JPH0675223A - 背景照明式の表示装置及びその表示装置用の散乱フォイルを製造するための方法 - Google Patents
背景照明式の表示装置及びその表示装置用の散乱フォイルを製造するための方法Info
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- JPH0675223A JPH0675223A JP4289035A JP28903592A JPH0675223A JP H0675223 A JPH0675223 A JP H0675223A JP 4289035 A JP4289035 A JP 4289035A JP 28903592 A JP28903592 A JP 28903592A JP H0675223 A JPH0675223 A JP H0675223A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/0001—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 顕微鏡の暗視野照明と写真複写の両技術を利
用して液晶表示装置等のバックライトで均一な照明効果
を安価に得る方法とこれを使った表示装置を提供する。 【構成】 散乱フォイル６の位置に写真用フィルムを置
きケーシング１内の蛍光管９で照明すると，フィルムの
各部分はそれぞれの照度に応じて露光される。このフィ
ルムを現像定着して得たネガから密着焼付け処理で得た
ポジフィルムを散乱フィルム６として使用する。 【効果】 この方法で製作した散乱フィルム６は照明光
の照度分布と丁度逆の濃度分布をもっているので，従来
のアクリル板を加工する方法に比べてはるかに安価に均
一な照度分布をもったバックライトが得られる。
用して液晶表示装置等のバックライトで均一な照明効果
を安価に得る方法とこれを使った表示装置を提供する。 【構成】 散乱フォイル６の位置に写真用フィルムを置
きケーシング１内の蛍光管９で照明すると，フィルムの
各部分はそれぞれの照度に応じて露光される。このフィ
ルムを現像定着して得たネガから密着焼付け処理で得た
ポジフィルムを散乱フィルム６として使用する。 【効果】 この方法で製作した散乱フィルム６は照明光
の照度分布と丁度逆の濃度分布をもっているので，従来
のアクリル板を加工する方法に比べてはるかに安価に均
一な照度分布をもったバックライトが得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーシングと、ケーシ
ングの開放側（平坦側）に設けられ、観察者の方に向け
られた平面的で透明な表示ユニット（液晶表示ユニッ
ト）と、表示ユニットの後ろに設けられ表示ユニットを
平面的に覆う光偏向ユニットと、光偏向ユニットを背後
から照らす少なくとも１つの光源（蛍光管）とを有す
る、背景照明式の表示装置、特に背景照明式の液晶ディ
スプレイに関し、更にその様な背景照明式の表示装置用
の散乱フォイルを製造するための方法に関する。
ングの開放側（平坦側）に設けられ、観察者の方に向け
られた平面的で透明な表示ユニット（液晶表示ユニッ
ト）と、表示ユニットの後ろに設けられ表示ユニットを
平面的に覆う光偏向ユニットと、光偏向ユニットを背後
から照らす少なくとも１つの光源（蛍光管）とを有す
る、背景照明式の表示装置、特に背景照明式の液晶ディ
スプレイに関し、更にその様な背景照明式の表示装置用
の散乱フォイルを製造するための方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の表示装置においては、観察者の
方に向けられた平面的で透明な表示ユニット−従って液
晶ディスプレイにあっては液晶層を含むプレート−は表
示ユニットの後側に設けられた光源により出来るだけ均
一に全体が照らされるべきであるという問題がある。光
強度が光源からの距離の二乗に反比例する関係にあるこ
とによって、別の手段が無いときには、即ち光源の極近
くで大きな輝度と、光源に向かい合う表示装置の側方縁
部における単に非常に弱い明るさとを有する表示ユニッ
トの極端に不均一な明るさが生じてしまう。
方に向けられた平面的で透明な表示ユニット−従って液
晶ディスプレイにあっては液晶層を含むプレート−は表
示ユニットの後側に設けられた光源により出来るだけ均
一に全体が照らされるべきであるという問題がある。光
強度が光源からの距離の二乗に反比例する関係にあるこ
とによって、別の手段が無いときには、即ち光源の極近
くで大きな輝度と、光源に向かい合う表示装置の側方縁
部における単に非常に弱い明るさとを有する表示ユニッ
トの極端に不均一な明るさが生じてしまう。
【０００３】バランスを採る手段として表示ユニットの
後側には、反射フォイル、反射プレート又は散乱板の形
をした表示ユニットを平面的に覆う光偏向ユニットが取
り付けられており、この光偏向ユニットは光源からの距
離が増すに連れて高くなる反射率又は散乱率を備え、そ
れにより表示ユニットが均一に全体を照らすために減少
していく光強度を補償するものである。
後側には、反射フォイル、反射プレート又は散乱板の形
をした表示ユニットを平面的に覆う光偏向ユニットが取
り付けられており、この光偏向ユニットは光源からの距
離が増すに連れて高くなる反射率又は散乱率を備え、そ
れにより表示ユニットが均一に全体を照らすために減少
していく光強度を補償するものである。
【０００４】光偏向ユニットとして、多数の溝が切り込
まれているアクリルガラス板を使用することが知られて
いる。これらの溝でもってプリズム偏向様式による偏光
が得られる。これらの溝は光源に対して距離が大きくな
ると密に成り、それでもって減少していく光強度が補償
され、表示ユニットが全体を照らすことが達成される。
まれているアクリルガラス板を使用することが知られて
いる。これらの溝でもってプリズム偏向様式による偏光
が得られる。これらの溝は光源に対して距離が大きくな
ると密に成り、それでもって減少していく光強度が補償
され、表示ユニットが全体を照らすことが達成される。
【０００５】この種のアクリルガラス板には、比較的高
価にしか製造出来ないという欠点がある。更に実際の明
るさの状態に溝の密度分布を正確に合わせることは、従
って表示ユニットが全体的に均一に照らすように具現化
するのは非常に難しい。
価にしか製造出来ないという欠点がある。更に実際の明
るさの状態に溝の密度分布を正確に合わせることは、従
って表示ユニットが全体的に均一に照らすように具現化
するのは非常に難しい。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、初めに述べ
た種の背景照明式の表示装置を、構造的に簡単な方法で
表示ユニットの特に均一な全体的照明が保証される様に
形成することに課題を置くものである。更にその様な背
景照明式の表示装置用の光偏向ユニットを製造するため
の特に簡単な方法を述べるものである。
た種の背景照明式の表示装置を、構造的に簡単な方法で
表示ユニットの特に均一な全体的照明が保証される様に
形成することに課題を置くものである。更にその様な背
景照明式の表示装置用の光偏向ユニットを製造するため
の特に簡単な方法を述べるものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】装置技術的な観点でこの
課題は、光偏向ユニットが写真製の透明性散乱フォイル
から出来ており、透明性散乱フォイルの写真層が、各光
源（蛍光管）によって暗視野照明方式によりかすめる様
に照明されており、また写真的に作られた散乱体を備え
ており、その密度分布が散乱フォイルの面に渡って光強
度分布に対して逆数的な関係にある様にして解決され
る。
課題は、光偏向ユニットが写真製の透明性散乱フォイル
から出来ており、透明性散乱フォイルの写真層が、各光
源（蛍光管）によって暗視野照明方式によりかすめる様
に照明されており、また写真的に作られた散乱体を備え
ており、その密度分布が散乱フォイルの面に渡って光強
度分布に対して逆数的な関係にある様にして解決され
る。
【０００８】その際原理に従って顕微鏡検査法から公知
の暗視野照明の技術乃至は写真複写技術から公知の、暗
視野内で著しく露出不足のネガの複写が利用される。対
象物をかすめる様に照明する場合、照明する光線が対象
物構造の所で曲げられ、特に前方へ放射するという認識
が利用される。光線を曲げるのに適した最も小さな対象
物（散乱体）は、写真的なプロセスで生ずる、透明性の
フォイル上に取り付けられている写真層内の銀粒子であ
る。銀粒子の密度分布及び銀粒子の大きさは露光及び現
像によって制御される。透明性散乱フォイルが写真によ
り作られた散乱体を有しており、その密度分布が散乱フ
ォイルの面に渡って光強度と関連して背景照明式の表示
装置の光源から発生された光の強度に対して逆の関係に
ある時に、表示ユニットの所望の均一な全体的照明が生
ずる。
の暗視野照明の技術乃至は写真複写技術から公知の、暗
視野内で著しく露出不足のネガの複写が利用される。対
象物をかすめる様に照明する場合、照明する光線が対象
物構造の所で曲げられ、特に前方へ放射するという認識
が利用される。光線を曲げるのに適した最も小さな対象
物（散乱体）は、写真的なプロセスで生ずる、透明性の
フォイル上に取り付けられている写真層内の銀粒子であ
る。銀粒子の密度分布及び銀粒子の大きさは露光及び現
像によって制御される。透明性散乱フォイルが写真によ
り作られた散乱体を有しており、その密度分布が散乱フ
ォイルの面に渡って光強度と関連して背景照明式の表示
装置の光源から発生された光の強度に対して逆の関係に
ある時に、表示ユニットの所望の均一な全体的照明が生
ずる。
【０００９】透明性散乱フォイルを特に薄く形成するこ
とが出来るので、どっしりとしたアクリルガラス板に比
べて重量的な利点が生ずる。特に携帯可能なパーソナル
コンピューター、従ってラップトップ又はノートブック
型コンピューター用の液晶ディスプレイの場合に効果を
発揮する。
とが出来るので、どっしりとしたアクリルガラス板に比
べて重量的な利点が生ずる。特に携帯可能なパーソナル
コンピューター、従ってラップトップ又はノートブック
型コンピューター用の液晶ディスプレイの場合に効果を
発揮する。
【００１０】しかしながら散乱フォイルはまた写真層を
有する硬い板として形成することも出来る。この写真層
はその時に背景照明式の表示装置を自動的に組み立てる
為の自動操作装置にとって可撓性の散乱フォイルよりも
取扱い易い。
有する硬い板として形成することも出来る。この写真層
はその時に背景照明式の表示装置を自動的に組み立てる
為の自動操作装置にとって可撓性の散乱フォイルよりも
取扱い易い。
【００１１】フォイル支持体を無くして散乱フォイル
を、表示ユニットの後側に直接取り付けられた写真層と
して形成することも考えられる。このことは、表示ユニ
ットと光偏向ユニットとが１つの構成部材に纏められて
いるので、特に組み立て易い選択肢となる。
を、表示ユニットの後側に直接取り付けられた写真層と
して形成することも考えられる。このことは、表示ユニ
ットと光偏向ユニットとが１つの構成部材に纏められて
いるので、特に組み立て易い選択肢となる。
【００１２】請求項４及び５による本発明の発展形態に
よれば均一な全体的照明を邪魔する散光効果が抑えられ
る。請求項６には、構造的に特に簡単で組み立て易い吸
収遮蔽物の形態が記載されている。
よれば均一な全体的照明を邪魔する散光効果が抑えられ
る。請求項６には、構造的に特に簡単で組み立て易い吸
収遮蔽物の形態が記載されている。
【００１３】請求項７に記載された手段によって表示ユ
ニットを全体的に照らすのに役立てられる光強度が高め
られる。請求項８による形態によって、これまた散光効
果が抑えられる。
ニットを全体的に照らすのに役立てられる光強度が高め
られる。請求項８による形態によって、これまた散光効
果が抑えられる。
【００１４】請求項９には背景照明式の表示装置用の散
乱フォイルを製造するための本発明による方法が記載さ
れている。この対応する方法は、写真技術の公知で完全
に円熟された技術を使用している。散乱フォイルの製造
のために、多数の溝を有するプレキシグラス板を製造す
る場合の如き、材料を加工し又は形状付けをする方法ス
テップは全く必要でない。更に表示装置における実際の
照明状態をまねる収容装置によってある程度自動的に表
示ユニットを均一に全体的に照らすのに必要な散乱体の
密度分布が写真層内で作られる。
乱フォイルを製造するための本発明による方法が記載さ
れている。この対応する方法は、写真技術の公知で完全
に円熟された技術を使用している。散乱フォイルの製造
のために、多数の溝を有するプレキシグラス板を製造す
る場合の如き、材料を加工し又は形状付けをする方法ス
テップは全く必要でない。更に表示装置における実際の
照明状態をまねる収容装置によってある程度自動的に表
示ユニットを均一に全体的に照らすのに必要な散乱体の
密度分布が写真層内で作られる。
【００１５】光偏向ユニットとして公知のプレキシガラ
ス板における溝の形状付け及び分布にとって必要である
様な特別な計算は全く省略することが出来る。更に製造
プロセスにおいて述べる程の置き換え無しに散乱フォイ
ルは、表示ユニットの背景照明における変わった幾何形
状に合わせることが出来る。収容装置それ相応に合わせ
さえすれば良いが、それとは反対にプレキシグラス板の
時には、場合によっては全体の溝配置を新たに計算し、
その製造のための工具をそれ相応に変える必要がある。
ス板における溝の形状付け及び分布にとって必要である
様な特別な計算は全く省略することが出来る。更に製造
プロセスにおいて述べる程の置き換え無しに散乱フォイ
ルは、表示ユニットの背景照明における変わった幾何形
状に合わせることが出来る。収容装置それ相応に合わせ
さえすれば良いが、それとは反対にプレキシグラス板の
時には、場合によっては全体の溝配置を新たに計算し、
その製造のための工具をそれ相応に変える必要がある。
【００１６】請求項１０に記載した方法により散乱フォ
イルの本発明による製造方法が更に合理化され簡単とさ
れる。同じ目的の為に請求項１１によりこの方法の別の
態様が役立ち、その長所は特に散乱フォイルを大量生産
する場合に効果を発揮する。その時には背景照明式の表
示装置の決まった型式の散乱フォイルを製造するのに、
表示装置における実際の照明状態に応じて唯一の親ネガ
を製造しさえすれば充分である。この親ネガから引き続
いて写真の密着焼き付け法を用いて任意の数の透明ポジ
を製造することが出来る。
イルの本発明による製造方法が更に合理化され簡単とさ
れる。同じ目的の為に請求項１１によりこの方法の別の
態様が役立ち、その長所は特に散乱フォイルを大量生産
する場合に効果を発揮する。その時には背景照明式の表
示装置の決まった型式の散乱フォイルを製造するのに、
表示装置における実際の照明状態に応じて唯一の親ネガ
を製造しさえすれば充分である。この親ネガから引き続
いて写真の密着焼き付け法を用いて任意の数の透明ポジ
を製造することが出来る。
【００１７】本発明による背景照明式の表示装置におけ
る表示ユニットとして、液晶ディスプレイのみならず例
えばインジケーター器具用の目盛りにも利用出来ること
を指摘しておく。
る表示ユニットとして、液晶ディスプレイのみならず例
えばインジケーター器具用の目盛りにも利用出来ること
を指摘しておく。
【００１８】本発明の更に別の特徴事項、詳細及び長所
は以下の明細書から明らかになるが、そこで添付の図面
を用いて幾つかの実施例が詳細に説明されている。
は以下の明細書から明らかになるが、そこで添付の図面
を用いて幾つかの実施例が詳細に説明されている。
【００１９】
【実施例】図１にはラップトップ用の液晶ディスプレイ
の形をした背景照明式の表示装置が示されている。表示
装置は平たい直方体形状のケーシング１を備え、その一
方の平坦側２には矩形の開口３が設けられている。この
開口３の後ろには板状で透明な液晶表示ユニット４が取
り付けられており、その一方の平坦側５が観察者の方を
向いている。液晶表示ユニット４は公知であり全く市販
されていて入手出来るものである。
の形をした背景照明式の表示装置が示されている。表示
装置は平たい直方体形状のケーシング１を備え、その一
方の平坦側２には矩形の開口３が設けられている。この
開口３の後ろには板状で透明な液晶表示ユニット４が取
り付けられており、その一方の平坦側５が観察者の方を
向いている。液晶表示ユニット４は公知であり全く市販
されていて入手出来るものである。
【００２０】表示ユニット４の直ぐ後ろには、この表示
ユニットを平面的に覆う散乱フォイル６が設けられてお
り、散乱フォイル６は支持材料７と写真層８とから成っ
ている。この写真層は支持材料７の表示ユニット４とは
反対の側に取り付けられている。
ユニットを平面的に覆う散乱フォイル６が設けられてお
り、散乱フォイル６は支持材料７と写真層８とから成っ
ている。この写真層は支持材料７の表示ユニット４とは
反対の側に取り付けられている。
【００２１】散乱フォイル６の平面の後ろで、液晶表示
ユニット４の並びの側方に光源として蛍光管９が設けら
れており、蛍光管９はその方向に向いた表示ユニット４
の幅狭側１０の全長に渡って延びている。表示ユニット
４とは反対の蛍光管９の後側には、蛍光管９の方に凹状
に曲がった細長い反射鏡１１が設けられている。蛍光管
９の両面には、その長手方向に更に表示ユニット４の平
面にほぼ平行に設けられた２つの遮蔽板１２，１３から
成る、蛍光管の放射角度を制限する遮蔽装置が並んでい
る。
ユニット４の並びの側方に光源として蛍光管９が設けら
れており、蛍光管９はその方向に向いた表示ユニット４
の幅狭側１０の全長に渡って延びている。表示ユニット
４とは反対の蛍光管９の後側には、蛍光管９の方に凹状
に曲がった細長い反射鏡１１が設けられている。蛍光管
９の両面には、その長手方向に更に表示ユニット４の平
面にほぼ平行に設けられた２つの遮蔽板１２，１３から
成る、蛍光管の放射角度を制限する遮蔽装置が並んでい
る。
【００２２】散乱フォイル６の平面の直ぐ後ろで側方に
配設された蛍光管９によって散乱フォイル６及び特にそ
の写真層８は後ろから暗視野照明方式によりかすめる様
に照明される。散乱フォイル自体の中で銀粒子の形をし
た写真式に作られた散乱体が分布されており、その密度
分布は蛍光管９から放射された光の強度に関連して散乱
フォイル６の面に渡り光強度とは逆の関係にある。従っ
てほぼ散乱体の密度は蛍光管９からの距離が増すにつれ
て二次関数的に増加する。というのは光強度は蛍光管９
からの距離が増すにつれて二乗に反比例する関数で減少
するからである。蛍光管９の長手軸線に平行に延びる直
線上で光強度は一定であり、従って散乱体の密度もこの
方向には変わらない。
配設された蛍光管９によって散乱フォイル６及び特にそ
の写真層８は後ろから暗視野照明方式によりかすめる様
に照明される。散乱フォイル自体の中で銀粒子の形をし
た写真式に作られた散乱体が分布されており、その密度
分布は蛍光管９から放射された光の強度に関連して散乱
フォイル６の面に渡り光強度とは逆の関係にある。従っ
てほぼ散乱体の密度は蛍光管９からの距離が増すにつれ
て二次関数的に増加する。というのは光強度は蛍光管９
からの距離が増すにつれて二乗に反比例する関数で減少
するからである。蛍光管９の長手軸線に平行に延びる直
線上で光強度は一定であり、従って散乱体の密度もこの
方向には変わらない。
【００２３】散光効果を避けるための遮蔽板１２，１３
と共に、ケーシング１の裏側１４には更に暗視野として
ケーシング内側の後側壁にくすんだ黒の被膜１６状態の
吸収遮蔽物１５が設けられている。被膜１６は表示ユニ
ット４及び散乱フォイル６の輪郭を越えて側方に出っ張
っており、従って表示ユニット４の方に側方に覗いて見
ても何ら障害となる反射等が生ずることはない。
と共に、ケーシング１の裏側１４には更に暗視野として
ケーシング内側の後側壁にくすんだ黒の被膜１６状態の
吸収遮蔽物１５が設けられている。被膜１６は表示ユニ
ット４及び散乱フォイル６の輪郭を越えて側方に出っ張
っており、従って表示ユニット４の方に側方に覗いて見
ても何ら障害となる反射等が生ずることはない。
【００２４】図２に示された実施形態のものでは、ケー
シング１、液晶表示ユニット４、散乱フォイル６、蛍光
管９及び反射鏡１１は図１の実施例と同じに形成されて
いる。繰り返すのを避ける為に従って図１の説明を参照
するよう指摘しておく。図１による実施例に比べて図２
による実施例では両方の遮蔽板１２，１３は省略されて
いる。散光効果を避けるためにこの例では、略図的に示
唆したフレーム１８内に固定された、蛍光管９の方向に
向いている斜めの吸収性の薄膜１７が使われている。吸
収遮蔽物１５自体は、ケーシング１の後側１４に取り付
けられた、くすんだ黒のカートンとして構成されてい
る。
シング１、液晶表示ユニット４、散乱フォイル６、蛍光
管９及び反射鏡１１は図１の実施例と同じに形成されて
いる。繰り返すのを避ける為に従って図１の説明を参照
するよう指摘しておく。図１による実施例に比べて図２
による実施例では両方の遮蔽板１２，１３は省略されて
いる。散光効果を避けるためにこの例では、略図的に示
唆したフレーム１８内に固定された、蛍光管９の方向に
向いている斜めの吸収性の薄膜１７が使われている。吸
収遮蔽物１５自体は、ケーシング１の後側１４に取り付
けられた、くすんだ黒のカートンとして構成されてい
る。
【００２５】以下に図３を参照して本発明による散乱フ
ォイル６の製造方法を説明する。その際吸収装置１９が
使われ、この装置は、散乱フォイル６が適用される表示
装置における実際の照明状態を模写する。この為に吸収
装置１９はケーシング１に対応して形成されたカートン
２０として構成されている。その一方の平坦側２１の内
壁にはケーシング１内の散乱フォイル６の位置に相当す
る位置に写真のフィルムフォイルが取り付けられてお
り、このフォイルは散乱フォイル６に相当する寸法と成
っている。フィルムフォイル２２の写真層はその際カー
トン２０の内側空間の方を向いている。
ォイル６の製造方法を説明する。その際吸収装置１９が
使われ、この装置は、散乱フォイル６が適用される表示
装置における実際の照明状態を模写する。この為に吸収
装置１９はケーシング１に対応して形成されたカートン
２０として構成されている。その一方の平坦側２１の内
壁にはケーシング１内の散乱フォイル６の位置に相当す
る位置に写真のフィルムフォイルが取り付けられてお
り、このフォイルは散乱フォイル６に相当する寸法と成
っている。フィルムフォイル２２の写真層はその際カー
トン２０の内側空間の方を向いている。
【００２６】フィルムフォイル２２の平面の後ろには、
表示装置の蛍光管９と同じ蛍光管２３がそれと対応する
反射鏡２４と共に設けられている。平坦面２１に向かい
合うカートン２０の後側２５にはこれまた表示装置の吸
収遮蔽物１５に相当する吸収遮蔽物２６が設けられてい
る。吸収装置１９を用いてフィルムフォイル２２は短時
間露光されるが、このことは例えば（図示していない）
蛍光管２３の前にある写真のシャッターを用いて行うこ
とが出来る。この様に露光されたフィルムフォイルは写
真技術的にネガに現像され、定着される。このネガ上に
は著しく露光された範囲では多数の銀粒子が存在してお
り、それに反して弱く露光され蛍光管２３から遠く離れ
た範囲ではほんの僅かしか銀粒子が存在していない。こ
の形でネガが散乱フォイル６として表示装置に適用され
るとすると、ネガは所望の散乱状態に対して厳密に正反
対の散乱状態を示す。従ってネガから散乱フォイル６を
形成する透明のポジが写真技術の密着焼き付け法を用い
て製造される。このポジはその時ネガとは全く反対の所
望の散乱体の密度分布を備えている。
表示装置の蛍光管９と同じ蛍光管２３がそれと対応する
反射鏡２４と共に設けられている。平坦面２１に向かい
合うカートン２０の後側２５にはこれまた表示装置の吸
収遮蔽物１５に相当する吸収遮蔽物２６が設けられてい
る。吸収装置１９を用いてフィルムフォイル２２は短時
間露光されるが、このことは例えば（図示していない）
蛍光管２３の前にある写真のシャッターを用いて行うこ
とが出来る。この様に露光されたフィルムフォイルは写
真技術的にネガに現像され、定着される。このネガ上に
は著しく露光された範囲では多数の銀粒子が存在してお
り、それに反して弱く露光され蛍光管２３から遠く離れ
た範囲ではほんの僅かしか銀粒子が存在していない。こ
の形でネガが散乱フォイル６として表示装置に適用され
るとすると、ネガは所望の散乱状態に対して厳密に正反
対の散乱状態を示す。従ってネガから散乱フォイル６を
形成する透明のポジが写真技術の密着焼き付け法を用い
て製造される。このポジはその時ネガとは全く反対の所
望の散乱体の密度分布を備えている。
【００２７】散乱フォイル６を大量生産するために、唯
一の親ネガから写真技術の密着焼き付け法を用いて任意
に多い数の散乱フォイルを製造することが出来る。散乱
フォイルが大面積の液晶ディスプレイ用に製造さるべき
で、そのディスプレイが２つの向かい合う蛍光管で背景
照明される時には、類似的に吸収装置１９が、フィルム
フォイル２２の向かい合う側に同様に２つの蛍光管を備
えている必要がある。ネガを現像し、透明のポジを製造
するこれとは別の方法は上述の如くに経過する。これに
対応して蛍光管から任意の構造のための散乱フォイルを
作ることも出来る。
一の親ネガから写真技術の密着焼き付け法を用いて任意
に多い数の散乱フォイルを製造することが出来る。散乱
フォイルが大面積の液晶ディスプレイ用に製造さるべき
で、そのディスプレイが２つの向かい合う蛍光管で背景
照明される時には、類似的に吸収装置１９が、フィルム
フォイル２２の向かい合う側に同様に２つの蛍光管を備
えている必要がある。ネガを現像し、透明のポジを製造
するこれとは別の方法は上述の如くに経過する。これに
対応して蛍光管から任意の構造のための散乱フォイルを
作ることも出来る。
【図１】第１の実施例である背景照明式の表示装置の略
図的な断面図である。
図的な断面図である。
【図２】第２の実施例である背景照明式の表示装置の略
図的な断面図である。
図的な断面図である。
【図３】背景照明式の表示装置用の散乱フォイルを製造
するための収容装置を通る略図的な断面図である。
するための収容装置を通る略図的な断面図である。
１ ケーシング ２ 平坦面 ３ 開口 ４ 表示ユニット ５ 平坦面 ６ 散乱フォイル ７ 支持材料 ８ 写真層 ９ 蛍光管 １０ 表示ユニットの幅狭側 １１ 反射鏡 １２，１３ 遮蔽板 １４ ケーシングの裏側 １５ 吸収遮蔽物 １６ 被膜 １７ 薄膜 １８ フレーム １９ 吸収装置 ２０ カートン ２１ 一方の平坦側 ２２ フィルムフォイル ２３ 蛍光管 ２４ 反射鏡 ２５ カートンの後側 ２６ 吸収遮蔽物
Claims (11)
- 【請求項０１】 ケーシング（１）と、ケーシング
（１）の開放側（平坦側２）に設けられ、観察者の方に
向けられた平面的で透明な表示ユニット（液晶表示ユニ
ット４）と、表示ユニット（４）の後ろに設けられ表示
ユニット（４）を平面的に覆う光偏向ユニットと、光偏
向ユニットを背後から照らす少なくとも１つの光源（蛍
光管９）とを有する、背景照明式の表示装置、特に背景
照明式の液晶ディスプレイにおいて、光偏向ユニットが
写真製の透明性散乱フォイル（６）から出来ており、透
明性散乱フォイルの写真層（８）が、各光源（蛍光管
９）によって暗視野照明方式によりかすめる様に照明さ
れており、また写真的に作られた散乱体を備えており、
その密度分布が散乱フォイル（６）の面に渡って光強度
分布に対して逆数的な関係にあることを特徴とする表示
装置。 - 【請求項０２】 透明性散乱フォイル（６）が写真製の
被膜を有する硬い透明性プレートとして形成されている
ことを特徴とする請求項１に記載の表示装置。 - 【請求項０３】 透明性散乱フォイル（６）が支持材料
を無くして、表示ユニット（液晶表示ユニット４）の後
側に直接取り付けられた写真層として形成されているこ
とを特徴とする請求項１に記載の表示装置。 - 【請求項０４】 透明性散乱フォイル（６）の後ろに間
隔を置いて吸収遮蔽物（１５）が設けられており、その
際光源（蛍光管９）が一側から間隔間隙へと照射するこ
とを特徴とする請求項１から請求項３のうちの１項に記
載の表示装置。 - 【請求項０５】 吸収遮蔽物（１５）の前に、斜めに配
設され光源（蛍光管９）の方向に向いている複数の吸収
薄膜（１７）が設けられていることを特徴とする請求項
４に記載の表示装置。 - 【請求項０６】 吸収遮蔽物（１５）が、ケーシング後
側（１４）の内側にある吸収性の被膜（１６）として形
成されていることを特徴とする請求項４に記載の表示装
置。 - 【請求項０７】 表示ユニット（４）とは反対側の光源
（蛍光管９）の後側に反射鏡（１１）が設けられている
ことを特徴とする請求項１から請求項６のうちの１項に
記載の表示装置。 - 【請求項０８】 光源（蛍光管９）が光源の照射角度を
制限する遮光装置（遮光板１２，１３）によって取り囲
まれていることを特徴とする請求項１から請求項７のう
ちの１項に記載の表示装置。 - 【請求項０９】 請求項１〜請求項６のうちの１項によ
る背景照明式の表示装置用の散乱フォイルの製造方法に
おいて、表示装置内での実際の照明状態を模造する収容
装置（１９）内で、光源（蛍光管２３）を用いて散乱フ
ォイル位置に対応して設けられ寸法付けられた写真のフ
ィルムフォイルが露光され、露光されたフィルムフォイ
ルがネガに対して写真的に現像され、定着され、ネガか
ら写真的に散乱フォイルを形成する透明性のポジが製造
されることを特徴とする製造方法。 - 【請求項１０】 ポジが写真的な密着焼き付け法を用い
て製造されることを特徴とする請求項９に記載の製造方
法。 - 【請求項１１】 散乱フォイルを大量生産するために、
親ネガから写真的な密着焼き付け法を用いて多数の透明
性のポジが製造されることを特徴とする請求項９又は請
求項１０に記載の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4135506A DE4135506C2 (de) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | Hintergrundbeleuchtete Anzeigevorrichtung und Verfahren zur Herstellung einer Streufolie für eine solche Anzeigevorrichtung |
| DE4135506:7 | 1991-10-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0675223A true JPH0675223A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=6443588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4289035A Pending JPH0675223A (ja) | 1991-10-28 | 1992-10-27 | 背景照明式の表示装置及びその表示装置用の散乱フォイルを製造するための方法 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0675223A (ja) |
| CH (1) | CH686463A5 (ja) |
| DE (1) | DE4135506C2 (ja) |
| FR (1) | FR2683071A1 (ja) |
| GB (1) | GB2261100B (ja) |
| IT (1) | IT1255835B (ja) |
| SE (1) | SE9202761L (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004221254A (ja) * | 2003-01-14 | 2004-08-05 | Ran Technical Service Kk | 基板の貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2287553A (en) * | 1994-03-10 | 1995-09-20 | Sharp Kk | A method of manufacturing a diffuser |
| DE19536825A1 (de) * | 1995-09-20 | 1997-03-27 | Dsd Dynamisch Statische Displa | Lichtsteuer-Anzeigevorrichtung für transflektiven Betrieb |
| DE10250675A1 (de) * | 2002-10-31 | 2004-05-19 | Hella Kg Hueck & Co. | Anzeigeneinheit, isbesondere für Kraftfahrzeuge |
| DE202005005306U1 (de) * | 2005-04-04 | 2006-08-10 | Aeg Gesellschaft für Moderne Informationssysteme mbH | Flüssigkristallanzeigeeinrichtung sowie Flüssigkristallanzeigeanordnung mit einer Mehrzahl von solchen Flüssigkristallanzeigeeinrichtungen |
| EP3737258A1 (en) * | 2018-01-10 | 2020-11-18 | Koninklijke Philips N.V. | Laser-enhanced optical element |
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Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US4206501A (en) * | 1978-06-12 | 1980-06-03 | Motorola, Inc. | Apparatus and methods for back illuminating a display surface |
| US4267489A (en) * | 1978-12-01 | 1981-05-12 | Ohno Research And Development Laboratories Company Limited | Thin schaukasten |
| DE2951207A1 (de) * | 1978-12-26 | 1980-07-10 | Canon Kk | Verfahren zur optischen herstellung einer streuplatte |
| US4229783A (en) * | 1979-03-12 | 1980-10-21 | Timex Corporation | Backlight for electrooptic display |
| DE2946235C3 (de) * | 1979-11-16 | 1982-04-08 | Dr. Johannes Heidenhain Gmbh, 8225 Traunreut | Verfahren zur Erzeugung einer Belichtungsmaske zur Herstellung von mattstreuenden Strukturen neben opaken und/oder transparenten Strukturen |
| DE3145127C3 (de) * | 1981-03-13 | 1996-08-01 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur Herstellung einer Folie für eine Vorrichtung zur gradientenfreien Ausleuchtung von passiven Anzeigevorrichtungen |
| US4616295A (en) * | 1984-07-03 | 1986-10-07 | Hewlett-Packard Company | Apparatus for mounting and illuminating liquid crystal displays |
| JPS63309918A (ja) * | 1988-04-25 | 1988-12-19 | Tatsuji Mizobe | バックライト装置 |
| JP2595067B2 (ja) * | 1988-08-18 | 1997-03-26 | 東ソー株式会社 | 液晶パネル用バックライト |
| JP2620981B2 (ja) * | 1989-09-30 | 1997-06-18 | 株式会社 明拓システム | 液晶バックライト用エッジライトパネル |
-
1991
- 1991-10-28 DE DE4135506A patent/DE4135506C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-08-28 CH CH267792A patent/CH686463A5/de not_active IP Right Cessation
- 1992-09-24 SE SE9202761A patent/SE9202761L/ not_active Application Discontinuation
- 1992-09-25 IT ITMI922220A patent/IT1255835B/it active IP Right Grant
- 1992-10-05 GB GB9220928A patent/GB2261100B/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-10-26 FR FR9212753A patent/FR2683071A1/fr active Granted
- 1992-10-27 JP JP4289035A patent/JPH0675223A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3086325B2 (ja) * | 1992-05-26 | 2000-09-11 | 沖電気工業株式会社 | 電界効果トランジスタのｉ−ｖ特性の測定方法 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4135506A1 (de) | 1993-04-29 |
| FR2683071B1 (ja) | 1995-01-27 |
| FR2683071A1 (fr) | 1993-04-30 |
| ITMI922220A1 (it) | 1994-03-25 |
| GB9220928D0 (en) | 1992-11-18 |
| CH686463A5 (de) | 1996-03-29 |
| IT1255835B (it) | 1995-11-17 |
| GB2261100A (en) | 1993-05-05 |
| SE9202761D0 (sv) | 1992-09-24 |
| GB2261100B (en) | 1995-10-04 |
| DE4135506C2 (de) | 1994-06-16 |
| ITMI922220A0 (it) | 1992-09-25 |
| SE9202761L (sv) | 1993-04-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960312 |