JP2007253775A - 車両のバンパグリル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】金網体に歪みを生じることなくこれを確実にグリル開口に覆着固定する。
【解決手段】バンパ本体1の裏面の、グリル開口11の開口縁13に枠体5を装着して、枠体5に形成した支持枠部52にグリル開口11を覆う金網体41の外周部前面を当接させる。所定高さで突出する取付部53を枠体5に形成し、金網体41の外周部後面に当接させた押え板6を取付部53先端の座面にネジ66により固定した状態で、押え板6と支持枠部52との間の間隔が金網体41の厚みと同程度になるようにする。これにより、金網体の面直方向への移動が規制される。金網体41の面方向への移動規制はこれを押え板6に固着するテープによって行う。
【選択図】 図4

Description

本発明は車両のバンパグリル構造に関し、特に、グリル開口に金網体を装着したバンパグリルの構造改良に関する。
特許文献1には、バンパ本体に設けたグリル開口にネットを張設した車両のバンパグリル構造が示されている。ここでは、上記グリル開口の開口縁裏面に車両ボデー側へ突出するボス部を形成し、ボス部端面上にネットの外周縁を当接させるとともに、当該外周縁を貫通させたネジを上記端面に捩じ込んで、ネジ頭部と端面との間でネット外周縁を挟んで位置決め固定している。
特開平3−193543
ところで、意匠上の観点より比較的太い針金材を荒く編んだ金網体をグリル開口に装着したいという要請があるが、これに上記従来のバンパグリル構造を適用すると、金網体を面直方向および面方向のいずれにも確実に位置決め固定するためにはネジをしっかり捩じ込む必要があるが、捩じ込んだ際にネジ頭部によって厚みのある上記金網体が局部的に過度に押されてこの部分が歪み変形し、このために十分な締め付けトルクを得ることができないという問題がある。
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、金網体に歪みを生じることなくこれを確実にグリル開口に覆着し位置決めできる車両のバンパグリル構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明では、車両のバンパ本体(1)に形成した開口(11,12)に金網体(41,42)を張設してグリルとしたバンパグリル構造において、バンパ本体(1)の裏面の、上記開口(11,12)の開口縁(13,16)に外周部前面を当接させて上記開口(11,12)を覆うように金網体(41,42)を配設し、開口縁(13,16)の複数箇所にはバンパ本体(1)側から所定高さで突出する取付部(53,73)を形成するとともに、金網体(41,42)の外周部後面に当接して当該金網体の面直方向への移動を規制する押え板(6,8)を、当該押え板(6,8)と開口縁(13,16)との間の間隔が金網体(41,42)の厚みと同程度に規制されるように、上記取付部(53,73)先端の座面に当接させた状態で固定部材(66,84)により当該取付部(53,73)に固定し、かつ前記金網体(41,42)の面方向への移動を規制する移動規制手段(411,421)を設ける。移動規制手段は例えば、押え板(6)に折り曲げ係止される金網体(41)の針金端(411)、あるいは上記取付部(73)の周囲の、金網体(42)外周に形成された切欠き(421)等で構成することができる。
本第1発明において、バンパ本体側に押え板を固定した状態で、金網体の後面に当接する上記押え板と、金網体の前面に当接するバンパ本体開口縁との間の間隔は取付部によって金網体の厚みと同程度になるように規制されているから、過度な力を受けて歪み変形することなく金網体は押え板と開口縁とで面直方向への移動を規制される。同時に、金網体は移動規制手段によって面方向への移動も規制されるから、金網体は面直方向および面方向のいずれにも移動することなく位置決めされる
本題2発明では、上記開口縁(13,16)に枠体(5,7)を装着して、当該枠体(5,7)に形成した支持枠部(52,72)に金網体(41,42)の外周部前面を当接させ、かつ上記取付部(53,73)を枠体(5,7)に形成して、上記押え板(6,8)を、当該押え板(6,8)と支持枠部(52,72)との間の間隔が金網体(41,42)の厚みと同程度に規制されるように、取付部(53,73)先端の座面に当接させた状態で固定部材(66,84)により当該取付部(53,73)に固定する。
本第2発明において、枠体に押え板を固定した状態で、金網体の後面に当接する上記押え板と、金網体の前面に当接する支持枠部との間の間隔は取付部によって金網体の厚みと同程度になるように規制されているから、過度な力を受けて歪み変形することなく金網体は押え板と支持枠部とで面直方向への移動を規制される。本第2発明においては、予め金網体を押え板と移動規制手段とで枠体に位置決め固定しておき、この枠体をバンパ本体に装着することによって、組み付けを容易に行うことができる。
本第3発明では、上記押え板(6,8)を、金網体(41,42)の外周部後面の全周に当接する環状に形成するとともに、押え板(6,8)には上記開口(11,12)内を横切りその対向辺(61,62,81,82)を連結する連結辺(63,83)を形成する。
本第3発明においては、連結辺の存在によって、対向辺が湾曲変形してその間隔が変動する等の問題を生じず、金網体が確実に挟持される。
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以上のように、本発明に係る車両のバンパグリル構造によれば、金網体に歪みを生じることなくこれを確実にグリル開口に覆着固定することができる。
図1には車両フロントバンパのバンパ本体略半部を前方から見た斜視図を示す。図1において、バンパ本体1の中央部には上下位置にそれぞれ上側グリル2と下側グリル3が形成されている。両グリル2,3はいずれもバンパ長手方向へ延びる開口11,12に金網体41,42を張設したもので、上側グリル2の詳細を図2〜図5に示す。ここで、図2は上側グリル2を裏面側から見た略半部正面図、図3〜図5はそれぞれ、図2のIII−III線、IV−IV線、V−V線に沿った断面図である。
図3〜図5において、上側グリル2のグリル開口11の開口縁13は後方、すなわち車両ボデー方向へ湾曲しており、その先端部には枠体5が装着されている。枠体5はその全周に略U字断面の基部51を備えており、この基部51が上記開口縁13の先端部に覆着されている。基部51には周方向の複数箇所に長穴状の取付孔511が形成されて(図2)、これら取付孔511のいくつかには、グリル開口11の開口縁13の複数箇所に形成された係止片14(図3、図5)が挿入されて、その先端の爪部141が取付孔511の周縁に係止されている。また、残る取付孔511内には上記開口縁13の複数箇所に形成された溶着片15が挿入されて(図5)、その先端が熱カシメによって取付孔511の周縁に係止される。
枠体5の基部51からは後方へ支持枠部52が延びており、支持枠部52の先端に金網体41の外周部前面が当接している。金網体41は比較的太い針金材を荒く編んだもので、針金材は全体が波打つように湾曲しているため、厚み方向の荷重が印加すると湾曲頂部が押圧されて厚み方向へ比較的容易に変形する。このような金網体41の外周部後面には全周に押え板6(図3〜図5)が当接させてある。押え板6は金属板を枠体5に沿った環状に成形したもので(図2)、その上下辺61,62は長手方向中央部で連結辺63によって連結されている。
上記基部51の頂面には図4に示すように、周方向の複数箇所に取付部53が後方へ向けて突出形成されており、取付部53の中心には螺入孔531が形成されて先端の座面に開口している。一方、押え板6の周方向複数箇所に取付片64,65(図2)が形成されてその先端が上記座面上に位置し、当該先端に設けた貫通孔内に挿入されたネジ66を上記螺入孔531内に捩じ込んで押え板6が枠体5に固定されている。ここで、押え板6の下側辺62(図2)の取付片65は取付部53の座面に向けて大きく屈曲延出している(図3、図4)。
上記のように枠体5の取付部53に固定された状態で、金網体41の後面に当接する押え板6の板面と、金網体41の前面に当接する支持枠部52の先端面との間の間隔は、上記取付部53の突出高によって金網体41の厚みと同程度に規制されており、金網体41は押え板6と支持枠部52とで面直方向への移動を規制されて位置決めされる。このような構造により、金網体41が押え板6から過度な力を受けて歪み変形することが避けられるとともに、螺入孔531内に捩じ込まれたネジ66には適切な締め付けトルクが得られる。そして、この押え板はその上下辺61,62が長手方向中央部で連結辺63によって連結されているから、上下辺61,62が湾曲変形してその間隔が変動する等の問題は生じず、金網体41が確実に保持される。
また、金網体41はその外周の適宜箇所で折り曲げられた移動規制手段としての針金端411(図2)が押え板6の外周部に係止されて、面方向への金網体41の移動が規制され位置決めされている。また、金網体41の外周は適宜箇所が押え板6の上辺にテープ67(図2、図3)によって固定されている。なお、上側グリル2の組み立ては、上記金網体41を予め押え板6等によって枠体5に位置決め固定しておき、この後、枠体5をバンパ本体1に装着することによって簡易に行うことができる。
次に、下側グリル3の詳細を図6〜図8に示す。ここで、図6は下側グリル3を裏面側から見た略半部正面図、図7、図8はそれぞれ、図6のVII−VII線、VIII−VIII線に沿った断面図である。
図7、図8において、下側グリル3のグリル開口12の開口縁16は後方、すなわち車両ボデー方向へ湾曲しており、その先端部には枠体7が装着されている。枠体7はその全周に略U字断面の基部71を備えており、この基部71が上記開口縁16の先端部に覆着されている。基部71には周方向の複数箇所に長穴状の取付孔711が形成されて(図6)、これら取付孔711に、グリル開口12の開口縁16の複数箇所に形成された係止片17が挿入されて(図7)、その先端の爪部171が取付孔711の周縁に係止されている。
枠体7の基部71からは内方へ支持枠部72が延びており、支持枠部72の、後方へ湾曲した先端に金網体42の外周部前面が当接している(図8)。金網体42は比較的太い針金材を荒く編んだもので、針金材は全体が波打つように湾曲しているため、厚み方向の荷重が印加すると湾曲頂部が押圧されて厚み方向へ比較的容易に変形する。このような金網体42の外周部後面には全周に押え板8が当接させてある。押え板8は金属板を枠体7に沿った環状に成形したもので、その上下辺81,82は長手方向中央部で連結辺83によって連結されている(図6)。
上記支持枠部72には周方向の複数箇所に取付部73(図7)が後方へ突出させて設けてあり、取付部73の端面である座面には螺入孔731が設けてある。押え板8の周方向複数箇所には貫通孔が形成されて上記座面上に位置し、貫通孔内に挿入されたネジ84を上記螺入孔731内に捩じ込んで押え板8が枠体7に固定されている。枠体7の取付部73に固定された状態で、金網体42の後面に当接する押え板8の板面と、金網体42の前面に当接する支持枠部72の先端面との間の間隔は、上記取付部73の突出高によって金網体42の厚みと同程度に規制されており、金網体42は押え板8と支持枠部72とで面直方向への移動を規制されて位置決めされる。このような構造により、金網体42が過度な力を受けて歪み変形することが避けられるとともに、螺入孔531内に捩じ込まれたネジ66には適切な締め付けトルクが得られる。そして、押え板8はその上下辺81,82が長手方向中央部で連結辺83によって連結されているから、上下辺81,82が湾曲変形してその間隔が変動する等の問題は生じず、金網体42は確実に保持される。
また、金網体42はその外周部のうち適宜箇所が切り欠かれて移動規制手段としての切欠き421(図7)となり、ここに上記取付部73が位置して、これによって面方向への金網体41の移動が規制され位置決めされている。下側グリル3の組み立ては、上記金網体42を予め押え板8等によって枠体7に位置決め固定しておき、この後、枠体7をバンパ本体1に装着することによって簡易に行うことができる。
本発明の一実施形態を示す、車両フロントバンパのバンパ本体略半部の前方斜視図である。 上側グリル2を裏面側から見た略半部正面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図2のIV−IV線に沿った断面図である。 図2のV−V線に沿った断面図である。 下側グリル3を裏面側から見た略半部正面図である。 図6のVII−VII線に沿った断面図である。 図6のVIII−VIII線に沿った断面図である。
符号の説明
1…バンパ本体、11,12…グリル開口(開口)、13,16…開口縁、41,42…金網体、421…切欠き(移動規制手段)、5…枠体、52…支持枠部、53…取付部、6…押え板、61…上辺(対向部)、62…下辺(対向部)、63…連結辺(連結部)、66…ネジ(固定部材)、67…テープ(移動規制手段)、7…枠体、72…支持枠部、73…取付部、8…押え板、81…上辺(対向部)、82…下辺(対向部)、83…連結辺(連結部)、84…ネジ(固定部材)。

Claims (3)

  1. 車両のバンパ本体に形成した開口に金網体を張設してグリルとしたバンパグリル構造において、前記バンパ本体の裏面の、前記開口の開口縁に外周部前面を当接させて前記開口を覆うように金網体を配設し、前記開口縁の複数箇所には前記バンパ本体側から所定高さで突出する取付部を形成するとともに、前記金網体の外周部後面に当接して当該金網体の面直方向への移動を規制する押え板を、当該押え板と前記開口縁との間の間隔が金網体の厚みと同程度に規制されるように、前記取付部先端の座面に当接させた状態で固定部材により当該取付部に固定し、かつ前記金網体の面方向への移動を規制する移動規制手段を設けた車両のバンパグリル構造。
  2. 前記開口縁に枠体を装着して、当該枠体に形成した支持枠部に前記金網体の外周部前面を当接させ、かつ前記取付部を前記枠体に形成して、前記押え板を、当該押え板と前記支持枠部との間の間隔が金網体の厚みと同程度に規制されるように、前記取付部先端の座面に当接させた状態で固定部材により当該取付部に固定した請求項1に記載の車両のバンパグリル構造。
  3. 前記押え板を、前記金網体の外周部後面の全周に当接する環状に形成するとともに、前記押え板には前記開口内を横切りその対向辺を連結する連結辺を形成した請求項1又は2に記載の車両のバンパグリル構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010100228A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Kanto Auto Works Ltd ラジエータグリル
JP2011105053A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Suzuki Motor Corp フロントバンパのグリル構造

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