JP2004001888A - 食品包装用袋 - Google Patents

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Yoshio Iwasaki
岩崎 佳生
Yukio Nakagawa
中川 幸夫
Ryoji Tanaka
田中 良治
Koichiro Ikuta
生田 興一郎
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Abstract

【課題】包装機で高速製袋可能な、スナック菓子等の酸素バリア性及び水蒸気バリア性を要求される食品を良好に保存できる食品包装用袋を提供する。
【解決手段】低融点ポリオレフィン樹脂とポリエステル樹脂とからなる溶融組成物から形成されたシーラント層(A)と、蒸着層(B)と、二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)とがこの順に積層されてなる包装材料を用いて、前記層(A)が袋の内側になるように形成された食品包装用袋。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポテトチップス等のスナック菓子用袋を始めとした、特に酸素バリア、水蒸気バリアを必要とする食品包装用袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスナック菓子用袋には、一般的にその包材構成が、内側からポリプロピレン樹脂層/ポリエチレン樹脂層/金属アルミ蒸着/二軸延伸PET(ポリエチレンテレフタレート)層/ポリエチレン樹脂層/二軸延伸ポリプロピレン樹脂層の6層構造となっているものや、ポリプロピレン樹脂層/金属アルミ蒸着/ポリエチレン樹脂層/二軸延伸ポリプロピレン樹脂層の4層構造となっているものが多い。
【0003】
最内層のポリプロピレン樹脂(PP)層は、シーラントとしての役割を担っている。最内層には、低温でヒートシールが可能なことと、シール直後のホットタック性とが必要となることから、ポリプロピレン樹脂が用いられている。ホットタック性は、袋の中身であるスナックの破損防止のために袋内に空気又は窒素を封入し袋を膨らませた状態で微加圧包装が行われるので必要となる。この最内層のポリプロピレン樹脂層の厚みは、20〜50μmぐらいに設定されることが多い。
【0004】
金属アルミ蒸着層は、外部からの光線を遮断する役割と、酸素、水蒸気の透過を防ぐ役割とを担っている。その厚みは300〜1500Å程度であり、通常は二軸延伸PETフィルム又はポリプロピレン樹脂フィルムに蒸着される。
二軸延伸PETフィルムは、金属アルミを最も安定に蒸着できる材質であり、厚みは12μmのものが多く使われる。
【0005】
ポリエチレン樹脂(PE)層は、二軸延伸PETフィルムと最外層の二軸延伸ポリプロピレン樹脂(OPP)フィルムとを貼り合わせたり、最内層の無延伸ポリプロピレン樹脂(CPP)フィルムと二軸延伸PETフィルムとを貼り合わせたりする接着剤の役割を担い、厚みは15μm程度である。ポリエチレン樹脂層として、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体が用いられる場合があり、また、ポリエチレン樹脂層の代わりにウレタン系接着剤や有機溶剤を含まないモノマー含有接着剤が使用される場合もある。
【0006】
最外層を構成するOPPフィルムは、加熱されたヒートシール部材(シールバー)に直接当たり、その熱を最内層のポリプロピレン樹脂層まで伝える役割を担っており、厚みは15〜20μm程度である。
以上のような4〜6層構造のスナック菓子用袋の包材は、全厚みが40〜117μm程度となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような構成の包材の加工法としては、コスト面から、片面に金属蒸着層を形成したPETフィルムの蒸着面と未延伸PPフィルムの間にPEを押し出しながらラミネートするとともに、PETフィルムの蒸着していない面と二軸延伸フィルム(OPPフィルム)との間にPEを押出し、ラミネートするという加工法が採られる場合が多い。
【0008】
昨今の生産効率向上の要望から、包装機の高速化が求められている。高速で食品包装用袋を生産するためには、より短いシール時間で熱接着を行わなければならず、そのためには、一定の熱量をかけるには、必然的に高温短時間でのヒートシールが必要となる。従って、従来のシール時間に与えていた熱量を短時間で与えるためにはよりシール温度を高温にしなければならないが、従来の様な包材構成では、最内層、最外層での融点差が少なく、高温でシールすることができないという問題が存在した。特に、従来では、最外層にOPPフィルムを用いているため、ある一定以上の温度をかけると表面が熱収縮してしまい、商品価値をなくしてしまうという問題点があった。
【0009】
更に、蒸着が耐熱性の高いPETフィルムに対してではなく、ポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂等の耐熱性の低いプラスチック材料からなるフィルムに対して行われる場合、蒸着は蒸着炉の中で高温下で行われ、その高温雰囲気下でテンションをかけながら繰り出し→蒸着→巻取りされるために、巻取り時のテンションによって、フィルム自身が延びてしまい、蒸着層にクラックが入るという問題点があった。
【0010】
通常、スナック菓子用袋等の食品包装用袋には各種プラスチックが用いられているが、近年、省資源と環境保全の観点から、工場生産工程や一般消費市場から回収された使用済みプラスチック製品の再利用の必要性が世界的に認識され、ポリエステルについても、その再利用が検討されている。
【0011】
よって、本発明の課題は、前述した問題を解決するために求められる機能(バリア性、高速生産性等)を満足させ、包装機で高速製袋可能な、スナック菓子等の酸素バリア性及び水蒸気バリア性を要求される食品を良好に保存できる食品包装用袋を提供することにある。更に、包装材料形成材料として、回収素材の再利用を可能にすることも本発明の課題の一つである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、低融点ポリオレフィン樹脂とポリエステル樹脂とからなる溶融組成物から形成されたシーラント層(A)と、蒸着層(B)と、二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)とがこの順に積層されてなる包装材料を用いて、前記層(A)が袋の内側になるように形成された食品包装用袋である。
以下に本発明を詳述する。
【0013】
本発明の食品包装用袋は、低融点ポリオレフィン樹脂とポリエステル樹脂とからなる溶融組成物から形成されたシーラント層(A)と、蒸着層(B)と、二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)とがこの順に積層されてなる包装材料を用いて形成されるものである。
【0014】
上記シーラント層(A)は、低融点ポリオレフィン樹脂とポリエステル樹脂とからなる溶融組成物から形成されるものであり、本発明の食品包装用袋の最内層とされる層である。
上記層(A)で用いられる低融点ポリオレフィン樹脂としては、高速生産性を実現するために、融点が120℃以下のものが好ましい。かかる低融点ポリオレフィン樹脂としては特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、それらの混合物等が挙げられる。
【0015】
上記低融点ポリオレフィン樹脂としては、なかでも、シングルサイト触媒を用いたシングルサイト系ポリオレフィン樹脂が好ましく、より好ましくはメタロセン触媒を用いたメタロセンポリオレフィン樹脂であり、特にメタロセン直鎖状低密度ポリエチレン(メタロセンLLDPE)等のメタロセンポリエチレン又はメタロセンポリプロピレンが好ましい。
【0016】
本発明の食品包装用袋の最内層であるシーラント層(A)には、高速生産性のあること、すなわち、高速包装機で安定したシールが可能であることと、昨今のバリアフリー、ユニバーサルデザインといった機能を満たすためにイージーピール性が求められ、またポテトチップスやスナック菓子等の油脂を含む食品を包装する場合には耐油性といった機能が求められる。
【0017】
本発明者がこれらの機能を満たすべく鋭意研究を行った結果、特にシングルサイト系LLDPEを用いることにより優れた結果が得られた。
このシングルサイト系LLDPEとは、ポリエチレン製造技術の中でも画期的な重合技術により製造されるものである。従来の製造技術で用いられたチーグラー触媒は、活性点が多種類存在するマルチサイト触媒であり、生成されるポリマーの分子量分布、コモノマー分布は広くなる傾向があった。それに比べ、シングルサイト系LLDPEでは、分子量分布、コモノマー含有率分布が狭い、均質なポリマーが生成でき、求められる機能を満足できるフィルムが生成できる。
また、シングルサイト系LLDPEは、ポリマーの中に塩素のようなハロゲン化合物を含有していないために、非常にクリーンで環境にやさしいポリマーである。
【0018】
上記メタロセンLLDPEとしては、例えば、日本ポリオレフィン社製の商品名「ハーモレックス」等が市販されており、また、上記メタロセンLLDPEからなるフィルムとしては、例えば、ケーエフフィルム社製のHRシリーズやトーセロ社製の「T.U.X」、二村化学工業社製の「LL−X」、アイセロ化学社製の「スズロン−L」等が市販されている。
【0019】
上記層(A)に用いられるポリエステル樹脂としては特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレン−2,6−ナフタレート(PEN)、又は、それらの共重合体等の芳香族ポリエステルが挙げられる。なかでも、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂が、世界的に大量生産されており好ましい。また、ポリカプロラクトン、ポリエチレン−サクシネート、ポリブチレン−サクシネート、ポリブチレン−サクシネート−アジペート、ポリ乳酸等の生分解性性脂肪族ポリエステルも層(A)を形成する素材として用いられる。
【0020】
上記層(A)を形成する溶融組成物は、相溶化剤を加えて形成するか、ポリエステル−ポリオレフィンブロック共重合体が含まれていることが好ましい。
上記層(A)形成するにあたっては、単に上記低融点ポリオレフィン樹脂と上記ポリエステル樹脂とをブレンドして溶融しても、混合状態が悪く、相分離を起こし、均一な混合状態の溶融組成物は得られない。上記相溶化剤は、ポリエステルとポリオレフィンとの相溶性を高め均一な溶融混合状態を実現させるものである。上記相溶化剤を用いて均一化された、上記溶融組成物においては、上記低融点ポリオレフィン樹脂と上記ポリエステル樹脂とは島の小さな海島構造をとり、均一に分散している。
【0021】
また、ポリエステルとポリオレフィンとがミクロ分散状の海島構造を形成した状態は、ポリオレフィンーポリエステルブロック共重合体を含有することによっても実現することができる。この場合、層(A)を構成する低融点ポリオレフィン樹脂とポリエステル樹脂との間に化学結合を導入してブロック共重合体を形成させてもよく、また、別にブロック共重合体を加えてもよい。
【0022】
上記相溶化剤としては、ポリエステル樹脂とポリオレフィン樹脂とを両樹脂の特性を生かしながら少なくとも海島状にミクロ分散させるものであれば、公知のいずれの反応性又は非反応性の相溶化剤でも用いることができる。例えば、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体の金属イオン架橋構造体(アイオノマー)、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−グリシジル(メタ)アクリレート共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、又は、カルボキシル基又はその誘導体を有するスチレン−エチレン−ブタジエン共重合体ブロックとスチレン系重合体ブロックとからなるブロック共重合体等が好ましい。
【0023】
上記層(A)を形成する溶融組成物における各成分の配合比としては、ポリオレフィン樹脂が5〜50重量%、ポリエステル樹脂が50〜95重量%、相溶化剤が2〜20重量%であることが好ましい。ポリオレフィン樹脂が5重量%未満であると、充分なシール性が得られないことがあり、50重量%を超えると、ポリエステル基材層との接着性に乏しくなる。また、相溶化剤が2重量%未満であると、ポリオレフィン樹脂とポリエステル樹脂との混合状態が不充分となることがあり、20重量%を超えて加えても混合状態を更に良くする効果は認められない。
【0024】
上記ポリオレフィンーポリエステルブロック共重合体としては、例えば、特開2001−122955号公報に示される、ポリエステル樹脂とカルボン酸変性されたポリオレフィンとを2官能性又は3官能性エポキシ化合物存在下加熱して形成されたブロック共重合体等が挙げられる。ポリエステル樹脂の多官能性化合物による改質については後述する。
ポリオレフィンーポリエステルブロック共重合体を溶融した場合、ポリエステルとポリオレフィンとが化学結合しているため、その混合状態は極めて良好である。このブロック共重合体に更にポリオレフィン樹脂を加えた場合、ミクロ分散状の海島状態となる。
【0025】
上記層(A)を形成する上記溶融組成物は、120℃以下で熱シール性を有することが好ましい。これにより、最外層が耐熱性の高い二軸延伸ポリエステルフィルム層であることと相まって、高速製袋が可能になる。
【0026】
上記シーラント層(A)は、延伸処理を行うことなく形成された、実質未配向のフィルムからなることが好ましい。一般にプラスチックの延伸は融点より10〜20℃低い温度で縦方向、横方向の二軸に延伸し、次いで熱固定することによって行われるが、延伸フィルムは未延伸フィルムに較べて腰、透明性、Oバリア性等がそれぞれ約3倍に向上され、その熱固定の温度まではこれらの物性が維持される。しかし、熱固定した温度よりも高くなると、延伸による配向が乱れて縮む現象が起こり、ヒートシールの際には、ヒートシール部が皺になったりして、ヒートシールが満足にできない結果となる。従って、シーラント層(A)は、延伸処理を行うことなく形成された実質未配向の無延伸の樹脂フィルムからなることが好ましい。
【0027】
上記シーラント層(A)には、ホットタック性や帯電防止性を付与するために適宜添加剤を混練した樹脂を用いても良い。
【0028】
上記シーラント層(A)の厚みとしては、単層、2層以上からなる場合ともに2〜20μmが好ましい。2μm未満であると成形時の偏肉により充分シールするのに必要な厚みが保てず、また、シール時の高圧力によって流動してしまい、密封性が保てない。一方、20μmを超えると包装材料全体の厚みが増し、シール時に、縦シールと横シールとの重なり部分でピンホールが生じやすくなる。より好ましくは3〜10μmである。
【0029】
上記シーラント層(A)は、低融点ポリオレフィン樹脂とポリエステル樹脂とがミクロ分散状の海島構造を形成した溶融組成物からなるので、低融点ポリオレフィン樹脂の有する高いシーラント性やホットタック性と、ポリエステル樹脂の有する高い耐熱性や保香性とを併せ持つ。特にポリオレフィン樹脂としてメタロセンポリエチレン又はメタロセンポリプロピレンを用いる場合には、低温シール性、食品に対する安全性、耐油性をも有することとなる。
上記シーラント層(A)を袋の内側とすることにより、本発明の食品包装用袋は、高速製袋が可能になると同時に、ポテトチップスやスナック菓子等のフレーバーを飛ばすことなく保存することができる。
【0030】
更に、上記シーラント層(A)は、ポリオレフィン樹脂とポリエステル樹脂との双方に対して親和性が高く、異種材料からなる層と積層する場合であっても、極めて良好な層間接着強度を得ることができる。
通常、上記シーラント層(A)としては、未延伸・高伸度のフィルムを用いるが、シーラント層(A)と基材となる他の層との接着力が悪いと、袋開封時にシーラント層(A)と基材となる層とが剥離し、基材となる層はすぐに破断するが、シーラント層のみは開口部のひろがりに追従して伸びるため、開封がしにくいという問題があった。しかし、本発明では、上述のようにシーラント層(A)と基材となる層との接着強度が極めて優れるために、袋開封時にシーラント層(A)が他の層から離れることなく、一緒に破断するために、開封が容易になるという効果がある。
【0031】
上記蒸着層(B)は、酸素バリア性及び水蒸気バリア性を有するバリア層である。
このような蒸着層(B)としては、例えば、金属及び/又はセラミックを蒸着してなる金属蒸着層やセラミック蒸着層が挙げられる。
【0032】
上記蒸着層(B)としては、SiOx、Al又はAlからなる単独蒸着層、又は、SiOx/Al、SiOx/ZnO、SiOx/CaO、SiOx/B、CaO/Ca(OH)からなる2元蒸着層が用いられる。なお、SiOxとしては、例えば、SiO、SiO1.8、SiO1.6等が挙げられる。
なかでも、金属アルミニウム、酸化アルミニウム又は酸化珪素から形成されることが好ましい。
【0033】
異物等の混入を事前に発見するために金属検出器等を使用する場合には、上記蒸着層(B)として、セラミック蒸着層が好ましい。セラミック蒸着を行うことにより、従来金属蒸着のために異物検出器が行えなかったものについても金属検出器による検査が可能となる。
【0034】
上記蒸着層(B)の厚みとしては、300〜1500Åが好ましい。300Å未満であると均一な蒸着が困難であり、1500Åを超えると包装材料全体の厚みが増し、シール時に、縦シールと横シールとの重なり部分でピンホールが生じやすくなる。
【0035】
上記蒸着層(B)は、基材に金属及び/又はセラミックを蒸着することにより得られる。このため基材を構成するフィルムとしては、蒸着時の熱履歴に耐えられるだけの耐熱性を備えたものが好ましく、上記二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)を基材として用いてもよいが、別途、ポリエステル樹脂からなる層(E)を蒸着層(B)の基材として設けてもよい。この場合、得られた食品包装用袋には、層(A)と層(B)との間に、ポリエステル樹脂からなる層(E)が形成されていることとなる。
【0036】
上記層(E)で用いられるポリエステル樹脂としては特に限定されないが、環境への配慮からリサイクル樹脂を用いることが好ましい。
上記リサイクル樹脂としては特に限定されないが、例えば、回収されたポリエステル樹脂等の比較的分子量の低いポリエステル樹脂を原料として分子量、分子量分布の増大した成形加工性の改良されたポリエステル樹脂を用いることが好ましく、このような樹脂としては、多官能性化合物により改質された改質ポリエステル樹脂(X)を用いることができる。
かかる改質ポリエステル樹脂は、層(C)を構成する樹脂としても用いることができる。
【0037】
上記改質ポリエステル樹脂(X)としては、例えば、飽和ポリエステルに多官能性化合物として特定のエポキシ化合物及び結合反応触媒を配合し、熱溶融することによって得られた樹脂が挙げられる。より具体的には、(a)直鎖状飽和ポリエステル100重量部、(b)多官能性化合物として分子内に2個のエポキシ基を含有する化合物0〜100重量%及び3個以上のエポキシ基を含有する化合物100〜0重量%の混合物0.3〜10重量部、(c)結合反応触媒0.01〜5重量部から構成される混合物を、上記直鎖状飽和ポリエステルの融点以上の温度で加熱することにより得られる樹脂を用いることができる(国際公開WO98/44019号公報参照)。
【0038】
上記直鎖状飽和ポリエステルとしては、固有粘度0.50〜0.90dl/gのポリエチレンテレフタレート系芳香族ポリエステルが好ましく、また、回収されたポリエチレンテレフタレート系芳香族ポリエステル成形品の再循環物であることが好ましい。
【0039】
上記多官能性化合物のうち、分子内に2個のエポキシ基を含有する化合物としては、例えば、脂肪族系のポリエチレングリコール−ジグリシジルエステル、芳香族系のビスフェノールA−ジグリシジルエステル、ビスフェノールA−ジグリシジルエステル初期縮合物、それらの混合物等が挙げられる。
上記多官能性化合物のうち、分子内に3個以上のエポキシ基を含有する化合物としては、例えば、脂肪族系のトリメチロールプロパン−トリグリシジルエーテル、芳香族系のフェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスレゾルシノールテトラグリシジルエーテル、それらの混合物等が挙げられる。
【0040】
上記結合反応触媒としては、例えば、アルミニウム塩、ナトリウム塩、マンガン塩、アルカリ土類金属、亜鉛塩等のカルボン酸の金属塩;マンガンの炭酸塩等が挙げられる。
【0041】
上記二軸延伸ポリエステル層(C)は、上記包装材料の基盤層となるものである。
上記包装材料から本発明の食品包装用袋を形成し包装を行う場合には、最内層であるシーラント層(A)にシールができるだけの熱量を与えなければならないが、高速包装機で包装する場合にはシール時間が充分に確保できないので、高温で熱を与えなければならない。このため、上記二軸延伸ポリエステル層(C)で用いるポリエステル樹脂としては、耐熱性の高いポリエチレンテレフタレート樹脂が好ましい。
【0042】
本発明の食品包装用袋のシール方式として熱板による圧着方式が用いられる場合、最外層である二軸延伸ポリエステル層(C)からの熱伝導により、シーラント層(A)を溶融させることになる。従って、高速で製袋するためには、最外層とシーラント層(A)との融点差が大きいほど有利であり、高速製袋適性が高いといえる。
従って、シーラント層(A)に超低融点であるメタロセンLLDPEを含有する溶融組成物を用い、なおかつ、最外層である二軸延伸ポリエステル層(C)に耐熱性の高いポリエチレンテレフタレート樹脂を用いた場合、より高温での加熱シールが可能となり、より高速での製袋が実現できることとなる。
【0043】
更に、上記二軸延伸ポリエステルフィルム層は、二軸延伸されたフィルムからなることにより、腰、透明性、Oバリア性に優れる。
【0044】
本発明の食品包装用袋に印刷を施す場合は、蒸着層(B)が接していない二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)の表面上に印刷層(D)を形成するか、蒸着層(B)と二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)との間に印刷層(D)を形成するか、又は、シーラント層(A)と蒸着層(B)との間に印刷層(D)を形成することが好ましい。最外層である二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)に印刷を施すのが好ましいが、二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)の内面側に印刷するか外面側に印刷するかはその用途によって決められ、限定されるものではない。
【0045】
上記二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)の内側に印刷が施された場合には、二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)が透明であるために、印刷の見栄えが良くなる。上記二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)の内面に印刷を施した場合は、印刷が施された二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)の印刷面側と蒸着層(C)面とを接着剤を介して貼り合わせる。接着剤を使用してラミネートする場合にも、環境適合性を考慮して、ノンソルベントラミネート加工とすることが好ましい。
【0046】
上記印刷層(D)としては特に限定されず、例えば、通常用いられるインク、ノントルエンタイプインク、水性グラビアインキのインク等を用いることができる。袋のリサイクル利用等を考える場合には、例えば、大日本工業社製のダイエコロ等を用いることが好ましい。
【0047】
上記包装材料を作製する方法としては特に限定されないが、上記蒸着層(B)の基材として上記二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)を用いる場合は、上記二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)の片面に蒸着層(B)が形成されたフィルムの蒸着層(B)側の面に、上記シーラント層(A)をラミネートすることが好ましい。
【0048】
上記蒸着層(B)の基材として上記ポリエステル樹脂層(E)を用いる場合は、上記ポリエステル樹脂層(E)と上記シーラント層(A)が共押出しで形成され、上記ポリエステル樹脂層(E)側に蒸着層(B)が形成されたフィルムの蒸着層(B)側に、上記二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)をラミネートすることが好ましい。ポリエステル樹脂層(E)とシーラント層(A)はラミネートでの成形も可能であるが、コスト的には共押出しで行うのが好ましい。
【0049】
また、印刷層(D)を設ける場合には、ポリエステル樹脂層(E)とシーラント層(A)を共押出しで形成しポリエステル樹脂層側に蒸着層(B)を形成したフィルムの蒸着層(B)側と、片面に印刷層(D)を形成した二軸延伸ポリエステルフィルム(C)の印刷層(D)の側とをラミネートするか、上記のポリエステル樹脂層側に蒸着層(B)を形成し、次いでその上に印刷層(D)を形成し、印刷層(D)の側に二軸延伸ポリエステルフィルム(C)をラミネートすることが好ましい。
【0050】
本発明の食品包装用袋は、上記包装材料を用いて、上記シーラント層(A)が袋の内側になるようにして熱シールすることにより作製することができる。
本発明によれば、低温でのシールが可能であり、なおかつ、耐油性に優れ、易開封性を付与された食品包装用袋が得られる。更に、環境に配慮して回収PETを改質した改質PET樹脂を用いた場合は、環境への負荷が低減した高機能性の食品包装用袋を得ることができる。また、層(E)として改質PET樹脂を用い、この表面に蒸着層(B)を配置した場合、印刷加工での劣化の恐れもなく、加工時の熱履歴にも絶えうる蒸着が可能となり、酸素バリア性及び水蒸気バリア性を良好に発現することができる。
【0051】
【実施例】
以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
【0052】
(実施例1)
回収PETボトルからのPETフレークをWO98/44019号公報実施例1と同様にして、エチレングリコール・ジグリシジルエーテル(2官能化合物)及びトリメチロールプロパン・トリグリシジルエーテル(3官能化合物)により改質したPET樹脂組成物を用いて厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを作製し、これを二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)とした。
【0053】
得られた二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)の表面に、バッチ式真空蒸着機を用いて加熱蒸着法によりアルミナ蒸着を800Åの厚みで施し蒸着層(B)とした。更に、この蒸着層(B)上に、印刷層(D)を形成した。
【0054】
別に、ポリエチレンテレフタレート75重量%と、密度が0.918g/cmのメタロセンLLDPE20重量%と、相溶化剤として融点が60℃、MFRが6g/10分、ビカット軟化点が40℃以下、降伏点強度が4MPa、破断伸びが1100%であるエチレン−メチルアクリレート−グリシジルメタクリレート三元共重合体(エチレン:メチルアクリレート:グリシジルメタクリレート=67重量%:25重量%:8重量%)と融点が78℃、MFRが2g/10分、ビカット軟化点が45℃、降伏点強度が9MPa、破断伸びが850%であるエチレン−ブチルアクリレート共重合体(エチレン:ブチルアクリレート=70重量%:30重量%)とを3:7の重量比で混合した混合物5重量%とを溶融混合し、キャスト法により厚さ40μmのシーラント層(A)を作製した。
【0055】
得られた蒸着層(B)及び印刷層(D)が形成された二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)の印刷層(D)側と、シーラント層(A)とをラミネートして包装材料を得た。この構造を図1に示した。
【0056】
得られた包装材料をシーラント層(A)が袋の内側になるようにして熱シールしたところ、シール温度120℃程度からシール可能になり、シール温度130℃では1000g/15mm程度のシール強度で安定した。更に、この包装材料は最外層に二軸延伸したポリエチレンテレフタレートフィルムを用いているため、高温での加熱が可能であり、高温シールに耐え、高速での製袋が可能であった。高速での製袋性については、得られた包装材料を使用して、実際のスナック菓子包装機(イシダ社製「APEX包装機」:USP5347795号参照)にかけて包装テストを行い、包装速度150袋/分での包装が可能であることを確認した。従来品に比べて、包装速度は約2倍であった。
なお、食品を包装する場合、特にスナック菓子包装機では、図3に示したようにシーラント層が内側となるように包装材料が筒状にされ、合せられた背部分がまずヒートシールされ(背シール)、次いで、筒状になったスナック菓子用袋の内部に、スナック菓子が投入される。そして、筒状のスナック菓子用袋の両端がヒートシールされて(サイドシール)、袋ができあがる。
【0057】
(実施例2)
厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを作製して、これを二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)とし、この表面に印刷層(D)を形成した。
【0058】
一方、ポリエチレンテレフタレート75重量%と、密度が0.918g/cmのメタロセンLLDPE20重量%と、実施例1で用いた相溶化剤5重量%とを混合した組成物と、実施例1と同様の方法により得た改質したPET樹脂組成物とを、共押出して製膜し、シーラント層(A)の厚さが5μm、ポリエステル樹脂層(E)の厚さが30μmのフィルムを得た。
このフィルムのポリエステル樹脂層(E)上に、バッチ式真空蒸着機を用いて加熱蒸着法によりアルミ蒸着を800Åの厚みで施し蒸着層(B)を形成した。
【0059】
印刷層(D)を形成した二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)の印刷層(D)側の面と、蒸着層(B)を形成したフィルムの蒸着層(B)側の面とを、ラミネートして貼り合わせて、包装材料を得た。この構造を図2に示した。
【0060】
得られた包装材料をシーラント層(A)が袋の内側になるようにして熱シールしたところ、シール温度120℃程度からシール可能になり、シール温度130℃では1000g/15mm程度のシール強度で安定した。更に、この包装材料は最外層に二軸延伸したポリエチレンテレフタレートフィルムを用いているため、高温での加熱が可能であり、高温シールに耐え、高速での製袋が可能であった。
【0061】
(実施例3)
下記の2種類の樹脂をキャスト機を用いて厚さ30μm(シーラント層15μm、PET樹脂層15μm)になるように積層した積層フィルムを作成した。
(1)密度0.918g/cmのメタロセンLLDPEと、回収PETボトルからのPETフレークを特開2001−122955号公報実施例1と同様にしてエチレン・メチルアクリレート・無水マレイン酸の三元共重合体、エチレングリコール・ジグリシジルエーテル(2官能性化合物)及びトリメチロールプロパン・トリグリシジルエーテル(3官能性化合物)により改質したポリエチレン含有PET樹脂組成物とを20:80の比率(重量)でブレンドした樹脂(ポリエチレン含有量:43%)
(2)2官能性及び3官能性化合物で改質した、ポリエチレンを含有しない改質PET樹脂(国際公開WO98/44019号公報明細書実施例1に準じて作製した。)
【0062】
得られた積層フィルムの改質PET樹脂面にバッチ式真空蒸着機を用いて加熱蒸着法によりアルミ蒸着を800Åの厚みで施し、これに対して印刷が施された二軸延伸PETフィルム(12μm)を、大日精化工業のノンソルボンド「XC−231」及び「XA−126」を用いて、蒸着層と印刷層とが接着剤層(3.3g/m)を挟んで隣接するようにノンソルベントラミネート法にて貼り合わせ、包装用のフィルムを作製した。
得られた包装用のフィルムを、実施例1で用いた包装機でスナック菓子を詰めながら袋を作製したところ、シール温度115℃で良好にシールされた袋が得られた。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、包装機で高速製袋可能な、スナック菓子等の酸素バリア性及び水蒸気バリア性を要求される食品を良好に保存できる食品包装用袋を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で作製した包装材料の構成を示す模式図である。
【図2】実施例2で作製した包装材料の構成を示す模式図である。
【図3】ピロー包装のフィンシールの説明図である。
【符号の説明】
1 シーラント層(A)
2 蒸着層(B)
3 二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)
4 印刷層(D)
5 ポリエステル樹脂層(E)
6 背シール
7 サイドシール

Claims (18)

  1. 低融点ポリオレフィン樹脂とポリエステル樹脂とからなる溶融組成物から形成されたシーラント層(A)と、蒸着層(B)と、二軸延伸ポリエステルフィルム層(C)とがこの順に積層されてなる包装材料を用いて、前記層(A)が袋の内側になるように形成されたことを特徴とする食品包装用袋。
  2. 層(A)のポリオレフィン樹脂は、融点が120℃以下である請求項1記載の食品包装用袋。
  3. 層(A)のポリオレフィン樹脂は、メタロセンポリエチレン又はメタロセンポリプロピレンである請求項1又は2記載の食品包装用袋。
  4. 層(A)のポリエステル樹脂は、ポリエチレンテレフタレートである請求項1から3のいずれかに記載の食品包装用袋。
  5. 層(A)の溶融組成物は、ポリエステル−ポリオレフィンブロック共重合体を含むものである請求1から4のいずれかに記載の食品包装用袋。
  6. 層(A)は、低融点ポリオレフィン樹脂とポリエステル樹脂に相溶化剤を加えて溶融混合して形成されてなる請求項1から4のいずれかに記載の食品包装用袋。
  7. 相溶化剤は、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体の金属イオン架橋構造体(アイオノマー)、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−グリシジル(メタ)アクリレート共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、又は、カルボキシル基又はその誘導体を有するスチレン−エチレン−ブタジエン共重合体ブロックとスチレン系重合体ブロックとからなるブロック共重合体である請求項6記載の食品包装用袋。
  8. 層(A)の溶融組成物は、ポリオレフィン樹脂5〜50重量%、ポリエステル樹脂50〜95重量%、相溶化剤2〜20重量%からなる請求項6又は7記載の食品包装用袋。
  9. 層(A)の溶融組成物は、海島構造を有するものである請求項5から8のいずれかに記載の食品包装用袋。
  10. 層(A)の溶融組成物は、120℃以下で熱シール性を有するものである請求項1から9のいずれかに記載の食品包装用袋。
  11. 層(B)の蒸着層は、金属アルミニウム、酸化アルミニウム又は酸化珪素から形成されている請求項1から10のいずれかに記載の食品包装用袋。
  12. 層(C)の二軸延伸ポリエステルフィルムは、ポリエチレンテレフタレートから形成される請求項1から11のいずれかに記載の食品包装用袋。
  13. 片面に層(B)が形成された層(C)の層(B)側の面に、層(A)がラミネートされてなる請求項1から12のいずれかに記載の食品包装用袋。
  14. 層(A)と層(B)との間、層(B)と層(C)との間、又は、層(C)の上に印刷層(D)が形成された請求項1から13のいずれかに記載の食品包装用袋。
  15. 層(A)と層(B)との間にポリエステル樹脂層(E)が形成された請求項1から14のいずれかに記載の食品包装用袋。
  16. 片面に層(B)を形成し反対側に層(A)を形成した層(E)の層(B)側の面に、層(C)をラミネートしてなる請求項15に記載の食品用包装袋。
  17. 片面に層(B)を形成し、次いでその上に層(D)を形成し、反対側に層(A)を形成した層(E)の層(B)側の面に、層(C)をラミネートしてなる請求項15に記載の食品包装用袋。
  18. 層(A)、層(C)又は層(E)のポリエステル樹脂が、リサイクル樹脂である請求項1から17のいずれかに記載の食品包装用袋。
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