JP2003328753A - 電子制御サーモスタット - Google Patents

電子制御サーモスタット

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JP2003328753A
JP2003328753A JP2002135080A JP2002135080A JP2003328753A JP 2003328753 A JP2003328753 A JP 2003328753A JP 2002135080 A JP2002135080 A JP 2002135080A JP 2002135080 A JP2002135080 A JP 2002135080A JP 2003328753 A JP2003328753 A JP 2003328753A
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temperature
electronically controlled
housing
outlet side
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Masanori Takahashi
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Nippon Thermostat Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
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    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/01Control of temperature without auxiliary power
    • G05D23/13Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures
    • G05D23/1306Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids
    • G05D23/132Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids with temperature sensing element
    • G05D23/1333Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids with temperature sensing element measuring the temperature of incoming fluid
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/30Automatic controllers with an auxiliary heating device affecting the sensing element, e.g. for anticipating change of temperature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した弁体の作動を可能とし、オーバーシ
ュートやハンチングを防止でき、しかも装置全体の小型
化や構造の簡素化が図れる電子制御サーモスタットを得
る。 【解決手段】 冷却水温度を任意に可変制御する電子制
御サーモスタット1は、冷却水温度を感知することによ
り冷却水の流路切り換えを行う第1弁体11と第2弁体
18をハウジング内で開閉作動させるピストンを有する
サーモエレメント4と、このサーモエレメントを前記ハ
ウジング10内で保持するエレメントガイド部材25を
備える。ラジエータ出口側の冷却水が流れる流路からエ
レメントガイド部材によって隔離して構成される感温室
を設け、これにエレメント4の感温部を臨ませて配置す
る。流路内からラジエータ出口側の冷却水温度を感温室
内のエレメント感温部に伝達させる熱伝達手段として連
通孔25aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に使用さ
れる内燃機関(以下、エンジンという)を冷却する冷却
水を、熱交換器(以下、ラジエータという)との間で循
環させるエンジンの冷却システムにおいて、冷却水温度
を任意に可変制御するために用いられる電子制御サーモ
スタットに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンにおいて、これを冷却
するためには、一般にはラジエータを用いた水冷式の冷
却システムが使用されている。従来からこの種の冷却シ
ステムにおいては、エンジンに導入する冷却水の温度を
制御できるように、ラジエータ側に循環させる冷却水量
を調節する熱膨張体を用いたサーモスタット、あるいは
電気制御によるバルブユニットが使用されている。
【0003】すなわち、上記の熱膨張体を用いたサーモ
スタットあるいは電気制御によるバルブユニット等によ
る制御バルブを、冷却水通路の一部、たとえばエンジン
の入口側または出口側に介装し、冷却水温度が低い場合
に、該制御バルブを閉じて、冷却水をラジエータを経由
せずバイパス通路を介して循環させ、また冷却水温度が
高くなった場合は、制御バルブを開いて冷却水がラジエ
ータを通して循環させると、冷却水の温度を所要の状態
に制御することができるものである。
【0004】たとえば上記のサーモスタットは、冷却シ
ステムの循環流路内に臨んで冷却水の温度変化を感知し
て膨張、収縮する熱膨張体を内蔵するセンサケースを備
え、この熱膨張体の膨張、収縮に伴う体積変化により弁
体の開閉を行って、冷却水を所定の温度に保持する機能
をもつものである。
【0005】従来のサーモスタット装置の例としては、
図10に示すものがある。これを簡単に説明すると、こ
のサーモスタット装置1Aは、2つの部材で構成された
弁ハウジング31,32内に弁体の駆動部であるサーモ
スタット作動部30を備えている。このサーモスタット
作動部30は弁ハウジング32に固持されるとともに、
サーモスタット作動部30に内装する作動ピストン(図
示せず)によって第一の弁体33と第二の弁体35(バ
イパスバルブ)を作動させ、メイン通路34とバイパス
通路36とを選択的に連通、遮断制御する。
【0006】サーモスタット作動部30のハウジング3
7は、ホルダ39によって保持されており、このホルダ
39はハウジング37における前記作動ピストンが突出
する側と反対側の端部をキャップ状に包囲している。キ
ャップ状のホルダ39は弁ハウジング32に支持されて
いる。
【0007】第一の弁体33にはその断面がポット状の
中央領域が設けられており、その中央部にサーモスタッ
ト作動部30が配置されている。この中央領域は第一の
弁体33が閉弁位置においてはホルダ39と伴にメイン
通路34を遮断状態とする。サーモスタット作動部30
の図示しない作動ピストンの軸方向延長線上にはボルト
38が設けられており、このボルト38上に滑りガイド
によって第二の弁体35(バイパスバルブ)が取りつけ
られバイパス通路36を開閉する。第二の弁体35(バ
イパスバルブ)はバネ部材41により付勢されている。
第一の弁体33はバネ部材40により付勢されており、
このバネ部材40は弁ハウジング31に支持されてい
る。
【0008】このような構成のサーモスタット装置1A
を、たとえば入口制御として配置した場合において、ラ
ジエータ出口側からスリーブ42により流入する冷却水
は、メイン通路34を通り、スリーブ43からエンジン
入口側に循環供給され、あるいはエンジン出口側からの
冷却水がバイパス通路36から流入して、スリーブ43
からエンジン入口側に循環供給されるようになってい
る。
【0009】そして、エンジン始動時の暖機前には、ラ
ジエータ出口側から流入する冷却水は低温であるため
に、ハウジング37内のワックスは収縮状態にあり、第
一の弁体33は、メイン通路34を遮断状態とし、第二
の弁体35(バイパスバルブ)はバイパス通路36を開
放する。そのため、バイパス通路36から流入した冷却
水は、スリーブ43を介して直接エンジン入口側に戻さ
れる。
【0010】暖機運転後に冷却水が所定の温度に到達す
ると、ハウジング37内のワックスがこの温度により膨
張してサーモスタット作動部30の図示しない作動ピス
トンを伸張させる。この作動ピストンの伸張によって第
一の弁体33は、バネ部材40の付勢力に抗して下降し
メイン通路34を遮断状態から開放状態とするととも
に、第二の弁体35(バイパスバルブ)はバイパス通路
36を遮断する。そのために、スリーブ42から流入し
た冷却水はスリーブ43を経由してエンジン入口部に流
入する。
【0011】なお、ハウジング37内のワックスを強制
的に膨張させるために、ハウジング37に被加熱手段4
4を設けるとともに、この被加熱手段44を弁ハウジン
グ32より突出させ、これに加熱素子45を接続させる
構造のものもある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のサー
モスタット装置1Aでは、冷却水の感温部であるハウジ
ング37が、冷却水通路内に配置されているために、ス
リーブ42から流入する冷却水の通水抵抗は大きくな
り、そのために冷却水を強制循環させるウォーターポン
プの小型化は困難であった。
【0013】また、エンジン始動時の暖機運転時にはエ
ンジン出口側からの冷却水とラジエータ出口部からの冷
却水とが、ハウジング37近傍で混合状態となってハン
チング現象が生ずる場合もあり、このような現象が生ず
るとエンジン入口側へ流入する冷却水温度が安定せず、
燃費の向上を図ることや冷却水の即暖化を図ることもが
困難となる。その防止策として、感温部であるハウジン
グ37の直前で冷却水をミキシングするために弁ハウジ
ング32の構造の工夫や、邪魔板と称されるような整流
板を取りつける必要があった。
【0014】さらには、入り口制御としてサーモスタッ
ト装置1Aを配置した場合にはエンジンから流入する冷
却水を感知することもあり、そのためにオーバーシュー
ト等の誤動作を起こす場合もあった。
【0015】このような問題を解決するために、本出願
人は、特開2001−317355等を先に提案してお
り、この先行例では、第1弁体、第2弁体を開閉制御す
るメインシャフトを作動させるためのサーモエレメント
の感温部を、ラジエータ出口側からの冷却水には直接接
触せずに、エンジン出口側からの冷却水のみに接触して
感温するように配置し、また該感温部に発熱素子を装着
し、この発熱素子の発熱制御でも第1弁体、第2弁体を
開閉制御できるような構造を有している。
【0016】そして、このような構成を採ると、サーモ
エレメントがハウジング内に配置されないため、ハウジ
ング内部での冷却水の通水抵抗を削減でき、また感温部
であるハウジングの直前で冷却水をミキシングするため
の弁ハウジングの構造的な改良や整流板を取り付ける必
要がなくなる等の利点を奏するものである。
【0017】ここで、このようなサーモスタット装置に
おいて、前記発熱素子を自動車の種々の走行条件に応じ
て作動制御することにより、エンジン冷却水温度を任意
に可変制御できる電子制御サーモスタットとして構成す
るにあたって、以下のような不具合があった。
【0018】これを説明すると、上述した先行例の装置
では、電子制御化による冷却水温度の可変制御性能に影
響を与えるおそれのあるラジエータからの冷却水の温度
影響を受けないように、サーモエレメントを樹脂部材で
覆い、断熱効果をねらっている。しかし、このような構
成では、ラジエータ出口側の冷却水温度が極端に冷えて
いるときでも、これを感知しないままに開弁することに
なり、必要以上に冷たい冷却水がエンジンに供給され
て、エンジンの破損やミッションの不具合に発展する懸
念がある。
【0019】このような問題をなくすには、ラジエータ
出口側からの冷却水温度を検知し得る温度センサを設
け、これによる検出値もパラメータとして電子制御を行
えばよいが、部品点数が増え、またコスト高となる。
【0020】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、エンジン始動時
にあっても冷却水の即暖化が図れるとともに、燃費向上
が図れ、さらには冷却水の通水抵抗が小さいばかりでな
く、ラジエータ出口側からの冷却水温度等を含めた作動
条件によって適切かつ確実に作動させることができ、構
造も簡単で、コスト的にも安価である電子制御サーモス
タットを得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】このような目的に応える
ために本発明(請求項1記載の発明)に係る電子制御サ
ーモスタットは、エンジンの状態に応じて冷却水温度を
任意に可変制御するエンジン冷却水温度制御系に用いら
れる電子制御サーモスタットにおいて、冷却水温度を感
知することにより冷却水の流路切り換えを行う第1弁体
と第2弁体をハウジング内で開閉作動させるピストンを
有するサーモエレメントと、このサーモエレメントを前
記ハウジング内で保持するエレメントガイド部材と、こ
のエレメントガイド部材によって前記ハウジング内部で
ラジエータ出口側の冷却水が流れる流路から隔離して構
成されるとともにエレメント感温部が臨んで配置されて
いる感温室とを備え、前記流路内からラジエータ出口側
の冷却水温度を、感温室内のエレメント感温部に伝達さ
せるための熱伝達手段を付設したことを特徴とする。
【0022】本発明(請求項2記載の発明)に係る電子
制御サーモスタットは、請求項1記載の電子制御サーモ
スタットにおいて、前記熱伝達手段として、エレメント
ガイド部材の一部に穴空け又は切欠きすることにより形
成した冷却水流通部を設けたことを特徴とする。
【0023】本発明(請求項3記載の発明)に係る電子
制御サーモスタットは、請求項1記載の電子制御サーモ
スタットにおいて、前記熱伝達手段として、エレメント
ガイド部材を熱伝達性に優れた材料で形成したことを特
徴とする。
【0024】本発明(請求項4記載の発明)に係る電子
制御サーモスタットは、請求項1、請求項2または請求
項3記載の電子制御サーモスタットにおいて、前記エレ
メント感温部には、外部から制御される発熱素子が装着
されていることを特徴とする。
【0025】本発明によれば、ハウジング内部でラジエ
ータ出口側の冷却水が流れる流路から隔離して構成され
る感温室内のエレメント感温部に対して、ラジエータ出
口側の冷却水温度を直接または間接的に伝えるための熱
伝達手段を設けているから、冷却水の流れや流量を可変
制御するにあたって、ラジエータ出口側温度を検出する
ために必要であったセンサや制御部を不要とし、ラジエ
ータ出口側の冷却水温度をサーモエレメントの感温部で
適切かつ確実に感温し、その条件をサーモエレメントの
作動に加味することができる。したがって、電子制御サ
ーモスタットとしての冷却水の可変温度制御を適切に行
えるとともに、これを構成するにあたっての構造の簡素
化を図ることができ、コスト低減も図れる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1ないし図5は本発明に係る電
子制御サーモスタットの第1の実施の形態を示す。これ
らの図において、この第1の実施の形態の電子制御サー
モスタット1は、耐熱プラスチック等の樹脂素材により
一体的に形成された本体のハウジング10と、エレメン
ト4に内装され冷却液の感温部である図示しないワック
スの膨張によってメイン弁体(第1弁体)11とボトム
側のバイパス弁体(第2弁体)18を開閉するバルブ駆
動部20により構成されている。ここで、ハウジング1
0とバルブ駆動部20の各々について詳細に説明する。
【0027】(1)ハウジング10について:電子制御
サーモスタット1のハウジング10は、前述の如く高温
化した冷却水の温度に十分耐え得ることのできる耐熱プ
ラスチック等の樹脂素材により射出成形加工されてい
る。なお、用途により金属製でも可能である。ハウジン
グ10には、エンジン始動時にエンジン出口側の冷却水
をサーモスタット装置1へ直接流入させるバイパススリ
ーブ12と、エンジンの暖機運転後にラジエータ出口側
からの冷却水をサーモスタット装置1へ流入させるメイ
ンスリーブ5と、バイパススリーブ12から流入しエレ
メント4の感温部の一部に接触した冷却水をエンジンへ
流出させるためのサブ流路8及びラジエータ出口側から
の冷却水をエンジン入口側へ流出させるためのメイン流
路3(図2を参照)が形成されている。
【0028】また、このハウジング10の内部には、バ
イパススリーブ12を経由して流入するエンジン出口側
の冷却水がエレメント4の感温部の一部にのみ接触する
位置とするように、エレメント4自体を保持可能となる
ような逆凹形状のエレメント格納部が成形されている。
この部分がエレメント感温部が位置する感温室となる。
さらに、ハウジング10の外側部にはエレメント4を強
制的に加熱させる発熱素子14へ電源供給するためのた
めのコネクタ接続部13が形成されている。
【0029】(2)バルブ駆動部20について:バルブ
駆動部20は、エンジン出口側の冷却水の温度を感温し
て内装するワックスの膨張によりピストン9を伸張させ
る機構のエレメント4と、ピストン9の先端部に接続さ
れるメインシャフト7と、このメインシャフト7に支承
される第1弁体であるメイン弁体11と第2弁体である
バイパス弁体18とから構成されている。
【0030】メインシャフト7のメイン弁体11とバイ
パス弁体18間には円盤状のフレーム16が固着される
とともに、このフレーム16とメイン弁体11間にはメ
イン弁体11を付勢するメインスプリング15が固着さ
れている。また、メインシャフト7のフレーム16下部
位置にはバイパス弁体18を付勢するようにバイパスス
プリング17が固着されている。なお、メイン弁体11
の適宜位置にはジグルバルブ19が配置されていて、冷
却水の注水時におけるエアー抜きの役割を果たす。
【0031】さらに、エレメント4の頭部にあって冷却
水と接触しない箇所には発熱素子14が取りつけられて
いるが、この発熱素子4に印加することにより、発熱素
子14が発熱し、エレメント4とは関係なく発熱するこ
とが可能となり、その結果、バルブ駆動部20を制御で
き、エンジンの運転状況に応じて図示しないECUから
の出力信号により、例えばエンジン負荷が大きくなった
時に冷却水温度が高くなる場合に早く開弁、又は通常よ
りもリフト量を大きくしエンジンを冷やす等のエンジン
自体の制御も可能となる。
【0032】なお、発熱素子4としてはニクロムヒー
タ、PTC素子、ペルチェ素子等のものがあるが、用途
により選択することができる。特に、ベルチェ素子を用
いた場合には上述した効果とは逆の作用、すなわちエレ
メントを冷却することも可能となる、サーモスタットの
制御の幅を広くすることが可能となる。
【0033】(3)エレメント4のエレメントガイド部
材25について:ピストン9を伸縮させるエレメント4
は、ハウジング10内において、バイパススリーブ12
からエンジン出口側の冷却水が導入されているエレメン
ト4の感温部が臨む感温室をメイン流路3から隔離する
位置に設けたエレメントガイド部材25によって保持さ
れている。このエレメントガイド部材25は、ハウジン
グ10への取付用フランジと、エレメント4の胴部を覆
うスリーブ部とを備え、メイン流路3内に導入されるラ
ジエータ出口側からの冷却水温度がエレメント4に対し
て過度の温度影響を与えないようになっている。
【0034】すなわち、このエレメントガイド部材25
によってエレメント4を完全に覆って断熱し、ラジエー
タ出口側の冷却水温度が影響しないように構成すると、
該温度が極端に低温状態にあり、エンジン入口側の冷却
水温度が高温状態のとき、たとえば暖機運転が終わった
直後において不具合が生じるため、このエレメントガイ
ド部材25の構造に改良を加えることにより、ラジエー
タ出口側の冷却水の温度影響がエレメント4の感温部に
対して適度に作用させ、その感温によってラジエータ出
口側の温度を加味した冷却水温度制御が可能となるよう
にしている。このようにすれば、サーモスタット1とし
ての冷却水温度の可変制御を、ラジエータ出口側の冷却
水温度をも加味した状態で制御することができ、しかも
その制御を、特別な水温センサや制御部を設けることな
く行えることになる。
【0035】エレメントガイド部材25としては、図3
(a),(b)に示すように、ハウジング10への取付
用フランジに連通孔25aを複数空けることによって、
ラジエータ出口側からの冷却水をエレメント4の感温部
に適量導くことができるようにするとよい。なお、連通
孔25aとしては図3(c)のような長溝であってもよ
く、またこのガイド部材25のフランジとハウジング1
0との間に隙間通路を設ける等の変形例も考えられる。
さらに、エレメント4の胴部を保持するスリーブ長さを
適宜短くすることによる伝熱影響を感温部での感温で可
能としたり、このエレメントガイド部材25を、熱伝導
性に優れた金属材料で形成することで、感温部での感温
が可能となるようにしてもよい。要するに、エレメント
4の感温部に対して、ラジエータ出口側の冷却水温度が
適度に作用するような適宜の構成を採用すればよい。
【0036】(4)電子制御サーモスタット1の作用:
エンジン始動時などの冷却水が冷たい場合、エンジン出
口側より流出した冷却水は電子制御サーモスタット1の
ハウジング10のバイパススリーブ12よりサーモスタ
ット1内に流入する。サーモスタット1内に流入した冷
却水は、エレメント4の感温部に接触した後、サブ流路
8を経由してエンジン内へ直接流入する。
【0037】一方、エンジン出口側より流出した冷却水
はラジエータにも流入するが、このラジエータからの冷
却水もメインスリーブ5よりサーモスタット1内部に流
入する。ところが、メイン流路3はメインスプリング1
5の付勢力により付勢されたメイン弁体11により遮断
されているために、ラジエータからの冷却水はエンジン
への流出ができない状態となっている。
【0038】このような状態が継続され、ラジエータを
経由しない冷却水は早期に暖機される。所定の温度に冷
却水が達すると、この冷却水の水温をエレメント4のワ
ックスが感温して次第に膨張する。このワックスの膨張
に伴ってピストン9が伸張し、ピストンに9を介して接
続されるメインシャフト7も伸張する。
【0039】メインシャフト7が伸張するとこのメイン
シャフト7に支承されるメイン弁体11はメインスプリ
ング15の付勢力に抗して下降し遮断状態としていたメ
イン通路3を開放し、ラジエータからの冷却水をエンジ
ン入口側へ流出する。一方、メインシャフト4の端部に
支承されるバイパス弁体18はメインシャフト7の伸張
に伴ってバイパス流路を遮断する。なお、バイパススリ
ーブ12よりの一部のエンジンからの冷却水の流入はサ
ーモエレメントの感温のためにそのまま行われる。
【0040】以上のようなサーモスタット1の作用にお
いて、ラジエータ出口側からの冷却水温度が低温状態に
あるときには、その状態がエレメントガイド部材25に
設けた連通孔25a、その他の熱伝達手段によって感温
部で感温され、これによりエレメント4内部の熱膨張体
が収縮し、弁体を適宜制御する。したがって、ラジエー
タ出口側の冷却水が必要以上に低温であるときの不具合
はなくなる。
【0041】図6および図7は本発明の第2の実施形態
を示している。この第2の実施の形態では、ハウジング
10とは別に、第2のハウジング27をその下部に設
け、このハウジング27に、前記エンジン出口側からの
冷却水、もしくは前記エンジン出口側からの冷却水と前
記ラジエータからの冷却水とが混合する混合室28と、
前記混合室28からエンジン内部への冷却水メイン通路
へ流出させるメイン流路29を形成した構造をもち、装
置の内部構造を簡素化し、全体のユニット化を図ってい
るものであるが、それ以外の構成は前述した実施の形態
で説明した通りで、ここでの詳細な説明は省略する。
【0042】なお、本発明は上述した実施の形態で説明
した構造には限定されず、電子制御サーモスタット1に
おける各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ること
はいうまでもない。たとえばサーモエレメント4の感温
部に対してラジエータ出口側からの冷却水温度を適度に
伝達させるための手段としては、上述した例示に限ら
ず、適宜の手法が考えられる。要は、サーモエレメント
4の配設位置とラジエータ出口側の冷却水が流れる流路
との間の関係に応じて適宜設定すればよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電子制
御サーモスタットによれば、ハウジング内部でラジエー
タ出口側の冷却水が流れる流路から隔離して構成される
感温室内のエレメント感温部に対して、ラジエータ出口
側の冷却水温度を直接または間接的に伝えるための熱伝
達手段を設けているから、冷却水の流れや流量を可変制
御するにあたって、ラジエータ出口側温度を検出するた
めに必要であったセンサや制御部を不要とし、ラジエー
タ出口側の冷却水温度をサーモエレメントの感温部で適
切かつ確実に感温し、その条件をサーモエレメントの作
動に加味することができる。
【0044】したがって、本発明によれば、電子制御サ
ーモスタットとしての冷却水の可変温度制御を適切かつ
確実に行えるとともに、これを構成するにあたっての構
造の簡素化を図ることができ、コスト低減も図れるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電子制御サーモスタットの第1
の実施の形態を示し、要部(図5のI−I線)を断面し
て示す縦断面図である。
【図2】 図1とは別の位置(図5のII−II線)で断面
した状態を示す縦断面図である。
【図3】 本発明の特徴とするエレメントガイド部材を
示し、(a)は要部断面図、(b)はその底面図、
(c)はその変形例を示す図である。
【図4】 本発明に係るサーモスタット装置の第1の実
施の形態を示す概略側面図である。
【図5】 図4のサーモスタット装置の概略平面図であ
る。
【図6】 本発明に係るサーモスタット装置の第2の実
施の形態を示し、図1に対応する縦断面図である。
【図7】 第2の実施の形態を示し、図2に対応する縦
断面図である。
【図8】 従来のバイパス構造を有するポペットタイプ
のサーモスタット装置の断面図である。
【符号の説明】
1…サーモスタット装置、3…メイン流路、4…サーモ
エレメント、5…メインスリーブ、7…メインシャフ
ト、8…サブ流路、9…ピストン、10…ハウジング、
11…メイン弁体(第1弁体)、12…バイパススリー
ブ、14…発熱素子、15…メインスプリング、17…
バイパススプリング、18…バイパス弁体(第2弁
体)、20…バルブ駆動部、25…エレメントガイド部
材、25a…連通孔。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの状態に応じて冷却水温度を任
    意に可変制御するエンジン冷却水温度制御系に用いられ
    る電子制御サーモスタットにおいて、 冷却水温度を感知することにより冷却水の流路切り換え
    を行う第1弁体と第2弁体をハウジング内で開閉作動さ
    せるピストンを有するサーモエレメントと、 このサーモエレメントを前記ハウジング内で保持するエ
    レメントガイド部材と、 このエレメントガイド部材によって前記ハウジング内部
    でラジエータ出口側の冷却水が流れる流路から隔離して
    構成されるとともにエレメント感温部が臨んで配置され
    ている感温室とを備え、 前記流路内からラジエータ出口側の冷却水温度を、感温
    室内のエレメント感温部に伝達させるための熱伝達手段
    を付設したことを特徴とする電子制御サーモスタット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子制御サーモスタット
    において、 前記熱伝達手段として、エレメントガイド部材の一部に
    穴空け又は切欠きすることにより形成した冷却水流通部
    を設けたことを特徴とする電子制御サーモスタット。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載の電子制御サ
    ーモスタットにおいて、 前記熱伝達手段として、エレメントガイド部材を熱伝達
    性に優れた材料で形成したことを特徴とする電子制御サ
    ーモスタット。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか一項
    に記載の電子制御サーモスタットにおいて、 前記エレメント感温部には、外部から制御される発熱素
    子が装着されていることを特徴とする電子制御サーモス
    タット。
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