JP2004034368A - ベアラー清掃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベアラー清浄装置において清掃部材に洗浄液を補給するにあたり、極めて簡便かつ一個所で複数の清掃部材に洗浄液の補給を可能にする。
【解決手段】清掃装置の清掃部材10に洗浄液を補給するときは、補給すべき清掃部材を有する清掃手段1に、供給分岐部22を介して供給配管23で連結されている洗浄液の供給源部21から洗浄液が送り出される。送り出された洗浄液は、供給配管を通って供給分岐部に到り、送り出される複数の行き先ごとに分岐された供給配管に分岐されて送り出され、補給すべき複数の清掃部材に補給されるようになっている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、印刷機のベアラー外周を拭き浄めて清掃するベアラー清掃装置に関し、特に洗浄液を用いてベアラー周面を拭き浄めるようにしたベアラー清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷機のベアラー周面を拭き浄める際、洗浄液を用いて拭き浄めるようにしたベアラー清掃装置については、例えば、実公平3−24358号公報に示されたもの及び「GOSS Colorliner PRINTING UNITS WITH DIGITAL INJECTOR INKING SYSTEM AND LIMITED OPERATING CONTROLS Operation Manual 415−OM」の「Page 6−5」の右欄の「BEARER WIPE OIL CUPS」の項、及び同ページ同欄の「FIGURE 6−2 Bearer Wiper Assembly」に示されるものが知られている。
【0003】
実公平3−24358号公報に示されたベアラー清掃装置は、フレームに取付けた弾性を有するアームの先端に、注油孔を備えた筒状の保持部材(ワイパホルダ)を介して、フェルト製の清掃部材(ワイパ)を取り付けるとともに、この清掃部材の一端を保持部材から突出させて、アームの弾性力によって印刷胴のベアラーの周面に接触させて設けたもので、必要に応じて前記注油孔から洗浄液(油)をさして清掃部材に洗浄液を含ませ、清掃部材によってベアラーの周面に洗浄液を付与しながら、当該ベアラーの周面を拭き浄めるものである。なお、刷版を装着するなどの印刷準備のために、印刷胴が1乃至10ミリメートル程度移動する場合があるが、印刷胴とともに移動するベアラーの周面に清掃部材が追従可能であるように、保持部材に収まっている清掃部材の他端と保持部材の内壁との間に、前記アームの弾性力よりも弱い反発力の圧縮ばねが設けられている。
【0004】
また、前記「GOSS Colorliner」の「Operation Manual 415−OM」に示されたベアラー清掃装置は、版胴とブランケット胴とで示されるニップポイントに設けられたフィンガーガードに取り付けられて設けられており、ベアラー周面に一端が接触させられた清掃部材(ワイパー)の他端に隣接してオイルカップが設けられ、このオイルカップから洗浄液(ルブリカント)を清掃部材に供給し、清掃部材によってベアラーの周面に洗浄液を付与しながら、当該ベアラーの周面を拭き浄めるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、以上記載の公知のベアラー清掃装置は、いずれもベアラー清掃装置の1つひとつに、個別に、清掃部材に洗浄液を供給するための手段が設けられており、清掃部材に洗浄液が必要になったときは、作業者が、各清掃装置の位置まで行って、清掃部材又はオイルカップごとに洗浄液を補給する必要があり、極めて非能率的であるばかりでなく、作業者に、極めて手間のかかる、負担の大きな煩わしい作業を強いるものであった。特に、最近新聞印刷などで実用されている、複数の印刷部を縦方向に重ねて構成した多色刷り可能な輪転印刷機では、各印刷部が同一フロアーに無いために、清掃部材又はオイルカップごとに洗浄液を補給するときに、上下の異なるフロアーを行き来する必要があり、作業者に対して肉体的負担がより大きいものになっていた。
【0006】
この発明は、洗浄液を用いてベアラー周面を拭き浄めるようにしたベアラー清浄装置において、清掃部材に洗浄液を補給するにあたり、極めて簡便、かつ一個所で複数の清掃部材に洗浄液の補給を可能にし、作業の能率向上を図るとともに、作業者の負担を除き、作業者を手間のかかる煩わしい作業から開放することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明にかかるベアラー清掃装置は、印刷機の印刷胴の両側に設けられたベアラーに対応して設けられたベアラー清掃装置において、ベアラー周面に接触可能に支持された清掃手段と、清掃手段の清掃部材に洗浄液を供給する洗浄液供給手段とを備えている。そして、洗浄液供給手段は、洗浄液の供給源部と、洗浄液の供給分岐部と、供給源部から供給分岐部を介して複数の清掃手段に至る洗浄液の供給管路とを有している。
【0008】
この構成によれば、清掃装置の清掃部材に洗浄液を補給するときは、補給すべき清掃部材を有する清掃手段に、供給分岐部を介して供給配管で連結されている洗浄液の供給源部から洗浄液が送り出される。送り出された洗浄液は、供給配管を通って供給分岐部に到り、送り出される複数の行き先ごとに分岐された供給配管に分岐されて送り出され、補給すべき複数の清掃部材に補給される。
【0009】
また、本発明の請求項2に記載のベアラー清掃装置は、請求項1に記載のベアラー清掃装置において、供給源部として洗浄液貯留部を備えた供給ポンプを設けるとともに、供給分岐部を分配弁とし、供給管路を、供給ポンプから分配弁に至る主管と分配弁から下流に延びる枝管とで構成している。
【0010】
請求項2の構成では、供給液貯留部に貯留されている洗浄液が強制的にポンプで送り出されるとともに、ポンプで送り出された洗浄液は、分配弁に到り、分配弁によって複数の吐出口に分岐されて略等量ずつ吐出され、各吐出口に連結された供給配管を介して、補給すべき複数の清掃手段の清掃部材に一斉に補給される。
【0011】
また、本発明の請求項3に記載のベアラー清掃装置は、請求項2に記載のベアラー清掃装置において、枝管の少なくとも最下流部分を撓み屈曲可能に設けている。
【0012】
請求項3の構成では、例えば印刷準備のために印刷胴が若干変位移動し、これに応じて、この印刷胴に対応した清掃手段に変位移動が必要なときに、供給配管がこの変位移動を妨げない。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明のベアラー清掃装置の実施形態を図面に基づいて説明する。図示の実施形態において、ベアラー清掃装置は、清掃手段1(1aから1p)(図1及び図2)と洗浄液供給手段2(図1)とを有している。清掃手段1は、清掃部材10を備えており、洗浄液供給手段2は、供給源部21、供給分岐部22及び供給管路23を備えている。また、清掃手段1の清掃部材10は、後に説明する力付与手段3(図3)によって、拭き清めて清掃すべきベアラーに安定して押し付けられるようになっている。
【0014】
図1に示すように、この発明のベアラー清掃装置の清掃手段1(1aから1p)は、版胴の胴端の両側に設けられる版胴ベアラーPBに対応して設けられる。ベアラー清掃手段1の各個は、図2、図3及び図4に示すように、フレームFに取付け部材S1を介して取り付けられた支持部材S2の版胴ベアラーPBの位置の、ブランケット胴ベアラーBB(図2にのみ図示)とは反対側に設けた取付け座S2a(図2及び図4に図示)に取り付けられる。取付け座S2aは、清掃部材10の先端の向きを版胴中心を外して版胴回転の順方向に倣わせ、版胴回転によって微振動が発生しないように設けられている。
【0015】
図2及び図3は、略左右対称に設置される版胴ベアラーPBとブランケット胴ベアラーBBの印刷胴ベアラーの一方の概略が示してある。
【0016】
図2及び図3に示すように支持部材S2は、版胴とブランケット胴で形成される引込みニップの位置に、その両側(一側のみ図示)を取付け部材S1を介して、フレームFに取り付けられている。
【0017】
清掃手段1は、支持部材S2の上方に設けた取付け座S2aに、力付与手段3のアングルブラケット30(図3)を介して、清掃部材10が前記した姿勢となるように取り付けられる。アングルブラケット30は、L形の形状でL形の長辺の先端側が下向きになるように、かつ短辺が支持部材S2と反対側に突き出るように配され、支持部材S2と取付け座S2a(図2)に取り付けられる。アングルブラケット30の短辺側には、図3及び図4に示すように、長辺から若干離れた位置に、長辺と平行に貫通する一対の穴が設けられ、この穴に力付与手段3の一対の軸32、33が挿入されている。一対の軸32、33は、プレート31によって上端が連結され、一対の平行な軸32、33が上下動作するときにスムーズに動くように設けられている。軸32、33の下端側は、清掃手段1のL形ブロック15(図4)が止めねじで固定されている。
【0018】
つまり、L形ブロック15は、短辺を上方にし、かつ短辺がアングルブラケット30と反対側に突き出るように配され、L形ブロック15の短辺には、力付与手段3の軸32、33が嵌め合わされる、L形ブロック15の長辺と平行な一対の穴が設けられている。そして、L形ブロック15は、その長辺の、短辺が突き出ない側の面がアングルブラケット30の長辺の、短辺が突き出る側の面であるスライド面30aと接触した状態で、軸32、33がL形ブロック15の短辺に設けられた一対の穴にそれぞれ嵌め合わせられ、止めねじで固定されている。アングルブラケット30のスライド面30aと接触するL形ブロック15の長辺側の反対側の面には、サポートプレート11、11で挟まれた清掃部材10を取り付ける取付け面15aが設けられている。
【0019】
力付与手段3の一対の平行な軸32、33には、アングルブラケット30の短辺下面とL形ブロック15の短辺上面との間に、清掃部材10を版胴ベアラーPBの外周面に向けて押し付ける押し手段の圧縮ばね34が装填されている。押し手段の圧縮ばね34は、清掃部材10を版胴ベアラーPBに押し付ける力を安定させ、ベアラー周面への洗浄液の膜厚を略一定にするとともに、例えば適宜の厚さを有するフェルトである清掃部材10の先端が損耗した場合に、損耗分を自動的に版胴ベアラーPB側に追い込むことができるようになっている。
【0020】
L形ブロック15の長辺側には、アングルブラケット30の反対側に清掃手段1の清掃部材10が先端を版胴ベアラーPB外周面に向けて取り付けられ、短辺側の端部には、供給管路23の撓み屈曲管234を連結する角エルボ235が取り付けられる配管穴236と、清掃部材10の尾端に向けて下向きに開口する洗浄液供給穴237が設けられている。
【0021】
また、洗浄液供給穴237から供給された洗浄液が清掃部材10の上面を伝わってボルト14の頭部方向に漏れないようにサポートプレート11、11の上端を清掃部材10の上端より高くするとともに、ボルト14の頭部側のサポートプレート11に重ねて、このサポートプレート11の上端より高い上端を有する押えプレート12を設け、この押えプレート12の上端が上方に出張って重なるようにL形ブロック15の短辺の下面に切り欠き15bを設けている。
【0022】
L形ブロック15の長辺側の取付け面15aには、前記したようにサポートプレート11、11で挟まれた清掃部材10が、当該サポートプレート11、11及び清掃部材10に設けた長穴によって位置調整可能であるように、押えプレート12と抜止め座金13を介してボルト14で動かないように押さえられて取り付けられている。なお、サポートプレート11、11は、清掃部材10が負荷により変形するのを防止する補強材としての役目も果たしている。
【0023】
図1は、走行紙への両面多色刷り用の4段積みの印刷部から成る輪転機の洗浄液の供給源部21から清掃手段1(1aから1p)に到る洗浄液供給経路の概略構成模式図であり、版胴、ブランケット胴の印刷対をそれぞれ2組有する印刷部が上下方向に4つ設けられた印刷装置を図の右側に示している。なお、走行紙については図2の走行紙Pを参照せよ。
【0024】
洗浄液供給手段2は、供給源部21、供給分岐部22及び供給管路23から成り、供給源部21から供給分岐部22を介して複数の清掃手段1(1aから1p)に供給管路23が連結されている。
【0025】
供給源部21は、例えば洗浄液貯留部を備えた供給ポンプ210であり、供給分岐部22は、例えば分配弁220である。そして、供給ポンプ210と分配弁220の間は主管230で供給配管されている。分配弁220は、4ポートの分配弁であり、分配弁220の下流に4段積みの印刷部の各段ごとに対応して設けた、1段目印刷部の分配弁221、2段目印刷部の分配弁222、3段目印刷部の分配弁223及び4段目印刷部の分配弁224の4方向に供給配管されている。分配弁220と1段目印刷部の分配弁221の間は、枝管231で供給配管され、以下同様に2段目印刷部の分配弁222、3段目印刷部の分配弁223、4段目印刷部の分配弁224の間は、枝管231で各々供給配管される。
【0026】
1段目印刷部の分配弁221、2段目印刷部の分配弁222、3段目印刷部の分配弁223及び4段目印刷部の分配弁224のそれぞれも4ポートの分配弁であり、4方向に供給配管される。1段目印刷部の分配弁221の各ポートと配管ブロック233の間は、枝管232で供給配管され、以下同様に2段目印刷部の分配弁222、3段目印刷部の分配弁223及び4段目印刷部の分配弁224も、各ポートと配管ブロック233の間は、枝管232で各々供給配管される。更に各配管ブロック233と清掃手段1の間の枝管は、撓み屈曲管234として供給配管されている。配管ブロック233と清掃手段1(1aから1p)の間を連結する撓み屈曲管234は、例えば印刷準備のために版胴やブランケット胴である印刷胴が若干変位移動し、これに応じて清掃手段1が、これを支持している取付け部材S1、支持部材S2とともに若干の変位移動が必要なときに、この移動を可能にする(図2参照)。
【0027】
各印刷部には4個を1組とする清掃手段1があり、1段目印刷部には、清掃手段1a、1b、1c、1dが設けられている。同様に、2段目印刷部には、清掃手段1e、1f、1g、1h、3段目印刷部には、清掃手段1i、1j、1k、1l、4段目印刷部には、清掃手段1m、1n、1o、1pが設けられている。
【0028】
分配弁220乃至224は、同じ内部構造であり、例えば、石川島汎用機サービス(株)のオートグリースタ(登録商標)分配弁U−4RLである。図5(a)乃至図7(b)は、この分配弁の各吐出口から被吐出液、すなわち洗浄液が略等量づつ順次吐出される過程の説明図である。なお、図5(a)乃至図7(b)では説明の容易化のために断面ハッチングを省略してある。また、分配弁220の動作説明を代表的に行うが、他の分配弁の動作も同様であることは言うまでもない。
【0029】
この分配弁は、プランジャーポンプ方式であり、各プランジャーが動くことにより、動いたストローク分の洗浄液を各吐出口から吐出する。分配弁の内部には3つのシリンダー部にそれぞれプランジャーが組み込まれている。3つのプランジャーとシリンダー部の組み合わせ(以下、プランジャーポンプとする)をそれぞれNo.1、No.2、No.3とすると、No.1とNo.2が同じ形状の、段付き部が2個所のプランジャーが設けられ、No.3は、3個所の段付き部があるプランジャーが設けられる。図5(a)乃至図7(b)では、分かり易くするために4つのプランジャーポンプが描かれているが、両側のNo.3は、同じプランジャーポンプを表す。
【0030】
供給源部21の供給ポンプからの圧力により注入口225に加圧された洗浄液が供給される。
【0031】
第1過程(図5(a))において、注入口225から供給される加圧された洗浄液は、No.3シリンダー内を通り、斜穴227aを通り、No.1プランジャーの下方を矢印方向に押す。すると、No.1プランジャーが上方に移動し、No.1プランジャー上方のシリンダー内の洗浄液を、斜穴227bを通し、No.3シリンダー内を通し、バイパス228aを通して、吐出口229aから1/2吐出量だけ吐出する。
【0032】
次の第2過程(図5(b))では、作動可能なのがNo.2プランジャーであり、注入口225から供給される加圧された洗浄液は、注入口225と内部で繋がっているパス226から、第1過程のNo.1プランジャーの移動によってパス226と連結されたNo.1シリンダー内を通り、斜穴227cを通り、No.2プランジャーを下方から矢印方向に押す。すると、No.2プランジャーが上方に移動し、No.2プランジャー上方のシリンダー内の洗浄液を斜穴227dを通し、No.1シリンダー内を通し、バイパス228bを通して、吐出口229bから1/2吐出量だけ吐出する。
【0033】
同様に、第3過程(図6(a))では、作動可能なのがNo.3プランジャーであり、パス226から、第2過程のNo.2プランジャーの移動によってパス226と連結されたNo.2プランジャーのシリンダー内を通って斜穴227eを通り、No.3プランジャーを下方から矢印方向に押す。すると、No.3プランジャーが上方に移動し、No.3プランジャー上方のシリンダー内の洗浄液を、斜穴227fを通し、No.2シリンダー内を通し、吐出口229cから1吐出量だけ吐出する。
【0034】
第4過程(図6(b))では、作動可能なのがNo.1プランジャーであり、注入口225から、第3過程のNo.3プランジャーの移動によって注入口225と連結されたNo.3シリンダー内を通り、斜穴227bを通り、No.1プランジャーを上方から矢印方向に押す。すると、No.1プランジャーが下方に移動し、No.1プランジャー下方のシリンダー内の洗浄液が、斜穴227aを通し、No.3シリンダー内を通し、バイパス228aを通して、吐出口229aから1/2吐出量だけ吐出する。
【0035】
第5過程(図7(a))では、作動可能なのがNo.2プランジャーであり、パス226から、第4過程のNo.1プランジャーの移動によってパス226と連結されたNo.1シリンダー内を通り、斜穴227dを通り、No.2プランジャーを上方から矢印方向に押す。すると、No.2プランジャーが下方に移動し、No.2プランジャー下方のシリンダー内の洗浄液を、斜穴227cを通し、No.1シリンダー内を通し、バイパス228bを通して、吐出口229bから1/2吐出量だけ吐出する。
【0036】
第6過程(図7(b))では、作動可能なのがNo.3プランジャーであり、パス226から、第5過程のNo.2プランジャーの移動によってパス226と連結されたNo.2プランジャーのシリンダー内を通り、斜穴227fを通り、No.3プランジャーを上方から矢印方向に押す。すると、No.3プランジャーが下方に移動し、No.3プランジャー下方のシリンダー内の洗浄液を、斜穴227eを通し、No.2シリンダー内を通し、吐出口229dから1吐出量だけ吐出する。
【0037】
以下、第1過程に戻る。
【0038】
以上記載の通り動作を行うので、この洗浄液供給手段2を設ければ、供給源部21である供給ポンプ210を動作させることにより4段積み印刷部のすべての清掃手段に洗浄液を送り出すことができ、極めて簡便に洗浄液の補給を可能にし、作業の能率向上を図るとともに、作業者の負担を除き、作業者の手間のかかる煩わしい作業から開放することが可能となる。
【0039】
【発明の効果】
この発明の実施により、洗浄液を用いてベアラー周面を拭き浄めるようにしたベアラー清浄装置において、清掃部材に洗浄液を補給するにあたり、極めて簡便、かつ一個所から複数の清掃部材に洗浄液の補給を可能にし、作業の能率向上を図るとともに、作業者の負担を除き、作業者を手間のかかる煩わしい作業から解放した。
【0040】
特に、最近新聞印刷などで実用されている、複数の印刷部を縦方向に重ねて構成した各印刷部が同一フロアーに無い多色刷り可能な輪転印刷機では、上下の異なるフロアーを行き来する必要がなくなり、作業者に対する肉体的負担が軽減された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施形態の全体を、特に洗浄液供給路の概略構成を中心に示す概略構成模式図。
【図2】図1に示した実施の形態における走行紙の右側に位置する清掃手段(例えば、1段目印刷部における清掃手段1b)をブランケット胴ベアラーと版胴ベアラーとともに拡大して示す正面図。
【図3】図2に示した実施の形態のベアラー清掃手段のB矢視拡大展開図。
【図4】図2に示した実施の形態のベアラー清掃手段の図3におけるA−A矢視断面図。
【図5】図1の供給分岐部の分配弁が略等量ずつ吐出することを図5(a)から図5(b)の順に説明した説明図。
【図6】図5に続く分配弁の吐出を図6(a)から図6(b)の順に説明した説明図。
【図7】図6に続く分配弁の吐出を図7(a)から図7(b)の順に説明した説明図。
【符号の説明】
F フレーム
P 走行紙
PB 版胴ベアラー
BB ブランケット胴ベアラー
S1 取付け部材
S2 支持部材
S2a 取付け座
1 清掃手段
10 清掃部材
11 サポートプレート
12 押えプレート
13 抜止め座金
14 ボルト
15 L形ブロック
15a 取付け面
15b 切り欠き
2 洗浄液供給手段
21 供給源部(洗浄液貯留部)
210 供給ポンプ
22 供給分岐部
220〜224 分配弁
225 注入口
226 パス
227a〜227f 斜穴
228a、228b バイパス
229a〜229d 吐出穴
23 供給管路
230 主管
231、232 枝管
233 配管ブロック
234 撓み屈曲管
235 角エルボ
236 配管穴
237 洗浄液供給穴
3 力付与手段
30 アングルブラケット
30a スライド面
31 プレート
32,33 軸
34 圧縮ばね(押し手段)

Claims (3)

  1. 印刷機の印刷胴の両側に設けられたベアラーに対応して設けられたベアラー清掃装置において、
    ベアラー周面に接触可能に支持された清掃手段と、
    清掃手段の清掃部材に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と
    を備え、
    洗浄液供給手段は、
    洗浄液の供給源部と、
    洗浄液の供給分岐部と、
    供給源部から供給分岐部を介して複数の清掃手段に至る洗浄液の供給管路と、
    を有していることを特徴とするベアラー清掃装置。
  2. 供給源部として洗浄液貯留部を備えた供給ポンプを設けるとともに、供給分岐部を分配弁とし、供給管路を、供給ポンプから分配弁に至る主管と分配弁から下流に延びる枝管とで構成した、請求項1に記載のベアラー清掃装置。
  3. 枝管の少なくとも最下流部分を撓み屈曲可能に設けた、請求項2に記載のベアラー清掃装置。
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