
80重量%以上含有してよい。
【0091】本発明のアイロンパーマすべり剤の調製法
としては、例えばアイロンパーマすべり剤配合用組成物
及び添加剤等を、必要に応じ加熱下、撹拌して、均一混
合物として、行ってよい。
【0092】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明する。 (毛髪処理剤配合用組成物の調製) ・実施例1、18〜23、25、及び26 表1〜表6に示す各配合成分を、表1、表3、又は表5
に示す温度まで加熱して均一に撹拌混合して、本発明の
毛髪処理剤配合用組成物(各実施例1、18〜23、2
5、及び26)を得た。表1〜表6に、配合成分、及び
配合量(kg)を示す。
【0093】・実施例2〜7、9〜11、及び13 配合成分38、41、45、及び51を除く各配合成分
を、表1又は表3に示す温度まで加熱して均一溶解させ
た。この均一溶解物を、表1又は表3に示す温度まで加
熱した配合成分51中に撹拌しながら加え、乳化させ
た。この乳化物を45℃以下に冷却した後、配合成分3
8、45、及び41を加え、更に配合成分51(補水)
を加えて全重量が100kgになるように調整し、均一
に撹拌混合して、本発明の毛髪処理剤配合用組成物(各
実施例実施例2〜7、9〜11、及び13)を得た。表
1〜表4に、配合成分番号及びそれに対応する配合成
分、並びに配合量(kg)を示す。
【0094】・実施例8 配合成分3(0.76kg)を45〜50℃に加熱し、
これに香料(商品名「ボイストローズ」、明治香料
(株)製)0.38kgを加え均一分散させた。次い
で、この均一分散物中に、配合成分51(3.98k
g)を撹拌しながら加え均一に混合して、香料可溶化液
を調製した。
【0095】一方、配合成分5(2.99kg)と51
(5.3kg)を70〜90℃に加熱して、均一混合し
た。この均一混合物を40℃以下に冷却後、これを毛髪
処理剤配合用組成物(実施例11)86.34kgに加
え撹拌して、均一組成物を調製した。前記香料可溶化液
と上記均一組成物とを、撹拌混合して、本発明の毛髪処
理剤配合用組成物を得た。表1及び表2に、配合成分番
号及びそれに対応する配合成分、並びに配合量(kg)
を示す。
【0096】・実施例12 配合成分1、39、40、及び51(36.42kg)
を表3に示す温度まで加熱し、均一混合した後、40℃
まで冷却した。次いで、これに、配合成分41と51と
の混合物、及び20を順次加え、均一に撹拌混合して、
本発明の毛髪処理剤配合用組成物を得た。表3及び表4
に、配合成分番号及びそれに対応する配合成分、並びに
配合量(kg)を示す。
【0097】・実施例14 表3に示す温度まで加熱した配合成分51(41.46
kg)中に、配合成分1を加え、溶解させた。その後、
これに配合成分39と40を加え、均一に撹拌しながら
45℃以下に冷却した。次いで、配合成分41を加え、
更に配合成分51(補水)を加えて全重量が100kg
になるように調整し、均一に撹拌混合して、本発明の毛
髪処理剤配合用組成物を得た。表3及び表4に、配合成
分番号及びそれに対応する配合成分、並びに配合量(k
g)を示す。
【0098】・実施例15、16 配合成分51を除く各配合成分を、表3に示す温度まで
加熱して均一溶解させた。この均一溶解物中に、表3に
示す温度まで加熱した配合成分51を撹拌しながら加え
た。その後、45℃以下に冷却し、最後に配合成分51
(補水)を加えて全重量が100kgになるように調整
し、均一に撹拌混合して、本発明の毛髪処理剤配合用組
成物を得た。表3及び表4に、配合成分番号及びそれに
対応する配合成分、並びに配合量(kg)を示す。
【0099】・実施例17 配合成分12、19、33、及び50を、表3に示す温
度まで加熱して均一溶解させた。その後、50℃以下に
冷却し、配合成分51(49.21kg)、47、42
を順次加え、最後に配合成分51(補水)を加えて全重
量が100kgになるように調整し、均一に撹拌混合し
て、本発明の毛髪処理剤配合用組成物を得た。表3及び
表4に、配合成分番号及びそれに対応する配合成分、並
びに配合量(kg)を示す。
【0100】・実施例24 配合成分21を80〜90℃に加熱した51(20k
g)に溶解して、混合物Iを調製した。配合成分22を
80〜90℃に加熱した51(30kg)に溶解して、
混合物IIを調製した。配合成分19、49、及び50
を80〜90℃に加熱し、配合成分51を加え、混合物
IIIを調製した。
【0101】その後、各配合成分I〜IIIを順次加
え、均一に撹拌混合して、本発明の毛髪処理剤配合用組
成物を得た。表5及び表6に、配合成分番号及びそれに
対応する配合成分、並びに配合量(kg)を示す。
【0102】・実施例27 配合成分6、13、24(4kg)、及び25を、表5
に示す温度まで加熱して均一溶解物Iを調製した。一
方、配合成分24及び48を、表5に示す温度まで加熱
して均一溶解物IIを調製した。均一溶解物IにIIを
加え、均一に撹拌混合して、本発明の毛髪処理剤配合用
組成物を得た。表5及び表6に、配合成分番号及びそれ
に対応する配合成分、並びに配合量(kg)を示す。
【0103】・実施例28及び29 配合成分18を除く各配合成分を、均一に撹拌混合し
た。その後、この均一混合物中に、配合成分18を撹拌
しながら加え、均一に分散させて、本発明の毛髪処理剤
配合用組成物(各実施例28及び29)を得た。表5及
び表6に、配合成分番号及びそれに対応する配合成分、
並びに配合量(kg)を示す。
【0104】
【表1】
【0105】表1中、1)〜16)は以下を表す。 1)16kg(4EO)+8kg(8EO)+8kg
(13EO)、2)5.5kg(20EO)+1.5k
g(30EO)、3)13EO、4)0.58kg(4
EO)+6.04kg(13EO)+0.38kg(3
0EO)、5)1.33kg(4EO)+3.56kg
(13EO)+3.11kg(30EO)、6)13E
O、7)13EO、8)13EO、9)7.5kg(7
EO)+1.5kg(20EO)、10)4kg(8E
O)+4kg(13EO)、11)6EO、12)70
EO、13)70EO、14)20EO、15)14c
s、16)軟化点40〜50℃。
【0106】
【表2】
【0107】表2中、1)及び2)は以下を表す。 1) 水添パーム油脂肪酸トリグリセリド:水添牛脂脂
肪酸トリグリセリド=約1:1(重量比)、2)含有濃
度85重量%。
【0108】
【表3】
【0109】表3中、1)〜9)は以下を表す。 1)23EO、2)23EO、3)4.5kg(6E
O)+4.5kg(13EO)、4)12kg(13E
O)+6kg(50EO)、5)30EO、55PO、
6)9kg(平均重合度650以上のもの)+2kg
(3000cs)、7)3.6kg(平均重合度650
以上のもの)+0.9kg(20cs) +1kg(3
000cs)、8)50kg(20cs) +20kg
(3000cs)、9)平均分子量6000。
【0110】
【表4】
【0111】表4中、1)〜7)は以下を表す。 1)3EO、含有濃度36重量%、2)3EO、含有濃
度36重量%、3)2EO、含有濃度27重量%、4)
含有濃度50重量%、5)含有濃度30重量%、6)含
有濃度85重量%、7)含有濃度60重量%。
【0112】
【表5】
【0113】表5中、1)〜11)は以下を表す。 1)7EO、2)10EO、3)9kg(平均重合度6
50以上のもの)+4kg(3000cs)、4)1
2.75kg(平均重合度650以上のもの)+72.
25kg(20cs)、5)8kg(100cs)+1
6kg(3000cs) +20kg(100万c
s)、6)平均分子量125万、7)平均分子量400
万、8)17kg(平均分子量4000)+3kg(平
均分子量6000)、9)平均分子量400万、10)
平均分子量36万、11)2%水溶液粘度5000〜1
万cps。
【0114】
【表6】
【0115】表6中、1)〜3)は以下を表す。 1)硬化ヒマシ油、2)含有濃度85重量%、3)含有
濃度60重量%。
【0116】(ヘアコンディショナーの調製) ・実施例30及び31 ヘアコンディショナー配合用組成物(実施例20又は2
2)及び添加組成物を80〜85℃に加熱し、均一分散
した後、80〜85℃に加熱した水を加え、均一に撹拌
混合して本発明のヘアコンディショナー(各実施例30
及び31)を調製した。表7に、配合成分及び配合量
(kg)を示す。
【0117】
【表7】
【0118】表7中、1)は以下を表す。 1)配合成分(重量%);セタノール(49)、塩化ス
テアリルトリメチルアンモニウム(含有濃度60重量
%、15)、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム(含
有濃度80重量%、8)、濃グリセリン(28)。
【0119】(酸化染毛剤の調製) ・実施例32 酸化染毛剤第一剤の調製 染料中間体(レゾルシン、p−フェニレンジアミン、m
−アミノフェノール、p−アミノフェノール)と水とを
80℃に加熱混合して、水溶液とした。この水溶液中
に、染毛剤配合用組成物を加え、均一に撹拌混合した
後、室温に冷却した後にモノエタノールアミン(ME
A)と強アンモニア水との混合液を加え、均一に撹拌混
合して、本発明の染毛剤第一剤を調製した。表8に、配
合成分及び配合量(kg)を示す。
【0120】酸化染毛剤第二剤の調製 表8に示す各配合成分を、均一に撹拌混合して、本発明
の染毛剤第二剤を調製した。表8に、配合成分及び配合
量(kg)を示す。
【0121】(毛髪脱色剤の調製) ・実施例33 毛髪脱色剤第一剤の調製 染料中間体を使用しなかった以外は、実施例32と同様
にして、本発明の毛髪脱色剤第一剤を調製した。表8
に、配合成分及び配合量(kg)を示す。
【0122】毛髪脱色剤第二剤の調製 実施例32と全く同様にして、本発明の毛髪脱色剤第一
剤を調製した。表8に、配合成分及び配合量(kg)を
示す。
【0123】
【表8】
【0124】(ウェーブ剤の調製) ・実施例34 ウェーブ剤第一剤の調製 一方のウェーブ剤配合用組成物剤(実施例28)中に、
水、トリエタノールアミン、ATGと強アンモニア水と
の混合液、及び他方のウェーブ剤配合用組成物剤(実施
例4)を、順次、撹拌しながら加え、均一混合して、本
発明のウェーブ剤第一剤を調製した。表9に、配合成分
及び配合量(kg)を示す。
【0125】ウェーブ剤第二剤の調製 後述の実施例40〜42と全く同様にして、ウェーブ剤
第二剤を調製した。表9に、配合成分及び配合量(k
g)を示す。
【0126】・実施例35〜38 ウェーブ剤第一剤の調製 ウェーブ剤配合用組成物剤(実施例29)中に、水、モ
ノエタノールアミン、他方のウェーブ剤配合用組成物剤
(実施例4、14、16)又は添加組成物、ATG、及
び強アンモニア水を順次、撹拌しながら加え、均一混合
して、本発明のウェーブ剤第一剤を調製した。表9に、
配合成分及び配合量(kg)を示す。
【0127】ウェーブ剤第二剤の調製 ウェーブ剤配合用組成物剤(実施例29)中に、水、水
酸化ナトリウム、他方のウェーブ剤配合用組成物剤(実
施例4、14、16)又は添加組成物、臭素酸ナトリウ
ム、ケーソンCG等を順次、撹拌しながら加え、均一混
合して、本発明のウェーブ剤第一剤を調製した。表9
に、配合成分及び配合量(kg)を示す。
【0128】・実施例39 ウェーブ剤第一剤の調製 ウェーブ剤配合用組成物剤(実施例29)中に、水、他
方のウェーブ剤配合用組成物剤(実施例18)、モノエ
タノールアミン、ATG、及び強アンモニア水を順次、
撹拌しながら加え、均一混合して、本発明のウェーブ剤
第一剤を調製した。表9に、配合成分及び配合量(k
g)を示す。
【0129】ウェーブ剤第二剤の調製 ウェーブ剤配合用組成物剤(実施例29)中に、水、他
方のウェーブ剤配合用組成物剤(実施例18)、水酸化
ナトリウム、臭素酸ナトリウム、ケーソンCG等を順
次、撹拌しながら加え、均一混合して、本発明のウェー
ブ剤第二剤を調製した。表9に、配合成分及び配合量
(kg)を示す。
【0130】・実施例40〜45 ウェーブ剤第一剤の調製 表9に示す各配合成分を、均一に撹拌混合して、本発明
のウェーブ剤第一剤を調製した。表9に、配合成分及び
配合量(kg)を示す。
【0131】ウェーブ剤第二剤の調製 表9に示す各配合成分を、均一に撹拌混合して、本発明
のウェーブ剤第二剤を調製した。表9に、配合成分及び
配合量(kg)を示す。
【0132】
【表9】
【0133】表9中、1)〜4)は以下を表す。 1)配合成分(重量%);ポリオキシエチレンラウリル
エーテル(25EO、1)、ポリオキシエチレンラノリ
ン(1)、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン(15)、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノー
ルアミン(54)、ヒドロキシエタンジホスホン酸
(2)、トリエタノールアミン(2.1)、イソプロパ
ノール(3)、水(21.9)。 2)強アンモニア水。 3)含有濃度25重量%。 4)防腐剤、ローム・アンド・ハ−ス・ジャパン(株)
製。
【0134】(仕上げ剤の調製) ・実施例46 水酸化カリウム、水70kg、及びポリオキシエチレン
ジステアレートを80〜85℃に加熱・撹拌して、水溶
液とした。一方、仕上げ剤配合用組成物剤(実施例
1)、パラベン類、及び残余の油性成分を80〜85℃
に加熱・撹拌して、均一混合物とした。この均一混合物
を前記水溶液中に加え、撹拌乳化した。この乳化物を5
0℃に冷却した後、水(補水)を加え、全重量を100
kgに調整し、均一に混合して、本発明の仕上げ剤を調
製した。表10に、配合成分及び配合量(kg)を示
す。
【0135】・実施例47及び48 水以外の各配合成分を均一に撹拌混合した後、水を添加
して乳化させて、本発明の仕上げ剤を調製した。表10
に、配合成分及び配合量(kg)を示す。
【0136】・実施例49及び50 表10に示す各配合成分を撹拌混合し、均一溶解して、
本発明の仕上げ剤を調製した。表10に、配合成分及び
配合量(kg)を示す。
【0137】・実施例51 仕上げ剤配合用組成物剤(実施例29)、水、プロピレ
ングリコール、及び青色1号液を撹拌し、均一混合物を
調製した。この均一混合物中に、パラベン類とエタノー
ルとの混合物、水酸化カリウム、及びデカメチルシクロ
ペンタシロキサンを、順次加え、均一に撹拌混合して、
本発明の仕上げ剤を調製した。表10に、配合成分及び
配合量(kg)を示す。
【0138】・実施例52及び53 80℃に加熱した水中に、80℃に加熱して均一溶解さ
せた仕上げ剤配合用組成物剤(実施例1)を撹拌しなが
ら加え、乳化物とし、これを撹拌しながら45℃まで冷
却した。他方の仕上げ剤配合用組成物剤(実施例28又
は29)中に、上記乳化物、更にモノエタノールアミン
を順次加え、均一に撹拌混合して、本発明の仕上げ剤を
調製した。表10に、配合成分及び配合量(kg)を示
す。
【0139】
【表10】
【0140】表10中、1)〜5)は以下を表す。 1)140EO。 2)含有濃度80重量%。 3)50cs:3000cs=約1:1(重量比)。 4)配合成分(重量%);トリメチルグリシン(4
0)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルア
ミド共重合体(含有濃度8重量%、2.5)、D−マン
ニット(4)、パラオキシ安息香酸メチル(0.1)、
エタノール(2)、水(51.4)。 5)3kg(分子量400)+2kg(分子量100
0)。
【0141】(乳濁用安定剤の調製) ・実施例54 毛髪処理剤配合用組成物(実施例13)自体を、乳濁用
安定剤(実施例54)として使用した。即ち、上記乳濁
用安定剤(実施例54)0.9kg、ウェーブ剤配合用
組成物(実施例4)3kg、臭素酸ナトリウム15k
g、及びウェーブ剤第二剤の全容量を100Lとする量
の水を加え、均一に撹拌混合して本発明のウェーブ剤第
二剤を調製した。
【0142】このウェーブ剤第二剤を一年以上、40℃
にて放置したところ、外観上、何等変化が見られず、乳
濁が安定であることが目視確認できた。
【0143】(アイロンパーマすべり剤の調製) ・実施例55 アイロンパーマすべり剤配合用組成物(実施例27)約
99kg、香料適量、及び色素水溶液適量を加え、全重
量を100kgに調製し、室温にて均一混合し、アイロ
ンパーマすべり剤を調製した。
【0144】(毛髪処理剤の毛髪処理効果ついての官能
評価)50人の被試験者に対し、下記のような方法で毛
髪処理を行い、毛髪処理剤の毛髪処理効果(使用感及び
特性)について評価してもらった。評価結果を表11及
び表12に示す。
【0145】・ヘアコンディショナーの毛髪処理方法 通常のシャンプー後、ヘアコンディショナー(実施例3
0及び31)を毛髪に塗布し、コーミングしてゆきわた
らせた。次いで、すすぎ、ドライヤー乾燥した。
【0146】・染毛剤の毛髪処理方法 染毛剤(実施例32及び33)の第一剤及び第二剤を
1:1(重量比)の割合で混合し、これを毛髪に塗布し
た。次いで、室温にて30分放置した後、すすぎ、ドラ
イヤー乾燥した。
【0147】・ウェーブ剤の毛髪処理方法 ウェーブを与えるパーマの場合 ウェーブ剤(各実施例34、40〜45)第一剤を毛髪
に塗布しコーミングしてゆきわたらせ、ロッドに毛髪を
巻き、7分間45℃にて加温した。次いで、第二剤をア
プリケータにて塗布し7分間放置後、再び第二剤をアプ
リケータにて塗布し7分間放置した。その後、ロッドを
はずし、すすぎ、ドライヤー乾燥した。
【0148】ストレートパーマの場合 ウェーブ剤第一剤(各実施例35〜39)を毛髪に塗布
しコーミングしてゆきわたらせ、毛髪をストレート状に
した。その後、10分間放置した。次いで、ウェーブ剤
第二剤(各実施例34〜45、及び実施例54にて調製
した新たなウェーブ剤第二剤)を毛髪に塗布しコーミン
グしてゆきわたらせ、10分間放置した。最後に、すす
ぎ、ドライヤー乾燥した。
【0149】・仕上げ剤の毛髪処理方法 仕上げ剤(実施例46〜53)を毛髪に塗布し、ゆきわ
たらせた。
【0150】・アイロンパーマすべり剤の毛髪処理方法 アイロンパーマすべり剤(実施例55)を毛髪に塗布
し、アイロンにて所定の髪型に仕上げた。
【0151】
【表11】
【0152】
【表12】
【0153】表11及び表12中、◎は非常に良い、○
は良い、△は普通、を表す。表11及び表12の結果か
ら明らかなように、本発明の毛髪処理剤は、毛髪の艶、
スベリ感、サッパリ感、ソフト感、シットリ感、サラサ
ラ感、ベトツキの無さ等の使用感に優れ、且つ毛髪処理
剤の延び、毛髪保護等の特性に優れることが判る。
【0154】
【発明の効果】本発明の毛髪処理剤配合用組成物は、低
廉且つ入手容易な配合成分を、優れた毛髪処理効果が発
揮するよう適切に選択・組み合わせて調製したものであ
る。従って、本発明の毛髪処理剤配合用組成物は、低コ
スト且つ容易に製造することが出来る。本発明の毛髪処
理剤は、上記組成物から調製されるので低コストであ
り、且つ、毛髪の艶、スベリ感、サッパリ感、ソフト
感、シットリ感、サラサラ感、ベトツキの無さ等の使用
感に優れ、且つ毛髪処理剤の延び、毛髪保護等の特性に
優れる。また、毛髪処理剤の製造工程に於いても、ノニ
オン界面活性剤、シリコン類、及び高分子類から成る群
より選択される少なくとも一種を含有する各種配合成分
を一括して配合でき、非常に工程を簡略化することが可
能である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノニオン界面活性剤、シリコン類、及び
    高分子類から成る群より選択される少なくとも一種を含
    有することを特徴とする毛髪処理剤配合用組成物。
  2. 【請求項2】 ノニオン界面活性剤がポリオキシエチレ
    ンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテ
    ル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシ
    エチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
    ラノリン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、モノステ
    アリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セス
    キオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエ
    チレンソルビタン、オレイン酸ジエタノールアミド、及
    びポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコー
    ルから成る群より選択される少なくとも一種の化合物で
    あり、シリコン類がデカメチルシクロペンタシロキサ
    ン、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキ
    サン、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキ
    サン共重合体、及びアミノエチルアミノプロピルメチル
    シロキサン・ジメチルシロキサン共重合体から成る群よ
    り選択される少なくとも一種の化合物であり、 高分子類がカルボキシビニルポリマー、ポリエチレング
    リコール、スチレン重合体、ポリビニルピロリドン、及
    びヒドロキシエチルセルロースから成る群より選択され
    る少なくとも一種の化合物であることを特徴とする請求
    項1に記載の毛髪処理剤配合用組成物。
  3. 【請求項3】 ノニオン界面活性剤がポリオキシエチレ
    ンオレイルエーテル及び/又はモノオレイン酸ソルビタ
    ンであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の毛髪処理剤配合用組成物。
  4. 【請求項4】 シリコン類がデカメチルシクロペンタシ
    ロキサン及び/又はメチルポリシロキサンであることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の毛髪
    処理剤配合用組成物。
  5. 【請求項5】 毛髪処理剤配合用組成物が、更に油脂
    類、パラフィン・ワックス類、アニオン界面活性剤、有
    機酸、両性界面活性剤、リン酸類、塩基類、金属イオン
    封鎖剤、酸化防止剤、パラベン類、及び水から成る群よ
    り選択される少なくとも一種を含有することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4の何れかに記載の毛髪処理剤配
    合用組成物。
  6. 【請求項6】 油脂類がオリブ油、サフラワー油、ヒマ
    シ油、ラノリン、硬化油、及びミンク油から成る群より
    選択される少なくとも一種の化合物であり、パラフィン
    ・ワックス類が流動パラフィン、軽質流動イソパラフィ
    ン、塩化パラフィン、及びマイクロクリスタリンワック
    スから成る群より選択される少なくとも一種の化合物で
    あり、アニオン界面活性剤がポリオキシエチレンラウリ
    ルエーテル硫酸アンモニウム及び/又はポリオキシエチ
    レンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミンであ
    り、有機酸がラウリン酸、ステアリン酸、オレイン酸、
    及びソルビン酸から成る群より選択される少なくとも一
    種の化合物であり、両性界面活性剤が2−アルキル−N
    −カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリ
    ニウムベタイン及び/又はヤシ油脂肪酸アミドプロピル
    ベタインであり、リン酸類がリン酸、リン酸一水素ナト
    リウム、及びリン酸二水素ナトリウムから成る群より選
    択される少なくとも一種の化合物であり、塩基類がトリ
    エタノールアミン及び/又は水酸化ナトリウムであり、
    金属イオン封鎖剤がヒドロキシエタンジホスホン酸及び
    /又はエデト酸二ナトリウムであり、酸化防止剤がジブ
    チルヒドロキシトルエンであり、パラベン類がパラオキ
    シ安息香酸プロピル及び/又はパラオキシ安息香酸メチ
    ルであることを特徴とする請求項5記載の毛髪処理剤配
    合用組成物。
  7. 【請求項7】 毛髪処理剤配合用組成物の組成に於い
    て、ノニオン界面活性剤、シリコン類、及び高分子類か
    ら成る群より選択される少なくとも一種の含有量をA重
    量%として、Aが、次式 0.1≦A≦100 を満足
    することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに
    記載の毛髪処理剤配合用組成物。
  8. 【請求項8】 毛髪処理剤配合用組成物がヘアコンディ
    ショナー配合用組成物、染毛剤配合用組成物、ウェーブ
    剤配合用組成物、仕上げ剤配合用組成物、乳濁用安定剤
    配合用組成物、又はアロンすべり剤配合用組成物である
    請求項1乃至請求項7の何れかに記載の毛髪処理剤配合
    用組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8の何れかに記載の
    毛髪処理剤配合用組成物を含有する毛髪処理剤。
  10. 【請求項10】 毛髪処理剤がヘアコンディショナー、
    染毛剤、ウェーブ剤、仕上げ剤、乳濁用安定剤、又はア
    ロンすべり剤である請求項9に記載の毛髪処理剤。
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