JP2004221254A - 基板の貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の貼り合わせにおいて、セルギャップを容易かつ高精度に設定する。
【解決手段】貼り合わせ装置は、第1の基板42の外側面42aを押圧する基板押圧手段22と、第2の基板44を保持する第2の定盤32とを具え、基板押圧手段22は、第1の基板42を気体圧により押圧するために気密に画成される気体圧調整空間24と、気体圧調整空間24の気体圧を調節するために気体を供給及び排気するための給排気孔26と、給排気孔26に接続される気体圧調整手段52と、押圧力分散部材10とを具えている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ディスプレイパネル基板の貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイパネル及び有機ELディスプレイパネルは、一般に2枚の基板を貼り合わせて製造される。以下に図4を参照しつつ、従来から行われている基板の貼り合わせ工程を説明する。
【0003】
図4は従来の基板貼り合わせ工程及び貼り合わせ装置を説明するための要部の概略的模式図である。図4に示したように、第1の基板110を、X軸駆動機構132を具えた第1の定盤142で保持する。同様にシール材を設けた第2の基板112を、Y軸駆動機構134を具えた第2の定盤144で保持する。第1の基板110及び第2の基板112に付された合わせマークを観測しつつ、X軸、Y軸及び第2の定盤144のさらに下部に位置するθテーブル162でθ軸を調節する。すなわち、第2の基板112を回転駆動機構136で水平面内で回転させて第1の基板との位置合わせを行う。然る後、第1の定盤142又は第2の定盤144を、矢印A方向に作動することができる、定盤の上下昇降手段138及び加圧シリンダー160により結果として基板を押圧することで貼り合わせを行っている。このとき2枚の基板の間隔(以下、単にセルギャップとも称する。)が、例えばセルの辺縁部とセルの中心部とで一定でない場合には、完成したディスプレイパネルに表示むらが生じてしまう。従って、ディスプレイパネル表示品質を高品質に、かつ一定に維持するためには、製造工程においてセルギャップを適切に維持する必要がある。この技術をセルギャップ制御(CELL GAP CONTROL)という。なお、上述したX軸駆動機構132、Y軸駆動機構134、回転駆動機構136、上下昇降手段138及び加圧シリンダ160による基板押圧機構は、従来より種々の機構があって周知である。このため、当業者ならばこれらの機構を容易に構成できるので、その詳細な説明は省略する。
【0004】
例えばガラス基板等を用いた液晶表示ディスプレイパネル製造における貼り合わせ工程では、シール材自体にグラスファイバ等からなるスペーサ繊維を混入して使用すると同時に、基板間の表示セル内部全面に樹脂、シリカ等からなるスペーサ粒子等のセルギャップ保持手段を散布せしめて行われている。また、表示セル領域内にレジスト等の構造によりセルギャップ保持手段を設ける場合もある。しかしながら、スペーサによるコントラストの低下等のマイナス効果が生じる。従って、表示品質を向上させるために、セル内部にスペーサ粒子を配置せずに精密なセルギャップ制御を行う、いわゆるスペーサレスな液晶ディスプレイが待望されている。
【0005】
また近年需要の増大している有機ELパネル等においては、表示セル領域内部にスペーサ粒子を配することはできない。
【0006】
このようなディスプレイパネル貼り合わせ工程の基板の押圧工程において、特にシール材の存在が抵抗となるために、特に上面側に位置する基板の表示セル領域に対応する領域の中心が下に凸の方向に撓んでしまうことがある。この撓みの発生により、セルギャップの均一性が得られなくなってしまう。従って、従来の貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法では、精密なセルギャップ制御は実現されていないのが現状である。
【0007】
なお、本願出願時点で、本願の技術思想にかかる出願人及び発明者が把握している先行技術文献は存在しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基板の貼り合わせ工程に際して、シール材に基因して生じる基板の、特に表示セル領域に生じる撓みを防止しつつ、セルギャップを容易かつ高精度に設定することを可能とする基板の貼り合わせ装置及び基板の貼り合わせ方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の基板の貼り合わせ装置の好適な構成例によれば、以下の構成を具えているのがよい。
【0010】
すなわち、貼り合わせ装置は、第1の基板の外側面を押圧する基板押圧手段と、前記第2の基板を保持する第2の定盤とを含んでいる。この基板押圧手段は、第1の基板を気体圧により押圧するために気密に画成される気体圧調整空間と、気体圧調整空間の気体圧を調節するために気体を供給及び排気するための給排気孔と、給排気孔に接続される気体圧調整手段を含んでいる。
【0011】
また、この発明の貼り合わせ装置は、第1の基板の外側面を、基板の撓みを防止するための不均一な圧力で押圧することができるように、外側面に実質的に密着して気体圧調整空間に発生する均一な気体圧を不均一な圧力に変換して外側面に伝達する押圧力分散部材とを具えている。
【0012】
このように、貼り合わせ工程において、第1の基板に加えられる押圧力を、押圧力分散部材により、表示セルを画成する基板の部分領域に撓みが生じないように最適化することができる。
【0013】
押圧力分散部材を、弾性を有する材料により形成し、及び押圧力分散部材は、気体圧を受ける受圧面と、第1の基板の外側面のうち、少なくとも前記シール材で囲まれた領域に対応する部分領域(以下、単に部分領域と称する。)の全面に実質的に密着する1又は2以上の押圧力分散領域と、押圧底面を具えている。
【0014】
このような構成とすれば、いわゆる多面取りのための基板にも対応することができる。
【0015】
押圧力分散領域の形状は、部分領域の中心の直上に位置する頂点を有する錐体形状とするのがよい。この錐体の側面を受圧面とし、及び錐体の底面を押圧底面とする。
【0016】
押圧力分散領域の形状は、部分領域の中心の直上に位置する頂点と、押圧力分散領域の端縁周上を一周する各点とを結ぶ線を曲線とした凸型体とするのがよい。このとき、凸型体の、曲線で形成される曲面を受圧面とし、及び凸型体の底面を押圧底面とする。
【0017】
押圧力分散部材は、ソリッドな中実部材とするのがよい。
【0018】
このような構成とすれば、第1の基板の外側面の部分領域の中心から、部分領域を画成する辺に向かう方向に、徐々に押圧力を大きくすることができるので、特に第1の基板の外側面に均一に押圧力を加えた場合に、シール材の存在が抵抗となって生じる第1の基板の下側、すなわち第2の基板方向の撓みを防止することができる。
【0019】
この発明の貼り合わせ装置の別の構成例によれば、第1の定盤と、第1の定盤に設けられている、第1の基板の外側面のうち、第1の基板の内側面側に設けられているシール材の直上に対応する領域に接触してこれを押圧する基板押圧手段と、基板押圧手段により囲まれるように画成される気密の基板押圧空間と、基板押圧空間に気体を供給及び排気することができるように第1の定盤に設けられている給排気孔と、給排気孔に接続されている気体圧調整手段と、第2の基板を保持する第2の定盤とを含む。
【0020】
このような構成とすれば、第1の基板の外側面のうち、シール材の直上に対応する領域に加えられる押圧力と、この直上に対応する領域によって囲まれる表示セル領域に対応する第1の基板の外側面の部分領域に加えられる押圧力を異なる大きさの押圧力とすることができるので、シール材の抵抗により生じる基板の撓みの発生を防止しつつ、貼り合わせ工程を実施することができる。また、表示セル領域に対応する部分領域に、基板押圧(吸引)空間の気体圧力を負圧とすることができるので、例えば第1の基板の外側面から、表示セル領域が存在するのと反対方向に第1の基板が撓んだ場合でもこの撓みを除去しつつ貼り合わせを行うことができる。
【0021】
このとき、基板押圧手段は、弾性を有し、かつ中空部を具えたチューブ状部材により構成するのがよい。
【0022】
このような構成とすれば、第1の基板の外側面のシール材の直上に対応する領域を効率的に押圧すると同時に、基板押圧(吸引)空間を画成することができる。
【0023】
この発明の基板の貼り合わせ方法によれば、以下の工程を含んでいる。
【0024】
(1)第1の基板及び第2の基板の内側面同士を、表示セル領域を画成するためのシール材を介して対面させる工程、(2)第1の基板のシール材に囲まれる表示セル領域に対応する外側面の部分領域に、部分領域の中心部から部分領域の端縁方向に向かうほど徐々に押圧力が大きくなるように、かつ、シール材の実質的に直上の領域の押圧力が最大となるように、押圧力を付加して所定のセルギャップを決定する工程、及び(3)シール材を硬化する工程を含む。
【0025】
このとき、(2)工程が、第1の基板の外側面全面に均一にかかる第1の押圧力を、少なくとも部分領域の全面に密着する押圧力分散部材を用いて、部分領域の中心部から部分領域の端縁方向に向かうほど徐々に押圧力が大きくなるように、かつ、シール材の実質的に直上の領域の押圧力が最大となるように変換された第2の押圧力を付加することにより、所定のセルギャップを決定する工程とするのがよい。
【0026】
この第1の押圧力は、気体圧からなる押圧力とするのがよい。
【0027】
このようにして貼り合わせ工程を行うことにより、表示セル領域に撓みのない均一なセルギャップを有するディスプレイパネルを効率的に製造することができる。
【0028】
また、この発明の別の基板の貼り合わせ方法例によれば、以下の工程を含んでいる。
【0029】
(1)第1の基板及び第2の基板の内側面同士を、表示セル領域を画成するためのシール材を介して対面させる工程、(2)第1の基板のシール材に囲まれる表示セル領域に対応する外側面の部分領域に加えられる押圧力と、シール材の実質的に直上の領域の押圧力が異なるように、押圧力を付加して所定のセルギャップを決定する工程、及び(3)シール材を硬化する工程を含む。
【0030】
このとき、(2)工程が、第1の基板のシール材に囲まれる表示セル領域に対応する外側面の部分領域に、第1の基板の撓みを除去するための吸引力を付加し、かつシール材の実質的に直上の領域に押圧力を付加して所定のセルギャップを決定する工程としてもよい。
【0031】
また、このとき(2)工程のうちシール材の実質的に直上の領域に押圧力を付加して所定のセルギャップを決定する工程が、直上の領域に沿って設けられている、弾性を有し、かつ中空部を具えたチューブ状部材を用いて、中空部に気体を供給することにより行うのがよい。
【0032】
このようにすれば、より簡易な工程で、表示セル領域の撓みを防止しつつ、貼り合わせ工程を行うことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施形態につき説明する。なお、図面には、この発明が理解できる程度に各構成成分の形状、大きさ及び配置関係が概略的に示されているに過ぎず、これによりこの発明が特に限定されるものではない。また、以下の説明に用いる各図において同様の構成成分については、同一の符号を付して示し、その重複する説明を省略する場合もあることを理解されたい。
【0034】
また、この発明を実施するに当たり、図4を参照して既に説明したX軸駆動機構、Y軸駆動機構、回転駆動機構、上下昇降手段、及びシール材硬化手段を適宜使用するが、これら自体の構成や機能は、従来周知であり、この発明の要旨ではないので、その詳細な説明は省略する。
【0035】
また、以下の実施形態の説明において、この発明を、液晶表示パネル及び有機EL表示パネルとして使用される基板の貼り合わせ例につき説明する。有機EL表示パネルの場合には、貼り合わせる一方の基板に、予め、有機EL層が形成されているものとする。また、液晶表示パネルの場合には、主として液晶媒体を表示パネルの貼り合わせ前にセル領域に注入する「滴下液晶注入」工程を例にとって説明する。
【0036】
なお、周知の通り、第1及び第2の基板には、多数の表示セルがマトリクス状に配列されて形成される。しかしながら、以下に説明する実施の形態では、図示の複雑化を回避するために、1枚の基板(対向する2枚の基板)に1つの表示セルを形成する例を代表して取り上げ、かつ説明している。また、図中、表示に必要な電極その他のトランジスタ等の他の構成成分等は、この発明の説明に直接必要ではないので、図示を省略してある。
【0037】
図1(A)及び(B)を参照して、この発明の貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法に適用して好適な押圧力分散部材の構成例につき説明する。
【0038】
図1(A)は押圧力分散部材10の上面からみた概略的な平面図である。図1(B)は、図1(A)に示したI−I破線による断面の切り口を概略的に示す断面図である。
【0039】
押圧力分散部材10は、貼り合わせの対象となる基板の外側面にかかる均一な押圧力を分散させることで、特に外側面の垂直方向にかかる押圧力を不均一に変換して伝達し、特にシール材に基因する基板の撓みを防止するための立体的な凹凸を1又は2以上具えたシート状の部材である。
【0040】
押圧力分散部材10は、受圧面10aと押圧底面10bを含み、かつ複数の押圧力分散領域12を具えている。上述したように、表示パネルは、1枚の基板(対向する2枚の基板)に複数個の表示パネルを同時にマトリクス状に形成して、製造工程終了後に個片化する。従って、押圧力分散領域12は、複数個のパネルを形成するために設けられた基板のパターンに合わせてマトリクス状に配置される。図1(A)には、2×2のマトリクス状に配置した例を示してある。しかしながら、これに限られず、例えば1枚(対向する2枚の基板)から1枚または、任意の複数の表示パネルを製造する場合にも適用可能である。すなわち、押圧力分散領域12をn×m(n及びmは、それぞれ互いに独立した1以上の正数である。)のマトリクス状に配置することができる。押圧力分散部材12それぞれの間隔は、基板のサイズ、パネルの大きさ及び個片化工程に必要なマージン等を考慮して等間隔に配置するのがよい。
【0041】
この押圧力分散部材10の押圧力分散領域12は、製造される表示パネルの表示セル領域に相当する第1の基板(図示せず。図2参照)の外側面の部分領域(以下、単に部分領域と称する。)との中心の直上に位置する頂点15と端縁12により囲まれる錐体形状とするのがよい。この錐体の側面を受圧面10aとし、及び錐体の底面を押圧底面10bとする。
【0042】
押圧力分散領域12の錐体形状は、例えば、表示セル領域を画成する辺の数と等しい数の頂点と、当該辺を通る1又は2以上の面を具えるように構成するのがよい。この例では、表示セル領域を正方形とした例を示してある。この例では、押圧力分散領域12は、正三角形の面13を4つ具える、すなわち辺と頂点15とを通る稜線14(ここでいう稜線とは、図1(B)に示したような切断面の端縁をも含むものとする。以下同じ。)が直線状のいわゆるピラミッド状である四角錐の形状を有している。
【0043】
押圧力分散領域12の面13の形状はこれに限られず、必要な押圧力を得るために、曲面として形成することができる。押圧力分散領域12の形状は、部分領域の中心の直上に位置する頂点15と、押圧力分散領域12の端縁12aの周上を一周する各点とを結ぶ線を曲線とした凸型体とするのがよい。このとき、凸型体の、曲線で形成される曲面を受圧面とし、及び凸型体の底面を押圧底面とする。
【0044】
押圧力分散部材により変換される押圧力の大きさは、面13と、押圧の対象となる基板の外側面とが交わる角度及び押圧力分散領域12表面のある座標との厚さ(高さ)との関係に依存する。具体的には、角度及び厚さが大きくなるほど、基板の外側面に加えられる押圧力は小さくなる。従って、面13の曲率は、基板の外側面のある地点(座標)における必要な押圧力と、押圧力分散領域12の面の角度及び厚さから勘案して適宜好適に設定することができる。
【0045】
押圧力分散部材10は、基板の外側面に密着してこれを押圧できる材料により形成するのがよい。好ましくは弾性を有する材料により構成するのがよい。例えば、ゴム、樹脂等のソリッドな材料、及び発泡性の材料等を適用して所望の弾性を有する押圧力分散部材10を例えばシート状部材として形成することができる。また、押圧力分散部材10は、中実部材として形成するのがよい。
【0046】
このような構成とすれば、基板の外側面の部分領域の中心から、部分領域を画成する辺(端縁)に向かう方向に、徐々に押圧力を大きくして基板外側面にかかる押圧力を分散して不均一に最適化することができるので、例えば気体圧を使用して、基板の外側面に均一に押圧力を加えた場合に、シール材の存在が抵抗となって生じる第1の基板の下側、すなわち第2の基板方向の撓みを防止することができる。
【0047】
(第1の実施の形態)
図2(A)及び(B)を参照して、この発明の第1の実施の形態の貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法につき説明する。
【0048】
図2は、この発明の第1の実施形態を説明するための図である。図2(A)は基板貼り合わせ装置(以下、貼り合わせ装置と略称する。)の主要部を上方から俯瞰した概略的な平面図である。図2(B)は、図2(A)に示したI−I破線による断面の切り口を示す概略的な断面図である。
【0049】
第1の実施の形態の貼り合わせ装置は、主として、基板押圧手段である第1の定盤22と、これに対向する第2の定盤32及び図示されていないシール材硬化手段とを含んでいる。この第1の定盤(以下、基板押圧手段とも称する。)22は、第1の基板42を気体圧により押圧するために気密に箱状体により画成される気体圧調整空間24と、気体圧調整空間24の気体圧を調節するために気体を供給及び排気するための給排気孔26と、給排気孔26に接続される気体圧調整手段52が基板押圧手段22を構成する箱状体の上面側に形成されている。これらの給排気孔26及び気体圧調整手段52の配置位置は、気体圧調整空間24を所望の気体圧にできる限り適宜好適な位置に設けることができる。気体圧調整手段52は、従来公知の例えば真空ポンプ等を使用することができる。
【0050】
基板押圧手段22には、第1の基板42の外側面42aを不均一な圧力で押圧することができるように、外側面42aに密着して気体圧調整空間24に発生する均一な気体圧を不均一な圧力に変換して外側面42aに伝達するための押圧力分散部材10が設けられている。押圧力分散部材10については、図1を参照して既に説明したとおりであるのでその詳細な説明は省略する。
【0051】
押圧力分散部材10は、押圧力分散領域12が形成されている受圧面10aが、気体圧調整空間24内に露出されるように基板押圧手段22に設けられている。
【0052】
図2(B)には、押圧力分散部材10の端縁が、基板押圧手段22に接続されている例を図示したが、押圧力分散部材10の受圧面10aが、気体圧調整空間24内に発生する気体圧を押圧力分散部材10の押圧底面10b側に伝達することができる限り、このような構成に限定されない。例えば、押圧力分散部材10を独立したシート状の部材として第1の基板42の外側面42a上に配置し、図2(B)に示した第2の定盤32を含むすべての構造を気密の箱体内に格納する構成としてもよい。
【0053】
このように、押圧力分散部材10により、第1の基板42に加えられる押圧力を、貼り合わせ工程において特に表示セル領域48を画成する基板の部分領域42bに撓みが生じないように最適化することができる。
【0054】
次に、主として図2(B)を参照して、第1の実施の形態の貼り合わせ装置による貼り合わせ方法について説明する。
【0055】
第1の基板42は、その下面側の表示セルとなるべき領域、すなわち表示セル領域48を画成するようにシール材46を挟んで、第2の定盤32上に載置された第2の基板44と対向するように配置される。
【0056】
第1の基板42と第2の基板44との間の空間には、表示セル領域48を形成するように、表示セル領域48を隔てるための硬化前の柔軟なシール材46を予め設けてある。シール材46は、表示セル領域48が途切れることのない連続した壁により形成されるように配置されている。
【0057】
ここで、第1の基板42及び第2の基板44には、所望の表示ディスプレイに応じた例えばガラス基板、プラスチック基板、エポキシ樹脂基板等が適用できるが、なんらこれらに限定されるものではない。
【0058】
また、シール材46には、従来から使用されている例えばグラスファイバー繊維をスペーサ材として含んだ紫外線硬化型及び/又は熱硬化型シール材を使用するのがよい。
【0059】
基板押圧手段22に設けられている押圧力分散部材10の押圧底面10bが、第1の基板42の外側面42aに実質的に密着するように配置される。このとき外側面42aの部分領域42bの中心Cが、押圧力分散部材10の押圧力分散領域12の頂点15の直下にくるように、かつ部分領域42bが押圧力分散領域12と一致するように配置位置を調整する。この例では、シール材46の直上の領域には、押圧力分散領域12の稜線14がまたがらないような構成としてあるが、所望の押圧力を得るために、シール材46の直上の領域に、稜線14がまたがるか、又は交差する構成とすることもできる。
【0060】
この工程は、図示されていない従来周知のX軸作動機構、Y軸作動機構、回転作動機構及び/又はCCDカメラ等を使用して行われる。
【0061】
次いで、例えば液晶表示セルを製造する場合には、第1及び第2の基板42及び44を貼り合わせる前に、図示されていない液晶注入装置で、液晶媒体を注入しておく。
【0062】
次いで、給排気孔26及びこれに接続されている気体圧調整手段52により、気体圧調整空間24内に、空気、不活性ガス等の気体を送り込んで空間24内の気体圧を高める。この気体圧は、均一な押圧力として押圧力分散部材10の受圧面10aに伝達される。この伝達された押圧力は、押圧力分散領域12により分散されて、第1の基板42の外側面42aに対して、中心部Cから第1の基板の端縁方向に向かって徐々に大きくなる。
【0063】
このグラデーション状に不均一に加えられる押圧力により、特にシール材46の存在に基因する第1の基板42の撓みを防止しつつ、貼り合わせを行うことができる。
【0064】
従って、正確なセルギャップdを有するパネルを簡易な工程により効率よく製造することができる。
【0065】
然る後、紫外線照射、加熱又は冷却によりシール材46の硬化を行う。シール材46の硬化は、常法に従い、紫外線硬化型シール材の場合には紫外線照射を、熱又は冷却硬化型シール材の場合には加熱又は冷却を行い、2又は3以上の種類のシール材を組み合わせる必要がある場合には、それぞれ必要な手段及び工程を組み合わせて行えばよい。
【0066】
(第2の実施の形態)
図3(A)及び(B)を参照して、この発明の第2の実施の形態の貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法につき説明する。なお、貼り合わせ以外の工程については、第1の実施の形態と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
【0067】
図3は、この発明の第2の実施形態を説明するための図である。図3(A)は基板貼り合わせ装置の主要部を上方から俯瞰した概略的な平面図である。図3(B)は、図3(A)に示したI−I破線による断面の切り口を示す概略的な断面図である。
【0068】
この発明の第2の実施の形態の貼り合わせ装置は、第1の定盤62と、第1の定盤62の下面側に設けられている、第1の基板の外側面のうち、第1の基板42の内側面42cに設けられているシール材46の直上に対応する外側面42aの領域に接触してこれを押圧する基板押圧手段64を具えている。この基板押圧手段64は、第1の基板42及び第2の基板44間に設けられているシール材46の輪郭と一致する形状を有している。基板押圧手段64は、外側面42aに接触して気密の基板押圧空間68を画成するように構成されている。図には正方形状の壁状に囲むことで、第1の定盤62と外側面42aとの間に気密の基板押圧空間68を画成する構成としてある。
【0069】
基板押圧手段64は、サーボモータ、油圧シリンダ等のメカニカルな作動機構により構成することができるが、この場合には、基板押圧空間68を構成するための例えばゴムパッキンのような気密保持部材を組み合わせるか又は別途設けて、気密の基板押圧空間を別途形成すればよい。
【0070】
基板押圧手段64は、好ましくは弾性を有し、かつ中空部を具えた、例えばゴム等の素材により形成されているチューブ状部材により構成するのがよい。そして、この中空部に空気又は不活性ガス等の気体を充填することで、外側面42aのシール材46の直上の領域を押圧すると同時に、基板押圧空間68を画成することができる。
【0071】
また、第2の実施の形態の貼り合わせ装置は、基板押圧空間68に気体を供給及び排気することができるように第1の定盤62に設けられている給排気孔66と、給排気孔66に接続されている気体圧調整手段72と、第2の基板44を保持する第2の定盤32とを含む。
【0072】
この実施の形態で使用される気体圧調整手段72は、この基板押圧空間68に空気、不活性ガス等の気体を供給するばかりでなく、排気により負圧に引くことで、第1の基板42の外側面42aに吸引力を加えることができる構成するのがよい。
【0073】
給排気孔66及び第2の定盤32については、第1の実施の形態で既に説明した構成と同様であるのでその詳細な説明を省略する。
【0074】
このような構成とすれば、第1の基板42の外側面42aのうち、シール材46の直上に対応する領域に加えられる押圧力と、この直上に対応する領域によって囲まれる表示セル領域48に対応する第1の基板42の外側面42aの部分領域42bに加えられる押圧力を異なる大きさの押圧力とすることができるので、シール材46の抵抗により生じる第1の基板42の撓みの発生を防止しつつ、貼り合わせ工程を実施することができる。また、表示セル領域48に対応する部分領域42bに、負圧、すなわち吸引力を付加することができるので、例えば第1の基板の外側面から、表示セル領域が存在するのと反対方向に第1の基板が撓んだ場合でも基板押圧(吸引)空間68の気体圧力を負圧とすることにより、撓みを除去しつつ貼り合わせを行うことができる。
【0075】
次に、主として図3(B)を参照して、第2の実施の形態の貼り合わせ装置による貼り合わせ方法について説明する。
【0076】
第1の基板42は、その内側面42c側の表示セルとなるべき領域、すなわち表示セル領域48を画成するようにシール材46を挟んで、第2の定盤32上に載置された第2の基板44と対向するように配置される。
【0077】
次に、基板押圧手段64を外側面42aのシール材46の直上に対応する領域に合わせるように密着させて、基板押圧(吸引)空間68を画成する。また、上述したように図示しない気密保持部材の使用が必要な場合には、これを用いて基板押圧(吸引)空間68を画成する。基板を押圧する場合には、基板押圧空間68内に、第1の実施の形態で説明した押圧力分散部材10をマトリクス状に配置されている表示セル領域48の1領域に対して1つずつが密着するように設けておいてもよい。
【0078】
このようにすれば、第1の実施の形態で説明したのと同様の押圧力分散部材10による効果をさらに得ることができる。
【0079】
次いで、基板押圧手段64を作動させて、外側面42aのシール材46の直上に対応する領域を押圧する。
【0080】
同時に給排気孔66及びこれに接続されている気体圧調整手段72により、基板押圧(吸引)空間68内に、空気、不活性ガス等の気体を送り込んで空間68内の気体圧を高めるか、又は吸引することにより負圧とする。
【0081】
この押圧(吸引)力により、特にシール材46の存在に基因する第1の基板42の撓みを防止しつつ、貼り合わせを行うことができる。
【0082】
なお、第1の実施の形態の貼り合わせ装置の場合には、マトリクス状に形成されている複数の表示セル(第1の基板の部分領域)に対して、1つの気体圧調整空間を共用することができる。もちろん、1つの表示セルに対して、1つの気体圧調整空間を形成する構成としてもよい。
【0083】
第2の実施の形態の貼り合わせ装置の構成においては、マトリクス状に形成されている複数の表示セル(第1の基板の部分領域)のうち、1つの表示セルに対して、1つの基板押圧(吸引)空間を形成する構成としてもよい。
【0084】
【発明の効果】
この発明のディスプレイパネル基板の貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法によれば、より簡易な工程で、表示セル領域の撓みを防止しつつ、貼り合わせ工程を行うことができる。
【0085】
具体的には、第1の基板の外側面のうち、シール材の直上に対応する領域に加えられる押圧力と、この直上に対応する領域によって囲まれる表示セル領域に対応する第1の基板の外側面の部分領域に加えられる押圧力を不均一な押圧力又は異なる大きさの押圧力とすることができるので、シール材に基因する基板の撓みの発生を防止しつつ、貼り合わせ工程を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)及び(B)は、この発明の貼り合わせ装置に使用して好適な押圧力分散部材の説明図であって、(A)図は、上面側からみた概略的な平面図、(B)図は、(A)図のI−I破線に沿って切断した切断面を概略的に示した断面図である。
【図2】図2(A)及び(B)は、この発明の第1の実施の形態の貼り合わせ装置の説明図であって、(A)図は、上面側からみた概略的な平面図、(B)図は、(A)図のI−I破線に沿って切断した切断面を概略的に示した断面図である。
【図3】図3(A)及び(B)は、この発明の第2の実施の形態の貼り合わせ装置の説明図であって、(A)図は、上面側からみた概略的な平面図、(B)図は、(A)図のI−I破線に沿って切断した切断面を概略的に示した断面図である。
【図4】従来の基板貼り合わせ工程及び貼り合わせ装置を説明するための要部の概略的な模式図である。
【符号の説明】
10:押圧力分散部材
10a:受圧面
10b:押圧底面
12:押圧力分散領域
12a:端縁
13:面
14:稜線
15:頂点
22、62、142:第1の定盤(基板押圧手段)
24:気体圧調整空間
26、66:給排気孔
32、144:第2の定盤
42、110:第1の基板
42a:外側面
42b:部分領域
42c:内側面
44、112:第2の基板
46、114:シール材
48:表示セル領域
52、72:気体圧調整手段
64:基板押圧手段
68:基板押圧(吸引)空間
132:X軸駆動機構
134:Y軸駆動機構
136:回転駆動機構
138:上下昇降機構
160:加圧シリンダ
162:θテーブル

Claims (16)

  1. 第1の基板及び第2の基板をシール材を介在させて貼り合わせるための基板の貼り合わせ装置において、
    前記第1の基板の外側面を押圧する基板押圧手段と、前記第2の基板を保持する第2の定盤とを含み、
    前記基板押圧手段は、前記第1の基板を気体圧により押圧するために画成される気体圧調整空間と、該気体圧調整空間の気体圧を調節するために気体を供給及び排気するための給排気孔と、該給排気口に接続される気体圧調整手段と、前記第1の基板の外側面に実質的に密着して前記気体圧調整空間に発生する均一な気体圧を不均一な圧力に変換して前記外側面に伝達する押圧力分散部材とを具えていることを特徴とする貼り合わせ装置。
  2. 前記押圧力分散部材を、弾性を有する材料により形成し、及び該押圧力分散部材は、前記気体圧を受ける受圧面と、前記第1の基板の外側面のうち、少なくとも前記シール材で囲まれた領域に対応する部分領域(以下、単に部分領域と称する。)の全面に実質的に密着する1又は2以上の押圧力分散領域と、押圧底面を具えていることを特徴とする請求項1に記載の貼り合わせ装置。
  3. 前記押圧力分散領域の形状を、前記部分領域の中心の直上に位置する頂点を有する錐体形状とすることを特徴とする請求項2に記載の貼り合わせ装置。
  4. 前記錐体の側面を前記受圧面とし、及び前記錐体の底面を前記押圧底面とすることを特徴とする請求項3に記載の貼り合わせ装置。
  5. 前記押圧力分散領域の形状を、前記部分領域の中心の直上に位置する頂点と、前記押圧力分散領域の端縁周上を一周する各点とを結ぶ線を曲線とした凸型体としたことを特徴とする請求項2に記載の貼り合わせ装置。
  6. 前記凸型体の、前記曲線で形成される曲面を前記受圧面とし、及び前記凸型体の底面を前記押圧底面とすることを特徴とする請求項4に記載の貼り合わせ装置。
  7. 前記押圧力分散部材を、中実部材とすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の貼り合わせ装置。
  8. 第1の基板及び第2の基板をシール材を介在させて貼り合わせるための基板の貼り合わせ装置において、
    第1の定盤と、該第1の定盤に設けられている、前記第1の基板の外側面のうち、該第1の基板の内側面側に設けられているシール材の直上に対応する領域に接触してこれを押圧する基板押圧手段と、該基板押圧手段により囲まれるように画成される気密の基板押圧空間と、該基板押圧空間に気体を供給及び排気することができるように前記第1の定盤に設けられている給排気孔と、該給排気孔に接続されている気体圧調整手段と、前記第2の基板を保持する第2の定盤とを含むことを特徴とする貼り合わせ装置。
  9. 前記基板押圧手段が、弾性を有し、かつ中空部を具えたチューブ状部材により構成されていることを特徴とする請求項8に記載の貼り合わせ装置。
  10. 対向する第1の基板及び第2の基板間にシール材を介在させて、前記第1の基板及び第2の基板との貼り合わせを行う基板の貼り合わせ方法において、
    (1)前記第1の基板及び第2の基板の内側面同士を、表示セル領域を画成するためのシール材を介して対面させる工程、
    (2)前記第1の基板の前記シール材に囲まれる表示セル領域に対応する外側面の部分領域に、前記部分領域の中心部から前記部分領域の端縁方向に向かうほど徐々に押圧力が大きくなるように、かつ、シール材の実質的に直上の領域の押圧力が最大となるように、押圧力を付加して所定のセルギャップを決定する工程、及び
    (3)前記シール材を硬化する工程、
    を含むことを特徴とする貼り合わせ方法。
  11. 前記(2)工程が、前記第1の基板の外側面全面に均一にかかる第1の押圧力を、少なくとも前記部分領域の全面に実質的に密着する押圧力分散部材を用いて、前記部分領域の中心部から前記部分領域の端縁方向に向かうほど徐々に押圧力が大きくなるように、かつ、シール材の実質的に真上の領域の押圧力が最大となるように変換された第2の押圧力を付加することにより、所定のセルギャップを決定する工程であることを特徴とする請求項9に記載の貼り合わせ方法。
  12. 前記第1の押圧力が、気体圧からなる押圧力であることを特徴とする請求項11に記載の貼り合わせ方法。
  13. 対向する第1の基板及び第2の基板間にシール材を介在させて、前記第1の基板及び第2の基板との貼り合わせを行う基板の貼り合わせ方法において、
    (1)前記第1の基板及び第2の基板の内側面同士を、表示セル領域を画成するためのシール材を介して対面させる工程、
    (2)前記第1の基板の前記シール材に囲まれる表示セル領域に対応する外側面の部分領域に加えられる押圧力と、シール材の実質的に真上の領域の押圧力が異なるように、押圧力を付加して所定のセルギャップを決定する工程、及び
    (3)前記シール材を硬化する工程、
    を含むことを特徴とする貼り合わせ方法。
  14. 前記(2)工程が、前記第1の基板の前記シール材に囲まれる表示セル領域に対応する外側面の部分領域に、前記第1の基板の撓みを除去するための吸引力を付加し、かつシール材の実質的に直上の領域に押圧力を付加して所定のセルギャップを決定する工程であることを特徴とする、請求項13に記載の貼り合わせ方法。
  15. 前記(2)工程のうちシール材の実質的に直上の領域に押圧力を付加して所定のセルギャップを決定する工程が、前記直上の領域に沿って設けられている、弾性を有し、かつ中空部を具えたチューブ状部材を用いて、該中空部に気体を供給することにより行われる工程であることを特徴とする請求項13又は14に記載の貼り合わせ方法。
  16. 第1の基板及び第2の基板を、シール材を介在させて、前記第1の基板の外側面側から一定の気体圧を加えて貼り合わせるにあたり、
    前記第1の基板の外側面の表示セル領域に対応する部分領域に対して、前記一定の気体圧を押圧力分散部材を用いて、不均一な圧力に変換してから加えることを特徴とする貼り合わせ方法。
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