JP2004083249A - 移載装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送物の外形寸法や重量に関わらず、種々の搬送物を能率良く移載できる移載装置を提供する。
【解決手段】移載装置1は、移送物2を移送する複数のコンベヤ3を、自走する台車4に前後方向に並列配置して取り付けたものである。複数のコンベヤ3の各々は、個別に動作の制御ができる複数のパートコンベヤ5を車幅方向に縦列配置して構成されている。車幅方向に1機又は3機以上のパートコンベヤ5を縦列させてもい良い。或いは、前後方向に1機又は3機以上のパートコンベヤ5をに並列させても良い。
【選択図】 図1
【解決手段】移載装置1は、移送物2を移送する複数のコンベヤ3を、自走する台車4に前後方向に並列配置して取り付けたものである。複数のコンベヤ3の各々は、個別に動作の制御ができる複数のパートコンベヤ5を車幅方向に縦列配置して構成されている。車幅方向に1機又は3機以上のパートコンベヤ5を縦列させてもい良い。或いは、前後方向に1機又は3機以上のパートコンベヤ5をに並列させても良い。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無人走行し、移送物(物品)の移送及び積み下ろしを行う移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、無人走行する車台に、この前後方向に移送物を移送するコンベヤを設けた移載装置(AGV)が周知である。例えば、図8に示すように、従来例の移送装置101を、ベルトコンベヤ102の終端に幅寄せして停車し、ベルトコンベヤ102の終端から搬出される移送物103を、移送装置101の上面に設けたコンベヤ104上に移載することが行われている。
【0003】
詳しくは、移送物103をベルトコンベヤ102から移載装置101へ向けて搬出すると同時に、このベルトコンベヤ102に同期させて移送装置101のコンベヤ104を動作させることにより、移送物103を移送装置101のコンベヤ104へ移載する。更に、コンベヤ104に移載された移送物103が移載装置101の中央付近まで移動したところで、コンベヤ104を停止する。この状態で、移載装置101を次の目標に向けて走行させれば、その場所に移送物103を搬送することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにして移載される種々の移送物103は、その外形寸法又は重量が定められていないので、以下のような問題が起こった。即ち、同図(a)に示すように移載装置101に大型のコンベヤ104を設ける一方、同図(b)に示すように移載装置101に小型のコンベヤ104を設け、これら仕様の異なる移載装置101を移送物103の外形寸法や重量に応じて使い分けることが考えられる。
【0005】
しかしながら、一つのベルトコンベヤ102から搬出される移送物103の外形寸法や重量を統一するのは困難であるので、小型のコンベヤ104を設けた移載装置101で大型の移送物103を受け取りに行った場合、移送物103が大き過ぎて、小型のコンベヤ104に移載できないという事態になる。この場合、移載装置101を、大型のコンベヤ104を設けたものに取替えねばならないので、この分、手間と時間を余分に費やすことになる。
【0006】
或いは、大型のコンベヤ104に小型の移送物103を載置すると、同図(b)に示すように、小型の移送物103の周囲に別の移送物(図示省略)を載せる余裕が無くなってしまう。つまり、コンベヤ104の載置スペースの大部分が、別の移送物(図示省略)を載せることのできないデッドスペースになるという無駄を生じる。
【0007】
また、同図(c)に示すように、大型のコンベヤ104の載置スペースを少しでも有効に使うため大型のコンベヤ104の片隅にその移送方向に2個以上の移送物103を縦列させて載置することが試みられた。しかしながら、これらの移送物103の隣の載置スペースに、更に別の移送物(図示省略)を移載するために、コンベヤ104を動作させようとすると、この動作に伴って既にコンベヤ104に載置している図示の移送物103が、移送装置1から脱落するという問題が起こる。
【0008】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、搬送物の外形寸法や重量に関わらず、種々の搬送物を能率良く移載できる移載装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る移載装置は、移送物を移送方向に移送するコンベヤを、前記移送方向に直交する方向に並列配置し、該並列配置されたコンベヤの動作を個々に駆動する複数の駆動手段を備えると共に、前記並列配置されたコンベヤの各々を個別に駆動する複数の駆動手段が、クラッチを介して連動可能であることを特徴とする。
【0010】
更に、本発明に係る移載装置は、前記複数のコンベヤの各々が、個別に制御可能な複数のパートコンベヤを前記移送方向に縦列配置して成るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る移載装置について図面に基づき説明する。図1,2及び図3に示すように、本実施の形態に係る移載装置1は、移送物2を矢印xで指した移送方向(車幅方向に一致)に移送する複数のコンベヤ3を、移送方向を横切る方向(以下で「前後方向」と記す。)に並列配置して、自走する台車4に取り付けたものである。
【0012】
複数のコンベヤ3の各々は、個別に動作の制御ができる複数のパートコンベヤ5を移送方向に縦列配置して構成されている。即ち、図3に仮想線で区画したように、台車4には、移送方向と前後方向とにそれぞれ2機ずつ連ねて、合計4機のパートコンベヤ5を取り付けている。コンベヤ3及びパートコンベヤ5の個数は、限定されるものではない。例えば、移送方向に1機又は3機以上のパートコンベヤ5を縦列させてもい良い。或いは、前後方向に1機又は3機以上のパートコンベヤ5をに並列させても良い。
【0013】
上記の「縦列」とは、移送物2が移送される移送方向に沿ってパートコンベヤ5を連ねることであり、互いに縦列したパートコンベヤ5の間で、これらのパートコンベヤ5の動作に伴って移送物2が円滑に受け渡しできることを意味する。また「並列」とは、互いに隣接するパートコンベヤ5が、別々に平行な向きに移送物2を移送することを意味する。
【0014】
図1及び図2は、それぞれ移載装置1の側面図及び正面図を表している。これらの図に示す通り、台車4の上面には支持体40を介して複数のコンベヤ3を支持している。支持体40の前端及び後端には、それぞれ一対の止め枠41が立ち上がっている。一対の止め枠41によって移送物2が車台4の前後方向に荷崩れするのを防止している。
【0015】
支持体40の前後方向の両端には、それぞれ2列のコンベヤ3に対応する位置に、搬送物2をコンベヤ3側へ円滑に呼び込むためのガイドローラ42を設けている。台車4が蛇行する際の慣性力によって搬送物2がコンベヤ3から脱落するのを防止するために、ガイドローラ42を、ブラケット43によりコンベヤ3よりも僅かに高い位置に支持している。台車4の周囲にはバンパー44を取り付けている。
【0016】
台車4は、車輪45、操舵装置、駆動装置、及び、これらに電力を供給するバッテリー(図示省略)を搭載し、既述の通り自走することが可能である。ここで「自走」とは、例えば、倉庫内の路面を無線誘導等により台車4自身が上記の駆動装置を起動して走行し、又はレール等のような所定の軌道に案内されて走行することである。
【0017】
上記の操舵装置と駆動装置は、遠隔操作による制御又はセンサー等による位置情報に基づく自律走行ができる。パートコンベヤ5は、ローラ50群の駆動を制御することにより、移送物2を移送方向に移送又は車台4上に停止できる。パートコンベヤ5にベルトコンベヤを適用しても良い。
【0018】
次に、移載装置1の動作を説明する。複数のコンベヤ3の動作は個々に制御され、更に、複数のパートコンベヤ5の動作も個々に制御される。尚、説明の便宜上、図示の4個のパートコンベヤ5をその配置によって5a,5b,5c,5dの符号を添えて区別する。同様に、移送物2についても2a,2b,2c,2dの符号を添えて区別する。
【0019】
即ち、図3に示すコンベヤCから搬出される小型の移送物2aは、2列のコンベヤ3全体の載置スペースを有効に使うために、先ず一方のコンベヤ3に移載される。更に、移送物2aは、一方のコンベヤ3の奥側、つまり、パートコンベヤ5aに載置される。この後で、図4に示すように、移送物2bをパートコンベヤ5bに移載するには、パートコンベヤ5aを停止させた状態で、パートコンベヤ5bのみ動作させて行える。このため、移送物2aを一方のコンベヤ3から脱落させることなく、移送物2bをパートコンベヤ5bに移載できる。
【0020】
更に、図4に示すように、一方のコンベヤ3の載置スペースが2個の移送物2a,2bで塞がっても、他方のコンベヤ3を構成するパートコンベヤ5c,5dに移送物2cを移載できる。この移送物2cによりパートコンベヤ5cに載置スペースが塞がっても、パートコンベヤ5dに別の移送物2を更に移載できる。このため、2列のコンベヤ3全体の載置スペースに移送物2を4個まで載置できる。或いは、移送物2cが、他方のコンベヤ3の載置スペース全体を占める程の大きさであったとしても、2列のコンベヤ3全体の載置スペースに移送物2を3個まで載置できる。従って、従来のようなデッドスペースは殆ど生じない。
【0021】
また、図5に示すように2列のコンベヤ3全体の載置スペースを占める程の大型の移送物2dが、コンベヤDから搬出される場合、このような大型の移送物2dは、2列のコンベヤ3を同時に動作させることにより、2列のコンベヤ3上に移載できる。この移載する過程で、2列のコンベヤ3は機械的に結合して連動する。この具体的な構成は、コンベヤ3及びパートコンベヤ5の機械構造に併せて以下で説明する。
【0022】
複数のコンベヤ3は、既述の通り、複数のパートコンベヤ5から構成され、更に、これら複数のパートコンベヤ5は、個別の駆動手段により駆動される。詳しくは、図6及び図7に示すように、個々のパートコンベヤ5の駆動手段は、DCモータである駆動源30と、この駆動源30に一体に設けられた減速機31と、減速機31内を貫通し駆動軸32と、2本の駆動軸32を遮断又は連結するクラッチ6とから構成されている。
【0023】
上記の2本の駆動軸32とは、前後方向に並列するパートコンベヤ5同士の駆動軸32であり、これらは前後方向に一直線に配列され、互いに軸芯を一致している。個々の駆動軸32は、個々の減速機31の出力軸の役割を果たしている。支持体40の内枠材46に、個々の駆動軸32の適所が軸受けされている。個々の駆動軸32は、弾性を有するカップリングで繋いだ複数ピースから成る長尺軸である。クラッチ6としては、機械的な摩擦クラッチ又は電磁クラッチ等が適用できる。クラッチ6は、通常は遮断状態を維持し、電機信号等に基づき接続するものが好ましい。
【0024】
個々の駆動軸32のクラッチ6との反対側の端部には、スプロケット35が結合され、スプロケット35の上方に、一対のスプロケット36が水平方向(移送方向に一致)に間隔を開けて配置されている。更に、一対のスプロケット36の間の上方に、6個のローラ50が水平方向に等間隔で配置されている。これら6個のローラ50には、それぞれスプロケット(図示省略)が結合している。これらのスプロケットが個々に、上記3個のスプロケット35,36に巻掛けしたチェーン37に掛けられている。
【0025】
上記の駆動源30を起動して、チェーン37を走行させることにより、総てのローラ50を同時に回転できる。これがコンベヤ3の構成である。尚、移送方向に縦列するパートコンベヤ5の間の隙間を補って配置したローラ51は、チェーン37に係わり無く、自在に回転できる。
【0026】
前後方向に並列するパートコンベヤ5同士の駆動源30を同時に起動したときにクラッチ6が接合し、2本の駆動軸32が連動する。これは、コンベヤ3の載置スペース全体を占める程の外形寸法を有する移送物2d(図5)を当該移載装置1に移載する際に、このような移送物2dの重心位置が2列のコンベヤ3の何れか一方に偏った場合を考慮したものである。
【0027】
即ち、上記のような負荷の差異に起因して2列のコンベヤ3の動作速度に差が生じると、移送物2dをコンベヤ3の移送方向の中央まで搬入する過程で、速く動作する一方のコンベヤ3が、相対的に移送物2dの一端付近をそれを搬送する方向へ引っ張り、遅く動作する他方のコンベヤ3が、相対的に移送物2dの他端付近をそれを搬送する方向と逆方向へ引っ張ることになり、移送物2dを回転させようとするトルクが発生する。このため、2列のコンベヤ3に対して移送物2dが傾くという問題が起こる。そこで、前後方向に並列するパートコンベヤ5同士の駆動源30を機械的に結合し、完全に同期させるようにしたのである。
【0028】
尚、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良,修正,変形を加えた態様で実施できるものである。また、上記の前後方向及び移送方向は、説明の便宜上、コンベヤ3の姿勢を台車4に対応させるための呼称であり、これらの方向は台車4の向きとは無関係に設定できる。
【0029】
【発明の効果】
本発明に係る移載装置によれば、個々に駆動される複数のコンベヤを並列配置しているので、一のコンベヤに移送物を載せた状態で、この移送物を動かすことなく、他のコンベヤに別の移送物を移載できる。このため、当該移載装置の全体として移送物を載置可能な載置スペースに比して外形寸法が小さな移送物を一のコンベヤに載た状態で、他のコンベヤに別の移送物を移載できる。これにより、載置スペースの空いている領域に別の移送物を載せられるので、デッドスペースを削減し、当該移載装置の機能を最大限に有効活用できる。
【0030】
また、載置スペース全体を占める程の外形寸法を有する移送物を当該移載装置に移送する場合、複数のコンベヤに跨がせて移送物を載置又は複数のコンベヤを同時に動作させて移送物の移載が行える。
【0031】
従って、移送物の外形寸法に係わり無く、デッドスペースを削減し、当該移載装置の機能を最大限に有効活用でき、移送物の移送を能率良く行える。
【0032】
しかも、複数のコンベヤの各々を個別に駆動する複数の駆動手段が、クラッチを介して連動可能であるので、載置スペース全体を占める程の外形寸法を有する移送物を当該移載装置に移送する際にクラッチを接続する。これにより、移送物の重心位置が複数のコンベヤの何れかに偏っているために、個々の駆動手段に加わる負荷に大きな差が生じても、総ての駆動手段を完全に同期させられる。
【0033】
従って、移送物を複数のコンベヤのい跨がせて移送する過程で、個々のコンベヤの搬送速度の差に起因する移送物の傾きを確実に防止できる。この効果は、特に、駆動手段の駆動源として制御が容易で且つ低コストな直流モータの適用が望ましい反面、直流モータの回転速度が負荷に影響され易いという特性に鑑みたものである。
【0034】
更に、本発明に係る移載装置によれば、複数のコンベヤの各々が、個別に駆動できる複数のパートコンベヤを縦列配置することにより構成されているので、上記の効果に加え、各コンベヤを構成する一のパートコンベヤに搬送物を載置した場合に、一のパートコンベヤコンベヤを停止させた状態で、他のパートコンベヤに別の移送物を移載できる。
【0035】
従って、従来のように単一のコンベヤの動作に伴って当該コンベヤに既に載置した移送物を脱落させることなく、複数の移送物をコンベヤに順番に移載できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る移載装置の側面図。
【図2】本発明の実施の形態に係る移載装置の正面図。
【図3】本発明の実施の形態に係る移載装置の一の使用例を示す平面図。
【図4】本発明の実施の形態に係る移載装置の他の使用例を示す平面図。
【図5】本発明の実施の形態に係る移載装置の更に他の使用例を示す平面図。
【図6】図4のA−A断面図。
【図7】図4のB−B断面図。
【図8】従来例の移載装置の概略を示す平面図。
【符号の説明】
1:移載装置
2:移送物
3:コンベヤ
4:車台
5:パートコンベヤ
6:クラッチ
【発明の属する技術分野】
本発明は、無人走行し、移送物(物品)の移送及び積み下ろしを行う移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、無人走行する車台に、この前後方向に移送物を移送するコンベヤを設けた移載装置(AGV)が周知である。例えば、図8に示すように、従来例の移送装置101を、ベルトコンベヤ102の終端に幅寄せして停車し、ベルトコンベヤ102の終端から搬出される移送物103を、移送装置101の上面に設けたコンベヤ104上に移載することが行われている。
【0003】
詳しくは、移送物103をベルトコンベヤ102から移載装置101へ向けて搬出すると同時に、このベルトコンベヤ102に同期させて移送装置101のコンベヤ104を動作させることにより、移送物103を移送装置101のコンベヤ104へ移載する。更に、コンベヤ104に移載された移送物103が移載装置101の中央付近まで移動したところで、コンベヤ104を停止する。この状態で、移載装置101を次の目標に向けて走行させれば、その場所に移送物103を搬送することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにして移載される種々の移送物103は、その外形寸法又は重量が定められていないので、以下のような問題が起こった。即ち、同図(a)に示すように移載装置101に大型のコンベヤ104を設ける一方、同図(b)に示すように移載装置101に小型のコンベヤ104を設け、これら仕様の異なる移載装置101を移送物103の外形寸法や重量に応じて使い分けることが考えられる。
【0005】
しかしながら、一つのベルトコンベヤ102から搬出される移送物103の外形寸法や重量を統一するのは困難であるので、小型のコンベヤ104を設けた移載装置101で大型の移送物103を受け取りに行った場合、移送物103が大き過ぎて、小型のコンベヤ104に移載できないという事態になる。この場合、移載装置101を、大型のコンベヤ104を設けたものに取替えねばならないので、この分、手間と時間を余分に費やすことになる。
【0006】
或いは、大型のコンベヤ104に小型の移送物103を載置すると、同図(b)に示すように、小型の移送物103の周囲に別の移送物(図示省略)を載せる余裕が無くなってしまう。つまり、コンベヤ104の載置スペースの大部分が、別の移送物(図示省略)を載せることのできないデッドスペースになるという無駄を生じる。
【0007】
また、同図(c)に示すように、大型のコンベヤ104の載置スペースを少しでも有効に使うため大型のコンベヤ104の片隅にその移送方向に2個以上の移送物103を縦列させて載置することが試みられた。しかしながら、これらの移送物103の隣の載置スペースに、更に別の移送物(図示省略)を移載するために、コンベヤ104を動作させようとすると、この動作に伴って既にコンベヤ104に載置している図示の移送物103が、移送装置1から脱落するという問題が起こる。
【0008】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、搬送物の外形寸法や重量に関わらず、種々の搬送物を能率良く移載できる移載装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る移載装置は、移送物を移送方向に移送するコンベヤを、前記移送方向に直交する方向に並列配置し、該並列配置されたコンベヤの動作を個々に駆動する複数の駆動手段を備えると共に、前記並列配置されたコンベヤの各々を個別に駆動する複数の駆動手段が、クラッチを介して連動可能であることを特徴とする。
【0010】
更に、本発明に係る移載装置は、前記複数のコンベヤの各々が、個別に制御可能な複数のパートコンベヤを前記移送方向に縦列配置して成るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る移載装置について図面に基づき説明する。図1,2及び図3に示すように、本実施の形態に係る移載装置1は、移送物2を矢印xで指した移送方向(車幅方向に一致)に移送する複数のコンベヤ3を、移送方向を横切る方向(以下で「前後方向」と記す。)に並列配置して、自走する台車4に取り付けたものである。
【0012】
複数のコンベヤ3の各々は、個別に動作の制御ができる複数のパートコンベヤ5を移送方向に縦列配置して構成されている。即ち、図3に仮想線で区画したように、台車4には、移送方向と前後方向とにそれぞれ2機ずつ連ねて、合計4機のパートコンベヤ5を取り付けている。コンベヤ3及びパートコンベヤ5の個数は、限定されるものではない。例えば、移送方向に1機又は3機以上のパートコンベヤ5を縦列させてもい良い。或いは、前後方向に1機又は3機以上のパートコンベヤ5をに並列させても良い。
【0013】
上記の「縦列」とは、移送物2が移送される移送方向に沿ってパートコンベヤ5を連ねることであり、互いに縦列したパートコンベヤ5の間で、これらのパートコンベヤ5の動作に伴って移送物2が円滑に受け渡しできることを意味する。また「並列」とは、互いに隣接するパートコンベヤ5が、別々に平行な向きに移送物2を移送することを意味する。
【0014】
図1及び図2は、それぞれ移載装置1の側面図及び正面図を表している。これらの図に示す通り、台車4の上面には支持体40を介して複数のコンベヤ3を支持している。支持体40の前端及び後端には、それぞれ一対の止め枠41が立ち上がっている。一対の止め枠41によって移送物2が車台4の前後方向に荷崩れするのを防止している。
【0015】
支持体40の前後方向の両端には、それぞれ2列のコンベヤ3に対応する位置に、搬送物2をコンベヤ3側へ円滑に呼び込むためのガイドローラ42を設けている。台車4が蛇行する際の慣性力によって搬送物2がコンベヤ3から脱落するのを防止するために、ガイドローラ42を、ブラケット43によりコンベヤ3よりも僅かに高い位置に支持している。台車4の周囲にはバンパー44を取り付けている。
【0016】
台車4は、車輪45、操舵装置、駆動装置、及び、これらに電力を供給するバッテリー(図示省略)を搭載し、既述の通り自走することが可能である。ここで「自走」とは、例えば、倉庫内の路面を無線誘導等により台車4自身が上記の駆動装置を起動して走行し、又はレール等のような所定の軌道に案内されて走行することである。
【0017】
上記の操舵装置と駆動装置は、遠隔操作による制御又はセンサー等による位置情報に基づく自律走行ができる。パートコンベヤ5は、ローラ50群の駆動を制御することにより、移送物2を移送方向に移送又は車台4上に停止できる。パートコンベヤ5にベルトコンベヤを適用しても良い。
【0018】
次に、移載装置1の動作を説明する。複数のコンベヤ3の動作は個々に制御され、更に、複数のパートコンベヤ5の動作も個々に制御される。尚、説明の便宜上、図示の4個のパートコンベヤ5をその配置によって5a,5b,5c,5dの符号を添えて区別する。同様に、移送物2についても2a,2b,2c,2dの符号を添えて区別する。
【0019】
即ち、図3に示すコンベヤCから搬出される小型の移送物2aは、2列のコンベヤ3全体の載置スペースを有効に使うために、先ず一方のコンベヤ3に移載される。更に、移送物2aは、一方のコンベヤ3の奥側、つまり、パートコンベヤ5aに載置される。この後で、図4に示すように、移送物2bをパートコンベヤ5bに移載するには、パートコンベヤ5aを停止させた状態で、パートコンベヤ5bのみ動作させて行える。このため、移送物2aを一方のコンベヤ3から脱落させることなく、移送物2bをパートコンベヤ5bに移載できる。
【0020】
更に、図4に示すように、一方のコンベヤ3の載置スペースが2個の移送物2a,2bで塞がっても、他方のコンベヤ3を構成するパートコンベヤ5c,5dに移送物2cを移載できる。この移送物2cによりパートコンベヤ5cに載置スペースが塞がっても、パートコンベヤ5dに別の移送物2を更に移載できる。このため、2列のコンベヤ3全体の載置スペースに移送物2を4個まで載置できる。或いは、移送物2cが、他方のコンベヤ3の載置スペース全体を占める程の大きさであったとしても、2列のコンベヤ3全体の載置スペースに移送物2を3個まで載置できる。従って、従来のようなデッドスペースは殆ど生じない。
【0021】
また、図5に示すように2列のコンベヤ3全体の載置スペースを占める程の大型の移送物2dが、コンベヤDから搬出される場合、このような大型の移送物2dは、2列のコンベヤ3を同時に動作させることにより、2列のコンベヤ3上に移載できる。この移載する過程で、2列のコンベヤ3は機械的に結合して連動する。この具体的な構成は、コンベヤ3及びパートコンベヤ5の機械構造に併せて以下で説明する。
【0022】
複数のコンベヤ3は、既述の通り、複数のパートコンベヤ5から構成され、更に、これら複数のパートコンベヤ5は、個別の駆動手段により駆動される。詳しくは、図6及び図7に示すように、個々のパートコンベヤ5の駆動手段は、DCモータである駆動源30と、この駆動源30に一体に設けられた減速機31と、減速機31内を貫通し駆動軸32と、2本の駆動軸32を遮断又は連結するクラッチ6とから構成されている。
【0023】
上記の2本の駆動軸32とは、前後方向に並列するパートコンベヤ5同士の駆動軸32であり、これらは前後方向に一直線に配列され、互いに軸芯を一致している。個々の駆動軸32は、個々の減速機31の出力軸の役割を果たしている。支持体40の内枠材46に、個々の駆動軸32の適所が軸受けされている。個々の駆動軸32は、弾性を有するカップリングで繋いだ複数ピースから成る長尺軸である。クラッチ6としては、機械的な摩擦クラッチ又は電磁クラッチ等が適用できる。クラッチ6は、通常は遮断状態を維持し、電機信号等に基づき接続するものが好ましい。
【0024】
個々の駆動軸32のクラッチ6との反対側の端部には、スプロケット35が結合され、スプロケット35の上方に、一対のスプロケット36が水平方向(移送方向に一致)に間隔を開けて配置されている。更に、一対のスプロケット36の間の上方に、6個のローラ50が水平方向に等間隔で配置されている。これら6個のローラ50には、それぞれスプロケット(図示省略)が結合している。これらのスプロケットが個々に、上記3個のスプロケット35,36に巻掛けしたチェーン37に掛けられている。
【0025】
上記の駆動源30を起動して、チェーン37を走行させることにより、総てのローラ50を同時に回転できる。これがコンベヤ3の構成である。尚、移送方向に縦列するパートコンベヤ5の間の隙間を補って配置したローラ51は、チェーン37に係わり無く、自在に回転できる。
【0026】
前後方向に並列するパートコンベヤ5同士の駆動源30を同時に起動したときにクラッチ6が接合し、2本の駆動軸32が連動する。これは、コンベヤ3の載置スペース全体を占める程の外形寸法を有する移送物2d(図5)を当該移載装置1に移載する際に、このような移送物2dの重心位置が2列のコンベヤ3の何れか一方に偏った場合を考慮したものである。
【0027】
即ち、上記のような負荷の差異に起因して2列のコンベヤ3の動作速度に差が生じると、移送物2dをコンベヤ3の移送方向の中央まで搬入する過程で、速く動作する一方のコンベヤ3が、相対的に移送物2dの一端付近をそれを搬送する方向へ引っ張り、遅く動作する他方のコンベヤ3が、相対的に移送物2dの他端付近をそれを搬送する方向と逆方向へ引っ張ることになり、移送物2dを回転させようとするトルクが発生する。このため、2列のコンベヤ3に対して移送物2dが傾くという問題が起こる。そこで、前後方向に並列するパートコンベヤ5同士の駆動源30を機械的に結合し、完全に同期させるようにしたのである。
【0028】
尚、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良,修正,変形を加えた態様で実施できるものである。また、上記の前後方向及び移送方向は、説明の便宜上、コンベヤ3の姿勢を台車4に対応させるための呼称であり、これらの方向は台車4の向きとは無関係に設定できる。
【0029】
【発明の効果】
本発明に係る移載装置によれば、個々に駆動される複数のコンベヤを並列配置しているので、一のコンベヤに移送物を載せた状態で、この移送物を動かすことなく、他のコンベヤに別の移送物を移載できる。このため、当該移載装置の全体として移送物を載置可能な載置スペースに比して外形寸法が小さな移送物を一のコンベヤに載た状態で、他のコンベヤに別の移送物を移載できる。これにより、載置スペースの空いている領域に別の移送物を載せられるので、デッドスペースを削減し、当該移載装置の機能を最大限に有効活用できる。
【0030】
また、載置スペース全体を占める程の外形寸法を有する移送物を当該移載装置に移送する場合、複数のコンベヤに跨がせて移送物を載置又は複数のコンベヤを同時に動作させて移送物の移載が行える。
【0031】
従って、移送物の外形寸法に係わり無く、デッドスペースを削減し、当該移載装置の機能を最大限に有効活用でき、移送物の移送を能率良く行える。
【0032】
しかも、複数のコンベヤの各々を個別に駆動する複数の駆動手段が、クラッチを介して連動可能であるので、載置スペース全体を占める程の外形寸法を有する移送物を当該移載装置に移送する際にクラッチを接続する。これにより、移送物の重心位置が複数のコンベヤの何れかに偏っているために、個々の駆動手段に加わる負荷に大きな差が生じても、総ての駆動手段を完全に同期させられる。
【0033】
従って、移送物を複数のコンベヤのい跨がせて移送する過程で、個々のコンベヤの搬送速度の差に起因する移送物の傾きを確実に防止できる。この効果は、特に、駆動手段の駆動源として制御が容易で且つ低コストな直流モータの適用が望ましい反面、直流モータの回転速度が負荷に影響され易いという特性に鑑みたものである。
【0034】
更に、本発明に係る移載装置によれば、複数のコンベヤの各々が、個別に駆動できる複数のパートコンベヤを縦列配置することにより構成されているので、上記の効果に加え、各コンベヤを構成する一のパートコンベヤに搬送物を載置した場合に、一のパートコンベヤコンベヤを停止させた状態で、他のパートコンベヤに別の移送物を移載できる。
【0035】
従って、従来のように単一のコンベヤの動作に伴って当該コンベヤに既に載置した移送物を脱落させることなく、複数の移送物をコンベヤに順番に移載できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る移載装置の側面図。
【図2】本発明の実施の形態に係る移載装置の正面図。
【図3】本発明の実施の形態に係る移載装置の一の使用例を示す平面図。
【図4】本発明の実施の形態に係る移載装置の他の使用例を示す平面図。
【図5】本発明の実施の形態に係る移載装置の更に他の使用例を示す平面図。
【図6】図4のA−A断面図。
【図7】図4のB−B断面図。
【図8】従来例の移載装置の概略を示す平面図。
【符号の説明】
1:移載装置
2:移送物
3:コンベヤ
4:車台
5:パートコンベヤ
6:クラッチ
Claims (2)
- 移送物を移送方向に移送するコンベヤを、前記移送方向に直交する方向に並列配置し、該並列配置されたコンベヤの動作を個々に駆動する複数の駆動手段を備えると共に、前記並列配置されたコンベヤの各々を個別に駆動する複数の駆動手段が、クラッチを介して連動可能であることを特徴とする移載装置。
- 前記複数のコンベヤの各々が、個別に制御可能な複数のパートコンベヤを前記移送方向に縦列配置して成る請求項1に記載の移載装置。
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