JP2004098771A - 給電用ハーネスプロテクタの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】給電用ハーネスプロテクタの変形を矯正・防止してワイヤハーネスの余長吸収を確実に行わせる。
【解決手段】スライドドアのドアインナパネル4又は車両ボディにハーネスプロテクタ1を取り付け、ハーネスプロテクタ内でワイヤハーネス19の弛みを吸収させる構造で、ハーネスプロテクタ1に厚さ方向の反り等の変形を防止する補強部材6を設けた。補強部材6はハーネスプロテクタ固定部8やドアインナパネル固定部7やドアトリム固定部9を有する。ハーネスプロテクタ固定部8をハーネスプロテクタ1に厚さ方向のガタ付きなく密着させ、ハーネスプロテクタの表面に沿う方向に移動可能とした。補強部材6をハーネスプロテクタ1のワイヤハーネス導出用の長形の開口22の近傍に配置した。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のスライドドア内の補機等に常時給電を行うべく、合成樹脂製のハーネスプロテクタをスライドドアに取り付けて、スライドドアの開閉に伴うワイヤハーネスの弛みを吸収させる給電用ハーネスプロテクタの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6〜図7は、本出願人が先に提案した自動車のスライドドア用の給電用ハーネスプロテクタの取付構造を示すものである(特許文献1参照)。
【0003】
この給電用ハーネスプロテクタ53は、合成樹脂製のベースとカバーとで構成され、ワイヤハーネス52を湾曲した状態に収容するためのものである。プロテクタ53内には、ワイヤハーネス52を上向き(弛み反対方向)に付勢する金属製の板ばね(弾性部材)56が設けられている。少なくともハーネスプロテクタ53と板ばね56とで給電装置51が構成されている。
【0004】
ベース54とカバー55はワイヤハーネスを収容した状態で係止突起と係合枠片といった係止手段(図示せず)で係止され、ベース54が自動車のスライドドア57の金属製のドアパネル58にボルト59や係止クリップ等で固定される。
ドアパネル58には合成樹脂製のドアトリム(図示せず)が被着され、プロテクタ53はドアパネル58とドアトリムとの間に位置する。
【0005】
ベース54とカバー55は垂直な基板60,61と、基板60,61の周囲(上側と前後)に形成された周壁62,63とを有し、ベース54とカバー55の組付状態で両周壁62,63が上下に重なり、両基板60,61の間にハーネス移動(屈曲)用の空間が構成され、プロテクタ53の前端にハーネス導出用の狭い開口64が構成され、プロテクタ53の下端にハーネス導出用の横長スリット状の開口65が構成される。板ばね56の基部はベース54に固定され、板ばね56の先端(自由端)側はワイヤハーネス52を支持している。ベース54にワイヤハーネス52の屈曲径を規定するための略環状の屈曲規制壁26(図8参照)を設けることもある。
【0006】
ワイヤハーネス52の一方は前端側の開口64寄りでテープ巻き等で固定されつつ開口64から導出されてスライドドア側の補機やワイヤハーネス(図示せず)にコネクタ66で接続され、ワイヤハーネス52の他方は下端側の開口65から導出されて渡り部(空間)67を経て車両ボディ68側に配索され、ステップ69の近傍のハーネス固定部70で固定されて、車両ボディ側のワイヤハーネス(図示せず)にコネクタ接続される。
【0007】
図6のスライドドア57の全閉状態で、ワイヤハーネス52は後方に引っ張られつつ板ばね56で上向きに付勢されて大きな半径で湾曲する。全閉状態からスライドドア57を後方にスライドさせて図7の如く半開(全開に近い)にした位置で、ワイヤハーネス52は小さな半径で湾曲しつつ大きく垂れ下がろうとするが、板ばね56が上向きに付勢して垂れ下がりを防止する。スライドドア57を全開から全閉にする際にも上記同様の作用でワイヤハーネス52の垂れ下がりが防止される。これにより、スライドドア57と車両ボディ68との間へのワイヤハーネス52の挟み込みが防止される。スライドドア57の開閉に伴ってワイヤハーネス52は前後に揺動する。なお、図7でカバー55は図示を省略している。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−35485公報(第9−11頁、図8)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の給電用ハーネスプロテクタの取付構造にあっては、図8に鎖線で示す如くスライドドア57のスライド量が小さい場合は何ら問題はないが、図8の実線の如くスライドドア57’のスライド量が大きい場合には、ワイヤハーネス19の長さも増大し、余長(弛み量)が増加するため、ワイヤハーネス19を収容する合成樹脂製のハーネスプロテクタ(図8ではベース2’のみを示す)も大型化し、それに伴ってハーネスプロテクタ(特に図9のカバー3’)が板厚方向(特に内向き)に反りやヒケ等の変形を生じやすくなり、その場合に、図9の如くハーネスプロテクタ1’の厚さ方向の内幅Lが狭まり、プロテクタ1’(特にカバー3’)の内面がワイヤハーネス19の外面に接して、ワイヤハーネス19の動き(屈曲及び揺動性)が悪くなり、余長吸収がスムーズに行われなくなったり、ワイヤハーネス19やプロテクタ内面28が擦れて摩耗したりするという懸念があった。
【0010】
なお、図9でワイヤハーネス19は断面長円形のコルゲートチューブを備えたものを図示しているが、円形のコルゲートチューブ等を備えたワイヤハーネスも使用される。図8で符号70’は車両ボディ側のハーネス固定部を示している。
【0011】
上記した問題は、ハーネスプロテクタ1’がハーネス導出用の長形の開口22’を有しているから特に変形しやすいことに起因している。ハーネスプロテクタ1’の反りを抑える手法として、例えば肉厚を増加させたり、表面のリブ形状に工夫を凝らしたり、樹脂成形ゲートの数を増やしたり、樹脂成形機の加圧力を高めたりすることも考えられるが、何れもコストアップにつながり、現実的ではない。
【0012】
本発明は、上記した点に鑑み、特に大型のハーネスプロテクタにおける反り等の変形を矯正して、ワイヤハーネスの余長吸収を確実に行うことのできる給電用ハーネスプロテクタの取付構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る給電用ハーネスプロテクタの取付構造は、スライドドアのドアインナパネル又は車両ボディにハーネスプロテクタを取り付け、該ハーネスプロテクタ内でワイヤハーネスの弛みを吸収させる給電用ハーネスプロテクタの取付構造において、前記ハーネスプロテクタに、該ハーネスプロテクタの厚さ方向の反り等の変形を防止する補強部材を設けたことを特徴とする。
上記構成により、合成樹脂製の大型のハーネスプロテクタが補強部材で剛性をアップされ、反り等の変形を生じなくなる。補強部材をハーネスプロテクタに装着すれば、装着時にハーネスプロテクタの反り等の変形が矯正される。これらにより、ワイヤハーネスを収容するハーネスプロテクタの内部空間の幅寸法が熱影響等を受けずに長期に渡って安定に規定寸法に保たれ、スライドドアの開閉に伴ってワイヤハーネスがハーネスプロテクタ内を引っ掛かりなく小さな摩擦抵抗でスムーズに摺動(屈曲及び揺動)し、余長吸収がスムーズ且つ確実に行われる。
【0014】
請求項2に係る給電用ハーネスプロテクタの取付構造は、請求項1記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造において、前記補強部材がハーネスプロテクタ固定部を有することを特徴とする。
上記構成により、補強部材はハーネスプロテクタ固定部でハーネスプロテクタに固定される。補強部材がハーネスプロテクタに固定されることで、ハーネスプロテクタの曲げ剛性がアップすると共に、固定と同時にハーネスプロテクタの反り等の変形が矯正される。
【0015】
請求項3に係る給電用ハーネスプロテクタの取付構造は、請求項2記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造において、前記ハーネスプロテクタ固定部が前記ハーネスプロテクタに厚さ方向のガタ付きなく密着し、且つ該ハーネスプロテクタの表面に沿う方向に移動可能であることを特徴とする。
上記構成により、ハーネスプロテクタの板厚方向の変形が矯正及び阻止され、ハーネスプロテクタの内幅寸法が正規に確保されると共に、例えば合成樹脂製のハーネスプロテクタと金属製の補強部材との膨張係数の違いによる熱歪み等がハーネスプロテクタの表面に沿う方向に逃がされて、ハーネスプロテクタや補強部材に過大な応力がかからなくなり、ハーネスプロテクタの変形が防止される。また、ハーネスプロテクタ表面に沿う方向の組付ガタ(余裕)によって補強部材をハーネスプロテクタに容易に組み付けることができる。
【0016】
請求項4に係る給電用ハーネスプロテクタの取付構造は、請求項2記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造において、前記ハーネスプロテクタ固定部が、大径の孔部と連通した小径の孔部とを有し、前記補強部材に、軸部と大径の頭部とを有する係合突部が設けられ、該頭部が該大径の孔部に進入し、該軸部が該小径の孔部に進入係合することを特徴とする。
上記構成により、補強部材をハーネスプロテクタに固定する際に、大径の頭部を大径の孔部に挿通させ、次いで補強部材を引き下げて小径の軸部を小径の孔部内に進入係合させることで、補強部材の装着が容易に且つ確実に行われる。
【0017】
請求項5に係る給電用ハーネスプロテクタの取付構造は、請求項4記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造において、前記軸部が前記小径の孔部内を径方向に移動可能であることを特徴とする。
上記構成により、例えば合成樹脂製のハーネスプロテクタと金属製の補強部材との膨張係数の違いによる熱歪み等が加わった際に、軸部が小径の孔部内を径方向に相対的に移動して(孔部が軸部に対して径方向に移動して)、熱歪み等がハーネスプロテクタの表面に沿う方向に逃がされて、ハーネスプロテクタや補強部材に過大な応力がかからなくなり、ハーネスプロテクタの変形が防止される。
【0018】
請求項6に係る給電用ハーネスプロテクタの取付構造は、請求項1〜5の何れか1項に記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造において、前記補強部材が略帯板状に形成され、前記ハーネスプロテクタ固定部が前記ハーネスプロテクタの表面に面接触で密着することを特徴とする。
上記構成により、帯板状の補強部材がハーネスプロテクタの表面に面接触で密着し、ハーネスプロテクタの反り等の変形を平面状に矯正する。帯板状の補強部材がハーネスプロテクタを横断してハーネスプロテクタの剛性の両端部で支持されることで、変形矯正能力が一層向上する。
【0019】
請求項7に係る給電用ハーネスプロテクタの取付構造は、請求項1〜6の何れか1項に記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造において、前記補強部材がドアインナパネル固定部を有することを特徴とする。
上記構成により、補強部材をハーネスプロテクタに固定した後、ドアインナパネル固定部でドアインナパネルに固定することで、ハーネスプロテクタが補強部材を介してドアインナパネルに固定される。これにより、ハーネスプロテクタの反り等の変形の矯正作用や防止作用が一層確実に発揮される。特に帯板状の補強部材が両持ち支持でドアインナパネルに固定されることで、補強部材の曲げ剛性が高まり、ハーネスプロテクタの変形の矯正作用や防止作用が確実に発揮される。また、ハーネスプロテクタが補強部材でドアインナパネルに固定されることで、ハーネスプロテクタ単体でのドアインナパネルへの固定部材の数が削減される。
【0020】
請求項8に係る給電用ハーネスプロテクタの取付構造は、請求項1〜7の何れか1項に記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造において、前記補強部材がドアトリム固定部を有することを特徴とする。
上記構成により、ハーネスプロテクタに固定した補強部材がドアトリムに固定され、あるいはドアインナパネルとドアトリムとの両方に固定されることで、補強部材の曲げ強さが高まり、ハーネスプロテクタの変形矯正及び変形防止性能が向上する。また、ドアトリムが補強部材でハーネスプロテクタに固定され、あるいはドアトリムが補強部材を介してドアインナパネルに固定されて、ドアトリムの強度がアップし、ドアトリムの変形等が防止される。
【0021】
請求項9に係る給電用ハーネスプロテクタの取付構造は、請求項8記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造において、前記ドアトリム固定部が前記ハーネスプロテクタ固定部よりもドアトリム側に突出していることを特徴とする。
上記構成により、ドアトリムとハーネスプロテクタとの間に隙間が形成され、たとえドアトリムが押されて変形した場合でも、隙間で変形が吸収されてハーネスプロテクタには及ばず、ハーネスプロテクタの潰れ変形が防止される。
【0022】
請求項10に係る給電用ハーネスプロテクタの取付構造は、請求項1〜9の何れか1項に記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造において、前記補強部材が前記ハーネスプロテクタのワイヤハーネス導出用の長形の開口の近傍に配置されたことを特徴とする。
上記構成により、ハーネスプロテクタの長形の開口の狭まりが防止され、開口からのワイヤハーネスの引き出しや引き込みが引っ掛かりなくスムーズに行われる。これにより、ワイヤハーネスの余長吸収がスムーズ且つ確実に行われる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る給電用ハーネスプロテクタの取付構造の一実施形態を示すものである。
【0024】
図1で、符号1は合成樹脂製の給電用ハーネスプロテクタ(以下単にプロテクタと言う)、4はスライドドアの金属製のドアインナパネル、5は同じくスライドドアの合成樹脂製のドアトリム、6は、本発明の主要部である金属製の補強板(補強部材)をそれぞれ示す。補強板6はプロテクタ1のカバー(プロテクタカバー)3の表面とドアインナパネル4の表面とドアトリム5の裏面とに固定されている。
【0025】
すなわち、図2に補強板6の一実施形態を示す如く、補強板6は略帯状に長く形成され、長手方向両端部にドアインナパネル固定部(以下ドアパネル固定部と言う)7、長手方向中間部にハーネスプロテクタ固定部(以下プロテクタ固定部と言う)8とドアトリム固定部9とをそれぞれ有している。
【0026】
プロテクタ固定部8が補強板6の板厚方向中央に位置し、ドアパネル固定部7がプロテクタ固定部8の裏面側に突出して位置し、ドアトリム固定部9がプロテクタ固定部8の表面側に突出して位置している。
【0027】
本実施形態でプロテクタ固定部8は補強板6の長手方向に四カ所形成され、他の固定部7,9よりもかなり長く、補強板6の全長の殆どの部分を占めており、プロテクタカバー3のほぼ全長に渡って面接触するようになっている。
【0028】
ドアパネル固定部7は、長手方向両端側のプロテクタ固定部8から裏面側にほぼ直角に屈曲した支持壁7aと、支持壁7aからプロテクタ固定部8と平行に屈曲した接合壁(符号7で代用)とで構成される。各接合壁7にはボルトないし係止クリップを挿入する孔部10が設けられている。
【0029】
また、ドアトリム固定部9は四カ所のプロテクタ固定部8の各境部(三カ所)に位置し、各プロテクタ固定部8から表面側にやや傾斜状に突出した一対の支持壁9aと、一対の支持壁9aの先端側を連結してプロテクタ固定部8と平行に位置する接合壁(符号9で代用)とで構成される。各接合壁9には係止クリップ等を挿入する孔部11が設けられている。
【0030】
ドアトリム固定部9の接合壁はドアパネル固定部7の接合壁と同程度の大きさに形成されている。係止クリップ12は図1に一例を示す如く、合成樹脂を材料として頭部(符号12で代用)と、頭部から突出した一対ないしそれ以上の可撓性の爪部12aとで構成されている。
【0031】
図2において、各プロテクタ固定部8には長手方向中央において略瓢箪状の孔部13が設けられている。図3に示す如く孔部13は、上側の略円形の小径の孔部14と、孔部14に連通した下側の略円形の大径の孔部15と、両孔部14,15の境に位置する幅狭の括れ部16とで構成されている。
【0032】
図1,図3の如く、プロテクタカバー3(図1)の表面には、孔部13に係合する係合突部(被固定部)17が設けられている。係合突部17は大径の頭部17aと小径の軸部17bとで構成され、頭部17aは大径の孔部15よりも若干小径に且つ小径の孔部14よりも大径に形成され、軸部17bは括れ部16や小径の孔部14よりも若干小径に形成される。
【0033】
小径の孔部14を軸部17bよりもやや大径としたのは、係合突部17と小径の孔部14との径方向の初期的な位置ずれを吸収するためと、固定後に、合成樹脂製のプロテクタ1と金属製の補強板6とで膨張率が違うことに起因する熱影響等による径方向の収縮に対応して位置ずれを吸収させるためである。
【0034】
また、軸部17bの長さ(プロテクタカバー3からの突出長さ)は補強板6のプロテクタ固定部8の板厚に等しくないしほぼ等しく設定される。軸部17bは少なくとも固定時に係合突部17の軸方向に補強板6がガタ付かない長さに設定される。
【0035】
係合突部17はプロテクタカバー3に一体に樹脂成形される。図5の如く係合突部17は孔部13の数及び位置に対応して複数設けられる。なお、係合突部17をプロテクタカバー3とは別体に金属材等で形成し、係合突部17の一部をプロテクタカバー3にインサート成形で固定したりすることも可能である。
【0036】
図1の如く補強板6の縦幅方向中央に各孔部13が設けられると共に、少なくとも孔部13を除く部分に補強板長手方向のビード(補強用突条)18が補強板6の表面側に膨出形成されている。ビード18は補強板6の打ち抜き成形時や屈曲成形時にビーディング加工によって簡単に形成される。ビード18によって帯状の補強板6の曲げ剛性がアップする。
【0037】
ワイヤハーネス19(図1)を収容したプロテクタ1をドアインナパネル4に固定し、次いで補強板6をプロテクタカバー3に固定する。すなわち、図3の如くプロテクタ1の係合突部17の頭部17aを補強板6の下側の大径の孔部15に軸方向に挿入させ、図4の矢印Aの如く補強板6を押し下げることで、係合突部17の小径の軸部17bを括れ部16から小径の孔部14に径方向に挿通させる。
【0038】
係合突部17の頭部17aは補強板6の表面にガタ付きなく密着し、プロテクタカバー3(図1)の表面は補強板6の裏面にガタ付きなく密着する。補強板6の装着前にたとえプロテクタカバー3が内側に反り返っていても、補強板6をプロテクタカバー3に装着することで、プロテクタカバー3の反りが矯正されて、プロテクタ1内のハーネス収容空間20(図1)が正規の内幅寸法Lに確保され、内幅寸法Lが長期に渡って安定する。これにより、スライドドアの開閉に伴ってプロテクタ1内でワイヤハーネス19が擦れ等なくスムーズに移動(屈曲及び揺動)する。
【0039】
また、補強板6の装着前にプロテクタカバー3(図1)が外向きに反っていた場合には、補強板6の装着によってプロテクタカバー3の外向きの反りが矯正されて、プロテクタカバー3の垂直な基板部3aが平坦になり、プロテクタ1内のハーネス収容空間20が正規の内幅寸法に修正され、プロテクタ1内でのワイヤハーネス19の径方向のガタ付きやそれに伴う異音の発生等が防止される。プロテクタカバー3の周壁3bとプロテクタベース2の周壁2bとは上下に重なっている。
【0040】
図5の如く補強板6はプロテクタカバー3の下端側の縦断面湾曲状のハーネスガイド部21の少し上側においてプロテクタ1を横断して水平に装着される。補強板6のドアパネル固定部7とその近傍部分はプロテクタ1の前後端から突出して位置する。ハーネスガイド部21の内側にハーネス導出用の横長の開口22(図1)が位置している。補強板6はハーネスガイド部21を避けて開口22の近傍でプロテクタ1をほぼ全長に渡って補強する。これにより開口22の厚さ方向の内幅Lが長期に渡って正規の寸法に確保される。
【0041】
図4,図5においてプロテクタ1の係合突部17の軸部17bは補強板6の小径の孔部14よりも小径であり、軸部17bと孔部14との間に径方向の若干の隙間を存しているから、プロテクタカバー3の表面に沿う方向に軸部17bと孔部14とが相対的に径方向に若干の距離で移動可能であり、前述の如く例えば金属製の補強板6と合成樹脂製のプロテクタ1とで熱膨張係数が異なることに起因する熱影響の歪み差が吸収され、プロテクタ1の歪み変形やストレスが防止される。
【0042】
プロテクタ1に補強板6を装着した後、補強板6をドアインナパネル4(図1)に固定する。ドアインナパネル4への固定は図1,図5の如く補強板6の両端側のドアパネル固定部7をボルト23ないし係止クリップでドアインナパネル4に締付ないし係止させることで行われる。これにより、プロテクタベース2の垂直な基板部2aの外表面がドアインナパネル4の表面に隙間なく密着する。
【0043】
ドアパネル固定部7をドアインナパナル4に固定する前に既にプロテクタカバー3の反り等の変形はプロテクタ1の剛性の周壁3b近傍の両側部24(図5)を支点として支持される真直な補強板6によって概ね矯正されているが、両端側のドアパネル固定部7をドアインナパネル4に固定することで、プロテクタ固定部8が支持壁7a(図2)でドアインナパネルに支えられ、補強板6が両持ち支持されて、補強板6の曲げ剛性が増し、プロテクタカバー3の反り等の変形矯正が一層確実に且つ恒久的に行われる。また、プロテクタ1が補強板6を介してドアインナパネル4に固定されるから、ドアインナパネル4にプロテクタ1単体を固定するためのボルトや係止クリップの数が少なくて済む。
【0044】
補強板6をドアインナパネル4に固定した後、ドアインナパネル4に合成樹脂製のドアトリム5(図1)が装着され、プロテクタ1はドアインナパネル4とドアトリム5との間に位置する。そして、図1の如くドアトリム5が係止クリップ12等の固定手段で補強板6のドアトリム固定部9に固定され、ドアトリム5が、突出したドアトリム固定部9によってプロテクタ1との間に隙間25を存して支持される。
【0045】
これにより、例えば乗員や積載物がドアトリム5を押圧して変形させた場合でも、突出したドアトリム固定部9によってその力が受け止められて、プロテクタ1に外力が加わることが防止され、プロテクタ1の潰れ変形等が防止される。また、補強板6が板厚方向にドアインナパネル4とドアトリム5との両方に固定されることで、補強板6の曲がりが一層確実に防止され、プロテクタ1の変形矯正や変形防止が一層確実に行われる。
【0046】
また、ドアトリム5の下端側からワイヤハーネス19を車両ボディ側に導出させる関係で、従来、ドアトリム5の下端側を固定することができず、ドアトリム5の剛性が弱くなっていたが、補強部材6を介してドアトリム5の下端側をドアインナパネル4に固定することで、ドアトリム5の剛性が高まり、ドアトリム5の変形や振動による異音等が防止される。
【0047】
プロテクタベース2は図8の環状のハーネス屈曲規制壁26の内側部分をドアインナパネル4にボルト等で固定することで、反り等の変形が矯正されるから、プロテクタベース2について特に補強板等の部材は不要である。プロテクタカバー3にはハーネス屈曲規制壁26(図8)の内側で開口(図示せず)が設けられ、開口からプロテクタベース2をボルト等で締付固定する。
【0048】
なお、上記プロテクタ1と補強板6との固定手段は係合突部17や孔部13以外のものを適宜設定することが可能である。また、補強板6からドアパネル固定部7及び/又はドアトリム固定部9を省略することも可能である。また、プロテクタ1への補強板6の取付位置は、長形の開口22(図1)の隙間寸法Lを確保する上で開口22の近傍が好ましいが、プロテクタ1の高さ方向中央ないしその近傍であっても有効な作用効果が得られる。
【0049】
また、補強板6の形状は帯状に限らず、例えば逆T字状や横Y字状等、種々の形態を適宜設定可能である。また、補強板6に代えて棒状ないし立体形状の補強部材を用いることも可能である。また、補強板6をプロテクタ1に一体成型(インサート成形等)や接着や溶着等で固定させることも可能である。また、補強板6の材質は金属材が好ましいが、曲げ剛性が高ければ合成樹脂材を用いることも可能である。また、図3の小径の孔部14と大径の孔部15を繋ぐ括れ部16をなくし、小径の孔部14の両側にストレート(垂直)な内面を設けて、軸部17bを径方向のガタ付きなく孔部に14係合させることも可能である。
【0050】
また、プロテクタ1はベース2とカバー3とを一体に樹脂成形して構成させることも可能である。また、プロテクタ1をスライドドアではなく車両ボディに垂直ないし水平に固定し、プロテクタ1の長形の開口22からワイヤハーネス19をスライドドア側に配索させるようにすることも可能である。また、プロテクタ内で板ばね27(図8)を用いずにワイヤハーネス自体に弾性(復元力)を付与させてワイヤハーネス19の弛みを吸収させることも可能である。また、上記補強板6は既存の小形のプロテクタにも適用可能である。また、板ばね27(図8)の形状等やプロテクタベース2への板ばね27の固定構造等は適宜設定可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、補強部材でハーネスプロテクタの内幅寸法が長期に渡って安定に保たれ、ワイヤハーネスがハーネスプロテクタ内をスムーズに屈曲及び揺動して確実に余長吸収されるから、特に大型のハーネスプロテクタを用いた場合におけるスライドドアへの常時給電の信頼性が向上する。
【0052】
請求項2記載の発明によれば、補強部材がハーネスプロテクタに固定されると同時に、ハーネスプロテクタの反り等の変形が矯正され、且つハーネスプロテクタの曲げ剛性がアップするから、ハーネスプロテクタの内幅寸法が長期に渡って安定に確保され、請求項1と同様の効果が奏せられる。
【0053】
請求項3記載の発明によれば、合成樹脂製のハーネスプロテクタと金属製の補強部材との膨張係数の違いによる熱歪み等がハーネスプロテクタの表面に沿う方向に逃がされて、ハーネスプロテクタや補強部材に過大な応力がかからなくなるから、経時的なハーネスプロテクタの変形が防止され、ハーネスプロテクタ内のワイヤハーネスの屈曲及び揺動が常にスムーズに行われ、給電の信頼性が向上する。
【0054】
請求項4記載の発明によれば、補強部材をハーネスプロテクタに容易に且つ確実に装着することができ、補強部材の組付作業性が向上する。
請求項5記載の発明によれば、合成樹脂製のハーネスプロテクタと金属製の補強部材との膨張係数の違いによる熱歪み等が軸部の径方向(ハーネスプロテクタの表面に沿う方向)に逃がされて、ハーネスプロテクタや補強部材に過大な応力がかからなくなるから、経時的なハーネスプロテクタの変形が防止され、ハーネスプロテクタ内のワイヤハーネスの屈曲及び揺動が常にスムーズに行われ、給電の信頼性が向上する。
【0055】
請求項6記載の発明によれば、帯板状の補強部材がハーネスプロテクタの表面に面接触で密着することで、ハーネスプロテクタの反り等の変形が確実に矯正され、ハーネスプロテクタの内幅寸法が正規に確保されて、ワイヤハーネスの屈曲や揺動による余長吸収がスムーズに行われ、給電の信頼性が向上する。
【0056】
請求項7記載の発明によれば、ハーネスプロテクタが補強部材を介してドアインナパネルに固定され、ハーネスプロテクタの反り等の変形の矯正作用や防止作用が一層確実に発揮されると共に、ハーネスプロテクタ単体でのドアインナパネルへの固定部材の数が削減され、ハーネスプロテクタの取付工数が低減される。
【0057】
請求項8記載の発明によれば、補強部材がドアトリムあるいはドアインナパネルとドアトリムとに固定されることで、補強部材の曲げ強さが高まり、ハーネスプロテクタの変形矯正及び変形防止性能が向上し、ワイヤハーネスの余長吸収が安定して行われ、給電の信頼性が向上する。また、ドアトリムが補強部材を介してドアインナパネルに固定されることで、ドアトリムの強度がアップし、ドアトリムの変形等が防止される。
【0058】
請求項9記載の発明によれば、たとえドアトリムが押されて変形した場合でも、ドアトリムとハーネスプロテクタとの間の隙間で変形が吸収されてハーネスプロテクタには及ばず、ハーネスプロテクタの潰れ変形が防止されるから、スライドドアへの給電及びワイヤハーネスの余長吸収性が確保され、給電の信頼性が向上する。
【0059】
請求項10記載の発明によれば、ハーネスプロテクタの長形の開口の狭まりが防止され、ワイヤハーネスの引き出しや引き込みが引っ掛かりなくスムーズに行われ、これにより、ワイヤハーネスの余長吸収がスムーズ且つ確実に行われて、給電の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給電用ハーネスプロテクタの取付構造の一実施形態を示す縦断面図である(一部を側面図としている)。
【図2】給電用ハーネスプロテクタの取付構造に使用する補強板の一実施形態を示す斜視図である。
【図3】補強板とプロテクタの固定構造の一形態の初期係合状態を示す要部斜視図である。
【図4】同じく補強板とプロテクタの固定構造の係合完了状態を示す要部斜視図である。
【図5】プロテクタと補強板の組付状態を示す正面図である。
【図6】従来のスライドドアへの給電用ハーネスプロテクタの取付構造を示すスライドドア全閉状態の分解斜視図である。
【図7】同じくスライドドアの全開近くの状態を示す斜視図である。
【図8】スライドドアのスライド量の違いに応じた二種の形態のハーネスプロテクタを示す正面図である。
【図9】
大型のハーネスプロテクタにおける問題点を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1   ハーネスプロテクタ
4   ドアインナパネル
5   ドアトリム
6   補強板(補強部材)
7   ドアインナパネル固定部
8   ハーネスプロテクタ固定部
9   ドアトリム固定部
14  小径の孔部
15  大径の孔部
17  係合突部(被固定部)
17a 頭部
17b 軸部
19  ワイヤハーネス
22  長形の開口

Claims (10)

  1. スライドドアのドアインナパネル又は車両ボディにハーネスプロテクタを取り付け、該ハーネスプロテクタ内でワイヤハーネスの弛みを吸収させる給電用ハーネスプロテクタの取付構造において、前記ハーネスプロテクタに、該ハーネスプロテクタの厚さ方向の反り等の変形を防止する補強部材を設けたことを特徴とする給電用ハーネスプロテクタの取付構造。
  2. 前記補強部材がハーネスプロテクタ固定部を有することを特徴とする請求項1記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造。
  3. 前記ハーネスプロテクタ固定部が前記ハーネスプロテクタに厚さ方向のガタ付きなく密着し、且つ該ハーネスプロテクタの表面に沿う方向に移動可能であることを特徴とする請求項2記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造。
  4. 前記ハーネスプロテクタ固定部が、大径の孔部と連通した小径の孔部とを有し、前記補強部材に、軸部と大径の頭部とを有する係合突部が設けられ、該頭部が該大径の孔部に進入し、該軸部が該小径の孔部に進入係合することを特徴とする請求項2記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造。
  5. 前記軸部が前記小径の孔部内を径方向に移動可能であることを特徴とする請求項4記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造。
  6. 前記補強部材が略帯板状に形成され、前記ハーネスプロテクタ固定部が前記ハーネスプロテクタの表面に面接触で密着することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造。
  7. 前記補強部材がドアインナパネル固定部を有することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造。
  8. 前記補強部材がドアトリム固定部を有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造。
  9. 前記ドアトリム固定部が前記ハーネスプロテクタ固定部よりもドアトリム側に突出していることを特徴とする請求項8記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造。
  10. 前記補強部材が前記ハーネスプロテクタのワイヤハーネス導出用の長形の開口の近傍に配置されたことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の給電用ハーネスプロテクタの取付構造。
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