JP2003505176A - 手元操作式集塵機による塵埃吸引の方法、塵埃フィルタバッグ、塵埃蒐集室および吸着剤 - Google Patents

手元操作式集塵機による塵埃吸引の方法、塵埃フィルタバッグ、塵埃蒐集室および吸着剤

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JP2003505176A
JP2003505176A JP2001513285A JP2001513285A JP2003505176A JP 2003505176 A JP2003505176 A JP 2003505176A JP 2001513285 A JP2001513285 A JP 2001513285A JP 2001513285 A JP2001513285 A JP 2001513285A JP 2003505176 A JP2003505176 A JP 2003505176A
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adsorbent
filter bag
dust filter
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ローデマン、トーマス
サワー、ラルフ
リーマン、ペトラ
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Vorwerk and Co Interholding GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手元操作式真空集塵機による清掃方法を、圧力損失を低くして特に集塵機の運転開始の後に突然発生する悪臭波を防ぐようにする。 【解決手段】 本発明は先ず手元操作式集塵機(1)による塵埃吸引の方法に関するものである。塵埃は先ず例えば塵埃フィルタバッグ(3)のような塵埃蒐集容器(9)に蒐集され、続いて処理される。たとえば活性炭のような吸着剤(7)が悪臭物質を吸着するために設けられる。さらに本発明は真空集塵機(1)の塵埃フィルタバッグ(3)または塵埃蒐集室(9)に関するものである。本発明の目的は、初期悪臭波を有利に防止するか軽減することについて、この種の方法および塵埃フィルタバッグ(3)または塵埃蒐集室(9)を改善することである。この目的のため、吸着剤(7)は直接塵埃蒐集室(3、9)に導入され、吸着剤(7)はばらばらな形で塵埃フィルタバッグ(3)または塵埃蒐集室(9)に存在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は先ず手元操作式集塵機による塵埃吸引の方法に関するもので、塵埃は
先ず例えば塵埃フィルタバッグのような塵埃蒐集容器に収納され続いて処理され
、このとき例えば活性炭のような吸着剤によって悪臭吸着処理が行われる。
【0002】
【従来の技術】
このような方法は既知であって、その場合悪臭物質の吸着のため悪臭吸収フィ
ルタが組み込まれ、その主成分は悪臭物質を結合する吸着剤および吸着剤を固定
するための適切な保持材料である。吸着剤として高度に多孔質の材料が組み込ま
れ、多くの場合例えば活性炭が使用される。しかし、例えばゼオライトまたは多
孔質の有機材重合体のような別の材料が使用されることもある。吸着剤はほとん
どの場合、種々の形状および大きさの分布を有する粒子から構成される。これら
は泡、織布、フリース、蜂の巣状のものなど、種々の保持体によって決まった方
法でフィルタ全体に分配される。この種の悪臭フィルタは、装置の運転中に供給
される空気が貫流するように装置内に配置される。一般にこのようなフィルタは
ブロワの前方の吸引側に配置され、電動ブロワの後方の高温によってフィルタの
吸着のバランスが損なわれないようにしている。さらに不愉快な悪臭を隠すため
の目的で、芳香性材料を含浸した多孔質媒体を室内空気の浄化器および集塵機に
使用することは既知である。この場合フィルタ袋に封入するかまたは空気通路に
取り付ける棒体または顆粒が既知である。集塵機の内部における悪臭物質の隔離
には特別のことが要求される。例えば室内空気の浄化器と違って、集塵機に収容
された塵埃は塵埃フィルタバッグまたは別の特殊な塵埃蒐集容器に保持され蒐集
されている。収納された塵埃はある一定の時間フィルタバッグまたは容器に残留
している。この時間中に種々の塵埃の構成物質は微生物による分解によって大部
分が望ましくない悪臭物質を生成する。集塵機の場合における既知の解決法は、
悪臭物質が対流移動によって流通する空気とともに悪臭フィルタに到達するとい
う形で、悪臭物質の隔離のほとんどが集塵機の運転中に行なわれるという大きな
欠点がある。一方では、これに伴う貫流によってフィルタに望ましくない高い圧
力損失が生ずる。他方では、集塵機の投入後に突然発生する吸引空気中の悪臭物
質の高い密度のため、フィルタに非常に優れた動的吸着性が要求される。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】
上述の技術の現状に鑑み、本発明の技術的問題点は先ず手元操作式集塵機によ
る塵埃吸引の方法を、圧力損失を低くして特に集塵機の投入後に突然発生する悪
臭波を防ぐように、好都合な方法によって発展させることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この問題点は先ず本質的に請求項1の対象の方法によって解決され、ここで吸
着剤は塵埃蒐集室に直接投与されるか持ち込まれることに重点が置かれる。この
構成によって悪臭物質がその発生場所で結合される方法が得られる。これは吸着
剤が吸引された塵埃の直ぐ近くに持ち込まれることによって行われる。吸着剤の
量は比較的少なくすることができ、普通の塵埃蒐集室に対して3ないし30gの
間で、好ましくは5ないし50gの間になるようにする。吸着剤は特にばらばら
で投与されるか持ち込まれる吸着剤粒子のままである。悪臭物質は集塵機の運転
中の空気流だけによって吸着剤に移動するのではない。むしろ移動は装置が停止
している時間中も悪臭物質の拡散によって行われる。提案する発明によって、装
置の運転中に空気が貫流するフィルタの圧力損失は有利な方法で消失する。さら
に発生した悪臭物質は連続的に吸着剤に拡散しそこで結合されるので、多量の悪
臭物質が塵埃フィルタバッグまたは塵埃蒐集容器に蓄積されることは避けられる
。既知の悪臭フィルタと違って、比較的多量の悪臭物質を短い時間で吸着しなけ
ればならないという必要はない。したがって本発明による拡散悪臭フィルタは、
装置を投入した場合に強度な悪臭波の突然な発生がない、中程度の吸着動特性を
有している。本発明による方法によって、塵埃吸引時の装置の投入直後に放散さ
れる悪臭分子は回避される。吸着剤は種々の方法によって塵埃蒐集室に投与する
か集めることができる。例えば最初の吸引過程の初めまたは各吸引過程の初めに
、吸着剤を塵埃蒐集室、場合によっては塵埃フィルタバッグに持ち込むことが考
えられる。これに関連して、破片/球状または繊維の例えば活性炭のような吸着
剤を少量づつバッグに詰め込み、使用者はそのバッグを塵埃フィルタバッグまた
は塵埃蒐集室を最初に使用する場合に持ち込むようにすることができる。このよ
うな吸着剤バッグは、例えば紙または溶融ブロウンの薄いフリースのような特に
空気が透過し易い材料から製作する。この方法の場合、塵埃蒐集室または塵埃フ
ィルタバッグ内で吸着剤の十分な空間的な分布を達成するため、例えばそれぞれ
が5gの活性炭が入った2つのバッグのような多数の吸着剤入りの小さなバッグ
を持ち込むことを提案する。この方法の代替構成において、吸着剤をばらばらな
形で塵埃蒐集室または塵埃フィルタバッグに存在させる。この場合は吸着剤が吸
引された塵埃と密接に接触するので、悪臭物質が特に容易に吸着剤に拡散できる
という点で利点を示す。したがって例えば使用者が分配容器によって所定の吸着
剤の量を塵埃フィルタバッグまたは塵埃蒐集室の入口開口部から投与することが
できる。代わりに活性炭の形の吸着剤を少量づつ袋に入れることもできる。使用
者は最初の吸引過程、すなわち新しい塵埃フィルタバッグを使用した後または塵
埃蒐集室を空にした後で、所定の量の吸着剤を充填する。別の代替案は、吸着剤
を清掃する床に撒布し吸引される塵埃とともに塵埃蒐集室または塵埃フィルタバ
ッグに持ち込むようにする。したがって粒子の形状の吸着剤はばらばらな物体と
して空の塵埃フィルタバッグまたは塵埃蒐集室に吸引される。ここでも吸着剤を
分配容器によって吸着剤の所定量を清掃する床に撒布することが考えられる。さ
らに別の代替案は、保存容器内の吸着剤を塵埃蒐集室または塵埃フィルタバッグ
に置き、塵埃吸引の過程で保存容器から吸出する。例えば塵埃フィルタバッグま
たは塵埃蒐集室における吸引空気の入口開口部の範囲に、周囲が開いたバッグま
たは皿状の容器を配置し、塵埃フィルタバッグの交換または塵埃蒐集室を空にし
た後における集塵機の最初の起動の際に、または塵埃蒐集室または塵埃フィルタ
バッグを収納するフィルタ室を閉じる過程で、吸着剤が塵埃フィルタバッグまた
は塵埃蒐集室に持ち込まれるようにすることができる。この場合、保存バッグま
たは保存容器の少なくとも一部が破壊されることによって、吸着剤が空間に分散
するよう自動的に排出されることが考えられる。さらに吸引空気流または塵埃蒐
集室または塵埃フィルタバッグに発生する負圧によって、吸着剤を自由に放出す
る開放位置に変化することができるカバーを容器に設ける解決策も考えられる。
【0005】 本発明は、特に請求項1ないし5の何れかによる方法を使用するための集塵機
の塵埃フィルタバッグに関するもので、集塵機の投入時の初期悪臭波を軽減する
ため、塵埃フィルタバッグに吸着剤をばらばらな形で存在させることを提案する
。この構成によって吸着剤は吸引された塵埃と密接に接触するので、悪臭物質は
特に容易に吸着剤に拡散することができる。こうすることによって悪臭物質はそ
の発生場所で結合される。この場合拡散悪臭フィルタは、集塵機を投入した場合
に強度な悪臭波の突然の発生がない、塵埃フィルタバッグ内部での中程度の吸着
動特性を有している。吸着剤としてこの場合は例えば活性炭、ゼオライトまたは
多孔質の重合体が破片/球体または繊維として使用される。大きさの分布、化学
的な処置(殺菌および殺黴物質)および吸着剤の量は、塵埃フィルタバッグの収
容体積および使用分野すなわち予測できる吸引物質に適合させる。さらにこの場
合、望ましくない悪臭物質をできるだけ効果的に吸着するため、吸着剤の多孔質
の大、中、小の孔寸法の割合が重要である。一方では使用上必要な基準が重要で
ある。例えば本発明による塵埃フィルタバッグの吸着剤は、均等にバッグ内に配
分されできるだけ長くバッグ内壁に付着する特性を備えている。これに関して、
この要求は非常に細かい粒子の炭素の破片によって満たすことができる。しかし
例えば粉末状の分子円板のような別の材料も検討することができる。塵埃バッグ
内の微生物の生存条件を悪化させ同時に活性炭の吸着能力を向上させるため、湿
度吸収剤(例えばシリカゲル)を添加することも有利である。最も簡単な場合に
は、最初の吸引過程の始まる前に、すなわちすなわち塵埃フィルタバッグを新し
くした後で、粒子の形状の吸着剤をばらばらな物体として清掃する床に撒布し、
空の塵埃フィルタバッグに吸引する。吸着剤は吸引された塵埃と密接した接触と
なるので、悪臭物質は特に容易に吸着剤に拡散することができる。代わりに塵埃
フィルタバッグの外側に固定された貯蔵容器に吸着剤を入れておき、人手によっ
て塵埃フィルタバッグに投与することもできる。したがって集塵機に新しい塵埃
フィルタバッグを使用する場合に、例えば塵埃フィルタバッグの保持板に取り外
しできるように固定されている一定の吸着剤の量を充填した袋を取り外し、破っ
て内部に充填されている吸着剤を入口開口部から塵埃フィルタバッグ内に撒布す
る。このような定量袋を取り外しできるように塵埃フィルタバッグ内に配置し、
使用者は内部の吸着剤を直接塵埃フィルタバッグに撒布するか、または清掃する
床に撒布することができる。さらに別の案として、個別の空気を透過する包装内
の吸着剤を塵埃フィルタバッグの内部に入れることを提案する。この場合包装は
、例えば紙または溶融ブラウンの薄いフリースのような空気を透過する材料から
製作する。このような吸着剤バッグは工場で塵埃フィルタバッグに入れておくこ
とができる。しかし、このような吸着剤バッグをばらばらにしておくか、取り外
すことができるように塵埃フィルタバッグの保持板に取り付けることもできる。
使用者はこのバッグを塵埃フィルタバッグの最初の使用時に入口開口部からバッ
グ内に持ち込み、吸着剤の包装の大きさは塵埃フィルタバッグの入口開口部の断
面に適合させる。この場合包装の面の寸法は、塵埃フィルタバッグの入口開口部
の直径寸法の一部であることが好ましい。さらに塵埃フィルタバッグ内での十分
な空間的分布を確実にするため、多数の吸着剤バッグを塵埃フィルタバッグに封
入しておくか、または持ち込むことがきるようにすることを提案する。さらに1
つの包装に多数の吸着剤粒子が封入されている。したがって1つの塵埃フィルタ
バッグにそれぞれ5gの活性炭を入れた2つのバッグを持ち込むことを提案する
。本発明の対象に対する別の代替構成は、空気流または負圧によって開放できる
吸着剤貯蔵容器を塵埃フィルタバッグの内壁に取り付ける。したがって最初は塵
埃フィルタバッグの入口開口部を覆う貯蔵容器を設け、塵埃フィルタバッグを交
換した後における集塵機の最初の投入時に、空気流または塵埃フィルタバッグ内
に発生する負圧によって、入口開口部から塵埃フィルタバッグの内部に引き込ま
れる。この場合、例えば吸着剤を充填したバッグとし、最初は入口開口部の縁の
近くに保持することができる。空気流/負圧衝撃によってバッグは入口部分で引
き破られるか引き裂かれ、内容物は容器に設けた開口部からバッグ内部に流出す
ることができる。代わりにこのような容器にミシン目を設け、集塵機の投入によ
ってミシン目に沿って破れ収納されている吸着剤が放出されるようにすることも
できる。別の代替案として。このような容器を塵埃フィルタバッグの入口断面を
最初は覆うように形成した皿状とすることも可能である。さらに容器を保持板の
下側において入口開口部の周辺近くに取り付けることが考えられる。例えば保持
板の下側にリング状の入口開口部を覆う容器を設け、集塵機の投入による空気流
または発生する負圧によって、吸着剤を放出するため保持板から引きちぎられる
か、または空気流または負圧を利用して、吸着剤を容器に封入しているカバーま
たは類似品を吸着剤を自由に放出する位置に移動させることができる。さらに貫
通することによって開放できる貯蔵容器、例えばバッグ内の吸着剤を塵埃フィル
タバッグの吸引短管開口部を覆うように取り付けることもできる。本発明によっ
て、塵埃フィルタバッグを最初に使用する前に、封入されている吸着剤を塵埃フ
ィルタ内に分布させるため使用者はこの貯蔵容器を突き破ることができる。この
構成は、塵埃フィルタバッグを収納するフィルタ室を閉じる場合に、流体的に吸
引ダクトに接続される吸引短管が、塵埃フィルタバッグの保持板の吸引短管開口
部に進入する場合に使用することが好ましい。フィルタ室を閉じる過程で、吸引
短管開口部を覆って配置されている吸着剤貯蔵容器は吸引短管によって突き破ら
れ、吸着剤を放出して塵埃フィルタバッグに分散させるため開放される。粒子の
大きさの分布が0.15ないし0.25mmの間にある吸着剤の活性炭素粉末を
選定し、これより寸法の小さい成分は2%以下に少なくすると特に有利である。
また直径0.01ないし0.1mmで10ないし100mmの長さの活性炭繊維
とすると非常に有利である。CTC値が60%以上のココナツの殻から製作した
活性炭粉末が特に有効である。
【0006】 さらに本発明は、特に請求項1ないし5の何れかによる方法に使用する集塵機
の塵埃蒐集室に関するもので、集塵機の投入時における初期悪臭波を軽減するた
め、塵埃蒐集室に吸着剤をばらばらな形で存在させることを提案する。吸引され
た塵埃がフィルタのないシステムで蒐集室に隔離される集塵機は既知である。充
満した蒐集室は空にするため装置のケーシングから取り外すことができる。本発
明の構成によって吸着剤は吸引された塵埃と密接した接触となるので、悪臭物質
は特に容易に吸着剤に拡散することができる。こうすることによって悪臭物質は
その発生場所で結合される。この場合拡散悪臭フィルタは、集塵機を投入した場
合に強度な悪臭波の突然な発生がない、塵埃フィルタバッグ内部での中程度の吸
着動特性を有している。吸着剤としてこの場合は例えば活性炭、ゼオライトまた
は多孔質の重合体が破片/球体または繊維として使用される。大きさの分布、化
学的な処置(殺菌および殺黴物質)および吸着剤の量は、塵埃蒐集室の収容体積
および使用分野すなわち予測できる吸引物質に適合させる。さらにこの場合、望
ましくない悪臭物質をできるだけ効果的に吸着するため、吸着剤の多孔質の大、
中、小の孔寸法の割合が重要である。一方では使用上必要な基準が重要である。
例えば本発明による塵埃蒐集室の吸着剤は、均等に蒐集室内に配分されできるだ
け長く室内壁に付着する特性を備えている。これに関して、この要求は非常に細
かい粒子の炭素の破片によって満たすことができる。しかし例えば粉末状の分子
円板のような別の材料も検討することができる。塵埃室内の微生物の生存条件を
悪化させ同時に活性炭の吸着能力を向上させるため、湿度吸収剤(例えばシリカ
ゲル)を添加すること有利である。最も簡単な場合には、最初の吸引過程の始ま
る前に、すなわちすなわち塵埃蒐集室を空にした後で、粒子の形状の吸着剤をば
らばらな物体として清掃する床に撒布し、空の塵埃蒐集室に吸引する。吸着剤は
吸引された塵埃と密接した接触となるので、悪臭物質は特に容易に吸着剤に拡散
することができる。代わりに吸着剤を貯蔵容器に入れておき、人手によって塵埃
蒐集室に投与することもできる。したがって塵埃蒐集室を空にした後で、例えば
吸着剤の一定量を充填した袋を破って内部に充填されている吸着剤を塵埃蒐集室
内に撒布する。このような定量袋によって、内部の吸着剤を清掃する床に撒布す
ることができる。さらに別の案として、固別の空気を透過する包装内の吸着剤を
塵埃蒐集室の内部に入れることを提案する。この場合包装は、例えば紙または溶
融ブラウンの薄いフリースのような空気を透過する材料から製作する。使用者は
このバッグを塵埃蒐集室の最初の使用時に入口開口部から室内に投入し、吸着剤
の包装の大きさは塵埃蒐集室の入口開口部の断面に適合させる。この場合包装の
面の寸法は、塵埃収集室の入口開口部寸法の直径寸法の一部であることが好まし
い。さらに塵埃蒐集室内での十分な空間的分布を確実にするため、多数の吸着剤
バッグを塵埃蒐集室に封入しておくか、または持ち込むことができるようにする
ことを提案する。さらに1つの包装に多数の吸着剤粒子が封入されている。した
がって1つの塵埃蒐集室にそれぞれ5gの活性炭を入れた2つのバッグを持ち込
むことを提案する。本発明の対象に対する別の代替構成は、空気流または負圧に
よって開放できる吸着剤貯蔵容器を塵埃蒐集室の内壁に取り付ける。この場合、
例えば吸着剤を充填したバッグとし、最初は例えば塵埃蒐集室内壁に保持する。
空気流/負圧衝撃によってバッグは入口部分で引き破られるか引き裂かれ、内容
物は開口部から蒐集質内部に流出することができる。代わりにこのような容器に
ミシン目を設け、集塵機の投入によってミシン目に沿って破れ収納されている吸
着剤が自由になるようにすることもできる。別の代替案としてこのような容器を
皿状に形成することも可能である。さらに貫通することによって開放できる貯蔵
容器、例えばバッグ内の吸着剤を配置することもできる。本発明によって、塵埃
収集室を最初に使用する前に、封入されている吸着剤を蒐集室内に分布させるた
め使用者はこの貯蔵容器を突き破ることができる。この貫通は蒐集室を閉じる過
程で、例えば装置側に設けられた蒐集室に進入する装置部品によって自動的に行
われる。粒子の大きさの分布が0.15ないし0.25mmの間にある吸着剤の
活性炭素粉末を選定し、これより寸法の小さい成分は2%以下に少なくすると特
に有利である。また直径0.01ないし0.1mmで10ないし100mmの長
さの活性炭繊維とすると非常に有利である。CTC値が60%以上のココナツの
殻から製作した活性炭粉末が特に有効である。
【0007】 最後に本発明は、例えばフリース材料のような空気を透過する包装に封入され
る吸着剤に関するもので、包装の大きさは塵埃蒐集室または塵埃フィルタバッグ
の入口開口部の断面に適合させる。この構成によって、空気を透過する包装に包
み込まれた吸着剤は塵埃蒐集室または塵埃フィルタバッグに持ち込むことができ
る。こうすることによって吸着剤が吸引された塵埃の直ぐ近くに配置され、生成
された悪臭物質は連続的に吸着剤に拡散しそこに結合されるので、塵埃蒐集室ま
たは塵埃フィルタバッグ内への多量の悪臭物質の蓄積が防止される。これに関し
さらに、包装の面の寸法を塵埃蒐集室または塵埃フィルタバッグにおける入口開
口部寸法の直径寸法の一部に相当させることを提案する。例えば包装の面の寸法
を、入口開口部10の直径寸法の1/5ないし1/10に対応させる。例えばこ
の場合それぞれの吸着剤バッグを3ないし10g、例えば活性炭の吸着剤を5g
封入することが好ましい。
【0008】 これまでに説明した本発明による悪臭の除去の構成または拡散悪臭フィルタの
形成は、大きな利点を備えている。悪臭フィルタ(バッグ内およびばらばら形の
吸着剤の両者とも)は、既知の標準吸着フィルタと違って空気通路に直接配置さ
れない。その上吸着剤のばらばらな形での使用は収納体を省略することができ、
このとき種々の位置的な構成が考えられる。さらに、本発明による拡散悪臭フィ
ルタで発生する圧力損失は、標準フィルタで発生する圧力損失に対して無視でき
る程小さい。さらに本発明による拡散悪臭フィルタは装置の停止中においても効
果を発揮するので、塵埃フィルタバッグ内または塵埃蒐集室内における多量の悪
臭物質の発生が防止できる。保持体の省略は材料の節約および製作時の工程上の
相当な出費の削減をもたらす。さらに吸着能力は、使用者が個別に選定した吸着
剤の量を与えることによって必要性に適合させる(例えばペットの飼育による悪
臭の強い塵埃)。さらに本発明による構成によって、塵埃フィルタバッグの交換
の度に、または塵埃蒐集室を空にする度に拡散悪臭フィルタが処理される利点が
ある。そのため交換または空にした後で最適な吸着性能を有する悪臭フィルタと
なる。さらに0.5mm以下の直径の活性炭で良好な効率が得られる。
【0009】 以下本発明を、多くの実施例についてのみ図示した添付図によって詳細に説明
する。
【0010】
【発明の実施の形態】
先ず図1を参照してフィルタ室2に取り付けられた塵埃フィルタバッグ3を備
えた集塵機を図示し説明する。集塵機1の運転中に図式的に示した電動ブロワ4
によって吸引ノズル5の下側に負圧が発生し、塵埃および汚損粒子が清掃する床
6から引き離され、吸引空気流によって図示されていない吸引ダクトを経て塵埃
フィルタバッグ3に運ばれる。電動ブロワ4は空気の流れの方向に塵埃フィルタ
バッグ3の後に接続される。
【0011】 塵埃フィルタバッグ3に収容された塵埃はある一定の時間その場所に残留する
。この時間の間に微生物の分解によって種々の塵埃構成材料は悪臭物質を生成し
、これらは以下に詳しく説明するように吸着される。
【0012】 このため活性炭、ゼオライトまたは多孔質重合体の形状の吸着剤7が塵埃フィ
ルタバッグ3に投与されるか持ち込まれる。
【0013】 図1による実施例によれば、このために吸着剤7は分配容器8によって清掃す
る床6に撒布され、その後集塵機1の起動によって吸引される塵埃とともに塵埃
フィルタバッグに持ち込まれる。分配容器8は砂糖撒布器の機能を持ち、一回空
にすることによって吸着剤7の所定の量を撒布することができる。しかし吸着能
力は使用者が個別に選定した吸着剤7の量を追加することによって(多量の吸着
剤を使用して)必要度に適合させる。したがって例えばペットの飼育による悪臭
の強い塵埃の場合は、2倍の吸着剤の量を清掃する床6に撒布する。
【0014】 この吸着剤の使用または吸着剤7の塵埃フィルタバッグ3への吸引または持ち
込みは、集塵機1の塵埃フィルタバッグ交換後における最初の起動において1回
だけであることが好ましい。
【0015】 図2は、吸引した汚損/塵埃粒子を収容するため分離器よびその後方に接続さ
れる塵埃蒐集室9を備えた集塵機1を図式的に示している。この集塵機1は、必
要に応じて交換できる第1の実施例による塵埃フィルタバッグを備えていない。
この場合はむしろ一杯となった塵埃蒐集室9を必要に応じて空にする。
【0016】 この塵埃吸引原理においても、収容した塵埃はある一定の時間残留することに
よって種々の塵埃構成材料に対する微生物の分解のため、望ましくない悪臭物質
を発生する。特に集塵機1を投入した場合不愉快な初期悪臭波を発生するが、こ
れは本発明による吸着剤を塵埃種集室9に装填することによって防止される。
【0017】 図1を参照して説明した第1の実施例のように、この第2の実施例においても
吸着剤7は分配容器8によって清掃する床6に撒布され、その後で吸引される塵
埃とともに塵埃蒐集室9に運び込まれる。
【0018】 吸着剤7が塵埃フィルタバッグ3または塵埃蒐集室9に持ち込まれることによ
って、これらは吸引された塵埃と密接に接触するので悪臭物質は特に容易に吸着
剤に拡散することができる。
【0019】 図3は最初の使用の前に吸着剤7を充填することができる塵埃フィルタバッグ
3を示す。この充填は前に説明した実施例と同様に、所定の吸着剤量が分配容器
8によって行われる。吸着剤7は塵埃フィルタバッグ3の入口開口部10からフ
ィルタバッグ内に直接撒布することによって持ち込まれる。この場合にも使用者
は個別に選定した吸着剤7の量を与えることによって、吸着性能を必要性に適合
させることができる。
【0020】 さらに分配容器8からの吸着剤の量の撒布は、図2による集塵機1の塵埃蒐集
室に対しても実施することができる。
【0021】 別の代替案として、吸着剤7を予め量を決めて使用者が使用することが可能で
、例えば吸着剤7の一定量を封入した袋11を塵埃フィルタバッグ3と分けて添
付することができる。図4および5の図示によれば、貯蔵容器13を形成する定
量袋11を塵埃フィルタバッグ3に取り付けることができ、例えば分離できるよ
うに塵埃フィルタバッグの保持板12の上側に配置する。袋11は使用者が見落
とすことがないように保持板12の上側に取り付けられ、図示した実施例におい
ては袋11の平面の外形を表示矢印に類似させて形成することができる。袋11
を保持板12から取り外した後、袋に入っている吸着剤を塵埃フィルタバッグ3
の入口開口部10から撒布する。そのため袋11は好都合にミシン目の付いた線
に沿って破ることができる。
【0022】 さらに別の代替案では、貯蔵容器13内の吸着剤7を使用することができる。
【0023】 図6および7にこれに関する実施例が図示され、貯蔵容器13は周辺の縁14
を有するバッグ状に形成される。このように形成されたバッグは吸着剤7の所定
量が封入されている。
【0024】 バッグ状の貯蔵容器13は塵埃フィルタバッグの保持板12における入口開口
部10を覆って配置され、周辺の縁14の部分は多層構造の保持板12における
2つの層の間に緩く取り付けられて保持される。これ以外の普通の用途の場合は
互いに接着剤で結合される保持板12の層は、バッグの周辺領域14を保持する
区間は互いに結合されていない。これに関してさらに、バッグ周辺部14を挟む
リング状の範囲を、バッグ状の貯蔵容器13を両側から挟んで固定するように例
えば刻み込みによる溝を持つ層とすることも考えられる。
【0025】 塵埃フィルタバッグ3を集塵機1に取り付け、それに続く装置の起動時にバッ
グ状の貯蔵容器13は空気流または塵埃フィルタバッグに発生する負圧によって
、入口開口部10から塵埃フィルタバッグ3内に吸込まれる。吸着剤7はそれに
よって塵埃フィルタバッグ3に配布することができ、そのためバッグ状の貯蔵容
器13は周辺の縁14の一部が閉じられていない。
【0026】 この構成によって、塵埃フィルタバッグ3に所定の吸着剤量による自動的な配
布が行われ、吸着剤はその後ばらばらな形で塵埃フィルタバッグ3に存在する。
【0027】 図8および9は、保持板の下側に固定された貯蔵容器13を示す代替構成であ
る。ここでは外形がほぼ矩形状の貯蔵容器13を示し、入口開口部10を保持板
12の下側で覆っている。貯蔵容器13は入口開口部10と保持板12の狭い側
の周辺との間の部分で保持板の下側に全面的に接着される。貯蔵容器13のこの
接着位置15と反対側の自由端に開口部16が設けられ、塵埃フィルタバッグ3
を使用していない状態では、図9に示されるように材料的に一体となるように貯
蔵容器13を結合する挿入子17で閉じられている。
【0028】 吸着剤7の所定量を保持する貯蔵容器13は、図9に示される貯蔵容器13を
使用していない位置で保持板12とほぼ並行に延びるよう、自己保持形として形
成される。
【0029】 集塵機1の起動によって発生する空気流または塵埃フィルタバッグ3に発生す
る負圧によって、貯蔵容器13は塵埃フィルタバッグ内部の方向に折れ曲がり、
同時に挿入子17が開口部16を開放するように吸い出される。貯蔵されていた
吸着剤7は排出され塵埃フィルタバッグ3内に配布される。
【0030】 これに関連して貯蔵容器13を開放された紙またはフリースのチューブの形状
に形成し、一端を折り畳んで保持板12の入口開口部10の下に固定することも
考えられる(例えば自由端を入口開口部10に差し込むことによって)。
【0031】 最後に説明した実施例の別の代替案を図10に示す。ここでは貯蔵容器13は
紙またはフリースのチューブの形状を示し、その自由な折り畳み可能な端部は保
持板12の下側に固定される。図示した実施態様では簡単に取り外すことのでき
るワックス接着剤を使用している。吸引空気流の開始によって吸着剤7が飛び出
るように自由端がワックス接着剤18から引き剥がされる。
【0032】 別の代替案として、図11では貯蔵容器13にミシン目19が設けられる。こ
れは保持板12の下側のバッグまたは袋の形で、入口開口部10を覆って広がり
、例えば接着によって入口開口部の周囲に固定される。ミシン目の線は入口開口
部の周囲の縁と一致させると好ましい。
【0033】 集塵機1が起動した場合、この貯蔵容器13は空気流または塵埃フィルタバッ
グ3に発生する負圧によって、ミシン目に沿って全部または一部が破れ、続いて
ミシン目の部分に生ずる開口から貯蔵されていた吸着剤7を塵埃フィルタバッグ
3内に配布することができる。
【0034】 貯蔵容器13がバッグまたはチューブの形に形成され、分離されるか開放され
る貯蔵容器13に貯蔵された吸着剤7が全部貯蔵容器13から排出され、この排
出は吸着剤が容器から塵埃フィルタバッグ3内に吸引されることによって助成さ
れる構成が一般的に適用される。
【0035】 吸引ダクトおよび塵埃フィルタバッグ3との流体的な接続が、入口開口部10
に導かれる吸引短管20によって製作される集塵機の場合、貯蔵容器13に貯蔵
された吸着剤7の放出を吸引短管20による貯蔵容器13の破壊によって行うこ
とができる。
【0036】 このような解決方法を例として図12および13に示し、図12では保持板1
2の下側に、図11の実施例による入口開口部10を覆う貯蔵容器13が固定さ
れる。塵埃フィルタバッグ3を収納するフィルタ室2を閉じた場合、保持板12
の入口開口部10を貫通する吸引短管20によって貯蔵容器13はミシン目19
に沿って破れ、続いて容器は塵埃フィルタバッグ3内に落下する。貯蔵された吸
着剤7は破壊された貯蔵容器13から放散される。貯蔵容器13に残った若干の
吸着剤は集塵機1の起動時に容器から塵埃フィルタバッグ3に吸引される。
【0037】 図13は周囲を取巻く縁21を備えた皿状の貯蔵容器13を示す。縁は多層構
造の保持板における2つの層の間に保持される。縁21を受け入れるため少なく
とも1つの層は入口開口部10と同心で周囲を囲むリング状の窪みを備えている
【0038】 入口開口部10に配置される皿状の貯蔵容器13は貯蔵吸着剤を収納している
【0039】 この皿状の貯蔵容器13の外形はほぼ入口開口部10の断面に相当し、例えば
紙材料で製作される。
【0040】 フィルタバッグの交換および続いて行われるフィルタ室2の閉鎖によって、吸
引短管20は入口開口部10に進入し、このとき皿状の貯蔵容器13は破壊され
容器のカバー22の部分および容器の底23の部分は貫通される。この場合も貯
蔵された吸着剤7は塵埃フィルタバッグ3内に自由に放出される。
【0041】 さらに図14に、保持板12の下側における入口開口部10の縁の近くに底2
3を有する皿状の貯蔵容器13が固定され、その底は集塵機1の起動時に空気流
または発生する負圧によって例えばミシン目に沿って開くか破られ、吸着剤7を
放出する代替構造を示す。
【0042】 説明した保持板内または下側への貯蔵容器13の配置、すなわち塵埃フィルタ
バッグ3の内部に向いた配置によって、塵埃フィルタバッグは最初の起動時に撒
布されるばらばらの吸着剤が充填される。さらに使用者は第1の実施例によって
例えば配分容器8によって必要に応じて吸着剤の量を増やすことができる。
【0043】 説明したような塵埃フィルタバッグ3を充填するための種々の可能性は、主と
して図2による塵埃蒐集室に使用される。特にばらばらな物体としての吸着剤7
は吸引した塵埃と密着に接触し、悪臭物質を特に容易に吸着剤7に拡散すること
ができる利点がある。
【0044】 吸着剤7を個別の空気を透過する包装24に入れる、図15にる別の方法があ
る。このため例えば多数の吸着剤粒子を入れた錠剤状のバッグとすることができ
る。
【0045】 このように吸着剤の量を詰めたバッグ25は、工場で前もって塵埃フィルタバ
ッグ3にばらばらに封入される。しかし、これらのバッグ25は使用者によって
塵埃フィルタバッグ3または塵埃蒐集室9の使用の前に投入することも考えられ
る。このため包装24の面の寸法aを入口開口部10、または塵埃フィルタバッ
グ3の吸引短管開口部、または図2による集塵機の場合は塵埃蒐集室9の直径b
の一部分に対応させる。例えば包装24の面の寸法aを入口開口部10の直径の
1/5ないし1/10に対応させる。
【0046】 塵埃フィルタバッグ3または塵埃蒐集室9において、包装24に収納されてい
る吸着剤7の十分な空間的分布を確実にするため、吸着剤7の入った多数の小さ
なバッグ24が設けられる。
【0047】 これまでに説明した本発明の対象の実施例によって、吸着剤7は吸引された塵
埃の直ぐ近くに持ち込まれる。その後集塵機の運転中の空気流によって吸着剤に
移動される悪臭物質を排除するだけではない。移動は主として装置が停止してい
る時間中も悪臭物質の拡散によって行われる。発生した悪臭物質は連続的に吸着
剤7に拡散しそこで結合されるので、多量の悪臭物質が塵埃フィルタバッグ3に
蓄積されることは避けられる。このように構成された拡散悪臭フィルタは、装置
が起動した場合に心配しなければならない強度な悪臭波を突然発生することがな
い、中程度の吸着動特性を有している。
【0048】 ばらばらの状態で塵埃フィルタバッグ3に持ち込まれる吸着剤7は(図1ない
し14参照)、塵埃フィルタバッグ3に均等に分布され塵埃フィルタバッグ3ま
たは塵埃蒐集室9の内面に相当長い間付着している特性がある。塵埃フィルタバ
ッグ3または塵埃蒐集室9の微生物の生存条件を悪化させ、同時に吸着剤7の吸
着性能を高めるため、例えばシリカゲルのような湿度を吸収する物質を追加する
と好都合である。
【0049】 開示されたすべての特徴は本発明に対し基本的なものである。従って、対応す
る/添付の優先書類(事前出願のコピー)の開示もまたすべて本出願の開示内に
含まれるものであり、その目的のためこれらの書類の特徴もこの出願の請求事項
に含まれるものである。
【0050】
【発明の効果】
フィルタの圧力損失は低減される。さらに発生した悪臭物質は連続的に吸着剤
に拡散しそこで結合されるので、多量の悪臭物質が塵埃フィルタバッグに蓄積さ
れることは避けられる。 (図面の簡単な説明)
【図1】 塵埃フィルタバッグを備えた集塵機で、吸着剤を持ち込むためそれが床の上に
撒布されている図である。
【図2】 塵埃蒐集室を備えた集塵機の図1に対応する図である。
【図3】 吸着剤が人手によって充填される塵埃フィルタバッグである。
【図4】 定量の吸着剤が封入された袋を備えた塵埃フィルタバッグの保持板の平面図で
ある。
【図5】 図4による破られた袋から吸着剤を充填している途中の、一部を断面にした塵
埃フィルタバッグである。
【図6】 塵埃フィルタバッグの充填開口部を覆う吸着剤バッグを備えた塵埃フィルタバ
ッグ保持板の平面図である。
【図7】 充填開口部に保持された図6による吸着剤バッグを備えた塵埃フィルタバッグ
の断面図である。
【図8】 別の吸着剤容器の配置代替案を示した塵埃フィルタバッグ保持板の平面図であ
る。
【図9】 図7に相当する断面図で図8による構成に関するものである。
【図10】 さらに別の図7に相当する断面図で、別の実施態様の吸着剤容器に関するもの
である。
【図11】 定められた破断位置を備えたバッグの形状に関する代替吸着剤容器の構造に対
する、図7に相当する断面図である。
【図12】 充填開口部の領域に配置された吸着剤容器が、吸引短管によって貫通されてい
る、第11に相当する図である。
【図13】 皿状の吸着剤貯蔵容器を使用した図12に相当する断面図である。
【図14】 保持板の下側の充填開口部周縁部分における吸着剤容器の配置の別の代替案で
ある。
【図15】 持ち込まれた包装吸着剤を有する部分的に断面とした塵埃フィルタバッグであ
る。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月18日(2001.9.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 手元操作式集塵機による塵埃吸引の方法、塵埃フィルタバッグ
、塵埃蒐集室および吸着剤
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は先ず手元操作式集塵機による塵埃吸引の方法に関するもので、塵埃は
先ず例えば塵埃フィルタバッグのような塵埃蒐集容器に収納された後処理され、
このとき例えば活性炭のような吸着剤によって悪臭吸着処理が行われる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0002】
【従来の技術】 このような方法は既知であって、その場合悪臭物質の吸着のため悪臭吸収フィ
ルタが組み込まれ、その主成分は悪臭物質を結合する吸着剤および吸着剤を固定
するための適切な保持材料である。吸着剤として高度に多孔質の材料が組み込ま
れ、多くの場合例えば活性炭が使用される。しかし、例えばゼオライトまたは多
孔質の有機材重合体のような別の材料が使用されることもある。吸着剤はほとん
どの場合、種々の形状および大きさの分布を有する粒子から構成される。これら
は泡、織布、フリース、蜂の巣状のものなど、種々の保持体によって決まった方
法でフィルタ全体に分配される。この種の悪臭フィルタは、装置の運転中に供給
される空気が貫流するように装置内に配置される。一般にこのようなフィルタは
ブロワの前方の吸引側に配置され、電動ブロワの後方の高温によってフィルタの
吸着のバランスが損なわれないようにしている。さらに不愉快な悪臭を隠すため
の目的で、芳香性材料を含浸した多孔質媒体を室内空気の浄化器および集塵機に
使用することが既知である。この場合フィルタ袋に封入するかまたは空気通路に
取り付けられる棒体または顆粒が既知である。集塵機の内部における悪臭物質の
隔離には特別のことが要求される。例えば室内空気の浄化器と違って、集塵機に
収容された塵埃は塵埃フィルタバッグまたは別の特殊な塵埃蒐集容器に保持され
蒐集されている。収納された塵埃は一定の時間フィルタバッグまたは容器に残留
している。この時間中に種々の塵埃の構成物質は微生物による分解によって大部
分が望ましくない悪臭物質を生成する。集塵機の場合における既知の解決法は、
悪臭物質が対流移動によって流通する空気とともに悪臭フィルタに到達するとい
う形で、悪臭物質の隔離のほとんどが集塵機の運転中に行なわれるという大きな
欠点がある。一方では、これに伴う貫流によってフィルタに望ましくない高い圧
力損失が生ずる。他方では、集塵機の投入後に突然発生する吸引空気中の悪臭物
質の高い密度のため、フィルタに非常に優れた動的吸着性が要求される。 UA−A5461751号から空気清浄剤および害虫駆除剤としてヒマラヤ杉
木片を塵埃フィルタバッグに入れることは既知である。ヒマラヤ杉を配置するこ
とは芳香と同時に害虫駆除の効果がある。同様な方法はFA−A2417287
号から既知で、殺菌剤、殺黴剤または芳香剤を塵埃フィルタバッグに入れる。W
O94/21305A号は空気を改善するため流れ易い物質を考え、そのため砂
および芳香剤の組み合わせを提案している。既知の対象はそれぞれ自分で悪臭を
発生する物質を含有している。これらは集塵機の停止中も活動している。集塵機
を投入した場合、塵埃フィルタバッグの蒐集されて増加した悪臭物質は放出され
、必ずしも有利とは考えられない悪臭状態を生ずる。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月8日(2001.10.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 39/14 B01D 39/14 M B01J 20/20 B01J 20/20 B 20/28 20/28 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 サワー、ラルフ ドイツ国、デー−45527 ハッティンゲン、 ハビチェストラッセ 18 (72)発明者 リーマン、ペトラ ドイツ国、デー−58239 シュヴェルテ、 ベックハウスヴェグ 10 ベー Fターム(参考) 3B062 AA00 AA09 4C080 AA05 BB02 CC01 HH05 JJ04 KK08 MM05 QQ17 4D019 AA01 BA03 BB12 BB13 BC05 BC10 DA01 DA03 4G066 AA05A AA05B BA09 BA17 CA02 DA03 EA20

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手元操作式集塵機(1)による清掃の方法において、塵埃は
    先ず例えば塵埃フィルタバッグ(3)のような塵埃蒐集容器(9)に収容された
    後処理され、そのとき例えば活性炭の吸着剤(7)によって悪臭の吸着が行われ
    るものにおいて、 吸着剤(7)が全体として塵埃蒐集室に加えることができる量の一部に相当す
    る量を直接塵埃蒐集室(3,9)に投与するか持ち込むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 特に、最初の吸引過程の初めまたは各吸引過程の初めに、吸
    着剤(7)が塵埃蒐集室(9)、場合によっては塵埃フィルタバッグ(3)に持
    ち込まれることを特徴とする請求項1による方法。
  3. 【請求項3】 特に、吸着剤(7)がばらばらの形で塵埃蒐集室(9)、場
    合によっては塵埃フィルタバッグ(3)に存在することを特徴とする請求項1ま
    たは2の何れかによる方法。
  4. 【請求項4】 特に、吸着剤(7)を清掃する床(6)に撒布し、吸引する
    塵埃とともに塵埃蒐集室(9)または塵埃フィルタバッグ(3)に持ち込むこと
    を特徴とする請求項1ないし3の何れかによる方法。
  5. 【請求項5】 特に、貯蔵容器(13)内の吸着剤(7)が塵埃蒐集室(9
    )または塵埃フィルタバッグ(3)に存在し、吸引過程で貯蔵容器(13)から
    吸引されることを特徴とする請求項1ないし4の何れかによる方法。
  6. 【請求項6】 特に請求項1ないし5の何れかの方法に使用する集塵機(1
    )の塵埃フィルタバッグ(3)において、 塵埃フィルタバッグ(3)に吸着剤(7)がばらばらの形で存在していること
    を特徴とする塵埃フィルタバッグ。
  7. 【請求項7】 特に、人手によって塵埃フィルタバッグ(3)に投与するた
    め、吸着剤(7)が塵埃フィルタバッグ(3)の外側に固定された貯蔵容器(1
    3)に配置されることを特徴とする請求6による塵埃フィルタバッグ。
  8. 【請求項8】 特に、個別の空気を透過する包装(24)内の吸着剤(7)
    が塵埃フィルタバッグ(3)の内部に含有されていることを特徴とする請求6ま
    たは7の何れかによる塵埃フィルタバッグ。
  9. 【請求項9】 特に、多数の吸着剤粒子が包装(24)に含有されることを
    特徴とする請求6ないし8の何れかによる塵埃フィルタバッグ。
  10. 【請求項10】 特に、空気流または負圧によって開放することができる吸
    着剤保存容器(13)が、塵埃フィルタバッグ(3)の内壁に取り付けられるこ
    とを特徴とする請求6ないし9の何れかによる塵埃フィルタバッグ。
  11. 【請求項11】 特に、吸着剤保存容器(13)が塵埃フィルタバッグ(3
    )の保持板(12)の内側に取り付けられることを特徴とする請求6ないし10
    の何れかによる塵埃フィルタバッグ。
  12. 【請求項12】 特に、貫通されることによって開放することができる保存
    容器(13)、例えばバッグ内の吸着剤(7)が、塵埃フィルタバッグ(3)の
    吸引短管開口部を覆って配置されることを特徴とする請求6ないし11の何れか
    による塵埃フィルタバッグ。
  13. 【請求項13】 特に、吸着剤(7)が0.15ないし0.25mmの粒子
    寸法分布を有する活性炭粉末であることを特徴とする請求6ないし12の何れか
    による塵埃フィルタバッグ。
  14. 【請求項14】 特に、活性炭の吸着剤(7)が0.01ないし0.1mm
    の直径の繊維で10ないし100mmの繊維長さで構成されることを特徴とする
    請求6ないし13の何れかによる塵埃フィルタバッグ。
  15. 【請求項15】 特に請求項1ないし5の何れかの方法に使用する集塵機(
    1)の塵埃蒐集室(9)において、 塵埃蒐集室(9)に吸着剤(7)がばらばらの形で存在していることを特徴と
    する塵埃蒐集室。
  16. 【請求項16】 特に、人手によって塵埃蒐集室(9)に投与するため、吸
    着剤(7)が塵埃蒐集室(9)の外側に固定された貯蔵容器(13)に配置され
    ることを特徴とする請求15による塵埃蒐集室。
  17. 【請求項17】 特に、個別の空気を透過する包装(24)内の吸着剤(7
    )が塵埃蒐集室(9)の内部に含有されていることを特徴とする請求15または
    16の何れかによる塵埃蒐集室。
  18. 【請求項18】 特に、多数の吸着剤粒子が包装(24)に含有されること
    を特徴とする請求15ないし17の何れかによる塵埃蒐集室。
  19. 【請求項19】 特に、空気流または負圧によって開放することができる吸
    着剤保存容器(13)が、塵埃蒐集室(9)の内壁に取り付けられることを特徴
    とする請求15ないし18の何れかによる塵埃蒐集室。
  20. 【請求項20】 特に、貫通されることによって開放することができる保存
    容器(13)、例えばバッグ内の吸着剤(7)が、塵埃蒐集室(9)の入口開口
    部を覆って配置されることを特徴とする請求15ないし19の何れかによる塵埃
    蒐集室。
  21. 【請求項21】 特に、吸着剤(7)が0.15ないし0.25mmの粒子
    寸法分布を有する活性炭粉末であることを特徴とする請求15ないし20の何れ
    かによる塵埃蒐集室。
  22. 【請求項22】 特に、活性炭の吸着剤(7)が0.01ないし0.1mm
    の直径の繊維で10ないし100mmの繊維長さで構成されることを特徴とする
    請求6ないし13の何れかによる塵埃蒐集室。
  23. 【請求項23】 例えばフリース材料のような空気を透過する包装(24)
    に含有される吸着剤(7)において、 包装(24)の大きさが塵埃蒐集室(9)または塵埃フィルタバッグ(3)の
    入口開口部(10)の断面に適合する吸着剤。
  24. 【請求項24】 特に、包装(24)の面の寸法(a)が、塵埃蒐集室(9
    )または塵埃フィルタバッグ(3)の入口開口部(10)の直径寸法の一部に相
    当することを特徴とする請求項23による吸着剤。
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