JP4187131B2 - サーモスタット装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内燃機関の冷却を司るサーモスタット装置にかかり、特には従来のサーモスタットと比較して通水抵抗が小く、またエンジン始動時の冷却水温度とは関係なく弁体の作動を制御できるために冷却水の即暖化及びエンジンの燃費向上を図ることができるサーモスタット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関等の冷却系統に配置されるサーモスタット装置は、冷却系統の循環流路に充填される冷却液の温度変化を感知して膨張・収縮する熱膨張体を内蔵するセンサケースを備え、この熱膨張体の膨張・収縮に伴う体積変化により弁体の開閉を行って、冷却液を所定の温度に保持する機能とするものである。
【0003】
従来のサーモスタット装置の例としては図7に示すものがあるが、このサーモスタット装置1Aは、2つの部材で構成された弁ハウジング31,32内に弁体の駆動部であるサーモスタット作動部30を備えている。このサーモスタット作動部30は弁ハウジング32に固持されるとともに、サーモスタット作動部30に内装する作動ピストン9によって第一の弁体33と第二の弁体35(バイパスバルブ)を作動させ、メイン通路34とバイパス通路36を制御する。
サーモスタット作動部30のハウジング37は、ホルダ39によって保持されており、このホルダ39はハウジング37における前記作動ピストンが突出する側と反対側の端部をキャップ状に包囲している。キャップ状のホルダ39は弁ハウジング32に支持されている。
【0004】
第一の弁体33にはその断面がポット状の中央領域が設けられており、その中央部にサーモスタット作動部30が配置されている。この中央領域は第一の弁体33が閉弁位置においてはホルダ39と伴にメイン通路34を遮断状態とする。サーモスタット作動部30の図示しない作動ピストンの軸方向延長線上にはボルト38が設けられており、このボルト38上に滑りガイドによって第二の弁体35(バイパスバルブ)が取りつけられバイパス通路36を開閉する。第二の弁体35(バイパスバルブ)はバネ部材41により付勢されている。第一の弁体33はバネ部材40により付勢されており、このバネ部材40は弁ハウジング31に支持されている。
【0005】
このような構成のサーモスタット装置1Aは、エンジンからの冷却液がスリーブ42から流入するとバイパス通路36からエンジンへの循環、あるいはスリーブ43を経由してラジエータへ循環するように配置されている。
エンジン始動時の暖気前には冷却水は低温であるために、バイパス36から流入した冷却水は直接エンジンに戻される。
暖気運転後に冷却水が所定の温度に到達すると、ハウジング37内のワックスがこの温度により膨張してサーモスタット作動部30の図示しない作動ピストンを伸張させる。この作動ピストンの伸張によって第一の弁体33はバネ部材40の付勢力に抗して下降しメイン通路34を遮断状態から開放状態とするとともに第二の弁体35(バイパスバルブ)はバイパス通路36を遮断する。そのためにスリーブ42から流入した冷却水はスリーブ43を経由してラジエータへ流入する。
【0006】
なお、ハウジング37内のワックスを強制的に膨張させるためにハウジング37に加熱部位44を設けるとともにこの加熱部位44を弁ハウジング32より突出させて過熱素子45を接続させる構造のものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来のサーモスタット装置1Aは、冷却水の感温部であるハウジング37が冷却液通路内に配置されているためにスリーブ42から流入する冷却水の通水抵抗は大きくなり、そのために冷却水を強制循環させるウォーターポンプの小型化は困難であった。
また、エンジン始動時の暖気運転時にはエンジンからの冷却水とラジエータからの冷却水がハウジング37近傍で混合状態となってハンチング現象が生ずる場合もあり、このような現象が生ずるとエンジンへ流入する冷却水温度が安定せず燃費の向上を図ることや冷却水の即暖化を図ることもが困難となる。防止策としては感温部であるハウジング37の直前で冷却水をミキシングするために弁ハウジング32の構造の工夫やジャマ板と称されるような整流板を取りつける必要があった。
さらには、入り口制御としてサーモスタット装置1Aを配置した場合にはエンジンから流入する冷却水を感知することもあり、そのためにオーバーシュト等の誤動作を起こす場合もあった。
【0008】
そこで、本発明に係るサーモスタット装置はこれらの問題点に鑑みなされたものであってその目的とするところは、エンジン始動時にあっても冷却水の即暖化が図れるとともに燃費向上が図れ、さらには冷却水の通水抵抗が小さなサーモスタット装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上のような問題点を解決するため、本発明に係るサーモスタット装置は、
本体にメイン弁体とボトム側にバイパス弁体を有するボトムバイパス形状のサーモスタット装置のハウジング内で、サーモエレメントのピストン先端に支持されるメインシャフトには、前記メイン弁体とバイパス弁体が支承されるとともに、前記サーモエレメントの感温部がラジエータ出口側からの冷却水に直接接触せずにエンジン出口側よりの一部の冷却水に接触して感温するように配置され、
前記感温部には発熱素子が装着され、冷却水温による前記メイン弁体及びバイパス弁体の開閉に加え、当該発熱素子の印加により弁体開閉の制御を自在とする構成とすることである。
【0010】
このような構成とすることにより、エンジン始動時の暖気運転時にはエンジンからの冷却水によるハンチング現象の防止を図ることができ、また燃費の向上や冷却水の即暖化を図ることができる。従って感温部であるハウジングの直前で冷却水をミキシングするために、弁ハウジングの構造的な改良や整流板を取りつける必要もない。
【0011】
また、前記ハウジングには、エンジン出口よりの一部の冷却水が流入する第1の流入スリーブと、ラジエータより冷却水が流入する第2の流入スリーブと、前記第1の流入スリーブよりの一部の冷却水をエンジン内部の冷却水メイン流路若しくはバイパス流路に流入させるサブ流路及びラジエータよりの冷却水がエンジン内部の冷却水メイン流路へ流出させるメイン流路が形成されていることである。
【0012】
このようにそれぞれの流路をハウジング内部に形成することによって、サーモスタット装置の内部構造の簡素化が図れるとともに、耐熱プラスティック等の樹脂素材によりハウジング自体を一体的に製造することができ、そのためサーモスタット装置のユニット化への対応が可能となる。
【0013】
また、バイパスバルブの上方にメインバルブを配置し、更に上方にサーモエレメントを配置するとともに、サーモエレメントと前記メインバルブの間に前記第1の流入スリーブを設けることである。
【0014】
このような構成とすることにより、サーモエレメントをハウジング内の冷却水通路内に配置する必要がなくなり、冷却水の通水抵抗が削減でき、サーモスタット装置の構造の簡素化が図れる。また前記スリーブ1の流量すなわちスリーブの直径を変化させ他の通路との流量比を変化させることにより前記サーモエレメントの応答性が容易に変更可能となる。また、発熱素子の発熱量とのバランスのバランスも容易に調整可能となる。
【0015】
また、前記サーモエレメントは、前記第1のスリーブからの冷却水が前記サーモエレメント感温部の一部にのみ接触するように配置するとともにとともに、シール部材を介して冷却水路外に発熱素子を設ける構成とするものである。
【0016】
このような構成とすることにより、サーモエレメントが感温する冷却水の量をハウジング内部構造を変更するのみで、容易に変更可能になるため、サーモエレメントの応答性が容易に変更可能となる。また、発熱素子の発熱量とのバランスのバランスも容易に調整可能となる。
さらに、発熱素子を冷却水通路外に配置することにより、電気的な信頼性の向上及びメンテナンスの向上が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
このような構成による本発明に係るサーモスタット装置の実施の形態について、添付する図面に沿って説明を行う。
【0018】
図1乃至図6は本発明に係るサーモスタット装置の実施の形態を示し、図1乃至図4は第1の実施の形態を、図5乃至図6は第2の実施の形態を示す。
【0019】
図1乃至図4に示す第1の実施の形態のサーモスタット装置1は、耐熱プラスチック等の樹脂素材により一体的に形成された本体のハウジング10と、エレメント4に内装され冷却液の感温部である図示しないワックスの膨張によってメイン弁体11とボトム側のバイパス弁体18を開閉するバルブ駆動部20により構成されている。ここで、ハウジング10とバルブ駆動部20の各々について詳細に説明する。
【0020】
(1)ハウジング10について
サーモスタット装置1のハウジング10は、前述の如く高温化した冷却水の温度に十分耐え得ることのできる耐熱プラスチック等の樹脂素材により射出成形加工されている。なお、用途により金属製でも可能である。
ハウジング10には、エンジン始動時に冷却水をサーモスタット装置1へ直接流入させるバイパススリーブ12と、エンジンの暖機運転後にラジエータからの冷却水をサーモスタット装置1へ流入させるメインスリーブ5と、バイパススリーブ12から流入しエレメント4の感温部の一部に接触した冷却水をエンジンへ流出させるためのサブ流路8及びラジエータからの冷却水をエンジンへ流出させるためのメイン流路3(図4を参照)が形成されている。
また、このハウジング10の内部には、バイパススリーブ12を経由して流入する冷却水がエレメント4の感温部の一部にのみ接触する位置とするように、エレメント4自体を保持可能となるような逆凹形状のエレメント格納部が成形されている。さらに、ハウジング10の外側部にはエレメント4を強制的に加熱させる発熱素子14への電源供給のためのコネクタ接続部13が形成されている。
【0021】
(2)バルブ駆動部20について
バルブ駆動部20は、冷却水の温度を感温して内装するワックスの膨張によりピストン9を伸張させる機構のエレメント4と、ピストン9の先端部に接続されるメインシャフト7と、このメインシャフト7に支承されるメイン弁体11とバイパス弁体18とから構成されている。
メインシャフト7のメイン弁体11とバイパス弁体18間には円盤状のフレーム16が固着されるとともに、このフレーム16とメイン弁体11間にはメイン弁体11を付勢するメインスプリング15が固着されている。また、メインシャフト7のフレーム16下部位置にはバイパス弁体18を付勢するようにバイパススプリング17が固着されている。なお、メイン弁体11の適宜位置にはジグルバルブ19が配置されていて、冷却水の注水時におけるエアー抜きの役割を果たす。
さらに、エレメント4の頭部にあって冷却水と接触しない箇所には発熱素子14が取りつけられているが、この発熱素子4に印加するとによりバルブ駆動部20を制御でき、エンジンの運転状況に応じて図示しないECUからの出力信号により、例えばエンジン負荷が大きくなった時に冷却水温度が高くなる場合に早く開弁、又は通常よりもリフト量を大きくしエンジンを冷やす等のエンジン自体の制御も可能となる。
なお、発熱素子4としてはニクロムヒータ、PTC素子、ペルチェ素子等のものがあるが、用途により選択することができる。
【0022】
(3)サーモスタット装置1の作用
エンジン始動時などの冷却水が冷たい場合、エンジン出口より流出した冷却水はサーモスタット装置1のハウジング10のバイパススリーブ12よりサーモスタット装置1内に流入する。サーモスタット装置1内に流入した冷却水はバルブ駆動部20のエレメント4に接触した後、バルブ駆動部20のバイパス弁体18がいわゆる開弁状態となっているためにエンジンブロックのバイパス流路を開放状態としているのでにサブ流路8を経由してエンジンブロックのバイパス側に直接流入する。一方エンジン出口より流出した冷却水はラジエータにも流入するが、このラジエータからの冷却水もメインスリーブ5よりサーモスタット装置1内部に流入する。ところがメイン流路3はメインスプリング15の付勢力により付勢されたメイン弁体11により遮断されているために、ラジエータからの冷却水はエンジンへの流出ができない状態となっている。このような状態が継続され、ラジエータを経由しない冷却水は早期に暖気される。所定の温度に冷却水が達するとこの冷却水の水温をエレメント4のワックスが感温して次第に膨張する。このワックスの膨張に伴ってピストン9が伸張し、ピストンに9を介して接続されるメインシャフト7も伸張する。メインシャフト7が伸張するとこのメインシャフト7に支承されるメイン弁体11はメインスプリング15の付勢力に抗して下降し遮断状態としていたメイン通路3を開放し、ラジエータからの冷却水をエンジンへ流出する。一方メインシャフト4の端部に支承されるバイパス弁体18はメインシャフト7の伸張に伴って他の一部のエンジンからの流路を遮断する。
なお、バイパススリーブ12よりの一部のエンジンからの冷却水の流入はサーモエレメントの感温のためにそのまま行われる。
【0023】
図5乃至図6に示すサーモスタット装置1は第2の実施の形態を示すものであるが、このサーモスタット装置1は第1の実施の形態で説明したサーモスタット装置1のバルブ駆動部20を同じ構造とするものの、ハウジング10のみをエンジンに直接取り付ける構造とするものとは異なものとしている。
上部ハウジング10Aに下部ハウジング10Bを取り付ける構造とするものであるが、このようにハウジングを構造とすることにより、エンジン構造とは関係無くどのようなタイプのエンジンにも取り付けが可能となる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明を行った本発明のサーモスタット装置1によれば次のような効果を奏する。
エレメントをハウジング内部に配置しないためにハウジング内部での冷却水の通水抵抗が削減できる。そのためサーモスタット装置の内部構造の簡素化が図れるとともに、耐熱プラスティック等の樹脂素材によりハウジング自体を一体的に製造することができ、サーモスタット装置のユニット化への対応が可能となる。
エンジン始動時の暖気運転時にはエンジンからの冷却水によるハンチング現象防止を図ることができ、また燃費の向上や冷却水の即暖化を図ることができる。
従って感温部であるハウジングの直前で冷却水をミキシングするために、弁ハウジングの構造的な改良や整流板を取りつける必要もなくなる。
【0025】
更に、加熱素子を設けることによりエンジン負荷や外気温に応じて、開弁温度を可変とすることが可能であり、又、加熱素子と素子への通電を行うハーネスを通路外に配置したので、シール性が良好となり漏電の危険もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーモスタット装置の第1の実施の形態を示す側面図である。
【図2】図1のサーモスタット装置の平面図である。
【図3】図2のA−A線における矢視断面図である。
【図4】図2のB−B線における矢視断面図である。
【図5】本発明に係るサーモスタット装置の第2の実施の形態を示す縦断面図である。
【図6】第2の実施の形態を示す断面図である。
【図7】従来のバイパス構造を有するポペットタイプのサーモスタット装置の断面図である。
【符号の説明】
1 サーモスタット装置
1A 従来のサーモスタット装置
3 メイン流路
4 エレメント
5 メインスリーブ
7 メインシャフト
8 サブ流路
9 ピストン
10 ハウジング
11 メイン弁体
12 ボルト(弁軸)
14 発熱素子
15 メインスプリング
17 バイパススプリング
18 バイパス弁体
20 バルブ駆動部

Claims (4)

  1. 本体にメイン弁体とボトム側にバイパス弁体を有するボトムバイパス形状のサーモスタット装置のハウジング内で、
    サーモエレメントのピストン先端に支持されるメインシャフトには、前記メイン弁体とバイパス弁体が支承されるとともに、前記サーモエレメントの感温部がラジエータ出口側からの冷却水に直接接触せずにエンジン出口側よりの一部の冷却水に接触して感温するように配置され、
    前記感温部には発熱素子が装着され、冷却水温による前記メイン弁体及びバイパス弁体の開閉に加え、当該発熱素子の印加により弁体開閉の制御を自在とすることを特徴とするサーモスタット装置。
  2. 前記ハウジングには、エンジン出口よりの一部の冷却水が流入する第1の流入スリーブと、ラジエータより冷却水が流入する第2の流入スリーブと、前記第1の流入スリーブよりの一部の冷却水をエンジン内部の冷却水メイン流路若しくはバイパス流路に流出させるサブ流路及びラジエータよりの冷却水がエンジン内部の冷却水メイン流路へ流出させるメイン流路が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のサーモスタット装置。
  3. バイパスバルブの上方にメインバルブを配置し、更に上方にサーモエレメントを配置するとともに、サーモエレメントと前記メインバルブの間に前記第1の流入スリーブを設けることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか1項に記載のサーモスタット装置。
  4. 前記サーモエレメントは、前記第1のスリーブからの冷却水が前記サーモエレメント感温部の一部にのみ接触するように配置するとともにとともに、シール部材を介して冷却水路外に発熱素子を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項にサーモスタット装置。
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