JPH0593520U - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JPH0593520U
JPH0593520U JP3988692U JP3988692U JPH0593520U JP H0593520 U JPH0593520 U JP H0593520U JP 3988692 U JP3988692 U JP 3988692U JP 3988692 U JP3988692 U JP 3988692U JP H0593520 U JPH0593520 U JP H0593520U
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JP3988692U
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和代 赤金
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和代 赤金
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気清浄装置に更に芳香性付与機能と植物観
賞機能を付与し、室内外観に適した美麗な観賞用外観を
与え、芳香を積極的に室内に徐放せしめて快適な生活環
境を生み出させる。 【構成】 側面に排気口6を設けた植木ポット1内にフ
イルターユニット2を収蔵し、該ユニット2を吸入側よ
り除塵フイルター、脱臭フイルターに続き、緩衝用フイ
ルターを介して芳香材、サポートスクリーンを配してこ
れらを上下箱に収納した構成となすと共に、上記フイル
ターユニット2下部に空気吸入用ファン5を併設し、一
方、上方に吸気用パイプ3を立設して吸気用パイプ上部
に吸気孔7を設ける一方、パイプ外周に該パイプを被覆
して人造植物からなる観賞用植物を被着せしめた空気清
浄装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空気清浄装置に係り、詳しくは除塵,脱臭,芳香性付与の各機能と共 に人造の植物観賞機能を有し快適な生活環境を提供する空気清浄装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
空気清浄装置として、現在、電気的に駆動するファンの作用により室内の空気 を吸入し、この吸入した空気を除塵用フイルターを介して浄化した後、室内に戻 す仕組みのものや、電気的に駆動するファンの作用により室内の空気を取り込む 空気吸入口と、該吸入口より吸引した空気を除塵,脱臭する除塵用フイルター及 び脱臭用フイルターを備え、除塵,脱臭の後、室内に戻す仕組みのものなどが知 られており、広く市販されている。
【0003】 しかし、これらの空気清浄装置は室内に設置した場合、いかにも空気清浄装置 であることを示すそのままの外観を有しているため、室内環境の美化に適合した ものとは云えない。そこで最近、空気清浄装置の吸入口周辺部に人造の樹木,草 花などを取り付けたものが開発されている。
【0004】 ところが、上記の如き各空気清浄装置は殆ど空気清浄化機能のみに重点がおか れており、部屋内の芳香化に関しては全く考慮されていない。 勿論、室内に芳香性を付与する目的で芳香剤を徐放する装置自体は別途開発さ れており、香りカードから芳香が徐放するもの、固型香料より香りを発生するも の、空気を香料に吹きつけ間欠的に香りを発生させるもの、光に反応して動く小 型ファンの回転で香りを拡散するものなど種々のタイプのものが市販されている が、これらは空気清浄装置に組み合わせて使用することは殆どなされていない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は上述の如き実状に着目し、空気清浄装置に除塵機能,脱臭機能の外、 更に芳香性付与機能と植物観賞機能を付与することにより空気清浄装置に室内外 観に適した美麗な観賞用外観を与え、かつ芳香を積極的に室内に徐放せしめて快 適な生活環境を生み出すに好適ならしめることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、上記目的に適合する本考案空気清浄装置は、側面に排気口を設けた植木 ポット内にフイルターユニットを収蔵し、該ユニットを吸入側より除塵フイルタ ー、脱臭フイルターに続き、緩衝用フイルターを介して芳香材、サポートスクリ ーンを配してこれらを上下箱に収納した構成となすと共に、上記フイルターユニ ット下部に空気吸入用ファンを併設し、一方、上方に吸気用パイプを立設して吸 気用パイプ上部に吸気孔を設ける一方、パイプ外周に該パイプを被覆して人造植 物からなる観賞用植物を被着せしめた構成よりなる。
【0007】
【作用】
上記空気清浄装置を部屋内に配置し、空気吸入用ファンを駆動するときは、該 ファンの作用により室内空気が吸気用パイプ上部の吸気孔より吸入され、除塵フ イルター,脱臭フイルターにより浄化されると共に次に担持した芳香材により芳 香が付与され、その後、植木ポット側面の排気口を通じて再び室内に戻され、こ の作用の繰り返しにより室内空気は浄化され、同時に芳香が付与される。 また、空気清浄装置は下部は植木ポットであり、上部は観賞用植物に覆われて いるため、あたかも観賞用植物ポットを設置しているかの如き外観で、室内に美 観を呈する。
【0008】
【実施例】
以下、更に添付図面にもとづいて本考案の実施例を説明する。 図1は本考案に係る空気清浄装置の1例を示す外観図、図2は図1における人 造の観賞用植物を除去した装置本体の概観図、図3はフイルターユニット構成例 を示す図である。 これら図に示すように本考案空気清浄装置は植木ポット(1)(必ずしも植木 ポットそのものではなく植木ポット様外観を示す各種容器を包含する。)内に埋 設されたフイルターユニット(2)に、上方に向かって延びる吸気用パイプ(3 )が立設されていて、この吸気用パイプ(3)の外周に人造植物からなる観賞用 植物(4)が該パイプ(3)を覆って被着されることにより形成されている。
【0009】 植木ポット(1)は観賞用植物(4)に対し植木鉢の役割を有すると共にその 内部に本考案の1つの特徴をなすフイルターユニット、例えばエアフイルターユ ニット(2)をその下部に併設された空気吸入用ファン(5)と共に収納してお り、その側面には吸入した空気を室内に放出するための排気口(6)が設けられ ている
【0010】 一方、フイルターユニット(2)より上方に立設された吸気用パイプ(3)は 中空の構造をなし、上部に空気を吸入するための吸気孔(7)が設けられている 。 空気吸入用ファン(5)は市販のものが使用され、適宜選択可能であるが、吸 気孔(7)と、排出口(6)の各位置は、煙草等で汚染した空気は比較的室内上 部に集まっているので吸気孔(7)はある程度の高さにあるのが好ましく、一方 、排気口(6)は下部に付設するのが好適である。 また、前記本考案で用いる観賞用植物(4)、例えば樹木,草,花等は特に制 限はなく、観賞用に適するものであれば使用可能であり、プラスチック製,紙製 ,布製,金属製,ガラス製,陶器製など種々の材料を用いた各種人造植物が含ま れる。
【0011】 図3は上記空気清浄装置において植木ポット(1)内に収納される前記フイル ターユニット(2)の1例に係るエアーフイルターユニットを示し、フイルター 類を収納するための上箱(11)、下箱(12)からなるケースと、流入した空 気中の粗塵を除去する粗塵除去プレフイルター(13)及び細塵を除去するため フイルターの表面積を大きくした細塵除去コルゲートフイルター(14)からな る除塵フイルターと、除塵後の空気より悪臭を除去する脱臭フイルター(15) 、緩衝用フイルター(16)、芳香材(17)及びサポートスクリーン(18) の各部材からなり、各フイルター、芳香材(17)、サポートスクリーン(18 )は上箱(11)、下箱(12)からなるケース内に収納されて前記植木ポット (1)内に埋設されている。
【0012】 ここで前記除塵フイルターは粗塵除去プレフイルター(13)と細塵除去コル ゲートフイルター(14)の併用に制約されるものではなく、適宜、他の型式の 市販除塵フイルターの使用が可能である。しかし、塵埃の種々のサイズを考慮す れば粗塵除去と細塵除去の2種類のフイルターを併用することが効果的である。 脱臭フイルター(15)も、同じく特に制限はなく、市販品を利用することが できる。しかし悪臭の大別としてメルカプタン系と、アンモニア系と性質の異な るタイプがあり、夫々に対して選択的に実効性のある脱臭フイルターを2種類用 いること、あるいはフイルター自体の層構成を工夫することにより多種類の悪臭 に対応できるようにした脱臭フイルターを用いることが好ましい。例えばミクロ テック・ツーワン社製脱臭SQフイルターなどが挙げられる。
【0013】 また本考案で用いる芳香材(17)としはて、徐放性芳香剤を担持した芳香材 が最も一般的であり、形状としてはフイルム状、シート状、パウダー状、マット 状、ビーズ状、ペレット状、板状、棒状、チューブ状、円柱状、発泡体状など種 々の形状のものが使用されるが、フイルターユニットに取り付ける関係上、その 厚みは薄い方が好ましく、通常、10mm以下のシート状として使用する。 また、この芳香材(17)は徐放性をコントロールするため芳香剤に対してバ リヤー性のあるフイルム又はシート状物で被覆、積層あるいはコーティングされ ていてもよく、この場合には使用時にその1部又は全部を開放することにより徐 放が開始される。しかし好ましくは通気性芳香シートを用いることが有利である 。
【0014】 例えば、紙,織布,不織布,マット,スクリーン,ネット状物,通気性シート 及びフイルム状物,発泡シート,多孔質及び多孔性シート状等に芳香剤を含浸さ せたもの、あるいは多孔質物質に芳香剤を収着させたものを通気性シート基材に 担持させたもの、発泡体内に封止された芳香剤を上記通気性シート基物に担持さ せたもの、更には中空繊維内に芳香剤を封止し、繊維壁面より芳香剤を徐放させ るようにした通気性シート,ならびにバリヤー層と芳香剤貯蔵層と徐放層の多層 よりなる通気性シート,樹脂ビーズ,徐放性マイクロカプセル,樹脂パウダー等 の中に芳香剤を担持させ通気性基材に付着させたもの、芳香剤含有コーティング 剤を通気性基材に塗布することにより芳香剤を付着させたもの、通気性多層シー トにおける接着剤に芳香剤を含有させ、該シートに芳香剤を担持させたもの、シ ート状多孔性素焼陶器に芳香剤を含浸担持させもの等が挙げられる。
【0015】 なお、芳香材(17)が通気性を有しない場合には無通気面積部分は排気口( 6)より十分な浄化空気を部屋に供給するためには7割以下、好ましくは5割以 下とすることが肝要である。 そして、上記の如き芳香材(17)は脱臭フイルター(15)に続いて挿入し てもよいが、芳香剤が脱臭フイルター(15)に取り込まれることによる脱臭機 能低下が懸念されるので脱臭フイルター(15)と芳香剤(17)との間に緩衝 用フイルター(16)を介在させるのが望ましい。この緩衝用フイルター(16 )としては吸着性能を有するものを用いてもよく、また単に直接の接触を回避す る目的で通常のフイルターを使用してもよい。またサポートスクリーン(18) は上記芳香材(17)を保持するためのスクリーンで一般的には金網など通常の スクリーンが用いられる。
【0016】 次に本考案に用いる上記エアフイルターユニットを具体的に作成し、試験した 例を掲げる。 先ず、粗塵除去プレフイルター(13)と次の細塵除去コルゲートフイルター (14)に不織布よりなるフイルターを使用し、除塵後の脱臭フイルター(15 )として脱臭SQフイルター(ミクロンテック・ツーワン社製)を、また緩衝用 フイルター(16)として旭化成株式会社製の機能不織布(商品名Luxer) を用いた。 そして次の芳香材(17)には芳香を徐放する芳香剤を担持した通気性シート として和紙にレモン香を発する芳香剤を含浸した芳香シートを使用し、最後に全 体のシートを支えるべくプラスチック製網よりなるサポートスクリーン(18) を使用して、これらを上箱(11)と下箱(12)よりなるケース内に収納して 植木ポット(1)内に埋設し、本考案空気清浄装置を作成した。 この空気清浄装置は、稼動させ乍ら喫煙したところ、短時間で煙草の煙を吸収 することができたと共に、煙草特有の臭気を除去することができ、同時に部屋に はレモン香が漂い快適な環境を維持することが出来た。 また空気清浄装置自体は人造の観賞用植物外観を有し、部屋に落ち着いた雰囲 気をかもし出した。
【0017】 ところで、本考案における付加的メリットは芳香剤自体にマスキング作用を有 するものを使用すれば臭気を消す作用に対して相乗効果が期待できることである 。 例えば、上記空気清浄装置の構成において、芳香材として和紙の代わりにゼオ ライトシート(日本石油化学社製、無機粉体シート)にアロマテラピー(芳香療 法)に使用されているラベンダー精油を含浸させたものを用い、同様の試験を行 ったところ、同じく臭気は除去され、室内にラベンダーの香が漂い、観賞用植物 外観と相俟って快適な環境が得られた。 更に上記ゼオライトシートに木酢を含浸して用い、台所で生ゴミバケツを開放 して悪臭を部屋に流した後、空気清浄装置を稼動させたところ、短時間で部屋の 悪臭は消失した。 また上記装置の脱臭フイルターを外し、木酢の効果をみたところ、生ゴミに対 しマスキング効果を示した。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上のように植木ポット内にフイルターユニットを収設し、該ユニッ ト下部は空気吸入用ファンを配し、上方に吸気用パイプを立設して吸気用パイプ 外周を観賞用植物で被覆すると共に、フイルターユニットに脱臭フイルター及び 芳香材を併用したものであり、吸気孔より流入した室内空気は除塵フイルター, 脱臭フイルターを経て浄化され、更に芳香材により芳香性が付与されて排気口よ り室内に戻されるため、室内空気に煙草の煙などの臭気が混在していたとしても 短時間で該煙を吸収し、その臭気を除去することができるのみならず、室内に芳 香材による芳香を与え、快適な生活環境をかもし出すことができる顕著な効果を 有する。 しかも本考案空気清浄装置の外観は人造の観賞用植物により、観賞用植物外観 を呈しており、室内に配置し、更に落ち着いた雰囲気を与えることができる利点 があり、室内用の空気清浄装置として室内装飾を兼ねた実用効果は頗る大である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案空気清浄装置の外観を示す概観図であ
る。
【図2】同装置における観賞用植物を除去した状態の概
観図である。
【図3】本考案装置に用いられるフイルターユニットの
1例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
(1) 植木ポット (2) フイルターユニット (3) 吸気用パイプ (4) 観賞用植物 (5) 空気吸入用ファン (6) 排気口 (7) 吸気孔 (11) 上箱 (12) 下箱 (13) 粗塵除去プレフイルター (14) 細塵除去フイルター (15) 脱臭フイルター (16) 緩衝用フイルター (17) 芳香材 (18) サポートスクリーン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面に排気口を設けた植木ポット内にフ
    イルターユニットを収蔵し、該フイルターユニットを吸
    入側より除塵フイルター、脱臭フイルター、緩衝用フイ
    ルター、芳香材、サポートスクリーンの順に配してこれ
    らを上下箱よりなるケース内に収納した構成となすと共
    に、上記フイルターユニット下部に空気吸入用ファンを
    併設し、一方、上方に吸気用パイプを立設してその上部
    に吸気孔を設ける一方、該パイプ外周に該パイプを被覆
    して人造植物からなる観賞用植物を被着せしめたことを
    特徴とする空気清浄装置。
JP3988692U 1992-05-18 1992-05-18 空気清浄装置 Pending JPH0593520U (ja)

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JP3988692U JPH0593520U (ja) 1992-05-18 1992-05-18 空気清浄装置

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JPH0593520U true JPH0593520U (ja) 1993-12-21

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